JPH067749Y2 - ピアノと鉄琴を搭載した車輪走行玩具 - Google Patents

ピアノと鉄琴を搭載した車輪走行玩具

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JPH067749Y2
JPH067749Y2 JP1987113438U JP11343887U JPH067749Y2 JP H067749 Y2 JPH067749 Y2 JP H067749Y2 JP 1987113438 U JP1987113438 U JP 1987113438U JP 11343887 U JP11343887 U JP 11343887U JP H067749 Y2 JPH067749 Y2 JP H067749Y2
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iron piece
cam
piano
vehicle body
key
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JP1987113438U
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JPS6419496U (ja
Inventor
作次郎 戸張
Original Assignee
有限会社太陽鉄琴研究所
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鍵盤を弾くと鍵盤楽器(ピアノ)として使用で
き、又打楽部上面を別途の桴でたたくと打楽器(鉄琴)
としても使用でき、更に走行させると発音走行玩具とし
て使用できるピアノと鉄琴を搭載した車輪走行玩具に関
するものである。
(従来の技術) 従来、例えば、前、後両端付近にそれぞれ透孔を有し音
階に関連づけられた複数の発音体と、該複数の発音体が
相互に平行に前後のクッション材を介して載置される載
置板と、上記発音体の透孔を貫通する複数の突起を有し
上記載置板に固定されて上記発音体を保持する上側ケー
ス体と、後部に上記載置板が配置され前部に横方向に挿
通軸が配置される下側ケース体と、上記下側ケース体内
で上記挿通軸に回動自在に設けられ先端に上記発音体を
打撃する打撃部を有する複数の側面略く字状の打撃棒
と、上記下側ケース体の前部で上記挿通軸に回動自在に
設けられその打鍵により上記打撃棒を回動せしめる複数
のキーとを備えたことを特徴とする楽器おもちゃは実開
昭56−135794号公報などによって公知となって
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、この構造のものはピアノと鉄琴の機能とを
併せ有するものの、全体を走行させると自動的に音を発
する所謂、発音走行玩具としての性能を有することがな
く、またこのような走行発音が可能な鉄琴玩具として例
えば、前後に走行車輪を備えた玩具本体に列装されてそ
れぞれの上面の少なくとも一部を露出させた音板群を有
し、この音板群下方の玩具本体内に音板下面を叩打する
槓杆形状の槌レバーが設けられた支軸を枢着し、この支
軸と後輪の車軸とを後輪の回転で前記槌レバーが上下揺
動自在にカム機構を介在させて連結した打琴走行玩具が
実開昭55−142198号公報によって公知となって
いるが、この走行玩具の打琴構造を前記公知の楽器おも
ちゃに組込んだとしても、同打琴構造には槓杆形状の槌
レバー、同レバーの固定支軸及びこれを玩具本体内に揺
動自在に承止する軸杆など多数の部品と複雑な組込機構
を必要とするのみならずこのような機構によって鉄琴を
打叩するには槌レバーの両端に格別の打撃用の槌を取付
けることを余儀なくされ、従ってこの打撃用の槌に代え
てピアノ部の鍵盤先端の衝撃部材をそのまま利用するこ
とによって全体の構成を簡略にするなどの合理化は計り
得べくもない等の問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は車輪に固定された車輪による走行玩具本体と、
車体部上面に設けた開放窓の下方に位置し且つ車体部内
に吊下した取付具上に並列的に自由状態で載置された複
数枚の鉄片と、各鉄片の下方に位置し一端を回動自在に
緩着された剛体衝撃アームの他端に設けられ且つ鉄片を
打鳴する位置と該鉄片の下方に離隔する位置を持つ衝撃
部材と、鉄片と同一方向に並列的に軸着され且つ一端が
衝撃アームの中間部位に当接された梃子をなす複数の鍵
からなる鍵盤と、車軸に固定された所要形状のカムと、
下端がカムのカム面に上端が鍵に夫々当接された同鍵に
自動操作用の上下動杆とを備えたことを特徴とするピア
ノと鉄琴を搭載した車輪走行玩具を提供することによっ
て、このような問題点を解決しようとするものである。
(実施例) 図に示す実施例は鍵盤(1)は軸(2)により定間隔に緩着さ
れ、その前面下部には、各鍵(1)1(1)2…(1)nと平行に、
所定の寸法の突出片(3)を、各鍵(1)1(1)2…(1)nに一体
成形してある。この突出片(3)に従動するハンマー状衝
撃アーム(4)は、十分な剛性を有する棒状であり、一端
を位置ずれしないようにT字形に形成し、軸(8)に緩着
して車体(5)の天部下面に一体成形した支壁(9)に保持さ
れ、軸(8)を支点としてそれぞれが鍵盤(1)の動きにあわ
せて容易に回動できるように装着し、他端には球状又は
円形状等の衝撃部材(4)′を形成し、当該衝撃部材(4)′
の上方には各鍵(1)1(1)2…(1)nと対時配列され調律され
た鉄片(10)を具備し、衝撃部材(4)′で鉄片(10)の略中
央底面をたたくことができるよう配置してある。鉄片(1
0)は長手方向両端部に取付孔(14)(14)′をダボ孔に形成
し、車体(5)の天部上面に一体成形された取付ボス(12)
(12)′および同天部上面に敷設された弾性紐(13)(13)′
により遊嵌され、衝撃部材(4)′にたたかれた時良質の
音が得られるように配慮されている。
車体(5)は下面に前後両車軸(16)(16)′を介して装備さ
れた電動車輪(17)(17)′により走行されるように構成さ
れ、前後車軸(16)(16)′には偏心カム(18)が固定されて
いる。尚、電動車輪(17)(17)′の電動装置は車体(5)に
内蔵されているが普通のものであるので図面には示して
いない。車体(5)内に中間底壁(19)が設けられこの中間
底壁(19)に於て突出片(3)とカム(18)を結ぶ線と交叉す
る個所には下向きのスリーブ部(20)を一体に設けられて
いる。スリーブ(20)には上下動杆(21)を遊嵌されて当該
上下動杆(21)の下端がカム(18)のカム面に摺動自在に当
接され、同じく上端が突出片(3)の下面に衝合されてい
る。
尚、図中(23)は鍵盤(1)の指当部の外出し用孔、(24)は
打楽演奏用の開放窓、(25)は雑音防止および損傷保護用
緩衝材、(26)は共鳴部、(27)は桴、(28)は桴の差立孔を
示す。
(考案の作用及び効果) 本考案の上記の通りであるので鍵盤を弾くと鍵盤楽器
(ピアノ)として使用でき、又打楽器上面を別途の桴で
ったくと打楽器(鉄琴)として使用でき、更に走行させ
ると上下動杆の下端がカムによって間欠的に上方に突上
げられその上端が鍵を介して衝撃アームを揺動させ同ア
ームの先端の衝撃部材が鉄琴を打叩するという作動を行
うものであってこれによって全体が発音走行玩具として
機能するに至るものであるが、特に本考案においては各
鉄片の下方に位置し一端を回動自在に緩着された剛体衝
撃アームの他端に設けられ且つ鉄片を打鳴する位置と該
鉄片の下方に離隔する位置を持つ衝撃部材と、鉄片と同
一方向に並列的に軸着され且つ一端が衝撃アームの中間
部位に当接された梃子をなす複数の鍵からなる鍵盤と、
車軸に固定された所要形状のカムと、下端がカムのカム
面に上端が鍵に夫々当接された同鍵の自動操作用の上下
動杆とを備えているので全体を発音走行玩具として機能
させる部材は車軸に固定するカムとこのカムと鍵の間に
配される上下動杆とのみより成るに過ぎず、またこの上
下動杆には格別の鉄琴打撃の槌を取付ける必要が無くそ
の上端を単に鍵の下面に対応する個所に位置させれば足
りるのであって、本考案はこれらによって前記公知のも
のにおける諸種の問題点を充分に解決することができる
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案ピアノと鉄琴を搭載した車輪走行玩具の実施
例を示すものであって、第1図は全体の斜視図、第2図
は第1図のA−A線断面図である。 (1)……鍵盤、(3)……突出片、(4)……衝撃アーム、
(4)′……衝撃部材、(5)……車体、(10)……鉄片、(17)
(17)′……車輪、(18)……カム、(21)……上下動杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪に固定された車輪による走行玩具本体
    と、車体部上面に設けた開放窓の下方に位置し且つ車体
    部内に吊下した取付具上に並列的に自由状態で載置され
    た複数枚の鉄片と、各鉄片の下方に位置し一端を回動自
    在に緩着された剛体衝撃アームの他端に設けられ且つ鉄
    片を打鳴する位置と該鉄片の下方に離隔する位置を持つ
    衝撃部材と、鉄片と同一方向に並列的に軸着され且つ一
    端が衝撃アームの中間部位に当接された梃子をなす複数
    の鍵からなる鍵盤と、車軸に固定された所要形状のカム
    と、下端がカムのカム面に上端が鍵に夫々当接された同
    鍵の自動操作用の上下動杆とを備えたことを特徴とする
    ピアノと鉄琴を搭載した車輪走行玩具。
JP1987113438U 1987-07-24 1987-07-24 ピアノと鉄琴を搭載した車輪走行玩具 Expired - Lifetime JPH067749Y2 (ja)

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JPS6419496U JPS6419496U (ja) 1989-01-31
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