JPH067686B2 - ビデオ信号再生装置 - Google Patents

ビデオ信号再生装置

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JPH067686B2
JPH067686B2 JP59144781A JP14478184A JPH067686B2 JP H067686 B2 JPH067686 B2 JP H067686B2 JP 59144781 A JP59144781 A JP 59144781A JP 14478184 A JP14478184 A JP 14478184A JP H067686 B2 JPH067686 B2 JP H067686B2
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茂雄 山形
継英 坂田
知孝 村本
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明はビデオ信号再生装置に関し、特に2種類の色差
信号が1水平走査期間毎に順次に現れる線順次色差信号
を含むビデオ信号を再生する装置に関するものである。
<従来技術の説明> 一般に線順次信号を同時化する際にはその線順次信号の
種類を各水平走査期間(H)毎に判別してやらねばなら
ず、記録または伝送を行なう際にはその種類を何らかの
形で判別できる様な信号形態としている。例えば2種類
の信号を線順次化して記録する際には、2H周期の直流
成分(DC)オフセット、周波数オフセットを行なった
り、2H周期でフラッグ信号を付加したりしていた。と
ころがこれらの処理を施された線順次信号の種類を再生
系で判別する際にはドロップアウト、伝送歪等の影響に
より正確に判別できないことになる。
以下、磁気シート上の円状記録トラックに1フィールド
分記録され、2H周期のDCオフセットを有する線順次
色差信号を含むビデオ信号を連続して再生し静止画を再
生する装置を例にとって説明する。
第1図はこの種の従来の再生装置の要部構成を示すブロ
ック図である。また第2図は第1図(a)〜(g)各部
の波形を示す波形図である。
第1図に於いてt1は再生されたビデオ信号より得た線
順次色差信号が供給される端子、t2は再生されたビデ
オ信号より得た水平同期信号が供給される端子である。
また、1はサンプルホールド回路、2はサンプルホール
ド回路1の出力を増幅する増幅器、3は増幅器2の出力
と所定レベルとをレベル比較するコンパレータ、4はコ
ンパレータ3の出力をデータ入力とし水平同期信号(第
2図(d)に示す)の立下りでトリガされるDタイプの
フリップフロップ(DFF)、6は1H(63.556
μsec)の遅延線、7は水平同期信号(d)にてトリ
ガされ第2図(b)に示す如き信号を形成するモノマル
チ、sw1及びsw2はDFF4の出力が(e)がハイ
レベルの時にはsw1のEはA、sw2のFはCに、ロ
ーレベルの時sw1のEはB、sw2のFはCに夫々接
続され、線同時化された色差信号を夫々t端子t3、t
4に供給することになる。
今、線順次色差信号が赤(R)−輝度(Y)及び青
(B)−輝度(Y)信号よりなり、R−YがB−Yに比
べ中心レベルが高くラインオフセットして記録されてい
るとする。このときあるHに於いてR−Yが再生されて
いればその期間中、モノマルチ7の出力信号(b)の立
上りのサンプルホールドされた信号はハイレベルであ
る。従って次のHに於けるDFF4の出力信号(e)は
ハイレベルとなる。つまり1H遅延線6の出力信号がR
−Yであればsw1のEはAに接続されており、端子t
3からは同時化されたR−Yが出力される。また同様に
端子t4から同時化されたB−Yが出力される。
ところが、上述の如き構成で線順次色差信号を得る場
合、サンプリングするタイミングの線順次色差信号に何
らかのキズ、例えばドロップアウト等によるS/Nの劣
化がある時、正しいDCオフセットのサンプルホールド
結果を得られなくなる。従ってsw1及びsw2の切換
え誤りを生じ、R−YとB−Yとの切換えが逆になって
しまうという欠点がある。例えば第2図中矢印Aに示す
ドロップアウト等のS/Nの劣化によりBに示す期間逆
になってしまう。これは再生画面上では非常に目ざわり
なものとなる。例えば青一色の場合には画面上に赤いラ
インが現れてしまう。時に上述の如き静止画再生装置に
於いては同じHにドロップアウト等によるS/Nの劣化
を生じる可能性が高いため常に同じ部分に目立ったライ
ンが生じてしまう。
<発明の目的> 本発明は上述の如き欠点に鑑みてなされ、線順次色差信
号をS/Nが非常に悪い場合であっても誤りなく同時化
することのできるビデオ信号再生装置を提供することを
目的としている。
<実施例による説明> 以下、本発明を実施例を用いて説明する。
第3図は本発明の一実施例としての再生装置の要部構成
を示す図である。第3図に於いて第1図と同様の構成要
素については同一番号を付し、説明は省略する。図中8
は水平同期信号(d)の立下りでトリガされるDFF、
9は排他的論理和回路(EXOR)、10は水平同期信
号(d)が入力されその立下りでトリガされるモノマル
チ、11はモノマルチ10の出力信号のパルス数をカウ
ントし、予め設定されたパルス数(例えば2)をカウ
ントした時ハイレベルのQ出力を得、後述するTRF信
号がハイレベルになることによりクリアされるカウン
タ、12はEXOR9とモノマルチ10の出力信号の論
理積をとるアンドゲート、13はアンドゲート12の出
力信号のパルス数をカウントし、予め設定されたパルス
数(例えば2)をカウントした時ハイレベルのQ出力
を得、オアゲート26の出力がハイレベルになることに
よってリセットされるカウンタ、14はカウンタ13の
出力信号が立上った時にトリガされ出力の反転するDF
F、15はDFF8及びDFF14のQ出力の排他的論
理和を出力するEXOR、16は端子t5より入力され
不図示の磁気シートの回転に同期した信号(PG)をデ
ータ入力とし水平同期信号(d)の立下りでトリガされ
るDFF、17はDFF16の出力信号の立下りでトリ
ガされDFF14の出力信号をデータ入力とするDF
F、18はDFF17の出力信号をデータ入力としDF
F16の立下りでトリガされるDFF、19はDFF1
4及び18の出力が入力されるEXOR、20はEXO
R15及びEXOR19の出力信号が入力されるEXO
R、21はサンプルホールド回路1の出力信号が入力さ
れる1/2Hの周波数に同調する同調増幅器、22はク
ロックパルス入力の立下りでトリガされ、データとして
はハイレベル(例えば電源電圧)が常に入力されるDF
FでありDFF22は後述する如き過度期間のみハイレ
ベルとなるTRF信号によりクリアされる。
23はDFF22出力とコンパレータ3の出力信号と
が入力されるアンドゲート、24のDFF22のQ出力
とEXOR20の出力とが入力されるアンドゲート、2
5はアンドゲート23及び24の出力信号が入力される
オアゲート、26はカウンタ11のQ出力とTRF信号
とが入力されるオアゲート、27はカウンタ11のQ出
力とカンウタ13のQ出力とが入力されるオアゲートで
あり、sw1、sw2はオアゲート25の出力に基いて
その接続が切換えられる。
第4図は第3図(a)〜(z)各部の波形を示すタイミ
ングチャートであり、以下第4図を用いて第3図に示す
装置各部の動作の説明をする。第4図(a)に示す如き
DCオフセットを2H同期で有する線順次色差信号は端
子t1より入力されサンプルホールド回路1へ供給され
る。第4図(d)は不図示の輝度信号の水平同期信号と
位相同期した水平同期信号であり、これがモノマルチ
7、モノマルチ10及びDFF8に夫々入力されること
によって第4図(b),(e),(n)に示す信号が夫
々得られる。尚この入力信号(d)は水平同期信号にド
ロップアウト等で欠落が生じた場合には別途補償を行っ
ているのは周知の通りである。
サンプルホールド回路1に入力された線順次色差信号は
第4図(b)に示す信号がハイレベルの期間サンプリン
グされる。このサンプルホールド回路1の出力信号は1/
2Hの周波数の信号となり、これが同調増幅器21に入
力される。第5図は同調増幅器の一例を示す図である。
Rは抵抗、C1,C2は夫々コンデンサ、L1,L1は
夫々リアクタンス、30は差動アンプである。ここでL
1,C1及びL2,C2の組合せを とする。
また抵抗Rの値は差動アンプ30のダイナミックレンジ
を越えない範囲で最大のものを用いるが好ましい。この
同調増幅器21が1/2Hの周波数に同調しているので、
第4図(a)に矢印Aで示す如きドロップアウトが生じ
たとしても、同調増幅器21の出力信号が入力されるコ
ンパレータ3の出力信号(c)は第4図に示す様にドロ
ップアウトの影響を受けない。但しドロップアウト期間
がある程度以上長くなった場合はこの限りではない。
今、DFF14のQ出力(h)がローレベルであり、D
FF14のQ出力(h)及びDFF8のQ出力(n)が
供給されるEXOR15の出力信号(m)はコンパレー
タ3の出力(c)と同一位相であるものとする。この
時、端子t5より入力されるPG(i)が入力されない
状態ではPG(i)は常にローレベルの信号であるので
DFF16の出力信号(j)もローレベルであり、
(h)がローレベルであるとすればDFF18の出力
(k)もローレベルとなる。従ってEXOR19の出力
(l)もローレベルとなるため、EXOR20の出力信
号(y)はEXOR15の出力(m)と同一位相の信号
となる。または端子t6より入力されるTRF信号
(v)は再生トラックの切替期間等の過渡状態期間に於
いてハイレベル、定常状態期間に於いてローレベルの信
号である。従ってこの時TRF信号(v)はローレベル
である。一方、定常状態に於いて再生しているとすれば
少なくとも、カウンタ11の出力は(p)は1度はハイ
レベルとなるため、オアゲート27を介してこのカウン
タ11のQ出力の立上りでトリガされるDFF22のQ
出力(w)はハイレベル、出力はローレベルとなって
いる。
従って定常再生状態に於いてアンドゲート24の出力信
号(z)はEXOR20の出力信号(y)と同一の信
号、アンドゲート23の出力(x)はローレベルとなっ
ており、オアゲート25から出力され信号(q)はアン
ドゲート24の出力(z)と同一信号となる。このオア
ゲート25の出力信号(q)がハイレベル−ローレベル
切換わることによってsw1及びsw2の接続を切換
え、第1図に示す構成と同様に線同時化された色差信号
を得ることができる。つまりオアゲート25の出力信号
(q)がハイレベルの時sw1のEはA、sw2のFは
Cにローレベルの時sw1のEは、sw2のFはDに夫
々接続される。
次にEXOR15の出力信号(m)とコンパレータ3の
出力信号(c)とが逆位相である場合の動作について説
明する。第6図はこの場合の第3図(a)〜(z)各部
の波形を示すタイミングミングチャートである。EXO
R15の出力信号(m)とコンパレータ3の出力信号
(c)の位相が一致していない場合、EXOR9の出力
信号(f)はハイレベルとなるため、アンドゲート12
の出力信号(g)はモノマルチ10の出力信号(e)と
同じになる。これによりカウンタ13がアンドゲート1
2の出力より得られるパルス信号をカウントする。この
カウントが設定値(2)に達するとカウンタ13の出
力信号(o)がハイレベルとなりDFF14の出力信号
(h)を反転させる。
DFF14のQ出力信号(h)はEXOR15の入力信
号となっており、これに従い、EXOR15の出力信号
(m)の位相が反転する。これによりコンパレータ3の
出力信号(c)とEXOR15の出力信号(m)の位相
が一致する。この時EXOR9の出力(f)はローレベ
ルに転じ、アンドゲート12の出力(g)もローレベル
となり、カウンタ13によるカウントは停止する。位相
反転させられた信号(m)はEXOR20,アンドゲー
ト24,オアゲート25を介してsw1,sw2の正常
な制御を行うことになる。
以上の如き動作によって、カウンタ13の設定数により
決定される期間、コンパレータ3の出力信号(c)とE
XOR15の出力信号(m)との位相が不一致であれば
自動的にそれらの位相が一致する様に制御される。ここ
でドロップアウトが多い場合等、線順次色差信号のS/
Nが悪い場合については、ある程度カウンタ13の前述
の設定数を大きくすることが望ましいのは明らかであ
る。
ところで第3図より明らかな様にカウンタ13はカウン
タ11のQ出力(p)がハイレベルの時、オアゲート2
6を介してクリアがかけられる構成となっている。これ
はカウンタ11の設定値(2)により決定される期間
(ほぼ1フィールド期間)中、前出の2信号(c),
(m)の位相の比較を行い、この期間中にカウンタ13
のカンウト値が設定値に達した場合に信号(m)の位相
を反転させるということを意味している。つまりカウン
タ11,13の設定値は共にできるだけ大きくする方が
S/Nの悪い線順次色差信号に対しては望ましい。とこ
ろが前述の2信号(c),(m)の位相が反対であって
も、カウンタ13のカウント値が設定値に達するまでE
XOR15の出力信号(m)はそのままの位相であるた
めに、この期間SW1,SW2の切換制御信号(q)の
位相は反転してしまう。そのため線順次色差信号が同時
化されて出力される端子t3と端子t4への出力信号の
種類(R−YとB−Y)がこの期間入れ換わっていまう
ことになる。
次に第3図の実施例中のこの問題の解決策について述べ
る。まず、再生開始や再生トラックの切換期間等の過渡
状態期間について述べる。例えば再生トラックの変更を
行った場合には前述の2信号(c),(m)の位相が一
致しているとは限らない。この時、端子t6より入力さ
れるTRF信号(v)をハイレベルにすれば、カウンタ
11,カウンタ13及びDFF22が夫々クリアされ
る。この時DFF22の出力はハイレベル、Q出力
(w)がローレベルとなる。するとアンドゲート24の
出力信号(z)はローレベル、アンドゲート23の出力
信号(x)はコンパレータ3の出力信号(c)と一致す
る。そしてオアゲート25の出力信号(q)はコンパレ
ータ3の出力(c)と一致することになる。
そして過渡状態期間を過ぎて定常状態となれば今度はT
RF信号(v)を低レベルにすることにより、再びカウ
ンタ11,13はカウントを開始する。この時前述の2
信号(c),(m)の位相が一致していなければ、カウ
ンタ13が設定値までカウントした後、第6図(o)に
示す如くパルス信号を出力する。これによってDFF1
4のQ出力(h)が反転し前述の2信号(c),(m)
の位相が一致する。更に、この時DFF22がオアゲー
ト27を介してトリガされ、オアゲート25の出力信号
(q)は(c)から(y)に切換えられる。
TRF信号(v)を低レベルにする時、前述の2信号
(c)、(m)の位相が一致している時には、カウンタ
13のQ出力(o)よりパルスが出力される前にカウン
タ11よりQ出力(p)がオアゲート27を介してDF
F22に供給されることにより、オアゲート25の出力
信号(q)がEXOR20の出力信号(y)となる。こ
の時にはDFF14の出力信号(h)の反転はおこらな
いで、正しいスイッチ切換信号(q)を得ることができ
る。つまり、過渡状態期間に於いてはコンパレータ3の
出力信号(c)を用い、定常状態期間に於いてはEXO
R20の出力信号(y)を用いることによっていずれの
期間に於いて最善のSW1,SW2の切換えを行うこと
ができる。
次に本実施例に於いて記録信号の継ぎ目部分を再生する
動作について説明する。
第7図は本実施例に於ける磁気シート上の記録フォーマ
ットを示す模式図、第8図は第7図に示す記録フォーマ
ットに於ける信号の継ぎ目部分の一般的な信号処理を説
明するための模式図である。
第7図に示す如く1フィールド分記録された色差線順次
信号をそのまま再生すると(もちろん輝度信号にも)
0.5Hのスキューを生じてしまう。これは周知の如
く、1/2H遅延線を介した信号と介さない信号とを1フ
ィールド期間毎に交互にとり出すことによって補償し、
かつこの様な1フィールド分のビデオ信号から疑似的に
フレーム画を得ている。
また第8図に示す様に前述したPGの立下りと信号の継
ぎ目部分(第7図Cに示す)とを一致させている。即ち
PGの立下りにより第8図(b)及び(c)に示す1/2
Hずれた信号をフィールド毎に切換えて第8図(d),
(e)に示す如き線順次色差信号を得る。ところがこの
様にして得た線順次色差信号に於ける色差信号の種類の
変化は第8図(d)に示す如く第2フィールドから第1
フィールドに移行する際は連続的(交互)であるが、第
1フィールドから第2フィールドに移行する際は不連続
なものとなってしまう。従ってこの場合にはSW1,S
W2を切換える信号であるオアゲート25の出力信号
(q)の位相を不連続としなければならない。
第9図はフィールド切換時に於ける第3図(a)〜
(q)各部の波形を示すタイミングチャートである。第
9図(a)は線順次色差信号を模式的に表わしている。
前述した様に第1フィールドから第2フィールドへの切
換え点に於いて、コンパレータ3からの出力信号(c)
は不連続となる。ところがEXOR15の出力信号
(m)は不連続とはならないためEXOR9の出力信号
(f)はハイレベルに転じ、モノマルチ10の出力信号
(e)はアンドゲート12を通過し、その立下りがカウ
ンタ13により計数される。
この計数値が予じめ設定された設定(128)に達する
と、カウンタ13より1Hの期間ハイレベルの出力信号
が得られる(第9図(o)に示す)。これによってDF
F14の出力信号(h)は反転し、EXOR15の出力
信号(m)も反転することになる。即ちこのタイミング
でEXOR15の出力信号も不連続となる前出のコンパ
レータ3の出力信号(c)と位相が一致することにな
る。これに伴いEXOR9の出力はローレベルに転じ、
カウンタ13によるカウントも停止する。
一方PG(i)が端子t5よりDFF16に入力され
る。DFF16の出力信号(j)はDFF17,18に
入力され、DFF17にデータとして力されるDFF1
4の出力信号(h)をフィールド毎にサンプルホールド
したデータ(DFF17のQ出力)を1フィールド遅延
して、更に反転した信号、即ち(h)より約128H先
行した信号(k)がDFF18よりとして出力され
る。従ってEXOR19の出力信号(l)はDFF18
の出力(k)の反転よりDFF14Q出力(h)の反
転までの間ハイレベルとなり、この間EXOR20の出
力信号、(y)はEXOR15の出力信号(m)を反転
した信号となる。従ってオアゲート25の出力信号
(q)もEXOR15の出力信号(m)を反転した信号
となる。
このように第1フィールドから第2フィールドへの移行
時に於いて生じる線順次色差信号の不連続に対しても、
SW1,SW2を追従して切換えることができる。また
カウンタ13,14により256H中128H以上コン
パレータ3の出力(c)とEXOR15の出力(m)と
一致しなかった時以外にはDFF14のQ出力(h)が
反転することはない。従って第1フィールドから第2フ
ィールドへ移行する際以外にオアゲート25の出力
(q)が不連続になることは考えられず、S/Nの非常
に悪い線順次色差信号に対してもSW1,SW2によっ
て良好に同時化が行われるものである。
以上の様に第3図に示す構成を有する再生装置によれば
定常状態期間に於いては、カウンタを2つ用いて多数決
的な考え方により、線順次色差信号を同時化するための
スイッチを制御する制御信号の極性を決定しているた
め、ドロップアウト等によりS/Nが非常に悪化してい
るビデオ信号に対しても誤った同時化を行うことがな
い。
また同時化スイッチ切換用制御信号の極性が不連続にな
るところを検出し、更にPGを用いて制御信号の極性を
不連続とさせているので制御信号の極性が誤りになると
すれば記録時に於けるPGと再生時に於けるPGとの位
相後差分だけの期間であるので非常に精度のよい切換え
が可能である。
更に再生開始時や再生トラック切換時等の過渡状態期間
に於いては、コンパレータ3より得られる号をそのまま
用いることにより、多数決に必要な期間の極性反転を防
止している。そのための定常再生期間、過渡再生期間に
ついて夫々最適な線同時化が行えるものである。
尚、本実施例においては、サンプルホールド回路1の後
の増幅器を1/2Hの周波数に対する同調増幅器21と
することによってイナーシャをもたせることにより、1
〜2H程度のドロップアウトを吸収することが可能な構
成としている。
また、ドロップアウト発生時にはドロップアウト検出回
路を用いてドロップアウト期間については第3図のカウ
ンタ13への入力をミュートすれば更に確実な動作を行
わしめることも可能である。
<効果の説明> 以上、実施例を用いて詳細に説明した様に、本発明によ
れば入力された線順次色差信号において各水平操作期間
毎に順次に現れる2種類の色差信号の種類を判別すると
共に、該判別結果に応じた判別信号の状態を監視し、該
判別結果か監視結果かの何れかに従って線順次色差信号
の同時化動作を制御することによって、S/Nの非常に
悪い線順次色差信号を再生する場合や過渡的な再生動作
を行なう場合の何れについても良好な同時化を行なうこ
とのできるビデオ信号再生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の要部構成を示すブロック図、 第2図は第1図各部の波形を示す波形図、 第3図は本発明の一実施例としての再生装置の要部構成
を示す図、 第4図は第3図各部の波形を示すタイミングチャート、 第5図は第3図中の同調増幅器の一具体例を示す図、 第6図は第3図各部の波形を示すタイミングチャート、 第7図は第3図に示す実施例に於ける磁気シート上の記
録フォーマットを示す模式図、 第8図は第5図に示す記録フォーマットに於ける信号の
継ぎ目部分の一般的な信号処理を説明するための図、 第9図は第3図各部の波形を示すタイミングチャートで
ある。 t1は線順次色差信号の入力される端子、t3,t4は
夫々線同時化された色差信号の出力される端子である。
1はサンプルホールド回路、21は同調増幅器、3はコ
ンパレータである。11,13は夫々カウンタ、14は
DFFである。15,19,20は夫々EXOR、22
はDFF、24はアンドゲート、25,26,27は夫
々オアゲートである。SW1,SW2は夫々スイッチで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種類の色差信号が1水平走査期間毎に順
    次に現れる線順次色差信号を含むビデオ信号を記録媒体
    から再生する装置であって、 前記記録媒体からビデオ信号を再生し、再生されたビデ
    オ信号に含まれている線順次色差信号を分離し、出力す
    る再生手段と、 前記再生手段から出力される線順次色差信号を入力し、
    入力された線順次色差信号を同時化し、前記2種類の色
    差信号を同時に出力する同時化手段と、 前記再生手段から出力される線順次色差信号を入力し、
    入力された線順次色差信号において各水平走査期間毎に
    順次に現れる2種類の色差信号の種類を判別し、判別結
    果に応じて前記同時化手段において行われている同時化
    動作を制御するための第1制御信号を発生する第1制御
    信号発生手段と、 前記第1制御信号発生手段より発生される第1制御信号
    の状態を監視し、監視結果に応じて前記同時化手段にお
    いて行なわれている同時化動作を制御するための第2制
    御信号を発生する第2制御信号発生手段と、 前記再生手段において第1の期間中は前記第2制御信号
    発生手段より発生される第2制御信号に従って前記同時
    化手段における同時化動作を制御し、前記第1の期間中
    以外の第2の期間中は前記第1制御信号発生手段より発
    生される第1制御信号に従って前記同時化手段における
    同時化動作を制御する制御手段とを具えるビデオ信号再
    生装置。
JP59144781A 1984-07-11 1984-07-12 ビデオ信号再生装置 Expired - Lifetime JPH067686B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59144781A JPH067686B2 (ja) 1984-07-12 1984-07-12 ビデオ信号再生装置
US07/635,418 US5122864A (en) 1984-07-11 1991-01-03 Video signal processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59144781A JPH067686B2 (ja) 1984-07-12 1984-07-12 ビデオ信号再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6124391A JPS6124391A (ja) 1986-02-03
JPH067686B2 true JPH067686B2 (ja) 1994-01-26

Family

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JPH0614758B2 (ja) * 1982-03-30 1994-02-23 キヤノン株式会社 映像信号処理方法
JPS58170182A (ja) * 1982-03-30 1983-10-06 Canon Inc 映像信号処理方法
JPS5961388A (ja) * 1982-09-30 1984-04-07 Canon Inc 画像信号処理方法

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