JP4923071B2 - 生産ライン - Google Patents

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Description

本発明は、生産ラインに関する。
従来から、生産設備による作業工程と、作業者による作業工程とが混在する生産ラインがある。このような生産ラインは、一般に、ラインに沿って複数台の生産設備が設置される。そして、上流側の生産設備と、それより下流側の生産設備との間に、作業者による作業工程が割り当てられる。
特開平6−35536号公報
しかしながら、生産設備と生産設備とに挟まれた作業工程は、上流側の生産設備による作業終了後、ワークを下流側の生産設備へ送り込むまでに完了しなければならない工数の作業である。
そのため、生産設備間の作業工程における工数は、ラインタクトとは無関係に決まり、工程によってはラインタクトから大きく乖離して、工程編成率の低下を招く。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、生産設備間の作業工程における工程編成率を向上させることのできる生産ラインを提供することを目的とする。
本発明の生産ラインは、ワークに対する作業に用いられる複数の生産設備と、ワークに対する作業を行う作業者の作業領域と、前記生産設備と前記作業領域との間でワークを搬送する自走式搬送台車と、を備え、前記自走式搬送台車が上流側から下流側へ走行する走行路中に、下流側から上流側へ走行する走行路を設定することにより、前記生産設備および前記作業領域を含むラインが構成され、前記作業領域には前記生産設備間の工程が割り当てられ、特定の前記作業領域に割り当てられる工程の工数がラインタクトに比べて過不足のある場合、前記自走式搬送台車の走行路が、前記特定の作業領域より上流側または下流側の前記作業領域に割り当てられる工程との間で工数をやりとり可能に設定されることを特徴とする。
また、前記特定の作業領域に割り当てられる工程の工数がラインタクトに比べて少ない場合、前記特定の作業領域より下流側の前記生産設備から当該特定の作業領域へ、および、当該特定の作業領域から前記下流側の生産設備を通過してさらに下流側の前記作業領域へ、前記自走式搬送台車の走行路が設定されることが好ましい。
また、前記特定の作業領域における作業者は、前記下流側の生産設備から当該特定の作業領域へ戻されたワークに対して、それに先立ち作業済みの前記特定の作業領域に割り当てられる工程の工数とラインタクトとの差分に相当する工数の作業を行うことが好ましい。
また、前記特定の作業領域に割り当てられる工程の工数がラインタクトに比べて多い場合、前記特定の作業領域から下流側の前記生産設備を通過してさらに下流側の前記作業領域へ、および、前記下流側の作業領域から前記下流側の生産設備へ、前記自走式搬送台車の走行路が設定されることが好ましい。
また、前記下流側の作業領域における作業者は、前記下流側の生産設備を通過して搬送されたワークに対して、それに先立ち前記特定の作業領域における作業者により作業済みのラインタクト相当分の工数と前記特定の作業領域に割り当てられる工程の工数との差分に相当する工数の作業を行うことが好ましい。
本発明によれば、自走式搬送台車が上流側から下流側へ走行する走行路中に、下流側から上流側へ走行する走行路を設定することにより、生産設備間の作業工程における工程編成率を向上させることができる。
本発明による生産ラインの一実施形態を示す概略的平面図である。 従来の生産ラインの一例を示す概略的平面図である。 本発明による生産ラインの他の実施形態を示す概略的平面図である。 従来の生産ラインの他の例を示す概略的平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明による生産ラインの一実施形態を示す概略的平面図である。
図2は、比較のために示す従来の生産ラインの一例を示す概略的平面図である。
まず、図1に示す実施形態による生産ライン1と、図2に示す従来の生産ライン101との共通部分について説明する。なお、生産ライン101では、生産ライン1と同様の部分に同一の符号を付けてある。
生産ライン1,101は、生産設備10と、作業者20の作業領域21とを備えている。
生産設備10は、ワークに対する作業に用いられる設備であり、図1、図2では、3台の生産設備10k,10l,10mが図示されている。
作業領域21は、作業者がワークに対する作業を行う領域であり、図1、図2では、最も上流側の設備10kとそれより下流側の設備10lとの間に、作業者20kの作業領域21kが、また、設備10lとそれより下流側の設備10mとの間に、作業者20lの作業領域21lが、それぞれ図示されている。
つぎに、図1に示す実施形態による生産ライン1と、図2に示す従来の生産ライン101との相違部分について説明する。
生産ライン1は、自走式搬送台車30を備えている。自走式搬送台車30は無人搬送台車であり、生産設備10k,10l,10mと作業領域21k,21lとの間でワークを搬送するものである。
図1では、自走式搬送台車30が1台だけ図示されている。しかし実際には、必要な台数の自走式搬送台車30が、あらかじめ決められた走行ルートを、あらかじめ決められた発進、停止のタイミング等の走行モードに従って走行する。
図1で最も上流側の設備10kとそれより下流側の作業領域21kとの間のワークの搬送、作業領域21kとそれより下流側の設備10lとの間のワークの搬送、設備10lとそれより下流側の作業領域21lとの間のワークの搬送、作業領域21lとそれより下流側の設備10mとの間のワークの搬送は、すべて自走式搬送台車30によって行われる。
自走式搬送台車30は、コンベヤのように搬送方向が決まっていない。そのため、走行路をあらかじめ設定しておくことにより、その走行路に沿ってどの方向へでも走行してワークを搬送することが可能である。
すなわち、自走式搬送台車30は、ワークを上流側から下流側へ搬送するだけでなく、必要に応じて、下流側から上流側へも搬送可能である。
また、自走式搬送台車30は、任意の設備または作業領域を通過して、その上流側または下流側へワークを搬送することも可能である。
一方、生産ライン101は、設備10kから設備10lに向けてワークを搬送するコンベヤ130kを備える。コンベヤ130kの中間領域に、作業者20kの作業領域21kが配置される。
また、設備10lから設備10mに向けてワークを搬送するコンベヤ130lを備える。コンベヤ130lの中間領域に、作業者20lの作業領域21lが配置される。
上記のような生産ライン1,101において、ラインタクトを例えば500秒と仮定する。すなわち、各設備10k,10l,10mのサイクルタイムは500秒である。
また、設備10k,10l間の作業領域21kにおける工程の工数を例えば400秒と仮定する。
また、設備10l,10m間の作業領域21lにおける工程の工数を例えば600秒と仮定する。
この場合、図1に示す実施形態による生産ライン1と、図2に示す従来の生産ライン101とでは、つぎのように工程編成率が相違する。
まず、生産ライン101の場合、作業領域21kにおける工程の工数は、500秒のラインタクトに対して400秒である。そのため、作業領域21kにおける工程編成率は80%になる。すなわち、作業者20kは400秒の工数を作業する。
作業領域21kにおける400秒分の作業が終了したワークは、コンベヤ130kによって設備10lへ搬送されて、所定工程の工数が作業される。
設備10lにおける作業終了後、ワークは、コンベヤ130lによって作業領域21lへ搬送される。
作業領域21lにおける工程の工数は、500秒のラインタクトに対して600秒であるから、作業者1人では作業することができない。そのため、作業領域21lには2人の作業者20l1,20l2が必要であり、配置される。
例えば、一方の作業者20l1にラインタクト一杯の500秒の工数が割り当てられ、他方の作業者20l2に残りの100秒の工数が割り当てられることも可能である。しかし、実際には、2人の作業者20l1,20l2に同程度ずつ、つまり300秒ずつの工数が割り当てられることが多いと考えられる。
この場合、作業者20l1,20l2の工程編成率は、2人とも約60%になる。
したがって、生産ライン101の場合、作業者は20k,20l1,20l2の3人必要である。そして、各作業者20k,20l1,20l2の工程編成率は、それぞれ、80%,60%,60%になる。
これに対し、生産ライン1の場合、自走式搬送台車30の走行路をつぎのように設定する。
すなわち、図1で最も上流側の設備10kと、それより下流側の作業領域21kとの間には、設備10kから作業領域21kへ向けて走行路31k1を設定する。
作業領域21kと、それより下流側の設備10lとの間には、作業領域21kから設備10lへ向けて走行路31k2を設定する。
また、設備10lから作業領域21kへ向けて走行路31l1を設定する。この走行路31l1は、設備10lから発進する自走式搬送台車30を、作業領域21kへ戻すものである。
作業領域21kと、設備10lより下流側の作業領域21lとの間には、作業領域21kから設備10lを通過して作業領域21lへ向けて走行路31l2を設定する。
作業領域21lと、それより下流側の設備10mとの間には、作業領域21lから設備10mへ向けて走行路31l3を設定する。
このように自走式搬送台車30の走行路を設定した生産ライン1の場合、工程編成率はつぎのようになる。
すなわち、作業領域21kにおける工程の工数は、500秒のラインタクトに対して400秒である。そのため、作業領域21kにおける工程編成率は当初80%になる。すなわち、作業者20kは400秒分の工数を作業する。
作業領域21kにおける400秒分の作業が終了したワークは、自走式搬送台車30によって設備10lへ搬送されて、所定工程の工数が作業される。
設備10lにおける作業終了後、ワークは、自走式搬送台車30によって再び作業領域21kへ搬送される。
そのため、作業者20kは、500秒のラインタクトに対して残り100秒分の工数を作業することができる。この100秒分の工数は、作業領域21lにおける工程の600秒分の工数から得ることができる。
これにより、作業者20kの工程編成率は最終的にラインタクト一杯の100%まで上昇する。
作業領域21kにおけるラインタクト500秒分の作業が終了したワークは、自走式搬送台車30によって、設備10lを通らずに作業領域21lへ搬送される。
作業領域21lにおける工程は、500秒のラインタクトに対して600秒の工数がある。しかし、そのうち100秒分の工数は、作業領域21kにおいて作業者20kにより既に作業済みであるため、500秒分の工数が残っている。
500秒の工数は、1人の作業者20lで作業できる工数である。そこで、作業者20lがこの500秒の工数を作業する。そのため、作業者20lの工程編成率はラインタクト一杯の100%になる。
このように、生産ライン1の場合、作業者は20k,20lの2人で済む。そして、各作業者20k,20lの工程編成率は、いずれも100%になる。
つまり、生産ライン101の場合は、コンベヤ130k,130lを用いるため、作業領域21kにおける工程の工数と、作業領域21lにおける工程の工数とを、設備10lを越えて調整することはできない。
これに対し、生産ライン1の場合は、自走式搬送台車30を用いてその走行路を工夫することで、作業領域21kにおける工程の工数と、作業領域21lにおける工程の工数とを、設備10lを越えて調整することができる。
したがって、生産ライン1の場合は、作業領域21kにおける作業者20kの工程編成率、および作業領域21lにおける作業者20lの工程編成率を、いずれも向上させることができる。
また、作業者を無駄に配置することがなくなり、作業領域21k,21lにおける作業効率を向上させることができる。
図3は、本発明による生産ラインの他の実施形態を示す概略的平面図である。
図4は、比較のために示す従来の生産ラインの他の例を示す概略的平面図である。
図3に示す実施形態による生産ライン2は、図1に示す生産ライン1と同様のものである。そのため、重複する説明は省略する。
図4に示す従来の生産ライン102は、図2に示す生産ライン101と同様のものである。そのため、重複する説明は省略する。
上記のような生産ライン2,102において、ラインタクトを例えば500秒と仮定する。すなわち、各設備10k,10l,10mのサイクルタイムは500秒である。
また、設備10k,10l間の作業領域21kにおける工程の工数を例えば600秒と仮定する。
また、設備10l,10m間の作業領域21lにおける工程の工数を例えば400秒と仮定する。
この場合、図3に示す実施形態による生産ライン2と、図4に示す従来の生産ライン102とでは、つぎのように工程編成率が相違する。
まず、生産ライン102の場合、作業領域21kにおける工程の工数は、500秒のラインタクトに対して600秒である。そのため、図2に示す生産ライン101における作業領域21lの場合と同様に、作業領域21kには2人の作業者20k1,20k2が必要であり、配置される。
2人の作業者20k1,20k2に同程度ずつ、つまり300秒ずつの工数が割り当てられる場合、作業者20k1,20k2の工程編成率は、2人とも約60%になる。
また、作業領域21lにおける工程の工数は、500秒のラインタクトに対して400秒である。そのため、図2に示す生産ライン101における作業領域21kの場合と同様に、作業領域21lにおける工程編成率は80%になる。すなわち、作業者20lは400秒の工数を作業する。
したがって、生産ライン102の場合、作業者は20k1,20k2,20lの3人必要である。そして、各作業者20k1,20k2,20lの工程編成率は、それぞれ、60%,60%,80%になる。
これに対し、生産ライン2の場合、自走式搬送台車30の走行路をつぎのように設定する。
すなわち、作業領域21kと、それより下流側の設備10lのさらに下流側の作業領域21lとの間には、作業領域21kから設備10lを通過して作業領域21lへ向けて走行路31k2を設定する。この走行路31k2は、作業領域21kから発進する自走式搬送台車30を、設備10lを通過して作業領域21lへ導くものである。
作業領域21lと、それより上流側の設備10lとの間には、作業領域21lから設備10lへ向けて走行路31k3を設定する。この走行路31k3は、作業領域21lから発進する自走式搬送台車30を、設備10lへ戻すものである。
また、設備10lから作業領域21lへ向けて走行路31l1を設定する。
このように自走式搬送台車30の走行路を設定した生産ライン2の場合、工程編成率はつぎのようになる。
すなわち、作業領域21kにおける工程は、500秒のラインタクトに対して600秒の工数がある。そこで、作業者20kは、そのうち500秒の工数だけ作業する。そのため、この作業者20kの工程編成率はラインタクト一杯の100%になる。
作業領域21kで500秒分の作業工数が終了したワークは、自走式搬送台車30によって、設備10lを通過して作業領域21lへ搬送される。
そのため、作業者20lは、作業領域21kにおける工程の残り100秒分の工数を作業することができる。
これにより、作業領域21kにおける工程の600秒分の全ての工数が終了する。
続いてワークは、自走式搬送台車30によって設備10lへ搬送されて、所定工程の工数が作業される。
設備10lにおける作業終了後、ワークは、自走式搬送台車30によって再び作業領域21lへ搬送される。
作業領域21lにおける工程は、500秒のラインタクトに対して400秒の工数しかない。ところが、作業者20lは、作業領域21kにおける工程のうち100秒分の工数を既に作業済みである。
作業者20lは、これに加えて、作業領域21lにおける工程の400秒分の工数を作業する。そのため、この作業者20lの工程編成率はラインタクト一杯の100%になる。
このように、生産ライン2の場合、図1に示す生産ライン1の場合と同様に、作業者は20k,20lの2人で済む。そして、各作業者20k,20lの工程編成率は、いずれも100%になる。
つまり、生産ライン102の場合は、コンベヤ130k,130lを用いるため、作業領域21kにおける工程の工数と、作業領域21lにおける工程の工数とを、設備10lを越えて調整することはできない。
これに対し、生産ライン2の場合は、自走式搬送台車30を用いてその走行路を工夫することで、作業領域21kにおける工程の工数と、作業領域21lにおける工程の工数とを、設備10lを越えて調整することができる。
したがって、生産ライン2の場合は、作業領域21kにおける作業者20kの工程編成率、および作業領域21lにおける作業者20lの工程編成率を、いずれも向上させることができる。
また、作業者を無駄に配置することがなくなり、作業領域21k,21lにおける作業効率を向上させることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。すなわち、図1に示す実施形態の生産ライン1と、図3に示す実施形態の生産ライン2とを、適宜組み合わせて生産ラインを構成することが可能である。
また、図1、図3に示す実施形態の生産ライン1,2は3台の生産設備10k,10l,10mを備えるものとして説明したが、本発明はこれに限定されない。生産ライン1,2のいずれについても、生産設備10を1台以上何台でも備えることが可能である。
また、上記の実施形態では、生産設備10を備えた生産ラインとして説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、生産設備ではなく組立設備を備えた組立ライン、または、生産設備ではなく生産装置を備えた生産ラインにも適用することができる。
1,2 生産ライン
10 生産設備
20 作業者
21 作業領域
30 自走式搬送台車(無人搬送台車)
31 走行路(ワーク搬送路)

Claims (5)

  1. ワークに対する作業に用いられる複数の生産設備と、
    ワークに対する作業を行う作業者の作業領域と、
    前記生産設備と前記作業領域との間でワークを搬送する自走式搬送台車と、を備え、
    前記自走式搬送台車が上流側から下流側へ走行する走行路中に、下流側から上流側へ走行する走行路を設定することにより、前記生産設備および前記作業領域を含むラインが構成され、
    前記作業領域には前記生産設備間の工程が割り当てられ、
    特定の前記作業領域に割り当てられる工程の工数がラインタクトに比べて過不足のある場合、前記自走式搬送台車の走行路が、前記特定の作業領域より上流側または下流側の前記作業領域に割り当てられる工程との間で工数をやりとり可能に設定されることを特徴とする生産ライン。
  2. 請求項に記載の生産ラインにおいて、
    前記特定の作業領域に割り当てられる工程の工数がラインタクトに比べて少ない場合、前記特定の作業領域より下流側の前記生産設備から当該特定の作業領域へ、および、当該特定の作業領域から前記下流側の生産設備を通過してさらに下流側の前記作業領域へ、前記自走式搬送台車の走行路が設定されることを特徴とする生産ライン。
  3. 請求項に記載の生産ラインにおいて、
    前記特定の作業領域における作業者は、前記下流側の生産設備から当該特定の作業領域へ戻されたワークに対して、それに先立ち作業済みの前記特定の作業領域に割り当てられる工程の工数とラインタクトとの差分に相当する工数の作業を行うことを特徴とする生産ライン。
  4. 請求項に記載の生産ラインにおいて、
    前記特定の作業領域に割り当てられる工程の工数がラインタクトに比べて多い場合、前記特定の作業領域から下流側の前記生産設備を通過してさらに下流側の前記作業領域へ、および、前記下流側の作業領域から前記下流側の生産設備へ、前記自走式搬送台車の走行路が設定されることを特徴とする生産ライン。
  5. 請求項に記載の生産ラインにおいて、
    前記下流側の作業領域における作業者は、前記下流側の生産設備を通過して搬送されたワークに対して、それに先立ち前記特定の作業領域における作業者により作業済みのラインタクト相当分の工数と前記特定の作業領域に割り当てられる工程の工数との差分に相当する工数の作業を行うことを特徴とする生産ライン。
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