JPH0678175U - 吊下げ式スペアタイヤキャリア - Google Patents

吊下げ式スペアタイヤキャリア

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Publication number
JPH0678175U
JPH0678175U JP1992793U JP1992793U JPH0678175U JP H0678175 U JPH0678175 U JP H0678175U JP 1992793 U JP1992793 U JP 1992793U JP 1992793 U JP1992793 U JP 1992793U JP H0678175 U JPH0678175 U JP H0678175U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spare tire
frame
floor
vehicle body
winding drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP1992793U
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English (en)
Inventor
忠明 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペアタイヤをその昇降と同時に車体のフロ
ア下における内方寄り位置と外方寄り位置との間で移動
させて車体に対するスペアタイヤの脱着作業を簡単にす
る。 【構成】 巻取り装置20はフレーム22と巻取りドラ
ム26と回転操作機構30とを備え、前記フレーム22
は車体10側に対してフロア下の奥まった内方寄り位置
と外方寄り位置との間を移動可能に取付けられ、前記巻
取りドラム26はフレーム22に回転自在に支持され、
その回転によってスペアタイヤ40を昇降させれるよう
に構成され、前記回転操作機構30はその回転操作によ
って前記フレーム22を移動させると同時に前記巻取り
ドラム26を回転させるように構成されている。そして
フレーム22がフロア下の内方寄り位置から外方寄り位
置へ向かって移動するときに巻取りドラム26がスペア
タイヤ40を降ろす方向へ回転し、フレーム22が逆方
向へ移動するときに巻取りドラム26がスペアタイヤ4
0を巻上げる方向へ回転する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スペアタイヤが車体のフロア下に吊下げられた状態で保持される吊 下げ式スペアタイヤキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスペアタイヤキャリアは、図4で示されているように車体10 のリヤ側におけるフロア下に、スペアタイヤ40を吊下げた状態で昇降させるた めの巻取り装置60が設けられている。すなわちこの巻取り装置60はチェーン 62が巻かれたドラム(図示しない)を備えており、このチェーン62の端部に 結合されたフック63が前記スペアタイヤ40のホイール部分に引っかけられて いる。そこで前記ドラムを車体10のリヤ側から挿入したハンドル66で回転操 作すればチェーン62がドラムに巻取られたり、あるいはドラムから繰り出され たりする。これによってスペアタイヤ40を車体10のフロア側と地面との間で 昇降させて車体10に対するスペアタイヤ40の脱着を行うことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の技術においてスペアタイヤ40の脱着作業は、前記巻取り装置60 の操作によってスペアタイヤ40を図4の実線位置と仮想線Aとの間で昇降させ る作業に加え、このスペアタイヤ40を仮想線A,Bの間で移動させる作業が必 要である。このスペアタイヤ40は比較的重く、かつ仮想線A,Bの間での移動 は引きずり抵抗を伴うことから、作業者に重労働を強いることとなる。 またこの移動作業、あるいは仮想線Aの位置においてスペアタイヤ40のホイ ール部分に前記チェーン62のフック63を引っかけたり外したりする作業は、 作業者が中腰になって行わなければならず、このことも作業を一層ハードにして いる。
【0004】 本考案の技術的課題は、スペアタイヤをその昇降と同時に車体のフロア下にお ける内方寄り位置と外方寄り位置との間で移動させることにより、車体に対する スペアタイヤの脱着作業を簡単にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案の吊下げ式スペアタイヤキャリアはつぎの ように構成されている。 すなわち車体のフロア下に配置された巻取り装置によってスペアタイヤを吊下 げた状態で昇降させてこのスペアタイヤの脱着を行う構成の吊下げ式スペアタイ ヤキャリアにおいて、前記巻取り装置はフレームと巻取りドラムと回転操作機構 とを備えている。そして前記フレームは車体側に対してフロア下の奥まった内方 寄り位置と外方寄り位置との間を移動可能に取付けられている。前記巻取りドラ ムはフレームに回転自在に支持され、その回転によってスペアタイヤを吊下げた 状態で昇降させれるように構成されている。また前記回転操作機構はその回転操 作によって前記フレームを移動させると同時に前記巻取りドラムを回転させるよ うに構成されている。 前記フレームの移動方向と前記巻取りドラムの回転方向とは、フレームがフロ ア下の内方寄り位置から外方寄り位置へ向かって移動するときに巻取りドラムが スペアタイヤを降ろす方向へ回転し、フレームが逆方向へ移動するときに巻取り ドラムがスペアタイヤを巻上げる方向へ回転するように設定されている。
【0006】
【作用】
この構成によれば、例えば車体のフロア下に装着されているスペアタイヤを使 用する場合、前記回転操作機構の操作により巻取り装置のフレームをフロア下の 内方寄り位置から外方寄り位置へ向かって移動させると、これと同時に前記巻取 りドラムがスペアタイヤを降ろす方向へ回転する。したがってこのスペアタイヤ は下降しながら外方寄り位置へ運ばれ、この外方寄り位置で地面に降ろされるこ ととなってその後の作業が簡単となる。 またスペアタイヤを車体のフロア下に装着する場合は、前記とは逆に巻取り装 置のフレームをフロア下の外方寄り位置から内方寄り位置へ向かって移動させる と、これと同時に巻取りドラムがスペアタイヤを巻上げる方向へ回転する。これ によりスペアタイヤは巻上げられながら内方寄り位置へ運ばれ、この内方寄り位 置で車体側に保持される。
【0007】
【実施例】
つぎに本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。 図2に車両のリヤ側が一部破断された外観図で示され、図3に吊下げ式スペア タイヤキャリアが平面図で示されている。これらの図面で明らかなように、車体 10のリヤ側におけるフロア下にはスペアタイヤ40を吊下げた状態で昇降させ れる巻取り装置20が配置されている。 前記巻取り装置20のフレーム22は、図3に示されている一対のクロスメン バ12に両端が支持され、かつ互いに平行に配置されたガイドシャフト24とね じシャフト32との軸上に組付けられている。なおガイドシャフト24はその両 端が各クロスメンバ12に対して固定されており、ねじシャフト32はその両端 が各クロスメンバ12に対してベアリング(図示外)などで回転自在に支持され ている。またねじシャフト32のリヤ側の端部は、図2及び図3で示すようにハ ンドル34のフック部34aを結合可能な連結部33となっている。
【0008】 図1に前記巻取り装置20が拡大平面図で示されている。この図面において前 記ガイドシャフト24は前記フレーム22の孔22aに対して相対的なスライド 自在に挿通しており、前記ねじシャフト32はその外周に形成された雄ねじ32 aをフレーム22の雌ねじ22bに噛合わせた状態でこのフレーム22に貫通さ せている。したがってねじシャフト32が回転操作されると、フレーム22は雄 ねじ32aと雌ねじ22bとの噛合いにより前記ガイドシャフト24に沿って移 動することとなる。
【0009】 前記巻取り装置20は図1で示すように巻取りドラム26を備え、この巻取り ドラム26の両軸端はフレーム22に対して回転自在に支持されている。この巻 取りドラム26には前記スペアタイヤ40を吊下げるためのチェーン27が巻か れていて、このチェーン27は巻取りドラム26の回転によって巻取られたり繰 り出されたりする。 前記巻取りドラム26の回転軸線はガイドシャフト24及びねじシャフト32 と直交しており、ねじシャフト32の側の端部にはウォームホイール36が固定 されている。そしてこのウォームホイール36はねじシャフト32の雄ねじ32 a(ウォーム)と噛合っている。そこでねじシャフト32が回転操作されると、 その雄ねじ32aと前記ウォームホイール36との噛合いによって巻取りドラム 26が回転することとなる。 このように前記ねじシャフト32の雄ねじ32a、フレーム22の雌ねじ22 b及び巻取りドラム26のウォームホイール36などにより、フレーム22を移 動させると同時に巻取りドラム26を回転させる回転操作機構30が構成されて いる。
【0010】 前記構成のスペアタイヤキャリアにおいて、いま前記スペアタイヤ40は図2 の実線で示すように車体10のフロア下の内方寄り位置で前記巻取り装置20に より保持されているものとする。そこでこのスペアタイヤ40を取り外して使用 する場合について説明すると、まず前記ハンドル34のフック部34aを図2, 3で示すように前記ねじシャフト32の連結部33に結合し、このハンドル34 の操作によってねじシャフト32を一方向へ回転させる。これにより前記巻取り 装置20のフレーム22がフロア下の内方寄り位置から車体10の後端部である 外方寄り位置に向かって移動し、これと同時に前記巻取りドラム26がチェーン 27を繰り出す方向に回転する。 すなわちスペアタイヤ40はチェーン27に吊られた状態で下降しながら外方 寄り位置へ運ばれることとなり、この外方寄り位置で図2の仮想線で示すように 地面に降ろされる。そこでチェーン27の端部のフック28をスペアタイヤ40 のホイール部分から外し、その後の作業を行う。
【0011】 スペアタイヤ40を車体10のフロア下に装着する場合は、車体10の後端部 である外方寄り位置でチェーン27のフック28をスペアタイヤ40のホイール 部分に引っかけた後、前記ハンドル34の操作によってねじシャフト32を前記 とは逆の方向へ回転させる。これによって前記フレーム22がフロア下の内方寄 り位置に向かって移動し始めると同時に前記巻取りドラム26がチェーン27を 巻取る方向に回転する。この結果、スペアタイヤ40はチェーン27によって巻 上げられながら内方寄り位置へ運ばれ、この内方寄り位置で図2の実線で示すよ うに車体10側に保持される。
【0012】 なお前記ガイドシャフト24の外周にも雄ねじ(ウォーム)を形成し、かつ前 記巻取りドラム26に対してはガイドシャフト24の雄ねじに噛合うウォームホ イールを追加してもよい。これにより、回転操作機構30の操作によるフレーム 22の移動ならびに巻取りドラム26の回転がより安定したものとなる。
【0013】
【考案の効果】
このように本考案は、スペアタイヤの昇降と同時にこのスペアタイヤを車体の フロア下における内方寄り位置と外方寄り位置との間で移動させれるので、この スペアタイヤの脱着作業を簡単で、かつ楽に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻取り装置の拡大平面図である。
【図2】車両のリヤ側を一部破断して表した外観図であ
る。
【図3】吊下げ式スペアタイヤキャリアの平面図であ
る。
【図4】従来の吊下げ式スペアタイヤキャリアを備えた
車両リヤ部の外観図である。
【符号の説明】
10 車体 20 巻取り装置 22 フレーム 26 巻取りドラム 30 回転操作機構 40 スペアタイヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のフロア下に配置された巻取り装置
    によってスペアタイヤを吊下げた状態で昇降させてこの
    スペアタイヤの脱着を行う構成の吊下げ式スペアタイヤ
    キャリアにおいて、 前記巻取り装置は、フレームと巻取りドラムと回転操作
    機構とを備え、 前記フレームは車体側に対してフロア下の奥まった内方
    寄り位置と外方寄り位置との間を移動可能に取付けら
    れ、 前記巻取りドラムはフレームに回転自在に支持され、そ
    の回転によってスペアタイヤを吊下げた状態で昇降させ
    れるように構成され、 前記回転操作機構はその回転操作によって前記フレーム
    を移動させると同時に前記巻取りドラムを回転させるよ
    うに構成され、 前記フレームの移動方向と前記巻取りドラムの回転方向
    とは、フレームがフロア下の内方寄り位置から外方寄り
    位置へ向かって移動するときに巻取りドラムがスペアタ
    イヤを降ろす方向へ回転し、フレームが逆方向へ移動す
    るときに巻取りドラムがスペアタイヤを巻上げる方向へ
    回転するように設定されていることを特徴とした吊下げ
    式スペアタイヤキャリア。
JP1992793U 1993-04-19 1993-04-19 吊下げ式スペアタイヤキャリア Pending JPH0678175U (ja)

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JP1992793U JPH0678175U (ja) 1993-04-19 1993-04-19 吊下げ式スペアタイヤキャリア

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JP1992793U JPH0678175U (ja) 1993-04-19 1993-04-19 吊下げ式スペアタイヤキャリア

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JPH0678175U true JPH0678175U (ja) 1994-11-01

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ID=12012863

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JP1992793U Pending JPH0678175U (ja) 1993-04-19 1993-04-19 吊下げ式スペアタイヤキャリア

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JP (1) JPH0678175U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000062654A (ja) * 1998-08-20 2000-02-29 Mazda Motor Corp 車両のスペアタイヤ格納構造
KR101047803B1 (ko) * 2004-10-14 2011-07-07 현대자동차주식회사 차량용 스페어 타이어의 캐리어

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