JPH0679558A - 組立ラインにおけるワークの搬送方法 - Google Patents

組立ラインにおけるワークの搬送方法

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JPH0679558A
JPH0679558A JP4234683A JP23468392A JPH0679558A JP H0679558 A JPH0679558 A JP H0679558A JP 4234683 A JP4234683 A JP 4234683A JP 23468392 A JP23468392 A JP 23468392A JP H0679558 A JPH0679558 A JP H0679558A
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Shigehiro Nakajima
茂博 中嶋
Noriyuki Use
憲之 鵜瀬
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 組立ライン1にワークを夫々自走式の搬送部
材2で搬送する。ライン途中に設けられた、搬送部材を
停止して作業を行う区域3では、作業終了後待ち時間を
存して搬送部材を再スタートさせ、区域3での搬送部材
の停止時間をラインタクトに合わせる。トラブルの発生
で区域3の上流側に搬送部材が滞留したときは、トラブ
ル回復後に区域3に入る搬送部材の再スタートに関する
待ち時間を通常値より短くする。 【結果】 トラブル回復後、上流側の滞留が順次解消さ
れ、トラブルによる生産台数の低下を回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを夫々自走式の
搬送部材で搬送するようにした組立ラインであって、特
にライン途中に搬送部材を停止して作業を行う区域を有
する組立ラインに適用されるワークの搬送方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、人手で作業を行う人手作業区域と
自動機で作業を行う自動作業区域とが混在している組立
ラインにおいて、ワークを夫々自走式の搬送部材で搬送
し、人手作業区域では搬送部材を移動しつつ作業を行
い、自動作業区域では搬送部材を停止して作業を行うよ
うにしたものが知られている。このような組立ラインで
は、目標生産台数に合わせてラインタクト、即ち人手作
業区域の1工程での作業時間を割出し、このラインタク
トに基いてワークの搬送速度と搬送ピッチとを決定して
いる。この場合、自動作業区域での作業は比較的短時間
で行い得られるため、自動作業区域では作業終了後に前
記ラインタクトとの差分の待ち時間を存して搬送部材を
再スタートさせ、先行する搬送部材との間のピッチが上
記の如く決定される搬送ピッチになるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動作業区
域のように搬送部材を停止して作業を行う区域でトラブ
ルが発生し、該区域からの搬送部材の再スタートが遅れ
て後続の搬送部材が該区域の上流側に一旦滞留すると、
この滞留はトラブル回復後もそのまま残り、その分該区
域の下流側での作業に遅れを生じ、結果的に予定の生産
台数に達しなくなる。本発明は、以上の点に鑑み、トラ
ブル回復後に上記した滞留を解消して、作業の遅れを挽
回できるようにしたワークの搬送方法を提供することを
その目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、組立ラインにワークを夫々自走式の搬送部材
で搬送し、組立ラインの途中の搬送部材を停止して作業
を行う区域では該区域での作業終了後待ち時間を存して
搬送部材を再スタートさせるようにしたワークの搬送方
法において、前記区域からの搬送部材の再スタートが遅
れて後続の搬送部材が該区域の上流側に滞留したとき、
これら後続の搬送部材の該区域からの再スタート時期に
関する前記待ち時間を通常値よりも短くすることを特徴
とする。
【0005】
【作用】前記区域でトラブルが発生して後続の搬送部材
が該区域の上流側に滞留しても、トラブルが回復して該
区域での作業が再開された際、後続の搬送部材は該区域
での作業終了後通常の待ち時間よりも短い時間で該区域
から再スタートし、結局該区域における搬送部材の停止
時間が通常時よりも短くなって、該区域の上流側の滞留
が解消される。尚、該区域における搬送部材の停止時間
が短くなると、該区域の下流側でのワーク搬送ピッチが
狭くなりその分作業に負担がかかるため、該区域の上流
側の搬送部材の滞留具合を検出し、この滞留具合に応じ
て前記待ち時間を通常値に戻すタイミングを決定し、該
区域の上流側の滞留が解消したところで待ち時間を通常
値に戻すことが望ましい。この場合、該区域からの再ス
タートが遅れた搬送部材の該区域における停止時間を計
測し、この停止時間に基いて前記待ち時間を短縮する搬
送部材の台数を決定しても良い。この後者の方法によれ
ば、搬送部材の滞留具合を検出する特別なセンサが不要
となり、コスト的に有利である。
【0006】また、組立ラインが機種の異なるワークを
混流して搬送する混流ラインである場合、一般に組立工
数が最大となる最大工数機種のワークに合わせてライン
タクトを設定するが、前記待ち時間をワークの機種に係
りなく一定幅で短縮したのでは工数の多いワークの作業
がきつくなり、そのため、待ち時間の通常値に対する短
縮率をワークの機種に応じて変更することが望ましい。
【0007】
【実施例】図1を参照して、1は自動車車体に各種部品
を組付ける自動車用組立ラインであり、該ライン1にワ
ークたる車体Wを図2に示す如き自走式の搬送台車2に
載置して搬送するようにした。該ライン1の途中には、
図示しないロボット等の自動機による作業を行う自動作
業区域3が設けられており、その上流側と下流側の人手
作業区域4、5では各工程毎に作業者が搬送台車2に付
いて移動しながら該台車2上の車体Wに対する所要の作
業を行い、自動作業区域3では搬送台車2を定位値に停
止して該台車2上の車体に自動機による作業を施すよう
になっている。
【0008】自動作業区域3のラインサイドには、コン
トローラ6と、車体又は搬送台車2に取付けた機種識別
手段から車体の機種を判別するセンサ7と、搬送台車2
に対する信号送信手段8とが設けられており、センサ7
で判別された機種に応じて自動機を作動させ、また、作
業終了後に後記する如く信号送信手段8からの信号で搬
送台車2を再スタートさせるようにした。
【0009】搬送台車2の速度及びピッチは生産計画に
基いて決定されるラインタクトt0に応じて設定されて
おり、通常は上流側の人手作業区域4からt0の時間間
隔で自動作業区域3に順次搬送台車2が投入される。こ
こで、自動作業区域3での作業に要する時間t1はt0
り短く、該区域3での作業終了後t0とt1の差分の待ち
時間t2が経過したときラインサイドのコントローラ6
から信号送信手段8を介して搬送台車2にスタート指令
信号を送信して搬送台車2を再スタートさせ、下流側の
人手作業区域5にt0の時間間隔で順次搬送台車2が投
入されるようにしている。
【0010】然し、自動作業区域3で自動機の故障等の
トラブルが発生して搬送台車2の再スタートが遅れる
と、該区域3の上流側に図3(a)に示す如く後続の搬
送台車2が滞留し、トラブルが回復して自動作業区域3
での作業が再開されても、該区域3からその下流側の人
手作業区域5にt0の時間間隔で搬送台車2を投入して
いたのでは、上流側の滞留はそのまま残り、その分下流
側の作業に遅れを生じて、予定の生産台数を達成できな
くなる。
【0011】そこで、自動作業区域3での作業が再開さ
れたときは、該区域3での作業終了から搬送台車2の再
スタートまでの待ち時間を上記した通常値t2(=t0
1)に所定の短縮率αを乗算した値だけt2よりも短縮
し、該区域3における搬送台車2の停止時間をt0より
も短くして、上流側の滞留を解消するようにした。
【0012】この場合、自動作業区域3の下流側の人手
作業区域5では図3(b)に示す如く搬送台車2のピッ
チが狭められるため作業に負担がかかるが、上流側の人
手作業区域4で滞留中に作業を済ました作業者を一時的
に下流側の人手作業区域5に回わすことで負担の軽減を
図ることができる。
【0013】ところで、トラブル発生時に自動作業区域
3に入っていた搬送台車2の該区域3での停止時間の通
常の停止時間t0(=t1+t2)に対する超過時間をt
とすると、その間に上流側に滞留する搬送台車2の台数
mはt/t0となる。また、トラブル回復後の該区域に
おける搬送台車2の停止時間はt1+(1−α)t2であ
って通常の停止時間t1+t2よりαt2だけ短縮され、
停止時間を短縮する搬送台車2の台数をnとして、αt
2nだけ時間が節約され、これがt(=t0m)なれば上
流側の滞留が解消されることになる。従って、自動作業
区域3での搬送台車2の超過停止時間tを計測し、後続
の搬送台車2のうち待ち時間を短縮する台数nをn=t
/αt2(但し小数点以下は切下げ)にし、n+1台目
から待ち時間をt2に戻せば、下流側の作業に不必要に
負担をかけずに済む。
【0014】尚、自動作業区域3の上流側のラインサイ
ドに搬送台車2の滞留具合を検出するセンサを設け、滞
留具合に応じて待ち時間をt2に戻すタイミングを決定
するようにしても良い。然し、上記した方法で待ち時間
を短縮する台数を決定すれば、特別なセンサが不要とな
りコスト的に有利である。
【0015】また、組立ライン1に複数機種の車体Wを
混流して搬送する場合、1工程当りの組立工数の多い多
工数機種を搬送する搬送台車2の待ち時間を少工数機種
を搬送する搬送台車2の待ち時間と同等に短縮したので
は多工数機種の作業に過負荷がかかる。この場合には、
待ち時間の短縮率αを少工数機種程大きくなるように機
種毎に設定してコントローラ6に記憶させておき、自動
作業区域3に存する搬送台車2上の車体Wの機種を前記
センサ7で判別したとき、この機種に応じた短縮率αを
検索して待ち時間を算定すれば良い。
【0016】尚、通常時においても車体Wの搬送ピッチ
が多工数機種程長く少工数機種程短くなるように、待ち
時間の通常値t2が機種毎に異なる値に設定されている
場合には、短縮率αを機種毎に変更する必要はない。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、トラブル発生時にその上流側に搬送部材が滞
留しても、この滞留はトラブル回復後に順次解消され、
トラブルによる生産台数の低下を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法を適用する組立ラインの概略平面
【図2】 搬送部材の一例を示す側面図
【図3】 (a)はトラブル発生時の状態を示す図、
(b)はトラブル回復後の状態を示す図
【符号の説明】
1 組立ライン 2 搬送台車(搬送部材) 3 自動作業区域 6 コントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立ラインにワークを夫々自走式の搬送
    部材で搬送し、組立ラインの途中の搬送部材を停止して
    作業を行う区域では該区域での作業終了後待ち時間を存
    して搬送部材を再スタートさせるようにしたワークの搬
    送方法において、前記区域からの搬送部材の再スタート
    が遅れて後続の搬送部材が該区域の上流側に滞留したと
    き、これら後続の搬送部材の該区域からの再スタート時
    期に関する前記待ち時間を通常値よりも短くすることを
    特徴とする組立ラインにおけるワークの搬送方法。
  2. 【請求項2】 前記区域の上流側の搬送部材の滞留具合
    を検出し、この滞留具合に応じて前記待ち時間を通常値
    に戻すタイミングを決定することを特徴とする請求項1
    に記載の組立ラインにおけるワークの搬送方法。
  3. 【請求項3】 前記区域からの再スタートが遅れた搬送
    部材の該区域における停止時間を計測し、この停止時間
    に基いて前記待ち時間を短縮する搬送部材の台数を決定
    することを特徴とする請求項1に記載の組立ラインにお
    けるワークの搬送方法。
  4. 【請求項4】 組立ラインは機種の異なるワークを混流
    して搬送する混流ラインであり、前記後続の搬送部材の
    前記待ち時間の通常値に対する短縮率を該後続の搬送部
    材が搬送するワークの機種に応じて変更することを特徴
    とする請求項1に記載の組立ラインにおけるワークの搬
    送方法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0283127A (ja) * 1988-09-14 1990-03-23 Honda Motor Co Ltd 自走式搬送手段の制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0283127A (ja) * 1988-09-14 1990-03-23 Honda Motor Co Ltd 自走式搬送手段の制御方法

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