JPH0677168U - コネクタの固定構造 - Google Patents

コネクタの固定構造

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JPH0677168U
JPH0677168U JP2522193U JP2522193U JPH0677168U JP H0677168 U JPH0677168 U JP H0677168U JP 2522193 U JP2522193 U JP 2522193U JP 2522193 U JP2522193 U JP 2522193U JP H0677168 U JPH0677168 U JP H0677168U
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JP
Japan
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connector
circuit board
printed circuit
hole
insulator
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JP2522193U
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耕司 林
辰一 森野
宣和 加藤
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板に対しコネクタの占有面積を大
きくすることなく、且つ、自動実装に適したコネクタの
固定構造を提供することにある。 【構成】 コネクタ3の絶縁体31は上面から底面に向
かって貫通し底面側が小径化された貫通孔33を有し、
貫通孔33内には加熱により溶融される半田33dが充
填され、半田33dの一部を貫通孔33からプリント基
板4へ流出させ、絶縁体31とプリント基板4とを固着
させることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、プリント基板等に表面実装されるコネクタの固定構造に関するもの である。
【従来の技術】
プリント基板への固定手段としてホールドダウンやフックやネジ等を備えたコ ネクタが従来から知られている。図3はこのような固定手段を備えた従来のコネ クタを示し、コネクタ1は絶縁体11と、絶縁体11に配設される複数のコンタ クト12を有している。絶縁体11は前面に相手コネクタを受け入れる嵌合凹部 11aを開口し、底面にはプリント基板に絶縁体11を位置決めするための位置 決めピン11bを突設している。又、両側面には、溝11cが形成されており、 その溝11cにはプリント基板への固定手段としてホールドダウン13が取り付 けられる。更に、絶縁体11の後面側両端には、挿入孔11dが後面及び底面に 開口して設けられている。その挿入孔11dには上記ホールドダウン13の代わ りにフック14又はナット15が取り付けられ、別の固定手段を構成することが できるようになっている。コンタクト12は弾性導電材料によって形成されたも のであり、一端側には絶縁体11の嵌合凹部11a内に位置して相手コネクタと 接触する接触部(図示せず)を設けている。又、他端には絶縁体11の後面から 突出し、プリント基板面に半田付けされる端子部12aを備えている。ホールド ダウン13は金属板にプレス加工を施すことによって略L字形状に形成されてお り、プリント基板に半田付けされる固定部13aと、固定部13aの一端から直 角に曲げられた脚部13bからなる。又、フック14も金属板によって略L字形 状に形成されており、絶縁体11の挿入孔11dに取り付けられる保持部14a と、プリント基板に設けた孔に弾性的に挿入係止される対の脚部14bとを有す る。図4は、絶縁体11の溝11cにホールドダウン13を取り付けたコネクタ をプリント基板4に固定した状態を示している。即ち、コネクタはプリント基板 上に配設されたパッド(図示せず)に、ホールドダウン13の固定部13aを半 田付けすることによって固定される。又、図5には絶縁体11の挿入孔11dに フック14を取り付けたコネクタをプリント基板4に固定したものを示している 。即ち、コネクタはプリント基板4に設けられた取付孔、41に脚部14bを弾 性的に挿入し、プリント基板4の裏面側において脚部14bの係止突起14cを 取付孔41の周縁部分に係合させることにより固定されている。図6はプリント 基板4にコネクタをねじ止めした構造である。この場合、絶縁体11の挿入孔1 1dにナット15を取り付けたコネクタが、プリント基板4裏面側から取付孔4 1に挿入されたねじ部材2によりプリント基板4に固定されている。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示した如くホールドダウン13を取り付けたコネクタで は、コネクタの底面から外方にホールドダウン13の固定部13aを張り出した 構造の為それだけプリント基板に対するコネクタの占有面積が大きくなりプリン ト基板の高密度実装化を困難にした。 又、コネクタに対してホールドダウン13が精度良く取り付けられていない場 合には、コンタクト12の端子部12aやホールドダウン13がプリント基板の パッド面から浮き上がり、信頼性のある半田付作業を行なえなかった。次に、図 5に示されたコネクタにおいては、プリント基板4の取付孔41にフック14を 挿入係止する際、係止突起14cが取付孔41の周縁に突き当って挿入力がプリ ント基板4に加わるため、プリント基板4に搭載されている他の部品に悪影響を 及ぼす恐れがあり、また、機械による自動実装が不可能であった。しかも、プリ ント基板4には取付孔41を加工しなければならずコスト高になった。更に、図 6に示す如く、ねじ部材2を用いてプリント基板4にコネクタを取り付けるので は作業性が甚だ悪くなると共に、部品点数も増加した。本考案は上述したような 欠点を解決する為になされたもので、プリント基板に対しコネクタの占有面積を 大きくすることなく、且つ、自動実装にも適したコネクタの固定構造を提供する ことにある。
【課題を解決するための手段】
この考案によれば、プリント基板に表面実装されるコネクタの固定構造におい て、上記コネクタは一端に接触部を、他端に端子部を有するコンタクトと、該コ ンタクトを保持する絶縁体とから成り、上記絶縁体は上面から底面に向かって貫 通し底面側が小径化された貫通孔を有し、上記貫通孔内には加熱により溶融され る半田、又は接着剤が充填され、該半田又は接着剤の一部を上記貫通孔からプリ ント基板へ流出させ、上記絶縁体とプリント基板とを固着させるものである。以 上の如く構成したことにより、上記コネクタをリフロー処理によってプリント基 板へ半田付けする際、上記絶縁体の貫通孔内に充填されている半田又は接着剤も 溶融され、上記半田又は接着剤の一部が上記貫通孔からプリント基板側へ流れ出 し、上記絶縁体とプリント基板とを固定する。これにより、ホールドダウンを用 いた従来例の如くプリント基板に対するコネクタの占有面積が大きくならず、し かもコネクタをプリント基板上に実装する際、力を必要としないので、自動実装 に適したコネクタの固定構造が得られる。
【実施例】
以下、本考案の実施例について図1及び図2を参照しつつ説明する。本考案の コネクタ3は合成樹脂材料により成形された略直方体形状の絶縁体31と、絶縁 体31の長手方向に沿って配設される複数のコンタクト32を備えている。絶縁 体31は前面側に相手コネクタが嵌合する嵌合凹部31aを有し、又、嵌合凹部 31a側の上面31bの両端には、底面31cに貫通する貫通孔33を設けてい る。上記貫通孔33は図1(b)に示す如く絶縁体の上面31b側に開口する孔 33aと、孔33aより底が浅く絶縁体の底面31c側に開口する孔33bとを 有し、孔33aと孔33bの底面は、孔33a及び孔33bよりも縮径された孔 33cによって連通されている。上記孔33a内には、半田ペースト33dが充 填される。その場合、半田ペースト33dは熱を加えると溶融するが、常温では 粘度が高く、且つ、孔33cが縮径されているため孔33cを通って孔33b側 へ流れ出すことはない。又、絶縁体31の底面31cには、突出部31dが嵌合 凹部31a側の端縁に沿って形成されている。この為、コネクタ3をプリント基 板4に取り付けた際、上記突出部31dによって孔33の開口側とプリント基板 面との間に上記半田ペースト層を形成し得る僅かな隙間が得られる。又、突出部 31dの底面両側には、プリント基板4に対する位置決めピン31eが突設され ている。コンタクト32は薄板帯状の弾性導電材料より一体に製作されたもので 、一端側には上記絶縁体31の嵌合凹部31aに位置され、相手コネクタと接触 する接触部(図示せず)を有し、他端には絶縁体31の後面から突出する端子部 32aを設けている。その端子部32aの先端には、プリント基板面に平行にな るように平坦部32bが屈曲形成されている。一方、プリント基板4には、端子 部32aの平坦部32bが半田付けされるパッド4aを設けると共に、絶縁体3 1の貫通孔33に対応するように固定パッド4bを形成している。更には絶縁体 31の位置決めピン31eを嵌入する孔4cが貫設されている。従って、コネク タ3をプリント基板4に実装する際は、位置決めピン31eをプリント基板4の 孔4cに嵌め入れると共に、絶縁体31の貫通孔33を固定パッド4b上方に対 応させ、且つ、コンタクト32の平坦部32bをパッド4a上に密着するように 重ね合わせる。これにより、コネクタ3は前端側が突出部31dをプリント基板 4に当接し、又、後端側が端子部32aをプリント基板4に当接することによっ て支持され、貫通孔33の孔33bの開口部とプリント基板4の固定パッド4b の間には、間隙1aが形成される。次いで、コネクタ3を搭載したプリント基板 4は、温度が200〜250℃程度のリフロー炉内にて加熱される。これにより 、貫通孔33の孔33a内の半田ペースト33dは溶融され、孔33cを通って 孔33b側に流れ出し、更には孔33bから間隙1aに入り込む。その後、プリ ント基板4をリフロー炉から外気へ取り出すと、図2に示す様にコンタクト32 の平坦部32bはプリント基板4のパッド4aに半田付けされると共に、間隙1 aの半田ペースト33dは固まって半田層1bを形成し、絶縁体31とプリント 基板4の固定パッド4bが半田層1bを介して固着される。以上の如く本考案の 固定構造では、リフロー処理によって端子部32aの平坦部32bをプリント基 板4のパッド4aに半田付けする際、貫通孔33内の半田ペースト33dの一部 が溶融して間隙1aに流れ出し、間隙1aに半田層1bを形成する。リフロー処 理が終わり、リフロー炉から外気に出たとき半田ペースト33dが固まり絶縁体 31は半田層1bを介してプリント基板4の固定パッド4bに固着される。尚、 上記実施例では、絶縁体31とプリント基板4とを固定するために半田ペースト 33dを用いたが、半田ペースト33dの代りに例えばエポキシ系の接着剤を使 用してもよい。又、実施例では絶縁体31に貫通孔33を2個設けたものを示し ているが、コネクタの固定強度を向上させるため2個以上設けることも可能であ る。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案は絶縁体に上面から底面に向いて貫通 する貫通孔を設け、その貫通孔内に半田又は接着剤を充填したものであるから、 コネクタはリフロー処理にてプリント基板にコンタクトを半田付けする際、貫通 孔内の半田又は接着剤も溶融され、貫通孔から流れ出た一部の半田又は接着剤に よって絶縁体とプリント基板とが固定される。この為、コネクタを基板上に固定 するための作業を何ら要せず、コネクタの固定を極めて簡単かつ容易に行なうこ とができる。又、コネクタの外方に何ら突出するものがないので、コネクタを小 形に構成できプリント基板への高密度実装が可能である。しかも、従来例の如く フックやネジ部品を使用していないため部品点数も減りコストを低減し得ると共 に、コネクタをプリント基板上に実装する際に何ら力を必要としないので機械に よる自動実装も可能なコネクタの固定構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の実施例を示す斜視図、(b)
は(a)図のX−X線に沿う断面図
【図2】本考案の実装状態を示す断面図
【図3】従来例のコネクタを示す斜視図
【図4】従来例の実装状態を示す斜視図
【図5】他の実施例の実装状態を示す説明図
【図6】その他の従来例の実装状態を示す説明図
【符号の説明】
3 コネクタ 31 絶縁体 32 コンタクト 33 貫通孔 33d 半田ペースト 4 プリント基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に表面実装されるコネクタ
    の固定構造において、上記コネクタは一端に接触部を、
    他端に端子部を有するコンタクトと、該コンタクトを保
    持する絶縁体とから成り、上記絶縁体は上面から底面に
    向かって貫通し底面側が小径化された貫通孔を有し、上
    記貫通孔内には加熱により溶融される半田、又は接着剤
    が充填され、該半田又は接着剤の一部を上記貫通孔から
    プリント基板上へ流出させ、上記絶縁体とプリント基板
    とを固着させることを特徴とするコネクタの固定構造。
JP2522193U 1993-04-05 1993-04-05 コネクタの固定構造 Withdrawn JPH0677168U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998042044A1 (fr) * 1997-03-18 1998-09-24 Rohm Co., Ltd. Connecteur

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998042044A1 (fr) * 1997-03-18 1998-09-24 Rohm Co., Ltd. Connecteur
KR100347810B1 (ko) * 1997-03-18 2002-08-07 로무 가부시키가이샤 커넥터

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970703