JPH0678074U - 車両灯火制御装置 - Google Patents

車両灯火制御装置

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JPH0678074U
JPH0678074U JP2190793U JP2190793U JPH0678074U JP H0678074 U JPH0678074 U JP H0678074U JP 2190793 U JP2190793 U JP 2190793U JP 2190793 U JP2190793 U JP 2190793U JP H0678074 U JPH0678074 U JP H0678074U
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JP
Japan
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vehicle
brake
headlight
stopped
control device
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Application number
JP2190793U
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English (en)
Inventor
隆司 東
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両の停止時には、車両の灯火を消灯または減
光できる車両灯火制御装置を提供すること。 【構成】装置1は、車輪速センサ2と、操作状態検出器
4と、リレー5a,5bと、制御器6とを備えている。
リレー5a,5bは、それぞれヘッドランプ7およびブ
レーキランプ8と接続されている。制御器6では、車輪
速センサ2および操作状態検出器4の出力に基づき、車
両の速度Vが零であることが判断された後、一定時間経
過後に、リレー5aを開放させる。また、停車後もフッ
トブレーキペダル3が踏み込まれている場合は、リレー
5aを開放させるのとほぼ同時にリレー5bも開放させ
る。 【効果】ドライバ等の目の疲れを軽減することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両に搭載され、たとえばヘッドライトやブレーキ灯などの車両の 灯火の状態を制御する車両灯火制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両に搭載され、周囲の明るさに基づき、車両の灯火の一種である 前照灯(以下、「ヘッドライト」という。)を自動的に点灯または消灯させるよ うにした灯火制御装置が知られている。この装置では、昼間などの周囲が明るい ときにはヘッドライトを点灯させないで、夜間などの周囲が暗いときにはヘッド ライトを自動的に点灯させる。また、上記装置は、昼夜の区別だけでなく、たと えば車両が昼間トンネルを走行する場合にも適用される。すなわち、車両がトン ネル内に入ったときにヘッドライトが自動的に点灯させられ、トンネル外に出た ときに消灯させられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述の先行技術では、周囲が暗いときには、常にヘッドライトは点 灯したままである。このため、夜間では、停車中もヘッドライトは点灯したまま である。ところが、たとえば夜間、信号待ち等のため他の車両の後ろに停車した 場合、ヘッドライトは前車の後面で反射し、ヘッドライトの光量が非常に強いと いうこともあり、後車のドライバ等は自車のヘッドライトの光が前車で反射した 光が非常に眩しく、目が疲れやすかった。
【0004】 また、ヘッドライトで眩しいのは、何もそのヘッドライトを照射している車両 のドライバ等だけでなく、ヘッドライトが点灯したままの車両が交差点の先頭に 停車した場合、対向車やその交差している道路から右左折してくる車両などのド ライバ等も、非常に眩しかった。 また、車両の灯火には、ヘッドライトの他に制動灯(以下、「ブレーキ灯」と いう。)がある。このブレーキ灯は、ドライバがブレーキペダルを踏んでいると きに点灯するものである。また、最近では、通常のブレーキ灯に加えて、ブレー キペダルを踏んでいることを後車によりわかりやすくするため、補助ブレーキ灯 (いわゆる「ハイマウントストップランプ」)を装備している車両が増加してい る。
【0005】 ところが、夜間、他の車両の後ろに停車したときには、前車のブレーキ灯によ り非常に眩しく、さらに補助ブレーキ灯を装備している車両の後ろに停車したと きには、一層眩しくなり、目が疲れやすかった。 そこで、本考案の目的は、車両の停止時には、車両の灯火を消灯または減光さ せることができる車両灯火制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の車両灯火制御装置は、車両に搭載され、車 両の前照灯または制動灯の状態を自動的に制御する装置であって、車両の速度を 検出する車速検出手段と、車両に予め備えられているフットブレーキペダルの操 作状態を検出するペダル操作検出手段と、上記車速検出手段またはペダル操作検 出手段の出力に基づいて、車両の前照灯もしくは制動灯または前照灯および制動 灯の状態を制御する制御手段とを含むことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上記車両灯火制御装置の構成では、車両の速度が車速検出手段で検出される。 また、フットブレーキペダルの操作状態、すなわちフットブレーキペダルが踏み 込まれているか否かがペダル操作検出手段で検出される。そして、これらの出力 に基づいて、車両の前照灯もしくは制動灯または前照灯および制動灯の状態が制 御される。
【0008】 したがって、たとえば車両の速度が零のときに、車両の前照灯および制動灯を 消灯または減光させるようにすれば、停車時には前照灯および制動灯を共に消灯 または減光させることができる。なお、本考案の制動灯とは、いわゆる尾燈は含 まない。
【0009】
【実施例】
以下では、本考案の実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施例の車両灯火制御装置の構成を示すブロック図である 。この装置1は、車両に搭載されて用いられるもので、車両の速度を検出する車 輪速センサ2と、フットブレーキペダル3の操作状態を検出するペダル操作検出 手段である操作状態検出器4と、リレー5a,5bと、車輪速センサ2または操 作状態検出器4等の出力に基づき、リレー5a,5bを制御する制御器6とを備 えている。
【0010】 より詳細に説明すると、車輪速センサ2は、タイヤの回転による磁束の変化に 対応する起電力を取出すことによって、車両の速度を検出するものである。この 車輪速センサ2と制御器6とは、たとえばフライバイワイヤで接続されている。 本実施例では、車輪速センサ2が車速検出手段に相当する。なお、車輪速センサ 2に代えて、車両の速度を検出できる他の装置を適用してもよい。
【0011】 リレー5aは、ヘッドライトを点灯するためのヘッドランプ7とドライバが手 動で操作するヘッドランプ操作装置(図示せず。)との間に介挿されている。ま た、リレー5bは、フットブレーキペダル3とブレーキ灯を点灯するためのブレ ーキランプ8との間に介挿されている。リレー5a,5bが開放されている場合 は、ヘッドランプ7とヘッドランプ操作装置とは、および、フットブレーキペダ ル3とブレーキランプ8とは、接続されていない。また、リレー5a,5bが閉 塞されている場合は、逆にそれぞれ接続されている。なお、各リレー5a,5b は、通常は閉塞されている。
【0012】 制御器6には、サイドブレーキ検出器9が接続されている。サイドブレーキ検 出器9は、ドライバ等によりサイドブレーキが操作されたか否かを検出するもの である。制御器6では、車輪速センサ2または操作状態検出器4の出力だけでな く、このサイドブレーキ検出器9の出力も含めて、リレー5a,5bの開閉動作 を制御する。本実施例では、制御器6およびリレー5a,5bが制御手段に相当 する。
【0013】 図2は、車両灯火制御装置1の動作を示すフローチャートである。以下、図1 を参照しつつ、上記装置1の動作を流れに沿って説明する。ただし、「オン」は ブレーキが掛かっている状態、「オフ」はブレーキが解除されている状態を示す 。 たとえば交差点において、信号が赤になると、ドライバは、フットブレーキペ ダル3を踏み込んで、車両を停止させようとする。そこで、車両の走行中におい ては、制御器6で、フットブレーキがオンか否かが判断されている(ステップS 1)。その結果、フットブレーキがオンであれば、車両は減速し始めていると判 断できるので、次に、車両が完全に停止したか否かを判断するために、車輪速セ ンサ2の出力に基づき、車両の速度Vが零であるか否かが判断される(ステップ S2)。その結果、車両の速度Vが零であると判断されると、車両は完全に停止 したと判断できる。
【0014】 車両が、たとえば夜間、交差点などでしばらく停車している場合には、自車の ヘッドライトが前車で反射するので、ドライバ等は眩しい思いをする。そこで、 停車後、車両がそのまま停車し続けるのか、それとも一旦停車してすぐに発進す るのかを判断するために、車両の速度Vが零の状態が一定時間(たとえば数秒) の間、継続するか否かが判断される(ステップS3)。その結果、一定時間経過 後も、車両の速度Vが零である、すなわち車両がしばらく停止していると判断さ れると、ヘッドライトが消灯される(ステップS4)。一方、一定時間経過以前 に、車両の速度Vが零以外になる、すなわち車両が発進したと判断されると、ヘ ッドライトを消灯する必要はないので、時間の計測がキャンセルされる。
【0015】 また、交差点などでしばらく停車している場合、フットブレーキペダル3が踏 み込まれているときには、ブレーキ灯が点灯しているため、後車のドライバ等は そのブレーキ灯で眩しい思いをする。そこで、一定時間経過後に、フットブレー キがオンしているか否かが判断され(ステップS5)、フットブレーキがオンし ていると判断されたときには、ブレーキ灯が消灯される(ステップS6)。
【0016】 一方、交差点などで停車している場合、フットブレーキペダル3を踏み込んで いない場合には、通常サイドブレーキを引いて停車している場合が多い。そこで 、ステップS5での判断の結果、フットブレーキがオンしていないと判断された 場合には、サイドブレーキがオンしているか否かが判断される(ステップS7) 。
【0017】 さて、車両が交差点などで停車した後、たとえば信号が青になった場合には、 次の走行の準備が開始される。すなわち、フットブレーキペダル3を踏み込んで 停車している場合には、フットブレーキペダル3から足を放すことにより、また 、サイドブレーキを引いて停車している場合には、サイドブレーキを解除するこ とにより、次の走行の準備が行われる。
【0018】 したがって、ステップS5でフットブレーキがオンであると判断された場合に は、フットブレーキがオフになるまでステップS5の判断が繰り返され、フット ブレーキがオフであると判断された場合には、サイドブレーキがオフになるまで ステップS7の判断が繰り返される。その結果、フットブレーキペダル3を踏ん で停車している場合は、サイドブレーキを引いていないので、フットブレーキが オフになったときに、走行の準備がされたと判断できるので、その走行に備える ために、ヘッドライトが点灯される(ステップS8)。同じように、サイドブレ ーキを引いて停車している場合は、サイドブレーキを解除したときに、走行の準 備がされたと判断でき、ヘッドライトが点灯される(ステップS8)。
【0019】 以上のような関係をまとめて表にすると、以下に示す表1のようになる。この 表1において、フットおよびサイドとは、それぞれ「フットブレーキ」および「 サイドブレーキ」を表す。また、「一定時間経過後」では、停車時に、フットブ レーキペダル3を踏んで停車しているのか、あるいは、サイドブレーキを引いて 停車しているのかの2つに場合分けしている。
【0020】
【表1】
【0021】 以上のように本実施例の車両灯火制御装置によれば、車輪速センサ2の出力に 基づいて、車両が停止していることを検出し、停車を検出してから一定時間経過 後に、ヘッドライトを消灯している。したがって、たとえば夜間、交差点などで 車両の後ろに停車した場合でも、自車のヘッドライトが前車で反射することがな く、眩しい思いをすることがない。このため、ドライバ等の目の疲れを軽減でき る。
【0022】 また、一旦完全に停車した後もドライバがフットブレーキペダル3を踏み込ん だままである場合には、ヘッドライトを消灯するのに加えてブレーキ灯も消灯し ている。このため、後車のドライバ等は、停車時において、前車のブレーキ灯で 眩しい思いをすることがないので、目の疲れを軽減できる。 本実施例の説明は以上のとおりであるが、本考案は上述の実施例に限定される ものではない。たとえば、上述の実施例では、ヘッドライトまたはブレーキ灯を 消灯させるようにしているが、たとえば完全に消灯させずに減光させるようにし てもよい。
【0023】 また、上述の実施例では、ヘッドライトを単独で、あるいはヘッドライトおよ びブレーキ灯を共に消灯させるようにしているが、たとえばヘッドライトに関し ては手動で消灯または減光を行わせ、ブレーキ灯だけを自動的に消灯または減光 させるようにしてもよい。このようにすることにより、ヘッドライトはドライバ 自身のために手動で消灯または減光しても、サイドブレーキを引いてフットブレ ーキペダルから足を放すドライバが少ないという社会情勢に対して有効である。
【0024】 その他、本考案の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことは可能で ある。
【0025】
【考案の効果】
以上のように本考案の車両灯火制御装置によれば、車両の速度に基づいて、車 両の前照灯もしくは制動灯または前照灯および制動灯の状態を制御しているので 、車両が停止したときには、前照灯および制動灯をそれぞれ個別に、あるいは前 照灯および制動灯を共に消灯させることができる。このため、自車両のドライバ 等は、停車時に、自車両の前照灯で眩しい思いをすることがないので、自車両の ドライバ等は目の疲れを軽減できる。同様に、後車のドライバ等は、前車の制動 灯で眩しい思いをすることがないので、後車のドライバ等の目の疲れを軽減でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の車両灯火制御装置の構成を
簡単に示すブロック図である。
【図2】上記車両灯火制御装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 車両灯火制御装置 2 車輪速センサ 4 操作状態検出器 5a,5b リレー 6 制御器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載され、車両の前照灯または制動
    灯の状態を自動的に制御する装置であって、 車両の速度を検出する車速検出手段と、 車両に予め備えられているフットブレーキペダルの操作
    状態を検出するペダル操作検出手段と、 上記車速検出手段またはペダル操作検出手段の出力に基
    づいて、車両の前照灯もしくは制動灯または前照灯およ
    び制動灯の状態を制御する制御手段とを含むことを特徴
    とする車両灯火制御装置。
JP2190793U 1993-04-26 1993-04-26 車両灯火制御装置 Pending JPH0678074U (ja)

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JP2190793U JPH0678074U (ja) 1993-04-26 1993-04-26 車両灯火制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008201226A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Toyota Motor Corp 前照灯制御装置
CN111873899A (zh) * 2020-07-31 2020-11-03 重庆长安汽车股份有限公司 汽车临时停车警示方法、车载设备、车辆及存储介质

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