JPH07114913B2 - 圧縮空気源装置 - Google Patents

圧縮空気源装置

Info

Publication number
JPH07114913B2
JPH07114913B2 JP62022458A JP2245887A JPH07114913B2 JP H07114913 B2 JPH07114913 B2 JP H07114913B2 JP 62022458 A JP62022458 A JP 62022458A JP 2245887 A JP2245887 A JP 2245887A JP H07114913 B2 JPH07114913 B2 JP H07114913B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
storage tank
compressed air
pressure
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62022458A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63194717A (ja
Inventor
行雄 左右知
Original Assignee
株式会社ナブコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナブコ filed Critical 株式会社ナブコ
Priority to JP62022458A priority Critical patent/JPH07114913B2/ja
Publication of JPS63194717A publication Critical patent/JPS63194717A/ja
Publication of JPH07114913B2 publication Critical patent/JPH07114913B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両に装置される圧縮空気源装置に関し、特
に、空気乾燥器を備えたものに関する。
〔従来の技術〕
この種の圧縮空気源装置としては、従来、特開昭60-104
786号公報に記載されたものがある。この圧縮空気源装
置は、空気圧縮装置で圧縮した高圧の圧縮空気を、再生
可能な吸着剤を収納した空気乾燥器を通して乾燥したの
ち、この乾燥圧縮空気を逆止弁を介し空気貯槽に供給し
て該空気貯槽に貯溜するもので、貯溜した乾燥圧縮空気
は車両のエアーブレーキ回路等の空圧回路で消費され
る。上記圧縮空気源装置は、空気貯槽内の圧力を監視す
るガバナ装置を備える他、上記空気乾燥器から乾燥空気
の一部を取り込んで貯えるパージ貯槽及びガバナ装置に
より制御される再生弁装置を空気乾燥器と一体的に備え
ており、上記ガバナ装置は空気貯槽内の圧力が所定の第
1のレベルまで上昇するとアンロード指令を発生し、圧
力が第2のレベルまで低下するとアンロード指令を解除
する。このアンロード指令により空気圧縮装置が圧縮空
気の吐出を休止し、上記再生弁装置が動作する。再生弁
装置が動作すると、パージ貯槽内の乾燥空気が空気乾燥
器内を逆流したのち大気中に流出し、吸着剤を再生す
る。空気貯槽内の圧力が第2レベルまで低下してアンロ
ード信号が解除されると、空気圧縮装置が動作を再開し
て圧縮空気を吐出し始め、空気貯槽内の圧力は再び上記
第1のレベルに向つて上昇する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、空気圧縮装置がロード・アンロードサイク
ルを繰り返し、アンロードサイクル中に空気乾燥器内の
吸着剤の再生を行うようにして、空気貯槽には、常に、
低湿度の圧縮空気が貯溜されるようにしているが、夜間
の低気温時等に、ロードサイクル中に、車両のエンジン
を止め、車両を停車(駐車)させたりした場合、ロード
サイクル中にたまる凝結水などが空気乾燥器内で凍結し
てしまうという場合が起こるといつた問題があつた。
本発明は上記した問題を解消するためになされたもの
で、エンジン停止が空気圧縮装置のロード状態で行われ
た場合でも上記した凍結を防止することができる圧縮空
気源装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、前記イグニッショ
ンキースイッチのエンジン停止位置への切換えにより前
記パージ貯槽の再生用空気を信号圧として前記再生弁装
置に前記アンロード指令に相当する指令を与え、前記パ
ージ貯槽内の再生空気を前記吸着剤中に逆流させる切換
装置を設けた 〔作用〕 この発明では、イグニッションキースイッチのエンジン
停止位置への切換えにより前記パージ貯槽の再生用空気
を信号圧として前記再生弁装置に前記アンロード指令に
相当する指令を与え、前記パージ貯槽内の再生用空気を
前記吸着剤中に逆流させるので、空気圧縮装置のロード
中にエンジンを停止しても、空気乾燥器内の空気はほぼ
大気圧の乾燥空気となり、低温環境下に停車(駐車)さ
せておいても、凝結水の凍結は起こらなくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、1は空気圧縮装置であつて、管路7Aを
通して圧縮空気を圧縮空気乾燥装置2に供給する。この
圧縮空気乾燥装置2は、第2図に示す如く、本体31内に
再生可能な吸着剤32を収納してなる空気乾燥器3、該空
気乾燥器3の蓋部33を底として該蓋部33上に設けられ、
この蓋部33の開口部に設けられた逆止弁装置34と絞り35
を介して空気乾燥器3内部と連通するパージ貯槽4、及
び上記本体31の底部に一体に設けられた本体31内と大気
との間を連通・遮断する再生弁装置5とからなる。この
圧縮空気乾燥装置2は、本体31に形成した入口36を通し
て空気圧縮装置1から圧縮空気を導入し、導入した圧縮
空気をフイルター装置37、吸着剤32の層を通して蓋部33
の上記開口部に導き、パージ貯槽4に流入させる。再生
弁装置5はドレン弁であつて、その弁本体51はコントロ
ールポート52を通して導入される後述の空気圧信号(空
気圧縮装置1のアンロード指令となる)によつて駆動さ
れ開弁動作を行う。6は空気貯槽であつて、管路7Bを通
してパージ貯槽4に形成された出口41に連絡されてお
り、該管路7B中に逆止弁8が介装されている。9はガバ
ナ装置であつて、空気貯槽6内の圧力が所定の第1のレ
ベルまで上昇すると、上記空気圧信号を発生し、上記第
1のレベルより低い第2のレベルまで降下すると空気圧
信号を消滅させる。この空気圧信号は空気圧縮装置1の
図示しないアンローダ装置および切換装置(電磁切換
弁)10に管路を通して供給される。この切換装置10とし
ては、例えば、第3図に示す構造を持つものが使用さ
れ、車両のキースイツチ11の操作に応答するようになつ
ている。A、B及びCは、それぞれ、エンジン停止用接
点、エンジン点火用接点及びスタータ始動用接点であ
る。
第3図において、切換装置10は、電磁石装置60と該電磁
石装置60の装置枠61の開口部を蓋して磁路の一部を形成
する枠板62上に載置して取り付けられた切換弁63からな
る。電磁石装置60の装置枠61内には、これに隣接して設
けられたヨーク64、巻枠65に巻回された電磁コイル66、
上端で枠板62の中央孔62aに内接して係止された固定鉄
心67、該固定鉄心67の下端と小間隙を介して上端が対向
する固定鉄心68、固定鉄心67内を上下移動可能に貫通し
て下端部分で固定鉄心68のガイド孔68aに嵌入する可動
鉄心69が設けられている。切換弁63の本体70の側部に
は、パージ貯槽4に連絡される入口71、ガバナ装置9に
連絡される入口72及び再生弁装置5のコントロールポー
ト52に連絡される出口73が開口し、内部には一端側が盲
栓74で閉塞され他端が入口71に通路75を通して連通する
横向きの孔76を、下端面に開口し上端が通路孔77を通し
て孔76に連通する縦向きの孔78が形成されている。孔76
内には弁ばね79により通路75側に押圧されて該通路75の
周部に着座する逆止弁の弁体80が収納されており、該弁
体80には絞り80aが形成されている。孔78内には、プラ
グ81が、孔78の上底との間に弁室82を画成して嵌合され
ている。この弁室82に出口73が連通する。このプラグ81
には、入口72に連通する横向きの通路孔83と該通路孔83
に交差して縦向きに伸び上記弁室82に開口する通路孔84
が形成されている。85は弁ピストンであつて、通路孔84
と該通路孔84の下に連続して形成された孔を通してプラ
グ81内に上下移動可能に挿入され、該孔から下端部が突
出して可動鉄心69に接続されており、上端には弁体86が
取着されている。この弁体86は弁室82にあつて弁ばね87
により下向きに付勢されており、電磁コイル66が励磁さ
れない状態(図示の状態)では、通路孔84の上端に形成
された弁座84aに着座しており、電磁コイル66への通電
時には通路孔77の下端に形成された弁座77aに着座す
る。電磁コイル66はリード線87によりエンジン点火用接
点Bに接続される。第1図のEは直流電源である。
次に、上記実施例の動作について説明する。
車両走行時は、キースイツチ11が接点Bに接続される。
これにより電磁コイル66が励磁されるので、弁ピストン
85が上方に駆動され、弁体86が弁座84aから離れて弁座7
7aに着座し、出口73と入口72間、従つて、コントロール
ポート52とガバナ装置9間は連通されるが、出口73と入
口71間(従つて、コントロールポート52とパージ貯槽4
間)の連通は遮断されるので、再生弁装置5の開弁は従
来と同様にガバナ装置9からの空気圧信号によつて行わ
れる。
車両のエンジン停止が空気圧縮装置1のロード状態で行
われた場合には、キースイツチ11の接点Aへの切換によ
り電磁コイル66への通電が遮断されるので、弁ピストン
85が弁ばね87のばね力により下降して切換弁63の弁体86
が通路孔84の弁座84aに着座し、入口72と出口73間の連
通を遮断するが、入口71と出口73間を連通可能とする。
これにより、パージ貯槽4内の圧縮空気が切換弁63を通
し信号圧としてコントロールポート52に供給され、再生
弁装置5が開弁するので、空気乾燥器3内の高圧の圧縮
空気が該空気乾燥器3の底に溜つていたドレンとともに
排出され、続いてパージ貯槽4から乾燥した圧縮空気が
空気乾燥器3内に逆流し、吸着剤32を再生しつつ流下し
て大気中に流出する。この結果、空気乾燥器3内の空気
は乾燥した圧縮空気となる。
この再生動作によりパージ貯槽4内の圧力が低下する
と、コントロールポート52内の圧力も低下するが、逆止
弁の弁体80に設けてある絞り通路80aの作用によりコン
トロールポート52からのパージ貯槽4への空気戻りの戻
り量が絞られることにより、コントロールポート52内の
圧力の低下がパージ貯槽4内の圧力低下より遅れるの
で、空気乾燥器3内の圧縮空気やドレン等は該空気乾燥
器3に残ることなく排出されるようになり、再生弁装置
5が閉じた後の空気乾燥器3内の圧力は殆ど大気圧とな
り、しかも空気乾燥器3内の空気は乾燥空気となる。
従つて、空気圧縮装置1のロード状態でエンジンを停止
して長時間に亘り低温環境下に置いておいても、空気乾
燥器3内で凝結水が凍結するようなことはなくなる。
また、エンジン停止が空気圧縮装置1のアンロード状態
で行われた場合、パージ貯槽4内の圧力低下に応じてコ
ントロールポート52内の圧力は切換弁63の出口73−入口
71を通してパージ貯槽4に排出されるので、再生が充分
行われた後、再生弁装置5は閉じ、空気乾燥器3内への
大気の侵入は防止される。
また、エンジンの始動時は、空気圧縮装置1が必ずアン
ロード状態になつているので、起動トルクが低く抑えら
れる利点がある。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明した通り、イグニッションキースイ
ッチのエンジン停止位置への切換えにより前記パージ貯
槽の再生用空気を信号圧として前記再生弁装置に前記ア
ンロード指令に相当する指令を与え、前記パージ貯槽内
の再生用空気を前記吸着剤中に逆流させるようにしたこ
とにより、空気圧縮装置のロード中にエンジン停止が行
われた場合でも、再生作用が行われて空気乾燥器内部が
乾燥した空気の大気圧になり、かつ、凝結水が放出され
るので、低温環境の下で長時間に亘り車両を停車に(停
車)しても、空気乾燥器内で凝結水が凍結するような事
態の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す接続図、第2図は上記
実施例における圧縮空気乾燥装置の1例を示す縦断面
図、第3図は上記実施例における切換装置の1例を示す
縦断面図である。 1……空気圧縮装置、3……空気乾燥器、4……パージ
貯槽、5……再生弁装置、6……空気貯槽、9……ガバ
ナ装置、10……切換装置、11……キースイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イグニッションキースイッチの切換えに応
    じてエンジンが始動あるいは停止する車両に装着される
    圧縮空気源装置であって、空気を圧縮する空気圧縮装置
    と、該空気圧縮装置から吐出される圧縮空気を貯える空
    気貯槽と、前記空気圧縮装置と前記空気貯槽との間に配
    置され圧縮空気を再生可能な吸着材中を通すことにより
    乾燥させる空気乾燥器と、該空気乾燥器で乾燥された空
    気の一部を再生用空気として貯えるパージ貯槽と、前記
    空気貯槽と前記空気圧縮装置との間に設けられ前記空気
    貯槽内の圧力が第1の圧力に達すると前記空気圧縮装置
    にアンロード指令を与え前記第1の圧力よりも低い第2
    の圧力に達するとアンロード指令を解除するガバナ装置
    と、該ガバナ装置のアンロード指令に応じて開弁し前記
    パージ貯槽の圧縮空気を前記吸着剤中を逆流させて前記
    空気乾燥器の外部に排出する再生弁装置とを備えた圧縮
    空気源装置において、前記イグニッションキースイッチ
    のエンジン停止位置への切換えにより前記パージ貯槽の
    再生用空気を信号圧として前記再生弁装置に前記アンロ
    ード指令に相当する指令を与え、前記パージ貯槽内の再
    生用空気を前記吸着剤中に逆流させる切換装置を設けた
    圧縮空気源装置。
JP62022458A 1987-02-04 1987-02-04 圧縮空気源装置 Expired - Fee Related JPH07114913B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62022458A JPH07114913B2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04 圧縮空気源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62022458A JPH07114913B2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04 圧縮空気源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63194717A JPS63194717A (ja) 1988-08-11
JPH07114913B2 true JPH07114913B2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=12083267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62022458A Expired - Fee Related JPH07114913B2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04 圧縮空気源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07114913B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5145495A (en) * 1991-06-13 1992-09-08 Allied-Signal Inc. Air dryer purge cycle timing control
GB9923723D0 (en) * 1999-10-08 1999-12-08 Wabco Automotive Uk Vehicle air braking systems
JP4547673B2 (ja) * 2005-05-11 2010-09-22 Smc株式会社 空気圧回路におけるエアドライヤの水分パージ方法及びそのシステム
CN105398442B (zh) 2009-02-23 2020-04-07 纳博特斯克自动株式会社 车辆用压缩空气供给装置
JP7483672B2 (ja) * 2019-02-25 2024-05-15 ナブテスコオートモーティブ株式会社 空気供給システム、空気供給システムの制御方法、及び空気供給システムの制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63194717A (ja) 1988-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5145495A (en) Air dryer purge cycle timing control
JP2538257B2 (ja) 圧縮空気装置
FR2575937A1 (fr) Epurateur d'air comprime
JPH07114913B2 (ja) 圧縮空気源装置
JPS6329117B2 (ja)
MXPA01011533A (es) Modulo de control para los secadores de aire dobles de flujo continuo y proceso para regular el mismo.
US4710206A (en) Atmosphere controlling process for food storage
EP1218231B1 (en) Vehicle air braking systems
JPH0771610B2 (ja) 圧縮空気源装置
JPS62149320A (ja) 空圧回路装置
JPH04114418U (ja) ブレーキエアドライヤ装置
JPH044933Y2 (ja)
JPH0660425U (ja) 車両用空気貯蔵装置
JPH0640943B2 (ja) 圧縮空気源装置
JPS63182021A (ja) 圧縮空気源装置
CA1259038A (en) Atmosphere controlling process for food storage
JPH08301100A (ja) 車両のエア供給システム
JPH04118130U (ja) エアドライヤの再生装置
KR900006424B1 (ko) 압축 공기원 장치
JPH1085544A (ja) 乾燥空気供給装置
JPS6316026A (ja) 圧縮空気乾燥方法および圧縮空気源装置
JPS58140492A (ja) 電動式バキユ−ムポンプの起動装置
JPS60104786A (ja) 乾燥装置を備えた圧縮空気源
JPH0655030A (ja) 圧縮空気乾燥装置
JP2024026707A (ja) 空気供給システム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees