JPS63182021A - 圧縮空気源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野〕 本発明は車両等に装置される圧縮空気源装置に関し、特
に、空気乾燥器を備えたものに関する。 〔従来の技術〕 この種の圧縮空気源装置としては、従来、例えば、特開
昭６０−１０４７８６号公報に記載されているようなも
のがある。この圧縮空気源装置は、空気圧縮装置で圧縮
した高圧の圧縮空気を、再生可能な吸着剤を収納した空
気乾燥器を通して乾燥したのち、この乾燥圧縮空気を逆
止弁を介し空気貯槽に供給して該空気貯槽に貯溜するも
ので、貯溜した乾燥圧縮空気は車両等におけるエアーブ
レーキ回路等の空圧回路で消費される。上記圧縮空気源
装置は、空気貯槽内の圧力を監視するガバナ装置を備え
る他、上記空気乾燥器からの乾燥圧縮空気の一部を取り
込んで貯えるパージ貯槽を空気乾燥器と一体的に、もし
くは別体に備えるとともに、空気乾燥器の本体に一体的
に設けられガバナ装置により制御される再生装置を有し
、上記ガバナ装置は空気貯槽内の圧力が所定の第１のレ
ベルまで上昇するとアンロード指令（空気圧信号）を発
生し、圧力が第２のレベルまで低下するとアンロード指
令を解除する。このアンロード指令により空気圧縮装置
が圧縮空気の吐出を休止し、上記再生装置が動作する。 この再生装置は空気乾燥器の内部を大気に対して遮断・
連通ずるための弁装置であって、これが動作すると、パ
ージ貯槽内の乾燥圧縮空気が空気乾燥器内を逆流（パー
ジ）したのち大気中に流出し、吸着剤を再生する。空気
貯槽内の圧力が第２レベルまで低下してアンロード信号
が解除されると、空気圧縮装置が動作を再開して圧縮空
気を吐出し始め、空気貯槽内の圧力は再び上記第１のレ
ベルに向って上昇する。 〔発明が解決しようとする問題点〕 このように、空気圧縮装置がロード・アンロードイサク
ルを繰り返し、アンロードサイクル中に空気乾燥器内の
吸着剤の再生を行うようにして、空気貯槽には、常に、
低湿度の圧縮空気が貯溜されるようにしているが、吸着
剤は、長期間に亘り吸着・再生作用を繰り返しているう
ちに劣化してその吸着能力が低下してゆくので、吸着能
力がある限度以下に低下すると交換する必要がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、この交換時期については、従来は確認の手段
がなく、法定の定期検車臼に交換する等しているため、
吸着剤の限度以上の劣化が看過され、遂には、多温度が
原因して、エアーブレーキ回路等の空圧回路に異常が生
じ、事故を招くといった問題があった。 この発明は上記問題を解消するためになされたもので、
吸着剤の適切な交換時期を容易に確認することができ、
エアーブレーキ等の信頬性を向上することができる圧縮
空気源装置を得ることを目的とする。 〔問題を解消するための手段〕 この発明は上記目的を達成するため、再生装置の作動を
積算する積算装置と、積算値が所定値に達すると報知信
号を発する報知装置とを設ける構成としたものである。 〔作用〕 この発明では、再生装置の動作が予め設定した限度以上
に繰り返されると、吸着剤の能力低下が吸着剤の交換を
要する程度まで低下したことが報知装置により報知され
るので、上記交換の時期を適切に判断することができる
。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図について説明する。 第１図にいて、１は空気圧縮装置である。２は圧縮空気
乾燥装置であって、第２図に示す如く、本体３１内に再
生可能な吸着剤３２収納してなる空気乾燥器３、該空気
乾燥器３の蓋部３３を底として該蓋部３３上に設けられ
、この蓋部３３の開口部に設けられた逆止弁装置３４と
絞り３５を介して空気乾燥器３内部と連通するパージ貯
槽４、及び上記本体３１の底部に一体的に設けられ本体
３１内と大気との間を連通・遮断する再生装置５とをか
らなる。この圧縮空気乾燥装置２は、本体３１に形成し
た入口３６を通して空気圧縮装置１から圧縮空気を導入
し、導入した圧縮空気をフィルター装置３７、吸着剤３
２の層を通して蓋部３３の上記開口部に導き、パージ貯
槽４に流入させる。再生装置５はドレン弁であって、そ
の弁本体５１はコントロールボート５１を通して導入さ
れる後述の空気圧信号によって駆動され開弁動作を行う
、６は空気貯槽であって、管路７を通してパージ貯槽４
に形成された出口４１に連絡されており、該管路７中に
逆止弁８が介装されている。 ９はガバナ装置であって、空気貯槽６内の圧力が所定の
第１のレベルまで上昇すると、アンロード指令（空気圧
信号）を発生し、上記第１のレベルより低い第２のレベ
ルまで降下するとアンロード指令を解除する。このアン
ロード指令は空気圧縮装置１の図示しないアンローダ装
置、再生装置５のコントロールボート５２に管路を通し
て供給される。１０は圧力スイッチ、１１はカウンタで
あって、両者により積算装置を構成している。圧力スイ
ッチ１０は、管路７の、パージ貯槽４と逆止弁８との間
の管路部分７ａの圧力を監視して、該管路部分７ａ内の
圧力が設定圧力値以下に低下した場合に（Ｈ）レベルの
電気信号を送出する構成となっている。１１は圧力スイ
ッチ１０の電気信号出力が導入されるカウンタ１２は、
その計数値が設定値に達するとインジケート信号を発生
する。１２は報知装置であって、上記インジケート信号
を受けると、点灯表示する。カウンタ１１の上記設定値
は吸着剤３２の能力の下限を与えるもので、実験等を行
って設定される。 この構成においては、ロードサイクル中は、空気乾燥器
３−パージ貯槽４−逆止弁８を経由して乾燥した高圧の
乾燥圧縮空気が空気貯槽６に供給されるので、圧力スイ
ッチ１０は出力は

〔０〕レベルある。アンロード指令が
発生すると、圧縮空気乾燥装置２への圧縮空気の供給は
停止されるとともに再生装置５が開弁してパージ貯槽４
内の圧縮乾燥空気が空気乾燥器３内を逆流し、吸着剤３
１を再生したのち大気中に流出するので、管路部分７ａ
内の圧力が設定圧力値以下に低下し、圧力スイッチＩＯ
が動作して（Ｈ）レベルの電気信号を送出し、カウンタ
１１の計数値が〔１〕だけ増加する。このように、アン
ロード指令により再生装置５が開弁じてパージサイクル
が開始される毎にカウンタ１１の計数値が増加してゆき
、計数値が上記設定値に達すると、インジケータ信号が
カウンタ１１から報知装置１２に供給され該報知装置１
２が点灯して吸着剤３１の能力が限界レベルに低下した
ことが報知される。 従って、本実施例によれば、報知装置１２の点灯により
、吸着剤３２の交換時期が来たことを知ることができ、
吸着剤を過使用することなく、交換することができるの
で、所望レベル以上に湿度の高い圧縮空気を空圧回路に
供給するようなことを防止することができる。 なお、上記実施例では、管路７ａ内の圧力が所定レベル
以下に低下した時の圧力スイッチ１０の出力レベルの変
化の回数をカウンタ１１で計数しているが、積算装置と
しては、再生装置５の作動回数を直接もしくは間接的に
積算しうるものであればよい。 〔発明の効果〕 この発明は以上説明した通り、パージ貯槽内の乾燥圧縮
空気を空気乾燥器内に逆流させる再生装置の動作回数を
監視する構成としたことにより、この動作回数を吸着剤
交換時期の指標とすることができるので、従来に比して
、吸着剤交換時期を適切に判断することができ、吸着剤
の能力が限界以下に低下しているのが看過されて、エア
ーブレーキ回路等の空圧回路に異常が生ずるのを防止す
ることができ、該空圧回路の信頼性を向上することがで
きる。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の実施例を示す接続図、第２図は上記
実施例に圧縮空気乾燥装置を示す縦断面図である。 １−・空気圧縮装置、３・・−空気乾燥器、４−・パー
ジ貯槽、５−再生装置、６・−・空気貯槽、７ａ・・・
管路部分、９・−・ガバナ装置、１０−・−・圧力スイ
ッチ、１１−・・カウンタ、１２−・・報知装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気を圧縮する空気圧縮装置と、圧縮空気を貯える空気
   貯槽と、空気圧縮装置と空気貯槽との間に配置され吸着
   剤中を通すことにより圧縮空気を乾燥させる空気乾燥器
   と、該空気乾燥器で乾燥された空気の一部を再生空気と
   して貯えるパージ貯槽と、空気貯槽と空気圧縮貯槽との
   間に設けられ空気貯槽内の圧力が第１の圧力に達すると
   空気圧縮装置にアンロード指令を与え第１の圧力より低
   い第２の圧力に達するとアンロード指令を解除するガバ
   ナ装置と、該ガバナ装置のアンロード指令に応じて応同
   しパージ貯槽の圧縮空気を前記吸着剤中を逆流させて吸
   着剤を再生する再生装置とを備えた圧縮空気源装置にお
   いて、前記再生装置の作動を積算する積算装置と、積算
   が所定値に達すると報知信号を発する報知装置とを設け
   るようにした圧縮空気源装置。