JPH06296768A - 舞台機構の制御装置 - Google Patents
舞台機構の制御装置Info
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- JPH06296768A JPH06296768A JP8885993A JP8885993A JPH06296768A JP H06296768 A JPH06296768 A JP H06296768A JP 8885993 A JP8885993 A JP 8885993A JP 8885993 A JP8885993 A JP 8885993A JP H06296768 A JPH06296768 A JP H06296768A
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- Japan
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- stage
- mechanisms
- setting
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- stage mechanism
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 仕込み操作等の手動運転中において、複数の
舞台機構を任意の2点間で一斉に往復させる。 【構成】 複数の舞台機構70を駆動する手段71と、
舞台機構70の位置を検出する手段72と、舞台機構7
0の目標位置及び速度を指令する手段73と、複数の舞
台機構70について一斉に起動位置を記憶する第1の記
憶手段74と、同じく目標位置を記憶する第2の記憶手
段75と、位置検出手段72の検出値を第1記憶手段7
4へ設定する手段76と、位置検出手段72の検出値を
第2記憶手段75へ設定する手段77と、第1記憶手段
74及び第2記憶手段75のうち少なくとも一方を選択
する手段78と、選択結果に基づいて複数の舞台機構7
0に対応する駆動信号を同期させる手段79と、同期手
段79からの駆動信号を駆動手段71に送出する制御手
段80とを備える。
舞台機構を任意の2点間で一斉に往復させる。 【構成】 複数の舞台機構70を駆動する手段71と、
舞台機構70の位置を検出する手段72と、舞台機構7
0の目標位置及び速度を指令する手段73と、複数の舞
台機構70について一斉に起動位置を記憶する第1の記
憶手段74と、同じく目標位置を記憶する第2の記憶手
段75と、位置検出手段72の検出値を第1記憶手段7
4へ設定する手段76と、位置検出手段72の検出値を
第2記憶手段75へ設定する手段77と、第1記憶手段
74及び第2記憶手段75のうち少なくとも一方を選択
する手段78と、選択結果に基づいて複数の舞台機構7
0に対応する駆動信号を同期させる手段79と、同期手
段79からの駆動信号を駆動手段71に送出する制御手
段80とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、劇場などの舞台に配設
された可動式の床又は吊りもの等を駆動する舞台機構の
制御装置に関する。
された可動式の床又は吊りもの等を駆動する舞台機構の
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より劇場などの舞台に設けられる可
動式の床や吊りもの等の舞台機構は、電動又は油圧アク
チュエータを介して制御装置によって駆動され、舞台機
構の制御は駆動装置を手動により直接操作するか、ある
いは、舞台機構の動作データを予め設定した制御装置を
駆動装置に接続して駆動していた。舞台機構の動作(例
えば、幕や背景の昇降など)の設定を行う仕込み操作等
では制御装置のキーボード等などから目標位置や速度を
直接入力したり、駆動装置を手動により操作して目標の
位置を確認する一方、この目標位置及び速度を制御装置
に逐一入力していた。
動式の床や吊りもの等の舞台機構は、電動又は油圧アク
チュエータを介して制御装置によって駆動され、舞台機
構の制御は駆動装置を手動により直接操作するか、ある
いは、舞台機構の動作データを予め設定した制御装置を
駆動装置に接続して駆動していた。舞台機構の動作(例
えば、幕や背景の昇降など)の設定を行う仕込み操作等
では制御装置のキーボード等などから目標位置や速度を
直接入力したり、駆動装置を手動により操作して目標の
位置を確認する一方、この目標位置及び速度を制御装置
に逐一入力していた。
【0003】舞台機構の仕込み操作では、手動操作によ
って類似した動作を繰り返した後に舞台機構の動作を決
定する場合などがあり、このとき、手動運転中に任意の
区間を往復する場合など、往復する区間の起動位置及び
目標位置を制御装置等に予め設定しておいてから必要に
応じて読み出したり、目測によって手動運転を行って舞
台機構を起動位置と目標位置との間で往復させていた。
って類似した動作を繰り返した後に舞台機構の動作を決
定する場合などがあり、このとき、手動運転中に任意の
区間を往復する場合など、往復する区間の起動位置及び
目標位置を制御装置等に予め設定しておいてから必要に
応じて読み出したり、目測によって手動運転を行って舞
台機構を起動位置と目標位置との間で往復させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、起動位置及び目標位置を予め設定しなけ
ればならないため、この設定作業に多大な労力を要する
場合があり、また、目測によって手動運転を行う場合に
は舞台機構を正確に所定の位置へ移動させることが難し
いという問題があった。
来の装置では、起動位置及び目標位置を予め設定しなけ
ればならないため、この設定作業に多大な労力を要する
場合があり、また、目測によって手動運転を行う場合に
は舞台機構を正確に所定の位置へ移動させることが難し
いという問題があった。
【0005】そこで本発明は、仕込み操作等の手動運転
中において任意の2点間を容易に往復可能な舞台機構の
制御装置を提供することを目的とする。
中において任意の2点間を容易に往復可能な舞台機構の
制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は図1に示すよう
に、アクチュエータにより駆動される複数の舞台機構7
0と、前記舞台機構70を駆動する手段71と、前記舞
台機構70の位置を検出する手段72と、前記舞台機構
70の目標位置及び速度を指令する手段73とを備えた
舞台機構の制御装置において、前記複数の舞台機構70
について一斉に起動位置を記憶する第1の記憶手段74
と、同じく一斉に目標位置を記憶する第2の記憶手段7
5と、前記位置検出手段72の検出値を前記第1記憶手
段74へ設定する手段76と、前記位置検出手段72の
検出値を前記第2記憶手段75へ設定する手段77と、
前記第1記憶手段74及び第2記憶手段75のうち少な
くとも一方を選択する手段78と、前記選択結果に基づ
いて前記複数の舞台機構70に対応する駆動信号を同期
させる手段79と、前記同期手段79からの駆動信号を
前記駆動手段71に送出する制御手段80とを備える。
に、アクチュエータにより駆動される複数の舞台機構7
0と、前記舞台機構70を駆動する手段71と、前記舞
台機構70の位置を検出する手段72と、前記舞台機構
70の目標位置及び速度を指令する手段73とを備えた
舞台機構の制御装置において、前記複数の舞台機構70
について一斉に起動位置を記憶する第1の記憶手段74
と、同じく一斉に目標位置を記憶する第2の記憶手段7
5と、前記位置検出手段72の検出値を前記第1記憶手
段74へ設定する手段76と、前記位置検出手段72の
検出値を前記第2記憶手段75へ設定する手段77と、
前記第1記憶手段74及び第2記憶手段75のうち少な
くとも一方を選択する手段78と、前記選択結果に基づ
いて前記複数の舞台機構70に対応する駆動信号を同期
させる手段79と、前記同期手段79からの駆動信号を
前記駆動手段71に送出する制御手段80とを備える。
【0007】
【作用】指令手段により複数の舞台機構を任意の起動位
置へ駆動し、設定手段により位置検出手段の検出値を第
1記憶手段へ記憶させる一方、舞台機構を任意の目標位
置へ駆動してから設定手段によって位置検出手段の検出
値を第2記憶手段へ記憶させる。選択手段により第1又
は第2の記憶手段の一方を選択することにより、制御手
段は駆動手段を介して同期手段からの駆動信号によって
複数の舞台機構を任意の起動位置又は目標位置へ一斉に
駆動することができ、選択手段を切り換えることにより
起動位置及び目標位置の2点間で舞台機構を往復駆動さ
せることが可能となる。
置へ駆動し、設定手段により位置検出手段の検出値を第
1記憶手段へ記憶させる一方、舞台機構を任意の目標位
置へ駆動してから設定手段によって位置検出手段の検出
値を第2記憶手段へ記憶させる。選択手段により第1又
は第2の記憶手段の一方を選択することにより、制御手
段は駆動手段を介して同期手段からの駆動信号によって
複数の舞台機構を任意の起動位置又は目標位置へ一斉に
駆動することができ、選択手段を切り換えることにより
起動位置及び目標位置の2点間で舞台機構を往復駆動さ
せることが可能となる。
【0008】
【実施例】図2〜3に本発明の実施例を示す。
【0009】図2において、1はコントロールユニット
5により駆動されるアクチュエータで、アクチュエータ
1は、例えば油圧モータなどにより構成され、アクチュ
エータ1の軸には図示しない舞台機構を駆動する機構2
が結合される。
5により駆動されるアクチュエータで、アクチュエータ
1は、例えば油圧モータなどにより構成され、アクチュ
エータ1の軸には図示しない舞台機構を駆動する機構2
が結合される。
【0010】この機構2は、例えば巻取軸とワイヤによ
り構成されて、ワイヤには図示しない舞台機構としての
背景などが垂下される。そして、機構2にはアクチュエ
ータ1の位置を検出するパルスエンコーダ3が結合され
る。
り構成されて、ワイヤには図示しない舞台機構としての
背景などが垂下される。そして、機構2にはアクチュエ
ータ1の位置を検出するパルスエンコーダ3が結合され
る。
【0011】パルスエンコーダ3の出力はコンピュータ
等により構成されるコントローユニット5へ送られて、
コントローユニット5はパルスエンコーダ3の出力に基
づいて機構2及びアクチュエータ1の位置を算出する。
等により構成されるコントローユニット5へ送られて、
コントローユニット5はパルスエンコーダ3の出力に基
づいて機構2及びアクチュエータ1の位置を算出する。
【0012】これら、アクチュエータ1、機構2及びパ
ルスエンコーダ3は一組となって一つの舞台機構を構成
し、複数組のアクチュエータ1〜1n、機構2〜2n及
びパルスエンコーダ3〜3nによりn組みの複数の舞台
機構が配設され、各アクチュエータ1及びパルスエンコ
ーダ3はそれぞれコントローユニット5に接続される。
ルスエンコーダ3は一組となって一つの舞台機構を構成
し、複数組のアクチュエータ1〜1n、機構2〜2n及
びパルスエンコーダ3〜3nによりn組みの複数の舞台
機構が配設され、各アクチュエータ1及びパルスエンコ
ーダ3はそれぞれコントローユニット5に接続される。
【0013】コントローユニット5はパルスエンコーダ
3の出力に基づいて機構2の位置及び速度を演算する一
方、機構2の動作データ(アクチュエータ1の位置及び
速度)に基づいてアクチュエータ1〜1nの駆動を行
う。
3の出力に基づいて機構2の位置及び速度を演算する一
方、機構2の動作データ(アクチュエータ1の位置及び
速度)に基づいてアクチュエータ1〜1nの駆動を行
う。
【0014】コントローユニット5には磁気ディスク等
で構成される記憶装置6と動作データなどを表示する表
示装置4が接続され、さらに、コントローユニット5に
はオペレータによって操作される操作部10が接続さ
れ、操作部10からの信号に基づいて機構2の駆動、記
憶装置6への動作データの読み出し、書き込みが行われ
る。コントローユニット5に読み出され又は入力された
動作データは、図示しないメモリ等の記憶手段によって
保持される。
で構成される記憶装置6と動作データなどを表示する表
示装置4が接続され、さらに、コントローユニット5に
はオペレータによって操作される操作部10が接続さ
れ、操作部10からの信号に基づいて機構2の駆動、記
憶装置6への動作データの読み出し、書き込みが行われ
る。コントローユニット5に読み出され又は入力された
動作データは、図示しないメモリ等の記憶手段によって
保持される。
【0015】操作部10は図3にも示すように、複数の
舞台機構、すなわち、機構2〜2nを選択する機構選択
部20〜20n、オペレータからの指令によってアクチ
ュエータ1への駆動信号を発生する手動運転部30、前
記選択した舞台機構を任意のグループに設定するグルー
プ選択部40、図示しないテンキー及びファンクション
キーを備えて機構2の動作データを入力又は修正するデ
ータ設定部50により構成される。
舞台機構、すなわち、機構2〜2nを選択する機構選択
部20〜20n、オペレータからの指令によってアクチ
ュエータ1への駆動信号を発生する手動運転部30、前
記選択した舞台機構を任意のグループに設定するグルー
プ選択部40、図示しないテンキー及びファンクション
キーを備えて機構2の動作データを入力又は修正するデ
ータ設定部50により構成される。
【0016】機構選択部20〜20nは各機構2〜2n
にそれぞれ対応しており、各機構選択部20には、機構
2を選択するための機構選択スイッチ21、機構2を上
方へ駆動する上昇スイッチ22、同じく下方へ駆動する
下降スイッチ23、同じく機構2の駆動を停止する停止
スイッチ24及び図示しないダイアル等により機構2の
目標位置を設定する設定器25が配設され、これらスイ
ッチ21〜24及び設定器25によって機構2を単独で
駆動することができる。
にそれぞれ対応しており、各機構選択部20には、機構
2を選択するための機構選択スイッチ21、機構2を上
方へ駆動する上昇スイッチ22、同じく下方へ駆動する
下降スイッチ23、同じく機構2の駆動を停止する停止
スイッチ24及び図示しないダイアル等により機構2の
目標位置を設定する設定器25が配設され、これらスイ
ッチ21〜24及び設定器25によって機構2を単独で
駆動することができる。
【0017】グループ設定部40にはA〜Cの3つのグ
ループをそれぞれ指定するための選択スイッチ40A〜
Cが設けられ、所望の機構2に対応した機構選択部20
の機構選択スイッチ21を押した後に、例えば選択スイ
ッチ40Aを押せば、機構2はグループAとして設定さ
れ、このグループAに設定された複数の機構2は後述す
るように一括して駆動される。
ループをそれぞれ指定するための選択スイッチ40A〜
Cが設けられ、所望の機構2に対応した機構選択部20
の機構選択スイッチ21を押した後に、例えば選択スイ
ッチ40Aを押せば、機構2はグループAとして設定さ
れ、このグループAに設定された複数の機構2は後述す
るように一括して駆動される。
【0018】一方、手動運転部30は、各グループに設
定された機構2の作動方向及び速度を指令するジョイス
ティック31A〜Cが配設されており、このジョイステ
ィック31A〜Cは図中上方へ倒すことで機構2へ巻取
を指令する一方、図中下方へ倒すことで機構2へ繰り出
しを指令し、ジョイスティック31A〜Cの倒す角度に
よって速度が指令され、コントロールユニット5はこの
指令に基づいて機構2を駆動する。このジョイスティッ
ク31A〜Cによる機構2の手動による操作は、表示灯
32A〜Cが点灯中の運転可能状態において可能であ
る。
定された機構2の作動方向及び速度を指令するジョイス
ティック31A〜Cが配設されており、このジョイステ
ィック31A〜Cは図中上方へ倒すことで機構2へ巻取
を指令する一方、図中下方へ倒すことで機構2へ繰り出
しを指令し、ジョイスティック31A〜Cの倒す角度に
よって速度が指令され、コントロールユニット5はこの
指令に基づいて機構2を駆動する。このジョイスティッ
ク31A〜Cによる機構2の手動による操作は、表示灯
32A〜Cが点灯中の運転可能状態において可能であ
る。
【0019】手動運転部30に配設されたティーチング
開始スイッチ35A〜C、ティーチング終了スイッチ3
6A〜Cは、それぞれ機構2の起動位置、目標位置を設
定するものであり、ジョイスティック31A〜Cを操作
して所望の位置に到達した後にティーチング開始スイッ
チ35A〜Cを押して機構2の起動位置をコントローラ
5の図示しない記憶手段に記憶させ、さらにジョイステ
ィック31A〜Cの操作により機構2を任意の位置へ駆
動させた後にティーチング終了スイッチ36A〜C2を
押すことにより目標位置がコントローラ5へ記憶され
る。
開始スイッチ35A〜C、ティーチング終了スイッチ3
6A〜Cは、それぞれ機構2の起動位置、目標位置を設
定するものであり、ジョイスティック31A〜Cを操作
して所望の位置に到達した後にティーチング開始スイッ
チ35A〜Cを押して機構2の起動位置をコントローラ
5の図示しない記憶手段に記憶させ、さらにジョイステ
ィック31A〜Cの操作により機構2を任意の位置へ駆
動させた後にティーチング終了スイッチ36A〜C2を
押すことにより目標位置がコントローラ5へ記憶され
る。
【0020】ティーチング開始スイッチ35A〜C及び
ティーチング終了スイッチ36A〜Cによって記憶され
た位置を選択するため、手動運転部30には位置指定ス
イッチ33A〜C及び位置指定スイッチ34A〜Cがそ
れぞれ配設され、位置指定スイッチ33A〜Cを押すこ
とによりコントロールユニット5に記憶された機構2の
起動位置が選択される一方、位置指定スイッチ34A〜
Cを押すことにより同じく機構2の目標位置が選択され
る。
ティーチング終了スイッチ36A〜Cによって記憶され
た位置を選択するため、手動運転部30には位置指定ス
イッチ33A〜C及び位置指定スイッチ34A〜Cがそ
れぞれ配設され、位置指定スイッチ33A〜Cを押すこ
とによりコントロールユニット5に記憶された機構2の
起動位置が選択される一方、位置指定スイッチ34A〜
Cを押すことにより同じく機構2の目標位置が選択され
る。
【0021】さらに、ジョイスティック31A〜Cは図
中左方の起動側へも倒すことも可能であり、ジョイステ
ィック31A〜Cをこの起動側へ操作することにより位
置指定スイッチ33A〜C又は位置指定スイッチ34A
〜Cが選択した位置へ機構2を駆動する。
中左方の起動側へも倒すことも可能であり、ジョイステ
ィック31A〜Cをこの起動側へ操作することにより位
置指定スイッチ33A〜C又は位置指定スイッチ34A
〜Cが選択した位置へ機構2を駆動する。
【0022】データ設定部50は図示しないテンキー及
びファンクションキー等の入力手段が設けられ、機構2
の動作データを直接入力又は修正するもので、入力され
た動作データはコントローユニット5に記憶されると共
に、表示装置4に表示され、動作データを表示装置で4
確認しながら修正したり、又は、作成した動作データを
コントローユニット5から記憶装置6へ格納することが
できる。
びファンクションキー等の入力手段が設けられ、機構2
の動作データを直接入力又は修正するもので、入力され
た動作データはコントローユニット5に記憶されると共
に、表示装置4に表示され、動作データを表示装置で4
確認しながら修正したり、又は、作成した動作データを
コントローユニット5から記憶装置6へ格納することが
できる。
【0023】ここで、機構2の仕込み操作は、データ設
定部50から機構2の目標位置及び速度を直接入力する
か、または、手動運転部30のジョイスティック31A
〜Cを操作しながら設定を行う手動運転により行われ、
この手動運転を行うためにはまず、機構2〜2nの中か
ら駆動するものを選択するため、任意の機構2に対応す
る機構選択部20の機構選択スイッチ21を押し、選択
した機構2をグループ選択部40の選択スイッチ40A
〜Cのうちの一つ、例えば40Aを押して機構2をグル
ープAに設定する。この設定が終了してからジョイステ
ィック31Aを操作することにより機構2の手動運転を
行うことができる。
定部50から機構2の目標位置及び速度を直接入力する
か、または、手動運転部30のジョイスティック31A
〜Cを操作しながら設定を行う手動運転により行われ、
この手動運転を行うためにはまず、機構2〜2nの中か
ら駆動するものを選択するため、任意の機構2に対応す
る機構選択部20の機構選択スイッチ21を押し、選択
した機構2をグループ選択部40の選択スイッチ40A
〜Cのうちの一つ、例えば40Aを押して機構2をグル
ープAに設定する。この設定が終了してからジョイステ
ィック31Aを操作することにより機構2の手動運転を
行うことができる。
【0024】なお、上記の操作を繰り返すことにより一
つのグループに複数の機構2を設定することが可能であ
り、複数の機構2を一括して操作することができ、各グ
ループごとに設定された複数の機構2は同期して駆動さ
れる。
つのグループに複数の機構2を設定することが可能であ
り、複数の機構2を一括して操作することができ、各グ
ループごとに設定された複数の機構2は同期して駆動さ
れる。
【0025】手動運転中に機構2を操作して任意の2点
間を往復駆動させる場合には、ティーチング開始スイッ
チ35A〜C及びティーチング終了スイッチ36A〜C
を操作するティーチング処理を行った後に、位置指定ス
イッチ33A〜C及び34A〜Cを操作することにより
自動的に行うことができる。
間を往復駆動させる場合には、ティーチング開始スイッ
チ35A〜C及びティーチング終了スイッチ36A〜C
を操作するティーチング処理を行った後に、位置指定ス
イッチ33A〜C及び34A〜Cを操作することにより
自動的に行うことができる。
【0026】以下、機構2をグループAに設定した場合
の2点間の往復駆動処理を図4、5のフローチャートを
参照しながら詳述する。
の2点間の往復駆動処理を図4、5のフローチャートを
参照しながら詳述する。
【0027】まず、ジョイスティック31Aを操作して
任意の位置へ駆動した後に、ティーチング開始スイッチ
35Aを押す(S1)。ティーチング開始スイッチ35
Aの操作に伴ってコントロールユニット5はパルスエン
コーダ3の出力を読み込み(S2)、起動位置としてコ
ントロールユニット5の内部の図示しない記憶手段に記
憶し(S3)、往復する2点間のうちの1点を記憶させ
る。
任意の位置へ駆動した後に、ティーチング開始スイッチ
35Aを押す(S1)。ティーチング開始スイッチ35
Aの操作に伴ってコントロールユニット5はパルスエン
コーダ3の出力を読み込み(S2)、起動位置としてコ
ントロールユニット5の内部の図示しない記憶手段に記
憶し(S3)、往復する2点間のうちの1点を記憶させ
る。
【0028】S4ではオペレータによるジョイスティッ
ク31Aの操作で機構2を任意の位置へ移動させ、ティ
ーチング終了スイッチ36Aを押してコントロールユニ
ット5にパルスエンコーダ3の出力を読み込ませる(S
5、6)。
ク31Aの操作で機構2を任意の位置へ移動させ、ティ
ーチング終了スイッチ36Aを押してコントロールユニ
ット5にパルスエンコーダ3の出力を読み込ませる(S
5、6)。
【0029】ここで読み込まれた位置が目標位置として
コントロールユニット5の内部の図示しない記憶手段に
記憶され(S7)、往復する2点間がコントロールユニ
ット5に設定される。
コントロールユニット5の内部の図示しない記憶手段に
記憶され(S7)、往復する2点間がコントロールユニ
ット5に設定される。
【0030】こうして、設定した2点間で機構2を往復
させるには、図5のフローチャートに示すように、位置
指定スイッチ33Aを押してコントロールユニット5に
予め記憶された起動位置を指定する(S11、12)。
させるには、図5のフローチャートに示すように、位置
指定スイッチ33Aを押してコントロールユニット5に
予め記憶された起動位置を指定する(S11、12)。
【0031】次に、ジョイスティック31Aを図3に示
す起動側へ倒してコントロールユニット5に機構2の駆
動を指令する(S13)。機構2はコントロールユニッ
ト5の駆動信号により予め設定した起動位置まで移動し
た後に停止し、機構2は上記S1で予め設定した起動位
置に復帰することができる(S14)。
す起動側へ倒してコントロールユニット5に機構2の駆
動を指令する(S13)。機構2はコントロールユニッ
ト5の駆動信号により予め設定した起動位置まで移動し
た後に停止し、機構2は上記S1で予め設定した起動位
置に復帰することができる(S14)。
【0032】さらに、位置指定スイッチ34Aを押して
コントロールユニット5に予め記憶された目標位置を指
定し(S15、16)、ジョイスティック31Aを上記
S13と同様に起動側へ倒すことによりコントロールユ
ニット5へ機構2の駆動を指令する(S17)。
コントロールユニット5に予め記憶された目標位置を指
定し(S15、16)、ジョイスティック31Aを上記
S13と同様に起動側へ倒すことによりコントロールユ
ニット5へ機構2の駆動を指令する(S17)。
【0033】機構2はコントロールユニット5からの駆
動信号によって予め設定した目標位置まで移動した後に
停止し(S18)、機構2は上記S5で設定した目標位
置へ移動することが可能となって起動位置から目標位置
へ容易に移動することができる。
動信号によって予め設定した目標位置まで移動した後に
停止し(S18)、機構2は上記S5で設定した目標位
置へ移動することが可能となって起動位置から目標位置
へ容易に移動することができる。
【0034】上記S11〜18の操作を繰り返すことに
よって、機構2はティーチング開始スイッチ35A及び
ティーチング終了スイッチ36Aで予め設定した起動位
置と目標位置との間を往復することが可能となる。
よって、機構2はティーチング開始スイッチ35A及び
ティーチング終了スイッチ36Aで予め設定した起動位
置と目標位置との間を往復することが可能となる。
【0035】このようにして、任意の2点をティーチン
グ開始スイッチ35A及びティーチング終了スイッチ3
6Aで指定した後に、位置指定スイッチ33A、34A
及びジョイスティック31Aを操作することにより任意
の2点間を往復することが可能となり、簡易な操作によ
って確実に複数の機構2の位置決めを行うことができ、
仕込み操作等の設定操作を短時間に行うことが可能とな
り、例えば、幕の上げ下げといった単純な操作であれ
ば、上記S11〜18の操作を繰り返すことによって確
実に反復することができ、ジョイスティック31A〜C
によって位置決め精度の高い機構2の駆動を実現するこ
とができる。
グ開始スイッチ35A及びティーチング終了スイッチ3
6Aで指定した後に、位置指定スイッチ33A、34A
及びジョイスティック31Aを操作することにより任意
の2点間を往復することが可能となり、簡易な操作によ
って確実に複数の機構2の位置決めを行うことができ、
仕込み操作等の設定操作を短時間に行うことが可能とな
り、例えば、幕の上げ下げといった単純な操作であれ
ば、上記S11〜18の操作を繰り返すことによって確
実に反復することができ、ジョイスティック31A〜C
によって位置決め精度の高い機構2の駆動を実現するこ
とができる。
【0036】また、機構2の起動位置又は目標位置を設
定した後に、機構2をこれら予め設定した2点以外の任
意の位置へ移動させてから上記S11〜14又はS15
〜18の操作を行うことで、任意の位置から予め設定し
た起動位置又は目標位置へ復帰することが可能となり、
機構2の設定作業等における自由度及び操作性を向上す
ることができる。
定した後に、機構2をこれら予め設定した2点以外の任
意の位置へ移動させてから上記S11〜14又はS15
〜18の操作を行うことで、任意の位置から予め設定し
た起動位置又は目標位置へ復帰することが可能となり、
機構2の設定作業等における自由度及び操作性を向上す
ることができる。
【0037】なお、上記実施例において機構2の位置を
検出する手段としてパルスエンコーダ3を採用したが、
図示はしないがストロークセンサ等の位置検出装置を採
用してもよい。
検出する手段としてパルスエンコーダ3を採用したが、
図示はしないがストロークセンサ等の位置検出装置を採
用してもよい。
【0038】また、機構2の動作方向及び速度を指令す
る手段としてジョイスティック31A〜Cを採用した
が、図示はしないがキーボード、ダイアル等により構成
してもよい。
る手段としてジョイスティック31A〜Cを採用した
が、図示はしないがキーボード、ダイアル等により構成
してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、選択手段
を操作することにより設定手段で予め設定した起動位置
及び目標位置へ複数の舞台機構を一斉に反復して駆動す
ることができるため、複数の舞台機構を簡易な操作によ
り起動位置又は目標位置へ正確に復帰させることがで
き、舞台機構の設定操作などを短時間で行うことが可能
となる。
を操作することにより設定手段で予め設定した起動位置
及び目標位置へ複数の舞台機構を一斉に反復して駆動す
ることができるため、複数の舞台機構を簡易な操作によ
り起動位置又は目標位置へ正確に復帰させることがで
き、舞台機構の設定操作などを短時間で行うことが可能
となる。
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の実施例を示す概略構成図である。
【図3】手動運転部を示す部分拡大図である。
【図4】制御の流れを示すフローチャートである。
【図5】同じく制御の流れを示すフローチャートであ
る。
る。
1、1n アクチュエータ 2、2n 機構 3、3n パルスエンコーダ 5 コントロールユニット 10 操作部 30 手動運転部 70 舞台機構 71 駆動手段 72 位置検出手段 73 指令手段 74 第1記憶手段 75 第2記憶手段 76 設定手段 77 設定手段 78 選択手段 79 同期手段 80 制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 アクチュエータにより駆動される複数の
舞台機構と、前記舞台機構を駆動する手段と、前記舞台
機構の位置を検出する手段と、前記舞台機構の目標位置
及び速度を指令する手段とを備えた舞台機構の制御装置
において、前記複数の舞台機構について一斉に起動位置
を記憶する第1の記憶手段と、同じく一斉に目標位置を
記憶する第2の記憶手段と、前記位置検出手段の検出値
を前記第1記憶手段へ設定する手段と、前記位置検出手
段の検出値を前記第2記憶手段へ設定する手段と、前記
第1記憶手段及び第2記憶手段のうち少なくとも一方を
選択する手段と、前記選択結果に基づいて前記複数の舞
台機構に対応する駆動信号を同期させる手段と、前記同
期手段からの駆動信号を前記駆動手段に送出する制御手
段とを備えたことを特徴とする舞台機構の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8885993A JPH06296768A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 舞台機構の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8885993A JPH06296768A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 舞台機構の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06296768A true JPH06296768A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13954726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8885993A Pending JPH06296768A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 舞台機構の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06296768A (ja) |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP8885993A patent/JPH06296768A/ja active Pending
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