JPH0679242A - ワイヤロープの清掃装置 - Google Patents

ワイヤロープの清掃装置

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JPH0679242A
JPH0679242A JP4264185A JP26418592A JPH0679242A JP H0679242 A JPH0679242 A JP H0679242A JP 4264185 A JP4264185 A JP 4264185A JP 26418592 A JP26418592 A JP 26418592A JP H0679242 A JPH0679242 A JP H0679242A
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JP
Japan
Prior art keywords
wire rope
cleaning device
cleaning
main body
device main
Prior art date
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Pending
Application number
JP4264185A
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English (en)
Inventor
Seiji Horioka
征二 堀岡
Tatsunori Takahashi
龍典 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリスを落す作業を自動化することができる
ようにする。 【構成】 ワイヤロープ6の外周に筒型の清掃装置本体
11を嵌着し、移動装置33を用いて清掃装置本体11
をワイヤロープ6に沿って移動させつつ、該清掃装置本
体11の内部空間に設けられたノズルからワイヤロープ
6へ向けて洗浄液17を噴射することにより、ワイヤロ
ープ6から自動的にグリスが落されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型水門の扉体を昇降
させるためのワイヤロープを清掃するワイヤロープの清
掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6・図7は大型の水門1を示してい
る。
【0003】図6中、2は水の流れを横切る方向に所要
の間隔を置いて複数本立設された門柱2、3は門柱2間
に昇降自在に設けられた扉体、4は門柱2上部に形成さ
れた操作部、5は扉体3に沿って水の流れを横切る方向
に架設された管理橋である。
【0004】図7に示すように、一端部を操作部4の内
部に固定されたワイヤロープ6の他端部を、操作部4の
内部に設けられた巻上装置7で巻取ると共に、その中間
部を扉体3の上部に取付けられた滑車8に掛渡すように
し、巻上装置7によってワイヤロープ6を巻取り・巻戻
しすることにより、前記扉体3が昇降されるようになっ
ている。
【0005】尚、9は扉体3の上部に設けられた安全手
摺である。
【0006】そして、前記したワイヤロープ6にはグリ
スが塗付されており、該グリスは定期的に新しいものに
塗付し直す必要があるが、従来、グリスを塗付し直すに
は、作業員が操作部4から吊下げた作業ロープに伝って
昇降しながら、手作業でワイヤロープ6に付着したグリ
スをかき落し、次いで、手作業でワイヤロープ6に新し
いグリスを塗付するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来
は、作業員が手作業でグリスを塗付し直す作業を行って
いたので、作業に手間が掛ると共に、コストも掛り、且
つ、作業の安全確保がたいへんであるという問題があっ
た。
【0008】本発明は、上述の実情に鑑み、グリスを落
す作業を自動化し得るようにしたワイヤロープの清掃装
置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワイヤロープ
外周に嵌着可能な筒型の清掃装置本体を設け、該清掃装
置本体の内部空間にワイヤロープへ向けて洗浄液を噴射
するノズルを設け、清掃装置本体をワイヤロープに沿っ
て移動させる移動装置を設けたことを特徴とするワイヤ
ロープの清掃装置にかかるものである。
【0010】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【0011】ワイヤロープ外周に筒型の清掃装置本体を
嵌着し、移動装置を用いて清掃装置本体をワイヤロープ
に沿って移動させつつ、該清掃装置本体の内部空間に設
けられたノズルからワイヤロープへ向けて洗浄液を噴射
することにより、ワイヤロープから自動的にグリスが落
される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0013】図1〜図3は、本発明の第一の実施例であ
る。
【0014】又、図中、図6・図7と同一の構成部分に
ついては同一の符号を付すことによって説明を省略する
ものとし、以下、本発明に特有の構成についてのみ説明
して行く。
【0015】上下の端面の軸心位置にワイヤロープ6の
通過孔10を有する中空円筒状の清掃装置本体11を設
け、該清掃装置本体11を直径方向に二分割して、両分
割片の一側部間をヒンジ部12を用いて開閉自在に連結
すると共に、他側部間にフランジ部13を設けて締結ボ
ルト14などにより締結及び締結解除自在とし、ワイヤ
ロープ6外周に対し嵌着可能とする。
【0016】そして、清掃装置本体11の上下の端面に
形成された通過孔10の周囲に、ワイヤロープ6の外周
に嵌着した時に、清掃装置本体11の内部空間15と外
部をシールするシール部材16を設け、清掃装置本体1
1の内部空間15にワイヤロープ6へ向けて灯油などの
溶剤から成る洗浄液17を噴射するノズル18を設け、
該ノズル18と外部の洗浄液供給タンク19との間に洗
浄液供給ポンプ20及びフレキシブルホースなどから成
る洗浄液供給路21を接続する。
【0017】又、清掃装置本体11の内部空間15下部
にワイヤロープ6洗浄後の廃液22を外部へ排出させる
ための廃液排出口23を設け、該廃液排出口23と外部
の廃液回収タンク24との間にフレキシブルホースなど
から成る廃液回収路25を接続する。
【0018】前記洗浄液供給タンク19と廃液回収タン
ク24を水門1の管理橋5に沿って走行可能な走行台車
26に積載し、必要に応じて廃液回収タンク24と洗浄
液供給タンク19との間に、フィルタ27を介して廃液
回収タンク24内の廃液22の上澄みを洗浄液供給タン
ク19へ送る廃液循環ポンプ28を設ける。
【0019】更に、水門1の操作部4の内部に滑車29
を取付けると共に、水門1の門柱2の部分に巻上装置3
0を設置し、巻上装置30に巻取られたワイヤ31の先
端を滑車29に掛渡した後、ワイヤロープ6外周に対し
嵌着された清掃装置本体11の吊フック32に取付け
て、巻上装置30の巻取り・巻戻しによって清掃装置本
体11をワイヤロープ6に沿い移動可能な移動装置33
を構成する。
【0020】尚、34は走行台車26に積載された巻上
装置30などへ電力を供給する電源装置である。
【0021】次に、作動について説明する。
【0022】水門1の操作部4に設けられた巻上装置7
によって扉体3を上下動させる過程については図6・図
7と同様なので説明を省略する。
【0023】本発明では、ワイヤロープ6のグリスを塗
付し直す作業を行う場合、水門1の操作部4の内部に滑
車29を取付けると共に、水門1の門柱2の部分に巻上
装置30を設置する。
【0024】そして、締結ボルト14を外してヒンジ部
12を中心に清掃装置本体11を開き、清掃装置本体1
1をワイヤロープ6外周に対し嵌着した後、再び締結ボ
ルト14を取付けることにより、ワイヤロープ6外周に
清掃装置本体11をセットする。
【0025】更に、巻上装置30に巻取られたワイヤ3
1の先端を滑車29に掛渡して清掃装置本体11の吊フ
ック32に結び、且つ、水門1の管理橋5に配置された
走行台車26に積載された洗浄液供給ポンプ20と清掃
装置本体11のノズル18とを洗浄液供給路21で接続
すると共に、清掃装置本体11の廃液排出口23と廃液
回収タンク24との間を廃液回収路25で接続する。
【0026】この状態で、巻上装置30を作動してワイ
ヤ31の巻取り・巻戻しを行なうと、清掃装置本体11
がワイヤロープ6に沿って移動され、同時に、洗浄液供
給ポンプ20を作動させると、走行台車26に積載され
た洗浄液供給タンク19内の洗浄液17が洗浄液供給路
21を介して清掃装置本体11の内部空間15に設けら
れたノズル18へ供給され、ノズル18からワイヤロー
プ6へ向けて洗浄液17が噴射され、ワイヤロープ6に
付着している古いグリスが洗浄除去される。
【0027】そして、ワイヤロープ6へ噴射された洗浄
液17及びワイヤロープ6から除去されたグリス分を含
む廃液22は、清掃装置本体11の内部空間15下部に
溜り、内部空間15下部に形成された廃液排出口23か
ら廃液回収路25を介して走行台車26に積載された廃
液回収タンク24へと回収される。
【0028】廃液回収タンク24に回収された廃液22
のうち上澄みの部分は、場合により、フィルタ27を介
して廃液循環ポンプ28で吸上げて洗浄液供給タンク1
9へ送るようにしても良い。
【0029】このように、清掃装置本体11を移動させ
つつワイヤロープ6に付着している古いグリスを除去す
ることにより、グリスを落す作業を自動化することがで
き、作業の手間が少くなると共に作業コストが低減さ
れ、且つ、作業の安全性が向上される。
【0030】図4・図5は、本発明の第二の実施例であ
り、清掃装置本体11の内部空間15に、ワイヤロープ
6に付着している古いグリスをかき落すスクレーパ35
を設けたものであり、それ以外は、前記実施例とほぼ同
様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることが
できる。
【0031】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、水門用のワイヤロープ以外の清掃に
使用し得ること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワイヤロ
ープの清掃装置によれば、グリスを落す作業を自動化す
ることができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の概略全体側面図であ
る。
【図2】清掃装置本体部分の拡大側断面図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】本発明の第二の実施例における清掃装置本体部
分の拡大側断面図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】一般的な大型水門の背面図である。
【図7】図6の概略側面図である。
【符号の説明】
6 ワイヤロープ 11 清掃装置本体 15 内部空間 17 洗浄液 18 ノズル 33 移動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤロープ外周に嵌着可能な筒型の清
    掃装置本体を設け、該清掃装置本体の内部空間にワイヤ
    ロープへ向けて洗浄液を噴射するノズルを設け、清掃装
    置本体をワイヤロープに沿って移動させる移動装置を設
    けたことを特徴とするワイヤロープの清掃装置。
JP4264185A 1992-09-07 1992-09-07 ワイヤロープの清掃装置 Pending JPH0679242A (ja)

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JP4264185A JPH0679242A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 ワイヤロープの清掃装置

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JP4264185A JPH0679242A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 ワイヤロープの清掃装置

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JPH0679242A true JPH0679242A (ja) 1994-03-22

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ID=17399658

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JP4264185A Pending JPH0679242A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 ワイヤロープの清掃装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100979731B1 (ko) * 2009-12-28 2010-09-03 수자원기술 주식회사 와이어로프의 그리스 자동세척 및 도포장치
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CN114877233A (zh) * 2022-04-01 2022-08-09 山东固丝德夫金属制品有限公司 一种钢丝绳淋浸涂油装置

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