JPH0676714U - L型手締めボルト - Google Patents

L型手締めボルト

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Publication number
JPH0676714U
JPH0676714U JP1709093U JP1709093U JPH0676714U JP H0676714 U JPH0676714 U JP H0676714U JP 1709093 U JP1709093 U JP 1709093U JP 1709093 U JP1709093 U JP 1709093U JP H0676714 U JPH0676714 U JP H0676714U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
tightening bolt
handle rod
shaped
hand tightening
Prior art date
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Pending
Application number
JP1709093U
Other languages
English (en)
Inventor
幸人 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP1709093U priority Critical patent/JPH0676714U/ja
Publication of JPH0676714U publication Critical patent/JPH0676714U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 L型のハンドル杆と、ボルト本体とよりなる
L型手締めボルトにおいて、ボルト本体を締め付けた
り、緩めたりするために、ハンドル杆を切返し操作する
際に、このハンドル杆が障害物に当たりにくくする。 【構成】 握り部1と支持部2とよりL字状に形成され
るハンドル杆Hと、その支持部2に回動可能に支持され
るボルト本体BとよりなるL型手締めボルトにおいて、
前記握り部1と、支持部2とのなす角度θを90°以下
にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、L字状ハンドル杆と、これに回動自在に支持されるボルト本体とよ りなるL型手締めボルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6,7には従来のL型手締めボルトが示される。このボルトはL字状のハン ドル杆H′と、これに回動自在に支持されるボルト本体B′とよりなり、ハンド ル杆H′の握り部1′の軸線とボルト本体B′の支持部2′の軸線との夾角θ′ は略90°である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところでかかる従来のL型手締めボルトは、一般にハンドル杆の回動操作によ り、ボルト本体を締め付け、あるいは緩める際に、ハンドル杆をボルト本体の軸 線回りに図6矢印c′,d′方向に切返し回動操作させるので、その切返し回動 軌跡内に図6,7に示すように障害物Aがあると、その切返し操作ができなくな り、このL型手締めボルトの使用ができなくなったり、また使用できてもその作 業性がきわめて悪くなるという課題がある。
【0004】 本考案はかかる実情に鑑みてなされたもので、ハンドル杆の切返し回動軌跡内 に障害物がある場合にもその切返し操作が可能になるようにした、新規なL型手 締めボルトを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案の特徴とするところは、握り部およびこの握り 部より一体に屈曲延設される支持部とよりL字状に形成されるハンドル杆と、前 記支持部に回動可能に支持されるボルト本体とよりなるL型手締めボルトにおい て、前記握り部の軸線と前記支持部の軸線との夾角が鋭角であることである。
【0006】
【実施例】
以下、図1〜5を参照して本考案の好適な実施例について説明する。
【0007】 図1は、L型手締めボルトの一部破断側面図、図2は、図1の2−2線に沿う 断面図である。L型手締めボルトは、ハンドル杆Hと、ボルト本体Bとより構成 される。ハンドル杆Hは表面処理を施した圧延鋼よりなる断面円形の棒材により 構成されており、握り部1と、この握り部1から一体に屈曲延設される支持部2 とよりL字状に形成されている。そして握り部1の軸線L1 −L1 と、支持部2 の軸線L2 −L2 との夾角θは約75°すなわち鋭角になしている。前記ボルト 本体Bは、表面処理を施した炭素鋼よりなり、頭部3と螺子杆部4とが一体に形 成され、その頭部3には、螺子杆部4と直交する方向に通孔5が穿設されている 。この通孔5には前記ハンドル杆Hの支持部2が回動自在に挿通され、該支持部 2の自由端部を潰し加工することにより、そこにボルト本体Bの抜止部6が形成 され、該ボルト本体Bはハンドル杆Hに回動自在に連接されてL型手締めボルト が構成される。そしてこのL型手締めボルトのハンドル杆Hは前記通孔5回りに 自由な切返し回動が可能になる。
【0008】 次に図3〜5を参照して前記L型手締めボルトを使用した運搬車について説明 すると、図3は運搬車の全体斜視図、図4は、図3の4矢視部分拡大側面図、図 5は、図4の5−5線に沿う断面図である。
【0009】 図3において、手押し式運搬車は、無限軌道走行装置9を懸架した車枠8上に 荷受面10が形成されるとともにその後面には手押ハンドル11が取付られてい る。また車枠8の左、右両側には左、右側方把手12が幅方向に位置調節可能に 設けられ、また車枠8の前側には前方把手13が前後方向に位置調節可能に設け られている。
【0010】 図4,5に示すように、各側方把手12にはその前後方向に間隔を存して複数 の支持腕121 が内向きに一体に突設され、これらの支持腕121 は車枠8の側 面より外側方にのびる横フレームパイプ14の端部に位置調節可能に挿嵌されて おり、該横フレームパイプ14の端部に固設したボルト受け16のナット17に は蝶ボルト18が螺挿され、この蝶ボルト18の内端を前記支持腕12′に係合 させることにより側方把手12は車枠8に固着される。また前記前方把手13の 左、右には、支持パイプ131 が後方に一体に延びており、これらの支持パイプ 131 は車枠8と一体の縦フレームパイプ15に位置調節可能に挿嵌されている 。車枠8の左、右前端には、前記ボルト受16に近接してそれぞれ二股状のクラ ンプ部材19が溶接されている。クランプ部材19の下部には、前記L型手締め ボルトのボルト本体Bを取付けるためのボルト孔20が穿設されるとともにナッ ト21が溶接されている。
【0011】 前方把手13は車枠8に対して前記L型手締めボルトにより前後位置を調節し て固着されるようになっているもので、すなわち図4,5に示すように、L型手 締めボルトはそのボルト本体Bの螺子杆部4を、クランプ部材19のボルト孔2 0に挿通してナット21に螺挿する。而して車枠8に対して前方把手13を固定 し、あるいはその固定を解除するには、L型手締めボルトの握り部1を把持して これを締め付け方向あるいは緩み方向(図4,5においてa方向あるいはb方向 )に回動操作することにより行なうが、その際その操作を容易にするため握り部 1は切返し方向(図4,5においてc,d方向)にも回動操作される。この場合 、もしL型手締めボルトのハンドル杆Hが図6,7に示す従来のもののように直 角に屈曲されていれば、その切り返し回動操作に際してその握り部1は前記蝶ボ ルト18のボルト受け16に干渉してしまい、L型手締めボルトの締め付けある いは緩め操作がしにくくなるが、前述のようにこのハンドル杆Hを構成すること により、その干渉を回避して前記切返し操作がきわめて容易になる。
【0012】 以上本考案の一実施例について説明したが、本考案はその実施例に限定される ことなく、本考案の範囲内で種々の実施例が可能である。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、握り部およびこの握り部より一体に屈曲延設さ れる支持部とよりL字状に形成されるハンドル杆と、前記支持部に回動可能に支 持されるボルト本体とよりなるL型手締めボルトにおいて、前記握り部の軸線と 前記支持部の軸線との夾角が鋭角に形成されているので、ハンドル杆の切返し操 作時に該ハンドル杆が障害物と干渉する領域を従来のものに比べて少なくするこ とができ、L型手締めボルトの作業性を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案L型手締めボルトの一部破断側面図
【図2】図1の2−2線に沿う断面図
【図3】本考案L型手締めボルトを使用した運搬車の全
体斜視図
【図4】図3の4線矢視部分拡大側面図
【図5】図4の5−5線に沿う断面図
【図6】従来のL型手締めボルトの一部破断側面図
【図7】図6の7−7線に沿う断面図
【符号の説明】
1・・・・・・・握り部 2・・・・・・・支持部 H・・・・・・・ハンドル杆 B・・・・・・・ボルト本体 L1 −L1 ・・・軸線(握り部) L2 −L2 ・・・軸線(支持部) θ・・・・・・・夾角

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握り部(1)およびこの握り部(1)よ
    り一体に屈曲延設される支持部(2)とよりL字状に形
    成されるハンドル杆(H)と、前記支持部(2)に回動
    可能に支持されるボルト本体(B)とよりなるL型手締
    めボルトにおいて、前記握り部(1)の軸線(L1 −L
    1 )と、前記支持部(2)の軸線(L 2 −L2 )との夾
    角(θ)が鋭角であることを特徴とする、L型手締めボ
    ルト。
JP1709093U 1993-04-06 1993-04-06 L型手締めボルト Pending JPH0676714U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011121871A1 (ja) * 2010-03-30 2011-10-06 リョービ株式会社 電動トリマ

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827310U (ja) * 1971-08-06 1973-04-02

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