JPH067900B2 - 圧縮空気源装置 - Google Patents

圧縮空気源装置

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JPH067900B2
JPH067900B2 JP61157924A JP15792486A JPH067900B2 JP H067900 B2 JPH067900 B2 JP H067900B2 JP 61157924 A JP61157924 A JP 61157924A JP 15792486 A JP15792486 A JP 15792486A JP H067900 B2 JPH067900 B2 JP H067900B2
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勝実 小島
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、圧縮空気乾燥装置を有し乾燥した圧縮空気
をエアー回路に供給可能としている圧縮空気源装置に関
する。
〔従来の技術〕
この種の圧縮空気源装置としては、従来、実公昭57−
53615号公報に記載されたものがある。
この装置は、例えば、車両のエアーブレーキ系統におい
て用いられるが、空気圧縮装置から吐出される圧縮空気
をそのままブレーキ系統内の各機器に供給すると、該圧
縮空気に含まれる凝結水がこれらの機器に悪影響を及ぼ
すので、空気圧縮装置と圧縮空気貯槽とを結ぶ空気圧系
統内に、上記圧縮空気が含む水分を所定レベルまで低減
するための圧縮空気乾燥装置と該装置内の再生可能な吸
着剤を再生するための再生用タンク(もしくは再生用タ
ンク部)とを備えている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この従来の装置では、使用している圧縮空気乾燥装置が
1台であるため、使用される環境条件が厳しい場合に
は、所要の乾燥レベルを得るために吸着剤の量を増やさ
ねばならず、圧縮空気乾燥装置が大型化する。
即ち、所定量の吸着剤の層を通過した乾燥圧縮空気の露
点降下作用は一定であるので、使用環境が厳しく露点降
下が低い場合には、吸着剤の量を多くして全体の吸着能
力を高めることが必要となる。
この為、従来は、使用環境が大幅に異なると、該使用環
境に応じて作成した圧縮空気乾燥装置を使用するように
しているが、このように、種々の圧縮空気乾燥装置を用
意するのでは、生産性が低下するので望ましくない。こ
れを避けるために、例えば、同一能力の圧縮空気乾燥装
置を2台直列に配設することが考えられるが、ただ単に
直列配置とするのでは、確実かつ充分な再生効果を得る
ことが難しい。
この発明は上記問題を解消するためになされたもので、
従来に比して生産性を高めることができ、しかも、露点
降下を大きくとることが可能な圧縮空気源装置を得るこ
とを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、第1の発明では、
第1の圧縮空気乾燥装置に直列に第2の圧縮空気乾燥装
置を設けるとともに、再生サイクル時に互いの連絡を遮
断する切換弁を設ける構成とし、第2の発明では、前記
二つの圧縮空気乾燥装置のうち前記空気圧縮装置側の圧
縮空気乾燥装置と前記圧縮空気貯槽との間に、圧縮空気
貯槽側から再生用空気を供給する再生管路を設ける構成
としたものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1は空気圧縮装置(コンプレツサー)
であって、その吐出口は配管を通して第1の圧縮空気乾
燥装置2の入口2aに連絡される。3は第2の圧縮空気
乾燥装置であつて、その入口は3aは配管を通し切換弁
4を介して圧縮空気乾燥装置2の出口2bに連絡されて
おり、出口3bは配管を通しチエツクバルブ5を介して
圧縮空気貯槽(レザーバ)6に連絡されている。圧縮空
気乾燥装置2は、内部に再生可能な所定量の吸着剤を収
納し上記入口2aが開口する本体Aと該本体Aの上に連
結され本体Aから流出する乾燥圧縮空気の一部を貯溜す
る再生用タンク部Bを一体に有し、更に、本体Aの下部
には上記内部と排気口との連通を遮断する排出弁Cが設
けられている。この排出弁Cは、常時は閉弁している
が、コンロールポート2cに外部から空気圧信号を受け
ると開弁する。第2の圧縮空気乾燥装置3についても同
様であり、コンロールポート3cを有している。7はガ
バナ装置であつて、圧縮空気貯槽6内の圧力を監視して
該圧力が第1の所定値まで上昇するとアンロード空気圧
信号を空気圧縮装置1に送出する。このアンロード空気
圧信号は、同時に、圧縮空気乾燥装置2、3のコンロー
ルポート2c、3cに供給されるとともに、切換弁4に
供給される。この切換弁4は、常時は入口と出口が連通
しているが、上記アンロード空気圧信号を受けると入口
と出口の連通を遮断する。上記アンロード空気圧信号は
圧縮空気貯槽6内の圧力が第2の所定値まで低下すると
消滅する。
次に、この装置の動作について説明する。
空気圧縮装置1が吐出する圧縮空気は第1の圧縮空気乾
燥装置2の入口2aから上記本体A内に流入する。本体
A内に流入した圧縮空気は、該本体A内に収納されてい
る吸着剤の層を上昇通過してこの間に乾燥され、乾燥し
た圧縮空気(乾燥圧縮空気)は再生用タンクBに流入
し、ここに一部が貯溜され、残りは出口2bから流出
し、切換弁4を通して第2の圧縮空気乾燥装置3に流入
する。第2の圧縮空気乾燥装置3では、第1の圧縮空気
乾燥装置3におけると同様に、流入した乾燥圧縮空気が
本体A内の吸着剤層を上昇通過し、再生用タンクBに流
入してここに一部を貯留し残りが圧縮空気貯槽6に流入
してここに貯えられる。
圧縮空気貯槽6内の圧力が上昇して前記第1の所定圧力
に達すると、ガバナ装置7がアンロード空気圧信号を発
生するので、空気圧縮装置1はその吐出動作を停止し、
切換弁4が切換つて両圧縮空気乾燥装置2と3の連通が
遮断され、同時に、圧縮空気乾燥装置2と3の排出弁C
が開弁して吸着剤の再生サイクルが開始される。即ち、
圧縮空気乾燥装置2と3の再生用タンクBからそれぞれ
の本体Aに乾燥圧縮空気がゆつくりと逆流し、該乾燥圧
縮空気が本体A内の吸着剤の層中を該吸着剤を再生しつ
つ流下し排気口から大気中に流出する。
圧縮空気貯槽6の圧縮空気がブレーキ系統で消費されて
該装置6内の圧力が前記第2の所定圧力まで低下する
と、上記アンロード空気圧信号が消滅して空気圧縮装置
1がロードを開始する。
このように、本実施例では、2台の直列に配設された圧
縮空気乾燥装置2と3を使用しているので、周囲環境が
同じであれば、従来に比して大量の圧縮空気を乾燥処理
して貯溜することができる。しかも、各圧縮空気乾燥装
置2と3は、再生動作時、それぞれに専用の再生用タン
ク部Bから再生用空気を受け、かつ、切換弁4を設けて
圧縮空気乾燥装置2の再生用タンクB内の再生用圧縮空
気が圧縮空気乾燥装置3の排出弁Cから不要に排気され
てしまうことを防止しているので、両乾燥装置におい
て、従来のものと同等の再生効率で吸着剤の再生を行う
ことができる。
また、上記のように2台の圧縮空気乾燥装置2と3を再
生効率を低下することなく使用することができるので、
露点降下を大きくとることができ、その分、使用環境が
厳しくなつても、所望の乾燥レベルの圧縮空気を得るこ
とができる。
〔第2の発明の実施例〕 第2図に示す実施例では、空気圧縮装置1に連絡される
第1の圧縮空気乾燥装置として、再生用タンク部を有し
ない構造の圧縮空気乾燥装置20が用いられている。こ
の圧縮空気乾燥装置20は、再生可能な吸着剤を収納す
る本体Aと排気弁Cとを有しており、本体Aに形成され
た出口20aが配管を通し切換弁4(第1の切換弁)を
介し第2の圧縮空気乾燥装置3の入口に連絡されてい
る。8は第1の圧縮空気乾燥装置20のための再生管路
であつて、該管路内には、再生用タンク9、絞り10お
よび逆止弁11および第2の切換弁12が設けられてい
る。再生用タンク9は、その一方の接続口が、絞り10
および逆止弁11を介して第1の圧縮空気乾燥装置20
の出口20aに連絡され、他方の接続口が第2の切換弁
12を介して配管により圧縮空気貯槽6に連絡されてい
る。切換弁12は切換弁4と同様にアンロード空気圧信
号が導かれ、常時は、開弁しているが、ガバナ装置7か
らアンロード空気圧信号を受けると閉弁して再生用タン
ク9と圧縮空気貯槽6間を遮断する。他の構成は第1図
のものと同じである。
この装置では、第1の圧縮空気乾燥装置20内の吸着剤
層を通過した乾燥圧縮空気は、その全部が第2の圧縮空
気乾燥装置3内に流入し、ここに流入した乾燥圧縮空気
は本体A内の吸着剤層を上昇通過し、再生用タンク部B
に流入してここに一部を貯留し残りが圧縮空気貯槽6に
流入してここに貯えられる。そして、該圧縮空気貯槽6
に流入した乾燥圧縮空気の一部が切換弁12を通して再
生用タンク9内に流入し貯留される。
圧縮空気貯槽6内の圧力が上昇して前記第1の所定圧力
に達すると、ガバナ装置7がアンロード空気圧信号を発
生するので、空気圧縮装置1はその吐出動作を停止し、
切換弁4と12が共に切換つて両圧縮空気乾燥装置20
と3の連通が遮断されるとともに再生用タンク9と圧縮
空気貯槽6間が遮断され、同時に、圧縮空気乾燥装置2
0と3の排気弁Cが開弁して吸着剤の再生サイクルが開
始される。即ち、圧縮空気乾燥装置20には再生用タン
ク9から絞り10および逆止弁12を順次通して、ま
た、圧縮空気乾燥装置3にはその再生用タンク部Bから
本体Aに乾燥圧縮空気が逆流し、該乾燥圧縮空気が両圧
縮空気乾燥装置20、3内の吸着剤の層中を該吸着剤を
再生しつつ流下し排気口から大気中に流出する。
この実施例によれば、空気圧縮装置1側の圧縮空気乾燥
装置20の再生を、2つの圧縮空気乾燥装置20および
3を通過して圧縮空気貯槽6内に貯溜された圧縮空気の
一部により行なえるため、圧縮空気乾燥装置20のみを
通過した圧縮の一部を用いて再生する場合に比較して、
再生用圧縮空気の湿度がより低いので、圧縮空気乾燥装
置20の再生をより充分に行うことができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明した通り、同一能力の圧縮空気乾燥
装置を、各圧縮空気乾燥装置の再生能力を低下させるこ
となく複数台接続して圧縮空気源装置を構成することが
できるので、使用環境に応じて圧縮空気乾燥装置の台数
を増減するだけで、所要の乾燥・再生能力を得ることが
可能となり、従来のように、多種類の圧縮空気乾燥装置
を用意する必要がなくなるので、従来に比して生産を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の実施例を示すフロー図、第2図は
第2の発明の実施例を示すフロー図である。 1…空気圧縮装置、2、3、20…圧縮空気乾燥装置、
4、12…切換弁、6…圧縮空気貯槽、7…ガバナ装
置、8…再生管路、9…再生用タンク、B…圧縮空気乾
燥装置の再生用タンク部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を圧縮する空気圧縮装置と、この空気
    圧縮装置から吐出される圧縮空気を再生可能な吸着剤で
    乾燥する圧縮空気乾燥装置と、乾燥された圧縮空気を貯
    える圧縮空気貯槽と、圧縮空気貯槽の圧力が第1の所定
    圧力まで上昇すると前記空気圧縮装置の作動を無効化し
    第2の所定圧力に低下すると有効化するガバナ装置と、
    前記無効化のとき乾燥された空気の一部を前記吸着剤中
    を流通させたのち外気に放出する再生制御装置とを備え
    た圧縮空気源装置において、前記圧縮空気乾燥装置に直
    列に第2の圧縮空気乾燥装置を設けるとともに、前記無
    効化のとき互いの連絡を遮断する切換弁を設けた圧縮空
    気源装置。
  2. 【請求項2】空気を圧縮する空気圧縮装置と、この空気
    圧縮装置から吐出される圧縮空気を再生可能な吸着剤で
    乾燥する圧縮空気乾燥装置と、乾燥された圧縮空気を貯
    える圧縮空気貯槽と、圧縮空気貯槽の圧力が第1の所定
    圧力まで上昇すると前記空気圧縮装置の作動を無効化し
    第2の所定圧力に低下すると有効化するガバナ装置と、
    前記無効化のとき乾燥された空気の一部を前記吸着剤中
    を流通させたのち外気に放出する再生制御装置とを備え
    た圧縮空気源装置において、前記圧縮空気乾燥装置に直
    列に第2の圧縮空気乾燥装置を設けるとともに、前記無
    効化のとき互いの連絡を遮断する切換弁を設け、前記二
    つの圧縮空気乾燥装置のうち前記空気圧縮装置の圧縮空
    気乾燥装置と前記圧縮空気貯槽との間に、圧縮空気貯槽
    側から再生用空気を供給する再生管路を設けた圧縮空気
    源装置。
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