JPH0248714Y2 - - Google Patents

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JPH0248714Y2
JPH0248714Y2 JP9898184U JP9898184U JPH0248714Y2 JP H0248714 Y2 JPH0248714 Y2 JP H0248714Y2 JP 9898184 U JP9898184 U JP 9898184U JP 9898184 U JP9898184 U JP 9898184U JP H0248714 Y2 JPH0248714 Y2 JP H0248714Y2
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dryer
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pressure reserve
valve
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は大気中の水分の侵入を除去するドラ
イヤの寿命を延ばすことができる空圧式サスペン
シヨン装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来の空圧式サスペンシヨン装置について第3
図を用いて説明する。第3図において、11は大
気を圧縮するコンプレツサである。このコンプレ
ツサ11はエアクリーナ12から取入れた大気を
圧縮してドライヤ13へ供給するようになつてお
り、ドライヤ13のシリカゲル等によつて乾燥さ
れた圧縮空気はチエツクバルブ141を介してリ
ザーブタンク14に貯められる。また、上記ドラ
イヤ13の一方端と上記エアクリーナ12間には
排気ソレノイドバルブ15が介装されている。こ
のリザーブタンク14にはリザーブタンク14の
内圧が一定値以下になるとオンする圧力スイツチ
16が設けられている。このリザーブタンク14
から供給される圧縮空気は給気用ソレノイドバル
ブ17、各輪毎に設けられる給気用ソレノイドバ
ルブ18を介して各サスペンシヨンユニツトSの
空気ばね室19に供給される。一方、各サスペン
シヨンユニツトSの空気ばね室19から排気され
る空気は排気用ソレノイドバルブ20、チエツク
バルブ21を介してドライヤ13に送り込まれる
ことによりなされる。つまり、リザーブタンク1
4の内圧が一定値以下になるとコンプレツサ11
が駆動され、空気ばね室19に給気する場合には
給気用ソレノイドバルブ17,18が開かれる。
これにより、エアクリーナ12から吸入された大
気はコンプレツサ11を介して圧縮され、ドライ
ヤ13、チエツクバルブ141、リザーブタンク
14、給気用ソレノイドバルブ17,18を介し
て空気ばね室19に送られる。一方、空気ばね室
19から排気される場合には排気用ソレノイドバ
ルブ15,20が開けられて、空気ばね室19の
乾燥している空気は排気用ソレノイドバルブ2
0、チエツクバルブ21、ドライヤ13、排気用
ソレノイドバルブ15、エアクリーナ12を介し
て大気に解放される。従つて乾燥している空気が
破線方向に流れることによりドライヤ13が再生
される。第3図に示すように従来の空圧式サスペ
ンシヨン装置においては、空圧系への水分の侵入
を防止するためにドライヤ13を設け、また空圧
系からの排気が必ずドライヤ13を通つてドライ
ヤを再生するように構成されていた。ところが、
この構成ではコンプレツサがオンのときに同コン
プレツサが必ず外気を吸込むためドライヤで吸着
される水分が増えるので、たとえ排気がドライヤ
を通過するとしてもドライヤ13が十分に再生で
きなかつた。このため、空圧式サスペンシヨン装
置を長時間使用するとドライヤの水分吸着能力が
劣化してしまうという不具合があつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、
その目的はドライヤの寿命を延ばすことができる
空圧式サスペンシヨン装置を提供することにあ
る。
〔考案の概要〕
本考案は、サスペンシヨンユニツトに設けられ
た空気ばね室と、上記空気ばね室に給気弁を有す
る供給用通路により連通された高圧リザーブタン
クと、上記空気ばね室に排気弁を有する排出用通
路により連通された低圧リザーブタンクと、上記
低圧リザーブタンクに設けられ同低圧リザーブタ
ンクの内圧が大気圧よりも低くなると開いて同低
圧リザーブタンク内に大気を導入する大気圧弁
と、吸入側を上記低圧リザーブタンクに連通され
たコンプレツサと、一端を上記コンプレツサの吐
出側に他端を上記高圧リザーブタンクに連通され
たドライヤと、上記ドライヤと上記高圧リザーブ
タンクとの間に介装され同ドライヤから同高圧リ
ザーブタンクへの空気の流れのみを許容する第1
チエツク弁と、上記排出用通路における上記排気
弁と上記低圧リザーブタンクとの間の部分と上記
ドライヤの他端と上記第1チエツク弁との間の部
分とを連通する第1バイパス通路と、同第1バイ
パス通路に設けられ上記排気弁から上記ドライヤ
への空気の流れのみを許容する第2チエツク弁
と、上記ドライヤの上記一端と上記低圧リザーブ
タンクとを連通する第2バイパス通路と、上記第
2バイパス通路に設けられた制御弁と、上記コン
プレツサが非駆動状態にありかつ上記排気弁を開
放したときに上記制御弁を開く制御手段とを備え
たことを特徴とする空圧式サスペンシヨン装置で
ある。
本考案によれば、所要の空気量を大気圧バルブ
から取入れた後は、低圧リザーブタンクからコン
プレツサによりドライヤを介して高圧リザーブタ
ンクに送給され、更に同高圧リザーブタンクから
空気ばね室に供給された圧縮空気が、排出の際に
再び低圧リザーブタンクに戻る閉ループが構成さ
れることになり、コンプレツサがオンしてもその
度毎にあらたに大気を吸込むことがないので、大
気中の水分が閉ループ内に侵入する量を従来と比
べて格段に少なくすることができる。
〔考案の実施例〕
以下、図面を参照してこの考案の一実施例につ
いて説明する。第1図において第3図と同一部分
には同一番号を付する。21は排気弁としての排
気用ソレノイドバルブ20を有する排出用通路A
によつて空気ばね室19に連通された低圧リザー
ブタンクで、この低圧リザーブタンク21には大
気圧バルブ22を介してエアクリーナ12が接続
されている。この大気圧バルブ22は低圧リザー
ブタンク21内の圧力が大気圧より低くなると開
くバルブである。また、11は上記低圧リザーブ
タンク21の空気を吸入して圧縮するように吸入
側を同低圧リザーブタンク21に接続されたコン
プレツサである。このコンプレツサ11により圧
縮された空気はドライヤ13へ供給されるよう同
コンプレツサ11の吐出側がドライヤ13の一端
に接続されると共に、ドライヤ13の他端は高圧
リザーブタンク23に接続されている。また、ド
ライヤ13の他端と高圧リザーブタンク23との
間には同ドライヤ13から高圧リザーブタンク2
3への空気の流れのみを許容する第1チエツク弁
としてのチエツクバルブ141が介装されてお
り、このドライヤ13のシリカゲル等によつて乾
燥された圧縮空気はチエツクバルブ141を介し
て高圧リザーブタンク23に貯められる。この高
圧リザーブタンク23にはタンク内の内圧が一定
値以下になるとオンする圧力スイツチ16が設け
られている。なお、高圧リザーブタンク23は給
気弁としての給気用ソレノイドバルブ17,18
を有する供給用通路Bによつて空気ばね室Bに連
通されている。これにより、このリザーブタンク
23から供給される圧縮空気は、同リザーブタン
ク23に給気用ソレノイドバルブ17及び各輪毎
に設けられる給気用ソレノイドバルブ18を有す
る供給用通路Bを介して各サスペンシヨンユニツ
トSの空気ばね室19に供給される。一方、排出
用通路Aにおける排気用ソレノイドバルブ20と
低圧リザーブタンク21との間の部分と、ドライ
ヤ13の他端とチエツクバルブ141との間の部
分とを連通する第1バイパス通路Cが設けられて
おり、同バイパス通路Cには排気用ソレノイドバ
ルブ20からドライヤ13への空気の流れのみを
許容する第2チエツク弁としてのチエツクバルブ
142が設けられている。また、ドライヤ13の
一端と低圧リザーブタンク21とを連通する第2
バイパス通路Dが設けられており、同第2バイパ
ス通路Dには制御弁としての再生用排気バルブ1
5が設けられている。これにより、各サスペンシ
ヨンユニツトSの空気ばね室19から排気される
空気は排気用ソレノイドバルブ20、チエツクバ
ルブ142を介してドライヤ13に送り込まれる
と共に更に再生排気用バルブ15を介して上記低
圧リザーブタンク21にも送り込まれ得るもので
ある。
次に、上記のように構成されたこの考案の一実
施例の動作について第2図のフローチヤートを参
照しながら説明する。第2図のフローチヤートの
処理は図示していないコントローラにより行なわ
れる。まず、ステツプS1において、高圧リザー
ブタンク23の圧力が低下して圧力スイツチ16
がオンしたか否か判定される。このステツプS1
において「YES」と判定されるとステツプS2
に進んでコンプレツサ11が駆動される。そし
て、ステツプS3に進んで再生用排気バルブ15
がオフされる。この場合の排気は排気用ソレノイ
ドバルブ20、配管Aを介して低圧リザーブタン
ク21に行なわれる。一方、上記ステツプS1に
おいて「NO」と判定されるとステツプS4に進
んで排気用ソレノイドバルブ20がオンしている
か否か判定される。つまり、サスペンシヨンユニ
ツトSから排気されるか否か判定される。このス
テツプS4において「YES」と判定されるとス
テツプS5に進んで再生用排気バルブ15がオ
ン、つまり開けられる。そして、ステツプS6に
進んでコンプレツサ11の駆動が停止される。上
記ステツプS5の処理によりサスペンシヨンユニ
ツトSから排出される乾燥した空気は破線矢印で
示すようにドライヤ13を介して及び配管Aを介
して低圧リザーブタンク21に貯められる。
なお、上記ステツプS2においてコンプレツサ
11が駆動されて低圧リザーブタンク21の圧力
が大気圧より低くなると大気圧バルブ22が開け
られてエアクリーナ12を介して大気を低圧リザ
ーブタンク21に送り込まれる。
上記構成によれば、所要の空気量を大気圧バル
ブ22から取入れた後は、低圧リザーブタンク2
1からコンプレツサ11によりドライヤ13を介
して高圧リザーブタンク23に送給され、更に同
高圧リザーブタンク23から空気ばね室19に供
給された圧縮空気が、排出の際に再び低圧リザー
ブタンク21に戻る閉ループが構成される。これ
によりコンプレツサ11がオンしてもその度毎に
あらたに大気を吸込むことがないので、大気中の
水分が閉ループ内に侵入する量を従来と比べて格
段に少なくすることができる。しかもコンプレツ
サ11が駆動していない状態で排気用ソレノイド
バルブが開いたときには、空気ばね室19から排
出される空気の一部がドライヤ13を経由して低
圧リザーブタンク21に戻されるので、同ドライ
ヤ13が再生されて良好な状態を長期間保つこと
ができる。
〔考案の効果〕
以上詳述したようにこの考案によれば、サスペ
ンシヨンから排気される乾燥した空気を貯める低
圧リザーブタンクを設けることにより大気からの
水分侵入を少なくすることができる。つまり、コ
ンプレツサがオンしてもその度毎にあらたに水分
を含んだ大気を吸込むことはないので、大気中の
水分がドライヤに侵入する量は従来に比べて格段
と少なくすることができる。
しかも、コンプレツサが駆動していない状態で
排気弁が開いたときには、空気ばね室から排出さ
れる空気の一部がドライヤを経由して低圧リザー
ブタンクに戻されるので、同ドライヤが再生され
て良好な状態を長期間保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る空圧式サス
ペンシヨン装置を示す構成図、第2図は同実施例
の動作を示すフローチヤート、第3図は従来の空
圧式サスペンシヨン装置を示す構成図である。 11……コンプレツサ、13……ドライヤ、2
1……低圧リザーブタンク、23……高圧リザー
ブタンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サスペンシヨンユニツトに設けられた空気ばね
    室と、上記空気ばね室に給気弁を有する供給用通
    路により連通された高圧リザーブタンクと、上記
    空気ばね室に排気弁を有する排出用通路により連
    通された低圧リザーブタンクと、上記低圧リザー
    ブタンクに設けられ同低圧リザーブタンクの内圧
    が大気圧よりも低くなると開いて同低圧リザーブ
    タンク内に大気を導入する大気圧弁と、吸入側を
    上記低圧リザーブタンクに連通されたコンプレツ
    サと、一端を上記コンプレツサの吐出側に他端を
    上記高圧リザーブタンクに連通されたドライヤ
    と、上記ドライヤと上記高圧リザーブタンクとの
    間に介装され同ドライヤから同高圧リザーブタン
    クへの空気の流れのみを許容する第1チエツク弁
    と、上記排出用通路における上記排気弁と上記低
    圧リザーブタンクとの間の部分と上記ドライヤの
    他端と上記第1チエツク弁との間の部分とを連通
    する第1バイパス通路と、同第1バイパス通路に
    設けられ上記排気弁から上記ドライヤへの空気の
    流れのみを許容する第2チエツク弁と、上記ドラ
    イヤの上記一端と上記低圧リザーブタンクとを連
    通する第2バイパス通路と、上記第2バイパス通
    路に設けられた制御弁と、上記コンプレツサが非
    駆動状態にありかつ上記排気弁を開放したときに
    上記制御弁を開く制御手段とを備えたことを特徴
    とする空圧式サスペンシヨン装置。
JP1984098981U 1984-06-30 1984-06-30 空圧式サスペンション装置 Granted JPS6114789U (ja)

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JP1984098981U JPS6114789U (ja) 1984-06-30 1984-06-30 空圧式サスペンション装置
US06/747,651 US4695074A (en) 1984-06-30 1985-06-21 Vehicle suspension apparatus
GB08516203A GB2161895B (en) 1984-06-30 1985-06-26 Vehicle suspension
AU44184/85A AU559761B2 (en) 1984-06-30 1985-06-26 Vehicle suspension
FR858509935A FR2566716B1 (fr) 1984-06-30 1985-06-28 Suspension pour vehicule automobile
DE19853523266 DE3523266A1 (de) 1984-06-30 1985-06-28 Fahrzeugaufhaengung
KR1019850004666A KR910002836B1 (ko) 1984-06-30 1985-06-29 차량용 현수장치

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JP1984098981U JPS6114789U (ja) 1984-06-30 1984-06-30 空圧式サスペンション装置

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Publication Number Publication Date
JPS6114789U JPS6114789U (ja) 1986-01-28
JPH0248714Y2 true JPH0248714Y2 (ja) 1990-12-20

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