JPH06139009A - 任意波形発生器 - Google Patents

任意波形発生器

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JPH06139009A
JPH06139009A JP30788892A JP30788892A JPH06139009A JP H06139009 A JPH06139009 A JP H06139009A JP 30788892 A JP30788892 A JP 30788892A JP 30788892 A JP30788892 A JP 30788892A JP H06139009 A JPH06139009 A JP H06139009A
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JP
Japan
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waveform
data
tablet
display
command
Prior art date
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Application number
JP30788892A
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English (en)
Inventor
Keiichi Matsushima
恵一 松島
Makoto Watanabe
渡辺  誠
Toshiya Watanabe
俊哉 渡辺
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Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボタン操作を要せずに、分解能の良好な任意
波形を生成できるようにする。 【構成】 波形の入力を行う場合、表示器11の表示領
域の座標を位置指示器10により指示する。この結果、
波形入力の際のボタン操作が不要になる。また、位置指
示器10により指示された座標はタブレット12により
検出する。この結果、波形を直接入力して生成する場合
に分解能の良好な波形を生成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波形発生器に関し、特
に任意の波形を生成して表示する任意波形発生器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の任意波形発生装置として
は、図4に示すような装置があり、この装置は、表示部
1と操作部2とから構成され、表示部1は波形表示領域
3とコマンド表示領域4とに区分されていると共に、操
作部2は複数の操作ボタン5から構成されている。ここ
で波形表示領域3には、生成された任意波形等が表示さ
れる一方、コマンド表示領域4には、波形表示領域3に
表示中の任意波形等に対して修正を加えたり、また新た
な波形の生成・表示等を指示するための複数のコマンド
が表示されている。そしてこれらのコマンドに対応して
設けられた操作部2内の複数の操作ボタンのうち何れか
が操作されると、対応するコマンドが実行され、波形の
修正や新しい波形の入力及びその表示等が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような波形発生装
置は、任意の出力波形を表示して確認することは可能で
あるが、波形の修正や新たな波形入力等の際に煩雑なボ
タン操作を必要とし、使い勝手が悪いという欠点があっ
た。本発明は、この欠点に対してなされたものであり、
その目的は操作性の良い波形発生装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明は、波形信号を表示する波形表示面
と、少なくとも発生すべき波形信号の形状を指示するた
めの複数のコマンドが表示されたタブレットと、このタ
ブレットに表示された各コマンド領域の座標を指示する
ための位置指示手段と、この位置指示手段により指示さ
れたタブレット上のコマンド領域がいずれのコマンドで
あるかを識別する識別部と、この識別部の識別出力に応
じ波形信号を発生する制御部とを設けたものである。ま
た、タブレットを表示機能付タブレットとして構成し、
このタブレットの表示画面を波形表示領域とコマンド表
示領域とに分割するようにしたものである。
【0005】
【作用】コマンド領域の座標が位置指示手段(位置指示
器)により指示されると、この指示座標はタブレットに
より検出される。識別部ではこの指示座標が何れのコマ
ンド表示領域に存在するかが識別され、この識別結果に
応じ波形の生成或いはコマンドの実行が制御される。
【0006】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明に係る任意波形発生器の一実施例を
示すブロック図である。同図において、10はペン状の
位置指示器、11はLCD(液晶)により構成される表
示器、12はタブレットで,例えば互いに平行かつ等間
隔で配設される複数の駆動コイル及びこの駆動コイルと
直交し同様に平行かつ等間隔で配設される複数のセンス
コイルとを備え位置指示器10との電磁結合により位置
指示器10の指示座標を高精度で検出可能な電磁誘導式
のものである。また、13は表示器11を制御するLC
Dドライバ、14はタブレット12から入力されたデー
タを変換するデータ変換部、15はデータ変換部14か
らの波形データについて波形整形等を行う波形データ発
生部、16は主制御部、17は各種の波形データ及びコ
マンド等を格納するデータ格納部、18はプリンタドラ
イバ、19はサーマルヘッド等から構成される記録機
構、20は波形生成部、21はD/A変換器、22はバ
ッファである。
【0007】上記実施例装置において出力する波形の編
集及び装置の動作制御を行うための入力部は、上記表示
器11の表示面にその座標検出面が対応して配されたタ
ブレット12から構成されており、位置指示器10の指
示座標を、表示器11を介してこのタブレット12で検
出することにより種々の波形入力及び動作制御を行うこ
とができる。
【0008】即ち例えば、新たな波形を表示器11上で
編集する場合、位置指示器10を表示器11上の表面に
沿って移動し基準となる位置で位置指示器10のスイッ
チ(図示せず)の操作(以下、この位置指示器10によ
る操作を単に「指示操作」という)を行えば、表示器1
1と一体形成されたタブレット12により、位置指示器
10の各指示操作時点における指示座標が検出されデー
タ変換部14を介し座標データaとして波形データ発生
部15へ出力される。この結果、波形データ発生部15
では、この座標データaについて波形整形等の処理が行
われて主制御部16へ送出され、主制御部16ではこの
処理された波形データをLCDドライバ13へ送出して
表示器11上に表示させる。このようにして表示器11
には、位置指示器10の表示器11上の移動軌跡により
示される波形が表示される。なお、処理された波形デー
タをプリンタドライバ18へ送出して記録機構19を作
動させるようにすれば、記録紙上に波形を記録すること
もできる。
【0009】また、表示器11上に表示されているコマ
ンド情報の表示領域を位置指示器10により指示操作す
ることにより、波形の変形等を行うこともできる。この
場合、波形変形コマンドが表示された領域を位置指示器
10で指示する。すると、この指示座標がタブレット1
2により検出されてデータ変換部14に送出され、デー
タ変換部14が波形変形のコマンドと認識してこのコマ
ンドデータbを主制御部16へ伝達する。主制御部16
は、コマンドデータbを入力し、このコマンドに基づい
て波形の変形を行う。例えば、正弦波に変形するコマン
ドを使用した場合、既に表示されている矩形波を正弦波
に変更することができる。波形変換時に必要なプログラ
ム等は、データ格納部17に格納されておりコマンドに
応じて適宜読み出される。また、波形信号を外部出力す
るコマンドを選択した場合には、表示された波形が各チ
ャネルCH1〜CH4から外部出力される。即ち、表示
された波形データをチャネル毎にD/A変換し、対応す
るチャネルCH1〜CH4から波形信号として外部装置
に対し出力する。
【0010】次に、図2は、表示器11の表示パターン
の一例を示す図である。このように構成された表示パタ
ーンにより、チャネルCH1で矩形波を、チャネルCH
2で正弦波をそれぞれ編集する場合について説明する。
まず、チャネルCH1から出力する矩形波を編集する場
合について説明する。この場合、最初に「DATA I
NPUT」と表示された領域(P17)を位置指示器1
0により指示すると、データ変換部14は指示入力され
た位置の座標値に基づいて、当該領域に割り当てられた
命令(コマンド)を認識し、主制御部16にそのコマン
ドを送出する。この場合には「データ入力」といったコ
マンドを送出する。次いで、入力対象となるチャネルを
選択する。ここではチャネルCH1に入力するので「C
H1」と表示された領域(P15)を指示入力する。こ
の入力によりデータ変換部14は、チャネルCH1に対
する入力であることを認識し、当該チャネルに対するデ
ータ入力を待つよう制御部16にコマンドを送出する。
【0011】次いで、出力する波形の編集を行う。波形
の入力は位置指示器10の指示入力により行われ、例え
ば矩形波を入力する際には、図中の座標P1〜P4の順
次指示操作により行われる。この場合において、波形の
振幅(縦軸)及び波形の周期(横軸)の設定は、各軸線
に設けられた設定領域(P12〜P14)の操作により
行われる。即ち、縦軸の値はP12及びP13を指示入
力することにより行われ、横軸の値はP14を指示入力
することにより行われる。この操作時において、数値お
よび単位等の設定値は手書き入力されるものであり、主
制御部16により文字認識される。また、この設定値は
テンキーを表示させて入力するように構成しても良い。
この機能はソフトウェアにより達成できるので、設計及
び変更も容易である。
【0012】正弦波の編集も同様の手順で行うことがで
きる。即ち、「DATA INPUT」領域(P17)
を指示操作し、次いで「正弦波」領域(P11)、「C
H2」領域(P16)及び波形の基準点(P5〜P9)
を順次指示操作することにより波形を編集することがで
きる。この場合にも、振幅及び周期の設定については先
の矩形波で述べた場合と同様である。
【0013】このようなデータ変換部14における判断
は、表示器11の各表示パターンにおける表示位置(指
示座標)と機能との関係が予め割り付けられたテーブル
を有していることから可能となるもので、或表示パター
ンが表示器11で表示されているときに、タブレット1
2から座標情報が送られてくると、データ変換部14
は、上記テーブルに基づいてこの座標情報がどのような
機能に該当するかを認識することができる。
【0014】図3は、上記実施例装置の動作を示すフロ
ーチャートであり、上述した動作を要約して示したもの
である。即ち、まず主制御部16は、初期画面データを
データ格納部17から読みだして表示器11へ表示する
(ステップ30)。このような初期画面の或領域に対し
て位置指示器10が当接すると、タブレット12におい
てその指示座標が検出され、データ変換部14へ送出さ
れる(ステップ31)。データ変換部14では、入力し
た指示座標、即ち入力情報がどのような機能に該当する
かを上記テーブルから認識する(ステップ32)。
【0015】この場合、この入力情報がコマンドと認識
されると、コマンドデータbが主制御部16へ送られ、
主制御部16ではこのコマンドに対応する制御データを
データ格納部17から読み出す(ステップ33)。そし
て読みだした制御データが、例えば図2の表示箇所P1
2〜P14に示す枠に該当する電圧値や時間値であれ
ば、これら電圧値や時間値が表示器11上に表示できる
ように表示データの作成を行い(ステップ35)、作成
された表示データをLCDドライバ13を介して表示器
11へ表示させるLCD表示処理(ステップ36)を行
う。
【0016】また、データ変換部14により上記入力情
報を単なる入力データと認識されると、この指示座標デ
ータは波形データ発生部15へ送出されて波形整形され
(ステップ34)、主制御部16へ送出される。この結
果、主制御部16は、上述したと同様に、この整形され
たデータについて表示データを作成し、LCD表示させ
る。なお、上記入力情報がデータ変換部14によりコマ
ンドと認識され、このコマンドが外部表示器への出力開
始命令である場合(ステップ37で「Y」の場合)に
は、データ格納部17に格納され現在表示器11に表示
中のデータをデータ格納部17から読み出し、このデー
タを波形生成部20においてD/A変換器21への出力
データとして生成する(ステップ38)と共に、D/A
変換器21からアナログ信号として出力する(ステップ
37)。
【0017】このように、波形発生器の入力装置として
位置指示器10及びタブレット12からなるデジタイザ
を用いたことにより、分解能の良好な任意波形の生成が
可能になると共に、波形生成の際のボタン操作が不要に
なる。
【0018】本実施例では、入力機構に表示機能付タブ
レットを使用し、高分解能の座標検出が行えるように構
成して波形の手書き編集を可能にしたものであるが、例
えば従来装置同様、カーソルによる波形編集を行う構成
とするならば、入力機構に感熱式のタブレットを用いる
ようにしても良い。この場合には、コマンド表示領域に
カーソル移動用の領域を設定し、この領域指示により波
形編集が行われる。この構成では位置指示手段として指
を使用することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、波
形を入力する場合、表示部の表示領域の座標を位置指示
器で指示するようにしたので、波形入力の際のボタン操
作が不要になる。また、位置指示器により指示された座
標をタブレットにより検出するようにしたので、波形を
直接入力して生成する場合に分解能の良好な波形を生成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る任意波形発生器の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】上記任意波形の表示の一例を示す図である。
【図3】上記実施例装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】従来の波形発生装置の構成図である。
【符号の説明】
10 位置指示器 11 表示器 12 タブレット 14 データ変換部 15 波形データ発生部 16 主制御部 17 データ格納部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の入力指示操作に応じ任意の波形信
    号を生成すると共に生成された波形信号を表示する任意
    波形発生器において、 前記波形信号を表示する波形表示面と、少なくとも発生
    すべき波形信号の形状を指示するための複数のコマンド
    が表示されたタブレットと、このタブレットに表示され
    た各コマンド領域の座標を指示するための位置指示手段
    と、この位置指示手段により指示されたタブレット上の
    コマンド領域がいずれのコマンドであるかを識別する識
    別部と、この識別部の識別出力に応じ波形信号を発生す
    る制御部とを備えたことを特徴とする任意波形発生器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の任意波形発生器におい
    て、 前記タブレットを表示機能付タブレットとして構成し、
    このタブレットの表示画面を波形表示領域とコマンド表
    示領域とに分割することを特徴とする任意波形発生器。
JP30788892A 1992-10-23 1992-10-23 任意波形発生器 Pending JPH06139009A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30788892A JPH06139009A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 任意波形発生器

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JP30788892A JPH06139009A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 任意波形発生器

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Publication Number Publication Date
JPH06139009A true JPH06139009A (ja) 1994-05-20

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ID=17974377

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JP30788892A Pending JPH06139009A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 任意波形発生器

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JP (1) JPH06139009A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300818A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Tektronix Japan Ltd 信号発生装置及びパラメータ編集画面層表示方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300818A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Tektronix Japan Ltd 信号発生装置及びパラメータ編集画面層表示方法
JP4625978B2 (ja) * 2005-04-22 2011-02-02 テクトロニクス・インターナショナル・セールス・ゲーエムベーハー 信号発生装置及びパラメータ編集画面層表示方法

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