JPH0680491B2 - 有限体の演算回路 - Google Patents

有限体の演算回路

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JPH0680491B2
JPH0680491B2 JP58248204A JP24820483A JPH0680491B2 JP H0680491 B2 JPH0680491 B2 JP H0680491B2 JP 58248204 A JP58248204 A JP 58248204A JP 24820483 A JP24820483 A JP 24820483A JP H0680491 B2 JPH0680491 B2 JP H0680491B2
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    • H03M13/15Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes
    • H03M13/151Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes using error location or error correction polynomials

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は,エラー訂正符号の符号器,複号器に適用さ
れる有限体の演算回路に関する。
「背景技術とその問題点」 デイジタルビデオ信号,デイジタルオーデイオ信号など
を記録再生する時に,エラー訂正符号として,隣接符
号,リードソロモン符号などが実用化されている。これ
らのエラー訂正符号の符号器では,パリテイデータ(冗
長データ)の発生がなされ,複号器では,パリテイデー
タを含む受信語からシンドロームを発生し,このシンド
ロームを用いてエラー訂正がなされる。このパリテイ発
生回路,シンドローム発生回路及びエラー訂正回路のハ
ードウエアとして,有限体の演算回路が用いられる。有
限体とは,次数mの概約多項式P(x)から導かれたpm
個の元を有する体であり,エラー訂正符号については,
(p−2)の場合が重要であり,したがつて,この発明
は,(p−2)の有限体に適用される。
符号器及び復号器に用いられる従来の有限体の演算回路
は,有限体の元の乗算を行なう場合,例えば(αi・α
j)の場合,αiをROMに入力し指数iを得,同様にα
jをROMに入力し,指数jを得,加算回路により,(i
+j)を発生し,この指数(i+j)をROMに入力し,
αi+jに変換するような処理を行なつていた。有限体(G
F2m)の演算において,加算(減算は加算と同じ)は,
エクスクルーシブORゲートにより簡単に実現できるが,
乗除算を行なうには,上述の例から明かなように,ROM及
びレジスタを多く必要とし,回路規模が大きくなる欠点
があつた。また,従来の有限体演算回路は,生成多項式
又は演算の種類ごとに専用のハードウエアの構成とさ
れ,汎用性を欠くものであつた。
「発明の目的」 したがつて,この発明の目的は,ROM,レジスタなどのメ
モリの必要量が減少され,回路規模が小さくされた有限
体の演算回路を提供することにある。
この発明の他の目的は,有限体の任意の元の乗算,除
算,べき乗などの演算を行なうことができる有限体の演
算回路を提供することにある。
この発明の更に他の目的は,エラー訂正符号の符号器及
び復号器に好適な有限体の演算回路を提供することにあ
る。
「発明の概要」 この発明は,有限体GF(2m)の元がベクトル表現された
mビツトの第1の入力をマトリクス表現の各要素に変換
し,このマトリクス表現の各要素と有限体GF(2m)の元
がベクトル表現されたmビツトの第2の入力とを乗算
し,第1及び第2の入力の乗算出力を有限体GF(2m)の
ベクトル表現で得るようにした有限体の演算回路であ
る。
「実施例」 この発明の一実施例の理解を容易とするため,以下に,G
F(2m)について説明する。
最初に生成多項式g(x)とGF(2m)上の元αiとの関
係を説明する。一例として,(g(x)=x4+x+1)
とする。この生成多項式g(x)の係数を降べきの順に
書くと(1,0,0,1,1)となる。この係数と対応して,フ
イードバツクループを有する第1図Aに示すシフトレジ
スタ回路を構成することができる。第1図Aにおいて,
初段のレジスタと次段のレジスタとの間に挿入された加
算回路は,(mod.2)の加算回路である。
このシフトレジスタ回路に,第1図Bに示すように,
(1000)を初期値として設定し,順次,シフト動作を行
なわせると,各レジスタの内容は,第1図Bに示すよう
に変化する。ここで,g(x)=0の根をα(=α)と
おくと,(α+α+1=0)から,(α=α+1)
である。したがつて,第1図Bに示すレジスタの内容の
変化は,下記に示すように,αのべき乗で表わされる。
α0:(1000) α8:(1010) α1:(0100) α9:(0101) α2:(0010) α10:(1110) α3:(0001) α11:(0111) α4:(1100) α12:(1111) α5:(0110) α13:(1011) α6:(0011) α14:(1001) α7:(1101) α15:(1000) α以上の元は,(α=α+1)の式を用いて,α0,
α12の線形結合として表現される。
つまり, α=α+1 α=α・α=α(α+1)=α+α α=α・α=α(α+1)=α+α α=α・α=(α+1)(α+1)=α+1 となる。このように,α〜αのベクトル表現を用い
て,α以上を表わすと,第1図Bに示す内容と同一に
なる。
次に,αとマトリクスTとの関係について説明する。随
伴行列Tは,(g(x)=x4+x+1)とする時に となるものである。第1図Bのαiを縦ベクトルとする
と, T=〔α123〕 の関係がある。T2となり,αiを使つて表現すると,T2=〔α234,
α〕となることが分かる。即ち, Ti=〔αi,αi+1,αi+2,αi+3〕 と表現できる。但し,(i=0,1,2,……14)で,i+1,i
+2,i+3は,(mod.15)で計算した値をとる。言い換
えると,Tiの第1列はαのベクトル表現αiと同一であ
る。
次に,(αi×αj=αi+j)について説明する。
ベクトル同士の乗算は不可能であるが,マトリクスとベ
クトルの乗算は可能である。しがつて,αiをマトリク
ス表現Tiに変換することにより乗算が可能となる。Tと
αの乗算は これより,(i=2)以上の場合 T×αi=T×α×αi-1=α×αi-1=αi+1 となり,一般に(Tαi=αi+1)ということが解る。
逆に,この関係から α=Tα=T2α=T3α=T4α という関係も成り立つ。一般(αi+j=Ti・αj)が成
立する。これらの検討から,αiとTiは,乗算の時は全
く同一視でき,(αi×αj)を計算するには,(Ti×
αj)を計算すれば良い。
前述のように,Ti=〔α1,αi+1,αi+2,αi+3〕と表現で
きるので,αiから他のベクトルを発生できれば,マト
リクスTiの全ての要素が分かつたことになるので,この
要素とαjを乗算すれば,(αi×αj)の乗算を実行
できる。
第2図は,ベクトル表現されたαをマトリクス表現T1
に変換する回路(但し,g(x)=x4+x+1)を示すも
のである。第1図Aに示すフイードバツクループを有す
るシフトレジスタ回路で,各レジスタαiをセツトし,3
回シフト動作させることで,αi+1,αi+2,αi+3を順次
発生することができる。したがつて,第2図における4
個のレジスタ1,2,3,4にαi例えばαを外部から取り
入れ,3回のシフト動作を行なうのと等価な接続によつ
て,入力のレジスタの出力と第2図において破線の位置
とに夫々マトリクスT1の各要素を同時に発生させること
ができる。即ち,レジスタ1〜4の出力を1ビツトずつ
下側にずらすと共に,このシフト後の最上位ビツト及び
最下位ビツトを(mod.2)の加算器22,23,24により加算
する構成とされる。
第3図は,この発明の一実施例の構成を示し,入力(LS
Bからa0,a1,a2,a3)としてαiが供給される。また,生
成多項式g(x)の係数giがレジスタ5,6,7の縦続接続
に供給され,各レジスタ5,6,7の夫々から係数g3,g2,g1
が取り出される。(g(x)=x4+x+1)の時は,
(g1=1,g2=g3=0)となる。係数g1がANDゲート8,11,
14に供給され,係数g2がANDゲート9,12,15に供給され,
係数g3がANDゲート10,13,16に供給される。
ANDゲート8,9,10の出力が夫々エクスクルーシプORゲー
ト(以下,EXORゲートと略す)22,32,42にその一方の入
力として供給される。ANDゲート11,12,13の出力がEXOR
ゲート23,32,43にその一方の入力として供給される。AN
Dゲート14,15,16の出力がEXORゲート24,34,44にその一
方の入力として供給される。各列ごとの3個のANDゲー
トの組には,前の列の夫々からMSBが共通に供給され
る。この各列ごとの3個のANDゲートは,生成多項式の
係数giのうちで,0のものが供給される時に常に0とな
り,1のものが供給される時にフイードバツクデータをEX
ORゲートに供給する。例えば(g1=1,g2=g3=0)の時
には,EXORゲート22,23,24が(mod.2)の加算器として動
作し,残りの他のEXORゲートは,単に入力を通過させる
だけである。
したがつて,前の列のMSBとEXORゲート22,23,24……,44
の各出力とは,入力a0〜a3と対応するマトリクスの全て
の要素を構成する。このマトリクス表現に変換された入
力と乗算される他のGF(2m)上の元は,入力b0,b1,b2,b
3として供給され,レジスタ51,52,53,54に取り込まれ
る。両者の乗算,即ち の出力をc0,c1,c2,c3とすると,これらは,下式のもの
となる。
c0=T11b0+T12b1+T13b2+T14b3 c1=T21b0+T22b1+T23b2+T24b3 c2=T31b0+T32b1+T33b2+T34b3 c3=T41b0+T42b1+T43b2+T44b3 上述の出力c0を発生するための乗算は,ANDゲート61,62,
63,64によつてなされ,加算は,EXORゲート65,66,67によ
つてなされ,EXORゲート67の出力がc0としてレジスタ101
に貯えられる。
また,出力c1を発生するための乗算は,ANDゲート71,72,
73,74によつてなされ,加算は,EXORゲート75,76,77によ
つてなされ,EXORゲート77の出力がc1としてレジスタ102
に貯えられる。同様に,ANDゲート81,82,83,84及びEXOR
ゲート85,86,87によつて形成された出力c2がレジスタ10
3に貯えられ,ANDゲート91,92,93,94及びEXORゲート95,9
6,97によつて形成された出力c3がレジスタ104に貯えら
れる。
以上のようにして,第3図に示す構成は,GF(2m)上の
ベクトル表現された2個の元の乗算を行ない,乗算出力
を発生すること並びに生成多項式g(x)を変更するこ
とが可能なものである。
上述のこの発明の一実施例において,(a0,a1,a2,a3
を入力Aとし,(b0,b1,b2,b3)を入力Bとし,(c0,
c1,c2,c3)を出力Cとすると,A入力として,αを供給
すれば,α・Bの出力Cを得ることができる。ここ
で,Nは,(0,1,2,……,2m−2)の中で任意に設定され
た値であり、テーブルが格納されたROMのアドレスとし
てNを供給することにより,αを形成できる。同様
に,他のROMにより,α-Nを発生し,α-N・Bの出力C
を形成でき,更に他のROMにより,α-iを発生し,α-i
・Bの出力Cを形成することができる。
第4図に示すこの発明の他の実施例は,第3図に示す乗
算回路を応用し,ROMを用いずに,上述のような種々の演
算を行なえるようにした演算回路である。
第4図において,111及び121は,ベクトル表現の入力デ
ータをマトリクスTの要素に変換する変換回路を示し,1
12及び122は,変換回路111及び121の入力が貯えられる
mビツトのレジスタを示す。変換回路111及び121には,
シフトレジスタ117から生成多項式の係数が供給され
る。シフトレジスタ117は,クロツクCKGによりシフト動
作を行なう。113及び123は,変換回路111及び121からの
マトリクスTの要素とベクトル表現のmビツトのデータ
のマトリクス乗算を行なう乗算ゲートである。この乗算
ゲート113及び123には,レジスタ114及び124からmビツ
トのデータが供給される。
レジスタ112への入力データは,マルチプレクサ115によ
り選択されたもので,マルチプレクサ115は,セレクト
信号S1により制御される。レジスタ114への入力データ
は,マルチプレクサ116により選択されたもので,マル
チプレクサ116は,セレクト信号S2により制御される。
同様に,レジスタ122及び124には,マルチプレクサ125
及び126により選択されたデータが供給される。これら
のマルチプレクサ125及び126は,セレクト信号S3及びS4
により制御される。乗算ゲート113の乗算出力がEXORゲ
ート118に供給されると共に,乗算ゲート123の乗算出力
がANDゲート119を介してEXORゲート118に供給される。A
NDゲート119には,制御信号SAが供給され,この制御信
号SAが1の時に,乗算ゲート113及び乗算ゲート123の両
者の出力の(mod.2)の加算出力が出力信号Cとして取
り出される。制御信号SAが0の時には,乗算ゲート113
の出力が出力信号Cとなる。
マルチプレクサ115,116,125,126の夫々の一方のmビツ
トの入力データとして,E,A,F,Bが供給される。マルチプ
レクサ115,116,125の夫々の他方の入力データとして,
出力データCがフイードバツクされる。更に,マルチプ
レクサ126の他方の入力データとして,乗算ゲート123の
乗算出力がフイードバツクされる。乗算ゲート123の出
力が出力データPとして取り出される。
第4図に示す演算回路において,セレクト信号S1〜S4
び制御信号SAによつて設定される演算モードについて説
明する。
最初に,セレクト信号S1,S2,S3,S4を全て0とし,制御
信号SAを1とした時の演算モードについて説明する。こ
の場合では,マルチプレクサ115,116,125,126の夫々に
よつて,入力データE,A,F,Bが選択され,ANDゲート119を
介して乗算ゲート123の乗算出力がEXORゲート118に供給
される。したがつて,変換回路111及び121の夫々のマト
リクスをT1及びT2とすると,(C=T1A+T2B)の出力デ
ータCが得られる。入力データE及びFを夫々αi,αj
とすると,(T1=Ti・T2=Tj)となり,したがつて, C=Ti・A+Tj・B という演算を行なうことができる。この演算は,パリテ
イ発生や,エラー訂正回路を実現するうえで必要とされ
る。
第2に,βの演算について説明する。一般のべき数N
は,2進数で与えられるので,(m=4)のGF(24)上で
考えるとすると,べき数Nは N=n0・20+n1・21+n2・22+n3・23 として表わすことができる。したがつて,βの演算は (但し,n0,n1,n2,n3は0又は1である。)として計算で
きる。したがつて,与えられたβからβ24を形
成し,べき数に従つて累積演算をすれば良い。
このβの演算を行なう時の動作を第5図を参照して説
明する。第5図Aは,演算回路のクロツクを示し,t1,t2
の時刻まで,セレクト信号S1及びS2は,第5図B及び第
5図Cに示すように,0とされる。入力データEとして4
ビツトのデータβが入力され,入力データA,F,Bとし
て,α(=1000)が入力される。そして,時刻t3から
セレクト信号S1及びS2が1とされ,計算が始められる。
第5図D及び第5図Eに夫々示すように,マルチプレク
サ115及び116から入力データβ及びαが出力され,レ
ジスタ112及び114からは,第5図F及び第5図Gに夫々
示すように,1クロツク遅れてこれらのデータが出力され
る。時刻t3では,レジスタ112の出力がβとなり,レジ
スタ114の出力がαとなる。制御信号SAが0とされて
おり,乗算ゲート113の出力βがマルチプレクサ115及び
116を通りレジスタ112及び114にフイードバツクされる
ので,時刻t4では,レジスタ112及び114の出力がβとな
る。次の時刻t5では,レジスタ112及び114の出力がβ
となり,以下,β46と変化する。第5図Hは,
乗算ゲート113の出力を示す。
この乗算ゲート113の出力がEXORゲート118を介してマル
チプレクサ125に供給される。マルチプレクサ125のセレ
クト信号S3は,第5図Iに示すように,指数Nの2進表
現(n0,n1,n2,n3)の夫々に対応して1クロツク毎に切
り替えられる。セレクト信号S3が0の時は,入力データ
F(=α)が選択され,セレクト信号S3が1の時は,
乗算ゲート113の出力データが選択される。したがつ
て,マルチプレクサ125の出力として,第5図Kに示す
ように, が順次現れ,レジスタ122の出力は,マルチプレクサ125
の出力が1クロツク遅らされた第5図Mに示すものとな
る。
セレクト信号S4は,第5図Jに示すように,時刻t4から
1とされ,時刻t4以降は,入力データB(=α)から
乗算ゲート123の出力を選択する状態となる。第5図L
は,マルチプレクサ126の出力を示し,このマルチプレ
クサ126の出力がレジスタ124に取り込まれ,レジスタ12
4から第5図Nに示す出力が現れる。時刻t4では,レジ
スタ122からの とレジスタ124からのαとが乗算ゲート123に供給さ
れ,第5図0に示す の出力データPが発生する。時刻t5では,乗算ゲート12
3への入力が となるので,乗算ゲート123の出力Pが となる。同様に,時刻t6・t7の夫々に乗算ゲート123に
供給される入力によつて,乗算ゲート123からは, の出力Pが得られる。図示せずも,出力データPをレジ
スタを介することで,クロツクと同期させ,時刻t8
は,βの値が出力される。
第3に,β-1の演算モードについて説明する。
GF(24)の有限体では,0でない任意の元βは β15=1 であるから, β-1=β14 である。つまり,(N=14)とすれば良く,N=(0111)
をセレクト信号S3として入力することにより,出力デー
タPとしてβ-1が出力される。一般に、mod.(2m−1)
の計算では,Nを−Nに変えたい時には,Nの2進表示の値
をすべて反転すれば良い。
したがつて,β-Nの第4の演算モードは,べき数Nの2
進表示を反転するだけで良いので,入力データEとして
βを供給し,入力データA,F,Bとしてαを供給し,セ
レクト信号S3として,反転されたべき数をLSBから順
次供給すれば,出力データPとしてβ-Nを得ることがで
きる。
第5の演算モード(β×γ,β-N×γ)について説明
する。これは,第2及び第3の演算モードと殆ど同じで
あるが,入力データBとして,αの代わりに,γを入
力すれば良い。
第6の演算モード(αi×γ,α-i×γ)について説明
する。この場合は,入力データEとしてαを供給し,入
力データA及びFとしてαを供給し,入力データBと
してγを供給し,マルチプレクサ125のセレクト信号S3
として,指数i又は−iの2進数表示データをLSBから
順次供給すれば良い。
第6図に示すように,ベクトル表現されたGF(24)上の
元同士の乗算を行なう場合,一方の元のマトリクス表現
した時の全要素(16ビツト)を入力端子131から直列に
シフトレジスタ回路に入力し,この16ビツトの要素とベ
クトル(b0,b1,b2,b3)とを乗算するようにしても良
い。第6図では,シフトレジスタ回路の各レジスタにマ
トリクスの各要素のサフイツクスが記入され,乗算ゲー
トを構成するANDゲート及びEXORゲートの夫々には,第
3図中のものと対応して同一の参照符号が付されてい
る。
「発明の効果」 この発明に依れば,ベクトル表現された有限体の元の乗
算をメモリを用いずに行なうことができる。また,この
発明に依れば,有限体上の任意の元β,γに関して,β
+γは勿論のこと,β×γ,βN-Nγ,β-Nγ
などの演算を行なうことができる汎用性のある回路を小
さな規模のハードウエアで実現することができる。した
がつて,この発明は,エラー訂正符号の符号器及び復号
器に適用して好適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は有限体上の元とマトリクス表現との関係の説明
に用いる略線図,第2図はベクトル表現されたデータを
マトリクス表現の各要素に変換する変換回路の接続図,
第3図はこの発明の一実施例の接続図,第4図はこの発
明の他の実施例のブロツク図,第5図はこの発明の他の
実施例の動作説明に用いるタイムチヤート,第6図はこ
の発明の更に他の実施例の接続図である。 1,2,3,4……一方の入力データを貯えるレジスタ、51,5
2,53,54……他方の入力データを貯えるレジスタ,101,10
2,103,104……出力データを貯えるレジスタ,111,121…
…変換回路,113,123……乗算ゲート,115,116,125,126…
…マルチプレクサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベクトル表現された2つの入力データから
    1つの入力データを選択する第1から第4の選択手段
    と、 前記第1の選択手段によって選択された入力データを、
    生成多項式の係数に基づいて第1のマトリクス要素に変
    換する第1の変換手段と、 前記第1のマトリクス要素と前記第2の選択手段によっ
    て選択された入力データとのマトリクス演算を行う第1
    の乗算手段と、 前記第3の選択手段によって選択された入力データを、
    前記生成多項式の係数に基づいて第2のマトリクス要素
    に変換する第2の変換手段と、 前記第2のマトリクス要素と前記第4の選択手段によっ
    て選択された入力データとのマトリクス演算を行う第2
    の乗算手段と、 前記第1の乗算手段の出力と前記第2の乗算手段の出力
    との加算演算を、前記第2の乗算手段の出力を加算する
    か否かを示す制御信号に基づいて行う加算手段と、を備
    えた有限体の演算回路であって、 前記第1から第3の選択手段は、それぞれ、有限体GF
    (2m)の元がベクトル表現されたmビットの入力データ
    と前記加算手段の出力データから、演算モードによって
    定まる選択信号に基づいて1つのデータを選択し、 前記第4の選択手段は、有限体GF(2m)の元がベクトル
    表現されたmビットの入力データと前記第2の乗算手段
    の出力データから、前記選択信号に基づいて1つのデー
    タを選択する、 ことを特徴とする有限体の演算回路。
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