JPH0676309A - 光学式記録再生装置 - Google Patents
光学式記録再生装置Info
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- JPH0676309A JPH0676309A JP22561092A JP22561092A JPH0676309A JP H0676309 A JPH0676309 A JP H0676309A JP 22561092 A JP22561092 A JP 22561092A JP 22561092 A JP22561092 A JP 22561092A JP H0676309 A JPH0676309 A JP H0676309A
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- Japan
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- track
- record carrier
- optical beam
- tracking control
- optical
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 A面B面両面使用可能なディスクを記録再生
するための装置において、連続記録再生をおこなう場合
に、簡単な構成でA面からB面への切り換え速度を向上
する。また装置の重量、大きさ、消費電力が増加すると
いう課題を解決し、使用条件、環境に限定されない利用
範囲の広い装置の提供を目的とする。 【構成】 2個の光学ヘッドをディスクをはさんで配置
し、1個のリニアモ−タで駆動する。A面を記録再生し
ているときはB面の光ビ−ムのトラッキング制御を不動
作にし、B面を記録再生しているときはA面の光ビ−ム
のトラッキング制御を不動作にする。これによりスパイ
ラル方向に関係なく、1個のリニアモ−タでA面B面2
個の光学ヘッドを一体に駆動することができる。また両
面に渡って連続して記録再生するときは、最初は内周か
ら外周、次に外周から内周へと行うことで、A面からB
面への切り換え速度を向上する。
するための装置において、連続記録再生をおこなう場合
に、簡単な構成でA面からB面への切り換え速度を向上
する。また装置の重量、大きさ、消費電力が増加すると
いう課題を解決し、使用条件、環境に限定されない利用
範囲の広い装置の提供を目的とする。 【構成】 2個の光学ヘッドをディスクをはさんで配置
し、1個のリニアモ−タで駆動する。A面を記録再生し
ているときはB面の光ビ−ムのトラッキング制御を不動
作にし、B面を記録再生しているときはA面の光ビ−ム
のトラッキング制御を不動作にする。これによりスパイ
ラル方向に関係なく、1個のリニアモ−タでA面B面2
個の光学ヘッドを一体に駆動することができる。また両
面に渡って連続して記録再生するときは、最初は内周か
ら外周、次に外周から内周へと行うことで、A面からB
面への切り換え速度を向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レ−ザ等の光源を用い
て光学的に記録担体上に信号を記録する、あるいは記録
担体上の信号を再生する光学式記録再生装置において利
用され、特に記録担体をはさんだ両側にそれぞれヘッド
をもち、記録担体両面の記録再生を行う光学式記録再生
装置に関するものである。
て光学的に記録担体上に信号を記録する、あるいは記録
担体上の信号を再生する光学式記録再生装置において利
用され、特に記録担体をはさんだ両側にそれぞれヘッド
をもち、記録担体両面の記録再生を行う光学式記録再生
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学式記録再生装置においては、1枚の
ディスクの情報量を増加させるために、ディスク表面及
び裏面(以下A面およびB面と称する)に記録膜あるい
は凹凸のROM領域を設けたものが一般的である。当初
はこのディスクのA面およびB面を記録再生するために
は、使用者が一旦ディスクを抜き出し、記録再生する面
をヘッド側に向けて挿入していた。また近年は、使用者
が関与しなくともA面およびB面に対して、連続的に情
報を記録再生するために、光学ヘッドをディスクの両側
に自由に移動できるようなヘッド移動機構を持つような
ものや、光学ヘッドをディスクの両側にそれぞれ搭載し
たものがある。
ディスクの情報量を増加させるために、ディスク表面及
び裏面(以下A面およびB面と称する)に記録膜あるい
は凹凸のROM領域を設けたものが一般的である。当初
はこのディスクのA面およびB面を記録再生するために
は、使用者が一旦ディスクを抜き出し、記録再生する面
をヘッド側に向けて挿入していた。また近年は、使用者
が関与しなくともA面およびB面に対して、連続的に情
報を記録再生するために、光学ヘッドをディスクの両側
に自由に移動できるようなヘッド移動機構を持つような
ものや、光学ヘッドをディスクの両側にそれぞれ搭載し
たものがある。
【0003】図5および図6はヘッド移動機構をもつ従
来の光学式記録再生装置の機構部の簡単な原理を示した
断面図であり、また図7はディスクの両側にヘッドを搭
載した光学式記録再生装置の機構部の簡単な構成を示し
た断面図である。
来の光学式記録再生装置の機構部の簡単な原理を示した
断面図であり、また図7はディスクの両側にヘッドを搭
載した光学式記録再生装置の機構部の簡単な構成を示し
た断面図である。
【0004】以下この図5、図6を用いて従来の技術に
ついて説明する。図5、図6において半導体レ−ザ等の
光源1から発光された光ビ−ムは、可動部2に搭載され
たレンズ、プリズム等の光学系部品3を通過し、収束レ
ンズ4によってモ−タ6で回転しているディスク5のA
面に収束、照射される。ディスク5上で反射した光ビ−
ムは再び収束レンズ4を通過し、光学系部品3によって
偏向整形されて、光検出器7によって再生信号及び制御
信号を得る。得られた制御信号によって制御素子15を
駆動し、フォ−カス制御及びトラッキング制御を行う。
また再生信号に対しては、復調、エラ−訂正等の信号処
理を行う。なお光学系部品2の具体的構成については、
種々の方式で様々な部品の組合せがあるが、本発明とは
直接関係ないので説明を省略する。またトラッキング制
御信号をリニアモ−タ13にも入力することで、可動部
2が動いても対物レンズ4が常に中心に位置するような
移送制御を行っている。
ついて説明する。図5、図6において半導体レ−ザ等の
光源1から発光された光ビ−ムは、可動部2に搭載され
たレンズ、プリズム等の光学系部品3を通過し、収束レ
ンズ4によってモ−タ6で回転しているディスク5のA
面に収束、照射される。ディスク5上で反射した光ビ−
ムは再び収束レンズ4を通過し、光学系部品3によって
偏向整形されて、光検出器7によって再生信号及び制御
信号を得る。得られた制御信号によって制御素子15を
駆動し、フォ−カス制御及びトラッキング制御を行う。
また再生信号に対しては、復調、エラ−訂正等の信号処
理を行う。なお光学系部品2の具体的構成については、
種々の方式で様々な部品の組合せがあるが、本発明とは
直接関係ないので説明を省略する。またトラッキング制
御信号をリニアモ−タ13にも入力することで、可動部
2が動いても対物レンズ4が常に中心に位置するような
移送制御を行っている。
【0005】ディスク5には、AB両面に映像、音楽な
どの連続情報、あるいは任意のブロックごとに分割され
た情報が記録される。また再生専用ディスクには予め情
報が記録されている。
どの連続情報、あるいは任意のブロックごとに分割され
た情報が記録される。また再生専用ディスクには予め情
報が記録されている。
【0006】例えばディスク5のA面からB面の両面に
わたって情報を記録する際には、まずA面の内周の所定
のトラックに光ビ−ムを移動し、そこを起点にスパイラ
ル動作あるいはジャンピングによって1本ずつトラック
を移動し、情報を記録する。
わたって情報を記録する際には、まずA面の内周の所定
のトラックに光ビ−ムを移動し、そこを起点にスパイラ
ル動作あるいはジャンピングによって1本ずつトラック
を移動し、情報を記録する。
【0007】最外周のトラックまで移動し、A面すべて
記録した後、一旦、トラッキング制御をOFF、フォ−
カス制御をOFFして、移動機構20により、可動部2
全体をA面からB面へ移動する。図6はそのときの可動
部2の移動の様子を示したものである。
記録した後、一旦、トラッキング制御をOFF、フォ−
カス制御をOFFして、移動機構20により、可動部2
全体をA面からB面へ移動する。図6はそのときの可動
部2の移動の様子を示したものである。
【0008】B面の所定の位置へ移動が完了したら、フ
ォ−カス制御をON、トラッキング制御をONして、外
周の所定トラックを検索する。そこを起点にスパイラル
動作あるいはジャンピングによって1本ずつトラックを
移動し、情報記録を継続する。
ォ−カス制御をON、トラッキング制御をONして、外
周の所定トラックを検索する。そこを起点にスパイラル
動作あるいはジャンピングによって1本ずつトラックを
移動し、情報記録を継続する。
【0009】またA面からB面にまたがる連続情報を再
生する場合も同様にA面の再生終了後、一旦フォ−カ
ス、トラッキング制御、フォ−カス制御をOFFし、可
動部2全体をA面からB面へと移動した後、再び制御を
ONして、B面の情報を継続して再生していた。
生する場合も同様にA面の再生終了後、一旦フォ−カ
ス、トラッキング制御、フォ−カス制御をOFFし、可
動部2全体をA面からB面へと移動した後、再び制御を
ONして、B面の情報を継続して再生していた。
【0010】また図7は、A面B面2つのヘッドを設
け、A面、B面各々独立して記録再生できるように構成
した従来の光学式記録再生装置である。半導体レ−ザ等
の光源1から発光された光ビ−ムは、可動部2に搭載さ
れたレンズ、プリズム等の光学系部品3を通過し、収束
レンズ4によってモ−タ6で回転しているディスク5の
A面に収束、照射される。ディスク5上で反射した光ビ
−ムは再び収束レンズ4を通過し、光学系部品3によっ
て偏向整形されて、光検出器7によって再生信号及び制
御信号を得る。得られた制御信号によって制御素子15
を駆動し、フォ−カス制御及びトラッキング制御を行
う。また再生信号に対しては、復調、エラ−訂正等の信
号処理を行う。また同じようにB面を記録再生するヘッ
ドも構成され、半導体レ−ザ等の光源8から発光された
光ビ−ムは、可動部9に搭載されたレンズ、プリズム等
の光学系部品10を通過し、収束レンズ11によってモ
−タ6で回転しているディスク5のA面に収束、照射さ
れる。ディスク5上で反射した光ビ−ムは再び収束レン
ズ11を通過し、光学系部品10によって偏向整形され
て、光検出器12によって再生信号及び制御信号を得
る。得られた制御信号によって制御素子16を駆動し、
フォ−カス制御及びトラッキング制御を行う。またトラ
ッキング制御信号をリニアモ−タ13、14にも入力す
ることで、可動部2が動いても対物レンズ4、11が常
に中心に位置するような移送制御を行っている。
け、A面、B面各々独立して記録再生できるように構成
した従来の光学式記録再生装置である。半導体レ−ザ等
の光源1から発光された光ビ−ムは、可動部2に搭載さ
れたレンズ、プリズム等の光学系部品3を通過し、収束
レンズ4によってモ−タ6で回転しているディスク5の
A面に収束、照射される。ディスク5上で反射した光ビ
−ムは再び収束レンズ4を通過し、光学系部品3によっ
て偏向整形されて、光検出器7によって再生信号及び制
御信号を得る。得られた制御信号によって制御素子15
を駆動し、フォ−カス制御及びトラッキング制御を行
う。また再生信号に対しては、復調、エラ−訂正等の信
号処理を行う。また同じようにB面を記録再生するヘッ
ドも構成され、半導体レ−ザ等の光源8から発光された
光ビ−ムは、可動部9に搭載されたレンズ、プリズム等
の光学系部品10を通過し、収束レンズ11によってモ
−タ6で回転しているディスク5のA面に収束、照射さ
れる。ディスク5上で反射した光ビ−ムは再び収束レン
ズ11を通過し、光学系部品10によって偏向整形され
て、光検出器12によって再生信号及び制御信号を得
る。得られた制御信号によって制御素子16を駆動し、
フォ−カス制御及びトラッキング制御を行う。またトラ
ッキング制御信号をリニアモ−タ13、14にも入力す
ることで、可動部2が動いても対物レンズ4、11が常
に中心に位置するような移送制御を行っている。
【0011】ディスク5には、AB両面に映像、音楽な
どの連続情報、あるいは任意のブロックごとに分割され
た情報が記録される。よってこの図7のような装置では
各々のヘッドを独立に駆動し、記録再生をおこなってい
た。
どの連続情報、あるいは任意のブロックごとに分割され
た情報が記録される。よってこの図7のような装置では
各々のヘッドを独立に駆動し、記録再生をおこなってい
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記図5
に示す従来の装置においては、A面からB面に渡って記
録あるいは再生を行う場合に、一旦制御をOFFして可
動部を移動し、再度制御をONして、再度立ち上げ処理
を行った後に記録再生を継続するため、A面からB面へ
の切り換え動作に非常に時間がかかっていた。また図7
のようにA面B面2つのヘッドを設け、A面、B面各々
独立して記録再生できるように構成すれば、A面、B面
の切り換え時間は短縮されるが、それぞれのヘッドに移
送のための機構(リニアモータ等)が必要となる。リニ
アモ−タおよびそれに付随した可動部の支持部品は性能
上の問題(推力、強度、共振等)を考えて設計した場合
に、一定以上の大きさ、重量を要する。さらに2つのヘ
ッドにトラッキング制御および移送制御をかけると、2
つのリニアモ−タを同時に駆動することとなり、約2倍
の電力を要する。したがって図7のような2個のリニア
モ−タを搭載した装置は、大きさ、重量、消費電力が増
加し、使用条件、使用環境が著しく制約されるという課
題を有していた。
に示す従来の装置においては、A面からB面に渡って記
録あるいは再生を行う場合に、一旦制御をOFFして可
動部を移動し、再度制御をONして、再度立ち上げ処理
を行った後に記録再生を継続するため、A面からB面へ
の切り換え動作に非常に時間がかかっていた。また図7
のようにA面B面2つのヘッドを設け、A面、B面各々
独立して記録再生できるように構成すれば、A面、B面
の切り換え時間は短縮されるが、それぞれのヘッドに移
送のための機構(リニアモータ等)が必要となる。リニ
アモ−タおよびそれに付随した可動部の支持部品は性能
上の問題(推力、強度、共振等)を考えて設計した場合
に、一定以上の大きさ、重量を要する。さらに2つのヘ
ッドにトラッキング制御および移送制御をかけると、2
つのリニアモ−タを同時に駆動することとなり、約2倍
の電力を要する。したがって図7のような2個のリニア
モ−タを搭載した装置は、大きさ、重量、消費電力が増
加し、使用条件、使用環境が著しく制約されるという課
題を有していた。
【0013】さらにスパイラル方向が逆方向の両面ディ
スクを用いれば、上記課題が解決できるものの、従来の
1ヘッドの装置ではスパイラルが反対方向の面をヘッド
に向けて挿入した場合、その面の情報は再生できないの
で、互換性が損なわれるという別の課題が発生してい
た。
スクを用いれば、上記課題が解決できるものの、従来の
1ヘッドの装置ではスパイラルが反対方向の面をヘッド
に向けて挿入した場合、その面の情報は再生できないの
で、互換性が損なわれるという別の課題が発生してい
た。
【0014】本発明は上記課題を全て解決するもので、
両面再生時の切り換え時間を短縮し、かつ小型軽量で消
費電力の低い装置を提供し、さらに従来の装置との互換
性を保持することを目的とする。
両面再生時の切り換え時間を短縮し、かつ小型軽量で消
費電力の低い装置を提供し、さらに従来の装置との互換
性を保持することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の光学式記録再生装置は、回転している円盤
状の記録担体の第1の面に向けて、第1の光ビ−ムを収
束する第1の収束手段と、前記第1の収束手段により収
束された第1の光ビ−ムを記録担体上の第1の面のトラ
ックを横切るように移動させる第1の移動手段と、第1
の光ビ−ムが記録担体上を透過した透過光あるいは記録
担体より反射した反射光により記録担体上の光ビ−ムと
トラックとの位置関係に応じた信号を発生する第1のト
ラックずれ検出手段と、前記第1のトラックずれ検出手
段の信号に応じて前記第1の移動手段を駆動し、第1の
光ビ−ムが常にトラック上を走査するように制御する第
1のトラッキング制御手段と、記録担体の第2の面に向
けて、第2の光ビ−ムを収束する第2の収束手段と、前
記第2の収束手段により収束された光ビ−ムを記録担体
上の第2の面のトラックを横切るように移動させる第2
の移動手段と、第2の光ビ−ムが記録担体上を透過した
透過光あるいは記録担体より反射した反射光により記録
担体上の光ビ−ムとトラックとの位置関係に応じた信号
を発生する第2のトラックずれ検出手段と、前記第2の
トラックずれ検出手段の信号に応じて前記第2の移動手
段を駆動し、第2の光ビ−ムが常にトラック上を走査す
るように制御する第2のトラッキング制御手段と、前記
第1の移動手段および第2の移動手段を記録担体の径方
向に同時に移送する移送手段とを備え、前記記録担体上
の第1の面を記録再生するときは、前記第1のトラッキ
ング制御手段を動作させ、第2のトラッキング制御手段
を不動作にし、前記記録担体上の第2の面を記録再生す
るときは、前記第1のトラッキング制御手段を不動作に
し、第2のトラッキング制御手段を動作させる構成を有
している。
に、本発明の光学式記録再生装置は、回転している円盤
状の記録担体の第1の面に向けて、第1の光ビ−ムを収
束する第1の収束手段と、前記第1の収束手段により収
束された第1の光ビ−ムを記録担体上の第1の面のトラ
ックを横切るように移動させる第1の移動手段と、第1
の光ビ−ムが記録担体上を透過した透過光あるいは記録
担体より反射した反射光により記録担体上の光ビ−ムと
トラックとの位置関係に応じた信号を発生する第1のト
ラックずれ検出手段と、前記第1のトラックずれ検出手
段の信号に応じて前記第1の移動手段を駆動し、第1の
光ビ−ムが常にトラック上を走査するように制御する第
1のトラッキング制御手段と、記録担体の第2の面に向
けて、第2の光ビ−ムを収束する第2の収束手段と、前
記第2の収束手段により収束された光ビ−ムを記録担体
上の第2の面のトラックを横切るように移動させる第2
の移動手段と、第2の光ビ−ムが記録担体上を透過した
透過光あるいは記録担体より反射した反射光により記録
担体上の光ビ−ムとトラックとの位置関係に応じた信号
を発生する第2のトラックずれ検出手段と、前記第2の
トラックずれ検出手段の信号に応じて前記第2の移動手
段を駆動し、第2の光ビ−ムが常にトラック上を走査す
るように制御する第2のトラッキング制御手段と、前記
第1の移動手段および第2の移動手段を記録担体の径方
向に同時に移送する移送手段とを備え、前記記録担体上
の第1の面を記録再生するときは、前記第1のトラッキ
ング制御手段を動作させ、第2のトラッキング制御手段
を不動作にし、前記記録担体上の第2の面を記録再生す
るときは、前記第1のトラッキング制御手段を不動作に
し、第2のトラッキング制御手段を動作させる構成を有
している。
【0016】
【作用】本発明は上記構成により、2つの光学ヘッドを
ディスクの両側に配置し、両面同時には記録再生しな
い。ディスク片方の面の各トラックに対して記録再生を
行う際には、反対の面の光ヘッドより形成される光ビ−
ムのトラッキング制御(移送制御を含む)あるいはフォ
−カス制御をも不動作にしておく。それによって連続的
な記録再生する場合のスパイラル動作時には、記録再生
していないヘッドはトラック方向に自由に移動すること
ができるので、リニアモ−タ1個で2つのヘッドを移送
することが可能となる。そのうえ各光学ヘッドに独立し
たリニアモ−タを備えた場合に比べ、消費電力を低下で
き、リニアモ−タをはじめとする機構部品も削減され、
装置の小型化、軽量化が可能となる。さらに両面同スパ
イラルディスクを用いることで、従来の1ヘッドの装置
との互換を保持し、A面からB面へ高速に切り換えて、
連続した記録再生動作を実現できる。
ディスクの両側に配置し、両面同時には記録再生しな
い。ディスク片方の面の各トラックに対して記録再生を
行う際には、反対の面の光ヘッドより形成される光ビ−
ムのトラッキング制御(移送制御を含む)あるいはフォ
−カス制御をも不動作にしておく。それによって連続的
な記録再生する場合のスパイラル動作時には、記録再生
していないヘッドはトラック方向に自由に移動すること
ができるので、リニアモ−タ1個で2つのヘッドを移送
することが可能となる。そのうえ各光学ヘッドに独立し
たリニアモ−タを備えた場合に比べ、消費電力を低下で
き、リニアモ−タをはじめとする機構部品も削減され、
装置の小型化、軽量化が可能となる。さらに両面同スパ
イラルディスクを用いることで、従来の1ヘッドの装置
との互換を保持し、A面からB面へ高速に切り換えて、
連続した記録再生動作を実現できる。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例である光学式記録再生
装置について図面を参照しながら説明する。
装置について図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例である光学式記録
再生装置の構成を示すブロック図である。従来の光学式
記録再生装置と同様の部分には同じ番号を付し、その説
明を省略する。
再生装置の構成を示すブロック図である。従来の光学式
記録再生装置と同様の部分には同じ番号を付し、その説
明を省略する。
【0019】図1には示すように本実施例の光学式記録
再生装置は、ディスク5のAB両面について記録再生を
行うため、ディスク上下の2つの光学ヘッドにより構成
されている。
再生装置は、ディスク5のAB両面について記録再生を
行うため、ディスク上下の2つの光学ヘッドにより構成
されている。
【0020】ディスク5のA面(第1の面)を記録再生
するヘッドは、可動部2に搭載された収束レンズ4、制
御素子15、光学系部品3および、半導体レ−ザ等の光
源1、光検出器7によって構成されている。また光検出
器7からの信号はトラッキング制御回路23に入力され
ており、トラッキング制御回路23より駆動回路25を
介して制御素子15を駆動し、光ビ−ムがA面上のトラ
ックを正しく走査するようにトラッキング制御される。
するヘッドは、可動部2に搭載された収束レンズ4、制
御素子15、光学系部品3および、半導体レ−ザ等の光
源1、光検出器7によって構成されている。また光検出
器7からの信号はトラッキング制御回路23に入力され
ており、トラッキング制御回路23より駆動回路25を
介して制御素子15を駆動し、光ビ−ムがA面上のトラ
ックを正しく走査するようにトラッキング制御される。
【0021】同様にしてディスク5のB面(第2の面)
を記録再生するヘッドは、可動部9に搭載された収束レ
ンズ11、制御素子16、光学系部品10および、半導
体レ−ザ等の光源8、光検出器12によって構成されて
いる。また光検出器15からの信号はトラッキング制御
回路24に入力されており、トラッキング制御回路24
より駆動回路26を介して制御素子16を駆動し、光ビ
−ムがB面上のトラックを正しく走査するようにトラッ
キング制御される。
を記録再生するヘッドは、可動部9に搭載された収束レ
ンズ11、制御素子16、光学系部品10および、半導
体レ−ザ等の光源8、光検出器12によって構成されて
いる。また光検出器15からの信号はトラッキング制御
回路24に入力されており、トラッキング制御回路24
より駆動回路26を介して制御素子16を駆動し、光ビ
−ムがB面上のトラックを正しく走査するようにトラッ
キング制御される。
【0022】図2は図1に示す2つのトラッキング制御
回路について詳細にその構成を示したブロック図であ
る。これを用いて以下説明する。光検出器7の信号は差
動増幅器32に入力され、差動増幅器32は光ビ−ムと
トラックとの位置ずれを検出するトラックずれ信号を出
力する。トラックずれ信号はさらにトラッキング制御を
ON/OFFするスイッチ34及び制御系の位相を補償
する位相補償回路36を介して駆動回路25に入力され
ている。駆動回路25によってトラックずれ信号は電流
増幅されトラッキング制御素子15を駆動し、A面上の
光ビ−ムが常にトラック上を走査するように制御する。
回路について詳細にその構成を示したブロック図であ
る。これを用いて以下説明する。光検出器7の信号は差
動増幅器32に入力され、差動増幅器32は光ビ−ムと
トラックとの位置ずれを検出するトラックずれ信号を出
力する。トラックずれ信号はさらにトラッキング制御を
ON/OFFするスイッチ34及び制御系の位相を補償
する位相補償回路36を介して駆動回路25に入力され
ている。駆動回路25によってトラックずれ信号は電流
増幅されトラッキング制御素子15を駆動し、A面上の
光ビ−ムが常にトラック上を走査するように制御する。
【0023】同様にして光検出器12の信号は差動増幅
器33に入力され、差動増幅器32は光ビ−ムとトラッ
クとの位置ずれを検出するトラックずれ信号を出力す
る。トラックずれ信号はさらにトラッキング制御をON
/OFFするスイッチ35及び制御系の位相を補償する
位相補償回路37を介して駆動回路26に入力されてい
る。駆動回路25によってトラックずれ信号は電流増幅
されトラッキング制御素子16を駆動し、B面上の光ビ
−ムが常にトラック上を走査するように制御する。
器33に入力され、差動増幅器32は光ビ−ムとトラッ
クとの位置ずれを検出するトラックずれ信号を出力す
る。トラックずれ信号はさらにトラッキング制御をON
/OFFするスイッチ35及び制御系の位相を補償する
位相補償回路37を介して駆動回路26に入力されてい
る。駆動回路25によってトラックずれ信号は電流増幅
されトラッキング制御素子16を駆動し、B面上の光ビ
−ムが常にトラック上を走査するように制御する。
【0024】マイクロプロセッサ30からはトラッキン
グ制御回路23、24をON/OFFする2値化された
制御信号が出力されており、該信号はスイッチ34には
直接、スイッチ35にはインバ−タ38を介して入力さ
れている。よってマイクロプロセッサからの命令によ
り、トラッキング制御回路23をOFFすると同時にト
ラッキング制御回路24はONし、またトラッキング制
御回路23をOFFするとトラッキング制御回路24は
ONされる。よってA、B面何れか片方の光ビ−ムのみ
トラッキング制御が動作し、トラックに追従する。
グ制御回路23、24をON/OFFする2値化された
制御信号が出力されており、該信号はスイッチ34には
直接、スイッチ35にはインバ−タ38を介して入力さ
れている。よってマイクロプロセッサからの命令によ
り、トラッキング制御回路23をOFFすると同時にト
ラッキング制御回路24はONし、またトラッキング制
御回路23をOFFするとトラッキング制御回路24は
ONされる。よってA、B面何れか片方の光ビ−ムのみ
トラッキング制御が動作し、トラックに追従する。
【0025】光検出器12の信号は光ビ−ムが所定の収
束状態になるように制御するフォ−カス制御回路(不図
示)にも入力されるが、本発明とは直接関係ないので説
明を省略する。
束状態になるように制御するフォ−カス制御回路(不図
示)にも入力されるが、本発明とは直接関係ないので説
明を省略する。
【0026】本発明の装置で使用するディスクは、図3
のように両面ディスクでスパイラル方向がA面、B面同
方向のものである。可動部2と可動部9は、ディスク5
に対して略々対称な位置に配置されている。
のように両面ディスクでスパイラル方向がA面、B面同
方向のものである。可動部2と可動部9は、ディスク5
に対して略々対称な位置に配置されている。
【0027】さらに可動部2と可動部9は金属等の剛性
の高い材質からなるフレ−ム31によって結合され、リ
ニヤモ−タ13によってトラッキング方向に一体となっ
て動くようになっている。
の高い材質からなるフレ−ム31によって結合され、リ
ニヤモ−タ13によってトラッキング方向に一体となっ
て動くようになっている。
【0028】このような構成の装置において、所定のブ
ロックに分割された情報をA面、B面の任意のトラック
に記録する、あるいはA面、B面の任意のトラックに記
録された情報を再生する方法について説明する。
ロックに分割された情報をA面、B面の任意のトラック
に記録する、あるいはA面、B面の任意のトラックに記
録された情報を再生する方法について説明する。
【0029】一例としてA面に所定の情報を記録した
後、B面に別の情報を記録する場合について説明する。
後、B面に別の情報を記録する場合について説明する。
【0030】まずA面の光ビ−ムがトラッキング制御し
ているか否かを確認し、不動作の場合はマイクロプロセ
ッサ34からスイッチ34にON信号を出力し、A面の
光ビ−ムのトラッキング制御をONし、スチル動作を開
始する。同時にマイクロプロセッサ34からのON信号
はインバ−タ38によってOFF信号に変換され、B面
の光ビ−ムのトラッキング制御をOFFする。
ているか否かを確認し、不動作の場合はマイクロプロセ
ッサ34からスイッチ34にON信号を出力し、A面の
光ビ−ムのトラッキング制御をONし、スチル動作を開
始する。同時にマイクロプロセッサ34からのON信号
はインバ−タ38によってOFF信号に変換され、B面
の光ビ−ムのトラッキング制御をOFFする。
【0031】次にA面の光ビ−ムが位置するトラックの
アドレスを読み取り、ホストより送られてくる記録すべ
きトラックのアドレスと比較することで移動量を算出
し、目標トラックを検索する。記録すべき目標トラック
に到達したら、スチル動作を中止して記録動作を開始す
る。従来の技術で述べたようにトラッキング制御信号を
リニアモ−タにも入力することで、可動部が動いても対
物レンズが常に中心に位置するように移送制御されてい
る。
アドレスを読み取り、ホストより送られてくる記録すべ
きトラックのアドレスと比較することで移動量を算出
し、目標トラックを検索する。記録すべき目標トラック
に到達したら、スチル動作を中止して記録動作を開始す
る。従来の技術で述べたようにトラッキング制御信号を
リニアモ−タにも入力することで、可動部が動いても対
物レンズが常に中心に位置するように移送制御されてい
る。
【0032】したがってA面の光ビ−ムが記録動作に入
り、順次トラックを移動していくと、レンズ15を搭載
した可動部2は、光ビ−ムの移動方向に移動する。可動
部9は支持フレ−ム31によって可動部2と一体となっ
て動き、またこのときB面の光ビ−ムはトラッキング制
御が不動作であるため、B面の光ビ−ムはA面の光ビ−
ムの移動に自然と追随する。
り、順次トラックを移動していくと、レンズ15を搭載
した可動部2は、光ビ−ムの移動方向に移動する。可動
部9は支持フレ−ム31によって可動部2と一体となっ
て動き、またこのときB面の光ビ−ムはトラッキング制
御が不動作であるため、B面の光ビ−ムはA面の光ビ−
ムの移動に自然と追随する。
【0033】A面の所定のトラックの記録が完了した
後、B面のトラックに記録を行うためにB面の光ビ−ム
のトラッキング制御をONし、同時にA面の光ビ−ムの
トラッキング制御をOFFする。移送制御のためリニア
モータに入力されるトラッキング信号も、A面側の光学
ヘッドからB面側の光学ヘッドより得られる信号に切り
換えられる。
後、B面のトラックに記録を行うためにB面の光ビ−ム
のトラッキング制御をONし、同時にA面の光ビ−ムの
トラッキング制御をOFFする。移送制御のためリニア
モータに入力されるトラッキング信号も、A面側の光学
ヘッドからB面側の光学ヘッドより得られる信号に切り
換えられる。
【0034】その後、B面の光ビ−ムが位置するトラッ
クのアドレスを読み取り、ホストより送られてくる記録
すべきトラックのアドレスと比較することで移動量を算
出し、目標トラックを検索する。記録すべき目標トラッ
クに到達したら、スチル動作を中止して記録動作を開始
し、A面同様順次トラックを移動して記録する。
クのアドレスを読み取り、ホストより送られてくる記録
すべきトラックのアドレスと比較することで移動量を算
出し、目標トラックを検索する。記録すべき目標トラッ
クに到達したら、スチル動作を中止して記録動作を開始
し、A面同様順次トラックを移動して記録する。
【0035】以上述べたA面あるいはB面の記録動作を
適当に繰り返すことにより、所定のブロックに分割され
た情報をA面、B面の任意のトラックに記録することが
できる。
適当に繰り返すことにより、所定のブロックに分割され
た情報をA面、B面の任意のトラックに記録することが
できる。
【0036】A面に記録された情報を再生した後、B面
に記録された情報を再生する場合、あるいはA面に情報
を記録した後、B面の情報を記録する場合も、検索して
目標トラックへ到達するまでは同様の手順で実現でき
る。図4はこのような記録あるいは再生の手順を示した
フロ−チャートである。
に記録された情報を再生する場合、あるいはA面に情報
を記録した後、B面の情報を記録する場合も、検索して
目標トラックへ到達するまでは同様の手順で実現でき
る。図4はこのような記録あるいは再生の手順を示した
フロ−チャートである。
【0037】以上説明したように本実施例によれば、2
個あるいは複数個の光学ヘッドをリニアモ−タ1個で移
送するといった簡単な構成で、図2のような両面同方向
スパイラルのディスクを用いて、任意のトラックに記録
再生することができる。また片方のトラッキング制御を
不動作にすることで、光学ヘッドをディスクの径方向に
自由に移送し、記録再生することができる。しかも片方
の面を記録再生している間は、もう片方のトラッキング
制御を不動作にしておくので、消費電力を下げることが
できる。
個あるいは複数個の光学ヘッドをリニアモ−タ1個で移
送するといった簡単な構成で、図2のような両面同方向
スパイラルのディスクを用いて、任意のトラックに記録
再生することができる。また片方のトラッキング制御を
不動作にすることで、光学ヘッドをディスクの径方向に
自由に移送し、記録再生することができる。しかも片方
の面を記録再生している間は、もう片方のトラッキング
制御を不動作にしておくので、消費電力を下げることが
できる。
【0038】次に映画や音楽などのディスクの両面にわ
たる長い連続デ−タを記録あるいは再生する方法につい
て説明する。両面同方向スパイラルディスクを用いるこ
とでA面からB面への切り換え時間を短くすることがで
きる。
たる長い連続デ−タを記録あるいは再生する方法につい
て説明する。両面同方向スパイラルディスクを用いるこ
とでA面からB面への切り換え時間を短くすることがで
きる。
【0039】最初に記録再生されるA面は内周から外周
へ記録再生し、次に記録再生されるB面は外周から内周
へ記録再生する。
へ記録再生し、次に記録再生されるB面は外周から内周
へ記録再生する。
【0040】例えば再生用ディスクが挿入されると、デ
ィスクが回転し、A面を記録再生する光ビームに対して
フォ−カス制御、トラッキング制御がなされる。B面を
記録再生する光ビ−ムはフォ−カス制御のみがなされ
る。その後、映像あるいは音楽情報の入った最内周付近
にある先頭トラックを検索し、その先頭トラックより順
次再生を行う。連続再生動作によって光ビ−ムは内周か
ら外周へと移動いき、それに応じて可動部2も内周から
外周の方向へ移動する。
ィスクが回転し、A面を記録再生する光ビームに対して
フォ−カス制御、トラッキング制御がなされる。B面を
記録再生する光ビ−ムはフォ−カス制御のみがなされ
る。その後、映像あるいは音楽情報の入った最内周付近
にある先頭トラックを検索し、その先頭トラックより順
次再生を行う。連続再生動作によって光ビ−ムは内周か
ら外周へと移動いき、それに応じて可動部2も内周から
外周の方向へ移動する。
【0041】A面の最外周付近にある最後のトラックま
での再生が終了すると、マイクロプロセッサはスイッチ
34、35を介して、A面の光ビ−ムのトラッキング制
御がOFFし、反対のB面の光ビ−ムのトラッキング制
御をONする。引続きB面の最外周付近にある先頭トラ
ックを検索し、該トラックより最終トラックに到達する
まで再生をおこなっていく。
での再生が終了すると、マイクロプロセッサはスイッチ
34、35を介して、A面の光ビ−ムのトラッキング制
御がOFFし、反対のB面の光ビ−ムのトラッキング制
御をONする。引続きB面の最外周付近にある先頭トラ
ックを検索し、該トラックより最終トラックに到達する
まで再生をおこなっていく。
【0042】同方向スパイラルディスクのため、トラッ
キング制御がかかると、ディスク上のトラックのスパイ
ラル方向に沿って、A面の光ビ−ムは内周から外周へ、
B面の光ビ−ムは外周から内周に移動する。よってA面
の内周から外周へ連続再生した後、B面の最内周トラッ
クを再度検索する、あるいはモ−タ6の回転方向を反転
しなくても、B面の光ビ−ムにトラッキング制御かけ、
数本〜数十本の検索動作で、A面からB面への再生切り
換え動作を実現できる。
キング制御がかかると、ディスク上のトラックのスパイ
ラル方向に沿って、A面の光ビ−ムは内周から外周へ、
B面の光ビ−ムは外周から内周に移動する。よってA面
の内周から外周へ連続再生した後、B面の最内周トラッ
クを再度検索する、あるいはモ−タ6の回転方向を反転
しなくても、B面の光ビ−ムにトラッキング制御かけ、
数本〜数十本の検索動作で、A面からB面への再生切り
換え動作を実現できる。
【0043】またディスク上に情報を記録する場合も再
生と同様の手順で、A面からB面への切り換えが行わ
れ、A面からB面へ渡っての記録がスム−ズに行われ
る。
生と同様の手順で、A面からB面への切り換えが行わ
れ、A面からB面へ渡っての記録がスム−ズに行われ
る。
【0044】以上説明したように本実施例によれば、映
画や音楽などのディスクの両面にわたる長いデ−タを記
録あるいは再生する場合に、非常に簡単な構成でA面か
らB面の切り換えを高速に実行することが可能となる。
画や音楽などのディスクの両面にわたる長いデ−タを記
録あるいは再生する場合に、非常に簡単な構成でA面か
らB面の切り換えを高速に実行することが可能となる。
【0045】本実施例においては、記録再生の場合につ
いて述べたが、ディスクフォ−マット動作のような消去
動作においても、記録動作と同様に本発明を適用するこ
とができる。
いて述べたが、ディスクフォ−マット動作のような消去
動作においても、記録動作と同様に本発明を適用するこ
とができる。
【0046】また本実施例において、記録再生を行わな
い光ビ−ムのトラッキング制御に加えてフォ−カス制御
をも不動作にしておけば、消費電力をさらに低下すると
いう点でさらに効果がある。
い光ビ−ムのトラッキング制御に加えてフォ−カス制御
をも不動作にしておけば、消費電力をさらに低下すると
いう点でさらに効果がある。
【0047】さらに本実施例では、半導体レ−ザ1、光
検出器7も可動部2上に、半導体レ−ザ8、光検出器1
2も可動部9上に搭載した装置について説明したが、本
発明は、半導体レ−ザ1、光検出器7、光学系部品3の
一部および半導体レ−ザ8、光検出器12、光学系部品
10の一部が可動部ではなく、固定側に搭載された分離
光学系の装置に対しても適応することができる。
検出器7も可動部2上に、半導体レ−ザ8、光検出器1
2も可動部9上に搭載した装置について説明したが、本
発明は、半導体レ−ザ1、光検出器7、光学系部品3の
一部および半導体レ−ザ8、光検出器12、光学系部品
10の一部が可動部ではなく、固定側に搭載された分離
光学系の装置に対しても適応することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
個のリニアモ−タで両面記録再生可能な装置を構成する
ことができ、装置の大きさ、重量、消費電力を削減が可
能である。よって例えばノ−ト型パ−ソナルコンピュ−
タのような仕様条件の限定されたものにでも搭載するこ
とができ、利用範囲の広い装置を提供することができ
る。
個のリニアモ−タで両面記録再生可能な装置を構成する
ことができ、装置の大きさ、重量、消費電力を削減が可
能である。よって例えばノ−ト型パ−ソナルコンピュ−
タのような仕様条件の限定されたものにでも搭載するこ
とができ、利用範囲の広い装置を提供することができ
る。
【0049】またA面からB面へ渡って連続的に記録再
生を行う場合には、簡単な構成で切り換え速度を向上す
ることができ、さらに従来の装置との互換性を確保した
高性能かつ安価な装置を提供することができる。
生を行う場合には、簡単な構成で切り換え速度を向上す
ることができ、さらに従来の装置との互換性を確保した
高性能かつ安価な装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を説明するための光学式記録
再生装置の構成を示すブロック図
再生装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施例におけるトラッキング制御回路のブロ
ック図
ック図
【図3】同実施例において使用するディスクの平面図
【図4】本発明の光学式記録再生装置における両面記録
再生の手順を示すフロ−チャ−ト
再生の手順を示すフロ−チャ−ト
【図5】従来の光学式記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図
ク図
【図6】従来の光学式記録再生装置においてディスクの
両面記録再生ための移送の様子を示す模式図
両面記録再生ための移送の様子を示す模式図
【図7】従来の別の光学式記録再生装置の構成を示すブ
ロック図
ロック図
【符号の説明】 1 半導体レ−ザ 2 可動部 3 光学系部品 4 収束レンズ 5 ディスク 6 モ−タ 7 光検出器 8 半導体レ−ザ 9 可動部 10 光学系部品 11 収束レンズ 12 光検出器 13 リニアモ−タ 14 リニアモ−タ 15 制御素子 16 制御素子 20 移送機構 21 光ビ−ム 22 トラック 23 トラッキング制御回路 24 トラッキング制御回路 25 駆動回路 26 駆動回路 30 マイクロプロセッサ 31 支持フレ−ム 32 差動増幅器 33 差動増幅器 34 スイッチ 35 スイッチ 36 位相補償回路 37 位相補償回路 38 インバ−タ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝野 正行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】回転している円盤状の記録担体の第1の面
に向けて、第1の光ビ−ムを収束する第1の収束手段
と、前記第1の収束手段により収束された前記第1の光
ビ−ムを前記記録担体上の前記第1の面のトラックを横
切るように移動させる第1の移動手段と、前記第1の光
ビ−ムが前記記録担体上を透過した透過光あるいは前記
記録担体より反射した反射光により前記記録担体上の光
ビ−ムとトラックとの位置関係に応じた信号を発生する
第1のトラックずれ検出手段と、前記第1のトラックず
れ検出手段の信号に応じて前記第1の移動手段を駆動
し、前記第1の光ビ−ムが常にトラック上を走査するよ
うに制御する第1のトラッキング制御手段と、前記記録
担体の第2の面に向けて、第2の光ビ−ムを収束する第
2の収束手段と、前記第2の収束手段により収束された
光ビ−ムを前記記録担体上の前記第2の面のトラックを
横切るように移動させる第2の移動手段と、前記第2の
光ビ−ムが前記記録担体上を透過した透過光あるいは前
記記録担体より反射した反射光により前記記録担体上の
光ビ−ムとトラックとの位置関係に応じた信号を発生す
る第2のトラックずれ検出手段と、前記第2のトラック
ずれ検出手段の信号に応じて前記第2の移動手段を駆動
し、前記第2の光ビ−ムが常にトラック上を走査するよ
うに制御する第2のトラッキング制御手段と、前記第1
の移動手段および前記第2の移動手段を記録担体の径方
向に同時に移送する移送手段とを備え、前記記録担体上
の前記第1の面を記録再生するときは、前記第1のトラ
ッキング制御手段を動作させ、前記第2のトラッキング
制御手段を不動作にし、前記記録担体上の前記第2の面
を記録再生するときは、前記第1のトラッキング制御手
段を不動作にし、前記第2のトラッキング制御手段を動
作させることをすることを特徴とする光学式記録再生装
置。 - 【請求項2】第1の面上のトラックと、第2の面上のト
ラックのスパイラル(螺旋)方向が同方向の記録担体を
使用することを特徴とする請求項1記載の光学式記録再
生装置 - 【請求項3】第1の収束手段および第1の移動手段と第
2の収束手段および第2の移動手段は、記録担体を中心
に略対称な位置に配置するように構成することを特徴と
する請求項1記載の光学式記録再生装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22561092A JPH0676309A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 光学式記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22561092A JPH0676309A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 光学式記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0676309A true JPH0676309A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16832024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22561092A Pending JPH0676309A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 光学式記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0676309A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1297962C (zh) * | 2002-12-16 | 2007-01-31 | 三星电子株式会社 | 拾取器检验装置 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP22561092A patent/JPH0676309A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1297962C (zh) * | 2002-12-16 | 2007-01-31 | 三星电子株式会社 | 拾取器检验装置 |
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