JPH0676298U - フォークリフトの荷役制御装置 - Google Patents

フォークリフトの荷役制御装置

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JPH0676298U
JPH0676298U JP2346393U JP2346393U JPH0676298U JP H0676298 U JPH0676298 U JP H0676298U JP 2346393 U JP2346393 U JP 2346393U JP 2346393 U JP2346393 U JP 2346393U JP H0676298 U JPH0676298 U JP H0676298U
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forklift
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耕治 織田
隆 福田
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日本輸送機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フェイスと車体との同期操作が完了したこと
を検知して、フォークリフトの走行を停止させ得ること
が可能なフォークリフトの荷役制御装置を提供するこ
と。 【構成】 フォークリフトの車体1前部に、プラテン8
に沿って繰り入れ、繰り出し自在なフェイス9と、該フ
ェイス9の下部にシートグリッパ11とを具えたプッシ
ュプルアタッチメント2を装着した装置であって、前記
フェイス9の繰り出し及び繰り入れ夫々の動作の完了を
検知しうる検知手段14を有し、該検知手段14の出力
信号によりフォークリフトの走行を停止させる走行停止
手段を具えているため、同期操作終了後、壁面等に衝突
することを防止でき、又壁面と荷との間のスペースを大
きくとる必要もなく、床面積を有効に使用できる効果が
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プッシュプル装置を具えたフォークリフトの荷役制御装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4に例示する如く、プッシュプル装置Aを装着したフォークリフトに おいて、自動でフェイス9の繰り入れ、繰り出しと、車体1の移動量とを同期制 御し、作業性を向上しうる自動荷役制御装置が知られている。
【0003】 かかる自動荷役制御装置は、運転席近傍に設けられた同期スイッチ16が投入 されている場合に、オペレータがアクセル15を操作して車体1を前進走行させ ると、荷Wを載置したシートパレット12の端部を、フェイス9の下部に設けら れたシートグリッパ11及びジョウ27にてクランプし、フェイス9を車体1と の移動量の偏差に基づいて、車体1の移動量と同期し得るよう繰り入れ制御する ものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の構成では、フェイス9の繰り入れ動作が完了した にも拘らず、アクセル16の操作が行われていると車体1が前進走行し続けるた め、前方の壁等に衝突してしまう虞がある。これを回避するべく荷と壁面との間 のスペースを広くとることも考えられるが、これでは、床面積を有効に使用する ことができない。
【0005】 本考案は、かかる実状に鑑み案出されたもので、その目的は、フェイスと車体 との同期操作が完了したことを検知して、フォークリフトの走行を停止させ得る ことが可能なフォークリフトの荷役制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、フォークリフトの車体前部に、プラテンに沿って繰り入れ、繰り出 し自在なフェイスと、該フェイスの下部にシートパレットをクランプしうるシー トグリッパとを具えたプッシュプルアタッチメントを装着したフォークリフトの 荷役制御装置であって、前記フェイスの繰り出し及び繰り入れ夫々の動作の完了 を検知しうる検知手段を有し、該検知手段の出力信号によりフォークリフトの走 行を停止させる走行停止手段を具えてなるフォークリフトの荷役制御装置である 。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例について以下、図面に基づき説明する。図1は、本考案の全 体側面図であり、フォークリフトの車体1には、その前部に立設されたマスト装 置3と、該マスト装置3にはリフトシリンダにより昇降動可能に昇降枠4が装着 されている。
【0008】 又、前記昇降枠4の前面には、プッシュプル装置2が装着されており、このプ ッシュプル装置2は、フレーム7と、このフレーム7の下部から前方に延出形成 されたプラテン8と、このプラテン8に沿って、繰り入れ繰り出し可能にパンタ グラフ状のリンク機構6を介して取着されたフェイス9と、このフェイス9の下 部に設けられたシートグリッパ11とから構成される。
【0009】 前記リンク機構6には、油圧シリンダ5のピストンロッドが枢着され、リンク 機構6の進退を行い得る。さらに、シートグリッパ11は、油圧シリンダ10の ピストンロッドの伸縮により作動し、シートグリッパ11と、断面略「コ」状を なすジョウ27とでシートパレット12の一端をクランプ可能な如く設けられる 。
【0010】 フェイス9には、ワイヤ13の一端が固着され、該ワイヤ13の他端はフレー ム7に装着されたリール式のフェイス移動量検知部14に固着される。該フェイ ス移動量検知部14は、フェイス9の車体1に対する絶対位置を検出でき、これ により、フェイス9の位置がゼロであれば、フェイス9の繰り入れ動作の完了を 、又フェイス9の位置が既知の最大値であれば、同繰り出し動作の完了を夫々検 知し得る。
【0011】 さらに又、シートグリッパ11には、図示しないクランプ検知部が設けられて おり、該クランプ検知部は、近接センサ等からなり、ジョウ27に装着され、シ ートグリッパ11がジョウ27に接触したことを検知し得る。
【0012】 尚、フォークリフトの車体1には、走行指令を出力するアクセル15と、プッ シュプルの同期指令を出力する同期スイッチ16が運転席近傍に、又、走行輪の 駆動軸等には車体の移動量を検知する車体移動量検知部18が設けられている。
【0013】 次に、本考案の電気的ブロック図を図2に基づき説明する。制御部22には車 体の走行指令を出力するアクセル15、プッシュプルの同期指令を出力する同期 スイッチ16、及びフェイス移動量検知部14の検知信号が入力される。
【0014】 又、フェイス9の移動量を検知しうるフェイス移動量検知部14の検知信号は 、比較器20にも入力される。比較器20では、フェイス移動量検知部14の検 知信号と、車体の移動量を検知しうる車体移動量検知部18との移動量信号とを 夫々比較し、その偏差信号を制御部22へ出力する。
【0015】 制御部22は、これらの入力信号に基づき、予め記憶部21に記憶されている 手順に従って走行用電動機スイッチング部23、油圧用電動機スイッチング部2 5に所定のチョッパ導通率を出力し、これにより、走行用電動機24、油圧用電 動機26が駆動制御される。
【0016】
【作用】
以上のように構成された、本考案の作用について図3に基づき説明する。先ず 、オペレータにより、同期スイッチ16が投入され(ステップ1でY)、アクセ ル操作がなされているか否かを判断する(ステップ2)。
【0017】 これらの条件を全て満足すると、現在のフェイス9の位置及び車体の移動量を それぞれ入力し(ステップ3、4)、同期方向を検出する(ステップ5)。これ は、フェイス9が繰り入れ動作、若しくは繰り出し動作のいずれであるかを検出 するのであるが、フェイス9の移動方向は、フォークリフトの車体の走行方向と 逆であるため、車体の走行方向を検知すれば良い。
【0018】 ここで、カウンターバランスタイプのフォークリフトであれば方向スイッチ( 図示せず)により、又リーチタイプであれば、直接アクセルレバーから検出し得 る。
【0019】 ここで、アクセル操作が車体を後進させようとしている場合は、フェイス9は 繰り出し動作となり(ステップ6でY)、同前進の場合には繰り入れ動作となる (ステップ6でN)。
【0020】 次に、フェイス9の繰り入れ、繰り出しの各動作が完了したか否かを判断し( ステップ7、10)、未だ完了していなければ、夫々繰り出し、繰り入れの同期 制御が行われる(ステップ8、11)。尚、フェイス9の繰り入れ、繰り出し動 作の完了は、前述の如くフェイス移動量検知部14の位置信号により判断するこ とができる。
【0021】 又、繰り入れ、繰り出し動作が完了していれば(ステップ7、同10でY)、 走行を停止させるための走行ロック処理が行われる(ステップ9)。走行ロック 処理としては、プラギング制動、回生制動等の電気的制動のほか、走行車輪に設 けた電磁ブレーキ(図示せず)等による機械的制動のように周知制動手段が挙げ られる。
【0022】 従って、フェイスの繰り出し、繰り入れ動作が完了した後は、アクセル操作が なされていても、走行ロック処理により、走行を停止するよう制御される。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、フェイスと車体との同期操作が完了したことを検知して、フ ォークリフトの走行を停止させ得ることができるから、同期操作終了後にフォー クリフトが前方の壁面等に衝突することを防止しうる。又、壁面と荷との間のス ペースを大きくとる必要もなく、床面積を有効に使用できる。
【0024】 さらに又、例えばフェイス位置がゼロ(最大)のとき、運転者が誤ってアクセ ルを前進操作(後進操作)してフェイスの繰り入れ動作(繰り出し動作)しよう としても、走行ロック処理により走行が停止され、人為的な誤動作をも防止し得 る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体側面図である。
【図2】本考案の実施例の電気的ブロック図である。
【図3】本考案の実施例のフローチャートである。
【図4】従来のプッシュプル装置の全体側面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 プッシュプル装置 9 フェイス 12 シートパレット 14 フェイス移動量検知部 15 アクセル 16 同期スイッチ 18 車体移動量検知部 20 比較器 22 制御部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークリフトの車体前部に、プラテン
    に沿って繰り入れ、繰り出し自在なフェイスと、該フェ
    イスの下部にシートパレットをクランプしうるシートグ
    リッパとを具えたプッシュプルアタッチメントを装着し
    たフォークリフトの荷役制御装置であって、前記フェイ
    スの繰り出し及び繰り入れ夫々の動作の完了を検知しう
    る検知手段を有し、該検知手段の出力信号によりフォー
    クリフトの走行を停止させる走行停止手段を具えてなる
    フォークリフトの荷役制御装置。
JP1993023463U 1993-04-07 1993-04-07 フォークリフトの荷役制御装置 Expired - Lifetime JP2578393Y2 (ja)

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JPH0676298U true JPH0676298U (ja) 1994-10-28
JP2578393Y2 JP2578393Y2 (ja) 1998-08-13

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