JPH0678778U - 冷却貯蔵庫のフロントパネル枢支構造 - Google Patents

冷却貯蔵庫のフロントパネル枢支構造

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JPH0678778U
JPH0678778U JP2168193U JP2168193U JPH0678778U JP H0678778 U JPH0678778 U JP H0678778U JP 2168193 U JP2168193 U JP 2168193U JP 2168193 U JP2168193 U JP 2168193U JP H0678778 U JPH0678778 U JP H0678778U
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front panel
cooling unit
vertical
panel
cooling
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寿伸 石原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却貯蔵庫の貯蔵室に隣接して位置する冷却
ユニット部に配設されて、冷凍系の凝縮器やその操作盤
を開閉自在に被蓋するフロントパネルを、前記冷却ユニ
ット部に対し簡単に着脱し得る。 【構成】 フロントパネル18は、相互に着脱可能な第
1ヒンジ部22と第2ヒンジ部23とからなる蝶番構造
によって冷却ユニット部12に取付けられる。第1ヒン
ジ部22は、図1に示すように、該冷却ユニット部12
の前面側の縦側面に取付けられる。また第2ヒンジ部2
3は、この第1ヒンジ部22と対応するフロントパネル
18の縦側面に取付けられる。そしてこの第1ヒンジ部
22に対して第2ヒンジ部23を挿通させることによ
り、該フロントパネル18を冷却ユニット部12に着脱
および回動自在に枢支する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、冷却貯蔵庫のフロントパネル枢支構造に関し、更に詳しくは、冷 却貯蔵庫の貯蔵室に隣接して位置する冷却ユニット部に配設されて、冷凍系の凝 縮器やその操作盤を開閉自在に被蓋するフロントパネルを、前記冷却ユニット部 に対し簡単に着脱し得るようにしたフロントパネルの枢支構造に関するものであ る。
【0002】
【従来技術】
食材等を貯蔵する貯蔵室と冷却ユニット部とを水平に隣接配置したアンダーカ ウンタ式の冷却貯蔵庫が、特に業務用の分野で好適に使用されている。例えば図 8に示すように、冷却貯蔵庫10における貯蔵室10aには、これと隣接して冷 却ユニット部12が並設され、両者の上面が水平なカウンタとして機能するよう になっている。この冷却ユニット部12は、貯蔵室10aの内部を冷却する冷凍 機構を収納するもので、図9に示す如く、下方に冷凍系を構成する凝縮器16や 圧縮機(図示せず)を収納し、上方にこの冷凍系のコントロールボックス14を備 えている。コントロールボックス14には操作盤14aが配設され、貯蔵室10 aの温度確認や調節をなし得るようになっている。
【0003】 この冷却ユニット部12の前面には、一枚の板材からなるフロントパネル18 が開閉自在に取付けられ、常には閉成して該ユニット部12を被蓋している。例 えば図9に示す如く、冷却ユニット部12における左側の上部および下部には、 手前側へ水平に延出する係合片17,17が設けられ、夫々の係合片17に通孔 17aが縦に穿設してある。またフロントパネル18の左側上部および左側下部 には、軸線を共通に整列させてピン23,23が垂直に配設され、上部ピン23 を上部係合片17の通孔17aに遊挿すると共に、下部ピン23を下部係合片1 7の通孔17aに遊挿することにより、フロントパネル18を冷却ユニット部1 2に開閉自在に枢支するようになっている。またフロントパネル18には、冷却 ユニット部12の操作盤14aと対向する部分に矩形状の窓21が開設され、パ ネル閉成時に操作盤14aの温度表示等を外部から視認し得るようになっている 。更にフロントパネル18の下方で前記凝縮器16と対向する部分には、該凝縮 器16の前面と略同一寸法のルーバ19が配設され、冷却用の外気を該ルーバ1 9を介して取込むようになっている。なお凝縮器16の前面にはフィルタ20が 取付けられ、前記ルーバ19から取込まれる外気中の塵埃はこれにより濾去され る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述した冷却貯蔵庫10は、厨房で業務用に頻繁に使用されるため、長期の間 にはフロントパネル18にひどい油汚れを生ずる傾向を有している。このような パネル面での油汚れは、冷却貯蔵庫10の外観を著しく損なうと共に衛生観念上 も好ましくない。しかもフロントパネル18の油汚れは、前記ルーバ19を介し て外気が冷却ユニット部12に向け取込まれる結果として、該パネル18の裏面 にもべったりと付着している場合が多く、このときはパネル表面を拭き取る程度 では完全に清掃するのが困難である。従ってフロントパネル18を、冷却ユニッ ト部12から取外して洗浄することになるが、そのためには図9に関して説明し た係合片17,17を、ドライバ等の工具を使用して冷却ユニット部12から取 外す繁雑な作業を要する。また洗浄後は、逆の手順で各係合片17を冷却ユニッ ト部12に取付け、フロントパネル18の垂直ピン23を係合片17の通孔17 aに遊挿して該パネル18を冷却ユニット部12の定位置に枢支する工程を必要 とする。加えて大手チェーン系列の外食レストランやホテル等では、この種のフ ロントパネルの汚れに対する定期清掃がマニュアルにより義務付けられている。 従って、前述した繁雑で時間の掛かる作業を定期清掃の度に行なうのは、作業者 にとり極めて負担となっているのが実情である。
【0005】 また従来のフロントパネル18の枢支構造では、図8および図9に示すように 、該パネル18の左端部が前記係合片17および垂直ピン23を介して、冷却ユ ニット部12の左側端部に枢支されるようになっている。このため、冷却貯蔵庫 10の左側面を厨房内の一壁面に密着させて据付けた場合には、フロントパネル 18の回動支点となる前記係合片17もこの壁面に近接することになる。従って フロントパネル18を開放する際に、該パネル18が壁面に当接して大きく開放 できず、前記コントロールボックス14の操作に不都合を来したり、また凝縮器 16に設けたフィルタ20の取外しを困難とする等の難点も指摘される。更に従 来のフロントパネル18は一枚物であって、例えば縦寸法が700mm程度もある ために、これを冷却ユニット部12から取外しても自動洗浄機に掛けることがで きず、作業者の手洗いに頼る外なかった。この場合、強力に付着した油汚れは手 洗いでは仲々取れず、長時間を要して人件費も嵩む等の難点があった。
【0006】
【考案の目的】
この考案は、前述した冷却貯蔵庫のフロントパネルに内在している前記欠点に 鑑み、これを好適に解決するベく提案されたものであって、冷却貯蔵庫の貯蔵室 に隣接して位置する冷却ユニット部に配設されて、冷凍系の凝縮器やその操作盤 を開閉自在に被蓋するフロントパネルを、前記冷却ユニット部に対し簡単に着脱 し得るようにしたパネル枢支構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本考案は、食材等を冷却貯蔵す る貯蔵室と、この貯蔵室に隣接配置され、圧縮機や凝縮器等の冷凍機構および該 機構の操作パネルを備える冷却ユニット部と、この冷却ユニット部の前面に開閉 自在に配設され、開放時に前記凝縮器や操作盤を露出させるフロントパネルとを 備える冷却貯蔵庫において、 前記冷却ユニット部の前面側でかつ前記貯蔵室と隣接する縦側面に、スリーブ 状の縦通孔部を備える第1ヒンジ部を上下の関係で必要数だけ配設すると共に、 前記フロントパネルの前記貯蔵室と隣接する側の縦側面に、前記縦通孔部へ上 方から遊挿される垂直ピンからなる第2ヒンジ部を上下の関係で対応的に配設し 、 前記第2ヒンジ部の下方に指向する垂直ピンを、前記第1ヒンジ部の縦通孔部 に対応的に遊挿することにより、前記フロントパネルを前記冷却ユニット部に対 して着脱および回動自在に枢支するよう構成したことを特徴とする。
【0008】 また同じく前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本願に係る別の考案 は、食材等を冷却貯蔵する貯蔵室と、この貯蔵室に隣接配置され、圧縮機や凝縮 器等の冷凍機構および該機構の操作盤を備える冷却ユニット部と、この冷却ユニ ット部の前面に開閉自在に配設され、開放時に前記凝縮器や操作盤を露出させる フロントパネルとを備える冷却貯蔵庫において、 前記冷却ユニット部の前面側 でかつ前記貯蔵室と隣接する縦側面に、開放端を上方に指向させた垂直ピンから なる第2ヒンジ部を上下の関係で必要数だけ配設すると共に、 前記フロントパネルの前記貯蔵室と隣接する側の縦側面に、前記垂直ピンの下 方からの遊挿を許容する縦通孔部を備える第1ヒンジ部を上下の関係で対応的に 配設し、 前記第1ヒンジ部の縦通孔部を、前記第2ヒンジ部の上方に指向する垂直ピン に対応的に遊挿することにより、前記フロントパネルを前記冷却ユニット部に対 して着脱および回動自在に枢支するよう構成したことを特徴とする。
【0009】
【実施例】
次に、本考案に係る冷却貯蔵庫のフロントパネル枢支構造につき、好適な実施 例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお図8および図9に関し て説明した部材と同一の部材については、同一の符号で指示する。図1は、本実 施例に係るフロントパネル枢支構造を示す斜視図であって、冷却ユニット部12 の前面に取付けられるフロントパネル18は、上部フロントパネル18aと下部 フロントパネル18bとから構成されている。この上部フロントパネル18a( 以下「上部パネル」という)は、冷却ユニット部12におけるコントロールボック ス14と対向して配設され、また下部フロントパネル18b(以下「下部パネル」 という)は、冷却ユニット部12の下部に位置する凝縮器16に対向して配設さ れる。なお後述する如く、上部パネル18a,下部パネル18bは、冷却ユニッ ト部12における左側ではなく(図1において)、該冷却ユニット部12の前面側 でかつ前記貯蔵室10aと隣接する縦側面に取付けられる。
【0010】 実施例に係るフロントパネル枢支構造では、フロントパネル18を冷却ユニッ ト部12に開閉自在に枢支する手段として、相互に着脱可能な第1ヒンジ部22 と第2ヒンジ部23とからなる蝶番構造が採用される。例えば図1の拡大部に示 す如く、第1ヒンジ部22は、特定の対象物へ取付けるための板状本体部22a と、これに一体的に設けたスリーブ状の縦通孔部22bとから形成される。また 第2ヒンジ部23は、同じく特定の対象物へ取付けるための板状本体部23aと 、これに一体的に設けた垂直ピン23bとから形成される。そして第1ヒンジ部 22の縦通孔部22bに、第2ヒンジ部23の垂直ピン23bを遊挿することに より、これら第1ヒンジ部22と第2ヒンジ部23とは蝶番として機能するもの である。本考案では、第1ヒンジ部22を冷却ユニット部12に取付けると共 に、第2ヒンジ部23をフロントパネル18に取付ける第1の実施例と、逆に 第1ヒンジ部22をフロントパネル18に取付けると共に、第2ヒンジ部23を 冷却ユニット部12に取付ける第2の実施例とが考えられるので、その夫々につ き説明する。
【0011】 図1は第1実施例を示すもので、前述した第1ヒンジ部22は、前記冷却ユニ ット部12の前面側でかつ前記貯蔵室10aと隣接する縦側面に、その板状本体 部22aをネジ止めすることにより上下の関係で2個配設される。このとき上下 に所要距離だけ離間して位置するスリーブ状の縦通孔部22b,22bは、その 共通する軸線を垂直に整列させている。なお第1実施例では、上部パネル18a および下部パネル18bが配設されるが、ヒンジ構造およびその取付けは両者に 共通するので、取敢えず上部パネル18aに関して述べるものとする。前述した 第2ヒンジ部23は、前記上部パネル18aの縦側面でかつ取付け後に前記貯蔵 室10aと隣接する側に、板状本体部23aをネジ止めすることにより上下の関 係で2個配設される。これら第2ヒンジ部23,23の垂直ピン23b,23bは 、何れも下方に指向するよう配列されると共に、その共通する軸線を垂直に整列 させている。そして上部パネル18aに設けた第2ヒンジ部23の下方に指向す る垂直ピン23bを、前記第1ヒンジ部22の縦通孔部22bに対応的に遊挿す ることにより、該上部パネル18aを前記冷却ユニット部12に対して着脱およ び回動自在に枢支している。また下部パネル18bに関しても、全く同様の蝶番 取付けを行なうことにより、前記冷却ユニット部12への枢支がなされる。
【0012】 図7は、本考案の第2実施例を示すものであって、第1ヒンジ部22と第2ヒ ンジ部23との配設位置が、第1実施例のものとは逆になっている。すなわち前 記冷却ユニット部12の前面側でかつ前記貯蔵室10aと隣接する縦側面に、開 放端を上方に指向させた垂直ピン23bを備える第2ヒンジ部23が上下の関係 で2個配設されている。また上部パネル18aにおける前記貯蔵室10aと隣接 する側の縦側面に、前記縦通孔部22bを備える第1ヒンジ部22が上下の関係 で2個配設されている。そして前記第1ヒンジ部22の縦通孔部22bを、前記 第2ヒンジ部23の上方に指向する垂直ピン23bに対応的に遊挿させることに より、前記上部パネル18aを前記冷却ユニット部12に対し着脱および回動自 在に枢支している。この場合に、下部パネル18bに関しても同様の蝶番取付け を行なうことにより、前記冷却ユニット部12への枢支がなされる。なお、上部 パネル18aおよび下部パネル18bの何れも、図4に示す如く、隣接する貯蔵 室10aの扉27との間隙が、上下パネル18a,18bの厚みよりも充分大き くなる位置に取付けられる。これにより想像線で示すように、各パネル18a, 18bを前記扉27と干渉させることなく全開することができ、従って前記凝縮 器16の点検その他のメンテナンス作業を容易に行ない得る。また上部パネル1 8aには、コントロールボックス14の前記操作盤14aと対向する部分に矩形 状の連通窓21が開設され、該パネル18aの閉成時に、この連通窓21を介し て該操作盤14aの操作を行ない得るようになっている。更に下部パネル18b における凝縮器16と対向する部分には、図1および図2に示すように、所要の 連通孔24が矩形状に開設されている。この連通孔24は、冷却ユニット部12 の内部と外部とを連通するもので、その前面側に該連通孔24の開口面積と略同 一寸法に形成されたフィルタ26が、後述する如く着脱可能に配設されるように なっている。
【0013】 前記下部パネル18bの連通孔24には、図2に示すように、該パネル18b の内側面に位置して遮蔽枠体28が配設されている。すなわちこの遮蔽枠体28 は、下部パネル18bの前面側と背面側に位置する部分が略全面的に開放した箱 状に成形され、その前端部が下部パネル18bの正面側から、前記フィルタ26 の厚み分よりも僅かに突出した状態で、前記連通孔24に取付けられている。遮 蔽枠体28の前端部には、図2に示すように、上部近傍を除いた左右端部および 下端部の三方が、連通孔24の内側に指向して鉤状に屈曲され、この部分がフィ ルタ26を配置した際の掛止部28aとして機能する。また遮蔽枠体28の内側 面で、掛止部28aと対向する下部パネル18bの垂直端部には、断面L字型に 成形されたガイド部材30が、該下部パネル18bの左右に夫々取付けられてい る。従ってフィルタ26は、このガイド部材30と掛止部28aとによって画成 されたレール溝32を介して、前記連通孔24の前面側に密着状態で挿脱可能に 配設される。このようにフィルタ26を、下部パネル18bの正面側に取付ける と共に、冷却貯蔵庫10の外側から該フィルタの目詰まり状態を確認できるよう にしたことにより、フィルタ26の洗浄や交換の時期を特定して、前記凝縮器1 6の冷却効率の低下を好適に防止し得るものである。
【0014】 また遮蔽枠体28の背面側端部は、図2に示すように、前記下部パネル18b の背面側から水平方向に突出し、該下部パネル18bを閉成した際に、この背面 側端部が前記凝縮器16の前端面に隙間なく当接するよう寸法設定されている。 なお遮蔽枠体28の背面側端部は、図2および図5に示す如く、内方に向かって 直角に屈曲成形されており、該遮蔽枠体28と凝縮器16の正面側とが密閉状態 になるよう構成されている。従って下部パネル18bの連通孔24を介して取込 まれる冷却用の外気は、前記フィルタ26によって塵埃等が捕集されると共に、 該遮蔽枠体28に沿ってこの外気全体が凝縮器16に無駄なく案内される。すな わち遮蔽枠体28を下部パネル18bに配設する構成としたことにより、以下の 効果が奏される。 塵埃等を濾去するフィルタ26を、フロントパネル18の前面に脱着自在に差 し込み得るため、該フィルタ26の目詰り状況を冷却貯蔵庫10の外方から視認 できる。またフィルタ26を容易に取外して洗浄を行ない得るので、衛生的に保 持すると共に、凝縮能力の低下を防止し得る。 外気をフロントパネル18の吸入口(フィルタ26)から凝縮器16へ確実に送 り込むことができる。従って、凝縮器16の冷却に供された外気が、該凝縮器1 6の外周や内側で循環する所謂ショートサイクル現象を防止することができ、凝 縮器16での凝縮効率を常に高いレベルで保持し得る。 フィルタ26を下方への差し込み式として構成したため、冷却ユニット部12 を壁面に密着状態で設置しても、該フィルタ26の取外しが可能となる。
【0015】 更に下部パネル18bの上部背面側には、図1および図2に示すように、所要 高さの係止部18cが垂直上方に延出するよう屈曲成形されている。この係止部 18cは、上部パネル18aおよび下部パネル18bを冷却ユニット部12に第 1および第2ヒンジ部22,23を介して取付けた際に、該上部パネル18aの 下部背面側に潜り込んで位置するよう寸法設定されている。従って図6(a)に示 すように、コントロールボックス14の操作を頻繁に行なう上部パネル18aは 、下部パネル18bとは別にこれ単独で開閉することができる。また凝縮器16 のメンテナンス等を行なう際には、下部パネル18bだけでなく上部パネル18 aも開放する必要があるが、本実施例では下部パネル18bと共に前記係止部1 8cも開放するので、図6(b)に示すように上部パネル18aも同時に開放させ ることができ便利である。
【0016】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に係る冷却貯蔵庫のフロントパネル枢支構造によれ ば、フロントパネルと冷却ユニット部との取付けを、合体および分離自在な蝶番 部材を介してなし得るようにしたことにより、ドライバ等の工具を一切使用する ことなく、該フロントパネルを冷却ユニット部から容易に着脱させることができ る。従って、フロントパネルの洗浄に要する時間を大幅に短縮し得る等の利点を 有する。またフロントパネルの冷却ユニット部に対する取付位置は、貯蔵室と隣 接する側に設定されるので、冷却貯蔵庫を厨房等の壁面に密着させて据付けても 、該フロントパネルを大きく開放させることができ、冷却ユニット部のメンテナ ンス等の作業を極めて容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の好適な実施例に係る冷却貯蔵庫の冷
却部におけるフロントパネル枢支構造を示す外観斜視図
である。
【図2】 本考案に係る冷却貯蔵庫のフロントパネル枢
支構造を示す一部切欠縦面図である。
【図3】 本考案に係る冷却貯蔵庫のフロントパネル枢
支構造において、フロントパネルを冷却貯蔵庫と共に示
す外観斜視図である。
【図4】 本考案に係る冷却貯蔵庫のフロントパネル枢
支構造において、上部フロントパネルを開放した状態を
想像線で示す横断面図である。
【図5】 図2における5−5線断面図である。
【図6】 本考案に係る冷却貯蔵庫のフロントパネル枢
支構造において、上部フロントパネルおよび下部フロン
トパネルを開放した状態を示す一部正面図である。
【図7】 本考案の第2実施例に係るフロントパネル枢
支構造の概略図である。
【図8】 従来技術に係る冷却貯蔵庫を示す外観斜視図
である。
【図9】 従来技術に係る冷却貯蔵庫の冷却部における
フロントパネルを示す外観斜視図である。
【符号の説明】
10…冷却貯蔵庫, 10a…貯蔵室, 12…冷却ユニ
ット部,14a…操作盤, 16…凝縮器, 18…フロ
ントパネル,22…第1ヒンジ部, 22b…縦通孔部,
23…第2ヒンジ部,23b…垂直ピン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食材等を冷却貯蔵する貯蔵室(10a)と、
    この貯蔵室(10a)に隣接配置され、圧縮機や凝縮器(16)
    等の冷凍機構および該機構の操作パネル(14a)を備える
    冷却ユニット部(12)と、この冷却ユニット部(12)の前面
    に開閉自在に配設され、開放時に前記凝縮器(16)や操作
    盤(14a)を露出させるフロントパネル(18)とを備える冷
    却貯蔵庫(10)において、 前記冷却ユニット部(12)の前面側でかつ前記貯蔵室(10
    a)と隣接する縦側面に、スリーブ状の縦通孔部(22b)を
    備える第1ヒンジ部(22)を上下の関係で必要数だけ配設
    すると共に、 前記フロントパネル(18)の前記貯蔵室(10a)と隣接する
    側の縦側面に、前記縦通孔部(22b)へ上方から遊挿され
    る垂直ピン(23b)からなる第2ヒンジ部(23)を上下の関
    係で対応的に配設し、 前記第2ヒンジ部(23)の下方に指向する垂直ピン(23b)
    を、前記第1ヒンジ部(22)の縦通孔部(22b)に対応的に
    遊挿することにより、前記フロントパネル(18)を前記冷
    却ユニット部(12)に対して着脱および回動自在に枢支す
    るよう構成したことを特徴とするフロントパネルの枢支
    構造。
  2. 【請求項2】 食材等を冷却貯蔵する貯蔵室(10a)と、
    この貯蔵室(10a)に隣接配置され、圧縮機や凝縮器(16)
    等の冷凍機構および該機構の操作盤(14a)を備える冷却
    ユニット部(12)と、この冷却ユニット部(12)の前面に開
    閉自在に配設され、開放時に前記凝縮器(16)や操作盤(1
    4a)を露出させるフロントパネル(18)とを備える冷却貯
    蔵庫(10)において、 前記冷却ユニット部(12)の前面側でかつ前記貯蔵室(10
    a)と隣接する縦側面に、開放端を上方に指向させた垂直
    ピン(23b)からなる第2ヒンジ部(23)を上下の関係で必
    要数だけ配設すると共に、 前記フロントパネル(18)の前記貯蔵室(10a)と隣接する
    側の縦側面に、前記垂直ピン(23b)の下方からの遊挿を
    許容する縦通孔部(22b)を備える第1ヒンジ部(22)を上
    下の関係で対応的に配設し、 前記第1ヒンジ部(22)の縦通孔部(22b)を、前記第2ヒ
    ンジ部(23)の上方に指向する垂直ピン(23b)に対応的に
    遊挿することにより、前記フロントパネル(18)を前記冷
    却ユニット部(12)に対して着脱および回動自在に枢支す
    るよう構成したことを特徴とするフロントパネルの枢支
    構造。
  3. 【請求項3】 前記フロントパネル(18)は上下に二分割
    されて、前記操作盤(14a)を開閉自在に被蓋する上部フ
    ロントパネル(18a)と、前記凝縮器(16)を開閉自在に被
    蓋する下部フロントパネル(18b)とから構成される請求
    項1または2記載のフロントパネルの枢支構造。
  4. 【請求項4】 下部フロントパネル(18b)の上部背面側
    には、所要高さだけ上方へ垂直に延出する係止部18c
    が設けられ、この下部フロントパネル(18b)および上部
    フロントパネル(18a)を閉成した際に、前記係止部18
    cが上部フロントパネル(18a)の下部背面側に潜り込ん
    で位置するよう設定することにより、上部フロントパネ
    ル(18a)は単独で開閉されると共に、下部フロントパネ
    ル(18b)を開放する際は、前記係止部18cとの当接作
    用下に上部フロントパネル(18a)も同時に開放される請
    求項3記載のフロントパネルの枢支構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009192115A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Hoshizaki Electric Co Ltd 機器の操作パネル取付構造
JP2010190491A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却庫
JP4718212B2 (ja) * 2005-03-10 2011-07-06 株式会社東芝 カバー開閉装置および画像形成装置
JP2014048030A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Sharp Corp 冷却庫

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