JPH0680906U - 圧入固定構造 - Google Patents

圧入固定構造

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JPH0680906U
JPH0680906U JP2722293U JP2722293U JPH0680906U JP H0680906 U JPH0680906 U JP H0680906U JP 2722293 U JP2722293 U JP 2722293U JP 2722293 U JP2722293 U JP 2722293U JP H0680906 U JPH0680906 U JP H0680906U
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JP
Japan
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press
fitting member
fitted
fitting
square hole
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Pending
Application number
JP2722293U
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English (en)
Inventor
直幸 本間
克典 小菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeco Corp
Original Assignee
Jeco Corp
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Publication date
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Publication of JPH0680906U publication Critical patent/JPH0680906U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧入部材の被圧入部材に対しての正確な位置
決めを図る。 【構成】 3は被圧入部材で、角柱状の圧入部材が圧入
される角穴31を有し、角穴31の内壁には、圧入され
た際、塑性変形するリブ32が設けられている。そし
て、リブ32は対向する内壁の一方の内壁33、34に
のみ設けられ、他方の内壁35、36には設けられてい
ない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種部品間同士の結合に採用される圧入固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の圧入固定構造を採用した時計を示し、(a)は正面図、(b)は (a)におけるB−B線断面図、図3は同じく要部を示し、(a)は被圧入部材 の要部底面図、(b)は圧入部材の拡大側面図である。 これらの図において、符号1で示すものは、時計であって、前面部に時計表示 部2と時計表示部2の時刻修正等を行うつまみ3が配設されている。
【0003】 時計1本体は、フロントケース4とリヤケース5とで構成され、これら両ケー ス4、5との間にはプリント基板6が配設されている。7はスイッチで、プリン ト基板6に半田8によって固定されている。
【0004】 前記つまみ3の底面中央部には、断面が正方形の角穴31が、めくら穴状に凹 設され、この角穴31の内壁には、断面半円状の微小リブ32が角穴31の奥方 に沿ってそれぞれ2条づつ突設されている。
【0005】 スイッチ7の上面部には、前記角穴31の断面形状とほぼ同一断面形状を有す る角柱状の頭部71が立設されている。したがって、頭部71の一辺の長さDは 、前記角穴31の対向する内壁に突設されたリブ32間の距離dよりもやや大に 形成されている。
【0006】 このような構成において、頭部71を角穴31内に圧入すると、リブ32が頭 部71によって押しつぶされて塑性変形し、この塑性変形によって頭部71が角 穴31内に堅固に固定される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の圧入固定構造においては、頭部71を角穴31 内に圧入する際に、頭部71によって押しつぶされるリブ32の押しつぶされる 量が、角穴31の対向する内壁間のリブによって必ずしも均一とならない場合が あり、このため、つまみ3がスイッチ7に偏心した状態で取付けられることとな り、プリント基板6とフロントケース4とは位置決めされているので、フロント ケース4のつまみ嵌挿孔とつまみ3とがずれ、外観意匠の劣化やつまみ3の円滑 な摺動操作が妨げられるといった種々の問題が発生していた。
【0008】 したがって、本考案は、上述した従来の問題に鑑みてなされたものであり、そ の目的とするところは、圧入部材が被圧入部材に対して正確な位置決めがなされ て圧入される圧入固定構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係る圧入固定構造は、角柱状の圧入部材 と、この圧入部材の断面とほぼ同一形状で内壁面に微小のリブが突設された角穴 を有する被圧入部材とからなり、前記角穴に圧入部材を圧入してこの圧入部材で 前記リブを塑性変形させて前記両部材を固定する圧入固定構造であって、前記角 穴の対向する内壁面の一方のみにリブを設ける。
【0010】
【作用】
本考案によれば、リブが設けられていない二つの内壁面は、互いに直行する面 となり、しかもこの両面は圧入部材によって塑性変形しないので、圧入部材はこ の両面を位置決め面として圧入固定される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係る圧入固 定構造における被圧入部材の要部底面図である。同図において、本考案に係る圧 入固定構造を構成する他の構成は上述した従来技術と同一なので省略している。 すなわち、本考案の特徴とするところは、被圧入部材であるつまみ3の角穴31 の対向する内壁面のうち一方、本実施例では内壁面33、34にのみリブ32を 設け、内壁面35、36にはリブを設けていない点にある。
【0012】 このような構成とすることにより、リブが設けられていない内壁面35、36 は平面状に形成されているので、頭部71を角穴31内に圧入した際に、これら 内壁面35、36は塑性変形せずに平面状を保ち、リブ32のみが押しつぶされ て塑性変形する。したがって、塑性変形したリブ32によって、頭部71の二辺 が平面状の内壁面35、36に押圧されて密着する。
【0013】 しかも、これら内壁面35、36は互いに直行しているので、これら内壁面3 5、36をスイッチ7のつまみ3に対する位置決め面とすれば、頭部71は角穴 31に正確に位置決めして圧入固定され、したがって、スイッチ7につまみ3が 偏心しないで取付けられる。
【0014】 なお、本実施例では、スイッチ7をつまみ3に圧入固定した例を示したが、こ の実施例に限定されず、角柱状の圧入部材と角穴を有する被圧入部材であれば、 本考案が、各種部材間の圧入固定構造に適用できることは勿論である。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る圧入固定構造は、角柱状の圧入部材と、この 圧入部材の断面とほぼ同一形状で内壁面に微小のリブが突設された角穴を有する 被圧入部材とからなり、前記角穴に圧入部材を圧入してこの圧入部材で前記リブ を塑性変形させて前記両部材を固定するものであって、前記角穴の対向する内壁 面の一方のみにリブを設け、圧入部材を角穴に圧入した際に塑性変形するリブに よって、リブが設けられていない平面状に形成され、かつ直行する他の内壁面に 圧入部材の二辺を密着させるようにしたので、この他の内壁面を位置決め面とし て利用することができ、これによって、圧入部材が被圧入部材に対して偏心せず に正確に位置決めされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る圧入固定構造における被圧入部材
の要部底面図である。
【図2】(a)は従来の圧入固定構造を採用した時計の
正面図、(b)は(a)におけるB−B線断面図であ
る。
【図3】(a)は従来の圧入固定構造における被圧入部
材の拡大底面図、(b)は同じく圧入部材の側面図であ
る。
【符号の説明】
3 つまみ 7 スイッチ 31 角穴 32 リブ 71 頭部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角柱状の圧入部材と、この圧入部材の断
    面とほぼ同一形状で内壁面に微小のリブが突設された角
    穴を有する被圧入部材とからなり、前記角穴に圧入部材
    を圧入してこの圧入部材で前記リブを塑性変形させて前
    記両部材を固定する圧入固定構造であって、前記角穴の
    対向する内壁面の一方のみにリブを設けたことを特徴と
    する圧入固定構造。
JP2722293U 1993-04-27 1993-04-27 圧入固定構造 Pending JPH0680906U (ja)

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JP2722293U JPH0680906U (ja) 1993-04-27 1993-04-27 圧入固定構造

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JP2722293U JPH0680906U (ja) 1993-04-27 1993-04-27 圧入固定構造

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JPH0680906U true JPH0680906U (ja) 1994-11-15

Family

ID=12215079

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JP2722293U Pending JPH0680906U (ja) 1993-04-27 1993-04-27 圧入固定構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017207154A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 住友電装株式会社 ハウジング及び圧入部材の圧入方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017207154A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 住友電装株式会社 ハウジング及び圧入部材の圧入方法

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