JPH0677437U - 直埋ケーブルの端末構造 - Google Patents

直埋ケーブルの端末構造

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JPH0677437U
JPH0677437U JP2285293U JP2285293U JPH0677437U JP H0677437 U JPH0677437 U JP H0677437U JP 2285293 U JP2285293 U JP 2285293U JP 2285293 U JP2285293 U JP 2285293U JP H0677437 U JPH0677437 U JP H0677437U
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JP
Japan
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cable
corrugated
corrugated sheath
sheath
terminal structure
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Application number
JP2285293U
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English (en)
Inventor
紀元 吉澤
勉 江成
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル布設時に発生する張力の分散を図
り、張力が増大した場合におけるケーブル外被とプーリ
ングアイカバーとの離脱の恐れをなくした直埋ケーブル
の端末構造を提供する。 【構成】 圧縮スリーブ8は、プーリングアイ10に一
端が螺合され、他端が光ファイバ6のテンションメンバ
7に加圧圧縮されて固定される。この圧縮スリーブ8
は、更に、コルゲートシース5と光ファイバ6との間に
形成された環状空隙部Vに挿入配置される円筒状のコル
ゲート取付部8cを備え、そして、コルゲートシース5
は、このコルゲートシース5とコルゲート取付部8cと
の間に樹脂13を充填した後、コルゲートシース5の外
周部をカシメることによりコルゲート取付部8cの外周
面に固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば地中に直接埋設される直埋タイプの光ファイバケーブルのよ うな直埋ケーブルの端末構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ケーブル芯線である光ファイバの周囲にコルゲートシースが被着され た構造の、地中に直接埋設される、所謂、直埋タイプの光ファイバケーブルを布 設する際には、ケーブルを損傷することなく引っ張るために、ケーブルの端末に プーリングアイが接続される。従来の直埋ケーブルの端末構造は、図3に示す通 りである。
【0003】 つまり、従来の直埋ケーブル端末構造1aによれば、光ファイバケーブル2の 端末にアルミラミネートテープ3を熱融着した後、ケーブルの外被4を剥ぎ取り 、コルゲートシース5を露出させる。次いで、光ファイバ6のテンションメンバ 7に圧縮スリーブ8を加圧圧縮して固定する。この圧縮スリーブ8の他端は、プ ーリングアイ10に螺合して取り付けられる。又、光ファイバケーブル2の端末 領域は、プーリングアイ10に一体に設けられた、通常アルミニウムにて形成さ れる円筒状のカバー12にて覆われる。カバーの先端部は、ケーブルの外被部分 に巻き付けられた自己粘着テープ14の外周囲に位置しており、カバー12の外 周をカシメて圧潰することにより、ケーブル2の外被4に固定される。又、カバ ー12の内部には、樹脂15が充填される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような端末構造1aによれば、布設時にプーリングアイ10を引っ張るこ とにより光ファイバケーブル2に発生する張力は、テンションメンバ7に集中す ることとなり、光ファイバケーブル2自体は安全に布設することができる。
【0005】 しかしながら、光ファイバ6の周囲にコルゲートシース5が被着された構造と される直埋タイプの光ファイバケーブルのように、コルゲートシース5の内径と 光ファイバ6の外径との間に空隙(V)が存在し、コルゲートシース5と光ファ イバ6とが一体とされていないケーブルにおいては、ケーブルを布設する時にケ ーブルの外被4が管路などの内壁と摺擦することにより発生する摩擦抵抗による 張力は、コルゲートシース5の露出した先端部に集中することとなる。
【0006】 従来においても、上述したように、ケーブルの外被2にアルミラミネートテー プ3を巻回し、そしてプーリングアイ10のカバー12を自己粘着テープ14を 介してケーブル外被4にカシメるなどの手段を施すことによって、ケーブル布設 時に発生する張力の分散を図ってはいるが、張力が増大した場合に、コルゲート シース5が内径方向へと縮み、ケーブル外被4がカバー12から外れることが考 えられる。
【0007】 従って、本考案の目的は、ケーブル布設時に発生する張力の分散を図り、張力 が増大した場合におけるケーブル外被とプーリングアイカバーとの離脱の恐れを なくした直埋ケーブルの端末構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本考案に係る直埋ケーブルの端末構造によって達成される。要約す れば、本考案は、ケーブル芯線の外側にコルゲートシースが被着された構造の、 地中に直接埋設される直埋タイプのケーブルの端末構造であって、プーリングア イに一端が螺合され、他端がケーブル芯線のテンションメンバに加圧圧縮されて 固定される圧縮スリーブを有し、この圧縮スリーブは、更に、前記コルゲートシ ースとケーブル芯線との間に形成された環状空隙部に挿入配置される円筒状のコ ルゲート取付部を備え、そして、前記コルゲートシースは、このコルゲートシー スとコルゲート取付部との間に樹脂を充填した後、コルゲートシースの外周部を カシメることにより前記コルゲート取付部の外周面に固定され、更に、ケーブル の端末領域は、プーリングアイに一体に設けられた円筒状のカバーにて覆い、そ してこのカバーの先端外周部をカシメることにより、このカバーをケーブルの外 被に固定し、カバーの内部には樹脂を充填したことを特徴とする直埋ケーブルの 端末構造である。
【0009】
【実施例】
以下、本考案に係る直埋ケーブル端末構造を図面に則して更に詳しく説明する 。次に説明する実施例では、光ファイバの周囲にコルゲートシースが被着された 構造の、地中に直接埋設される、直埋タイプの光ファイバケーブルに関連して説 明するが、本考案はこれに限定されるものではない。
【0010】 図1及び図2に、本考案に係る直埋ケーブルの端末構造の一実施例を示す。こ の実施例にて、直埋ケーブルの端末構造1は、図3に関連して説明した端末構造 1aと同様に、光ファイバケーブル2の端末にアルミラミネートテープ3を熱融 着した後、ケーブルの外被4を剥ぎ取り、コルゲートシース5を露出させる。次 いで、光ケーブル6のテンションメンバ7に圧縮スリーブ8を加圧圧縮して固定 する。この圧縮スリーブ8の他端は、プーリングアイ10に螺合して取り付けら れる。
【0011】 ここで、本考案によれば、圧縮スリーブ8の構造が従来と異なるものとされる 。即ち、図2をも参照すれば、本考案によれば、圧縮スリーブ8は、上述のよう に、プーリングアイ10に螺合される螺子部8aと、光ケーブルのテンションメ ンバ7が挿入され、そして加圧圧縮される加圧圧縮部8bとを有すると共に、更 に、加圧圧縮部8bに連接して、円筒状のコルゲート取付部8cが形成される。
【0012】 つまり、円筒状のコルゲート取付部8cは、テンションメンバ7が加圧圧縮部 8bに加圧圧縮されて固定された状態にて、光ファイバ6とコルゲートシース6 との間に形成された環状空隙部Vに挿入配置される。次いで、コルゲートシース 5がその外周側からコルゲート取付部8cの外周面にカシメて固定される。コル ゲートシース5とコルゲート取付部8cとの間には樹脂13を充填した後カシメ 作業を行なうのがより好適である。樹脂13を充填することによって、ケーブル 布設時に発生する張力によるコルゲートシース5の縮みが防止される。通常、こ れら樹脂13は、カバー12内に充填される樹脂15と同じ樹脂、例えばエポキ シ樹脂が使用される。又、樹脂13とコルゲート取付部8cとの接触面積を増や し、固着をより強固とするために、コルゲート取付部8cの外周面には、図示す るように、ローレット加工を施すなどの粗面加工を行なうのが好適である。
【0013】 更に又、光ファイバケーブル2の端末領域は、従来と同様に、プーリングアイ 10に一体に設けられた、通常アルミニウムにて形成される円筒状のカバー12 にて覆われる。カバー12の先端部は、ケーブルの外被部分に懸回された自己粘 着テープ14の外周囲に位置しており、カバー12の外周をカシメて圧潰するこ とにより、ケーブルの外被4に固定される。又、カバー12の内部には、樹脂1 5、例えばエポキシ樹脂が充填される。
【0014】
【考案の効果】
本考案に係る直埋ケーブルの端末構造は、ケーブル芯線のテンションメンバに 加圧圧縮される圧縮スリーブに、更に、コルゲートシースとケーブル芯線との間 に形成された環状空隙部に挿入配置される円筒状のコルゲート取付部を形成し、 そして、コルゲートシースは、このコルゲートシースとコルゲート取付部との間 に樹脂を充填した後、コルゲートシースの外周部をカシメることによりコルゲー ト取付部の外周面に固定する構成とされるために、ケーブル布設時に発生する張 力の分散を図り、張力が増大した場合におけるケーブル外被とプーリングアイカ バーとの離脱の恐れをなくすことができ、実用上極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る直埋ケーブルの端末構造の断面図
である。
【図2】本考案に従った構成の圧縮スリーブと、ケーブ
ル端末部の斜視図である。
【図3】従来の直埋ケーブルの端末構造の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 直埋ケーブルの端末構造 2 直埋ケーブル 3 アルミラミネートテープ 4 ケーブル外被 5 コルゲートシース 6 ケーブル芯線 7 テンションメンバ 8 圧縮スリーブ 8a 螺子部 8b 加圧圧縮部 8c コルゲート取付部 10 プーリングアイ 13、15 樹脂 12 カバー 14 自己粘着テープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル芯線の外側にコルゲートシース
    が被着された構造の、地中に直接埋設される直埋タイプ
    のケーブルの端末構造であって、プーリングアイに一端
    が螺合され、他端がケーブル芯線のテンションメンバに
    加圧圧縮されて固定される圧縮スリーブを有し、この圧
    縮スリーブは、更に、前記コルゲートシースとケーブル
    芯線との間に形成された環状空隙部に挿入配置される円
    筒状のコルゲート取付部を備え、そして、前記コルゲー
    トシースは、このコルゲートシースとコルゲート取付部
    との間に樹脂を充填した後、コルゲートシースの外周部
    をカシメることにより前記コルゲート取付部の外周面に
    固定され、更に、ケーブルの端末領域は、プーリングア
    イに一体に設けられた円筒状のカバーにて覆い、そして
    このカバーの先端外周部をカシメることにより、このカ
    バーをケーブルの外被に固定し、カバーの内部には樹脂
    を充填したことを特徴とする直埋ケーブルの端末構造。
JP2285293U 1993-04-06 1993-04-06 直埋ケーブルの端末構造 Pending JPH0677437U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2285293U JPH0677437U (ja) 1993-04-06 1993-04-06 直埋ケーブルの端末構造

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JP2285293U JPH0677437U (ja) 1993-04-06 1993-04-06 直埋ケーブルの端末構造

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JPH0677437U true JPH0677437U (ja) 1994-10-28

Family

ID=12094252

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JP2285293U Pending JPH0677437U (ja) 1993-04-06 1993-04-06 直埋ケーブルの端末構造

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JP (1) JPH0677437U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017191237A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 住友電気工業株式会社 直接埋設用ケーブル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017191237A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 住友電気工業株式会社 直接埋設用ケーブル

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