JPH067551A - 舞台機構の制御装置 - Google Patents

舞台機構の制御装置

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JPH067551A
JPH067551A JP16758492A JP16758492A JPH067551A JP H067551 A JPH067551 A JP H067551A JP 16758492 A JP16758492 A JP 16758492A JP 16758492 A JP16758492 A JP 16758492A JP H067551 A JPH067551 A JP H067551A
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Nobuo Noguchi
信雄 野口
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 舞台機構の実際の動作を学習させる。 【構成】 舞台機構3の動作位置を指示する手段9と、
指示された動作位置に基づきアクチュエータ1の駆動を
制御する手段2と、舞台機構3の実際の動作位置を検出
する手段4と、指示手段9が指示した動作位置と検出手
段4の検出した動作位置とを記憶する手段5と、記憶手
段5に記憶された動作位置を修正する手段7と、記憶手
段5に記憶された動作位置に基づきアクチュエータ1の
駆動を制御する手段2を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舞台に備える吊り物機
構や床機構などの動作を制御する制御手段に関する。
【0002】
【従来の技術】舞台に備える吊り物機構や床機構などア
クチュエータの駆動により動作する舞台機構の動作は従
来は例えば図4に示すような単純なパターンに従って制
御されていた。
【0003】また、より高度な制御機能を備えた舞台機
構においても、その動作はせいぜい正弦波状のパターン
を規則的に繰り返したり、図5に示すようなパターンに
追従する程度のものであった。
【0004】
【発明の課題】ところで、近年舞台の演出が高度化する
につれ、舞台機構にも高度で複雑な動きが要求されるよ
うになって来た。このような要求は、必要な動作パター
ンに対応した波形図をあらかじめマウスやライトペンや
カーソルキーなどの入力手段を用いてコンピュータに入
力しておき、コンピュータがこのパターンに従ってアク
チュエータの駆動を制御するようなシステムを構築すれ
ば、ある程度満たすことが可能である。
【0005】しかしながら、舞台機構の動きを想像しな
がらこれらの波形図を作成するのは容易でなく、複雑な
動きを期待通りに実現するには舞台機構を実際に動作さ
せて、動作結果に基づき何度も修正を加えることが不可
欠であり、舞台機構の動作の波形図の作成には多大な労
力を費やす必要があった。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決すべくなさ
れたもので、舞台機構の実際の動作を学習する機能を備
えた制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を達成するための手段】本発明は、舞台機構を動
作させるアクチュエータを制御する舞台機構の制御装置
において、舞台機構の動作位置を指示する手段と、指示
された動作位置に基づきアクチュエータの駆動を制御す
る手段と、舞台機構の実際の動作位置を検出する手段
と、指示手段が指示した動作位置と検出手段の検出した
動作位置とを記憶する手段と、記憶手段に記憶された動
作位置を修正する手段と、記憶手段に記憶された動作位
置に基づきアクチュエータの駆動を制御する手段とを備
えている。
【0008】
【作用】実際にアクチュエータを駆動して舞台機構を動
作させ、その動作位置を検出手段によりサンプリングし
て記憶手段に記憶する。このようにして記憶されたデー
タに基づき舞台機構の動作を容易に再現でき、さらに記
憶データを修正できるので、複雑な動作を短時間で学習
させることができる。
【0009】
【実施例】図1〜図3に本発明の実施例を示す。
【0010】図1において、1は舞台機構を駆動するア
クチュエータ、2はアクチュエータ1の駆動を制御する
動作制御部、3はアクチュエータに駆動される舞台機構
である。
【0011】舞台機構3には検出手段としてパルスエン
コーダ4が取り付けられる。パルスエンコーダ4は舞台
機構3の動作位置を一定の極めて短い時間毎に検出して
位置フィードバック信号として動作制御部2にフィード
バックする。
【0012】この位置フィードバック信号は動作制御部
2を介して記憶手段としての作動状態記憶部5に記憶さ
れる。
【0013】一方、アクチュエータ1の作動方向と速度
を指示するためにジョイスティックを備えた操作部9が
設けられる。操作部9はジョイスティックの操作を速度
指令信号に変換し、操作制御部10を介して動作制御部
2に出力する。
【0014】操作部9から出力される速度指示信号は同
時に速度位置変換部11に出力される。速度位置変換部
11はこの速度指示信号を時間積分して舞台機構3の動
作位置に対応する位置変換信号に変換する。この位置変
換信号は作動状態記憶部5に記憶される。
【0015】つまり、舞台機構3の動作位置に関して位
置フィードバック信号と位置変換信号との2種類の位置
信号が作動状態記憶部5に対して記憶されるが、作動状
態記憶部5はこれらの信号回路を切り換えるスイッチ1
2を備え、このスイッチ12の切り換えにより一方の位
置信号のみを取り込むように構成される。
【0016】作動状態記憶部5には記憶データを表示す
るCRTからなる表示部6が接続される。また、記憶さ
れた位置信号を手動操作により修正し、あるいは位置信
号を新たに入力するためのマウス、ライトペン、テンキ
ー及びカーソルキーで構成されたデータ入力修正部7
と、記憶データを磁気媒体などに保存する登録部8が接
続される。
【0017】なお、操作部9の操作に対して動作制御部
2の制御動作と作動状態記憶部5の記憶動作を時間的に
同期せるために、操作制御部10は同期信号を動作制御
部2と作動状態記憶部5に出力する。
【0018】次に作用を説明する。
【0019】この舞台機構制御装置は舞台機構3の動作
の学習を図2のフローチャートに従って行う。
【0020】すなわち、まずS1において学習を実際に
舞台機構3を動かして行うか、舞台機構3を動かさずに
操作部9の操作を直接学習させるかを選択する。この選
択はスイッチ12の切換操作により行われる。
【0021】舞台機構3を動かして学習を行う場合に
は、舞台機構3の実際の動作によって生じた位置フィー
ドバック信号が動作制御部2を介して作動状態記憶部5
に接続される(S2)。
【0022】そこで、操作部9の操作開始により操作制
御部10から速度指示信号と同期信号とを動作制御部2
に、同期信号を作動状態記憶部5に出力する(S4)。
【0023】動作制御部2と作動状態記憶部5はこの同
期信号により同期し、動作制御部2は速度指示信号に基
づきアクチュエータ1を作動させる。操作制御部10か
ら出力される速度指示信号は操作部9の操作に応じて変
化し、動作制御部2を介してアクチュエータ1の作動速
度を速度指示信号通りになるように制御する。
【0024】アクチュエータ1の作動により舞台機構3
が動作を開始すると、その動作位置がパルスエンコーダ
4により動作位置信号として検出され、動作制御部2に
位置フィードバック信号としてフィードバックされる。
一方、操作制御部10からの同期信号により同期した作
動状態記憶部5は動作制御部2から転送されるこの位置
フィードバック信号を舞台機構3の動作位置を示す位置
信号として記憶する(S5)。
【0025】これらの記憶データは図3に示すような動
作パターンとしてデータ表示部6に表示される。
【0026】操作部9の操作が終了すると、操作制御部
10から出力する信号により動作制御部2はアクチュエ
ータ1を停止し、作動状態記憶部5は動作位置信号を記
憶する。これにより学習は完了する(S6)。
【0027】引き続き、学習したパターンをプレイバッ
クするかどうかを選択し(S7)、プレイバックしない
場合には記憶された動作パターンを保存するかどうかを
選択し(S10)、保存する場合は登録部8にパターン
を保存して(S11)学習ルーチンを終了する。また、
保存しない場合はそのまま学習ルーチンを終了する。
【0028】一方、S7でプレイバックが選択された場
合にはS8において舞台機構3を操作部9の操作により
動作の始点まで戻し、作動状態記憶部5に記憶された動
作パターンに基づき動作制御部2を介してアクチュエー
タ1を動かして舞台機構3の動作を再現する。同時に表
示部6にこの動作パターンを表示する。作動状態記憶部
5に記憶されているのは位置情報であるからその信号は
作動状態記憶部5または動作制御部2のいずれかで速度
情報に変換される。
【0029】このため、例えばプレイバックの結果動作
パターンになんらかの修正が必要になった場合には、再
び舞台機構3を動かして学習を行う代わりに、表示部6
に表示されたデータの一部をデータ入力修正部7から修
正することもできる。また、場合によっては学習データ
のすべてをデータ入力修正部7から作動状態記憶部5へ
直接入力することも可能である。
【0030】以上は舞台機構3を実際に動かして学習を
行う場合であるが、S1において操作部9の操作を直接
学習させる方法を選択すると、スイッチ12が速度位置
変換部11側へ切り換えられ、舞台機構3を動かさずに
S4〜S11の学習プロセスが実行される。同時に表示
部6に学習パターンを表示するので操作員はこの表示を
見ながら学習プロセスを実行させることができる。
【0031】ただし、この場合にはS5で作動状態記憶
部5に記憶される位置信号はパルスエンコーダ4の出力
する位置フィードバック信号ではなく、速度位置変換部
11を介して出力される位置変換信号である。
【0032】以上のいずれかの方法によって得られた学
習データは登録部8に登録しておくことにより、任意に
取り出して使用することができる。また、他のデータの
一部として再利用することも可能である。
【0033】複数の舞台機構3を1グループとして同期
的に動作させる場合には、図1に示すように複数の舞台
機構3を単一の動作制御部2で制御すれば良い。
【0034】また、操作部9に複数のジョイスティック
を備えることにより、複数の舞台機構3を単一の動作制
御部2により個別に制御することも可能である。
【0035】上記の実施例においては舞台機構3の位置
情報を学習するようにしているが、速度と位置とは対応
関係にあるので、速度情報を学習することも可能であ
る。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明は、検出手段が検出
した舞台機構の動作位置を連続的に記憶する手段を備え
たので、舞台機構を実際に動作させて、その動作パター
ンを学習させることでができる。
【0037】したがって、学習精度の向上と学習所要時
間の短縮に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す舞台機構制御装置のブロッ
ク図である。
【図2】舞台機構制御装置の動作プロセスを説明するフ
ローチャートである。
【図3】舞台機構の動作パターンを示すグラフである。
【図4】従来の制御装置による舞台機構の動作パターン
を示すグラフである。
【図5】同じく従来の制御装置による舞台機構の別の動
作パターンを示すグラフである。
【符号の説明】 1 アクチュエータ 2 動作制御部 3 舞台機構 4 パルスコンバータ 5 作動状態記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舞台機構を動作させるアクチュエータを
    制御する舞台機構の制御装置において、舞台機構の動作
    位置を指示する手段と、指示された動作位置に基づきア
    クチュエータの駆動を制御する手段と、舞台機構の実際
    の動作位置を検出する手段と、指示手段が指示した動作
    位置と検出手段の検出した動作位置とを記憶する手段
    と、記憶手段に記憶された動作位置を修正する手段と、
    記憶手段に記憶された動作位置に基づきアクチュエータ
    の駆動を制御する手段とを備えたことを特徴とする舞台
    機構の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006082711A1 (ja) * 2005-02-03 2006-08-10 Daikin Industries, Ltd. 流体圧ユニット及び流体圧ユニットの制御方法
JP2017109806A (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 富士電機株式会社 制御装置、制御方法、制御プログラム、及びクレーンシステム

Cited By (3)

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WO2006082711A1 (ja) * 2005-02-03 2006-08-10 Daikin Industries, Ltd. 流体圧ユニット及び流体圧ユニットの制御方法
US7610754B2 (en) 2005-02-03 2009-11-03 Daikin Industries, Ltd. Fluid pressure unit and fluid pressure unit control method
JP2017109806A (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 富士電機株式会社 制御装置、制御方法、制御プログラム、及びクレーンシステム

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