JPH0679082A - 2針縁取りトリム機械に於ける端部編み鎖を裏返すための装置 - Google Patents
2針縁取りトリム機械に於ける端部編み鎖を裏返すための装置Info
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- JPH0679082A JPH0679082A JP5159324A JP15932493A JPH0679082A JP H0679082 A JPH0679082 A JP H0679082A JP 5159324 A JP5159324 A JP 5159324A JP 15932493 A JP15932493 A JP 15932493A JP H0679082 A JPH0679082 A JP H0679082A
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- tab
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- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B65/00—Devices for severing the needle or lower thread
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- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B73/00—Casings
- D05B73/04—Lower casings
- D05B73/12—Slides; Needle plates
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- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05D—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
- D05D2207/00—Use of special elements
- D05D2207/02—Pneumatic or hydraulic devices
- D05D2207/04—Suction or blowing devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】2針縫取りトリム機械で縫合の終りに形成され
るワークピースにつけられない編み鎖が、編み鎖を生成
するノブを動かす事なく編み鎖が絡まらないようにする
方法及び装置を得る。 【構成】編み鎖(16)はニードル・プレート(2)の側
縁部(11)上に具備される第1のタブ(12)上と、第1
のタブ(12)に関連して平行して並んで配置される補助
のタブ(13)上とで形成され、鎖切断部分(17)は鎖
(16)を引き込んで、補助のタブ(13)からそれを外し
て、縫い合わされたワークピース(5)からそれを離
し、縫合方向に対して垂直方向をを指向する第1のノズ
ル(20)がニードル・プレート(2)の上で鎖(16)を
裏返しにする従来の装置に対し第1のノズルと同期する
第2のノズル(22)を設置し、補助のタブ(13)の端部
(13a )に向って空気ブローを噴射して、裏返されてい
る鎖(16)が補助のタブ(13)を跨ぐのを防ぐ。
るワークピースにつけられない編み鎖が、編み鎖を生成
するノブを動かす事なく編み鎖が絡まらないようにする
方法及び装置を得る。 【構成】編み鎖(16)はニードル・プレート(2)の側
縁部(11)上に具備される第1のタブ(12)上と、第1
のタブ(12)に関連して平行して並んで配置される補助
のタブ(13)上とで形成され、鎖切断部分(17)は鎖
(16)を引き込んで、補助のタブ(13)からそれを外し
て、縫い合わされたワークピース(5)からそれを離
し、縫合方向に対して垂直方向をを指向する第1のノズ
ル(20)がニードル・プレート(2)の上で鎖(16)を
裏返しにする従来の装置に対し第1のノズルと同期する
第2のノズル(22)を設置し、補助のタブ(13)の端部
(13a )に向って空気ブローを噴射して、裏返されてい
る鎖(16)が補助のタブ(13)を跨ぐのを防ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野及び従来の技術】本発明は2針縁取
り機械内の端部の縫取りをする鎖即ち“端部の鎖”を裏
返すための装置に関しており、その中では縫われたワー
クピースの端縁部から延在している前記端部の鎖は、ニ
ードル・プレート(needle plate)の内側の側縁部上で
縫合せ方向と平行して配置され縫合せ方向に向けられる
一つの自由端部を有する第1のタブの周りと、第1のタ
ブに関連して平行して並んだ位置でニードル・プレート
それ自身によって具備され、縫合せ方向に向けられる夫
々の1つの自由端部を有する補助タブの周りとでも同様
に形成される。前記装置は、縫合せ方向に関し前記ニー
ドル・プレートの直ぐ下流で、ニードル・プレートの側
縁部の延在部に動作的に配置され、縫われたワークピー
スから端部の鎖を切り離すためにそれを引き込んで切断
するように設計される吸引式鎖切断部分と;ニードル・
プレートの側縁部の延在部に横方向に配置され、端部の
鎖を裏返しにしてそれによって縫合せ方向の反対方向を
それに指向させるために縫合せ方向とほぼ垂直に第1の
空気ブローを生じさせるように設計される第1のノズル
と;第1のノズルの働きに基づき裏返された端部の鎖を
保持するためにニードル・プレートの前面縁部の前に動
作的に配置される掴み部分とを具備する。
り機械内の端部の縫取りをする鎖即ち“端部の鎖”を裏
返すための装置に関しており、その中では縫われたワー
クピースの端縁部から延在している前記端部の鎖は、ニ
ードル・プレート(needle plate)の内側の側縁部上で
縫合せ方向と平行して配置され縫合せ方向に向けられる
一つの自由端部を有する第1のタブの周りと、第1のタ
ブに関連して平行して並んだ位置でニードル・プレート
それ自身によって具備され、縫合せ方向に向けられる夫
々の1つの自由端部を有する補助タブの周りとでも同様
に形成される。前記装置は、縫合せ方向に関し前記ニー
ドル・プレートの直ぐ下流で、ニードル・プレートの側
縁部の延在部に動作的に配置され、縫われたワークピー
スから端部の鎖を切り離すためにそれを引き込んで切断
するように設計される吸引式鎖切断部分と;ニードル・
プレートの側縁部の延在部に横方向に配置され、端部の
鎖を裏返しにしてそれによって縫合せ方向の反対方向を
それに指向させるために縫合せ方向とほぼ垂直に第1の
空気ブローを生じさせるように設計される第1のノズル
と;第1のノズルの働きに基づき裏返された端部の鎖を
保持するためにニードル・プレートの前面縁部の前に動
作的に配置される掴み部分とを具備する。
【0002】本発明は上の装置によって実行に移される
端部の鎖を裏返しにするための工程にも関し、前記工程
は:縫合せ方向に関して前記ニードル・プレートの下流
で、ニードル・プレートの側縁部の延在部で働く吸引式
鎖切断部分内に端部の鎖を引き込んで切断することと;
縫合せ方向にほぼ垂直の空気ブローによって180゜に
亘ってニードル・プレートの上で切断された鎖を裏返し
にすることと;ニードル・プレートのっ前面端部で切断
された鎖を保持すること:とのステップを有する型のも
のである。
端部の鎖を裏返しにするための工程にも関し、前記工程
は:縫合せ方向に関して前記ニードル・プレートの下流
で、ニードル・プレートの側縁部の延在部で働く吸引式
鎖切断部分内に端部の鎖を引き込んで切断することと;
縫合せ方向にほぼ垂直の空気ブローによって180゜に
亘ってニードル・プレートの上で切断された鎖を裏返し
にすることと;ニードル・プレートのっ前面端部で切断
された鎖を保持すること:とのステップを有する型のも
のである。
【0003】2針縁取りを行うように適合させられた工
業用のトリム型の縫合せ機械で、縫い目は針と下方ルー
パ(looper)と上方ルーパとによって夫々行われる何本
かの糸を夫々織り交ぜさせることによって形成されるこ
とは公知である。
業用のトリム型の縫合せ機械で、縫い目は針と下方ルー
パ(looper)と上方ルーパとによって夫々行われる何本
かの糸を夫々織り交ぜさせることによって形成されるこ
とは公知である。
【0004】前記糸の織り交ぜは、縫い合わせ方向と平
行に延在し、且つワークピースの供給方向を指向する夫
々の自由端部を備えニードル・プレート内に形成される
一対のタブの周りで行われる。特に、ニードル・プレー
トの側縁部の近くに形成される第1のタブと、それに加
えて第1のタブに関してそれと平行して並んで配置され
る補助のタブが設置される。第1のタブと補助のタブと
の間に第1の切欠きが形成され、この切欠き内には機械
が作動している時に、針の一方、即ち“内側の針”とし
て厳密に確認される針、要するにニードル・プレートの
側縁部のより近くに配置される針、が、交互に挿入され
る。他方の針、即ち“外側の針”は第1の切欠きの反対
側の側部上の補助のタブの横側に配置される第2の切欠
きに交互に入る。
行に延在し、且つワークピースの供給方向を指向する夫
々の自由端部を備えニードル・プレート内に形成される
一対のタブの周りで行われる。特に、ニードル・プレー
トの側縁部の近くに形成される第1のタブと、それに加
えて第1のタブに関してそれと平行して並んで配置され
る補助のタブが設置される。第1のタブと補助のタブと
の間に第1の切欠きが形成され、この切欠き内には機械
が作動している時に、針の一方、即ち“内側の針”とし
て厳密に確認される針、要するにニードル・プレートの
側縁部のより近くに配置される針、が、交互に挿入され
る。他方の針、即ち“外側の針”は第1の切欠きの反対
側の側部上の補助のタブの横側に配置される第2の切欠
きに交互に入る。
【0005】縫い取りのステップの間、ワークピースの
縁部は針によって通り抜けられ、縫い目が第1の及び補
助のタブの周りに形成される時に、縫い目内で輪で相互
に結ばれる。
縁部は針によって通り抜けられ、縫い目が第1の及び補
助のタブの周りに形成される時に、縫い目内で輪で相互
に結ばれる。
【0006】縫い合わせ作業の最後で、ワークピースの
端縁部が機械の停止に先立つ準備ステップで縫合領域を
越える時、ワークピースに相互の輪で結ばれない鎖状の
縫い取りからできている端部の縫取りの鎖が形成され
る。
端縁部が機械の停止に先立つ準備ステップで縫合領域を
越える時、ワークピースに相互の輪で結ばれない鎖状の
縫い取りからできている端部の縫取りの鎖が形成され
る。
【0007】ニードル・プレートの側縁部の延在部、つ
まり前記プレートの下流、で機能するように配置される
吸引式鎖切断部分は、鎖の吸引及び切断を行って縫い合
わされたワークピースからそれを分離する。従って第1
の及び補助のタブから延在する切断される鎖の部分は、
縫取り方向と反対の方向でニードル・プレート上に裏返
されなければならず、その結果それは新しいワークピー
スの縁部上で行われる次の縫い取りの最初の部分へ挿入
するために配置されることができる。この目的のため
に、鎖切断部分と組合されるのは、縫合方向に対して垂
直を指向する空気ブローを噴出するように設計されて、
ほぼ水平面で180゜に亘って回転することによって鎖
を裏返しにするノズルである。新しい縫取りの始まりま
で、裏返された鎖の端部はニードル・プレートの前面縁
部に対してそれを保持する掴み手段によって係合させら
れる。
まり前記プレートの下流、で機能するように配置される
吸引式鎖切断部分は、鎖の吸引及び切断を行って縫い合
わされたワークピースからそれを分離する。従って第1
の及び補助のタブから延在する切断される鎖の部分は、
縫取り方向と反対の方向でニードル・プレート上に裏返
されなければならず、その結果それは新しいワークピー
スの縁部上で行われる次の縫い取りの最初の部分へ挿入
するために配置されることができる。この目的のため
に、鎖切断部分と組合されるのは、縫合方向に対して垂
直を指向する空気ブローを噴出するように設計されて、
ほぼ水平面で180゜に亘って回転することによって鎖
を裏返しにするノズルである。新しい縫取りの始まりま
で、裏返された鎖の端部はニードル・プレートの前面縁
部に対してそれを保持する掴み手段によって係合させら
れる。
【0008】上述で説明されたように、2針縁取りの縫
取りを行うために組立てられた縫合機械に於てニードル
・プレート内に2つのタブが存在するために、裏返しの
際に、鎖が補助のタブ内で望ましくないように動きがと
れなくなり、裏返しの最後に、次の縫取りの最初の部分
でそれを正しい挿入するためには不適切な位置を占める
という幾つかの問題を引き起こすことがある。
取りを行うために組立てられた縫合機械に於てニードル
・プレート内に2つのタブが存在するために、裏返しの
際に、鎖が補助のタブ内で望ましくないように動きがと
れなくなり、裏返しの最後に、次の縫取りの最初の部分
でそれを正しい挿入するためには不適切な位置を占める
という幾つかの問題を引き起こすことがある。
【0009】この問題を解決するために、多くの装置が
開発されて、縫取りの停止の際で、鎖の裏返しが行われ
る前に、縫合方向に関して反対方向に補助のタブを引込
ませることが行われた。
開発されて、縫取りの停止の際で、鎖の裏返しが行われ
る前に、縫合方向に関して反対方向に補助のタブを引込
ませることが行われた。
【0010】例えば、これ等の機械の1つは欧州特許第
0037444号明細書で説明される。
0037444号明細書で説明される。
【0011】この装置で補助のタブは、ニードル・プレ
ートに形成される長手方向の溝内で滑動可能なように誘
導される駆動ロッドの端部に配置される。縫合せ機械に
組み合される電子制御装置によって駆動されるアクチュ
エータは、縫合機械の停止ステップの間、縫合方向と反
対の方向に補助のタブを引込めるための駆動ロッドを作
動させる。この様にして、補助のタブはその上で形成さ
れる縫い目から滑り抜かれ、裏返しの最後で、補助のタ
ブに望ましくないようにもたらされるか、或いはそれに
よって動きがとれなくなり得る危険性なしに、前記鎖が
ニードル・プレート上で第1のタブの横側に配置される
第1の切欠きの末端部から始まって延在することができ
るということを確実にする。
ートに形成される長手方向の溝内で滑動可能なように誘
導される駆動ロッドの端部に配置される。縫合せ機械に
組み合される電子制御装置によって駆動されるアクチュ
エータは、縫合機械の停止ステップの間、縫合方向と反
対の方向に補助のタブを引込めるための駆動ロッドを作
動させる。この様にして、補助のタブはその上で形成さ
れる縫い目から滑り抜かれ、裏返しの最後で、補助のタ
ブに望ましくないようにもたらされるか、或いはそれに
よって動きがとれなくなり得る危険性なしに、前記鎖が
ニードル・プレート上で第1のタブの横側に配置される
第1の切欠きの末端部から始まって延在することができ
るということを確実にする。
【0012】容易に推測され得るように、縫合機械の運
転と同時に補助のタブの前方及び後方への動きを駆動す
るための色々な運動機構を配置するための必要性は、構
造上の複雑性に関する重要な問題を含む。事実、ニード
ル・プレートの下側で利用できる限定された空間内に幾
つかの動く機構部材を配置することが必要である。
転と同時に補助のタブの前方及び後方への動きを駆動す
るための色々な運動機構を配置するための必要性は、構
造上の複雑性に関する重要な問題を含む。事実、ニード
ル・プレートの下側で利用できる限定された空間内に幾
つかの動く機構部材を配置することが必要である。
【0013】更に、これ等の機構部材の存在は、それを
2針縁取りをしたものとは異なる縫取りを行うように縫
合機械を適応させるためにニードル・プレートの取換え
を行なうことは実際には実行不可能であるか或いは何れ
にしても非常に困難である。事実、ニードル・プレート
の取外し及び取換えは、補助のタブの動きを制御する装
置の完全な分解か、或いは少なくとも幾つかの機構部品
の取外しによる前記装置の不稼働化が要求される。
2針縁取りをしたものとは異なる縫取りを行うように縫
合機械を適応させるためにニードル・プレートの取換え
を行なうことは実際には実行不可能であるか或いは何れ
にしても非常に困難である。事実、ニードル・プレート
の取外し及び取換えは、補助のタブの動きを制御する装
置の完全な分解か、或いは少なくとも幾つかの機構部品
の取外しによる前記装置の不稼働化が要求される。
【0014】補助のタブの動きを制御するように設計さ
れた部材によって占められる空間は、特定の作業を行う
ように機械を適応させるように設計される他の可能な補
助装置の取り付けのために利用されることはできないこ
とも考えるべきことである。
れた部材によって占められる空間は、特定の作業を行う
ように機械を適応させるように設計される他の可能な補
助装置の取り付けのために利用されることはできないこ
とも考えるべきことである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の主要な
目的は、ニードル・プレートの下で補助のタブを引っ込
める必要なしに鎖の裏返しの最後で鎖それ自身の精密な
位置付けを確実にすることができる端部の鎖の裏返しを
するための装置を提供することによって、上で説明した
問題を解決することである。
目的は、ニードル・プレートの下で補助のタブを引っ込
める必要なしに鎖の裏返しの最後で鎖それ自身の精密な
位置付けを確実にすることができる端部の鎖の裏返しを
するための装置を提供することによって、上で説明した
問題を解決することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この説明中により明白に
なるであろう先述の及び別の目的は、下記特徴を持つ2
針縁取り機械での端部の縫取り鎖を裏返しにするための
装置によってほぼ達成される。その特徴はニードル・プ
レートと動作的に結合させられ、補助のタブの自由端部
に向って第2の空気ブローを射出するための縫取り方向
に関して反対方向を指向する少なくとも1つの補助のノ
ズルを更に具備することにより、鎖切断部分によって引
き起こされる吸引機能の作用によって補助のタブから外
され、第1の空気ブローによって裏返された切断された
鎖が、第2の空気ブローの作用によって第1のタブと補
助のタブの間に形成された第1の切欠き内に係合させら
れることである。
なるであろう先述の及び別の目的は、下記特徴を持つ2
針縁取り機械での端部の縫取り鎖を裏返しにするための
装置によってほぼ達成される。その特徴はニードル・プ
レートと動作的に結合させられ、補助のタブの自由端部
に向って第2の空気ブローを射出するための縫取り方向
に関して反対方向を指向する少なくとも1つの補助のノ
ズルを更に具備することにより、鎖切断部分によって引
き起こされる吸引機能の作用によって補助のタブから外
され、第1の空気ブローによって裏返された切断された
鎖が、第2の空気ブローの作用によって第1のタブと補
助のタブの間に形成された第1の切欠き内に係合させら
れることである。
【0017】更に本発明によると、2針縁取り機械で端
部の縫取り鎖を裏返しにするための工程を実行に移すこ
の装置は、鎖を裏返しにする間、縫合方向に関して反対
の方向に補助のタブの端部に向ってたっぷりと射出され
る第2のブローが、補助のタブと第1のタブとの間でニ
ードル・プレート内に形成される第1の長手方向の切欠
き内へ前記鎖は鎖切断装置によって生成される吸引効果
によって補助のタブから予め滑り外されている鎖を挿入
するために生成されることによって特徴付けられる。
部の縫取り鎖を裏返しにするための工程を実行に移すこ
の装置は、鎖を裏返しにする間、縫合方向に関して反対
の方向に補助のタブの端部に向ってたっぷりと射出され
る第2のブローが、補助のタブと第1のタブとの間でニ
ードル・プレート内に形成される第1の長手方向の切欠
き内へ前記鎖は鎖切断装置によって生成される吸引効果
によって補助のタブから予め滑り外されている鎖を挿入
するために生成されることによって特徴付けられる。
【0018】別の特質及び長所は、2針縁取り機械で端
部の縫取り鎖を裏返しにする装置と、本発明の上記の装
置によって実行に移される裏返しの工程との好ましい実
施例の詳細な説明から一層明白になるであろう。これか
ら後本説明か添付図面を参照した非制限的な例によって
行われるであろう。
部の縫取り鎖を裏返しにする装置と、本発明の上記の装
置によって実行に移される裏返しの工程との好ましい実
施例の詳細な説明から一層明白になるであろう。これか
ら後本説明か添付図面を参照した非制限的な例によって
行われるであろう。
【0019】
【実施例】装置1は、それ自身公知であり本発明の目的
に対して重要でないので図面に示されていないトリム型
の縫合機械のワークピース支持テーブル3、と通常同じ
高さに配置されるニードル・プレート2の所で作動す
る。縫合機械は、ニードル・プレート2内に配置される
対応する開口部6を通って作業する、図面に示されてい
ない供給まわし金(feed dog)、によってワークピース
支持テーブル3上で矢印Fに従って前方へ動かされるワ
ークピース5上に2針縁取りを行うように設計される。
に対して重要でないので図面に示されていないトリム型
の縫合機械のワークピース支持テーブル3、と通常同じ
高さに配置されるニードル・プレート2の所で作動す
る。縫合機械は、ニードル・プレート2内に配置される
対応する開口部6を通って作業する、図面に示されてい
ない供給まわし金(feed dog)、によってワークピース
支持テーブル3上で矢印Fに従って前方へ動かされるワ
ークピース5上に2針縁取りを行うように設計される。
【0020】示された実施例の縫取り部4は、並んで平
行に配置される内側の針及び外側の針によって夫々実行
される第1の上糸7及び第2の上糸8を織り交ぜる事
と、ニードル・プレート2と、ニードル・プレート2の
下で縫合方向Fに対して横方向に移動可能な下方ルーパ
によって保持される下方被覆糸9と、ニードル・プレー
トの側縁部11に跨がって上方ルーパによって交互に作動
させられる上方被覆糸10とによる往復運動の動きを行な
うこととによって形成される。針及びルーパは公知であ
り、本発明の目的にとって重要でないので示されていな
い。
行に配置される内側の針及び外側の針によって夫々実行
される第1の上糸7及び第2の上糸8を織り交ぜる事
と、ニードル・プレート2と、ニードル・プレート2の
下で縫合方向Fに対して横方向に移動可能な下方ルーパ
によって保持される下方被覆糸9と、ニードル・プレー
トの側縁部11に跨がって上方ルーパによって交互に作動
させられる上方被覆糸10とによる往復運動の動きを行な
うこととによって形成される。針及びルーパは公知であ
り、本発明の目的にとって重要でないので示されていな
い。
【0021】糸7、8、9、及び10の織り交ぜは、縫合
方向Fと平行して延在し、且つワークピース5の縫合方
向即ち供給方向を指向する自由端部12a を有しニードル
・プレート2の側縁部11に形成される第1のタブ12の辺
りと、それに加えて第1のタブ12に関連して並んで平行
に配置されており、且つ縫合方向に向けられて対応する
自由端部13a を有する補助のタブ12の辺りとで行われ
る。第1の上糸7を運ぶ内側の針が選択的に入る第1の
長手方向の切欠き14は、第1のタブ12と補助のタブ13と
の間に形成される。次ぎに第2の上糸8を運ぶ外側の針
は、第1の切欠き14と反対側の側部上で補助のタブ13に
沿って配置される第2の切欠き15に入る。縫取りの間、
縫合方向Fにニードル・プレート2上を動くワークピー
ス5は針によって貫通され、その結果ニードル・プレー
ト2の側縁部11と同じ高さで作業する公知の切断手段に
よって予めトリムされているその側縁部は、タブ12、13
の周りに形成される縫取り部内で相互にループ付けされ
る。ワークピース5に係合させられる縫取り部は、ワー
クピースが前方に動くにつれてタブ12、13から滑り出さ
れる。
方向Fと平行して延在し、且つワークピース5の縫合方
向即ち供給方向を指向する自由端部12a を有しニードル
・プレート2の側縁部11に形成される第1のタブ12の辺
りと、それに加えて第1のタブ12に関連して並んで平行
に配置されており、且つ縫合方向に向けられて対応する
自由端部13a を有する補助のタブ12の辺りとで行われ
る。第1の上糸7を運ぶ内側の針が選択的に入る第1の
長手方向の切欠き14は、第1のタブ12と補助のタブ13と
の間に形成される。次ぎに第2の上糸8を運ぶ外側の針
は、第1の切欠き14と反対側の側部上で補助のタブ13に
沿って配置される第2の切欠き15に入る。縫取りの間、
縫合方向Fにニードル・プレート2上を動くワークピー
ス5は針によって貫通され、その結果ニードル・プレー
ト2の側縁部11と同じ高さで作業する公知の切断手段に
よって予めトリムされているその側縁部は、タブ12、13
の周りに形成される縫取り部内で相互にループ付けされ
る。ワークピース5に係合させられる縫取り部は、ワー
クピースが前方に動くにつれてタブ12、13から滑り出さ
れる。
【0022】縫取りの終端部で、ワークピース5の終端
縁部5aが縫合領域、つまりタブ12、13を越える時、機械
の停止に先立って減速するステップの間に、端部の縫取
り鎖16が形成され、その端部鎖はタブの周りに形成され
るがワークピースには相互にループ付けされない縫取り
部から出来ていている。
縁部5aが縫合領域、つまりタブ12、13を越える時、機械
の停止に先立って減速するステップの間に、端部の縫取
り鎖16が形成され、その端部鎖はタブの周りに形成され
るがワークピースには相互にループ付けされない縫取り
部から出来ていている。
【0023】この鎖16はワークピース5から切り離さ
れ、ニードル・プレート2の上で裏返しにされて、その
結果それは図3に示されるように、次の作業サイクルの
間に作り出される次の縫取り部に組入れられ得なければ
ならない。
れ、ニードル・プレート2の上で裏返しにされて、その
結果それは図3に示されるように、次の作業サイクルの
間に作り出される次の縫取り部に組入れられ得なければ
ならない。
【0024】この目的のために、装置1はその側縁部11
の延在部内のニードル・プレート2の下流に動作的に配
置される吸引式鎖切断部分17を具備する。公知の及び従
来の方法で鎖切断部分17は、吸入開口部の手前でワーク
ピース5の終端縁部5aの通過と関連して時を合わせて、
吸入開口部18内へ端部の鎖16を引き入れる。吸入開口部
18内へ引き入れられた鎖16は、それ自身公知である切刃
19によってワークピース5の終端縁部5aで切断される。
の延在部内のニードル・プレート2の下流に動作的に配
置される吸引式鎖切断部分17を具備する。公知の及び従
来の方法で鎖切断部分17は、吸入開口部の手前でワーク
ピース5の終端縁部5aの通過と関連して時を合わせて、
吸入開口部18内へ端部の鎖16を引き入れる。吸入開口部
18内へ引き入れられた鎖16は、それ自身公知である切刃
19によってワークピース5の終端縁部5aで切断される。
【0025】都合が良い事に、鎖切断部分によって鎖16
上に生ずる吸引機能は、縫取り機械が停止する前に、タ
ブ12、13の周りに形成される最後に行われた縫取り部を
鎖それ自身に沿って結果的に生ずる引っ張り作用によっ
てタブ12、13から滑り出させる。
上に生ずる吸引機能は、縫取り機械が停止する前に、タ
ブ12、13の周りに形成される最後に行われた縫取り部を
鎖それ自身に沿って結果的に生ずる引っ張り作用によっ
てタブ12、13から滑り出させる。
【0026】吸引式鎖切断部分17と共同させられるの
は、縫合方向Fに対して垂直の方向をほぼ指向する少な
くとも1つのノズルである。第1のノズル20はニードル
・プレート20上へ第1の空気ブローを射出するように働
き、その結果それは切断鎖16に当って、ほぼ水平面で1
80゜まで回転することによって縫取り方向と反対の方
向で、前記鎖を裏返す。
は、縫合方向Fに対して垂直の方向をほぼ指向する少な
くとも1つのノズルである。第1のノズル20はニードル
・プレート20上へ第1の空気ブローを射出するように働
き、その結果それは切断鎖16に当って、ほぼ水平面で1
80゜まで回転することによって縫取り方向と反対の方
向で、前記鎖を裏返す。
【0027】ニードル・プレートの手前に動作的に配置
され、図2の破線によって示される様な、垂直方向の往
復運動の動作を有する掴み手段21は、その裏返しにする
動作の最後で鎖16と係合し、新たな縫取り作業が始まる
まで、ニードル・プレートの前面縁部2aにそれを保持す
る。
され、図2の破線によって示される様な、垂直方向の往
復運動の動作を有する掴み手段21は、その裏返しにする
動作の最後で鎖16と係合し、新たな縫取り作業が始まる
まで、ニードル・プレートの前面縁部2aにそれを保持す
る。
【0028】公知の方法で、適切な手段(本発明の目的
にとって重要でないので説明されない即ち示されない)
が、前記側縁部で働く切断手段の作業の時に予め決定さ
れた長さに鎖16を切断する目的のためにそれを横に動か
し、それによってそれを側縁部11を越えて逸らすために
掴み手段21と共同させられ得る。
にとって重要でないので説明されない即ち示されない)
が、前記側縁部で働く切断手段の作業の時に予め決定さ
れた長さに鎖16を切断する目的のためにそれを横に動か
し、それによってそれを側縁部11を越えて逸らすために
掴み手段21と共同させられ得る。
【0029】本発明の記述による、装置1には補助のタ
ブ13の自由端部13a に向って第2の空気ブローを射出す
るように設計された少なくとも1つの補助のノズル22が
作られ、前記ブローは縫合せ方向Fに関してほぼ平行で
あり反対方向に動く。補助のノズル22は、ニードル・プ
レート2を横切る部分25に、また縫合せ方向に関して第
1のタブ12と補助のタブ13の直ぐ下流に形成される少な
くとも1つの孔で作られることが好ましい。より詳しく
は、孔22の軸は第1のタブ12に面する補助のタブ13の側
部の接線方向を指向することが好ましい。
ブ13の自由端部13a に向って第2の空気ブローを射出す
るように設計された少なくとも1つの補助のノズル22が
作られ、前記ブローは縫合せ方向Fに関してほぼ平行で
あり反対方向に動く。補助のノズル22は、ニードル・プ
レート2を横切る部分25に、また縫合せ方向に関して第
1のタブ12と補助のタブ13の直ぐ下流に形成される少な
くとも1つの孔で作られることが好ましい。より詳しく
は、孔22の軸は第1のタブ12に面する補助のタブ13の側
部の接線方向を指向することが好ましい。
【0030】ニードル・プレート2の後方部分に係合さ
れるコネクタ24に通じているダクト23は、補助のノズル
22をそれ自身公知であり本発明の目的にとってあまり重
要でないので図示されていない空気供給手段に連結す
る。例えばこの空気供給手段は、第1のノズル20の供給
ダクト上に通常配置されるソレノイド・バルブから構成
され得る。
れるコネクタ24に通じているダクト23は、補助のノズル
22をそれ自身公知であり本発明の目的にとってあまり重
要でないので図示されていない空気供給手段に連結す
る。例えばこの空気供給手段は、第1のノズル20の供給
ダクト上に通常配置されるソレノイド・バルブから構成
され得る。
【0031】都合が良いことに、第1のノズル20からの
第1のブローと同時に補助のノズル22から射出される第
2のブローは、第1のタブ12に面する補助のタブの側面
を掠めて通り、その結果裏返し中の鎖が補助のタブ内で
望ましくないように動きがとれなくなるのを、或いは前
記補助のタブを跨ぎ、それによって第2の切欠き15に入
ることさえ防ぐ。事実、裏返しにするために回転中の鎖
16は補助のタブ13を跨ごうとする時、それは鎖を直ちに
第1の切欠き14に入れるようにする補助のノズル22から
の空気のブローによって直接に当てられる。
第1のブローと同時に補助のノズル22から射出される第
2のブローは、第1のタブ12に面する補助のタブの側面
を掠めて通り、その結果裏返し中の鎖が補助のタブ内で
望ましくないように動きがとれなくなるのを、或いは前
記補助のタブを跨ぎ、それによって第2の切欠き15に入
ることさえ防ぐ。事実、裏返しにするために回転中の鎖
16は補助のタブ13を跨ごうとする時、それは鎖を直ちに
第1の切欠き14に入れるようにする補助のノズル22から
の空気のブローによって直接に当てられる。
【0032】従って図2に示される様に、裏返しの最後
で端部の鎖16は第1の切欠き14内に適切に係合させら
れ、その結果新たな縫取りが始まる時、図3に示される
様にそれはその中で正しく組入れられるであろうとうい
うことが分かる。
で端部の鎖16は第1の切欠き14内に適切に係合させら
れ、その結果新たな縫取りが始まる時、図3に示される
様にそれはその中で正しく組入れられるであろうとうい
うことが分かる。
【0033】本発明は意図された目的を達成する。
【0034】事実、裏返し中の鎖の端部が補助のタブを
跨ぐ或いは前記タブ内で動きが取れなくなることはな
く、これは何らの特別な機械的な動きの助けに訴えるこ
となしに達成されるということは絶対に確実である。こ
の特質は、製造費用及び保守に関して重要な利点を含む
当該の装置を非常に構成的に単純にする。
跨ぐ或いは前記タブ内で動きが取れなくなることはな
く、これは何らの特別な機械的な動きの助けに訴えるこ
となしに達成されるということは絶対に確実である。こ
の特質は、製造費用及び保守に関して重要な利点を含む
当該の装置を非常に構成的に単純にする。
【0035】補助のタブを取出すためのニードル・プレ
ートの下に配置される機械的装置がないことは、縫合機
械の他の可能性のある部材を収容するために直ちに利用
できる前記プレートの下の空間を作る。更に2針縁取り
以外の縫取りが行われる時に、本発明の装置は縫合機械
の準備を非常に単純にする。
ートの下に配置される機械的装置がないことは、縫合機
械の他の可能性のある部材を収容するために直ちに利用
できる前記プレートの下の空間を作る。更に2針縁取り
以外の縫取りが行われる時に、本発明の装置は縫合機械
の準備を非常に単純にする。
【0036】ついでながら、従来の技術で生じたのとは
反対に、補助のタブ13にインターロックされる如何なる
機械的部品を取外すことを殆ど要求されることなしに、
ニードル・プレートの取換えが行われ得る。
反対に、補助のタブ13にインターロックされる如何なる
機械的部品を取外すことを殆ど要求されることなしに、
ニードル・プレートの取換えが行われ得る。
【0037】好ましい実施例が示され、また説明された
ので、多くの変更例及び変形例が添付に請求の範囲の範
囲から逸脱することなしにその中で作られ得ることが理
解されるべきである。
ので、多くの変更例及び変形例が添付に請求の範囲の範
囲から逸脱することなしにその中で作られ得ることが理
解されるべきである。
【図1】端部の鎖を引込み切断しているステップの、当
該の装置の部分斜視略図。
該の装置の部分斜視略図。
【図2】ニードル・プレート上で裏返され、その前面縁
部に向って保持される端部の鎖を有する装置。
部に向って保持される端部の鎖を有する装置。
【図3】端部の鎖がワークピースそれ自身上に続いて作
り出される最初の縫取りに組み合わされている、ワーク
ピースの部分の部分底面図。
り出される最初の縫取りに組み合わされている、ワーク
ピースの部分の部分底面図。
1…裏返し装置、2…ニードル・プレート、3…ワーク
ピース支持テーブル、4…縫取り部、5…ワークピー
ス、6、18…開口部、7、8、9、10…糸、11…側縁
部、12、13…タブ、14、15…切欠き、16…鎖、17…切断
部分、19…切刃、20、22…ノズル、21…掴み手段、23…
ダクト、24…コネクタ、25…横方向部分。
ピース支持テーブル、4…縫取り部、5…ワークピー
ス、6、18…開口部、7、8、9、10…糸、11…側縁
部、12、13…タブ、14、15…切欠き、16…鎖、17…切断
部分、19…切刃、20、22…ノズル、21…掴み手段、23…
ダクト、24…コネクタ、25…横方向部分。
Claims (4)
- 【請求項1】 2針縁取り機械に於ける端部の縫取り鎖
即ち“端部の鎖”を裏返しにするための装置で、縫い合
わされたワークピース(5)の端縁部(5a)から延在し
ている前記端部の鎖(16)が、ニードル・プレート
(2)の内側側縁部(11)上で縫合方向(“F”)に平
行して備えられ、且つ縫合方向を指向する一つの自由端
部(12a )を有する第1のタブ(12)の周りと、更に第
1のタブ(12)と関連して平行して並んだ位置でニード
ル・プレート(2)それ自身によって具備され、且つ縫
合方向を指向する夫々の1つの自由端部(13)を有する
補助のタブ(13)の周りとでも同様にに形成され、前記
装置は: − ニードル・プレート(2)の側縁部(11)の延
在部で縫合方向に関して前記ニードル・プレート(2)
の直ぐ下流で横方向に動作的に配置され、端部の鎖(1
6)を縫い合わされたワークピース(5)から切り離す
ためにそれを引き込んで切断するように設計された吸引
式鎖切断部分(17)と; − ニードル・プレート(2)の側縁部(11)の延
在部に横方向に配置され、縫合方向(“F”)にほぼ垂
直に第1の空気ブローを引き起こす様に設計されて、端
部の鎖(16)を裏返しにして、それによってそれを縫合
方向と反対の方向を指向させる様にする第1のノズル
(20)と; − ニードル・プレート(2)の前面縁部(2a)の
前に動作的に配置されて、第1のノズル(20)の働きに
よって裏返しにされた端部の鎖(16)を保持する掴み部
分(21)とを具備し、それがニードル・プレート(2)
と動作的に結合し、且つ縫取り方向に関して反対方向を
指向して補助のタブ(13)の自由端部(13a )に向って
第2の空気ブローを噴射する少なくとも1つの補助のノ
ズル(22)を更に具備して、鎖切断部分(17)によって
引き起こされる吸引機能の作用によって補助のタブ(1
3)から外され、第1の空気ブローによって裏返しにさ
れる切断された鎖(16)が、第1のタブ12と補助のタブ
13との間に形成される第1の切欠き(14)内に第2の空
気ブローの作用によって係合させられることを特徴とす
る装置。 - 【請求項2】 前記補助のノズル(22)が、前記第1の
タブ(12)に面する補助のタブ(13)の側面に接する方
向を指向する水平方向の軸に従いニードル・プレート
(2)内に形成される孔を有することを特徴とする請求
項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記孔(22)が、縫合せ方向に関して第
1のタブ(12)及び補助のタブ(13)の直ぐ下流でニー
ドル・プレート(2)に形成される横方向部分25上で開
口していることを特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項4】 2針縁取り機械で端部の鎖を裏返しにす
るための工程であり、縫い合わされたワークピース
(5)の端縁部(5a)から延在している前記端部の鎖
(16)が、ニードル・プレート(2)の内側側縁部(1
1)上で縫合方向(“F”)と平行して配置され、縫合
方向を指向する一つの自由端部(12a )を有する第1の
タブ(12)の周りと、更に第1のタブ(12)に関連して
平行して並んだ位置でニードル・プレートそれ自身によ
って具備され、縫合せ方向を指向する夫々の1つの自由
端部(13)を有する補助のタブ(13)の周りとでも同様
に形成され: −ニードル・プレート(2)の側縁部(11)の延在部
で、縫合方向(“F”)に関して前記ニードル・プレー
トの下流で働く吸引式鎖切断部分(17)内に端部の鎖
(16)を引き込んで切断することと; −切断された鎖(16)を縫合方向(“F”)に対してほ
ぼ垂直な第1の空気ブローによってニードル・プレート
(2)の上で180゜まで裏返しにすることと; −ニードル・プレート(2)の前面縁部(2a)で切断さ
れた鎖(16)の端部を保持することと;のステップを具
備する前記工程であり、 鎖(16)を裏返しにする間、縫合方向に関して反対方向
に補助のタブ(13)の端部(13a )に向って十分に噴射
させられる第2に空気ブローが引き起こされて、補助の
タブ(13)と第1のタブ(12)との間でニードル・プレ
ート(2)内に形成される第1の長手方向の切欠き(1
4)内に鎖を挿入し、前記鎖(16)が鎖切断器(17)に
よって引き起こされる吸引の作用によって補助のタブ
(13)から予め滑り出されることを特徴とする工程。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT92A001769 | 1992-07-22 | ||
ITMI921769A IT1255352B (it) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | Dispositivo per il rovesciamento di una catenella di fine-cucitura in macchine tagliacuce a punto sopraggitto a due aghi |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679082A true JPH0679082A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=11363708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5159324A Pending JPH0679082A (ja) | 1992-07-22 | 1993-06-29 | 2針縁取りトリム機械に於ける端部編み鎖を裏返すための装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5311831A (ja) |
JP (1) | JPH0679082A (ja) |
IT (1) | IT1255352B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2880406B2 (ja) * | 1994-06-29 | 1999-04-12 | ジューキ株式会社 | ミシンの下糸端保持装置 |
JP3495682B2 (ja) * | 2000-04-28 | 2004-02-09 | ペガサスミシン製造株式会社 | ミシン |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1085309B (it) * | 1977-02-02 | 1985-05-28 | Rockwell Rimoldi Spa | Dispositivo per orientare e trattenere la catenella di punti all'inizio di una cucitura |
IT1123233B (it) * | 1979-09-20 | 1986-04-30 | Rockwell Rimoldi Spa | Dispositivo per tagliare e trattenere la catenella di punti di macchine per cucire a due o piu' aghi |
US4834009A (en) * | 1985-05-31 | 1989-05-30 | Union Special Corporation | Sleeve backtack |
EP0282603B1 (en) * | 1986-09-19 | 1992-08-05 | Pegasus Sewing Machine Mfg. Co., Ltd. | A chaining thread sew-in device |
DE3705679A1 (de) * | 1987-02-23 | 1988-09-01 | Pfaff Ind Masch | Vorrichtung zum positionieren und halten einer fadenkette fuer den einschluss in die naechste auf einer naehmaschine zu bildende naht |
-
1992
- 1992-07-22 IT ITMI921769A patent/IT1255352B/it active IP Right Grant
-
1993
- 1993-05-21 US US08/065,599 patent/US5311831A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-29 JP JP5159324A patent/JPH0679082A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ITMI921769A0 (it) | 1992-07-22 |
US5311831A (en) | 1994-05-17 |
ITMI921769A1 (it) | 1994-01-22 |
IT1255352B (it) | 1995-10-31 |
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