JPH0677034B2 - 絶縁形電圧検出器 - Google Patents

絶縁形電圧検出器

Info

Publication number
JPH0677034B2
JPH0677034B2 JP62009254A JP925487A JPH0677034B2 JP H0677034 B2 JPH0677034 B2 JP H0677034B2 JP 62009254 A JP62009254 A JP 62009254A JP 925487 A JP925487 A JP 925487A JP H0677034 B2 JPH0677034 B2 JP H0677034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
resistor
light emitting
shunt regulator
coupling element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62009254A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63177069A (ja
Inventor
徹 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP62009254A priority Critical patent/JPH0677034B2/ja
Publication of JPS63177069A publication Critical patent/JPS63177069A/ja
Publication of JPH0677034B2 publication Critical patent/JPH0677034B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は入力側に印加された被検出電圧が所定値を超
えたことを絶縁して検出する絶縁形電圧検出器に関する
ものである。
[従来の技術] 第5図は例えば従来の絶縁形電圧検出器を示す回路図で
あり,図において,(1)は入力電圧を検出する検出器
であるシャントレギュレータ,(2a)は光結合素子の発
光部,(2b)は光結合素子の受光部,(3)は第1の抵
抗器,(4)は第2の抵抗器,(5)は第1の直流電
源,(6)は第2の直流電源,(7a)は被検出電圧を入
力する入力端子,(7b)は検出電圧を出力する出力端子
である。
次に動作について説明する。被検出電圧VRがシャントレ
ギュレータ(1)に内蔵された基準電圧VRRに接近し行
くと,シャントレギュレータ(1)の内部回路が動作し
始めて,シャントレギュレータ(1)の出力端子Kの電
位は第6図(a)に示す様に被検出電圧VRの微小変化Δ
VRに対してVkにて示す様に徐々に低下し始めて,基準電
圧VRRに等しくなった時に上記出力端子Kの電位は第1
の直流電源(5)の電圧V1から電圧Vkに急激に低下す
る。従って,第1の抵抗器(3)及び光結合素子の発光
部(2a)の両端の電圧はV1からVkを差し引いた電圧が印
加されることになり,光結合素子の発光部(2a)は十分
に飽和して,第1の抵抗器(3)を介して電流が流れ
る。この結果,光結合素子の受光部(2b)には第2の抵
抗器(4)を介して電流が流れ,出力端子(7b)の電位
V0は第6図(b)の破線で示す様に,第2の直流電源
(6)の電圧V2からほぼ0Vに低下する。以上の様にし
て,入力端子(7a)に入力された被検出電圧VRが所定の
値,つまりシャントレギュレータ(1)の基準電圧VRR
を越えた瞬間に,出力端子(7b)の電位が低下すること
により,入力回路と出力回路間の絶縁を保ちながら電圧
を検出することができる。
しかし,シャントレギュレータ(1)の出力特性は,上
記で説明した様に,被検出電圧VRの微小変化ΔVRに対す
るVkの変化で示す様に,出力電圧が徐々に変化する不完
全な非線形特性を有している為,この部分において,光
結合素子の発光部(2a)に徐々に電流が流れ始めて,そ
の電流により上記で説明したプロセスで出力端子(7b)
の電位V0が第6図(b)の実線で示す様にほぼ0Vに低下
することになる。つまり,被検出電圧VRの正確な値が検
出できないという訳である。なお,上記不完全な非線形
特性は,シャントレギュレータ(1)個々において一定
していない為に,検出電圧の値もそれに応じて一定しな
い状態も生ずる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の絶縁形電圧検出器は以上の様に構成されているの
で,シャントレギュレータの入力電圧に対する出力電圧
の動作特性が完全な非線形特性を有していない為に,電
圧検出の動作点がばらつき正確な電圧検出が難しいとい
う問題点があった。
この発明は上記の様な問題点を解決する為になされたも
ので,電圧検出の動作点の精度を向上させ正確な電圧検
出ができる絶縁形電圧検出器を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係わるシャントレギュレータ用の絶縁形電圧
検出器は、入力端子、出力端子及び接地端子を有し、上
記入力端子から入力された被検出電圧が所定値を超える
と上記出力端子と接地端子間が通電可能となるシャント
レギュレータと、直流電源の正極側と上記出力端子との
間に第1の抵抗器を介して発光部が挿入され、上記入力
端子から入力された被検出電圧が所定値を超えたとき、
上記発光部への通電により上記被検出電圧が所定値を超
えたことを示す検出信号を受光部より出力する光結合素
子と、上記光結合素子に並列に挿入され、上記第1の抵
抗器より小さい抵抗値で上記シャントレギュレータの不
完全非線形の出力特性範囲内においては、上記発光部の
電流を抑制する第2の抵抗器とを備えたものである。
[作用] この発明における第2の抵抗器は,光結合素子の発光部
に並列に挿入され,シャントレギュレータの出力特性に
おける不完全非線形特性部分にて,即ち,上記シャント
レギュレータの入力端子から入力された被検出電圧が所
定値を超え始めるとき,上記発光部への電流を抑制す
る。
[実施例] 第1の発明の一実施例を第1図〜第4図により説明す
る。図中,従来例と同じ符号で示されたものは従来例の
それと同一もしくは同等なものを示す。
第1図において,(8)は光結合素子の発光部(2a)に
流す電流を分流させる第2の抵抗器となる第3の抵抗器
であり,その値は,第3の抵抗器(8)の抵抗値≪第1
の抵抗器(3)の抵抗値,になる様に選定される。
次に動作について説明する。被検出電圧VRがシャントレ
ギュレータ(1)に内蔵された基準電圧VRRに接近して
行って,シャトレギュレータ(1)の内部回路が動作し
始めると,第3の抵抗器(8)に電流が流れ始める。
ここで,第3の抵抗器(8)の抵抗値は第1の抵抗器
(3)のそれよりも十分小さく選定してあるので,第1
の抵抗器(3)を介して光結合素子の発光器(2a)には
電流は流れず,第3の抵抗器(3)に従って第1の抵抗
器(3)と光結合素子の発光部(2a)の直列接続の両端
に生ずる電圧降下は十分小さな値になる。すなわち被検
出電圧VRの微小変化分ΔVRに対する上記第3の抵抗器
(8)の両端の電圧降下の変化分ΔVkの値が小さくなる
ことになる。
こ様子を第2図(a)に示す。つまり,上記VRに対する
Vkの変化分が小さくなるので,シャントレギュレータ
(1)の出力特性の不完全な非線形特性が見かけ上完全
な非線形特性に近づくことになる。これに伴って光結合
素子の発光部(2a)の動作点が限りなくシャントレギュ
レータ(1)に内蔵された基準電圧VRRに近づくことに
なる。つまり,被検出電圧VR上記基準電圧VRRに等しく
なる以前においては,光結合素子の発光部(2a)には電
流を流れず,被検出電圧VRが上記基準電圧VRRに等しく
なった時点で,シャントレギュレータ(1)の出力端子
Kの電位は第2図(a)に示す様に,第1の直流電源
(5)の電圧V1から電圧Vkに急激に低下して,第1の抵
抗器(3)及び光結合素子の発光部(2a)の両端の電圧
はV1からVkを差し引いた電圧が瞬時に印加されることに
なり,光結合素子の発光部(2a)は十分に飽和して,第
1の抵抗器(3)を介して電流が流れる。以下の動作は
従来例と同一であるので説明は省略する。
以上の様にしてシャントレギュレータ(1)の出力特性
における不完全な非線形特性を補正して正確な被検出電
圧VRが第2図(b)に示す様に検出できる。
なお,上記実施例では光結合素子の受光部のコレクタ側
に第2の抵抗器を接続したが,これを第3図に示す様エ
ミッタ側に挿入すれば第4図(a)及び(b)に示す様
に検出電圧の論理を逆にできると共に上記実施例と同様
の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように,この発明によれば,直流電源の正極側と
シャントレギュレータの出力端子との間に第1の抵抗器
を介して光結合素子の発光部を挿入し,上記発光部に並
列に第2の抵抗器を挿入したので,上記シャントレギュ
レータの出力特性が不完全な非線形特性であってもほぼ
完全な非線形の出力特性に改善でき,ばらつきの少ない
電圧検出が可能なものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による絶縁形電圧検出器を
示す回路図,第2図(a)はその入力回路の動作図,第
2図(b)はその出力回路の動作図,第3図はこの発明
の他の実施例による絶縁形電圧検出器を示す回路図,第
4図(a)はその入力回路の動作図,第4図(b)はそ
の出力回路の動作図,第5図は従来の絶縁形電圧検出器
を示す回路図,第6図(a)はその入力回路の動作図,
第6図(b)はその出力回路の動作図である。 図において,(1)はシャントレギュレータ,(2a)は
光結合素子の発光部,(2b)は光結合素子の受光部,
(3)は第1の抵抗器,(4)は第2の抵抗器,(5)
は第1の直流電源,(6)は第2の直流電源,(7a)は
入力端子,(7b)は出力端子,(8)は第3の抵抗器で
ある。 なお,図中同一符号は同一,または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子、出力端子及び接地端子を有し、
    上記入力端子から入力された被検出電圧が所定値を越え
    ると上記出力端子と接地端子間が通電可能となるシャン
    トレギュレータと、 直流電源の正極側と上記出力端子との間に第1の抵抗器
    を介して発光部が挿入され、上記入力端子から入力され
    た被検出電圧が所定値を越えたとき、上記発光部への通
    電により上記被検出電圧が所定値を越えたことを示す検
    出信号を受光部より出力する光結合素子と、 上記光結合素子の発光部に並列に挿入され、上記第1の
    抵抗器の抵抗値より小さい抵抗値で上記シャントレギュ
    レータの不完全非線形の出力特性範囲内においては、上
    記発光部の電流を抑制する第2の抵抗器と を備えたシャントレギュレータ用の絶縁形電圧検出器。
JP62009254A 1987-01-19 1987-01-19 絶縁形電圧検出器 Expired - Lifetime JPH0677034B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62009254A JPH0677034B2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19 絶縁形電圧検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62009254A JPH0677034B2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19 絶縁形電圧検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63177069A JPS63177069A (ja) 1988-07-21
JPH0677034B2 true JPH0677034B2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=11715283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62009254A Expired - Lifetime JPH0677034B2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19 絶縁形電圧検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0677034B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02245910A (ja) * 1989-03-20 1990-10-01 Fujitsu Ltd 一次側制御型電源回路装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53102029U (ja) * 1977-01-21 1978-08-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63177069A (ja) 1988-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2610640B2 (ja) 自動車の少なくとも2つの電気的負荷を検査する装置
JPH0677034B2 (ja) 絶縁形電圧検出器
US6717416B2 (en) Circuit configuration for the voltage supply of a two-wire sensor
JPH01502391A (ja) ケーブルの故障検出装置
US6844734B2 (en) Current detection circuit for A/F sensor
JPH11281688A (ja) 定電流源および抵抗測定装置
JPH0664120B2 (ja) サイリスタのdv/dt耐量測定方法
JPH0377950B2 (ja)
JPH0593658A (ja) 抵抗型センサの断線位置検出装置
JPH0435813Y2 (ja)
JPS6074926A (ja) 検知回路
JPS6247015Y2 (ja)
JP2002257783A (ja) ガスセンサ
JPH0338708Y2 (ja)
JP3220995B2 (ja) Ic回路の入力インピーダンス測定回路
KR100344762B1 (ko) 전원전압의 저전압레벨 검출회로
SU1171672A1 (ru) Устройство дл измерени температуры и контрол исправности термоэлектрического преобразовател
JP2752661B2 (ja) 信号検出回路
JP2533432B2 (ja) 位相検出回路
JPS6211166Y2 (ja)
JPH089618Y2 (ja) サーミスタ温度変換回路
JPH053543B2 (ja)
JPH063463B2 (ja) 信号源の電気量検出装置
JPS62145170A (ja) 断線検出回路
JPS58178612A (ja) 電力増幅器のバイアス回路