JPH0675902U - ワイヤハーネスの取り出し構造 - Google Patents

ワイヤハーネスの取り出し構造

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JPH0675902U
JPH0675902U JP2117393U JP2117393U JPH0675902U JP H0675902 U JPH0675902 U JP H0675902U JP 2117393 U JP2117393 U JP 2117393U JP 2117393 U JP2117393 U JP 2117393U JP H0675902 U JPH0675902 U JP H0675902U
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wire harness
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housings
grommet
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JP2117393U
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義彦 成川
敏弘 望月
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本願考案は、リモートコントロールによりミ
ラー角度を調整することができるバックミラーのアクチ
ュエータユニットのハウジングにおけるワイヤハーネス
の取り出し構造の提供を目的とする。 【構成】 フロントハウジング2とリヤハウジング3と
を嵌合し、ハウジングを一体化してモータや駆動機構な
どを内蔵したアクチュエータ1において、上記両ハウジ
ング2,3の嵌合部の端縁を延設した防水空間41を形
成して、この防水空間41を形成する隔壁10,11と
前記嵌合部の略中央とを貫通する嵌合孔8,9を穿設
し、他方、中央にワイヤハーネス6を通す透孔21と上
記各嵌合孔8,9に係止する一対の凹陥部である凹溝8
a,9aを具備した筒状体のグロメット20を前記防水
空間41に挿通したことを特徴とするワイヤハーネスの
取り出し構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案はリモートコントロールによってミラー角度を自動的に調整すること ができる形式のバックミラーに用いるアクチュエータユニットのハウジングにお けるワイヤハーネスの取り出し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように車両に装着するバックミラーは、運転席から任意の角度にリモー トコントロールによって調節できる形式のものが知られている。
【0003】 すなわち、ミラー傾動用アクチュエータを操作してミラー角度を調節するもの で、ミラーボデーに固着されたアクチュエータユニットの内部にミラーの上下・ 左右方向の角度調節用の2個のモータとウォームなどの駆動機構を有している。
【0004】 そして、前記ユニットのリヤハウジングのほぼ中央部にミラーエレメントを傾 動自在に支持する手段があり、この支持手段を中心として直交する方向に可動ピ ボットを備え、モータを回転駆動した時に上記駆動機構により可動ピボットを軸 方向に進退させて上記支持手段を中心としてミラーエレメントを傾動さている。
【0005】 このように、リモコンによって操作をする場合には、アクチュエータ内に配置 したモータに駆動電圧を供給するためにワイヤハーネスが使用されている。 例えば、図3と図4に示すようにモータやドライブトランスミッションを内蔵 させたアクチュエータユニットのハウジングの一部にモータ駆動を制御するハー ネスラインの導入口が形成されている。
【0006】 このアクチュエータユニットハウジング30は、フロントハウジング31とリ ヤハウジング32とを嵌合したもので、図では省略したが導入口33の右側は、 カバーで覆われている。また、導入口は、フロントハウジング31に形成してお り、グロメット34によってリード線Lを上記ハウジング31、32内に連絡し ている。 なお、フロントとリヤの両ハウジング31、32は、一方の周端縁に形成した 凹溝と他方の周端縁に形成した凸部とからなる嵌合部35を密着嵌合して一体化 している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例は、次のような課題がある。 (1)外力によってグロメットが根元の嵌合部で曲がった場合にグロメットの凹 部とフロントハウジングの嵌合孔との間に隙間が生じる。 (2)外力によってグロメットが外れ易い。 (3)上記1と2によりハウジングの中に水が侵入すると、モータの錆などが発 生し、モータの性能が劣化してアクチュエータの耐久性低下によって品質が低 下する。 (4)組付け作業性が悪い。
【0008】 そこで、本願考案は、防水性に優れかつグロメットが外れにくいワイヤハーネ スの取り出し構造を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、フロントハウジングとリヤハウジングとを嵌合してハウジングを 一体化してモータや駆動機構などを内蔵したアクチュエータにおいて、 上記両ハウジングの嵌合部の端縁を延設した防水空間を形成し、この防水空間 を形成する隔壁と前記嵌合部の略中央とを貫通する嵌合孔を穿設し、他方、中央 にワイヤハーネスを通す透孔と上記各嵌合孔に係止する一対の凹陥部を具備した 筒状体のグロメットを前記防水空間に挿通したことを特徴とするワイヤハーネス の取り出し構造である。
【0010】
【作用】 本願考案は、ハーネスを保持するグロメットを防水空間を形成するハウジング の隔壁に配置し、このグロメットの凹陥部と隔壁の嵌合孔との係止部が第1と第 2のシール部を形成することになり、この2ヶ所の防水嵌合構造によって外力で グロメットの嵌合部が曲がっても水の侵入が第2の密閉された空間に留まり、ア クチュエータ内への浸水を防止する。そのうえ、フロントとリヤハウジングとの 合わせ面にグロメットをセットしたので組付け作業性が向上する。
【0011】
【実施例】
以下、図示の実施例に基づき本願考案を具体的に説明する。図1は本願考案の ワイヤハーネス取り出し構造を示す説明図、図2は同図A−A線で切断した状態 の断面図である。
【0012】 すなわち、角度調整機構を適用したバックミラーは、図示省略のミラーを保持 するミラーホルダーの中央部をミラーボデー内に固定したアクチュエータユニッ トハウジングのピボットに連結し、このハウジング内に配設した上下角度調整機 構、左右角度調整機構によって所定の角度にミラーを調整することができるよう に形成している。
【0013】 この角度調整機構は、アクチュエータユニットハウジング内に配設した一対の モータとウォームホイールや先端にピボットを設けたアジャストナットなどの駆 動機構を配設しており、水が侵入するとモータに不都合が起こる可能性が高い。 また、モータに駆動電圧を供給するために入力端子までワイヤハーネスで導く 必要があり、そのために上記アクチュエータユニットハウジング内からワイヤハ ーネスを取り出して車内における所定の操作スイッチまで接続している。
【0014】 図1は、アクチュエータユニットハウジング内からワイヤハーネスを取り出す 構造を示すもので、アクチュエータユニットハウジング1は、フロントハウジン グ2とリヤハウジング3を一体化した密閉構造を形成する。すなわち、両ハウジ ング2、3のいずれかの周端縁に凹溝4、他方に係合凸部5を形成し、両者を嵌 合することにより一体化する。
【0015】 すなわち、ミラー傾動用アクチュエータを操作してミラー角度を調節するもの で、ミラーボデーに固着されたアクチュエータユニットの内部にミラーの上下・ 左右ミラー角度調節用の図示省略のモータとウォームなどの駆動機構を有してい る。さらに、フロントハウジング2とリヤハウジング3の一部には、ワイヤハー ネス6の取り出し部7を形成しており、そのために前記周端縁の一部に嵌合孔8 を穿設している。さらにまた、この嵌合孔8の延長上にもうひとつの嵌合孔9を 形成するために前記両ハウジング2、3の隔壁10、11を延設し、この両隔壁 10、11が結合する箇所は、図2に示すようにフロントハウジング2にはリヤ ハウジング3に突設した防水用突起12とほぼ直交する方向に接合片13を延設 し、他方、リヤハウジング3にはこの接合片13と一辺を密着する接合片14を 配設している。
【0016】 さらにまた、前記嵌合孔8、9に嵌合される凹陥部である凹溝8a、9aを外 周の一部に形成したゴムなどの弾性体を素材とするグロメット20の長手方向の 略中心に透孔21を設けるとともに凹溝8aと凹溝9aの間、そして凹溝9aの 他端に胴部22、23を形成している。なお、この胴部22は設置スペース等と の関係から図示の例に限らず適宜の長さに変更可能である。
【0017】 本願考案は、上記のようにフロントとリヤの両ハウジング2、3の周端縁のう ちモータなどを内設する側の第1シール部40と、前記隔壁10、11で形成さ れた防水空間41と、隔壁10、11の外側に取り出す第2シール部42と、グ ロメット20とをそれぞれ具備している。
【0018】 次に、本願考案の動作について説明する。前記グロメット20の凹溝8a、9 aを嵌合孔8、9内に係止していずれかのハウジングにグロメット20を支持さ せた後に前記両ハウジング2、3の周端縁に形成した凹溝4と係合凸部5を嵌合 して一体化する。
【0019】 なお、ワイヤハーネス6は、事前にグロメット20内に挿通されており、その グロメット20を嵌合孔8、9に係止することは容易であることはいうまでもな い。 その結果、嵌合孔8と9は、グロメット20の凹溝8a、9aとその前後の突 条によりシールされた密封構造すなわち防水構造を形成することになり、前記第 1シール部40と第2シール部42が形成され、両者間に防水空間41が配置さ れるものである。
【0020】 例えば、ミラー角度調整時や他の衝撃などの外力がグロメットの胴部23に作 用した場合に、胴部23が変形して嵌合孔9と凹溝9aとの間に隙間が生じ、雨 天走行時などに水がこの第2シール部42から防水空間41内に侵入する場合が ある。しかし、第1シール部40によって水の侵入が止められ、アクチュエータ ユニットハウジング1内への侵入を防ぐ。
【0021】
【考案の効果】
本願考案は、前記の構成により次の効果を奏する。 外力によりグロメットが胴部で曲がっても水の侵入は第2の密閉された前記防 水空間に留まる。 ハウジングとグロメットの防水嵌合構造を2箇所にしたのでグロメットが外れ にくい。 防水性が向上したのでモータの長寿命化が実現し、アクチュエータの耐久性、 品質がよくなった。 フロントとリヤの両ハウジングの合わせ面にグロメットを配設するために組付 け作業性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の一実施例を示す説明図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】従来例の説明図で図4のB−B線で切断した状
態を示す。
【図4】図3の左側面図。
【符号の説明】 1 アクチュエータユニットハウジング 2 フロントハウジング 3 リヤハウジング 4 凹溝 5 係合凸部 6 ワイヤハーネス 7 取り出し部 8 嵌合孔 9 嵌合孔 8a、9a 凹溝 10、11 隔壁 12 防水用突起 13、14 接合片 20 グロメット 21 透孔 22、23 胴部 40 第1シール部 41 防水空間 42 第2シール部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントハウジングとリヤハウジングと
    を嵌合し、ハウジングを一体化してモータや駆動機構な
    どを内蔵したアクチュエータにおいて、 上記両ハウジングの嵌合部の端縁を延設した防水空間を
    形成し、 この防水空間を形成する隔壁と前記嵌合部の略中央とを
    貫通する嵌合孔を穿設し、 他方、中央にワイヤハーネスを通す透孔と上記各嵌合孔
    に係止する一対の凹陥部を具備した筒状体のグロメット
    を前記防水空間に挿通したことを特徴とするワイヤハー
    ネスの取り出し構造。
JP1993021173U 1993-04-01 1993-04-01 ワイヤハーネスの取り出し構造 Expired - Lifetime JP2589075Y2 (ja)

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