JPH0676086A - 1チップマイクロコンピュータ - Google Patents

1チップマイクロコンピュータ

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JPH0676086A
JPH0676086A JP5021654A JP2165493A JPH0676086A JP H0676086 A JPH0676086 A JP H0676086A JP 5021654 A JP5021654 A JP 5021654A JP 2165493 A JP2165493 A JP 2165493A JP H0676086 A JPH0676086 A JP H0676086A
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bus
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清 福嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周辺機能ユニットの動作を制御する特殊機能
レジスタを固定メモリとすることで、ユーザのプログラ
ムにて行なっている特殊機能レジスタのイニシャライズ
ルーチンを減少させ、以てユーザのプログラム領域を拡
大すると共に、電源投入後のユーザプログラムの実動作
の実行を早める。 【構成】 SFRレジスタ105に制御データを書き込
むためのバス113、リード・ライト・バッファ10
3、バス111、SFRバス110、バス109、CP
U101に加えて、周辺機能ユニット108の動作を制
御するための制御データを予め格納するEPROM10
6を設け、SFRレジスタ105の出力バス115とE
PROM106の出力バス116のデータを、セレクタ
107がEPROMの出力であるセレクト信号121で
切り換えて周辺機能ユニット108に供給し、周辺機能
ユニット108の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1チップマイクロコンピ
ュータに関し、特に、複数の動作を実行することができ
る周辺機能ユニットを搭載する1チップマイクロコンピ
ュータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の1チップマイクロコンピュータが
内蔵する複数の周辺機能ユニットは、単一機能のものよ
り、複数のより多機能のものを搭載するようになってき
た。これは、マイクロコンピュータに汎用性をもたせる
と共に、1チップマイクロコンピュータが持つ端子をよ
り有効に活用するためである。従って、ユーザは、周辺
機能ユニットが実行し得る複数の周辺機能のどの機能を
使用するかを、予めプログラムに記述して選択する必要
がある。以下に、従来の1チップマイクロコンピュータ
で、周辺機能ユニットを動作させ、目的とする周辺機能
を実行する方法について、図6を用いて説明する。
【0003】尚、本従来例では、説明に必要な機能のみ
を示し、説明に直接関係のない機能については省略す
る。
【0004】図6の1チップマイクロコンピュータは、
CPU101と、アドレスデコーダ102と、リード・
ライト・バッファ103と、特殊機能レジスタ(以下、
SFRレジスタと言う)105と、周辺機能ユニット1
08と、特殊機能バス(以下、SFRバスと言う)11
0と、CPU101の出力とSFRバス110とを接続
するバス109と、リード・ライト・バッファ103と
SFRバス110とを接続するバス111と、SFRレ
ジスタ105とリード・ライト・バッファ103とを接
続するバス113と、SFRレジスタ105の出力と周
辺機能ユニット108とを接続するバス115と、アド
レスデコーダ102の出力信号でリード・ライト・バッ
ファ103に入力する信号118と、リード・ライト・
バッファ103に入力する二つの信号(以下、SFRW
R,SFRRDと言う)119,120とを含んで構成
されている。
【0005】次に、周辺機能ユニット108を動作させ
る方法について説明する。CPU101より出力する周
辺機能選択アドレスは、バス109及びSFRバス11
0を介してアドレスデコーダ102に入力する。周辺機
能ユニット108が選択される時は、アドレスデコーダ
102の出力信号118は“H”となり、リード・ライ
ト・バッファ103に入力する。
【0006】次に、周辺機能制御データが、CPU10
1よりバス109に出力され、更にSFRバス110及
びバス111を介して、リード・ライト・バッファ10
3に入力する。次に、SFRRD信号120が“H”に
なると、リード・ライト・バッファ103はバス111
上のデータを取り込み、そのデータをバス113に対し
て出力する。SFRレジスタ105は、バス113上の
データを取り込み且つ保持し、そのデータを周辺機能ユ
ニット108に対して、バス115を介して出力する。
【0007】周辺機能ユニット108は、バス115を
介して入力したデータに基づいて所定の動作を開始す
る。また、前記以外の周辺機能ユニット108の機能を
使用するときは、前記と同様な動作でSFRレジスタ1
05にデータを書き込んで行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の1チップマ
イクロコンピュータには、以下に示す(1),(2)の
大きな問題がある。
【0009】(1)ユーザが本1チップマイクロコンピ
ュータをキットに組み込んで使用する場合、周辺機能ユ
ニットが持つ全ての機能を使用することは少なく、従っ
てユーザは、周辺機能ユニットの動作について、ある必
要とする機能動作を、SFRレジスタ105に格納する
制御データで選択して使用することになる。つまり、ユ
ーザは、1チップマイクロコンピュータを動作させるプ
ログラムで、このSFRレジスタ105に特定の制御デ
ータをMOV命令等で書き込むことになる(以下、SF
Rレジスタ105のイニシャライズと言う)。最近は周
辺機能ユニットを複数設け、かつ個々の周辺機能ユニッ
トそのものにも複数の動作を行わせるため、このSFR
レジスタ105が増加している。従って、限られたプロ
グラム領域の先頭にこのSFRレジスタ105のイニシ
ャライズのための大きな領域を必要とするので、ユーザ
が使用できる所定の動作のための有効プログラム領域が
少なくなる。
【0010】(2)本1チップマイクロコンピュータを
使用する場合、電源投入若しくはリセット信号が入力し
た後、ユーザのプログラムが実行されるが、実際に所定
の動作(実動作)を行うプログラムの実行が開始するの
は、上記SFRレジスタ105のイニシャライズが終了
した後である。従って、電源投入から1チップマイクロ
コンピュータが実動作を開始するまでの反応が遅くな
る。
【0011】本発明の目的は、前記問題点を解決し、ユ
ーザが使用できる実動作のためのプログラム領域を多く
し、また、実動作を開始するまでの反応を速くした1チ
ップマイクロコンピュータを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、中央処
理装置と、前記中央処理装置に対してデータの入出力を
行う入出力バスと、少なくとも一つ以上の周辺機能制御
手段と、少なくとも一つ以上の周辺機能ユニットとを有
し、該周辺機能ユニットが前記データに基づき所定の周
辺機能動作を実行する1チップマイクロコンピュータに
おいて、前記周辺機能制御手段が、前記入出力バスを介
して前記中央処理装置から送られてくるデータをデコー
ドするデコーダと、前記デコーダの出力信号と第1及び
第2の信号とを入力とし前記デコーダの出力信号と前記
第1及び第2の信号とに従って前記入出力バスのデータ
を取り込み出力する双方向バッファと、前記双方向バッ
ファの出力データを取り込み保持する第1の記憶手段
と、前記周辺機能ユニットが所定の周辺機能動作を実行
するのに必要な所定のデータが特定の領域に予め格納さ
れた第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段の出力と前
記第2の記憶手段の出力とを入力とし前記第2の記憶手
段の特定の領域に格納されたデータに基づき前記第1の
記憶手段の出力と前記第2の記憶手段の出力との何れか
一方を選択的に前記周辺機能ユニットに入力するセレク
タとを具備することをことを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図
1,図2,図3,図4を用いて説明する。
【0014】本実施例では、周辺機能制御手段を1つ持
つ1チップマイクロコンピュータについて示し、直接関
係のないものについては、説明を省略した。
【0015】図1の1チップマイクロコンピュータは、
CPU101と、アドレスデコーダ102と、リード・
ライト・バッファ103と、ライト・バッファ104
と、SFRレジスタ105と、紫外線消去可能なリード
・オンリー・メモリー(以下、EPROMと言う)10
6と、セレクタ107と、周辺機能ユニット108と、
SFRバス110と、CPU101とSFRバス110
とを接続する入出力バス109と、リード・ライト・バ
ッファ103とSFRバス110とを接続するバス11
1と、ライト・バッファ104の出力とSFRバス11
0とを接続するバス112と、リード・ライト・バッフ
ァ103とSFRレジスタ105とを接続するバス11
3と、EPROM106の出力とライト・バッファ10
4の入力とを接続するバス114と、SFRレジスタ1
05の出力とセレクタ107の入力とを接続するバス1
15と、EPROM106の出力とセレクタ107の入
力とを接続するバス116と、セレクタ107の出力と
周辺機能ユニット108の入力とを接続するバス117
と、アドレスデコーダの出力でリード・ライト・バッフ
ァ103とライト・バッファ104に入力する信号11
8と、リード・ライト・バッファ103とライト・バッ
ファ104に入力するSFRWR信号119と、リード
・ライト・バッファ103に入力するSFRRD信号1
20と、EPROM106の出力でセレクタ107に入
力する選択信号(以下、セレクト信号と言う)121と
を含んで構成される。
【0016】尚、SFRWR信号119とSFRRD信
号120は、同時に“H”になることはない。
【0017】次に、図2を用いて、図1の1チップマイ
クロコンピュータ内にあるリード・ライト・バッファ1
03の一回路例について説明する。
【0018】図2のリード・ライト・バッファ103
は、SFRWR信号119とアドレスデコーダ102か
らの信号118とを入力とする2入力ANDゲート20
1と、SFRRD信号120とアドレスデコーダ102
からの信号118とを入力とする2入力ANDゲート2
02と、2入力ANDゲート201の出力信号205を
制御信号とし信号208を入力とするクロックドバッフ
ァ203と、2入力ANDゲート202の出力信号20
6を制御信号とし信号207を入力とするクロックドバ
ッファ204とで構成される。
【0019】このリード・ライト・バッファ103は双
方向バッファであり、例えばSFRレジスタ105のデ
ータをSFRバス110に出力するときは、信号118
とSFRWR信号119が共に“H”になって、2入力
ANDゲート201の出力信号205が“H”になる。
クロックドバッファ203は、ゲート端子に加えられる
制御信号205が“H”であるから、信号208のレベ
ルをそのまま出力し、信号208と信号207は同一レ
ベルになる。
【0020】尚、信号207は、図1のバス111の内
の1本であり、また信号208は図1のバス113の内
の1本である。
【0021】クロックドバッファ203と204で構成
する双方向バッファ機能は、バスのビット幅だけ設けら
れている。
【0022】次に、図3を用いて、図1の1チップマイ
クロコンピュータ内にあるライト・バッファ104の一
回路例について説明する。
【0023】図3のライト・バッファ104は、SFR
WR信号119とアドレスデコーダ102からの信号1
18とを入力とする2入力ANDゲート301と、この
2入力ANDゲート301の出力信号303を制御信号
とし、信号305を入力とするクロックドバッファ30
2と、このクロックドバッファ302の出力信号304
とで構成される。このライト・バッファ104は、前記
のリード・ライト・バッファ103と同様に、SFRW
R信号119と信号118とが共に“H”のとき、信号
305のレベルと信号304のレベルが同じになる。
尚、信号304は、図1のバス112内の1本であり、
また信号305は図1のバス114の内の1本である。
クロックドバッファ302で構成するバッファ機能はバ
スのビット幅だけ設けられている。
【0024】次に、図4を用いて、図1の1チップマイ
クロコンピュータ内にあるセレクタ107の一回路例に
ついて説明する。
【0025】図4のセレクタ回路は、EPROM106
からのセレクト信号121を入力とするインバータ40
1と、このインバータ401の出力信号403と、この
信号403と信号404とを入力とする2入力ANDゲ
ート420a,セレクト信号121と信号405とを入
力とする2入力ANDゲート420b,それらの出力を
入力とする2入力ORゲート420cで構成する2AN
D2AND2ORゲート402と、この2AND2AN
D2ORゲート402の出力信号406とで構成する。
【0026】今、セレクト信号121が“H”の時は、
信号405のレベルがそのまま2AND2AND2OR
ゲート402の出力信号406のレベルになる。これと
は反対に、セレクト信号121が“L”の時は、信号4
04のレベルがそのまま2AND2AND2ORゲート
402の出力信号406のレベルになる。つまり、セレ
クト信号121が“H”の場合EPROM106からの
信号405が選択され、他方、セレクト信号121が
“L”の場合SFRレジスタ105からの信号404が
選択される。
【0027】尚、信号404は、図1のSFRレジスタ
105の出力バス115の内の1本、信号405は図1
のEPROM106の出力バス116の内の1本、信号
406はセレクタ107の出力バス117の内の1本で
ある。また、2AND2AND2ORゲート402で構
成したセレクト機能は、バスのビット幅だけ設けてい
る。
【0028】次に、図1を用いて本発明の1チップマイ
クロコンピュータの動作について説明する。まず、予め
EPROM106に所定の制御データを書き込んである
場合について考える。
【0029】EPROM106に所定の制御データが予
め書き込まれて、セレクト信号121が“H”になって
いる時は、セレクタ107は、図4の説明で述べたよう
に、EPROM106の出力バス116上のデータを選
択してバス117に出力する。従って、予めEPROM
106に書き込んだ制御データが、バス116、セレク
タ107、バス117を介して、周辺機能ユニット10
8に入力する。周辺機能ユニット108は、入力した制
御データに基づいて所定の動作を行う。
【0030】次に、EPROM106にデータを書き込
んでいない場合について説明する。EPROM106に
データを予め書き込まずセレクト信号121が“L”の
時は、セレクタ107は、図4の説明で述べたように、
SFRレジスタ105の出力バス115上のデータを選
択してバス117に出力する。周辺機能108は入力す
る制御データに基づいて所定の動作を実行する。ここ
で、SFRレジスタ105に所定の制御データを書き込
む(イニシャライズする)のは、従来例と同様であるた
め、説明を省略する。
【0031】図1において、EPROM106の出力バ
ス114と、ライト・バッファ104及びライト・バッ
ファ104の出力バス112は、EPROM106に書
き込まれた制御データを外部より確認するために付加し
た回路であり、図3の説明で述べたように、アドレスデ
コーダ102の出力信号118とSFRWR信号119
とが共に“H”の時、EPROM106に書き込まれた
制御データをSFRバス110に出力する。
【0032】次に、本発明の第2の実施例について、図
5を用いて説明する。図5の1チップマイクロコンピュ
ータは、図1で説明した第1の実施例のEPROM10
6をリード・オンリー・メモリ(以下、ROMと言う)
501で置き換えたものであり、基本的な動作は、図1
と同様であるので説明を省略する。
【0033】尚、本1チップマイクロコンピュータを使
用するときは、マイクロコンピュータを作成する段階
で、予め所定の制御データをROM501に格納してお
けば良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の1チップ
マイクロコンピュータは、内蔵する周辺機能ユニットで
実行する動作が決定している場合には、予め所定の制御
データをEPROMやROM等の内蔵記憶装置に格納
し、この制御データに基づいて周辺機能ユニットの制御
を行うことができ、例えば周辺機能の1例として幾つも
の機能を有する多機能ポートについて考えると、ユーザ
が使用する機能は、本1チップマイクロコンピュータを
使用してそのある装置を設計した時に決定しているの
で、予めどの機能を選択するかについての制御データを
前述の内蔵記憶装置に格納することになり、従ってプロ
グラムで周辺機能ユニットを制御するSFRレジスタへ
の制御データ書き込み(イニシャライズ)を行う必要が
無く、その分プログラム領域を実動作のために有効に使
用することができるという効果がある。
【0035】また、本発明は、特にプログラムの最初に
記述するSFRレジスタのイニシャライズが短くできる
ので、電源投入やRESET信号入力等から1チップマ
イクロコンピュータが実動作を開始するまでの反応が早
くなるという効果もある。
【0036】尚、本発明の1チップマイクロコンピュー
タでは、特にプログラムの途中でSFRレジスタを書き
換えて周辺機能ユニットの動作を変更する場合は、予
め、セレクト信号を“L”にもし得るように設定してお
けば、従来例と同様の動作を行うことができる。
【0037】本実施例では、周辺機能ユニットの制御デ
ータを格納する手段として、EPROMやROMを用い
たが、不揮発性の記憶手段であって予めデータを格納で
きるものであれば何でも構わない。また、リード・ライ
ト・バッファ,ライト・バッファ,セレクタ等は所定の
動作を行うものであれば、それぞれ例示したものに限ら
れない。本実施例では周辺機能ユニットを1つ持つマイ
クロコンピュータについて説明したが、周辺機能ユニッ
トは幾つあってもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の1チップマイクロコン
ピュータを示すブロック図である。
【図2】図1の1チップマイクロコンピュータ内にある
リード・ライト・バッファの1例の回路図である。
【図3】図1の1チップマイクロコンピュータ内にある
ライト・バッファの1例の回路図である。
【図4】図1の1チップマイクロコンピュータ内にある
セレクタの1例の回路図である。
【図5】本発明の第2の実施例の1チップマイクロコン
ピュータを示すブロック図である。
【図6】従来の1チップマイクロコンピュータのブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101 中央処理装置(CPU) 102 アドレスデコーダ 103 リード・ライト・バッファ 104 ライト・バッファ 105 特殊機能レジスタ(SFRレジスタ) 106 EPROM 107 セレクタ 108 周辺機能 109 CPU101とSFRバス110とを接続す
るバス 110 SFRバス 111 リード・ライト・バッファとSFRバスとを
接続するバス 112 ライト・バッファの出力バス 113 リード・ライト・バッファとSFRレジスタ
とを接続するバス 114 EPROMの出力バスでライト・バッファに
入力するバス 115 SFRレジスタの出力バス 116 EPROMの出力バスでセレクタに入力する
バス 117 セレクタの出力バス 118 アドレスデコーダの出力信号 119 SFRWR信号 120 SFRRD信号 121 セレクト信号 201,202,301 2入力ANDゲート 203,204,302 クロックドバッファ 205,206,303 2入力ANDゲートの出力
信号 207,208,304,305 バスの内の1本 401 インバータ 402 2AND2AND2ORゲート 403 インバータの出力信号 404,405,406 バスの内の1本 501 リード・オンリー・メモリ(ROM)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と、前記中央処理装置に対
    してデータの入出力を行う入出力バスと、少なくとも一
    つ以上の周辺機能制御手段と、少なくとも一つ以上の周
    辺機能ユニットとを有し、該周辺機能ユニットが前記デ
    ータに基づき所定の周辺機能動作を実行する1チップマ
    イクロコンピュータにおいて、前記周辺機能制御手段
    は、 前記入出力バスを介して前記中央処理装置から送られて
    くるデータをデコードするデコーダと、 前記デコーダの出力信号と第1及び第2の信号とを入力
    とし、前記デコーダの出力信号と前記第1及び第2の信
    号とに従って、前記入出力バスのデータを取り込み出力
    する双方向バッファと、 前記双方向バッファの出力データを取り込み保持する第
    1の記憶手段と、 前記周辺機能ユニットが所定の周辺機能動作を実行する
    のに必要な所定のデータが特定の領域に予め格納された
    第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段の出力と前記第2の記憶手段の出力
    とを入力とし、前記第2の記憶手段の特定の領域に格納
    されたデータに基づき、前記第1の記憶手段の出力と前
    記第2の記憶手段の出力との何れか一方を選択的に前記
    周辺機能ユニットに入力するセレクタと、 を具備することをことを特徴とする1チップマイクロコ
    ンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記周辺機能制御手段は、更に、前記第
    2の記憶手段に格納された所定のデータを、前記デコー
    ダの出力信号と前記第1の信号とに従って、取り込み且
    つ前記入出力バスに出力する単方向バッファを具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の1チップマイクロコン
    ピュータ。
  3. 【請求項3】 前記第2の記憶手段が不揮発性メモリで
    あることを特徴とする請求項1記載の1チップマイクロ
    コンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記不揮発性メモリがリード・オンリー
    ・メモリであることを特徴とする請求項3記載の1チッ
    プマイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 前記リード・オンリー・メモリが紫外線
    消去可能なEPROMであることを特徴とする請求項4
    記載の1チップマイクロコンピュータ。
  6. 【請求項6】 前記双方向バッファは、前記デコーダの
    出力信号と前記第1の信号とを入力とする第1のAND
    ゲートと、デコーダの出力信号と前記第2の信号とを入
    力とする第2のANDゲートと、前記第1の記憶手段の
    出力が入力端子に、出力端子が前記入出力バスに接続さ
    れると共に、前記第1のANDゲートの出力をその制御
    端子に入力する第1のクロックドバッファと、前記入出
    力バスが入力端子に、出力端子が第1の記憶手段の入力
    に接続されると共に、前記第2のANDゲートの出力を
    その制御端子に入力する第2のクロックドバッファとで
    構成されることを特徴とする請求項1記載の1チップマ
    イクロコンピュータ。
  7. 【請求項7】 前記セレクタは、前記第2の記憶手段か
    らのセレクト信号が入力されるインバータと、前記第1
    の記憶手段の出力と前記インバータの出力とを入力とし
    て受ける第1のANDゲートと、前記セレクト信号と前
    記第2の記憶手段からの出力とを入力として受ける第2
    のANDゲートと、前記第1及び第2のANDゲートの
    各出力を入力として受け、その出力が前記周辺機能ユニ
    ットに入力されるORゲートとで構成されることを特徴
    とする請求項1記載の1チップマイクロコンピュータ。
  8. 【請求項8】 前記単方向バッファは、前記第1及び第
    2の信号を入力として受けるANDゲートと、入力端子
    が前記第2の記憶手段に、出力端子が前記入出力バスに
    接続されると共に、前記ANDゲートの出力をその制御
    端子に入力するクロックドバッファとで構成されること
    を特徴とする請求項2記載の1チップマイクロコンピュ
    ータ。
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