JP2505475B2 - トランスファマシンにおけるツ−ルの段取り方法 - Google Patents

トランスファマシンにおけるツ−ルの段取り方法

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JP2505475B2 JP19122487A JP19122487A JP2505475B2 JP 2505475 B2 JP2505475 B2 JP 2505475B2 JP 19122487 A JP19122487 A JP 19122487A JP 19122487 A JP19122487 A JP 19122487A JP 2505475 B2 JP2505475 B2 JP 2505475B2
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功行 河田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トランスファマシンにおいて異種のワーク
の加工を行う際のツール段取り方法の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、例えば特開昭60−161059号公報に開示されて
いるようなトランスファマシンにおいては、複数のワー
クを複数のステーションに順送りに搬送することによ
り、各々のステーションにおいてワークに対し加工や計
測等を行うようになされている。
そして、同一規格のワーク加工中に異種のワークを連
続して加工する場合には、例えば第1加工ステーション
に異種のワークが搬送されてくると、該第1加工ステー
ションにおける加工装置のツールを従前のワーク加工用
のものから異種のワーク用のものに段替えし、その後、
第1加工ステーションとその下流側の第2加工ステーシ
ョンとで各々の加工ステーションに搬送されたワークに
対し同時に加工を行う。次いで、上記各ワークを搬送方
向に順送りに搬送することにより、上記第1加工ステー
ションの異種のワークを第2加工ステーションに搬送
し、今度は該第2加工ステーションにおける加工装置の
ツールを従前のワーク加工用のものから異種のワーク用
のものに段替えするツール段取り方法が一般的に採用さ
れている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、従来の如くツールを段替えする場合は、加
工ラインを一旦止めなければならず、その間は稼動率に
寄与しないこととなる。したがってツール段替え回数の
少ない方が稼動率の向上を図る観点から望ましい。かか
る観点よりすれば、ツール段替えを第1加工ステーショ
ンと第2加工ステーションとで別々に行う上記従来のツ
ール段取り方法は改善の余地がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、ワークの加工に要する時間がツー
ルの段替えに要する時間よりも短いことに着目し、第1
ステーションと第2ステーションとにおける作業タイミ
ングをずらせることによって両ステーションにおけるツ
ール段替えを同時に行い得るようにすることにより、長
時間を要するツール段替えに伴う加工ライン停止回数を
1回に減少せしめて稼動率の向上を図らんとすることに
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、ワ
ーク判別ステーションと、そのワーク搬送方向下流側に
配置された第1ステーションおよび第2ステーションと
を備えたトランスファマシンにおいて異種のワークの加
工を行う際のツール段取り方法として、まず、複数のワ
ークを上記各ステーションに順送りに搬送する過程で異
種のワークが搬送されてきたことをワーク判別ステーシ
ョンにて検出した後、該異種のワークを第1ステーショ
ンに搬送する。次いで、第2ステーションにて従前のワ
ークに対し所定の作業を行う。その後、第1ステーショ
ンおよび第2ステーションにおける作業装置の各々のツ
ールを上記異種ワーク用に段替えする。しかる後、上記
第1ステーションにて異種のワークの加工を行うように
する。
(作用) 上記の構成により、本発明方法では、複数のワークが
各ステーションに順送りに搬送される過程で異種のワー
クが搬送されてくると、このことがワーク判別ステーシ
ョンにて検出され、その後、該異種のワークが第1ステ
ーションに搬送される。次いで、第2ステーションにて
従前のワークに対し所定の作業が行われ、その後、第1
ステーションおよび第2ステーションにおける作業装置
の各々のツールが上記異種ワーク用に段替えされ、しか
る後、上記第1ステーションにて異種のワークの加工が
行われる。
このように、第1ステーションと第2ステーションと
におけるツール段替えを同時に行われることから、ワー
ク加工に比べて長時間を要するツール段替えに伴う加工
ライン停止回数が1回に減少せしめられて稼動率の向上
が測られることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は自動車等車両用エンジのシリンダブロック
(以下、ワークという)のボアをボーリング加工するト
ランスファマシンの概略構成を示す。該トランスファマ
シンは、ワーク搬送方向上流側(図で右側)から下流側
(図で左側)に向かって順に配置されたワーク判別ステ
ーション1、第1ステーションとしてのボーリング加工
ステーション2および第2ステーションとしてのボア径
計測ステーション3を備えてなり、これらのステーショ
ン1〜3はCPU等からなる制御装置8によって各々の作
動がコントロールされている。以下、このトランスファ
マシンを用いて上記ワークをボーリング加工する際にお
ける本発明の実施例に係るツール段取り方法を第2図の
フローチャート図を参照しつつ説明することとする。
まず、複数の同一規格のワークA,A,…を上記各ステー
ション1〜3に順送りに搬送することにより、そのボア
のボーリング加工およびボア径の計測を行う。このよう
にして複数のワークA,A,…を搬送しつつ加工、計測する
過程で、該各ワークAとは異種の例えば規格の異なるワ
ークB,B,…が搬送バー4に案内されてワーク判別ステー
ション1に搬送されてくると、このことをステップS1
該ワーク判別ステーション1のワーク判別装置5により
検出し、この検出信号が制御装置8に入力される。
その後、ステップS2に進んで、この異種ワークBを、
上記従前ワークA,A,…と共に搬送バー4に案内してワー
ク搬送方向に順送りに搬送し、ボーリング加工ステーシ
ョン2に搬送位置せしめる。
次いで、ステップS3で、上記制御装置8の出力に基づ
き、上記ボーリング加工ステーション2の加工装置6に
装着されたツール6a,6aが異種ワークB用のもをである
か否かが判定され、この判定がYESの場合には、既に異
種ワークBの加工および計測を開始しているものとみな
してステップS4に進み、該異種ワークBのボーリング加
工を行い、加工後その異種ワークWBをボア径計測ステー
ション3に搬送する。一方、上記判定がNOの場合には後
述するステップS7のボア径計測ステーション3における
従前ワークAのボア径の計測が終了するまで待機する。
一方、上記ステップS2で異種ワークBがボーリング加
工ステーション2に搬送位置すると同時に、ステップS5
で、上記制御装置8からの出力に基づいてボア径計測ス
テーション3に異種ワークBが搬送位置しているか否か
が判定され、この判定がNOの場合にはステップS6に進ん
で上記ボア径計測ステーション3の計測装置7に装着さ
れたツールとしての計測ヘッド7aが従前ワークA用のも
のであるか否かが判定される。そして、この判定がYES
の場合にはステップS7で上記従前ワークAのボア径を計
測し、この計測が終了すると、計測終了信号が制御装置
8に入力され、該制御装置8の段替信号が上記ボーリン
グ加工ステーション2およびボア径計測ステーション3
に出力されて、ステップS8およびステップS9で同時に異
種ワークB用のツール6a,6a、計測ヘッド7aにそれぞれ
段替える。
その後、ステップS10で、上記ボーリング加工ステー
ション2で異種ワークBのボーリング加工を行い、加工
後そのシリンダブロックBをボア径計測ステーション3
に搬送する。
一方、ステップS6の判定がNOの場合には、ステップS
11に進んでボア径計測ステーション3の計測ヘッド7aを
従前ワークA用のものに段替えし、ステップS12でその
ボア径の計測を行った後、次段作業ステーションに搬送
する。
また、上記ステップS5での判定がYESの場合には、ス
テップS13に進んでボア径計測ステーション3の計測ヘ
ッド7aが異種ワークB用のものであるか否かが判定さ
れ、この判定がNOの場合にはステップS14で異種ワーク
B用のものに段替えし、その後、ステップS15で異種ワ
ークBのボア径の計測を行い、計測後次段作業ステーシ
ョンに搬送する。一方、上記判定がYESの場合にはステ
ップS16に進んで異種ワークBのボア径の計測を行い、
計測後次段作業ステーションに搬送する。
このように、本実施例では、異種ワークBがボーリン
グ加工ステーション2に搬送位置した際、まず、次工程
であるボア径計測ステーション3で従前ワークAのボア
径を計測し、その後、ボーリング加工ステーション2の
ツール6a,6aおよびボア径計測ステーション3の計測ヘ
ッド7aを同時に段替えし、しかる後、上記ボーリング加
工ステーション2で異種ワークBのボーリング加工を行
うことから、ワーク加工に比べて長時間を要するツール
段替えに伴う加工ライン停止回数を1回に減少せしめ得
て稼動率の向上を図ることができる。
なお、上記実施例では、第2ステーションがボア径計
測ステーション3である場合を例示したが、他の加工ス
テーションであってもかまわず、また、ワークもシリン
ダブロックに限らないことはいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、トランスファ
マシンにおいて異種のワークの加工を行う際、複数のワ
ークをワーク判別ステーション、第1ステーションおよ
び第2ステーションに順送りに搬送する過程で、ワーク
判別ステーションにて検出した異種ワークを第1ステー
ションに搬送し、次いで、第2ステーションにて従前ワ
ークに対し所定の作業を行った後、第1ステーションお
よび第2ステーションにおける作業装置の各々のツール
を上記異種ワーク用に段替えし、しかる後、上記第1ス
テーションにて異種ワークの加工を行う。したがって、
第1ステーションと第2ステーションとにおけるツール
段替えが同時に行われ、これによりワーク加工に比べて
長時間を要するツール段替えに伴う加工ライン停止回数
を1回に減少せしめ得て稼動率の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車等車両用エンジンのシリンダブロックの
ボアをボーリング加工するトランスファマシンの概略構
成図、第2図はツール段取り方法を示すフローチャート
図である。 1……ワーク判別ステーション、2……ボーリング加工
ステーション、3……ボア径計測ステーション、6a……
ツール、7a……計測ヘッド、A……従前ワーク、B……
異種ワーク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク判別ステーションと、そのワーク搬
    送方向下流側に配置された第1ステーションおよび第2
    ステーションとを備えたトランスファマシンにおいて異
    種のワークの加工を行う際のツール段取り方法であっ
    て、複数のワークを上記各ステーションに順送りに搬送
    する過程で異種のワークが搬送されてきたことをワーク
    判別ステーションにて検出した後、該異種のワークを第
    1ステーションに搬送し、次いで、第2ステーションに
    て従前のワークに対し所定の作業を行い、その後、第1
    ステーションおよび第2ステーションにおける作業装置
    の各々のツールを上記異種ワーク用に段替えし、しかる
    後、上記第1ステーションにて異種のワークの加工を行
    うことを特徴とするトランスファマシンにおけるツール
    の段取り方法。
JP19122487A 1987-07-30 1987-07-30 トランスファマシンにおけるツ−ルの段取り方法 Expired - Lifetime JP2505475B2 (ja)

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