JPH06296767A - 舞台機構の制御装置 - Google Patents

舞台機構の制御装置

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JPH06296767A
JPH06296767A JP8754693A JP8754693A JPH06296767A JP H06296767 A JPH06296767 A JP H06296767A JP 8754693 A JP8754693 A JP 8754693A JP 8754693 A JP8754693 A JP 8754693A JP H06296767 A JPH06296767 A JP H06296767A
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JP
Japan
Prior art keywords
stage mechanism
stage
starting position
storage means
control unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8754693A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Noguchi
信雄 野口
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仕込み操作等の手動運転中において、舞台機
構を直前の起動位置へ容易に復帰させる。 【構成】 アクチュエータにより駆動される舞台機構7
0と、前記舞台機構を駆動する手段71と、前記舞台機
構70の位置を検出する手段72と、前記舞台機構70
の目標位置及び速度を指令する手段73とを備えた舞台
機構の制御装置において、前記舞台機構70の起動位置
を記憶する第1の記憶手段74と、同じく目標位置を記
憶する第2の記憶手段75と、前記舞台機構70の起動
を判定する手段76と、前記判定手段76が舞台機構7
0の起動を判定したときに起動位置を前記第1の記憶手
段74に設定する手段77と、前記第1記憶手段74の
内容を前記第2記憶手段75へ転送する手段78と、前
記第2記憶手段75の内容に基づいた駆動信号を前記駆
動手段71に送出する制御手段79とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、劇場などの舞台に配設
された可動式の床又は吊りもの等を駆動する舞台機構の
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より劇場などの舞台に設けられる可
動式の床や吊りもの等の舞台機構は、電動又は油圧アク
チュエータを介して制御装置によって駆動され、舞台機
構の制御は駆動装置を手動により直接操作するか、ある
いは、舞台機構の動作データを予め設定した制御装置を
駆動装置に接続して駆動していた。舞台機構の動作(例
えば、幕や背景の昇降など)の設定を行う仕込み操作等
では制御装置のキーボード等などから目標位置や速度を
直接入力したり、駆動装置を手動により操作して所望の
位置を確認する一方、その所望の位置及び速度を制御装
置に逐一入力していた。
【0003】舞台機構の仕込み操作では、手動操作によ
って類似した動作を繰り返した後に舞台機構の動作を決
定する場合があり、このとき、手動運転中に直前の起動
位置へ復帰する場合、復帰する起動位置を制御装置等に
予め設定しておいてから必要に応じて読み出したり、目
測によって手動運転を行って舞台機構を直前の起動位置
に復帰させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、起動位置を予め設定しなければならない
ため、この設定作業に多大な労力を要する場合があり、
また、目測によって手動運転を行う場合には舞台機構を
正確に所定の起動位置へ復帰させることが難しいという
問題があった。
【0005】そこで本発明は、仕込み操作等の手動運転
中において直前の起動位置へ容易に復帰可能な舞台機構
の制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は図1に示すよう
に、アクチュエータにより駆動される舞台機構70と、
前記舞台機構を駆動する手段71と、前記舞台機構70
の位置を検出する手段72と、前記舞台機構70の目標
位置及び速度を指令する手段73とを備えた舞台機構の
制御装置において、前記舞台機構70の起動位置を記憶
する第1の記憶手段74と、同じく目標位置を記憶する
第2の記憶手段75と、前記舞台機構70の起動を判定
する手段76と、前記判定手段76が舞台機構70の起
動を判定したときに位置検出手段72の検出値を前記第
1の記憶手段74に設定する手段77と、前記第1記憶
手段74の内容を前記第2記憶手段75へ転送する手段
78と、前記第2記憶手段75の内容に基づいた駆動信
号を前記駆動手段71に送出する制御手段79とを備え
る。
【0007】
【作用】舞台機構が停止状態から起動したのを判定する
と、設定手段は位置検出手段からの出力信号(舞台機構
の起動位置)を第1記憶手段に格納する。舞台機構が停
止した後に転送手段を操作すると第1記憶手段に格納さ
れた起動位置が第2記憶手段に転送されると共に、制御
手段は第2記憶手段に転送された舞台機構の起動位置へ
向けて舞台機構を駆動し、舞台機構は直前の起動位置へ
容易に復帰することができる。
【0008】
【実施例】図2〜3に本発明の実施例を示す。
【0009】図2において、1はコントロールユニット
5により駆動されるアクチュエータで、アクチュエータ
1は、例えば油圧モータなどにより構成され、アクチュ
エータ1の軸には図示しない舞台機構を駆動する機構2
が結合される。
【0010】この機構2は、例えば巻取軸とワイヤによ
り構成されて、ワイヤには図示しない舞台機構としての
背景などが垂下される。そして、機構2にはアクチュエ
ータ1の位置を検出するパルスエンコーダ3が結合され
る。
【0011】パルスエンコーダ3の出力はコンピュータ
等により構成されるコントローユニット5へ送られて、
コントローユニット5はパルスエンコーダ3の出力に基
づいて機構2及びアクチュエータ1の位置を算出する。
【0012】これら、アクチュエータ1、機構2及びパ
ルスエンコーダ3は一組となって一つの舞台機構を構成
し、複数組のアクチュエータ1〜1n、機構2〜2n及
びパルスエンコーダ3〜3nによりn組みの舞台機構が
配設され、各アクチュエータ1及びパルスエンコーダ3
はそれぞれコントローユニット5に接続される。
【0013】コントローユニット5はパルスエンコーダ
3の出力に基づいて機構2の位置及び速度を演算する一
方、機構2の動作データ(アクチュエータ1の位置及び
速度)の格納、アクチュエータ1〜1nの駆動を行う。
【0014】コントローユニット5には磁気ディスク等
で構成される記憶装置6と動作データなどを表示する表
示装置4が接続され、さらに、コントローユニット5に
はオペレータによって操作される操作部10が接続さ
れ、操作部10からの信号に基づいて機構2の駆動、記
憶装置6への動作データの読み出し、書き込みが行われ
る。コントローユニット5に読み出され又は入力された
動作データは、図示しないメモリ等の記憶手段によって
保持される。
【0015】操作部10は図3にも示すように、複数の
舞台機構、すなわち、機構2〜2nを選択する機構選択
部20〜20n、オペレータからの指令によってアクチ
ュエータ1の駆動信号を発生する手動運転部30、前記
選択した舞台機構を任意のグループに設定するグループ
選択部40、図示しないテンキー及びファンクションキ
ーを備えて機構2の動作データを入力又は修正するデー
タ設定部50により構成される。
【0016】機構選択部20〜20nは各機構2〜2n
にそれぞれ対応しており、各機構選択部20には、機構
2を選択するための機構選択スイッチ21、機構2を上
方へ駆動する上昇スイッチ22、同じく下方へ駆動する
下降スイッチ23、同じく機構2の駆動を停止する停止
スイッチ24及び図示しないダイアル等により機構2の
目標位置を設定する設定器25が配設され、これらスイ
ッチ21〜24及び設定器25によって機構2を単独で
駆動することができる。
【0017】グループ設定部40にはA〜Cの3つのグ
ループをそれぞれ指定するための選択スイッチ40A〜
Cが設けられ、所望の機構2に対応した機構選択部20
の機構選択スイッチ21を押した後に、例えば選択スイ
ッチ40Aを押せば、機構2はグループAとして設定さ
れ、このグループAに設定された複数の機構2は後述す
るように一括して駆動される。
【0018】一方、手動運転部30は、各グループに設
定された機構2の作動方向及び速度を指令するジョイス
ティック31A〜Cが配設されており、このジョイステ
ィック31A〜Cは図中上方へ倒すことで機構2へ巻取
を指令する一方、図中下方へ倒すことで機構2へ繰り出
しを指令し、ジョイスティック31A〜Cの倒す角度に
よって速度が指令される。ジョイスティック31A〜C
が倒されて機構2の駆動を指令すると、パルスエンコー
ダ3からの検出値、すなわち、現在位置が起動位置とし
てコントローユニット5に記憶される。
【0019】さらに、ジョイスティック31A〜Cは図
中左方の起動側へも倒すことも可能で、コントローユニ
ット5に予め記憶された目標位置へ機構2を駆動する。
【0020】手動運転部30に設けられた直前位置指定
スイッチ33A〜Cは、コントローユニット5に記憶さ
れた起動位置を同じくコントローユニット5の内部の目
標位置へ転送するもので、この直前位置指定スイッチ3
3A〜Cを押した後にジョイスティック31A〜Cを起
動側へ倒すことにより機構2を直前の起動位置へ駆動す
る。
【0021】データ設定部50は図示しないテンキー及
びファンクションキー等の入力手段が設けられ、機構2
の動作データを直接入力又は修正するもので、入力され
た動作データはコントローユニット5に記憶されると共
に、表示装置4に表示され、動作データを表示装置で4
確認しながら修正したり、又は、作成した動作データを
コントローユニット5から記憶装置6へ格納することが
できる。
【0022】機構2の仕込み操作は、データ設定部50
から機構2の目標位置及び速度を直接入力するか、また
は、手動運転部30のジョイスティック31A〜Cを操
作しながら設定を行う手動運転により行われ、この手動
運転を行うためにはまず、機構2〜2nの中から駆動す
るものを選択するため、任意の機構2に対応する機構選
択部20の機構選択スイッチ21を押し、選択した機構
2をグループ選択部40の選択スイッチ40A〜Cのう
ちの一つ、例えば40Aを押して機構2をグループAに
設定する。この設定が終了してからジョイスティック3
1Aを操作することにより機構2の手動運転を行うこと
ができる手動運転中に機構2を直前の起動位置へ戻し、
再び機構2を駆動させる場合には復帰操作が行われる。
【0023】この復帰操作について、図4のフローチャ
ートを参照しながら詳述する。
【0024】コントローユニット5はS1で機構2が停
止しているかをパルスエンコーダ3の検出値により判定
し、運転中であれば復帰操作を中止する一方、機構2が
停止していれば復帰操作が開始される。コントローユニ
ット5はS2でオペレータによるジョイスティック31
Aの操作を待ち、ジョイスティック31が操作されると
パルスエンコーダ3の現在の検出値を起動位置としてコ
ントローユニット5に記憶する(S3) ジョイスティック31Aの操作方向に応じて機構2を駆
動し(S4)、この駆動はジョイスティック31Aが中
立位置に戻されるまで継続され、オペレータがジョイス
ティック31Aを中立位置に戻すとコントローユニット
5は機構2を停止させる(S5)。
【0025】この機構2の停止状態で直前位置指定スイ
ッチ31Aを押すと(S6)、コントローユニット5は
内部に記憶した起動位置を同じく内部の目標位置に転送
する(S7)。
【0026】次に、オペレータによってジョイスティッ
ク31Aが起動側へ操作されると機構2の直前位置への
復帰が開始される(S8)。ジョイスティック31Aの
操作によって現在の位置が上記と同様に起動位置として
コントローユニット5に記憶され(S9)、コントロー
ユニット5は内部に記憶した目標位置、すなわち、直前
の起動位置へ向けて機構2を駆動し、機構2が目標位置
へ到達するとコントローユニット5の駆動は終了する。
【0027】このようにして、直前の起動位置へ機構2
を戻したい場合には、随時直前位置指定スイッチ31A
〜Cを押した後に、ジョイスティック31A〜Cを起動
側へ操作すればよく、コントローユニット5によって自
動的に直前の起動位置へ正確に機構2を復帰させること
が可能となり、簡易な操作により仕込み操作等の設定操
作を短時間に行うことが可能となる。
【0028】また、上記S1〜S10の復帰操作を繰り
返すことによって、手動によって設定した2点間を反復
して駆動することも可能となり、例えば、幕の上げ下げ
といった単純な操作であれば、機構2の巻取位置及び繰
り出し位置でそれぞれ直前位置指定スイッチ31A〜C
を押し、ジョイスティック31A〜Cを起動側へ倒すだ
けで正確に行うことが可能となり、機構2を容易に操作
することができる。
【0029】なお、上記実施例において機構2の位置を
検出する手段としてパルスエンコーダ3を採用したが、
図示はしないがストロークセンサ等の位置検出装置を採
用してもよい。
【0030】また、機構2の動作方向及び速度を指令す
る手段としてジョイスティック31A〜Cを採用した
が、図示はしないがキーボード、ダイアル等により構成
してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、転送手段
を操作することにより第1記憶手段に格納された起動位
置が第2記憶手段に転送されると共に、制御手段は第2
記憶手段に転送された直前の起動位置へ向けて舞台機構
を駆動するため、舞台機構は簡易な操作により随時直前
の起動位置へ正確に復帰することができ、舞台機構の設
定操作などを短時間で行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の実施例を示す概略構成図である。
【図3】手動運転部を示す部分拡大図である。
【図4】制御の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、1n アクチュエータ 2、2n 機構 3、3n パルスエンコーダ 5 コントロールユニット 10 操作部 30 手動運転部 70 舞台機構 71 駆動手段 72 位置検出手段 73 指令手段 74 第1記憶手段 75 第2記憶手段 76 判定手段 77 設定手段 78 転送手段 79 制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータにより駆動される舞台機
    構と、前記舞台機構を駆動する手段と、前記舞台機構の
    位置を検出する手段と、前記舞台機構の目標位置及び速
    度を指令する手段とを備えた舞台機構の制御装置におい
    て、前記舞台機構の起動位置を記憶する第1の記憶手段
    と、同じく目標位置を記憶する第2の記憶手段と、前記
    舞台機構の起動を判定する手段と、前記判定手段が舞台
    機構の起動を判定したときに位置検出手段の検出値を前
    記第1の記憶手段に設定する手段と、前記第1記憶手段
    の内容を前記第2記憶手段へ転送する手段と、前記第2
    記憶手段の内容に基づいた駆動信号を前記駆動手段に送
    出する制御手段とを備えたことを特徴とする舞台機構の
    制御装置。
JP8754693A 1993-04-14 1993-04-14 舞台機構の制御装置 Pending JPH06296767A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8754693A JPH06296767A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 舞台機構の制御装置

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JP8754693A JPH06296767A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 舞台機構の制御装置

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JPH06296767A true JPH06296767A (ja) 1994-10-25

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ID=13917989

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JP8754693A Pending JPH06296767A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 舞台機構の制御装置

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