JPH0680910A - 磁性塗料用材料 - Google Patents

磁性塗料用材料

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JPH0680910A
JPH0680910A JP3246576A JP24657691A JPH0680910A JP H0680910 A JPH0680910 A JP H0680910A JP 3246576 A JP3246576 A JP 3246576A JP 24657691 A JP24657691 A JP 24657691A JP H0680910 A JPH0680910 A JP H0680910A
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明広 西村
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敬介 岩崎
Yasuyuki Tanaka
泰幸 田中
Hiroko Itamochi
弘子 板持
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細な鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末
が、磁性塗料を製造するに際して短時間裡に、且つ、容
易に優れた分散性を発揮することができ、しかも、空気
中の酸素による酸化が防止されて大きな飽和磁化と高い
保磁力を長時間に亘って維持することができる磁性塗料
用材料を工業的に得る。 【構成】 鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末、結合剤
樹脂及び有機溶剤からなる混練組成物において、固形分
量が65〜85重量%の割合であって、結合剤樹脂が鉄
を主成分とする合金磁性粒子粉末に対し5〜30重量%
の割合である混練組成物であり、しかも、鉄を主成分と
する合金磁性粒子に対する結合剤樹脂の脱着量が50%
以下であることからなる磁性塗料用材料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性塗料用材料として
用いられる混練組成物に関するものであり、詳しくは、
混練組成物中に含有されている鉄を主成分とする合金磁
性粉末が微細な、殊に、平均粒径0.2μm以下の粒子
であっても磁性塗料の製造に際して、短時間裡に、且
つ、容易に優れた分散性を発揮することができ、しか
も、空気中の酸素による酸化が可及的に防止されて大き
な飽和磁化と高い保磁力を長時間に亘って維持すること
ができる磁性塗料用材料を提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオ用、オーディオ用の磁気記
録再生用機器の長時間記録化、小型軽量化が激化してお
り、特に、昨今におけるVTR(ビデオ・テープ・レコ
ーダー)の普及は目覚ましく、長時間記録化並びに小型
軽量化を目指したVTRの開発が盛んに行われている。
一方においては、磁気記録媒体である磁気テープに対す
る高性能化、即ち、高記録密度及び出力特性の向上等の
要求が益々高まってきている。
【0003】磁気記録媒体のこれら諸特性は磁気記録媒
体に使用される磁性粒子粉末と密接な関係を有してお
り、近年においては、従来の酸化鉄磁性粒子粉末に比較
して高い保磁力と大きな飽和磁化を有する鉄を主成分と
する合金磁性粒子粉末が注目され、ディジタルオーディ
オテープ(DAT)、8mmビデオテープ、Hi−8テ
ープ並びにビデオフロッピー等の磁気記録媒体に使用さ
れ実用化されている。
【0004】しかしながら、これら鉄を主成分とする合
金磁性粒子粉末の特性改善の要求はとどまることがな
く、磁気記録媒体のノイズレベルの改良及び出力特性の
向上の面から、鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末が微
粒子であって、磁性塗料中における分散性が優れてお
り、しかも、空気中の酸素による酸化が可及的に防止さ
れて鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末が本来的に有し
ている大きな飽和磁化と高い保磁力を長時間に亘って維
持できることが要求される。
【0005】磁気記録媒体のノイズレベルは、使用され
る鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末の粒子サイズと密
接な関係があり、粒子サイズが小さくなればなる程ノイ
ズレベルが低くなって改良される傾向にあることが知ら
れており、近時、殊に、0.2μm以下の微細な鉄を主
成分とする合金磁性粒子粉末が要求されている。
【0006】一方、鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末
が微細化すればする程、鉄を主成分とする合金磁性粒子
粉末の磁性塗料中での分散性は低下し、その結果、得ら
れた磁性塗膜表面の平滑性が悪くなり、薄膜化が困難と
なる。そこで、微細な鉄を主成分とする合金磁性粒子粉
末であっても、磁性塗料の製造に際して短時間裡に、且
つ、容易に優れた分散性を発揮することができることが
要求されている。
【0007】従来、磁性塗料は、磁性粒子の分散性を改
良する為に、磁性粒子粉末、結合剤樹脂及び有機溶剤等
をボールミル、サンドグラインダー等の分散機を用いて
ビヒクル中に分散させるに先立ってあらかじめ高剪断力
を有するニーダー、プラネタリーミキサー、ディスパ
ー、二軸連続混練混合機等の混練機を用いて混練して混
練組成物とした後、プラネタリーミキサー、ディスパ
ー、ペイントコンディショナー、二軸型連続混練混合機
等の混練希釈機を用いて適当な固形分濃度に希釈するこ
とが行われている。(特開昭62−22867号公報、
特開昭64−79274号公報、特開昭64−7927
5号公報)
【0008】また、鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末
は、一般に、針状含水酸化第二鉄粒子粉末、該針状含水
酸化第二鉄粒子粉末を300℃未満で加熱脱水して得ら
れた針状ヘマタイト粒子粉末及び前記針状含水酸化第二
鉄粒子粉末を非還元性雰囲気下300℃以上で加熱処理
して得られた高密度化された針状ヘマタイト粒子粉末を
出発原料として用い、該出発原料を水素ガス流下で加熱
還元することにより得られ、次いで、酸素含有量を徐々
に増加させた不活性ガスを流す等周知の各種方法により
粒子表面に酸化被膜を生成させて空気中の酸素による酸
化に対して安定化させた後空気中へ取り出すことが行わ
れている。
【0009】しかしながら、粒子表面に酸化被膜が生成
されている鉄を主成分とする合金磁性粒子であっても、
空気中に取り出した後は、酸化被膜のみによっては空気
中の酸素による酸化を十分防止することができず、時間
の経過に伴って飽和磁化や保磁力が次第に低下し、ま
た、輸送中や保管中に発熱や発火が生起する恐れがあ
る。
【0010】特に、鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末
が微細化すればする程、粒子の表面活性が非常に大きく
なり空気中の酸素と急激に反応して発熱し、ひどい場合
には発火する等により飽和磁化や保磁力が急激に低下し
てしまう。
【0011】そこで、時間の経過に伴って飽和磁化や保
磁力が大幅に低下したり、発熱や発火等の危険性を伴う
鉄を主成分とする金属磁性粒子粉末は、該磁性粒子粉末
を有機溶剤で十分ぬらして缶等の金属製の容器に密封す
る方法や缶等の金属製の容器に前記磁性粒子粉末を入れ
不活性ガスをパージして密封する方法等により輸送や保
管を行うことが行われている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】鉄を主成分とする合金
磁性粒子粉末が微細粒子であっても、磁性塗料の製造に
際して短時間裡に、且つ、容易に優れた分散性を発揮す
ることができ、しかも、空気中の酸素による酸化が可及
的に防止されて高い保磁力と大きな飽和磁化を長期に亘
って維持できることは、現在最も要求されているところ
であるが、未だそのような諸要求を満たす方法は知られ
ていない。
【0013】即ち、周知の方法により得られた鉄を主成
分とする合金磁性粒子粉末は、微細、殊に0.2μm以
下であることによって空気中に取り出した後、時間の経
過に伴って空気中の酸素による酸化によって飽和磁化や
保磁力の大巾な低下は避けられず、また、磁性塗料の製
造に際しては、未だ十分な分散性が発揮されないでい
る。
【0014】また、前出公知の輸送、保管方法による場
合には、有機溶剤の使用による安全性の問題並びに包
装、荷扱い、輸送や保管のスペース等工業上、経済上の
問題があった。
【0015】そこで、本発明は、鉄を主成分とする合金
磁性粒子粉末が、平均粒径が0.2μm以下の微細な粒
子であっても磁性塗料の製造に際して短時間裡に、且
つ、容易に優れた分散性を発揮することができ、しか
も、空気中の酸素による酸化が可及的に防止されて大き
な飽和磁化と高い保磁力を長時間に亘って維持すること
ができることを技術的課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題は、次の
通りの本発明によって達成できる。
【0017】即ち、本発明は、鉄を主成分とする合金磁
性粒子粉末、結合剤樹脂及び有機溶剤からなる混練組成
物において、該混練組成物中における前記鉄を主成分と
する合金磁性粒子粉末及び前記結合剤樹脂からなる固形
分量が65〜85重量%の割合であって、且つ、前記結
合剤樹脂が前記鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末に対
し5〜30重量%の割合である混練組成物であり、しか
も、下記測定方法において測定した混練組成物中に含有
されている鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末に対する
結合剤樹脂の脱着率が50%以下であることからなる磁
性塗料用材料である。 混練組成物の一部を採取して有機溶剤を揮発した後
残留する固形分量を定量し、この固形分量の重量と混練
組成物を混練する時の配合量から計算して求めた固形分
量に対する有機溶剤の配合比率とから、混練組成物中の
鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末の重量が10gにな
るような混練組成物の所定量を下記式に従ってあらかじ
め計算により求める。 所定量の混練組成物=鉄を主成分とする合金磁性粒子粉
末+結合剤樹脂+有機溶剤=10g+(固形分量(g)
−10g)+固形分量(g)×有機溶剤の配合比率 計算により求めた混練組成物の所定量を採取し、3
mmφのスチールボール120gとともに100mlの
ポリビンに入れる。 上記100mlのポリビン中に、固形分濃度が20
%となる様に混合有機溶剤(メチルエチルケトン:シク
ロヘキサノン=1:1)を添加、調整し、次いで、ペイ
ントコンディショナーで6時間分散して磁性塗料を得
る。 磁性塗料を10000rpmで30分間遠心分離器
にかけ、固形分と上澄液とに分離する。 上澄液を定量し、次いで上澄液を蒸発乾固した後に
残留する蒸発乾固分を定量することにより鉄を主成分と
する合金磁性粒子粉末から脱着した結合剤樹脂の量を求
める。 脱着した結合剤樹脂量=(混練組成物中の有機溶剤量+
添加した有機溶剤量)×(蒸発乾固分量/上澄液の重
量) 所定量の混練組成物中の結合剤樹脂量に対し、脱着
した結合剤樹脂量を百分率で求め、結合剤樹脂の脱着率
とする。及び鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末、結合
剤樹脂及び有機溶剤からなる混練組成物において、該混
練組成物中における前記鉄を主成分とする合金磁性粒子
粉末及び前記結合剤樹脂からなる固形分量が65〜85
重量%の割合であって、且つ、前記結合剤樹脂が前記鉄
を主成分とする合金磁性粒子粉末に対し5〜30重量%
の割合であり、しかも、鉄を主成分とする合金磁性粒子
粉末に対する結合剤樹脂の脱着率が50%以下である混
練組成物が、耐酸性、耐水性及び耐溶剤性を有するプラ
スチックフィルムによって真空包装されていることから
なる磁性塗料用材料である。
【0018】次に本発明実施にあたっての諸条件につい
て述べる。
【0019】本発明における鉄を主成分とする合金磁性
粒子粉末は、ノイズレベルを改良する為に好適である平
均粒径0.2μm以下の微細な粒子が用いられる。鉄を
主成分とする合金磁性粒子粉末の下限値は0.05μm
であり、0.05μm未満になると本発明の目的を達成
することが困難となる。
【0020】鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末は、該
粒子の諸特性を向上させる為に通常使用されるB、C
o、Ni、Al、P、Si等の一種又は二種以上を含有
するか又はこれら元素の化合物によって被覆されていて
もよく、また、その形状は、針状、紡錘状、立方状等の
いずれであってもよい。
【0021】本発明における結合剤樹脂としては、現
在、磁気記録媒体の製造にあたって汎用されている塩化
ビニル酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル酢酸ビニルマレ
イン酸ウレタンエラストラマー、ブタジエンアクリロニ
トリル共重合体、ポリビニルブチラール、ニトロセルロ
ース等セルロース誘導体、ポリエステル樹脂、ポリブタ
ジエン等の合成ゴム系樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリイソシアネートポリマー、電子線硬化型アク
リルウレタン樹脂等とその混合物を使用することができ
る。
【0022】また、近年、従来から広く使用されている
OH基を持つ樹脂に代えてより強い極性官能基を有する
樹脂、即ち、COOH基、SO4 M(Na、K、H)、
OPO3 2 基等の親水基を持つ樹脂が使用されている
が、これらの結合剤樹脂についても優れた分散性を示す
ことを確認している。
【0023】本発明における有機溶剤としては、トルエ
ン、キシレン等の芳香族類、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、テトラヒドロ
フラン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエス
テル類の一種又は二種以上を使用することができる。
【0024】本発明における混練組成物中における鉄を
主成分とする合金磁性粒子粉末及び結合剤樹脂の固形分
濃度は、65〜85重量%、好ましくは、67〜80重
量%である。65重量%未満の場合には、混練組成物の
粘度が極端に低くなり、磁性粒子の分散に必要な剪断応
力が働かない。85重量%を越える場合には、磁性粒子
の粒子表面が溶剤や結合剤樹脂によって十分濡れず、混
練組成物中における磁性粒子の分布が不均一になる。
【0025】本発明における混練組成物中の鉄を主成分
とする合金磁性粒子粉末に対する結合剤樹脂の量は、5
〜30重量%である。5重量%未満の場合には、鉄を主
成分とする磁性粒子粉末を分散させる為に必要とされる
結合剤樹脂の十分な表面吸着が得られず、得られる磁性
塗料中の磁性粒子粉末は分散不良となる。30重量%を
越える場合には、磁性塗料中における鉄を主成分とする
磁性粒子粉末の分散は十分であるが、磁性に関与しない
結合剤樹脂により塗膜の飽和磁束密度が低下する。
【0026】本発明における混練組成物中に含有されて
いる鉄を主成分とする合金磁性粒子に対する結合剤樹脂
の脱着率は50%以下である。50%を越える場合に
は、鉄を主成分とする合金磁性粒子に対する結合剤樹脂
の吸着が弱く、且つ、緻密な連続被膜の形成が困難とな
る為、空気中の酸素による酸化が生起して大きな飽和磁
化と高い保磁力を長期的に亘って維持することができな
い。プラスチックフィルムによって真空包装して長期に
亘る輸送や保管をしようとすれば45%以下が好まし
い。
【0027】本発明における混練組成物中には磁性塗料
を製造する際に通常用いられる分散剤、潤滑剤、研磨
剤、カーボンブラック等の帯電防止剤等が加えられてい
てもよい。
【0028】本発明におけるプラスチックフィルムとし
ては、耐酸性、耐水性及び耐溶剤性を有していればよ
く、具体的には、ポリ塩化ビニリデン、塩酸ゴム、高密
度ポリエチレン、硬質塩化ビニル、防湿セロファン、ポ
リエステル、ポリカーボネート、ナイロン、ポリプロピ
レン、ビニロン等の単層フィルム及びこれらの2種以上
の積層フィルム等が用いられる。また、必要により、こ
れらフィルムに金属箔を付加した積層フィルム等も使用
できる。
【0029】本発明における真空包装は、包装した後に
内部の気体を抜く方法、ヒートシールしながら内部の気
体を抜く方法等、周知の方法によって行うことができ、
真空度は10Torr以下程度が好ましい。
【0030】本発明における混練組成物は、鉄を主成分
とする合金磁性粒子粉末、結合剤樹脂及び有機溶剤を、
容器と該容器内部に配備されている回転可能な並行に軸
受された二本の攪拌軸とからなり、該攪拌軸がスクリュ
ー部分と前記攪拌軸に装着されたパドル部分とを交互に
有している二軸型連続混練混合機を用いて混練すること
により混練組成物とする磁性塗料用材料の製造法におい
て、前記攪拌軸の軸長と軸径との比が25以上であっ
て、前記容器の壁と前記パドル端とのクリアランスが
0.25mm以下である二軸型連続混練混合機を用いる
ことによって得られる。
【0031】前記混練組成物の製造にあたり、鉄を主成
分とする合金磁性粒子粉末、結合剤樹脂及び有機溶剤の
混練は、これら原料を同時に混練する方法、あらかじめ
調整した結合剤樹脂を含む有機溶媒と鉄を主成分とする
合金磁性粒子粉末とを混練する方法、あらかじめ鉄を主
成分とする合金磁性粒子粉末と有機溶剤とを混合した
後、結合剤樹脂を添加して混練する方法等いずれの方法
でもよいが、あらかじめ調整した結合剤樹脂を含む有機
溶媒と鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末とを混練する
方法が好ましい。
【0032】前記混練組成物の製造にあたり使用される
二軸型連続混練混合機において、混練作用は主として一
対のパドルで行われ、スクリューは主として送りの作用
を行う。
【0033】二軸型連続混練混合機の攪拌軸の軸長と軸
径との比は25以上、好ましくは30以上である。攪拌
軸の軸長と軸径との比が25未満の場合には、本発明の
目的とする磁性塗料用材料を製造することができない。
【0034】容器壁とパドル端のクリアランスは0.2
5mm以下、好ましくは、0.2mm、更に好ましく
は、0.18mm以下である。容器の壁とパドル端のク
リアランスが0.25mmを越える場合には、本発明の
目的とする磁性塗料用材料を製造することができない。
【0035】二軸型連続混練混合機としては、市販の
(株)栗本鉄工所製のKEXN−30、KEXN−4
0、KEXN−50、KEXN−65、KEXN−8
0、KEXN−100、KEXN−125、KEXN−
160が使用できる。
【0036】二軸型連続混練混合機を用いて得られた混
練組成物は、平均径1〜20mm程度の柱状や粒状の形
状をなす。
【0037】分散の困難なカーボンブラックは、混練時
に最初から添加しておくことが好ましく、また、磁性粒
子と磁性粒子の間隙に存在することによって磁性粒子相
互のすべりがよくなるという効果も得られる。
【0038】尚、従来、磁性粒子粉末、結合材樹脂及び
有機溶剤の混練にあたり二軸型連続混練混合機を用いる
ものとして前出特開昭64−79274号公報及び特開
昭64−79275号公報記載の方法があるが、この二
軸型連続混練混合機は攪拌軸の軸長と軸径との比が25
以下であって、容器の壁とパドル端のクリアランスが
0.5mm以上であり、本発明の目的を達成することは
出来ない。
【0039】
【作用】先ず、本発明において最も重要な点は、下記測
定方法において測定した結合剤樹脂の脱着率が50%以
下である鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末は、微細
な、殊に、0.2μm以下の粒子であっても磁性塗料の
製造に際して短時間裡且つ容易に優れた分散性を発揮す
ることができ、しかも、空気中の酸素による酸化が可及
的に防止されて大きな飽和磁化と高い保磁力を長期に亘
って維持することができるという事実である。
【0040】結合剤樹脂の測定方法は、以下に示す方法
である。 混練組成物の一部を採取して有機溶剤を揮発した後
残留する固形分量を定量し、この固形分量の重量と混練
組成物を混練する時の配合量から計算して求めた固形分
量に対する有機溶剤の配合比率とから、混練組成物中の
鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末の重量が10gにな
るような混練組成物の所定量を下記式に従ってあらかじ
め計算により求める。 所定量の混練組成物=鉄を主成分とする合金磁性粒子粉
末+結合剤樹脂+有機溶剤=10g+(固形分量(g)
−10g)+固形分量(g)×有機溶剤の配合比率 計算により求めた混練組成物の所定量を採取し、3
mmφのスチールボール120gとともに100mlの
ポリビンに入れる。 上記100mlのポリビン中に、固形分濃度が20
%となる様に混合有機溶剤(メチルエチルケトン:シク
ロヘキサノン=1:1)を添加、調整し、次いで、ペイ
ントコンディショナーで6時間分散して磁性塗料を得
る。 磁性塗料を10000rpmで30分間遠心分離器
にかけ、固形分と上澄液とに分離する。 上澄液を定量し、次いで上澄液を蒸発乾固した後に
残留する蒸発乾固分を定量することにより鉄を主成分と
する合金磁性粒子粉末から脱着した結合剤樹脂の量を求
める。 脱着した結合剤樹脂量=(混練組成物中の有機溶剤量+
添加した有機溶剤量)×(蒸発乾固分量/上澄液の重
量) 所定量の混練組成物中の結合剤樹脂量に対し、脱着
した結合剤樹脂量を百分率で求め、結合剤樹脂の脱着率
とする。
【0041】上記結合剤樹脂の脱着率の測定方法におい
て、有機溶剤としてメチルエチルケトン:シクロヘキサ
ノン=1:1の混合有機溶剤を使用したのは、該混合有
機溶剤が磁気記録媒体用の磁性塗料を製造する時に最も
広く使用されている代表的な有機溶剤であるからであ
る。
【0042】本発明における混練組成物中の鉄を主成分
とする合金磁性粒子粉末が磁気塗料の製造に際して優れ
た分散性を発揮することができ、しかも、長期に亘り磁
気的、化学的に安定な理由について、本発明者は、微細
な、殊に0.2μm以下の鉄を主成分とする合金磁性粒
子粉末であっても粒子1個1個の表面が有機溶剤で十分
ぬらされており、且つ、結合剤樹脂の吸着が強固で、且
つ、緻密な連続被覆が形成されているためであろうと考
えている。
【0043】本発明において得られる磁性塗料用材料
は、後出実施例に示す通り、分散性について言えば、4
5°の光沢度は6時間分散の時120%以上、12時間
分散の時125%以上、表面粗度は、中心線平均粗さ
(Ra)が27.0nm以下、自乗平均粗さ(RMs)
が35.0nm以下が得られており、酸化安定性につい
て言えば、飽和磁化の経時変化率が8%以下、保磁力の
経時変化率が4%以下が得られている。
【0044】
【実施例】次に、後出実施例及び比較例並びに使用例に
より、本発明を説明する。尚、以下の実施例及び比較例
並びに使用例における磁性粒子粉末の長軸、軸比(長軸
径/短軸径)は、電子顕微鏡写真から測定した数値の平
均値で示した。磁性粒子粉末及び磁気記録媒体の磁気特
性は、「振動試料磁力計VSM−3S−15」(東英工
業(株)製)を使用し、外部磁場10KOeまでかけて
測定した。
【0045】S.F.D.の測定は、磁気測定器の微分
回路を使用して、磁気履歴曲線の減磁カーブの微分曲線
を得、この曲線の半値巾を測定し、この値を保磁力で徐
することにより求めた。
【0046】混練組成物中に含まれる鉄を主成分とする
合金磁性粒子粉末の空気中の酸素による酸化安定性、即
ち、経時変化率(%)は、製造直後の混練組成物と製造
直後の混練組成物を真空包装して温度60℃、相対湿度
90%の雰囲気下で7日間経過した後の混練組成物のそ
れぞれを用いて得られた塗布膜の飽和磁束密度値及び保
磁力値のそれぞれの変化を製造直後の飽和磁束密度値及
び保磁力値のそれぞれの値で徐することにより求めた。
【0047】塗膜組成の光沢度は、日本電色工業(株)
製の入射角45°のグロスメーターで測定した値であ
り、標準板光沢を86.3%とした時の値を%表示で示
したものである。
【0048】塗布膜の表面粗度は、表面粗さ計サーフコ
ム570A((株)東京精密製)を用いてJIS B0
601に従って表面荒さを測定した。表面荒さは「中心
線平均粗さ(Ra)」及び「自乗平均粗さ(RMS)」
で示した。
【0049】<混練組成物の製造> 実施例1〜5 比較例1〜6; 実施例1 攪拌軸の軸長と軸径との比が38であって、容器の壁と
パドル端とのクリアランスが0.15mmである二軸型
連続混練混合機「KEXN−30」((株)栗本鉄工所
製)を用いて、長軸0.15μm、軸比(長軸径:短軸
径)8.0、保磁力1590 Oe、飽和磁化135e
mu/gの鉄を主成分とする針状合金磁性粒子粉末10
Kgと平均径26nmのカーボンブラック#3250
(三菱化成(株))0.3Kgとの混合粉末を粉体供給
口より3.83Kg/時間の速度で、また、濃度17.
1%の樹脂液(メチルエチルケトン(MEK):シクロ
ヘキサノン=1:1)MR−110(日本ゼオン(株)
製)を液側供給口より2.17Kg/時間の速度で連続
的に供給し、混練混合を行い、固形分濃度70重量%の
ペレット状混練組成物を得た。
【0050】上記混練組成物500gをポリ塩化ビニリ
デン系フィルム(シコペレン35EHL:中国レジン
(株)製)を用いて、真空ポンプで脱気を行ない内圧が
10Torr以下になるまで減圧した後、ヒートシール
を行なって混練組成物の真空パックを得た。
【0051】実施例2〜5、比較例1〜6; 鉄を主成分とする針状合金磁性粒子粉末の量、カーボン
ブラックの量、樹脂液の種類、混練機の種類及び混練時
間を種々変更した以外は実施例1と同様にして混練組成
物を得た。この時の主要製造条件を表1に示す。
【0052】<混練希釈物の製造> 使用例1〜14 使用例1 実施例1で得られた混練組成物19.4g(組成:鉄を
主成分とする針状金属磁性粒子粉末:12g、樹脂:
1.44g、カーボンブラック:0.36g、メチルエ
チルケトンとシクロヘキサノンの混合溶剤(混合割合
1:1):5.6g)と前記混合溶剤:8.2gとをペ
イントコンディショナー(東洋精機(株))に連続的に
供給し、混練混合を行ない、固形分濃度50重量%の混
練希釈物を得た。
【0053】使用例2〜14 混練組成物の種類及び量、添加する有機溶剤の量、混練
希釈機の種類並びに混練希釈時間を種々変化させた以外
は、使用例1と同様にして混練希釈物を得た。この時の
主要製造条件を表2に示す。
【0054】<磁性塗膜の製造> 使用例15〜28; 使用例15 使用例1で得られた混練希釈物27.6gと下記組成の
磁性塗料となる様な割合の副原料とを1.5mmφのガ
ラスビーズ95gとともに140mlのガラスびんに添
加し、ペイントコンディショナーで12時間分散させ
た。
【0055】尚、分散を開始した後、6時間経過後の混
練物の一部を抜き取り、下記と同様にして製造された磁
性塗膜の光沢度は123%であり、短時間裡に分散され
ることが認められた。
【0056】前記磁性塗料をアプリケーターを用いてP
ETフィルムに塗布した後、配向、乾燥し、次いで1/
2インチ幅にスリットした後、60℃で24時間硬化さ
せて磁性塗膜を製造した。
【0057】 磁性塗料の組成 鉄を主成分とする針状合金磁性粒子粉末 12g 樹脂 2.88g カーボンブラック 0.36g アルミナ 1.2g 潤滑剤 0.3g 硬化剤 0.6g MEK 20.23g トルエン 12.14g シクロヘキサノン 8.09g
【0058】上記磁性塗膜の保磁力は1559 Oe、
角型は0.85、配向度は2.95、飽和磁束密度は3
690Gauss、残留磁束密度は3140Gauss
及びS.F.D.は、0.493であり光沢は139
%、表面粗度はRaが25.8nm、RMsが32.0
nmであった。
【0059】また、混練組成物中の鉄を主成分とする合
金磁性粒子粉末は、飽和磁束密度の経時変化率が−6.
8%で、保磁力の経時変化率が−3.2%であり、酸化
安定性が優れていることが認められた。
【0060】使用例16〜28 混練希釈物の種類を種々変化させた以外は、使用例15
と同様にして磁性塗膜を製造した。この時の主要製造条
件及び磁性塗膜の諸特性を表3に示した。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
【0064】
【発明の効果】本発明に係る磁性塗料用材料は、前出実
施例に示した通り、混練組成物中の鉄を主成分とする合
金磁性粒子1個1個の粒子表面が有機溶剤で十分ぬらさ
れており、且つ、粒子表面への結合剤樹脂の吸着が強固
であり、且つ、緻密な連続被膜が形成されているので、
混練組成物中に含有される鉄を主成分とする合金磁性粒
子粉末が微細な粒子であっても磁性塗料の製造に際して
短時間裡に、且つ、容易に優れた分散性を発揮すること
ができ、しかも空気中の酸素等による酸化が十分防止さ
れて、大きな飽和磁化と高い保磁力を長期間に亘って保
持できるので高密度記録及び高出力特性用材料として最
適である。また、本発明に係る磁性塗料用材料は、混練
組成物中に含まれる鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末
が空気中の酸素等による酸化が十分防止されたものであ
るから、耐酸性、耐水性及び耐溶剤性を有するプラスチ
ックフィルムによる真空包装のみで輸送、保管が可能と
なり、特に、海外への輸出に際しては経済的、工業的な
効果が極めて大きいものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 泰幸 広島県広島市中区舟入南4丁目1番2号戸 田工業株式会社創造センター内 (72)発明者 板持 弘子 広島県広島市中区舟入南4丁目1番2号戸 田工業株式会社創造センター内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末、結
    合剤樹脂及び有機溶剤からなる混練組成物において、該
    混練組成物中における前記鉄を主成分とする合金磁性粒
    子粉末及び前記結合剤樹脂からなる固形分量が65〜8
    5重量%の割合であって、且つ、前記結合剤樹脂が前記
    鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末に対し5〜30重量
    %の割合である混練組成物であり、しかも、下記測定方
    法において測定した混練組成物中に含有されている鉄を
    主成分とする合金磁性粒子に対する結合剤樹脂の脱着率
    が50%以下であることを特徴とする磁性塗料用材料。 混練組成物の一部を採取して有機溶剤を揮発した後
    残留する固形分量を定量し、この固形分量の重量と混練
    組成物を混練する時の配合量から計算して求めた固形分
    量に対する有機溶剤の配合比率とから、混練組成物中の
    鉄を主成分とする合金磁性粒子粉末の重量が10gにな
    るような混練組成物の所定量を下記式に従ってあらかじ
    め計算により求める。 所定量の混練組成物=鉄を主成分とする合金磁性粒子粉
    末+結合剤樹脂+有機溶剤=10g+(固形分量(g)
    −10g)+固形分量(g)×有機溶剤の配合比率 計算により求めた混練組成物の所定量を採取し、3
    mmφのスチールボール120gとともに100mlの
    ポリビンに入れる。 上記100mlのポリビン中に、固形分濃度が20
    %となる様に混合有機溶剤(メチルエチルケトン:シク
    ロヘキサノン=1:1)を添加、調整し、次いで、ペイ
    ントコンディショナーで6時間分散して磁性塗料を得
    る。 磁性塗料を10000rpmで30分間遠心分離器
    にかけ、固形分と上澄液とに分離する。 上澄液を定量し、次いで上澄液を蒸発乾固した後に
    残留する蒸発乾固分を定量することにより鉄を主成分と
    する合金磁性粒子粉末から脱着した結合剤樹脂の量を求
    める。 脱着した結合剤樹脂量=(混練組成物中の有機溶剤量+
    添加した有機溶剤量)×(蒸発乾固分量/上澄液の重
    量) 所定量の混練組成物中の結合剤樹脂量に対し、脱着
    した結合剤樹脂量を百分率で求め、結合剤樹脂の脱着率
    とする。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の混練組成物が耐酸性、耐
    水性及び耐溶剤性を有するプラスチックフィルムによっ
    て真空包装されていることを特徴とする磁性塗料用材
    料。
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