JPH08198159A - 跨乗型車両のハンドルバー補強構造 - Google Patents

跨乗型車両のハンドルバー補強構造

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JPH08198159A
JPH08198159A JP1297695A JP1297695A JPH08198159A JP H08198159 A JPH08198159 A JP H08198159A JP 1297695 A JP1297695 A JP 1297695A JP 1297695 A JP1297695 A JP 1297695A JP H08198159 A JPH08198159 A JP H08198159A
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JP
Japan
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handlebar
parts
grip
reinforcing
type vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP1297695A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Kami
由久 加美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】少ない部品点数でハンドルバーの補強とグリッ
プガードの設置を両立させる。 【構成】本発明に係る跨乗型車両のハンドルバー補強構
造は、ハンドルバー7の中央に設けられた湾曲部8の両
肩部15に固定部16L,16Rを設け、この両側の固定部16
L,16Rの間を棒状の補強材17で連結するとともに、こ
の補強材17の両端部をハンドルバー7の両端側に向かっ
て延ばして延長部26L,26Rを形成し、この延長部26
L,26Rをハンドルバー7のグリップ部10L,10Rの前
方を通してハンドルバー7の両端部に固定したことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンドルバーを補強す
ると同時に、ハンドルバーのグリップ部を握る乗員の手
を障害物との接触や衝突等から保護するようにした跨乗
型車両のハンドルバー補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車や自動三輪車等の跨乗型車両
において、図4に示すようなハンドルバーを備えた車種
がある。このハンドルバー100 は、その中央が下方に向
かって湾曲しており、この湾曲部101 の中央部が前輪を
支持するフロントフォークの上部に固定されるようにな
っている。そして、湾曲部101 の両肩部102 が棒状の補
強材103 で連結されている。上記補強材103 の両端部
は、溶接やろう付け等の溶着手段によってハンドルバー
100 の両肩部102 に固着され、ハンドルバー100 を補強
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにして補強材103 をハンドルバー100 の両肩部102 に
固着させる場合、溶着時の熱により、両肩部102 の位置
でハンドルバー100 の剛性が低下する可能性がある。
【0004】そこで、図5に示すように補強材103 の両
端部をクランプ部材104 を介してハンドルバー100 の両
肩部102 に固定したものがある。こうすれば、補強材10
3 をハンドルバー100 の両肩部102 に溶着しなくてもよ
くなるため、両肩部102 における剛性低下を回避するこ
とができる。
【0005】ところが、このようなクランプ部材104 を
設けると、部品点数が多くなると同時に、ハンドルバー
100 の重量が増すという別な問題が発生する。また、例
えばハンドルバー100 のグリップ部105 をガードするグ
リップガード106 を設ける必要がある場合には、このグ
リップガード106 を固定するためのクランプ部材107が
別途必要となるため、ハンドルバー100 全体の部品点数
が一層多くなり、重量も一段と重くなる。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、少ない部品点数でハンドルバーの
補強とグリップガードの設置を両立させることのできる
跨乗型車両のハンドルバー補強構造を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る跨乗型車両のハンドルバー補強構造
は、ハンドルバーの中央に設けられた湾曲部の両肩部に
固定部を設け、この両側の固定部の間を棒状の補強材で
連結するとともに、この補強材の両端部をハンドルバー
の両端側に向かって延ばして延長部を形成し、この延長
部をハンドルバーのグリップ部の前方を通してハンドル
バーの両端部に固定した。
【0008】
【作用】このように構成した場合、上記補強材の中間部
分、即ち上記固定部の間の部分がハンドルバーの補強部
となり、補強材の延長部がグリップガード部となる。こ
のため、一本の補強材でハンドルバーの補強とグリップ
ガードの設置が行われる。また、上記固定部は一対設け
るだけでよいので、少ない部品点数でハンドルバーの補
強とグリップガードの設置を両立させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は、例えば自動二輪車に本発明
に係るハンドルバー補強構造が適用された例を示す斜視
図である。
【0010】この自動二輪車のフロントフォーク1は、
左右一対の伸縮可能なフォークチューブ2がアッパーブ
ラケット3とロアーブラケット4とによって平行に支持
されており、上記フォークチューブ2の先端部に図示し
ない前輪が軸支される。
【0011】上記アッパーブラケット3とロアーブラケ
ット4との間にはステアリングチューブ5が固定されて
おり、このステアリングチューブ5が図示しない車体フ
レームの前頭部に回動自在に軸支され、これによってフ
ロントフォーク1全体が左右に回動して上記前輪の操舵
がなされる。
【0012】アッパーブラケット3の上面には左右一対
のクランプ状のハンドルホルダ6が形成されており、こ
のハンドルホルダ6にハンドルバー7が固定されてい
る。このハンドルバー7は、その中央が下方に向かって
湾曲しており、この湾曲部8の中央部が上記ハンドルホ
ルダ6に固定される。
【0013】ハンドルバー7の両端にはグリップラバー
9が装着され、この部分は自動二輪車の乗員が握るグリ
ップ部10L,10Rとなっている。例えば右側のグリップ
部10Rの内側には、グリップラバー9を捻ることによっ
て作動するスロットル機構11が設けられる。また、この
グリップ部10R側にはブレーキレバー12が設置され、左
側のグリップ部10L側にはクラッチレバー13が設置され
ている。
【0014】ところで、ハンドルバー7に設けられた前
記湾曲部8の両肩部15には、それぞれ固定部16L,16R
が設けられており、この固定部16L,16Rに棒状の補強
材17がボルト18で締結されている。したがって、両側の
固定部16L,16Rの間が上記補強材17で連結される。こ
の補強材17は、例えば帯状の鋼材により形成されてい
る。
【0015】上記固定部16L,16Rは、図2にも示すよ
うに、例えばハンドルバー7を挟んで対向するクランプ
本体20とクランプキャップ21とを有して構成されてお
り、2本のボルト22が上記クランプキャップ21側からク
ランプ本体20に締結されることによって固定部16L,16
Rがハンドルバー7に固定されるようになっている。上
記クランプ本体20の先端部にはねじ孔23が形成されてお
り、このねじ孔23に前記補強材17の締結部24が合わせら
れ、ここに前記ボルト18が締結されて補強材17が固定部
16L,16Rに固定される。
【0016】補強材17の両端部は、ハンドルバー7の両
端側に向かって延ばされており、この部分が延長部26
L,26Rとなっている。この延長部26L,26Rは、前記
固定部16L,16Rの外側で略S字状に湾曲し、そのまま
ハンドルバー7のグリップ部10L,10Rの前方を通って
後方に折れ曲がり、その先端に設けられた締結部27がボ
ルト28でハンドルバー7の両端部に固定されている。
【0017】図3に示すように、例えばハンドルバー7
の両端の内径部には斜面30で分割される一対の円柱部材
31,32 が挿入される。このうち、外側の円柱部材31には
貫通孔33が形成されており、内側の円柱部材32にはねじ
孔34が形成されている。
【0018】そして、前記延長部26L,26Rの締結部27
を貫通する前記ボルト28が、上記円柱部材31の貫通孔33
に通されて円柱部材32のねじ孔34に締結される。このボ
ルト28が締め込まれると、円柱部材31,32 間の斜面30が
滑るので、円柱部材31,32 の外周面がハンドルバー7の
内周面に圧着され、これによって延長部26L,26Rの締
結部27がハンドルバー7の両端部に堅固に固定される。
【0019】以上のようにしてハンドルバー7に固定さ
れた補強材17は、その中間部分、即ち固定部16L,16R
の間の部分がハンドルバー7の補強部となり、これによ
ってハンドルバー7が大幅に補強される。
【0020】一方、延長部26L,26Rはグリップガード
部として機能する。つまり、グリップ部10L,10Rを握
る乗員の手の前方に延長部26L,26Rが位置しているた
め、自動二輪車の走行時に木の枝等の障害物が乗員の手
に接触することがなくなり、手の怪我が防止される。ま
た、自動二輪車の転倒時にブレーキレバー12やクラッチ
レバー13が路面に衝突して破損するといった事態も回避
される。
【0021】このように、一本の補強材17でハンドルバ
ー7の補強とグリップガードの設置を行うことができ
る。また、固定部16L,16Rは一対設けるだけでよく、
図5に示す従来のハンドルバー補強構造のように合計4
個ものクランプ部材104,107 を設ける必要がないため、
少ない部品点数でハンドルバー7の補強とグリップガー
ドの設置を両立させることができる。
【0022】なお、本実施例では補強材17が帯状の素材
で形成されているが、別な断面形状の素材、例えばパイ
プ材やチャンネル材等で補強材17を形成しても構わな
い。また、固定部16L,16Rの構造や、延長部26L,26
Rの先端部27がハンドルバー7の両端部に固定される部
分の構造は、本実施例のものに限らず、他の構造にして
もよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る跨乗
型車両のハンドルバー補強構造は、ハンドルバーの中央
に設けられた湾曲部の両肩部に固定部を設け、この両側
の固定部の間を棒状の補強材で連結するとともに、この
補強材の両端部をハンドルバーの両端側に向かって延ば
して延長部を形成し、この延長部をハンドルバーのグリ
ップ部の前方を通してハンドルバーの両端部に固定した
ことを特徴とするものである。
【0024】このように構成した場合、一本の補強材で
ハンドルバーの補強とグリップガードの設置を行うこと
ができる。また、上記固定部は一対設けるだけでよいの
で、少ない部品点数でハンドルバーの補強とグリップガ
ードの設置を両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、自動二輪車に
本発明に係るハンドルバー補強構造が適用された状態を
示す斜視図。
【図2】固定部付近の分解斜視図。
【図3】延長部の先端部がハンドルバーの両端部に固定
される部分の構造例を示す分解斜視図。
【図4】従来の技術を示すハンドルバーの斜視図。
【図5】従来の技術を示すハンドルバーの斜視図。
【符号の説明】
7 ハンドルバー 8 湾曲部 10L,10R グリップ部 15 両肩部 16L,16R 固定部 17 補強材 26L,26R 延長部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルバーの中央に設けられた湾曲部
    の両肩部に固定部を設け、この両側の固定部の間を棒状
    の補強材で連結するとともに、この補強材の両端部をハ
    ンドルバーの両端側に向かって延ばして延長部を形成
    し、この延長部をハンドルバーのグリップ部の前方を通
    してハンドルバーの両端部に固定したことを特徴とする
    跨乗型車両のハンドルバー補強構造。
JP1297695A 1995-01-30 1995-01-30 跨乗型車両のハンドルバー補強構造 Pending JPH08198159A (ja)

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