JP5334537B2 - 車両のドアミラー - Google Patents

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Description

この発明は、ミラーの反射角を電動で調整することができる車両のドアミラーに関するものである。
従来から、ドアミラーには電動リモートコントロールユニット(以下、リモコンユニットという)が内装され、車内の操作スイッチによってミラーの反射角を調整できるものがある。このリモコンユニットは、ミラーハウジング(ドアミラーバイザー)内に設けられたブラケット(フレーム)に固定されている。リモコンユニットは、ケース内部にミラーを上下・左右に傾動させるための2つの電動モータを備えていると共に、これら電動モータの駆動力をそれぞれ別々にミラーに伝達させてミラーを上下・左右に傾動させる調整機構として、ウォームやウォームホイールを備えている。
リモコンユニットのケースの幅方向略中央にはピボット部が設けられ、ここにミラーを保持する樹脂製のピボットプレート(ミラーホルダ)が傾動自在に支持されている。すなわち、ケースのピボット部がピボットプレートの揺動支点になっている。
また、各ウォームホイールには、樹脂製の作動軸が螺合されており、この作動軸の先端がピボットプレートの背面側と回動可能に係合されている。そして、各作動軸が電動モータの駆動に伴って軸方向に進退運動することでピボットプレート、およびミラーが傾動するようになっている。
ここで、製造コストの低減化を図るために、左右のドアミラーにそれぞれ内装されるリモコンユニットを共通化すると共に、ブラケットを共通化したものがある(例えば、特許文献1参照)。
リモコンユニットのケースには、揺動支点を通る45度方向基準線を中心にして上下方向にミラーを傾動させる作動軸と、左右方向にミラーを傾動させる作動軸とが線対称に配置されている。また、ケースには、ブラケットにリモコンユニットを固定するための取り付け部が3箇所設けられており、これら取り付け部の1つを45度方向基準線上に配置すると共に、残り2つの取り付け部を45度方向基準線を中心にして線対称に配置している。このように構成することで、左右のドアミラーにそれぞれ用いられるリモコンユニットを共通化している。
特開2001−322497号公報
ところで近年、ドアミラーのミラーハウジングに、サイドターンランプ、車両の周囲の状況を撮影する撮像装置、および車両周辺の物体を検知する物体検知センサなどの各種装置を設け、ドアミラーを多機能化したものが流通している。
しかしながら、上述の従来技術にあっては、左右のドアミラーに用いられるリモコンユニット、およびブラケットをそれぞれ共通化できる点では優れているが、左用のドアミラーと右用のドアミラーとでミラーハウジング内に形成される空間の位置が異なってしまう。このため、左右のドアミラーに対称に各種装置を取り付けることが困難でドアミラーの多機能化に対応し難いという課題がある。また、ドアミラーの多機能化に対応しようとする場合、各種装置を左右対称に取り付けるための空間を余分に確保する必要があるため、ミラーハウジングが大型化し、結果的にドアミラーが大型化してしまうおそれがあるという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、多機能化に対応でき、かつ小型化を図ることができる安価な車両のドアミラーを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、車両の進行方向左側に設けられた左用のミラーハウジング内に、左用被固定部材を設けると共に、前記車両の進行方向右側に設けられた右用のミラーハウジング内に、右用被固定部材を設け、これら左用被固定部材、および右用被固定部材に、それぞれミラー本体を傾動可能に支持する共通のリモコンユニットを取り付け、前記リモコンユニットは、前記ミラー本体を傾動可能に支持するケースと、前記ケースに内装された電動モータと、前記ケース内に設けられ、前記電動モータの駆動力を前記ミラー本体に伝達させて前記ミラー本体の傾斜角度を調整する調整機構とを備え、前記調整機構は、前記ミラー本体を上下方向に傾動させるための上下傾動用機構と、前記ミラー本体を左右方向に傾動させるための左右傾動用機構とで構成され、前記電動モータは、前記上下傾動用機構に連係される上下駆動用モータと、前記左右傾動用機構に連係される左右駆動用モータとの2つのモータで構成され、前記ケースに、前記左用被固定部材、および前記右用被固定部材に取り付けるための一対の取り付けボスを設けた車両のドアミラーであって、前記ケースの幅方向中央を中心にして、前記上下傾動用機構と前記左右傾動用機構とを線対称に配置すると共に、前記上下駆動用モータと前記左右駆動用モータとを線対称に配置し、前記一対の取り付けボスを前記ケースの幅方向中央を挟んで両側にそれぞれ配置すると共に、それぞれ前記幅方向中央を中心にして非対称となるように配置し、前記一対の取り付けボスのうちの一方に第一リブを突設すると共に、他方に第二リブを突設し、これら第一リブと第二リブとを各取り付けボスの同一面にそれぞれ配置し、前記第一リブの突出長さと、前記第二リブの突出長さは、各々リブの先端を結ぶ直線と前記ケースの一辺とが略並行になるような長さにそれぞれ設定されており、前記左用被固定部材、および前記右用被固定部材は、これらにそれぞれ前記リモコンユニットを取り付けた際、前記左用のミラーハウジング内に形成される空間の位置と、前記右用のミラーハウジング内に形成される空間の位置とが対称となるように形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、左用のドアミラーと右用のドアミラーとに用いられるリモコンユニットを容易に共通化することができる。また、リモコンユニットを共通化しつつ左用のミラーハウジング内に形成される空間の位置と、右用のミラーハウジング内に形成される空間の位置とを対称にすることができる。
また、例えば、ケースを製造ライン上で搬送する場合、ケースの位置決めを容易に行うことができ、各リブの先端とケースの一辺とを押さえることでケースの自転を防止することができる。
請求項1に記載した発明によれば、左用のドアミラーと右用のドアミラーとに用いられるリモコンユニットを容易に共通化することができる。また、リモコンユニットを共通化しつつ左用のミラーハウジング内に形成される空間の位置と、右用のミラーハウジング内に形成される空間の位置とを対称にすることができる。このため、ドアミラーの多機能化に容易に対応できると共に、多機能化に伴う各種装置取り付け用の空間を別途形成する必要がないので、結果的にドアミラーの小型化を図ることができる。
また、例えば、ケースを製造ライン上で搬送する場合、ケースの位置決めを容易に行うことができ、各リブの先端とケースの一辺とを押さえることでケースの自転を防止することができる。このため、製造コストの増大を抑制することができ、安価なドアミラーを提供することが可能になる。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、例えば、右ハンドルタイプの車両の進行方向左側(助手席側)のドアミラー1の構成を示す平面図、図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。
図1、図2に示すように、ドアミラー1は、車体の側面に設けられたミラーベース2に前後に可倒可能に支持されたものである。ドアミラー1は、湾曲した樹脂製の容器であるミラーハウジング3を備えている。このミラーハウジング3の車体後方側(図1における手前側、図2における右側)には開口部4が形成され、この開口部4にミラー本体5が収納されている。
ミラー本体5は、ミラープレート6とこれを保持するミラーホルダ7とで構成されている。ミラーホルダ7は、その背面側に設けられたリモコンユニット8のピボットプレート9に支持されている。リモコンユニット8は、ミラー本体5の傾斜角度を調整するためのものであって、ミラーハウジング3内に設けられた左側専用のブラケット10にネジ59によって締結固定されている。ブラケット10には、リモコンユニット8をネジ59で締結固定するためのネジ孔10aが形成されている。
図2、図3に示すように、リモコンユニット8は、ケース40と、ケース40に傾動自在に設けられたピボットプレート9と、ケース40内に内装されている2つの電動モータ14,14と、これら電動モータ14,14の駆動力をピボットプレート9に伝達させ、このピボットプレート9を介してミラー本体5の傾斜角度を調整する調整機構11と、ケース40に着脱自在に取り付けられ電動モータ14,14に給電を行うためのコネクタ61とを備えている。
2つの電動モータ14,14は、ミラー本体5を左右方向に傾動させるための左右駆動用モータ(例えば、図3における紙面左側の電動モータ14)と、ミラー本体5を上下方向に傾動させるための上下駆動用モータ(例えば、図3における紙面右側の電動モータ14)とに分類される。これら2つの電動モータ14,14は、ケース40の幅方向の中心線Z(図4参照)を中心にして線対称となるように並列配置されている。
各電動モータ14には、接続端子14aが一体的に設けられている。接続端子14aは所謂雌型の端子であって、電動モータ14ごとに陽極用と陰極用とでそれぞれ2つずつ設けられている。この接続端子14aにコネクタ61が接続されることにより、電動モータ14に電力が供給され、電動モータ14が駆動するようになっている。
各電動モータ14の回転軸15には、それぞれ調整機構11が連係されている。調整機構11は、ミラー本体5を左右方向に傾動させるための左右傾動用機構(例えば、図3における紙面左側の調整機構11)と、ミラー本体5を上下方向に傾動させるための上下傾動用機構(例えば、図3における紙面右側の調整機構11)とに分類される。そして、各電動モータ14,14のうちの左右駆動用モータと左右傾動用機構とが連係し、各電動モータ14,14のうちの上下駆動用モータと上下傾動用機構とが連係している。
各調整機構11,11は、ウォームギヤ21と、ウォームギヤ21に噛合う作動軸18とを有している。各調整機構11,11も2つの電動モータ14,14と同様に、ケース40の幅方向の中心線Z(図4参照)を中心にして線対称となるように並列配置されている。
ウォームギヤ21は、電動モータ14の回転軸15に設けられたウォーム16と、ウォームホイール17とで構成されている。
ウォームホイール17は、ホイール本体19とホイール本体19の中央に設けられた筒部20とが一体成形されたものである。この筒部20と作動軸18とが螺合されている。具体的には、筒部20の先端側から作動軸18に螺合する爪部20aが三箇所突出して設けられ、これら三つの爪部20aを介して作動軸18と筒部20、つまり、ウォームホイール17とが螺合されている。
また、筒部20は、軸方向略中央から先端まで爪部20aに対応するように三つに分割されており、径方向に向かって弾性変形可能に構成されている。
したがって、ウォームホイール17が回転すると、作動軸18が軸方向(図3において左右方向)に向かって進退するが、ミラー本体5をある程度の力で手動で傾動すると、爪部20aが作動軸18の雄ネジ部18a(後述)の山を乗り越えてミラー本体5の傾斜角を手動で調整できるようになっている。
作動軸18は、樹脂製で棒状に形成されたものであって、外周面に爪部20aに対応する雄ネジ部18aが刻設されている。また、作動軸18の先端には先細りに形成された先細り部22が設けられ、この先細り部22の先端に球状のピボット部23が設けられている。ピボット部23には、周方向外側に向かって突起36が設けられている。この突起36は、作動軸18の周方向への回転を防止するためのものであって、ピボットプレート9に形成されている後述の係止溝37と係合するようになっている。
ここで、ケース40は、フロントハウジング12とリヤハウジング13とで構成されており、両ハウジング12,13が互いに分割可能に嵌合固定されている。フロントハウジング12は、リヤハウジング13側が開口された箱状に形成されている。フロントハウジング12は、電動モータ14が収納されている平面視略長方形状のモータ収納部71と、モータ収納部71から末広がりに形成され調整機構11が収納されているギヤ収納部72とを有している。フロントハウジング12の周縁には、リヤハウジング13に嵌合する嵌合部76が全周に渡って形成されている。
ギヤ収納部72の作動軸18,18に対応する部分には、それぞれ孔26,26が形成されている。各調整機構11,11は、ケース40の幅方向の中心線Z(図4参照)を中心にして線対称となるように並列配置されているので、孔26,26もそれぞれ中心線Zを中心にして線対称に形成されている。これら孔26,26から作動軸18,18がミラー本体5側に向かって突出するように設けられ、作動軸18,18はリヤハウジング13に対して軸方向に進退自在となっている。また、孔26には略円環状のカバー55が設けられ、孔26からケース40内への塵埃の侵入を防止できるようになっている。
モータ収納部71のエンド部(底部)71aには、中央にピボットプレート9を傾動自在に支持する受座27が設けられている。すなわち、受座27は、中心線Z(図4参照)上に位置していることになる。受座27は平面視略円形であって、凹状に形成されている。受座27の内周面27aは断面弧状に形成され、受座27の開口側が広くなるようになっている。
受座27の略中央には、ネジ筒28が設けられている。ネジ筒28には御椀状のキャップ29が設けられている。このキャップ29の略中央には挿通孔30が形成されており、この挿通孔30にネジ筒28を挿通した状態になっている。また、キャップ29上には、コイルバネ31がネジ筒28挿通されて設けられている。そして、ネジ筒28の先端には座金56がネジ33によって締結固定されている。この座金56によって、コイルバネ31の抜け方向への移動が規制されるようになっており、キャップ29がリヤハウジング13側(図2における左方向)に向かって付勢されるようになっている。
また、モータ収納部71の短手方向の側壁71bには、一対の取り付けボス79が一体成形されている。取り付けボス79は、側壁71bに一体成形されている脚部50と、脚部50の先端に一体成形されている取付け座51とで構成されている。脚部50は、ミラーハウジング3に設けられているブラケット10側(図3における左側)に向かって延出するように形成されている。脚部50の幅方向両側には、脚部50の長手方向に沿ってリブ52,52が形成されている。
取付け座51は、フロントハウジング12をブラケット10に締結固定するためのものであって、脚部50の先端から脚部50の厚さ方向外側に向かって屈曲延出している。取付け座51には、ネジ59を挿通するための挿通孔51aが形成されている。
さらに、モータ収納部71の長手方向の側壁71c、およびギヤ収納部72の周壁72aには、それぞれ係合爪受部73が形成されている。これら係合爪受部73は、リヤハウジング13に係合されるものであって、リヤハウジング13側に向かって延出するように形成されている。係合爪受部73には、リヤハウジング13に形成されている後述の係合爪74を受け入れるための開口部75が形成されている。
図2〜図4に示すように、リヤハウジング13は、フロントハウジング12側が開口された箱状に形成されている。リヤハウジング13は、電動モータ14が収納されている平面視略長方形状のモータ収納部81と、モータ収納部81から末広がりに形成され調整機構11が収納されているギヤ収納部82とを有している。リヤハウジング13の周縁には、フロントハウジング12に嵌合する嵌合部86が全周に渡って形成されている。
モータ収納部81の長手方向の側壁81c、およびギヤ収納部82の周壁82aには、それぞれ係合爪74が形成されている。この係合爪74は、フロントハウジング12の係合爪受部73の位置に対応するように配置されている。係合爪受部73に係合爪74が係合されることにより、リヤハウジング13とフロントハウジング12との嵌合状態が確実に維持される。
また、ギヤ収納部82には、作動軸18,18に対応する部分に、作動軸18,18の後退移動を許容する凹部24,24が中心線Zを中心にして対称位置に形成されている。
リヤハウジング13のモータ収納部81には、短手方向の側壁81bに、一対の取り付けボス78が一体成形されている。取り付けボス78は、側壁81bに一体成形されている脚部49と、脚部49の先端に一体成形されている取付け座48とで構成されている。脚部49は、ミラーハウジング3に設けられているブラケット10側(図3における左側)に向かって延出するように形成されている。取付け座48は、リヤハウジング13をブラケット10に締結固定するためのものであって、脚部49の先端から脚部49の厚さ方向外側に向かって屈曲延出している。取付け座48には、ネジ59を挿通するための挿通孔48aが形成されている。
ここで、リヤハウジング13の取付け座48とフロントハウジング12の取付け座51は、互いに重なり合ってネジ59によってブラケット10に共締めされるようになっている。すなわち、リヤハウジング13の脚部49とフロントハウジング12の脚部50は、互いに対応する位置に形成されている。そして、それぞれ脚部49,50は、リヤハウジング13とフロントハウジング12とを重ね合わせる際のガイドとして機能する。
また、リヤハウジング13の脚部49の幅方向両側には、リブ47,47が脚部49の長手方向に沿って形成されている。フロントハウジング12の脚部50のリブ52,52間の距離W1は、リヤハウジング13の脚部49のリブ47,47間の距離W2よりも小さく設定されている。これにより、リヤハウジング13とフロントハウジング12とを重ね合わせる際、リヤハウジング13の脚部49の内側にフロントハウジング12の脚部50を沿わせることができるので、脚部49,50を確実にガイドして機能させることができる。
さらに、リヤハウジング13の一対の取り付けボス78,78は、左右で形成位置が僅かにずれている。すなわち、一対のリヤハウジング13の脚部49,49、および取付け座48,48は、ケース40の幅方向の中心線Z、つまり、リヤハウジング13の幅方向中央を中心にして左右で非対称となるように形成されている。
より具体的には、図4において、紙面左側の脚部49、および取付け座48の形成位置よりも紙面右側の脚部49、および取付け座48の形成位置がやや下側に設定されている。なお、フロントハウジング12の脚部50,50もリヤハウジング13の脚部49,49に対応する位置に形成されているので、中心線Zを中心にして左右で非対称となるように形成されていることになる。
ここで、脚部49に形成されているリブ47には、それぞれ長さの異なる組み付け用リブ47a,47bがギヤ収納部82とは反対側に向かって突設されている。
より具体的には、図4において、紙面左側の脚部49のリブ47には、第一組み付け用リブ47aが突設されている一方、紙面右側の脚部49のリブ47には、第二組み付け用リブ47bが突設されている。そして、第二組み付け用リブ47bの突出長さは、第一組み付け用リブ47aの突出長さよりもやや長くなるように設定されている。
このように各組み付け用リブ47a,47bの突出長さを設定することで、各組み付け用リブ47a,47bの先端を同一線上に位置させることができる。すなわち、組み付け用リブ47aとギヤ収納部82の一側との間の長さと、組み付けようリブ47bとギヤ収納部82の一側との間の長さとを同じ長さL1に設定することができる。これにより、各組み付け用リブ47a,47bの先端を結ぶ直線L2とギヤ収納部82の一側とが略並行な状態になる。
リヤハウジング13のモータ収納部81には、エンド部81aの内面側に、電動モータ14を支持するための支持壁83が立設されている。支持壁83は、電動モータ14の長手方向両端を支持するように配置されている。支持壁83には、電動モータ14の形状に対応するように、U字状の凹部84が形成されており、ここに電動モータ14を受け入れるようになっている。電動モータ14は、接続端子14aをエンド部81a側に向けた形で支持壁83に支持される。
図4に示すように、エンド部81aの外面側には、コネクタ61を固定するためのコネクタ受部85が設けられている。
コネクタ受部85には、電動モータ14の接続端子14aに対応する位置に、貫通孔87が4箇所形成されている。すなわち、貫通孔87は2対形成され、それぞれ各電動モータ14の接続端子14a,14aに対応している。また、これら2対の貫通孔87は、電動モータ14,14に対応するように、並列形成された状態になっている。
対となる貫通孔87,87間であって、貫通孔87の形成されている位置よりもややギヤ収納部82寄りには、それぞれ開口部88が形成されている。開口部88は、モータ収納部81の長手方向に沿って延在し、平面視略長方形状になっている。
また、エンド部81aの外面側には、開口部88よりもギヤ収納部82寄りに、係止爪89が立設されている。係止爪89は、コネクタ61を係止するために用いられるものであって、エンド部81aから立ち上がる壁89aと、壁89aから開口部88側に向かって突出する爪部89bとで構成されている。
さらに、コネクタ受部85には、貫通孔87、開口部88、および係止爪89を取り囲むように、防水壁90が立ち上がり形成されている。防水壁90のギヤ収納部82側の側壁90aには、コネクタ61に接続されている後述のリード線62を配索可能な切り欠き部91が4箇所形成されている。
図3、図5、図6に示すように、コネクタ61は、平板状のベース部63を有している。ベース部63は、リヤハウジング13のコネクタ受部85に対応するように平面視略長方形状に形成されている。ベース部63のコネクタ受部85側の面には、コネクタ受部85の貫通孔87に対応する箇所にコネクタ端子64が4箇所立設されている。すなわち、コネクタ端子64は、2つの電動モータ14,14の接続端子14a,14aに対応するように2対立設され、かつ並設された状態になっている。コネクタ端子64は所謂雄型の端子であって、電動モータ14の接続端子14aに対して挿抜可能に形成されている。
各コネクタ端子64の近傍には、それぞれリード線62の一端を係止するためのフック部65が設けられている。フック部65は弾性を有し、平面視略V字状に形成されている。そして、フック部65は、この先端側をそれぞれ対応するコネクタ端子64側に向けて配置されており、フック部65の先端側とコネクタ端子64とでリード線62の一端を挟持するようになっている。リード線62は、フック部65によってコネクタ端子64側に向かって付勢されている。リード線62の他端は、外部電源(不図示)に電気的に接続されている。
ベース部63の外周縁には、コネクタ受部85の切り欠き部91に対応する箇所に、それぞれ位置決め溝66が形成されている。位置決め溝66は、リード線62の配索方向を規制するためのものであって、この溝幅W3は、リード線62の線径と略一致するように設定されている。また、位置決め溝66は、基端側に円弧状に形成された円弧部66aを有している一方、先端側に外側に向かうに従って徐々に広がるように形成された面取り部66bを有している。このため、位置決め溝66にリード線62を配索する際、位置決め溝66によるリード線62の損傷を防止できる。
ベース部63のコネクタ受部85側の面には、係止爪89に対応する部位に、係止爪89と係止可能な係止爪受部67が立設されている。係止爪受部67には、係止爪89の爪部89bに対応する箇所に開口部67aが形成されている。すなわち、コネクタ61は、係止爪受部67の開口部67aに、係止爪89に形成されている爪部89bが嵌まり込むことによってコネクタ受部85に固定される。
また、係止爪受部67の断面形状の大きさは、コネクタ受部85に形成されている開口部88の大きさよりも小さく設定されている。コネクタ受部85に形成されている開口部88は、係止爪89の壁89aから爪部89b寄りに形成されているので、コネクタ61の係止爪受部67に対応する位置に形成されていることになる。このため、コネクタ受部85にコネクタ61を固定する際、この係止爪受部67がコネクタ受部85に当接し、係止爪受部67に係止爪89が係止されないような状態を回避できる。
ここで、コネクタ61をコネクタ受部85に固定した状態では、コネクタ端子64は、コネクタ受部85の貫通孔87を貫通し、電動モータ14の接続端子14aに挿入されるようになっている。すなわち、コネクタ61をコネクタ受部85に固定した時点でコネクタ61と電動モータ14の接続端子14aとの接続も完了することができる。
また、ベース部63には、対となるコネクタ端子64、各々対応するフック部65、および係止爪受部67を取り囲むように、防水壁68,68がそれぞれ立ち上がり形成されている。防水壁68,68は、コネクタ61をコネクタ受部85に固定した状態で、コネクタ受部85の防水壁90の内側に沿うように配置されている。
さらに、コネクタ61の防水壁68,68には、リード線62が配索される側の面に、開口部69,69がそれぞれ形成されている。
この開口部69,69は、リード線62を配索させるために必要なものであると共に、コネクタ61を金型成型する場合において、金型の製作上、必要なものとなる。
図7〜図9に示すように、コネクタ受部85にコネクタ61を固定した状態にあっては、コネクタ61の防水壁68に開口部69が形成されているものの、コネクタ受部85とコネクタ61との接続部分、すなわち、コネクタ受部85の貫通孔87、開口部88、および係止爪89と、ベース部63のコネクタ端子64、フック部65、および係止爪受部67とが2重構造の壁に全周に渡って囲繞された状態になる。
より具体的には、図9に斜線で詳示するように、コネクタ61の防水壁68の開口部69が形成されている箇所には、コネクタ受部85に形成されている防水壁90と、係止爪89の壁89aとで2重構造の壁が形成される。また、コネクタ61の防水壁68の開口部69とは反対側に対応する箇所には、防水壁68と、コネクタ受部85の防水壁90とで2重構造の壁が形成される。さらに、コネクタ61のベース部63の短手方向には、コネクタ61の防水壁68と、コネクタ受部85の防水壁90とで2重構造の壁が形成される。
図1〜図3に示すように、フロントハウジング12の受座27には、ピボットプレート9が取り付けられている。このピボットプレート9は、フロントハウジング12に設けられたキャップ29と、受座27とによって傾動自在に支持されている。ピボットプレート9は、樹脂製で平面視略矩形に形成されたものである。このピボットプレート9の略中央には、受座27の内周面27a、およびキャップ29に対応する中空球台形状の筒ピボット32が形成されている。
ピボットプレート9は、この筒ピボット32が受座27の内周面27aとキャップ29とによって挟持されることによって、フロントハウジング12に傾動自在に支持された状態になっている。ピボットプレート9の筒ピボット32周辺には、受座27に対応する部分に凹部44が形成されている。この凹部44は、ピボットプレート9が傾斜した際に、ピボットプレート9と受座27との干渉を防止するためのものである。
また、ピボットプレート9には、この筒ピボット32を中心にして複数の角孔34,34が振り分け配置されている。各角孔34間には、棒体35がそれぞれ設けられている。この棒体35が設けられた角孔34は、リヤハウジング13の回り止め片(不図示)と係合するようになっており、ピボットプレート9の周方向への回転を防止するようになっている。
ピボットプレート9の四隅には、ミラー係合部38,38,38,38が四箇所設けられている。このミラー係合部38は、平面視略矩形の角孔42と角孔42の長手方向に跨る棒体43とで構成され、ミラーホルダ7の係合爪(不図示)が係合するようになっている。これによって、ミラー本体5がピボットプレート9に支持されるようになっている。
ピボットプレート9の作動軸18に対応する部分には、作動軸18のピボット部23に嵌合する球面受座39が設けられている。この球面受座39は、ピボット部23の周方向及び頂部、つまり、ピボット部23をほぼ覆うように形成されている。また、球面受座39のピボット部23に設けられた突起36に対応する部分には係止溝37が形成されている。この係止溝37にピボット部23に設けられた突起36が係合することにより、作動軸18の周方向への回転が防止できるようになっている。
次に、ドアミラー1の組み立て手順について説明する。
まず、仮組みした調整機構11と、電動モータ14とをフロントハウジング12とリヤハウジング13との間に収納し、両者12,13を重ね合わせて勘合する。このとき、電動モータ14は、この接続端子14aをリヤハウジング13側に向けてセットする。そして、リヤハウジング13の脚部49にフロントハウジング12の脚部50を重ね合わせるようにしてフロントハウジング12とリヤハウジング13とを重ね合わせる。
リヤハウジング13の脚部49の幅方向両側には、リブ47,47が脚部49の長手方向に沿って形成されており、このリブ47,47間をフロントハウジング12の脚部50をスライドさせるようにしてフロントハウジング12とリヤハウジング13とを重ね合わせる。
続いて、フロントハウジング12にピボットプレート9を組み付ける。この後、コネクタ61をリヤハウジング13のコネクタ受部85に組み付ける。
次に、リモコンユニット8をミラーハウジング3内に設けられたブラケット10にネジ59によって締結固定する。
ここで、ブラケット10は、リモコンユニット8を取り付けた状態で、ミラーハウジング3内の下方車体側(図1における下方右側)と、車体とは反対側(図1における左側)に2点鎖線で示す空間Kが確保できるようにネジ孔10aが形成されている。より詳しくは、図1に示すように、リモコンユニット8をフロントハウジング12側からみて紙面右側の調整機構11(上下傾動用機構)の作動軸18と筒ピボット32(ネジ33)の中心とを結ぶ直線L3が鉛直方向に沿うようにリモコンユニット8が取り付けられる。このため、空間Kに、サイドターンランプ、車両の周囲の状況を撮影する撮像装置、および車両周辺の物体を検知する物体検知センサなどを設けることが可能になる。
ブラケット10にリモコンユニット8を取り付けた後、ミラー本体5をリモコンユニット8のピボットプレート9に組み付ける。これにより、ドアミラー1の組み立てが完了する。なお、ミラー本体5の取り付け手順は、リモコンユニット8をブラケット10に取り付ける前であってもよい。
次に、図10に基づいて、リモコンユニット8を右ハンドルタイプの車両の右側(運転席)のドアミラー100に取り付ける場合について説明する。
同図に示すように、ドアミラー100はミラーハウジング103を備えており、この内部に右側専用のブラケット110が設けられている。このブラケット110には、リモコンユニット8を左側に取り付けた場合と線対称になるように取り付けた状態で、ミラーハウジング103内の下方車体側(図10における下方左側)と、車体とは反対側(図1における右側)に2点鎖線で示す空間Kが確保できるようにネジ孔110aが形成されている。
ここで、2つの電動モータ14,14は、ケース40の幅方向の中心線Zを中心にして線対称となるように並列配置されていると共に、各調整機構11,11も中心線Zを中心にして線対称となるように並列配置されている。このため、図1、図10に示すように、リモコンユニット8を左右で線対称となるように配置するだけで、容易にリモコンユニット8の共通化が図れる。
より詳しくは、左側専用のブラケット10に取り付けられたリモコンユニット8に対し、直線L3(図1参照)を中心にして線対称となるように、右側専用のブラケット110にリモコンユニット8が取り付けられる。
左側専用のブラケット10にリモコンユニット8を取り付ける場合にあっては、2つの電動モータ14,14のうち、例えば、図3における紙面左側の電動モータ14を左右駆動用モータとして、図3における紙面右側の電動モータ14を上下駆動用モータとして用いている。また、図3における紙面左側の調整機構11を左右傾動用機構として、図3における紙面右側の調整機構11を上下傾動用機構として用いている。
これに対し、右側専用のブラケット110にリモコンユニット8を取り付ける場合にあっては、2つの電動モータ14,14のうち、例えば、図3における紙面左側の電動モータ14を上下駆動用モータとして、図3における紙面右側の電動モータ14を左右駆動用モータとして用いることができる。また、図3における紙面左側の調整機構11を上下傾動用機構として、図3における紙面右側の調整機構11を左右傾動用機構として用いることができる。
ここで、リモコンユニット8のフロントハウジング12に形成されている一対の取り付けボス79,79と、リヤハウジング13に形成されている一対の取り付けボス78,78は、それぞれ中心線Zを中心にして左右で非対称となるように形成されている(図4参照)。このため、左側専用のブラケット10に形成されるネジ孔10aと、右側専用のブラケット110に形成されるネジ孔110aは、互いに線対称に形成された状態にならない。よって、それぞれのブラケット10,110に共通化されたリモコンユニット8が誤組み付けされることを防止できる。
次に、リモコンユニット8の動作について説明する。
まず、不図示の制御部の信号に基づいて電動モータ14が正回転、または逆回転する。すると、電動モータ14の回転軸15にウォームギヤ21を介して連係されている作動軸18が軸方向沿って移動する。そして、ピボットプレート9が筒ピボット32を中心に傾動する。
ピボットプレート9が傾動することで、これに取り付けられているミラー本体5が傾動する。すなわち、調整機構11は、電動モータ14の駆動力をミラー本体5に伝達させ、ミラー本体5の傾斜角度を調整しているといえる。ここで、ミラー本体5の左右の傾斜角度を調整する場合にあっては、2つの電動モータ14のうちの左右駆動用モータを駆動させる。すると、調整機構11のうちの左右傾動用機構が駆動してミラー本体5の左右の傾斜角度の調整が行われる。また、ミラー本体5の上下の傾斜角度を調整する場合にあっては、2つの電動モータ14のうちの上下駆動用モータを駆動させる。すると、調整機構11のうちの上下傾動用機構が駆動してミラー本体5の上下の傾斜角度の調整が行われる。
したがって、上述の実施形態によれば、リモコンユニット8に内装されている2つの電動モータ14,14をケース40の幅方向の中心線Zを中心にして線対称となるように並列配置すると共に、各調整機構11,11も中心線Zを中心にして線対称となるように並列配置するので、左側のドアミラー1と右側のドアミラー100とに用いられるリモコンユニット8を共通化することができる。
また、フロントハウジング12の一対の取り付けボス79とリヤハウジング13の一対の取り付けボス78とがそれぞれ中心線Zを中心にして左右に非対称に形成されているので、リモコンユニット8を共通化しつつ左側のミラーハウジング3内に形成される空間Kの位置と、右側のミラーハウジング103内に形成される空間Kの位置とを対称にすることができる。このため、ドアミラー1,100の多機能化に容易に対応できると共に、多機能化に伴う各種装置取り付け用の空間を別途形成する必要がないので、結果的にドアミラー1,100の小型化を図ることができる。
さらに、リヤハウジング13の取り付けボス78の脚部49に形成されている組み付け用リブ47a,47bの突出長さを両者47a,47bの先端が同一線上に位置するように設定することで、両者47a,47bの先端を結ぶ直線L2とギヤ収納部82の一側とが略並行な状態になる。このため、例えば、リヤハウジング13を製造ラインで搬送する際の自転を防止することができる。つまり、製造ラインの搬送過程において、各組み付け用リブ47a,47bとギヤ収納部82の一側とを押さえることによって、リヤハウジング13の自転を防止することが可能になり、リヤハウジング13を確実に同一姿勢で搬送することができる。よって、製造コストの増大を抑制することができ、安価なドアミラー1,100を提供することが可能になる。
本発明の実施形態における車両の進行方向左側のドアミラーの平面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるリモコンユニットの分解斜視図である。 本発明の実施形態におけるリヤハウジングの平面図である。 本発明の実施形態におけるコネクタの平面図である。 図5のB−B線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるリモコンユニットの平面図である。 図7のC−C線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるコネクタ取り付け時の状態を示す説明図である。 本発明の実施形態における車両の進行方向右側のドアミラーの平面図である。
符号の説明
1,100 ドアミラー
3 ミラーハウジング(左用のミラーハウジング)
5 ミラー本体
6 ミラープレート
7 ミラーホルダ
8 リモコンユニット
9 ピボットプレート
10 ブラケット(左用被固定部材)
10a,110aネジ孔
11 調整機構
12 フロントハウジング(ケース)
13 リヤハウジング(ケース)
14 電動モータ
40 ケース
47a 第一組み付け用リブ(第一リブ)
47b 第二組み付け用リブ(第二リブ)
48,51 取付け座
49,50 脚部
78,79 取り付けボス
103 ミラーハウジング(右用のミラーハウジング)
110 ブラケット(右用被固定部材)
K 空間
Z 中心線

Claims (1)

  1. 車両の進行方向左側に設けられた左用のミラーハウジング内に、左用被固定部材を設けると共に、前記車両の進行方向右側に設けられた右用のミラーハウジング内に、右用被固定部材を設け、これら左用被固定部材、および右用被固定部材に、それぞれミラー本体を傾動可能に支持する共通のリモコンユニットを取り付け、
    前記リモコンユニットは、
    前記ミラー本体を傾動可能に支持するケースと、
    前記ケースに内装された電動モータと、
    前記ケース内に設けられ、前記電動モータの駆動力を前記ミラー本体に伝達させて前記ミラー本体の傾斜角度を調整する調整機構とを備え、
    前記調整機構は、
    前記ミラー本体を上下方向に傾動させるための上下傾動用機構と、
    前記ミラー本体を左右方向に傾動させるための左右傾動用機構とで構成され、
    前記電動モータは、
    前記上下傾動用機構に連係される上下駆動用モータと、
    前記左右傾動用機構に連係される左右駆動用モータとの2つのモータで構成され、
    前記ケースに、前記左用被固定部材、および前記右用被固定部材に取り付けるための一対の取り付けボスを設けた車両のドアミラーであって、
    前記ケースを、その幅方向中央を中心にして線対称に形成し、
    前記ケースの幅方向中央を中心にして、前記上下傾動用機構と前記左右傾動用機構とを線対称に配置すると共に、前記上下駆動用モータと前記左右駆動用モータとを線対称に配置し、
    前記一対の取り付けボスを前記ケースの幅方向中央を挟んで両側にそれぞれ配置すると共に、それぞれ前記幅方向中央を中心にして非対称となるように配置し、
    前記一対の取り付けボスのうちの一方に第一リブを突設すると共に、他方に第二リブを突設し、これら第一リブと第二リブとを各取り付けボスの同一面にそれぞれ配置し、
    前記第一リブの突出長さと、前記第二リブの突出長さは、
    各々リブの先端を結ぶ直線と前記ケースの一辺とが略並行になるような長さにそれぞれ設定されており、
    前記左用被固定部材、および前記右用被固定部材は、
    これらにそれぞれ前記リモコンユニットを取り付けた際、前記左用のミラーハウジング内に形成される空間の位置と、前記右用のミラーハウジング内に形成される空間の位置とが対称となるように形成されていることを特徴とする車両のドアミラー。
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