JPH0675986B2 - 圧力活性化形の修正テープ、および該テープを製造するためのコーチング液 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、常用のキヤリヤ、および、タイプまたは印刷
された活字像を除去するための、ワツクス、結合剤およ
び場合により他の添加剤を含有する除去層〔リフトオフ
層（lift−off layer）を有する圧力活性化形の修正テ
ープ、並びに前記除去層を形成するための水性コーチン
グ液に関する。

従来の技術 米国特許明細書第1183424号および同第3724633号には、
誤活字像を、タイプされたシートから粘着テープを使用
し除去することを可能にする方法が開示されている。こ
の粘着テープは、誤活字像を、タイプされたシートから
圧力が除去された際に除去するため、誤活字像との粘着
が行なわれる印字部にある場合は別として、修正される
べきタイプシートと距離をおいて保持される。その後に
正しい活字像が、除去された像の位置に印刷またはタイ
プされる。しかしながら、このような粘着修正テープの
使用は難点がある。従つてこれらテープは、リボン用の
スプールおよび搬送装置に加え、タイプライタ中に取付
けられる必要のある特殊な装置で緊張および搬送されな
ければならない。従つて、特殊なタイプライタが必要で
ある。米国特許明細書第3924729号には、粘着性の触感
がなくかつ相互に粘着しない潜在形の粘着コーチングを
有する修正部材が記載されている。しかしながらこのも
のは、圧力の印加、例えば活字の打撃を経て、粘結性お
よび粘着性になることがある。西ドイツ国公開特許明細
書第2803727号には、圧力変形性の軟質キヤリヤ、およ
び、タイプまたは印刷された活字像等を除去するため
の、グリコノールアミドワツクス、結合樹脂および可塑
剤を含有する除去層より成る圧力活性化形の修正テープ
が記載されている。除去層を形成するため、これら物質
が有機溶剤中に分散される。この分散液がキヤリヤに施
こされ、引続き乾燥される。コーチング液中に有機溶剤
が存在する結果、環境および作業場の保護が配慮されな
い。従つて、公知技術の利点を維持しかつ除去層を形成
するコーチング液に有機溶剤を必要としない圧力活性化
形の修正テープが必要であつた。

発明が解決しようとする課題 従つて、本発明の課題は、前記せる圧力活性化形の修正
テープを、その製造中に適当な出発物質を使用すること
により、コーチング液に有機溶剤の必要がないようにさ
らに発展させることであつた。

課題を解決するための手段 本発明によればこの課題は、除去層が、ａ）ブチルゴム
約５〜35重量％、ｂ）ワツクス約30〜90重量％、および
ｃ）前記材料を水性媒体中に分散させる分散剤約0.1〜
５重量％を含有することにより解決される。

本発明の範囲内で殊に重要なのは、除去層中にブチルゴ
ムが含有され、かついかなる任意のゴム材料も含有され
ないことである。しかしながら、“ブチルゴム”なる表
現が余り厳密に解釈されてはならない。詳しくはこのも
のは、イソブチレンおよびブタジエンおよび／またはイ
ソプレン等より成る、イソプレン比のまさるコポリマー
である。殊に適当なのが、イソブチレン約95〜99％およ
びブタジエンおよび／またはイソプレン約１〜５％を含
有する材料であり、かつ詳しくはIIR〔イソブチレン−
イソプレンゴム（Isobutylene−Isoprene−Rubber），
レムプス・ヒエミー・レクシコン（Roemps Chemie Lexi
kon）第８版,1979年，第１巻,547頁参照〕なる略号下に
市販されている生成物である。この材料は、水性分散液
の形で商業的に入手可能である。殊に適当になのが、固
体含有率約61〜63重量％を有する水性エマルジヨンの形
で商業的に入手可能なブチルゴムBL−100〔バーク・パ
ーマソン・ケミカル社（Burke Palmason Chemical Comp
any）により市販〕である。

種々の条件がタイプライタで異なりかつこれが例えば活
字打撃力に関連する場合、本発明の範囲内で有利なの
が、ブチルゴムを、除去層およびキヤリヤ間の接着力を
改善するかまたは除去層に除去工程に有利な特殊な“粘
着性”を与える、ブチルゴムと相溶性の作用物質により
部分的に代替することである。

“粘着性”を増大させる点で有利なのが、不揮発性物質
の含有率約60重量％を有するラテツクスであるイソプレ
ンゴム〔日本のクラレ社（firm Kuraray）により商標名
IR−700下に市販〕である。この製品は、乾燥ベースに
対し、ブチルゴムを約50重量％にまでの量で代替するこ
とができ、有利に15〜25重量％の範囲まで添加されるこ
とができる。このゴムが、修正テープの除去特性を改善
する。

とくに、除去層およびキヤリヤ間の接着力を改善する作
用物質は、商業的に入手可能な製品であるビナパス（Vi
nnapas）IL−865〔ワツカーケミカルズ社（Wacker Chem
icals Limited）により市販〕であればよい。このもの
は、不揮発性物質約65重量％を含有する分散液である。
このものは、除去層およびプラスチツクキヤリヤ間の接
着を支援する。このものは、乾燥ベースに対し、ブチル
ゴムを一般に約30重量％にまでの量で代替することがで
き、有利に約５〜15重量％の範囲内で添加される。

本発明の有利な発展は、成分ａ）に関する以下の組成；
ブチルゴム約65〜75重量％、イソプレンゴム約15〜25重
量％および接着改良剤５〜15重量％を特徴とする。

他のプラスチツク材料でもブチルゴムを部分的に代替す
ることが可能である。重量なのは、ブチルゴムは前記制
限内で相当量存在するが、一般に約20〜50重量％の代替
が許容されることができ、但しこれが厳密な制限を表わ
さないことである。

本発明による修正テープの除去層の他の必須成分がワツ
クスである。ワツクスは、一般に以下の特性:20℃で捏
和可能、固形〜脆性硬質、粗〜微結晶質、透明〜不透
明、但し非ガラス質、40℃以上で分解せずに溶融、丁度
に融点以上で相対的に低粘度および非曳糸性、大きく温
度に依存する稠度および溶解性、およびわずかな圧力下
の艶出し性を有する、天然のまたは合成法により得られ
る多数の物質を表わす。このものは、天然および合成の
ワツクスを２つとも包含する。例えば、天然ワツクス
は、カンデリラおよびカルナバワツクス、並びにセレシ
ンおよびオゾケライトの形のミネラルワツクスを包含す
る。

殊に適当な合成ワツクスが、ポリエチレンワツクス、と
くに低圧ポリエチレン、並びに酸化ポリエチレンワツク
スである。本発明の目的にとくに有利に可能であるの
が、不揮発性成分約35重量％を含有するポリエチレンワ
ツクス〔BASF社（AG）により商標名ポリゲン（Polige
n）WEI下に市販〕を使用することである。殊に適当であ
るのが、低密度および高密度の酸化ポリエチレンワツク
ス、並びにマレイン酸−プロピレンおよびエチレン−ア
クリル酸コポリマー、並びにこれらと酸化ポリエチレン
ワツクスとの組合せである。本発明に適当な全てのワツ
クスまたはワツクス状物質に固有であるのは、これらが
除去特性を支援し、かつブチルゴムの粘着性を、除去層
が乾燥触感を有しかつ手に対し不粘着性である程度に低
減させることである。所要の粘着性は、もしタイプミス
等が修正されるべき場合に圧力を作用させることにより
得られるにすぎない。ワツクスは、除去層中に、約30〜
90重量％、とくに45〜80重量％の量で存在する。

また分散剤の混入が本発明の修正テープに重要である。
はじめにこのことは、キヤリヤに施こされる水性分散液
またはコーチング液を安定化する機能を有した。しかし
ながら、意外にも判明したのは、分散剤が出来上つた製
品の除去作用を支援することである。前述の重量パーセ
ント範囲、すなわち約0.1〜５重量％、とくに約１〜３
重量％が重要である。0.1重量％以下を滴加すると、除
去特性が著るしく劣化する。上限値である約５重量％を
上廻ると、キヤリヤからの除去層の剥離が生じる。本発
明の範囲内で使用することが可能である分散剤は、本発
明の混合物中で分散液安定化を生じるもの、すなわち、
製造工程の前およびその間にワツクスおよびブチルゴム
の両成分、および場合によりさらに添加される、後述に
引用する添加剤をも分散安定化するものである。例え
ば、分散剤は陽イオン性、陰イオン性または非イオン性
であることができる。例えば、有利に挙げられる非イオ
ン性分散剤が商業的に入手可能なポリエトキシル化オレ
イルアルコール〔クローダ・ケミカルズ社（Croda Chem
icals Limited）により商標名ボルポ（Volpo）05下に市
販〕であり、このものはヒドロキシ価140〜150mg KOH/
g、沃素価50〜60およびHLB価6.6を有する。

またとくに適当なものに属するのが、重合性カルボン酸
のナトリウム塩〔レーム・アンド・ハース社（Roehm＆H
aas）により商標名タモール（Tamol）731下に市販〕、
ナトリウムポリメタクリレート〔グレース・オルガニツ
ク・ケミカルズ社（Grace Organic Chemicals）により
商標名ダクサド（Daxad）30S下に市販〕、弗素化アルキ
ルエステル〔スリーエム社（3M）により商標名フルオラ
ド（Fluorad）FC−431下に市販〕およびソルビタンエス
テル〔クローダ・ケミカルズ社（Croda Chemicals Liai
ted）により商標名ソルベス（Sorbeth）HO55下に市販〕
である。

本発明による修正テープを使用し得られる結果を改善す
るかまたは付加的効果を得るために可能であるのは、例
えば、コーチング助剤、酸化防止剤、充填剤、殺生剤、
破泡剤等のような公知の常用の添加剤を付加的に使用す
ることである。

コーチング助剤が種々の機能を果す。従つてこのもの
は、隙間の形成を阻止し（抗シリコーン効果）、もしキ
ヤリヤが例えば垂直方向に移動せる場合に蒸発する傾向
を低減させ、かつ高められた温度における空気乾燥に対
する感度を低減させる。とくに有利に挙げられるのが、
非イオン形のポリオキシアルキレン−ジメチル−ポリシ
ロキサンコポリマー〔ビユーク・ヒエミー社（Byk Chem
ie GmbH）により商標名BYK−306下に12％溶液で市販〕
である。もしこのものが過剰量で使用された場合、これ
が塗布表面に移行しかつ除去特性を損なう。このコーチ
ング助剤は、除去層中に乾燥ベースに対し約0.1〜1.0重
量％の量で、しかし有利に約0.2〜0.5重量％の量で存在
してもよい。大体において範囲0.1〜1.0重量％につい
て、これは全体的に有利な効果を有する。この価を上廻
ると、コーチング混合物の不安定化、例えばその中に含
有されたブチルゴムの凝固が生じることがある。コーチ
ングに有利である他の物質は、例えば、ポリメタクリル
酸およびそのコポリマー、ポリビニルエステルおよびス
チレンコポリマーであり、これらは破泡剤としても作用
することができる。

種々の生成物が酸化防止剤として適用可能であるが、こ
れは除去層中へ移行する物質により形成されてはならな
い。とくに有利なのが、本発明による実質的成分（ブチ
ルゴム／ワツクス分散剤）100重量部当り約0.2重量部の
量2,2−メチレ−ビス−４−メチル−６−第３ブチルフ
エノール〔ソシエテ・フランセイズ・ド・オルガノジユ
ンテーゼ社（Societe Francaise d′ Organosynthese）
により名称MBP5T下に市販〕、およびブチルヒドロキシ
トルエンである。酸化防止剤は、とくに製品の黄化を阻
止するのに役立つ。

また目的とする除去効果は、有利に、充填剤、混合充填
剤、とくに天然の珪藻土〔例えば、ステイートリー・ミ
ネラルズ社（Steetly Minerals Limited）より商標名ダ
イカライト（Dicalite）LA3下に市販〕約10重量％にま
でを混入することにより改善されることができる。この
材料は、粉砕、乾燥および空気分級されている。平均粒
径が約2.5〜3.0ミクロンである。他の適当な充填剤は、
例えば、二酸化チタニウム、珪酸マグネシウム、炭酸カ
ルシウム、焼成クレー、炭酸カルシウムマグネシウム、
水酸化アルミニウム硫酸塩および天然および合成の二酸
化珪素である。これら充填材料の平均粒径が除去層の厚
さを上廻つてはならず、一般に約10〜25ミクロンであ
る。乾燥ベースで、コーチングの重量が約７〜20g/m²で
ある。一般に、修正テープの全厚が約45〜60ミクロンで
ある。しかしながら、これらの価が本発明では制限され
ない。

本発明によれば、修正テープのキヤリヤに水性分散液が
コーチング液として施こされるので、ま有利でありうる
のが、殺生剤、すなわち植物および動物を殺生する作用
物質を使用することである。これらは、消毒剤、殺藻
剤、殺真菌剤、殺菌剤、ウイルス撲滅剤等であればよ
い。例えば、これらは1,2−ベンズチアゾリン−３−オ
ンおよびラウリルジメチル−ベンジル−アンモニウムク
ロリドであればよい。これら化合物は、それらの殺生性
機能を水性コーチング液中だけでなく、出来上つた製品
中でも果す。またホルムアルデヒドは、前記作用がもつ
ぱら液状のコーチング剤にわたる殺生剤として使用され
ることができる。

水性のコーチング液を適当に施こすのに有利なのが、破
泡剤、すなわち液体−ガス界面に緊密なフイルムを形成
する物質を使用することであり、かつ従つてこのもの
は、脱気されるべき媒体が、極めて短時間でかつ気泡の
破壊を伴なつて、極めて小さい表面積および従つて最低
のエネルギ状態を形成することを可能にする。有利に挙
げられるのが、鉱油、シリコーン、脂肪油、ELPOコポリ
マーおよびポリエチレングリコールエステル〔ダイアモ
ンド・シヤムロツク・プロセス・ケミカル社（Diamond
Shamrock Process Chemical Limited）により商標名フ
オーマスター（Foamaster）AP下に市販〕を組合せ使用
することである。また類似の生成物が商業的に入手可能
である〔前記商標名フオーマスターのVLおよびVS、並び
にベバロイド・ケミカルズ社（Bevaloid Chemicals）に
よるベバロイド（Bevaloid）681Fおよび691〕。純粋な
シリコーン破泡剤が使用されてはならない、それという
のもシリコーンが除去層へ移行しかつ表面に出ることが
あり、これが除去特性を著るしく損なうからである。

前述の材料が、本発明による修正テープを製造するため
の水性媒体に溶解される。有機溶剤不含のこの水性媒体
の固体含有率は決定的でない。過小な固体含有率は回避
されなければならない、それというのもこの場合引続く
乾燥中に大きいエネルギ消費を要するからである。水性
コーチング液の固体含有率が、約20〜65重量％およびと
くに40〜60重量％である。塗布が、常法により、例えば
ドクターブレードまたはエアーナイフコーターを使用し
実施される。水性コーチング液は、修正テープに適当な
任意の軟質キヤリヤ、例えば紙またはプラスチツクフイ
ルムに施こされてよいが、とくに有利に挙げられるの
が、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、セルロースアセテート、ナ
イロン等である。一般にキヤリヤが、厚さ約15〜50ミク
ロンおよび有利に約30〜40ミクロンを有する。水性コー
チング液の塗布に引続き、このコーチングされたキヤリ
ヤが乾燥装置を通過されかつ高められた温度で乾燥され
る。選択される乾燥温度は、種々の要因、例えばキヤリ
ヤ供給速度および施こされたコーチング液の濃度と関連
する。一般に約40〜100℃間を変動するが、有利に挙げ
られるのが70〜90℃の範囲である。

本発明は多数の利点が得られる。第１に、溶剤系で比較
して費用上の利点を有する水性コーチングを使用し、正
確に機能する修正テープを製造することがはじめて可能
になつた。さらに、本発明による修正テープは実際に全
ての種類のタイプライタで使用されることができる。従
つてもはや、多数の公知市販製品に適応せざる特殊な機
種に適合させる必要が全くない。従つて例えば、本発明
による修正テープは、大きい打撃エネルギを使用するタ
イプライタにも、また小さい打撃エネルギを使用するタ
イプライタにも使用されることができる。またこのテー
プは、使用中に大きい構造的安定性を有し、すなわち除
去層が使用中に剥離するに至ることがない。もし本発明
が修正テープではなくシートの形で実現された場合、こ
れはまたプロジエクタ中で使用されることができる。場
合によりカラーの記号が、除去層に型押しまたは押印さ
れかつ、公知の投影シートまたは箔と異なり、不注意に
より汚されない。従つて、記入された記号等が永久的か
つ強固に固定される。

実施例 以下に、本発明を種々の配合例につき、重量を乾燥重量
をベースとする重量パーセントにより表わし詳説する。
従つてこれら配合例は、除去層の特定組成（単位：重量
パーセント）に関する。

フロントページの続き (72)発明者 ロバート・イワン・ウイルキンソン イギリス国アバデイーンシヤー・タリフ・ マインテイース・レイン ２ (56)参考文献 特開 昭50−122315（ＪＰ，Ａ) 特公 昭47−29658（ＪＰ，Ｂ１) 特公 平２−38390（ＪＰ，Ｂ２)

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】常用のキヤリヤ、および、タイプまたは印
   刷された活字像を除去するための、ワツクス、結合剤お
   よび場合により他の添加剤を含有する除去層を有する修
   正テープにおいて、除去層が、ブチルゴム約５〜35重量
   ％、ワツクス約30〜90重量％、および、前記物質のため
   の水性媒体中で分散作用を有する分散剤約0.1〜５重量
   ％を含有することを特徴とする圧力活性形の修正テー
   プ。
2. 【請求項２】ブチルゴムが、イソブチレン95〜99％およ
   びブタジエンおよび／またはイソプレン１〜５％のコポ
   リマーである請求項１記載の修正テープ。
3. 【請求項３】ブチルゴムが、粘着性を生じる成分によ
   り、とくにイソプレンゴムにより部分的に代替されてい
   る請求項１または２のいずれかに記載の修正テープ。
4. 【請求項４】ブチルゴムが、約50重量％にまでの粘着性
   付与成分により部分的に代替されている請求項３記載の
   修正テープ。
5. 【請求項５】ブチルゴムが、除去層およびキヤリヤ間の
   接着力を改善する作用物質、とくにビニルアセテート−
   エチレンコポリマーにより部分的に代替されている請求
   項１から４までのいずれか１項記載の修正テープ。
6. 【請求項６】接着力改善剤が、ブチルゴムを約30％にま
   での量で代替する請求項１から５までのいずれか１項記
   載の修正テープ。
7. 【請求項７】ブチルゴム約60〜80重量部に対し、イソプ
   レンゴム15〜25重量部および接着性改善剤５〜15重量部
   である請求項３から６までのいずれか１項記載の修正テ
   ープ。
8. 【請求項８】ブチルゴム約68〜74重量部に対し、イソプ
   レンゴム約19〜23重量部および接着性改善剤約７〜10重
   量部である請求項７記載の修正テープ。
9. 【請求項９】分散剤が非イオン性である請求項１から８
   までのいずれか１項記載の修正テープ。
10. 【請求項１０】非イオン性分散剤がポリエトキシル化オ
    レイルアルコールである請求項９記載の修正テープ。
11. 【請求項１１】ポリオキシアルキレン−ジメチル−ポリ
    シロキサンの形のコーチング助剤が除去層中へ混入され
    ている請求項１から10までのいずれか１項記載の修正テ
    ープ。
12. 【請求項１２】破泡剤が除去層中へ混入されている請求
    項１から11までのいずれか１項記載の修正テープ。
13. 【請求項１３】微粉末状の充填剤、とくに珪藻土が除去
    層中へ混入されている請求項１から12までのいずれか１
    項記載の修正テープ。
14. 【請求項１４】酸化防止剤、とくに2,2−メチレン−ビ
    ス−４−メチル−６−第３ブチルフエノール除去層中へ
    混入されている請求項１から13までのいずれか１項記載
    の修正テープ。
15. 【請求項１５】殺生剤が除去層中へ混入されている請求
    項１から14までのいずれか１項記載の修正テープ。
16. 【請求項１６】常用のキヤリヤ、および、タイプまたは
    印刷された活字像を除去するための、ワツクス、結合剤
    および場合により他の添加剤を含有する除去層を有する
    修正テープにおける前記除去層が、ブチルゴム約５〜35
    重量％、ワツクス約30〜90重量％、および、前記材料の
    ための水性媒体中で分散作用を有する分散剤約0.1〜５
    重量％を含有する修正テープを製造するためのコーチン
    グ液において、これら材料が、とくに有機溶剤を含有せ
    ざる水性混合物中に約65重量％にまで、とくに40〜60重
    量％の割合で存在することを特徴とする圧力活性化形の
    修正テープを製造するためのコーチング液。