JPH0679803U - レールの継目構造 - Google Patents

レールの継目構造

Info

Publication number
JPH0679803U
JPH0679803U JP2592193U JP2592193U JPH0679803U JP H0679803 U JPH0679803 U JP H0679803U JP 2592193 U JP2592193 U JP 2592193U JP 2592193 U JP2592193 U JP 2592193U JP H0679803 U JPH0679803 U JP H0679803U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
rails
auxiliary
head
neck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2592193U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2601819Y2 (ja
Inventor
勇 市川
圭作 市川
Original Assignee
勇 市川
圭作 市川
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 勇 市川, 圭作 市川 filed Critical 勇 市川
Priority to JP1993025921U priority Critical patent/JP2601819Y2/ja
Publication of JPH0679803U publication Critical patent/JPH0679803U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2601819Y2 publication Critical patent/JP2601819Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Railway Tracks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工性及び組立性に優れ、しかもボルト
の使用本数を低減できる、レールの継目構造を提供する
こと。 【構成】 各レール頭部11,21の端部を一定範
囲に亘り内側に食い込む凹部13,23を形成し、前記
欠損した凹部13,23を有する各レールの頭部間に補
助レール40を横架し、補助レール40の頭部41で以
てレール頭部の欠損した凹部13,23を補うと共に、
補助レール40の頭部41から下方に延設した首部42
をレール10,20の裾部に当接させ、補助レール40
の首部42と嵌合可能な開口部を設けた継目板30を各
レール10,20の首部の両側から挟持してボルト50
止めした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電車等の走行軌道として用いられるレールの継目構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案の出願人はレール継目のおける異音の発生防止を図るレールの継目構造 を提案した。(特開平4−117001号) これは突き合わせたレール頭部の端部を一定範囲に亘り内側に食い込む凹部を 形成すると共に、この切り取ったレールの頭部間に連続した補助レールを架設し て欠損したレール頭部を補い、補助レールの下面を、突き合わせたレール間に横 架させた継目板で支持させたレールの継目構造である。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
前記したレールの継目構造にあっては、レール頭部間及び継目板の部位の上下 二段を夫々ボルト止めする必要があり、加工性、組立性、ボルトの使用本数の点 で改良の余地が有る。
【0004】
【本考案の目的】
本考案は以上の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするとこ ろは、加工性及び組立性に優れ、しかもボルトの使用本数を低減できる、レール の継目構造を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、一定の間隔を隔てて突き合わせた一対のレールの首部の両側に継目 板を横架し、ボルトで連結するレールの継目構造において、各レール頭部の端部 を一定範囲に亘り内側に食い込む凹部を形成し、前記欠損した凹部を有する各レ ールの頭部間に補助レールを横架し、補助レールの頭部で以てレール頭部の欠損 凹部を補うと共に、補助レールの頭部から下方に延設した首部をレールの裾部に 当接させ、補助レールの首部を嵌合可能な開口部を設けた継目板を各レールの首 部の両側から挟持してボルト止めしたことを特徴とする、レールの継目構造であ る。
【0006】
【実施例1】 以下図面を参照しながら本考案の実施例について説明する。
【0007】 <イ>レールの端部の形状 図1にレール10,20の継目部分の斜視図を示す。 本実施例は所定の間隙を介して突き合わせたレール10,20間を継目板30 を横架し、ボルトで連結する点は従来と同様であるが、各レール10,20端部 に改良を加えると共に、後述する補助レール40を使用して連結する点に特徴を 有する。 各レール10,20は端部から一定の長さに亘り頭部11,21の両側が内側 に食い込むように切り落とされていて、左右対称の凹部12,22が形成されて いる。 凹部12,22を形成したレール10,20の頭部11,21は、その端部か ら一定の距離に亘って均等厚に形成され、そして肉厚が徐々に増して円弧状の曲 面13,23を形成している。
【0008】 <ロ>補助レール レール10,20の凹部12,22をそのままに放置すると、列車の走行に支 障をきたす。そこで、、補助レール40を使用して凹部12,22の欠落部分を 補う。 補助レール40は突き合わせた各レール10,20の継目間の間隙を跨ぎ、凹 部12,22を連続して横架できる長さを有し、各レール10,20の頭部11 ,12の欠損箇所を補充する形状の頭部41と,この頭部31から下方に延設し た首部42とにより構成され、首部42には複数の長穴43が開設されている。 また補助レール40はレールの伸長に伴う外側へはらみ出しに対処するために 、首部42の両端部が各レール10,20方向に削り取られて曲面を形成してい る。 頭部41の両端部に前記曲面13,23より若干小さな曲率の曲面を形成 する点や、端面を面取りする点は、出願人が先に出願した特開平4−11700 1号と同様である。 レール10,20の両側に補助レール10,20を接面させて横架し、
【0009】 <ハ>継目板 継目板30は公知の剛性部材で、その頭部31の内側面に、補助レール40の 首部42を嵌合できる開口部32が凹設されていると共に、その側面の複数箇所 に長穴33が開設されている。 レール10,20の両側に横架した補助レール10,20の外側から継目板3 0を外装し、継目板30、補助レール40、レール10,20にボルト50を貫 挿してナットで締め付けて、補助レール40及びレール10,20を側方から挟 持する。
【0010】
【作用】
つぎに列車の車輪がレール10からレール20へ向けて通過する際の路面につ いて検討する。
【0011】 列車の車輪がレール10からレール20へ向けて通過する際の路面について検 討する。 車輪がレール10,20の継ぎ目箇所に接近すると、車輪はレール10の頭部 11の上面と補助レール40の頭部41の上面に跨がって走行する。 このとき補助レール40に付加する荷重は、図2に示すように継目板30を介 してレール10,20の裾部で支持され、ボルト50に荷重が集中しない。 車輪がレール10,20の間隙箇所に達すると、補助レール40の頭部41の 上面のみを走行路として通過し、再びレール20の頭部21の上面と補助レール 40の頭部41の上面に跨がって走行した後、レール20の頭部21へ乗り移る 。 このように補助レール40が車輪を支持するため、レールの間隙箇所を列車 の車輪が通過する際に異音や衝撃が生じない。 またレール10,20の温度変形時においては、各レール10,20の曲面1 3,23と補助レール10,20の頭部の曲面が摺動して、これらの温度変形を 吸収する。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
【0013】 <イ> レールの継目間の両側を挟持させた補助レールが列車の車輪の走行路を 形成するため、継目箇所を列車が通過する際に、従来のように異音や衝撃の発生 を回避できる。
【0014】 <ロ> 補助レールの加工の簡略化が図れる。
【0015】 <ハ> 補助レールは連結板で挟持してレールに固定できるので、補助レール1 をレールに固定するための専用ボルトを省略でき、組立が簡単でボルトの使用本 数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レールの継目箇所の斜視図
【図2】 レールの継目箇所の縦断面図

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の間隔を隔てて突き合わせた一対の
    レールの首部の両側に継目板を横架し、ボルトで連結す
    るレールの継目構造において、 各レール頭部の端部を一定範囲に亘り内側に食い込む凹
    部を形成し、 前記欠損した凹部を有する各レールの頭部間に補助レー
    ルを横架し、 補助レールの頭部で以てレール頭部の欠損凹部を補うと
    共に、 補助レールの頭部から下方に延設した首部をレールの裾
    部に当接させ、 補助レールの首部を嵌合可能な開口部を設けた継目板を
    各レールの首部の両側から挟持してボルト止めしたこと
    を特徴とする、 レールの継目構造。
JP1993025921U 1993-04-21 1993-04-21 レールの継目構造 Expired - Fee Related JP2601819Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993025921U JP2601819Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 レールの継目構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993025921U JP2601819Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 レールの継目構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0679803U true JPH0679803U (ja) 1994-11-08
JP2601819Y2 JP2601819Y2 (ja) 1999-12-06

Family

ID=12179249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993025921U Expired - Fee Related JP2601819Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 レールの継目構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2601819Y2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010126877A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Central Japan Railway Co レール継目部の補強構造及び補強方法
WO2013151325A1 (ko) * 2012-04-03 2013-10-10 Joung Man Kyo 철도레일의 소음 및 충격방지 장치
CN106809018A (zh) * 2016-12-30 2017-06-09 比亚迪股份有限公司 接触轨组件、轨道和轨道交通系统
KR20210077173A (ko) * 2019-12-17 2021-06-25 김우택 보조 레일 장치
KR102610272B1 (ko) * 2023-05-24 2023-12-06 (주)금호전력 지그타입 레일본드

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010126877A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Central Japan Railway Co レール継目部の補強構造及び補強方法
WO2013151325A1 (ko) * 2012-04-03 2013-10-10 Joung Man Kyo 철도레일의 소음 및 충격방지 장치
KR101380012B1 (ko) * 2012-04-03 2014-04-02 정만교 철도레일의 소음 및 충격방지 장치
CN106809018A (zh) * 2016-12-30 2017-06-09 比亚迪股份有限公司 接触轨组件、轨道和轨道交通系统
KR20210077173A (ko) * 2019-12-17 2021-06-25 김우택 보조 레일 장치
KR102610272B1 (ko) * 2023-05-24 2023-12-06 (주)금호전력 지그타입 레일본드

Also Published As

Publication number Publication date
JP2601819Y2 (ja) 1999-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0735236B2 (ja) 乗客コンベア用枠体
JPH0679803U (ja) レールの継目構造
JPS61277701A (ja) 懸垂軌道の走行レ−ルの懸垂手段
JP2538944Y2 (ja) レールの継目構造
JP2585982Y2 (ja) トロリ走行レールの吊下げ装置
JPH0393901A (ja) レール座屈防止板
JPH0442324Y2 (ja)
JPH0124169Y2 (ja)
JPH0346002Y2 (ja)
KR930002216Y1 (ko) 철도 레일
JPS6343203Y2 (ja)
JP4099613B2 (ja) レール摩耗測定定規及びこれを用いたレールの継目構造の施工方法
JPS644776Y2 (ja)
KR860001901Y1 (ko) 철도레일의 접속장치
WO1995008028A1 (fr) Raccord pour rails de chemin de fer
JPH0428882Y2 (ja)
JPH03115104U (ja)
CN2510523Y (zh) “无缝”无震钢轨
JP2500602Y2 (ja) 梁 材
JP3080627U (ja) 鉄道用レールの継ぎ目構造
KR960001010Y1 (ko) 철도레일의 연결구
JPH0352244Y2 (ja)
JPH067967Y2 (ja) 剛体電車線の継目装置
JPS6325266U (ja)
JPS602145Y2 (ja) レ−ル受梁の構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees