JPH0678364B2 - アルキル―アリール疎水基を有する多糖類及びそれらを含むラテックス組成物 - Google Patents

アルキル―アリール疎水基を有する多糖類及びそれらを含むラテックス組成物

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JPH0678364B2
JPH0678364B2 JP2018127A JP1812790A JPH0678364B2 JP H0678364 B2 JPH0678364 B2 JP H0678364B2 JP 2018127 A JP2018127 A JP 2018127A JP 1812790 A JP1812790 A JP 1812790A JP H0678364 B2 JPH0678364 B2 JP H0678364B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は、新規の多糖類及びラテックス組成物へのそれ
らの使用並びにそれらの方法に関し、さらに具体的に
は、アルキル−アリール疎水基を有する多糖類及び改良
されたレオロジー及び安定性を有するラテックス組成物
を提供する多糖類を製造する改良方法に関する。
背景情報の記載 ラテックス組成物は、組成物のレオロジー又は安定性を
改良する添加剤を典型的に有する。多糖類、特にセルロ
ース誘導体類は、保護コロイド、増粘剤、安定剤又は他
のレオロジー改良剤としてを含めて種々の目的でラテッ
クス組成物の添加剤として記載されている。例えば、米
国特許第4,684,704号[クレイグ(Craig)]は疎水性に
改良したヒドロキシエチルセルロースを保護コロイドと
して含むラテックス組成物を記載している。米国特許第
4,243,802号[ランドール(Landoll)]及び米国特許第
4,352,916号(ランドール)はラテックス組成物の増粘
剤、乳化剤及び安定剤として疎水性に改良したヒドロキ
シエチルセルロースを使用することを記載している。
「疎水性に改質したヒドロキシエチルセルロースの存在
下の水性ポリマーエマルジョンの製造」という名称の19
88年3月24日に出願された米国特許出願番号第172,432
号はアルキル−アリール置換物質を含む疎水性に改質し
たヒドロキシエチルセルロースを使用するエマルジョン
重合方法を記載している。
アリール置換基を有する多糖類は公知である。例えば、
米国特許第1,451,331号[ドリーファス(Dreyfus)]、
米国特許第1,502,379号(ドリーファス)、米国特許第
1,589,607号[リライアンフェルド(Lilienfeld)]及
び米国特許第1,972,135号(ドリーファス)はアラルキ
ル、例えばベンジル置換基を有するヒドロキシエチルセ
ルロースを記載している。特開昭57−28003号(中村)
は化粧品中のベンジル置換第4級窒素含有セルロース誘
導体類を記載している。米国特許第4,663,159号[ブロ
ードII世(BrodeII)等]はアラルキル又はアルカリー
ル置換基を含む疎水基を有するいろいろと役に立つ水溶
性カチオン多糖類を記載している。
発明の概要 本発明は、アルキル−アリール疎水基を有する多糖類に
関し、またその様な多糖類を使用するラテックス組成物
及び方法に関する。本発明のラテックス組成物は水、ラ
テックスポリマー及びアルキル−アリール疎水基を有す
る水溶性多糖を含んでいる。その様な多糖類を用いてラ
テックス組成物のレオロジーを改良する方法を提供す
る。これらの多糖類を製造する方法も提供する。1つの
方法は、多糖エーテルをアルキル−アリール疎水基含有
化合物と反応させ、前記多糖のエーテル置換基が多糖に
反応する疎水性置換基を量を増大させることから成る。
他の方法は、多糖をアルキル−アリール疎水基含有グリ
シジルエーテル化合物と反応させることから成る。
発明の詳述 多糖類は、一般にグリコシド結合によって結合された単
糖反復単位から成る高分子量ポリマーである。アルキル
−アリール疎水基置換の多糖類はアルキル−アリール
基、すなわち疎水基が少なくとも約10、好ましくは約12
〜約24、最も好ましくは約15〜18個の炭素原子を有する
1つ以上のアルキル−アリール置換基を有する多糖類で
ある。疎水基のアリール部は、縮合しても、炭素環式で
も複素環式でも、また未置換でもハロゲン、ニトロ、ヒ
ドロキシル、アミノ又は他の置換基のような別の官能性
基で置換されてもよい1つ以上のアリール環を有しう
る。疎水基のアルキル部は、直鎖でも枝分れ鎖でも、脂
環式でも非環式でも、飽和でも部分的に不飽和でも、ま
た未置換でもハロゲン、ヒドロキシル又は他の置換基の
ような別の官能性基で置換されてもよい。アルキル−ア
リール疎水基はアラルキル基もアルカリール基も含む。
代表的な疎水基は、それらに限定されないが、次の1種
以上である。t−ブチルフェニル、ノニルフェニル、ド
デシルフェニル等のアルカリール;及びフェニルヘキシ
ル、ナフチルドデシル等のアラルキル。好ましい疎水基
はノニルフェニル及びドデシルフェニルである。
多糖の反復単位1モル当りの疎水性置換基の平均モル数
として定義される疎水基の置換度、すなわちDSは他の置
換基の存在、疎水基の種類及び多糖の種類によって変化
しうる。疎水基のDSは0より大きく、好ましくは0.001
〜約0.1、最も好ましくは0.005〜約0.03である。
アルキル−アリール疎水基を有する多糖類には、構造式 によって表わされる反復単位のポリマーがある。
式Iにおいて、各反復単位それぞれに関し、 Qは−O−、 又は (但し、R4又は水素と との混合物である)であり; Rsacchはキサンタンゴムにおけるように多糖の反復単位
の残基であり、しかしてこれはさらに別の反応性基を含
んでもよい; xは約50から約20,000であり; y1、y2及びy3はそれぞれ0又は1であり; Z1、Z2及びZ3はそれぞれ2価の接続セグメントであり;
及び R1、R2及びR3はそれぞれ独立して水素、未置換の又は窒
素、酸素、硫黄もしくはカルボキシル含有のヒドロカル
ビル基あるいはRh[但し、Rhは、(1)R1、R2又はR3
水素である場合、相当するy1、y2又はy3が0であり、及
び(2)1つまたはそれ以上の反復単位が、Rhである
R1、R2又はR3の1つ又はそれ以上を有するという条件で
アルキル−アリール疎水基である]である。
式Iにおいて、Qはアンヒドログルコース反復単位、最
も好ましくはセルロースを提供する酸素であるのが好ま
しい。xで定義される反復単位の数は数千から数百万ま
での分子量を与える約50〜約20,000であるのが好まし
く、約250〜約4,000であるのが最も好ましい。多糖の分
子量は管理減成(controlled degradation)のような十
分に確立された方法を用いて変えることができる。
式Iにおいて、エーテル置換基、すなわち(Z1)y1
R1、(Z2)y2−R2及び(Z3)y3−R3は、一般に水素であ
るが、幾らかはアルキル−アリール疎水基、好ましくは
ヒドロキシエチルで存在する。少なくとも1つの反復単
位が1つ又はそれ以上のRhを有する必要があるだけなの
で、どの多糖反復単位もアルキル−アリール疎水基を有
する必要があるとは限らない。一般に、小数の反復単位
が1つ又はそれ以上の疎水基を有するだけである。代表
的なエーテル置換基には、それらに限定されないが、次
のものがある。水素、すなわち−H;−CH3、−CH2CH3
−CH2C6H5、−C16H33等の未置換ヒドロカルビル;−CH2
CH2OH、−CH2COOH、−CH2COO-Na+等の窒素、酸素、硫黄又はカルボキシル含有ヒドロカル
ビル; 等の前述したアルキル−アリール疎水基を含む接続セグ
メントを有する又は有しないアルキル−アリール疎水
基。エーテル置換基は、水溶性を付与するのに十分な量
でヒドロキシエチル、すなわち−CH2CH2OHも含むのが好
ましい。
式Iにおいて、Z1、Z2及びZ3によって表わされる2価の
接続セグメントは、セルロースエーテルの酸素又はQ基
とアルキル−アリール基のような置換基の主部との間に
設けられるエーテル置換基の部分を示すものである。
R1、R2又はR3が水素である場合、すなわち相当する基が
未置換ヒドロキシルである場合、接続セグメントは存在
せず、また相当するy1、y2又はy3は0である。R1、R2
はR3が水素でない場合には、接続セグメントを設けても
設けなくともよい。一般に、接続セグメントは、アルキ
ル−アリール基それ自体ではない多糖にアルキル−アリ
ール置換基を付与するめに使用される化合物の残部を表
わす。存在する場合に、代表的な接続セグメントには、
それらに限定されないが、メチレン、すなわち−CH
2−、エトキシ、すなわち−CH2CH2O−、グリシジルエー
テル類、すなわち 等の未置換又はヒドロキシ置換アルキル及びアルコキシ
基(アルキレン及びアルキレンオキシ基)がある。接続
セグメントは存在しないか又は−CH2−として存在する
のが好ましく、 として存在するのが最も好ましい。
本発明の多糖はさらに別の置換基、すなわち必須の水溶
性又は他の特性を付与するのに必要でありうるような疎
水基以外の基を有してもよい。これらの他の置換基は非
イオン性、カチオン性、アニオン性又は両性多糖を提供
するイオンでもまた非イオンでもよい。代表的なさらに
別の置換基には、それらに限定されないが、先に述べた
エーテル置換基の1種又はそれ以上がある。さらに別の
置換基の量、すなわちMSで示される多糖の反復単位1モ
ル当りのその様な置換基の平均モル数として定義される
モル置換量は限定的ではなくて、いかなる所望の量であ
ってもよい。多糖は、必要に応じて水溶性及び/又は所
望によって改良した耐酵素性を付与するのに十分なヒド
ロキシエチルMSを有するのが好ましい。ヒドロキシエチ
ルMSは一般に約1.5〜約6、好ましくは約3〜約5であ
りうる。
疎水基置換多糖類は容易に入手できる多糖出発物質から
製造することができる。これらの物質には、天然に産出
する、生合成される及び誘導される炭水化物ポリマー及
びそれらの混合物がある。多糖の種類は決定的ではなく
て、全澱粉及びセルロース系;ペクチン;キトサン;キ
チン;寒天、カラジーナン等の海草産物;アルギン酸
塩;グワル、アラビア、トラガカント等の天然ゴム;及
び他の公知の多糖類がある。好ましい多糖類は、化学
綿、木綿リンター、木材パルプ、アルカリセルロース並
びにこれらの物質のエーテル誘導体等の通常の物質から
得ることができるセルロースエーテルを含むセルロース
誘導体である。
使用することができるセルロースエーテルには、それら
に限定されないが、次の1種又はそれ以上がある。ヒド
ロキシエチルセルロース;ヒドロキシプロピルセルロー
ス;メチルセルロース;カルボキシメチルセルロース;
カルボキシエチルセルロース;ヒドロキシプロピルエチ
ルセルロース;ヒドロキシメチルカルボキシメチルセル
ロース;その他。特に好ましい多糖はヒドロキシエチル
セルロースである。
米国特許第4,663,159号(ブロード2世等)又は米国特
許第4,228,277号(ランドール)に記載されているよう
な十分に確立されたエステル化手順を含む多糖を疎水基
で改質するのに十分ないかなる反応条件も使用すること
ができる。この反応は、疎水基及び多糖と反応する官能
基を有する化合物を用いて行うことができる。代表的な
官能基には、それらに限定されないが、次の1種又はそ
れ以上がある。クロリド、ブロミド等のハリド;グリシ
ドール及びそのエステル類を含むエポキシド等のオキシ
ラン;カルボン酸、硫酸塩等のエステル、酸ハリド及び
それらの塩を含む酸;及びハロヒドリン。アルキル−ア
リールハリド類を使用することができるが、腐食性及び
生成物からハリドを除去せねばならない問題があるので
望ましくない。ノニル又はドデシルフェニルグリシジル
エーテルのようなグリシジルエーテルを使用するのが好
ましい。
疎水基置換反応は、所望の量の置換基を付与するのに十
分な時間、代表的には約0.5時間〜約12時間以上、好ま
しくは約1〜6時間所望の温度、代表的には20℃〜125
℃、好ましくは約55℃〜約95℃で行うことができる。反
応は、所望によって希釈剤、溶媒又は触媒を用いて行う
ことができ、また代表的にはアルカリ金属水酸化物又は
同様な物質のような苛性アルカリ触媒の存在下に不活性
媒体中で行われる。
好ましい実施態様において、疎水基置換は、アルキル−
アリール基を有する化合物を疎水基置換の効率を上げる
量でヒドロキシエチルのような他の置換基を有する多糖
エーテルと反応させることによって行われる。他のエー
テル置換基のMS、すなわちMSEは多糖、疎水基及び存在
する他のエーテル置換基の種類によって異なり、一般に
少なくともMSEが0の場合に比べて増大した疎水基置換
となるような量である。多糖がセルロースであり、また
他のエーテル置換基がヒドロキシエチルである実施態様
において、MSEは多糖反復単位1モル当りの他のエーテ
ル置換基の平均モル数で0より大きく、好ましくは約1.
5から約6、最も好ましくは約3.5から約5の範囲であ
る。
他の好ましい実施態様において、疎水基置換はグリシジ
ルエーテルである官能基を有するアルキル−アリール化
合物を用いて行われる。その様な化合物は構造式 (式中、Rhは式Iにおいて先に定義したアルキル−アリ
ール疎水基である)によって表わすことができる。その
様な化合物を用いる置換によって、構造式 (式中、Rhは先に定義した通りである)によって表わさ
れるような密接に関係した対応するエポキシドを含む他
の官能基に比べて高い反応効率を与えることを見出し
た。特定の理論に拘束されないが、アルキル−アリール
グリシジルエーテルによってもたらされる高められた反
応効率は多糖による求核的攻撃に対するグリシジルエー
テル基の高い反応性のためであるということができる。
したがって、反応効率の上昇は、1,2−エポキシヘキサ
デカンのような対応するアルキルエポキシドに比べてヘ
キサデシルグリシジルエーテルのような直鎖又は枝分れ
鎖アルキルグリシジルエーテルを含む他のグリシジルエ
ーテルによって示すことができる。
代表的な手順において、疎水基置換反応は所望の多糖の
適当な水性希釈剤系スラリー中で行われる。適当な希釈
剤には、それらに限定されないが、イソプロピルアルコ
ール、t−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコー
ル、プロピルアルコール、エタノール、メタノール、メ
チルエチルケトン、水、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、2−ブトキシエタノール、2−エトキシエタノー
ル、アセトン及びこれらの物質の混合物がある。希釈剤
と多糖の適切な重量比は約4:1〜25:1の範囲である。反
応は一般に不均一系で行われるので、重要なことは、希
釈剤系は通常出発多糖又は疎水基改質生成物の溶剤でな
いことである。
多糖は、水酸化ナトリウムが好ましいが、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム又は水酸化リチウムのような適切
な苛性アルカリ触媒で苛性化することができる。苛性ア
ルカリと多糖のモル比は0.4〜2.0の間で適宜変えること
ができる。塩基と接している多くの多糖類は酸素によっ
て容易に劣化させられる。したがって、苛性アルカリが
存在している間は反応容器から酸素を排除する必要があ
る。窒素等の不活性ガス下に反応を行うのが適してい
る。
適量の苛性アルカリ触媒で苛性化した後、疎水性反応体
を添加し、所望の量の置換を達成するのに十分な時間適
温で反応を行う。あるいはまた、多糖を1種又はそれ以
上の適切な求電子試薬とまず反応させて、多糖を水溶性
にさせ、引き続き疎水性反応体と反応させるか、又は多
糖を1種又はそれ以上の求電子試薬及び疎水性反応体と
同時に反応させることができる。適切な求電子試薬に
は、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、クロロ酢
酸及びその塩、1,3−プロパンスルトン、塩化メチル、
塩化エチル、グリシドール、3−クロロ−1,2−プロパ
ンジオール及び2−クロロエタノールがある。
必須成分として、水、ラテックスポリマー及び多糖を有
するラテックス組成物を提供することができる。ラテッ
クスポリマーの種類及び量は決定的ではなく、十分に確
立された手順に基づいて定めることができる。代表的な
ラテックスポリマーには、それらに限定されないが、次
のような種々の種類がある。アクリル酸系;アルキド
系;セルロース系;クマロン−インデン系;エポキシ
系;エステル系;炭化水素系;マレイン酸系;メラミン
系;天然樹脂系;含油樹脂系;フェノール系;ポリアミ
ド系;ポリエステル系;ロジン系;シリコーン系;スチ
レン系;テルペン系;尿素系;ウレタン系;ビニル系
等。ラテックスポリマーの例としては、それらに限定さ
れないが、次のモノマーの1種から成るホモポリマー又
は2種以上を含むコポリマーの1種又はそれ以上があ
る。(メタ)アクリレート類;酢酸ビニル;スチレン;
エチレン;塩化ビニル;ブタジエン;塩化ビニルデン;
ビニルバーサテート(vinyl versatate);プロピオン
酸ビニル;アクリル酸t−ブチル;アクリロニトリル;
ネオプレン;マレエート類;フマレート類等であり、こ
の場合それらの可塑化誘導体又は他の誘導体を含む。
ラテックス組成物に使用することができる多糖の量は厳
密に決定的ではない。最も広い意味で、多糖の量はラテ
ックス組成物に改良したレオロジー又は安定性をもたら
すのに有効な量である。代表的に、多糖の量はラテック
ス組成物の少なくとも約0.05重量%、好ましくは約0.15
〜約3重量%、最も好ましくは約0.25〜約1.5重量%で
ある。
ラテックス組成物に使用されるラテックスポリマーの量
は決定的ではなくて、ラテックスポリマーを用いる十分
に確立された手順に従う量でありうる。代表的に、乾燥
ラテックスポリマーの量は全ラテックス組成物の少なく
とも約1重量%、好ましくは約2〜約50重量%、最も好
ましくは約3〜約40重量%である。
ラテックス組成物は、ラテックス組成物に一般に使用さ
れるもののような他の成分を必要に応じて含有すること
ができる。代表的な成分には、それらに限定されない
が、次に1種又はそれ以上がある。脂肪族又は芳香族炭
化水素、アルコール、エステル、ケトン、グリコール、
グリコールエーテル、ニトロパラフィン等の溶剤;顔
料;充填剤;乾燥剤;艶消剤;可塑剤;安定剤;分散
剤;表面活性剤;高分子会合性増粘剤、多糖類系増粘剤
等を含む粘度調整剤;沈殿防止剤;流れ調整剤;脱泡
剤;皮張り防止剤;防腐剤;増量剤;被膜形成助剤;架
橋剤;表面向上剤;腐蝕防止剤;及びラテックス組成物
に有用な他の成分。
改良されたレオロジー及び安定性を有するラテックス組
成物を製造する方法は、確立された手順に従ってラテッ
クスポリマー及び多糖を水と組合せることによって提供
することができる。
特定の理論によって拘束されないけれど、多糖類は2機
構によってラテックス組成物のレオロジーを調節すると
思われる。他のセルロース誘導体類と同じように、組成
物の水性相は、比較的高い分子量及び多糖を囲む水和水
に起因する大きな流体力学的容積が存在することによっ
て増粘される。アルキル−アリール置換基も、疎水基が
互いに及びラテックスポリマーの疎水部又は存在する他
の成分と相互作用する会合機構によってラテックス組成
物を増粘させ、低い剪断応力における高い粘度、改良さ
れた耐スパッター性並びに改良された流動性及び均展性
のような改良された特性を与えながら、離液現象、染料
受理性、着色及び粘度安定性に環する問題を回避させ
る。
多糖を乳化重合におけるような保護コロイド、増粘剤、
安定剤又は他のレオロジー改良剤として使用することが
できる、多糖類を使用するラテックス組成物及び方法が
提供される。
本発明の多糖はラテックス組成物及び方法における以外
に種々の用途にも使用できる。さらに別の用途として
は、それらに限定されないが、シャンプー等の化粧品;
練歯磨を含む口腔保護又は時限又は制御放出製剤におけ
るような生医薬;洗濯又は表面洗浄剤のような洗剤;農
薬を含む種々の他の時限放出用途;及び保護コロイド、
安定剤、増粘剤又はレオロジー改良剤が望まれる他の分
野がある。
特許請求の範囲内の種々の実施態様を単に表示するだけ
である以下の実施例によって本発明をさらに説明する。
別に述べない限り、パーセントは全て重量%表示であ
る。
実施例 実施例において使用する名称及び略語を以下のように定
義する。
以下の試験手順は、アルキル−アリール疎水基を有する
多糖類の特性を説明し、またそれらの評価に使用する性
能試験を定義するものである。
EO MS:多糖類中のEOのモル置換量を、灰分及び揮発分に
関して補正した生成物の質量ゲイン(mass gain)から
判定した。EO MSは次式 (式中、Mfは灰分及び揮発分に環して補正した生成物の
全質量である)によって示される。
NPGE DS:約0.2gの多糖(できるだけ精密に0.1mgまで秤
量し、mとして記録し、そして揮発分及び灰分に対して
補正する)を0.5gの30%SLS水溶液を含む水に溶解し、5
0.00mlに希釈した。300〜240nmの紫外線スペクトルを記
録し、278nmでの吸光度をAとして記録する(基線、e
=1530M-1cm-1に対して補正する)。EO MSをyで示す
と、NPGE DSは次式 によって示される。
1%粘度:ブルックフィールド粘度計、LVT型,スピン
ドル#2を用いて30rpm及び25℃で測定した1%の多糖
水溶液のセンチポアズで示す粘度。
ストーマー粘度:ASTM試験法D 562に準じる。
ICI粘度:ICI円錐平板粘度計、VR−4000型を用いて最終
ラテックスペイント塗料に関して測定したポアズで示す
粘度。
ブルックフィールド粘度:ASTM試験法D 2196−81に準じ
る。表2のデータは1000で割っているので、例えば25.3
は25,300cpに相当する。
垂れ抵抗:ASTM試験法D 4400−84に準じる。
均展性:ASTM試験法D 4062−81に準じる。
隠蔽率:ラテックスペイントの4ミル厚さの未乾燥塗膜
を不透明度チャート[レネタ(Leneta)製3B不透明度チ
ャート]上に流延形成し、24時間乾燥させる。チャート
の黒地(Rb)及び白色(Rw)上のペイントの反射率を記
録する。隠蔽率を3桁の有効数字で報告するものとし、
それは次式 によって示される。
耐スパッター性:ASTM試験法D 4707−87に準じる。
実施例1〜35 多糖置換 アルキル−アリール疎水基を有する種々の多糖類を、幾
つかの手順、すなわち合成法A、B、C、D及びEの1
つを用いて製造した。具体的な処方は表1に示す。
合成法A 3パイントのガラス製圧力反応器に表示希釈剤系中の2
5.0gの木材パルプを装填する。反応器の充填空間を窒素
でパージして、そこに取り入れられている空気を除去し
ながら、混合物を1時間攪拌する。30分後、反応器を32
℃に暖める。
32℃になったら、窒素下に22%水酸化ナトリウム水溶液
を添加する。次に、スラリーを窒素下に35℃で1時間攪
拌する。蒸留したばかりのEOを反応器に加えてから、反
応器を密封し、75℃に加熱する。75℃に達したら、エト
キシ化の測時を始める。
75℃に到達してから30分後に、5mlの水に溶かした30%
過酸化水素溶液を添加する。反応を75℃で2時間続行す
る。NPGEを反応器に加え、そして放出ラインを10mlのア
セトンで洗浄する。反応を75℃でさらに6時間続行す
る。75℃での反応時間は合計9時間である。
反応器を室温に冷却し、9.5gの氷酢酸を添加する。混合
物を15分間攪拌し、多糖を減圧過によって回収する。
多糖をワーリングブレンダー中で500mlの5:1(容量比)
アセトン/水で5回及び500mlのアセトンで2回洗浄す
る。このポリマーを50℃で一晩真空中で乾燥する。
合成法B 3パイントのガラス製圧力反応器に25.0gの木材パル
プ、353.3gのアセトン、37.0gの水及び59.7gのエタノー
ルを装填する。反応器の充填空間を窒素でパージして、
そこに取り入れられている空気を除去しながら、混合物
を1時間攪拌する。30分後、反応器を32℃に暖める。
32℃になったら、窒素下に22%水酸化ナトリウム水溶液
を添加する。次に、スラリーを窒素下に35℃で1時間攪
拌する。16mlのアセトン中のNPGE及び蒸留したばかりの
EOをスラリーに加える。反応器を密封し、混合物を75℃
で12時間加熱する。次に、反応器を冷却し、4.00gの氷
酢酸を添加する。スラリーを15分間攪拌した後、生成物
を単離し、合成法Aで説明したように洗浄する。
合成法C 3パイントのガラス製圧力反応器に合成法Aで説明した
ように木材パイプ、アセトン、エタノール及び水を装填
する。反応器の充填空間を窒素でパージしながら、混合
物を1時間攪拌し、そして合成法Aで述べたように32℃
に暖める。
32℃になったら、窒素下に22%水酸化ナトリウム水溶液
を添加する。次に、スラリーを窒素下に35℃で1時間攪
拌する。蒸留したばかりのEOを反応器に加えてから、反
応器を密封し、75℃に加熱する。1時間後、反応器を25
℃に冷却し、11.2gの氷酢酸を添加し、そしてスラリー
を5分間攪拌する。次にNPGE及び2次的に装入する蒸留
したばかりのEOをスラリーに加える。反応器を密封し、
そして混合物を75℃で6時間加熱する。
スラリーを冷却し、5.6gの50%水酸化ナトリウム水溶液
をスラリーに添加する。10分間攪拌した後、10mlの水に
溶かした過酸化水素溶液を添加し、そして混合物を55℃
で1時間加熱する。混合物を冷却し、12.0gの氷酢酸を
添加し、そしてスラリーを15分間攪拌する。
次に、生成物を単離し、合成法Aで説明したように洗浄
する。
合成法D 3パイントのガラス製圧力反応器に25.0gの木材パルプ
及び表示希釈剤系を装填する。反応器の充填空間を窒素
でパージして、そこに取り入れられている空気を除去し
ながら、混合物を1時間攪拌する。30分後、反応器を32
℃に暖める。
32℃になったら、窒素下に22%水酸化ナトリウム水溶液
を添加する。次に、スラリーを窒素下に35℃で1時間攪
拌する。蒸留したばかりのエチレンオキシドを反応器に
加えてから、反応器を密封し、85℃に加熱する。85℃に
達したら、エトキシ化の測時を始める。
85℃に到達してから30分後に、5mlの水に溶かした30%
過酸化水素溶液を添加する。反応を85℃で1.5時間続行
する。NPGEを反応器に加え、そして放出ラインを10mlの
アセトンで洗浄する。反応を85℃でさらに3時間続行す
る。85℃での反応時間は合計5時間である。
反応器を室温に冷却し、9.5gの氷酢酸を添加する。混合
物を15分間攪拌し、多糖を減圧過によって回収する。
多糖をワーリングブレンダー中で500mlの5:1(容量比)
アセトン/水で5回及び500mlのアセトンで2回洗浄す
る。このポリマーを50℃で一晩真空中で乾燥する。
合成法E 250mlの三つ口丸底フラスコに攪拌パドルとモータ、ゴ
ム性シーラムキャップ(serum cap)、窒素導入管、均
圧添加漏斗及び鉱油バブラーを有するフリードリッヒ冷
却器を取り付ける。このフラスコに表示した多糖と希釈
剤とを装填する。
反応器の充填空間に窒素でパージして、そこに取り入れ
られている空気を除去しながら、スラリーを1時間攪拌
する。窒素下に水酸化ナトリウム水溶液(50重量%)を
スラリーに添加し、そしてスラリーを窒素下に1時間攪
拌する。55℃になるまでスラリーに熱を加え、そしてNP
GE及び表1に示した他の反応体を窒素下にスラリーに添
加する。
混合物を55℃で特定した時間保持し、周囲温度に冷却
し、そして4.0gの氷酢酸で中和する。15分攪拌した後、
生成物を減圧過によって採集し、そして前述のように
洗浄及び乾燥する。
実施例35〜36 多糖エーテルによる疎水基置換の向上 250mlの三つ口丸底フラスコに攪拌パドルとモータ、ゴ
ム性シーラムキャップ、窒素導入管、均圧添加漏斗及び
鉱油バブラーを有するフリードリッヒ冷却器を取り付け
る。このフラスコに表2に示すHEC、68.5gのアセトン、
12.0gのエタノール及び7.0gの水を装填する。
スラリーを攪拌しながら、フラスコの充填空間を窒素で
1時間パージして、そこに取り入れられている空気を除
去する。50%水酸化ナトリウム水溶液をスポイトでスラ
リーに添加し、そしてスラリーを90分間攪拌する。次
に、7.4gのアセトンに溶かしたNPGE溶液を添加し、混合
物を大気圧下に24時間還流させる。
スラリーを室温に冷却し、15mlのアセトンに溶かした2.
0gの氷酢酸溶液を攪拌しながらスラリーに添加する。15
分後、多糖を減圧過によって回収し、そしてワーリン
グプレンダー中で300mlのアセトンで3回洗浄する。こ
のポリマーを50℃で一晩真空中で乾燥する。
疎水基含量、すなわちNPGE DSを前述の方法を用いて測
定する。これらの実験から、同じ反応条件では、より高
い疎水基アルキル化効率が、高いEO MS値を有する多糖
類で認められることが明らかである。
実施例37及びB グリシジルエーテルによる反応効率の向上 3パイントのガラス製圧力反応器に25.0gの木材パル
プ、353.3gのアセトン、60.8gのエタノール及び36.0gの
水を装填する。反応器の充填空間を窒素でパージして、
そこに取り入れられている空気を除去しながら、混合物
を1時間攪拌する。30分後、反応器を32℃に暖める。
32℃になったら、窒素下に水酸化ナトリウム水溶液をス
ラリーに添加する。スラリーを窒素下に35℃で1時間攪
拌した後、表3に特定した疎水性反応体及び16mlのアセ
トン中の蒸留したばかりのエチレンオキシドを添加す
る。反応器を密封し、そして混合物を75℃で6時間加熱
する。
反応器を室温に冷却し、18.75gの氷酢酸を添加する。15
分間攪拌した後、ポリマーを単離し、合成法Aで説明し
たように洗浄する。
表3の結果は、2倍モル量の疎水性化合物を使用してい
るにもかかわらず、対照実施例Bは実施例37におけるグ
リシジルエーテル化合物に比べて著しく低い疎水性置換
しか与えないことを示している。
実施例38〜39 ラテックスの処方及び ラテックスペイント遮蔽塗料の評価 顔料磨砕物:成分 ポンド ガロン 水 129.3 15.52 PROXEL GXL(防腐剤) 1.0 0.13 TAMOL 731(分散剤) 17.0 1.85 PAG 188(脱泡剤) 1.8 0.25 TERGITOL NP-10(表面活性剤) 1.0 0.11 TiPure R-931(TiO2顔料) 150.0 4.95 Satintione W(クレー増量剤) 125.0 5.81 Camel Carb(Ca2CO3) 150.0 6.45 水 20.0 2.40 レットダウン(Let Down): 以下に、本発明の要点を総括して示す。
1.構造式 [式中、各反復単位それぞれに関し、 Qは−O−、 又は (但し、R4又は水素と との混合物である)であり; Rsacchはキサンタンゴムにおけるように多糖の反復単位
の残基であり、しかしてこれはさらに別の反応性基を含
んでもよいものとし; xは約50から約20,000であり; y1、y2及びy3はそれぞれ0又は1であり; Z1、Z2及びZ3はそれぞれ2価の接続セグメントであり;
及び R1、R2及びR3はそれぞれ独立して水素、未置換の又は窒
素、酸素、硫黄もしくはカルボキシル含有のヒドロカル
ビル基あるいはRh{但し、Rhは、(1)R1、R2又はR3
水素である場合、相当するy1、y2又はy3が0であり、及
び(2)1つまたはそれ以上の反復単位が、Rhである
R1、R2又はR3の1つ又はそれ以上を有するという条件で
アルキル−アリール疎水基である}である]によって表
わされる反復単位を有する水溶性多糖。
2.前記疎水基がノニルフェニル又はドデシルフェニルで
ある要点1記載の多糖。
3.Qが酸素であるセルロースである要点1記載の多糖。
4.1つまたはそれ以上のR1、R2又はR3がヒドロキシエチ
ルである要点3記載の多糖。
5.エーテル置換多糖をアルキル−アリール疎水基含有化
合物と反応させ、前記多糖のエーテル置換がその様なエ
ーテル置換が存在しない対応する多糖に比べて多糖に反
応する疎水性置換基の量を増大させることを特徴とする
アルキル−アリール疎水基を有する水溶性多糖を製造す
る方法。
6.MSEとして定義した前記多糖のエーテル置換の平均量
が多糖の反復単位1モル当りエーテル置換基約3〜約5
モルである要点5記載の方法。
7.多糖エーテルがヒドロキシエチルセルロースであり、
及び疎水基含有化合物がアルカリールグリシジルエーテ
ルである要点5記載の方法。
8.要点5記載の方法によって製造された多糖。
9.多糖をアルキル−アリール疎水基含有グリシジルエー
テル化合物と反応させることを特徴とするアルキル−ア
リール疎水基を有する水溶性多糖を製造する方法。
10.前記多糖がヒドロキシエチルセルロースである要点
9記載の方法。
11.前記疎水基含有化合物がノニルフェニルグリシジル
エーテルである要点10記載の方法。
12.要点9記載の方法によって製造された多糖。
13.水、ラテックスポリマー及び少なくとも10個の炭素
原子を有するアルキル−アリール疎水基を有する水溶性
多糖を含むラテックス組成物。
14.前記疎水基がノニルフェニル又はドデシルフェニル
である要点13記載の組成物。
15.前記多糖がセルロースである要点13記載の組成物。
16.前記セルロースがヒドロキシエチルセルロースであ
る要点15記載の組成物。
17.レオロジー及び/又は安定性を改良した水及びラテ
ックスポリマーを含有するラテックス組成物を製造する
方法であって、前記ラテックスに少なくとも10個の炭素
原子を有するアルキル−アリール疎水基を有する水溶性
多糖を供給することを特徴とする方法。
18.前記疎水基がノニルフェニル又はドデシルフェニル
である要点17記載の組成物。
19.前記多糖がセルロースである要点17記載の組成物。
20.前記セルロースがヒドロキシエチルセルロースであ
る要点19記載の組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョージ、ルイス、ブロード、ザ・セカン ド アメリカ合衆国、ニュージャージー州、 08807、ブリッジウオーター、カーレン・ ドライブ 653番 (72)発明者 リチャード、チャールズ、ホイ アメリカ合衆国、ノース・カロライナ州、 27612、ラレイ、バレー・エスティツ・ド ライブ 6212番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構造式 [式中、各反復単位それぞれに関し, Qは−O−、 又は (但し、R4又は水素と との混合物である)であり; Rsacchはキサンタンゴムにおけるように多糖の反復単位
    の残基であり、しかしてこれはさらに別の反応性基を含
    んでもよいものとし; xは約50から約20,000であり; y1、y2及びy3はそれぞれ0又は1であり; Z1、Z2及びZ3はそれぞれ2価の接続セグメントであり;
    及び R1、R2及びR3はそれぞれ独立して水素、未置換の又は窒
    素、酸素、硫黄もしくはカルボキシル含有のヒドロカル
    ビル基あるいはRh{但し、Rhは、(1)R1、R2又はR3
    水素である場合、相当するy1、y2又はy3が0であり、及
    び(2)1つまたはそれ以上の反復単位が、Rhである
    R1、R2又はR3の1つ又はそれ以上を有するという条件で
    アルキル−アリール疎水基である}である]によって表
    わされる反復単位を有する水溶性多糖。
  2. 【請求項2】前記疎水基がノニルフェニル又はドデシル
    フェニルである請求項1記載の多糖。
  3. 【請求項3】Qが酸素であるセルロースである請求項1
    記載の多糖。
  4. 【請求項4】1つまたはそれ以上のR1、R2又はR3がヒド
    ロキシエチルである請求項3記載の多糖。
  5. 【請求項5】エーテル置換多糖をアルキル−アリール疎
    水基含有化合物と反応させ、前記多糖のエーテル置換が
    その様なエーテル置換が存在しない対応する多糖に比べ
    て多糖に反応する疎水性置換基の量を増大させることを
    特徴とするアルキル−アリール疎水基を有する水溶性多
    糖を製造する方法。
  6. 【請求項6】MSEとして定義した前記多糖のエーテル置
    換の平均量が多糖の反復単位1モル当りエーテル置換基
    3〜5モルである請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】水、ラテックスポリマー及び少なくとも10
    個の炭素原子を有するアルキル−アリール疎水基を有す
    る水溶性多糖を含むラテックス組成物。
  8. 【請求項8】前記疎水基がノニルフェニル又はドデシル
    フェニルである請求項7記載の組成物。
  9. 【請求項9】前記多糖がセルロースである請求項7記載
    の組成物。
  10. 【請求項10】前記セルロースがヒドロキシエチルセル
    ロースである請求項9記載の組成物。
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