JPH0676702A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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Publication number
JPH0676702A
JPH0676702A JP22586592A JP22586592A JPH0676702A JP H0676702 A JPH0676702 A JP H0676702A JP 22586592 A JP22586592 A JP 22586592A JP 22586592 A JP22586592 A JP 22586592A JP H0676702 A JPH0676702 A JP H0676702A
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JP
Japan
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circuit
trip
closing
voltage
circuit breaker
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Application number
JP22586592A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Ishii
和宏 石井
Koji Hirotsune
弘二 広常
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮断器投入後であっても設定した電流値以上
の事故電流が負荷にながれた場合には瞬時に遮断器主接
点を開にすることができる回路遮断器を得ることを目的
とする。 【構成】 交流電路1間に設置された遮断器主接点2の
投入時とそれに続く投入後とを検出するMCR信号発生
回路14Aと、前記遮断器主接点2を引外すトリップコ
イル3の動作電圧を前記遮断器主接点2の投入時と投入
後とでそれぞれ切り換え設定する特性設定回路15A
と、この設定された引外し電圧と前記交流電路1より過
電流信号再生回路10にて検出された電流信号レベルと
を比較し、前記引外し電圧が前記電流信号レベルを超過
判定時に前記トリップコイル3へ引外し信号を出力する
瞬時引外し回路13とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遮断器主接点の瞬時
引き外しを主接点投入後の大電流通電時においても可能
とする回路遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ここで従来技術の動作説明を進める前に
従来のMCR(Making Current Rel
ease)機能付き回路遮断器について説明する。MC
Rとは遮断器投入時に交流電路に大きな事故電流が流れ
た場合は電磁引外し装置としてのトリップコイルにトリ
ップ電圧を印加して遮断器を瞬時引外しを動作させ、ま
た一度遮断器を投入した後に大きな事故電流が流れた場
合にあっては瞬時引外しを動作させない機能である。
【0003】これは、即ち遮断器投入時に大電流が流れ
ると電磁反発力等により遮断器主接点が閉じ得ない事が
ある。そのため、このような場合は遮断器投入を停止し
瞬時引外しに自動的に移行する。しかし、遮断器投入後
に大電流が流れても遮断器は機械的に安定しているため
瞬時引外し動作を行う必要がなく、瞬時引外し動作を阻
止する。
【0004】次に、従来の回路遮断器を図について説明
する。図4は従来のMCR機能を有する回路遮断器の全
体構成を示すブロック図ある。図において、U,V,
W,Nは交流電源(図示しない)の各相、1は各相と負
荷を結ぶ相導体からなる交流電路である主回路、3はト
リップコイルであり、励磁された時に遮断機構4を介し
て遮断器主接点2を開かせ、また消磁された時に閉じさ
せる。5は主回路1の各相導体を1次巻線とする変流
器、6は変流器5に接続され主回路1の交流を直流に変
換する整流回路、7はこの整流回路6に接続され後述す
る諸回路に所要の電圧を供給する電源回路、8はこの電
源回路7の両端間でトリップコイル3と直列に接続され
た電子式スイッチである。
【0005】9は主回路1の各相導体に結合された空心
コイル、10はこれら空心コイル9に接続され、主回路
1の過電流に比例する過電流信号を再生する過電流信号
再生回路、11は過電流信号再生回路10によって再生
された過電流を整流する整流信号回路、12はこの整流
信号回路11の出力側で互いに接続された各相の整流信
号のうち最大相の整流信号を選択する最大相選択回路、
13は最大相選択回路12からの整流信号が既定の瞬時
引外し特性を超えるとトリップ(引外し)信号を電子式
スイッチ8へ出力する瞬時引外し回路である。
【0006】14は瞬時引外し回路13より出力された
瞬時引外し信号を電子式スイッチ8へ出力制御するMC
R信号発生回路、15は瞬時引外し、短限時引外し、長
限時引外しの諸電流特性を設定した特性設定回路であ
る。
【0007】図5は図4に示したMCR信号発生回路の
内部構成を示す回路図である。図において、V+は遮断
器主接点2の投入と共に電源電圧を出力する電源回路7
の正電源、Sは一端が正電源V+に接続され他端はツエ
ナーダイオードの動作抵抗R1に接続された機械的な投
入信号スイッチであり、遮断器主接点2がOFFからO
N状態に切り換わった後、数msec後にONからOF
F状態に切り換わる。D1はカソード側が動作抵抗R1
アノード側がグランド側に接続されていツエナーダイオ
ード、C1はツエナーダイオードD1に並列接続されたコ
ンデンサであり、投入信号スイッチSのON状態時に正
電源V+によりコンデンサ電圧VC1を充電する。
【0008】R2,R3はコンデンサC1に並列接続され
た直列回路を構成する抵抗であり、投入信号スイッチS
のOFF状態にコンデンサC1のコンデンサ電圧VC1
放電する。Q1はコンデサ電圧VC1を分圧する抵抗R3
端子間電圧が一定値(0.6V)以上になるとON動作
するトランジスタであり、ベースは抵抗R2,R3の接続
点に、エミッタはグランド側に、そしてコレクタは抵抗
4を通してトランジスタQ2のベースに接続されてい
る。また、このトランジスタQ2のエミッタには瞬時引
外し回路13の出力が接続され、コレクタは電子式スイ
ッチ8側に接続されている。尚、これ以外の諸回路は回
路遮断器の動作に直接関係しないので、ここではその説
明を省略する。
【0009】次に、従来の回路遮断器の動作を図6の波
形図に従って説明する。先ず、遮断器主接点2が投入さ
れると整流回路6から流れる変流器5の2次電流に比例
する直流電流によって電源回路7が動作し、正電源電圧
V+をMCR信号発生回路に与える。また遮断器主接点
2が投入されOFFからON状態に切り換えられる時、
遮断器主接点2に係合した投入信号スイッチSは遮断器
主接点2がON状態になってから数msec後にOFF
状態に切り換わる。従って、この数msec間は遮断器
主接点2と投入信号スイッチSは共にON状態であり、
この双方ON状態を期間を遮断器投入時とする。
【0010】このように正電源電圧V+が与えられ、且
つ投入信号スイッチSがON状態になると、コンデサC
1には投入信号スイッチS、動作抵抗R1を通して正電源
電圧V+によりコンデンサC1には正電源電圧V+まで
充電され始める。この時コンデンサC1の充電電圧VC1
がツエナーダイオードD1のブレイクダウン電圧に達す
るとツエナーダイオードD1が働き充電電流をバイパス
する。この充電されたコンデンサ電圧VC1は抵抗R2
3の抵抗比で分圧され、分圧電圧が0.6Vに達する
とトランジスタQ1はON動作を開始する。トランジス
タQ1のON動作に伴ってトランジスタQ2のベースに抵
抗R4を通してベース電流が流れることで、トランジス
タQ2もON動作を開始する。
【0011】だが、数msec後に投入スイッチSがO
FF状態に変わるとコンデンサ電圧VC1は放電時定数
(=C1(R2+R3))で決まる時間でもって徐々に抵
抗R2、R3を介して0Vに向かって低下して行く。この
時コンデンサ電圧VC1を分圧する抵抗R3の端子間電圧
が0.6Vに低下するまでの期間はトランジスタQ2
ON状態を保っているため、瞬時引外し回路13より瞬
時引外し信号がMCR信号発生回路14に入力しも、こ
の瞬時引外し信号を電子式スイッチ8側に出力すること
が可能である。
【0012】このため瞬時引外し可能期間に大きな事故
電流が流れたとしても、瞬時引外し回路13を動作させ
てトリップコイル3にトリップ電圧を印加し、遮断機構
4を作動させ瞬時に遮断器主接点2を開状態にすること
ができる。しかし、投入信号スイッチSがOFF状態に
なり、抵抗R3の端子間電圧が0.6V以下に低下する
とトランジスタQ1,Q2は共にOFF状態となる。その
ため以降瞬時引外し回路13から瞬時引外し信号が出力
されても、トランジスタQ2を通して電子式スイッチ8
側に出力されることがない。従って遮断器投入後の瞬時
引外しは不可能になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の回路遮断器は以
上のように構成されていたので、遮断器投入時に瞬時引
外し特性に則った瞬時引外し電流が交流電路を流れると
遮断器を瞬時に引き外し、遮断器投入後は高い瞬時引外
し電流が流れると図7(A)に示すようにその後大きな
電流が流れ続けても遮断器の動作が瞬時引外しとなら
ず、その結果遮断器主接点に電磁反発力が働いて遮断器
主接点の可動子が浮き上がり遮断器主接点が溶着してし
まうといつた問題点があった。
【0014】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、瞬時引外しを行わせる電流値を
遮断器投入時と遮断器投入後とでは異ならせ設定し、遮
断器投入後であっても設定した電流値を超えた場合には
瞬時に遮断器主接点を開にすることができる回路遮断器
を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回路遮断
器は、交流電路間に設置された遮断器主接点の投入時と
それに続く投入後とを検出する投入検出回路と、前記遮
断器主接点を引外す電磁引外し装置を作動させる引外し
電圧を前記遮断器主接点投入時と投入後とでそれぞれ切
り換え設定する引外し電圧設定回路と、この設定された
引外し電圧と前記交流電路より過電流検出手段にて検出
された電流信号レベルとを比較し、前記引外し電圧が前
記電流信号レベルを超過判定時に前記電磁引外し装置へ
引外し信号を出力する引外し回路とを備えたものであ
る。
【0016】
【作用】この発明における回路遮断器は、遮断器主接点
投入時であっても投入後であつても、主接点投入状況に
合わせて予め設定された電流信号レベル以上の事故電流
が、交流電路に流れた場合には瞬時に遮断器主接点を開
放することを可能にするものである。
【0017】
【実施例】
実施例1.以下、この発明による回路遮断器の一実施例
を図について説明する。図1は本実施例による回路遮断
器の全体構成を示すブロック図である。尚、図中図4と
同一符号は同一または相当部分を示す。図において、1
4Aは本実施例に係る投入検出回路としてのMCR信号
発生回路であり、従来のMCR信号発生回路14の構成
に加え遮断器主接点2の投入時と投入後を自動判定し、
夫々の状態に合わせて遮断器引外し設定電圧を切り換え
るよう後述する演算増幅回路の回路定数を選択する機能
を有している。
【0018】15Aは本実施例に係る引外し電圧設定回
路としての特性設定回路であり、従来の特性設定回路1
5の構成に加えMCR信号発生回路14Aで選択された
回路定数に従って瞬時引外し設定電圧Vsを切り換えて
設定し、設定電圧を引外し回路としての瞬時引外し回路
13に対して出力する構成を有している。
【0019】図3はMCR信号発生回路14Aと特性設
定回路15Aの回路構成を示す回路図である。先ずMC
R信号発生回路14Aの構成として図5と同一符号は同
一または相当部分を示す。図においてR4,R5は正電源
電圧V+とグランド間に接続された直列回路を構成する
抵抗であり、抵抗R4とR5の接続点はトランジスタQ1
のコレクタに接続されトランジスタQ1のOFF動作時
にはコレクタ電位を正方向にプルアップし、ON動作時
にはコレクタ電位をグランド電位に下げる様にしてい
る。
【0020】Q2はトランジスタであり、ベースは抵抗
R4,R5の接続点に、エミッタはグランド側に接続さ
れ、そしてコレクタには、一端がグランド側に接続され
た抵抗R7と直列接続された抵抗R6が接続されている。
この抵抗R6はトランジスタQ2がON動作時にはトラン
ジスタQ2を介してグランド側に接続されるため抵抗R7
に対して並列接続されるようになる。
【0021】また特性設定回路15Aの回路構成として
OPは電圧発生部を構成する演算増幅器であり、その出
力端子と反転入力端子間には並列抵抗R8が接続される
と共に、この反転入力端子は直列回路を構成する抵抗R
6、R7の接続点に接続されている。更に非反転入力端子
には基準電圧Vrefを直列抵抗R91〜R95で分圧して
得た入力電圧Vinが切換スイッチSRを介して入力さ
れる。この入力電圧Vinは並列抵抗R8と抵抗R6,R
7との比で決まる増幅率で増幅され、瞬時引外し設定電
圧VSとして演算増幅器OPの出力端子より瞬時引外し
回路13に出力される。
【0022】次に、本実施例の動作を図3の動作波形図
に従って説明する。先ず、図示しない遮断器主接点2が
投入されると整流回路5から流れる変流器5の2次電流
に比例する直流電流によって電源回路7が動作し、正電
源電圧V+をMCR信号発生回路に与える。また遮断器
主接点2が投入されOFFからON状態に切り換えられ
る時、遮断器主接点2に係合した投入信号スイッチSは
遮断器主接点2がON状態になってから数msec後に
OFF状態に切り換わる。したがって、この数msec
間は遮断器主接点2と投入信号スイッチSは共にON状
態であり、この双方ON状態を期間を遮断器投入時とす
る。
【0023】このように正電源電圧V+が与えられ、且
つ投入信号スイッチSがON状態になると、コンデサC
1には投入信号スイッチS、動作抵抗R1を通して正電源
電圧V+によりコンデンサC1には正電源電圧V+まで
充電され始める。そして、このコンデンサ電圧VC1は抵
抗R2,R3の抵抗比で分圧され、分圧電圧が0.6Vに
達するとトランジスタQ1はON動作を開始する。トラ
ンジスタQ1がON動作すると正電源電圧V+の電位は
トラジスタQ1のコレクタ、エミッタを介してグランド
側に落ちるため、トランジスタQ1のコレクタは0V電
位に下がる。この結果、このコレクタに接続されたトラ
ンジスタQ2のベース電位も0V電位に下がってトラン
ジスタQ2はOFF状態になる。
【0024】トランジスタQ2のOFF状態はコンデン
サ電圧VC1が分圧電圧が放電時定数(=C1(R2
3))で決まる時間でもって徐々に0.6Vに低下す
るまでの期間、即ちトランジスタQ1がON状態の間保
たれる。トランジスタQ2がOFFになると当然抵抗R6
の一端はグランド側より切り離されるため演算増幅器O
Pの反転入力端子に接続される入力抵抗は抵抗R7のみ
となる。従って、演算増幅器OPの増幅率A1は(R7
8)/R7の式で決まり、よって瞬時引外し設定電圧V
Sとなる演算増幅器OPの出力電圧VOUT1は以下の式で
求まる。VOUT1=Vin・((R7+R8)/R7)で決
まる。
【0025】演算増幅器OPより出力された瞬時引外し
設定電圧VSは瞬時引外し回路13に入力され、ここで
遮断器主接点2の投入時に交流電路1に流れる事故電流
の電圧換算信号、即ち瞬時信号VINSのレベルと比較す
る。そして瞬時信号レベルが瞬時引外し設定電圧VS
レベルを超えるとトリップ信号を電子式スイッチ8へ流
してトリップコイル3を励磁する。この結果遮断機構4
が動作して遮断器主接点2を開放する。従って、遮断器
投入時に、瞬時引外し特性に沿った大きな事故電流が負
荷に流れても瞬時に遮断器を落とすことができる。
【0026】しかし、遮断器主接点2がON状態にな
り、それに連係して投入信号スイッチSがOFF状態に
なってから一定時間後、即ちコンデンサ電圧VC1の分圧
電圧が放電時定数(=C1(R2+R3))で決まる時間
後に0.6V以下に低下すると、トランジスタQ1はO
FF状態になりコレクタは正電圧にプルアップされる。
そのため後段のトランジスタQ2のベースには正のベー
ス電圧が掛かることでON状態となり、トランジスタQ
2のコレクタに接続された抵抗R6はコレクタ、エミッタ
を通してグランド側に接続されることになる。この結果
抵抗R6は、一端が演算増幅器OPの反転入力端子、他
端がグランド側に接続された抵抗R7に並列接続される
ことになる。
【0027】抵抗R6が抵抗R7に並列接続されると、演
算増幅器OPの増幅率A2は以下の様になる。 A2=((R7//R6)+R8)/(R7//R6) よって瞬時引外し設定電圧VSとなる演算増幅器OPの
出力電圧VOUT2は VOUT2=Vin・((R7//R6)+R8)/(R7
//R6)となり、結果演算増幅器OPの増幅率はA2
1であるためVOUT2>VOUT1となる。従って瞬時引外
し回路3に設定される演算増幅器OPの出力電圧である
瞬時引外し設定電圧VSは、遮断器主接点2の投入時に
比べ遮断器主接点2の投入後は高い値に切り換えられ
る。
【0028】このように高い瞬時引外し設定電圧VS
高い値に切り換えられると、例え遮断器主接点投入後で
あっても大きな事故電流が負荷に流れ、この事故電流に
よって最大相選択回路12より出力される瞬時信号の電
圧レベルが瞬時引外し設定電圧レベルを超過すると、ト
リップ信号が電子式スイッチ8に流れてトリップコイル
3を励磁して遮断機構4を動作させ遮断機主接点2を開
放する。従って、遮断器投入後に大きな事故電流が負荷
に流れても図7(B)に示す様に瞬時に遮断器を開放す
ことができる。尚、瞬時引外し設定電圧VSの設定は演
算増幅器OPの非反転入力端子に入力される入力電圧V
inを切り換えることでよりきめ細かく行える。この方
法として基準電圧Vrefを分圧する分圧抵抗R91〜R
95を選択スイッチSRに切換え選択し、選択された分圧
抵抗間に発生している電圧を入力電圧Vinとして選択
スイッチSRを介して非反転入力端子に入力する。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、交流電
路間に設置された遮断器主接点の投入時とそれに続く投
入後とを検出する投入検出回路と、前記遮断器主接点を
引外す電磁引外し装置の動作電圧を前記遮断器主接点投
入時と投入後とでそれぞれ切り換え設定する引外し電圧
設定回路と、この設定された引外し電圧と前記交流電路
より過電流検出手段にて検出された電流信号レベルとを
比較し、前記引外し電圧が前記電流信号レベルを超過判
定時に前記電磁引外し装置へ引外し信号を出力する引外
し回路とを備え、遮断器主接点投入後に設定された電流
値以上の事故電流がながれた場合でも瞬時に遮断器主接
点を開放することができるため遮断器及び負荷を大事故
電流より保護できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による回路遮断器の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるMCR信号発生回路及び特性
設定回路の内部構成を示す回路図である。
【図3】本実施例の動作を説明する波形図である。
【図4】従来の回路遮断器の構成を示すブロック図あ
る。
【図5】従来のMCR信号発生回路の内部構成を示す回
路図である。
【図6】従来の回路遮断器の動作を説明する波形図であ
る。
【図7】従来及び本実施例における瞬時引外し特性を示
す特性図である。
【符号の説明】
1 交流電路 2 遮断器主接点 3 トリップコイル 4 電子式スイッチ 13 瞬時引外し回路 14A MCR信号発生回路 15A 特性設定回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電路間に設置された遮断器主接点の
    投入時とそれに続く投入後とを検出する投入検出回路
    と、前記遮断器主接点を引き外す電磁引外し装置の動作
    電圧を前記遮断器主接点投入時と投入後とでそれぞれ切
    り換え設定する引外し電圧設定回路と、この設定された
    動作電圧と前記交流電路より過電流検出手段にて検出さ
    れた電流信号レベルとを比較し、前記動作電圧が前記電
    流信号レベルを超過した時に前記電磁引外し装置へ引外
    し信号を出力する引外し回路とを備えたことを特徴とす
    る回路遮断器。
JP22586592A 1992-08-25 1992-08-25 回路遮断器 Pending JPH0676702A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020026609A1 (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 三菱電機株式会社 遮断器

Cited By (1)

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