JPH0679949U - 床下・地下収納庫用床ハッチ - Google Patents

床下・地下収納庫用床ハッチ

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JPH0679949U
JPH0679949U JP2233593U JP2233593U JPH0679949U JP H0679949 U JPH0679949 U JP H0679949U JP 2233593 U JP2233593 U JP 2233593U JP 2233593 U JP2233593 U JP 2233593U JP H0679949 U JPH0679949 U JP H0679949U
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JP
Japan
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shaft
frame
underfloor
frame body
lid
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Application number
JP2233593U
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English (en)
Inventor
正博 難波
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸受の固着を簡単に行うことができ、作業お
よび施工工数の省力化を実現することができる構造の床
下・地下収納庫用床ハッチを提供する。 【構成】 軸が開口部内周に設けられた枠体の向かい合
った側壁の対向するそれぞれの位置から突出して形成さ
れ、かつ、固定板を介して枠体にねじ込まれている。ま
た、蓋体がその各軸を受ける軸受を介して回転自在に支
承されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、床下あるいは地下収納庫に収納物を出し入れしたり、または地下に 出入りするための床ハッチに関する。
【0002】
【従来の技術】 床下空間あるいは地下の有効利用として、床あるいは地下 を開口し、その開口部分の下方に物品を収納する空間を有する床下・地下収納庫 が知られている。
【0003】 出願人は先に実願平3−31408号で図3に示すような「床下・地下収納庫 用床ハッチ」を提案した。この図に示すように、このハッチには、開閉する蓋体 の外周にアルミ内枠32が設けられ、そのアルミ内枠32の一辺の両端から外方 に突出する回転軸33が設けられている。一方、収納庫(図示せず)の開口部内 周にはアルミ外枠31が設けられている。そのアルミ外枠31には、アルミ内枠 32に設けられている回転軸33の両突出部をそれぞれ支承する軸受34が設け られている。この軸受34は板状に形成されており、ビスの貫通する孔が所定の 位置に設けられ、また回転軸33を支承する孔が所定の位置に設けられている。 アルミ外枠31にはこの軸受34のビスの貫通孔に対応する位置に孔が設けられ 、このアルミ外枠31はビス35により軸受34と固着されている。
【0004】 この考案では、回転軸33により蓋を開閉する構造としたので、蓋の開閉を片 手だけで容易にでき、また、蓋を閉じた状態では床面は滑らかとなって、つまづ く等の不具合も解決された。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術では、蓋の開閉が容易で、また、安全性の点では その問題を解決したものの、その組立作業における問題がある。すなわち、この 従来技術では回転軸33をアルミ内枠32の両側に突出させる構造で、その回転 軸33をアルミ内枠32に貫通させるための貫通孔を形成する工程を必要とし、 また、軸受34は板状に形成されているため、この軸受34とアルミ外枠31と の固定作業では位置決めに手間取ることも多い。さらに、軸の支承をさらに強固 にするためには回転軸33をアルミ外枠31を貫通して、框36にまで挿入させ なければならず、蓋体を支承する点では万全であるものの、施工工数が掛かると いった問題点があった。
【0006】 本考案は以上の問題点に鑑みてなされたもので、軸受の固着を簡単に行うこと ができ、作業および施工工数の省力化を実現することができる構造の床下・地下 収納庫用床ハッチを提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための構成を本考案の実施例に対応する図1および図2 を参照しつつ、説明すると、本考案の床下・地下収納庫用床ハッチは、床下ある いは地下空間に設けられた収納庫の上面開口部に開閉自在に嵌め込まれる蓋体に おいて、一方の先端部分にねじ部2aが形成された軸2が、開口部内周に設けら れた枠体4の向かい合った側壁の対向する位置に、それぞれ軸固定板1を介して 枠体4にねじ部2aをねじ込むことにより固定されているとともに、蓋体7はそ の各軸を受ける軸受9を介して回転自在に支承されていることによって特徴付け られている。
【0008】
【作用】
軸を固定板を介して枠体にねじ止めすることによって、軸は確実に固着される 。一方、蓋体はその軸を受ける蓋体に固着された軸受を介して回転自在に開閉す る。
【0009】 施工の工程では、軸を固定板を介して枠体にねじ止めした後、蓋体の裏面にあ らかじめ設けられた軸受の貫通孔にその軸を挿入することによって、蓋体がセッ トされる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案実施例の構成を示す分解斜視図である。以下、図面にしたがって 本考案実施例を説明する。
【0011】 本考案実施例の収納庫(図示せず)の開口部内周には、框6が嵌め込まれてお り、その框6の内周にはアルミによって形成された枠体4が設けられている。こ の枠体4の角部分には、その凹部に嵌まり込んだ略L字型の軸固定板1が設けら れている。この軸固定板1には、枠体4に固着するためのビスの貫通孔3a1 , 3b1 ,3c1 が所定の位置に設けられ、また、軸の先端部分がタッピングねじ 加工されたねじ部2aが嵌め込まれる孔5aが設けられている。また、枠体4に はこの軸固定板1のビスの貫通孔3a1 ,3b1 ,3c1 および、軸のねじ部2 aが嵌め込まれる孔5aに対応する位置に、それぞれねじ孔3a2 ,3b2 ,3 c2 ,5bが設けられている。この中で貫通孔3a1 ,3b1 ,3c1 はそれぞ れのねじ孔3a2 ,3b2 ,3c2 にビス8により固着され、軸固定板1は枠体 4に固定されている。
【0012】 図2は蓋体が開口部に嵌め込まれた状態の要部断面図である。 この図に示すように、枠体4にねじ止めされた軸2は、枠体4に固着され、ま た、その軸2が容易に貫通できる径を有する貫通孔9aが設けられた軸受9が、 蓋体7の裏面に形成されている。
【0013】 以上の構造により、蓋体7の開閉は、軸受9が軸2の曲面周囲を回転すること により、自在になされる。 次に、以上の構造の本実施例を施工する場合の手順を説明する。
【0014】 床下収納庫を設置する開口部周縁に木材で框6を取り付ける。その後、その框 6の内周部分にアルミ製の枠体4を取り付ける。 次に、枠体4の角部に略L字型の軸固定板1をビス止めにより、所定の状態に 固着する。この軸固定板1は向かいあう辺の対向する角の位置にそれぞれ設ける 。次に、所定の位置に収納箱体(図示せず)を嵌め込む。
【0015】 その後、蓋体開閉用の軸2を、軸固定板1の所定位置の貫通孔に挿入し、さら に枠体4にねじ込んで固定する。この場合、この枠体4を貫通させて框6に達す るようにねじ止めしてもよく、このようにした場合、軸2をさらに強固に固定す ることができる。
【0016】 ここで蓋体7の裏面に設けられた軸受9に取り付けた軸2を嵌め込み、もう一 方の軸固定板(図示せず)にもう1つの軸(図示せず)を蓋体7の裏面のもう一 方の軸受に嵌め込んだ状態で固着する。
【0017】 以上述べた実施例では、軸固定板として、略L字型のものを用いたが、これに より、施工の際、略L字型の角の部分を枠体の隅の角部分に密着させて作業がで き、角度保持および、位置決めを確実にしかも容易に行えるという効果を得るこ とができる。また、蓋体の開閉時に軸固定板にかかる軸受の回転による力のモー メントが軸固定板の2方向に分散することによって、軸にかかる力が緩和され、 高い強度を保つことができる。
【0018】 なお、本実施例では、軸受の形状は軸の周囲を回転自在に動作できる大きさの 径を有する貫通孔を備えたものとしたが、これに限ることなく、軸の周囲あるい は先端部分の周囲を回転自在に動作できるものであればよい。
【0019】 また、軸固定板についても略L字型のものに限ることなく、例えば板状のもの でもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、軸が開口部内周に設けられた枠体の向 かい合った側壁の対向するそれぞれの位置から突出して形成され、かつ、固定板 を介して枠体にねじ込まれ、また、蓋体が各軸を受ける軸受を介して回転自在に 支承されている構造としたから、従来のように軸の取り付けは框にまで達する必 要がなく、軸は固定板を介して枠体に確実に固定され、その施工は容易である。 この結果、省施工を実現することができ、製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の構造を示す分解斜視図
【図2】本考案実施例の要部断面図
【図3】従来例の構造を示す分解斜視図
【符号の説明】
1・・・・軸固定板 2・・・・軸 4・・・・枠体 5a,5b・・・・軸ねじ孔 6・・・・框 7・・・・蓋体 9・・・・軸受

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床下あるいは地下空間に設けられた収納
    庫の上面開口部に開閉自在に嵌め込まれる蓋体におい
    て、一方の先端部分にねじ部が形成された軸が、上記開
    口部内周に設けられた枠体の向かい合った側壁の対向す
    る位置に、それぞれ固定板を介して上記枠体に上記ねじ
    部をねじ込むことにより固定されているとともに、上記
    蓋体はその各軸を受ける軸受を介して回転自在に支承さ
    れていることを特徴とする床下・地下収納庫用床ハッ
    チ。
JP2233593U 1993-04-27 1993-04-27 床下・地下収納庫用床ハッチ Pending JPH0679949U (ja)

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JP2233593U JPH0679949U (ja) 1993-04-27 1993-04-27 床下・地下収納庫用床ハッチ

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JP2233593U JPH0679949U (ja) 1993-04-27 1993-04-27 床下・地下収納庫用床ハッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0679949U true JPH0679949U (ja) 1994-11-08

Family

ID=12079842

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JP2233593U Pending JPH0679949U (ja) 1993-04-27 1993-04-27 床下・地下収納庫用床ハッチ

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