JP2603269Y2 - クレーンの操縦制御装置 - Google Patents

クレーンの操縦制御装置

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JP2603269Y2
JP2603269Y2 JP1993005123U JP512393U JP2603269Y2 JP 2603269 Y2 JP2603269 Y2 JP 2603269Y2 JP 1993005123 U JP1993005123 U JP 1993005123U JP 512393 U JP512393 U JP 512393U JP 2603269 Y2 JP2603269 Y2 JP 2603269Y2
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はクレーンの操縦制御装置
に係わり、特に、建設機械の一種であるクレーン等にお
ける吊り荷を操縦するときの微小制御に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の油圧式クレーンの操縦制
御装置の一例を示す構成図である。図8において、原動
機1で駆動される油圧ポンプ2の吐出油が電磁切換弁3
の作動により切り換えられて油圧モータ4に送られ、油
圧モータ4に連結されたウインチドラム5を回転し、ウ
インチドラム5にワイヤー等で連結された図示しない吊
り荷用のフックを上下動している。電磁切換弁3の作動
は操作レバー51を操作することにより、中立時のスイ
ッチ52が解除されるとともに、操作レバー51に付設
されたポテンショメータ53の位置(操作レバー51の
操作量)に応じて発生するレバー信号がコントローラ5
4に入力され、その出力である駆動信号によって電磁切
換弁3が制御される。このとき、操作レバー51の操作
方向に応じて電磁切換弁3の切り換え位置(A、B位
置)が替わり、これにより油圧モータ4及びこれに結合
したウインチドラム5を正逆転させている。また、この
とき、操作レバー51の操作量に応じて電磁切換弁3の
切換量を変化させ、操作レバー51の操作が大きくても
電磁切換弁3の切換量が微小に作動するように制御を行
うものも知られている。
【0003】
【考案が解決しようする課題】ところが、従来の油圧式
クレーンの操縦制御装置では、操作レバーを操作して操
作弁を必要量かつ必要時間だけ作動させる必要があるた
め、たとえば工作機械等の重量物を設置する際のボルト
位置あわせのように、微小な吊り荷の巻上げ又は巻下げ
を行うためには、高度な熟練技術が必要で、運転者に著
しい負担となっている。また、操作レバーの操作量に応
じて電磁切換弁の切換量を変化させた場合でも、同様な
操作が必要になり、若干は操作性の向上は得られるもの
の運転者にとって負担となっている。また、このときに
は操作量が大きくなり、オペレータが疲労するという問
題もある。
【0004】本考案は、上記従来の問題点に着目し、ク
レーン等において容易に吊り荷等の微小移動が行える操
縦の容易性の改善を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の第1の考案では、操作レバーに付設された
ポテンショメータにより検出した操作量に応じて出力さ
れる信号をコントローラに入力し、その入力信号により
吊り荷等の部材の上昇駆動速度、あるいは下降駆動速度
を制御する電磁切換弁に操作レバーの操作量に応じた信
号を出力して駆動モータの回転速度を制御するクレーン
の操縦制御装置において、操作レバーの操作量に応じた
回転速度で駆動モータを回転させる中立(OFF)位置
か、あるいは、吊り荷等の部材の上昇駆動速度を微小速
度で移動させる上げ位置又は下降駆動速度を微小速度で
移動させる下げ位置のうちのいずれかを選択するコント
ローラに接続された微速度モードスイッチと、操作レバ
ーに付設されるとともにコントローラに接続され、押圧
される度毎に吊り荷等の部材の上昇駆動速度又は下降駆
動速度を微小速度で所定量移動させる指令を出力するノ
ブスイッチと、微速度モードスイッチが上げ位置に選択
されたとき、ノブスイッチのみの押圧に応じて吊り荷等
の部材を微小速度で上昇駆動する指令を出力し、かつ、
下げ位置に選択されたとき吊り荷等の部材を微小速度で
下降駆動する指令を出力するコントローラと、コントロ
ーラから指令を受け、微速度モードスイッチが中立(O
FF)位置にあるとき操作レバーの操作量に応じた流量
を流し駆動モータを駆動し、かつ、微速度モードスイッ
チが上げ位置または下げ位置に選択されたとき駆動モー
タを微小速度で駆動する流量を流す電磁切換弁と、コン
トローラに接続され、微小速度で駆動する駆動モータの
駆動時間を可変にする指令を入力するダイヤルとからな
る。
【0006】第2の考案では、操作レバーに付設された
ポテンショメータにより検出した操作量に応じて出力さ
れる信号をコントローラに入力し、その入力信号により
吊り荷等の部材の上昇駆動速度、あるいは下降駆動速度
を制御する電磁切換弁に操作レバーの操作量に応じた信
号を出力して駆動モータの回転速度を制御するクレーン
の操縦制御装置において、操作レバーの操作量に応じた
回転速度で駆動モータを回転させる中立(OFF)位置
か、あるいは、吊り荷等の部材を微小速度で移動させる
か、のいずれかを選択するコントローラに接続された微
速度モードスイッチと、操作レバーに付設されるととも
にコントローラに接続され、押圧されると吊り荷等の部
材を微小速度で所定量移動させる指令を出力するノブス
イッチと、微速度モードスイッチおよびノブスイッチと
から吊り荷等の部材を微小速度で移動させる指令を受け
たとき、操作レバーの上げ操作の度毎に応じて吊り荷等
の部材を微小速度で上昇駆動する指令を出力し、かつ、
操作レバーの下げ操作の度毎に応じて吊り荷等の部材を
微小速度で下降駆動する指令を出力するコントローラ
と、コントローラから指令を受け、微速度モードスイッ
チが中立(OFF)位置にあるとき操作レバーの操作量
に応じた駆動モータを駆動し、かつ、微速度モードスイ
ッチ、ノブスイッチ、および、操作レバーが上げ位置ま
たは下げ位置に操作されたとき、操作レバーの上げ位置
または下げ位置に応じて駆動モータを微小速度で駆動す
る流量を流す電磁切換弁と、コントローラに接続され、
微小速度で駆動する駆動モータの駆動時間を可変にする
指令を入力するダイヤルとからなる。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】上記構成によれば、微操作モードを選択したう
えでノブスイッチを操作するごとに、ごく短い所定時間
の駆動信号がコントローラから操作弁に出力され、所定
量の吊り荷等の微小移動が上げ又は下げの方向への移動
が行える。このために、オペレータは、微操作モードを
選択したうえでノブスイッチを順次押すことにより、微
小移動を容易に度々行うことができるので、難しい工作
機械等の重量物を設置する際のボルト位置合わせも容易
に出来る。また、微小移動量を必要量に応じて可変にで
きるので更に作業が容易に行える。
【0011】
【実施例】以下に、本考案に係わるクレーンの操縦制御
装置の実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1
は、本考案のクレーンの操縦制御装置10の第1実施例
の構成図である。図1において、従来と同様に、原動機
1で駆動される油圧ポンプ2の吐出油が電磁切換弁3の
作動により切り換えられて油圧モータ4に送られ、油圧
モータ4に連結されたウインチドラム5を回転し、ウイ
ンチドラム5にワイヤー等で連結された図示しない吊り
荷用のフックを上下動している。なお、図中のウインチ
ドラム5の巻き下げ方向の回路6には、カウンタバラン
ス弁7が挿入されている。
【0012】本考案のクレーンの操縦制御装置10は、
操作レバー11と、ノブスイッチ12と、ポテンショメ
ータ13と、コントローラ14と、微操作モードスイッ
チ15と、およびデテント16から構成され、操作レバ
ー11には、操作レバー11の先端にオペレータが手を
離すことなくスイッチオン・オフすることができるノブ
スイッチ12と、支点部にポテンショメータ13とデテ
ント16が付設されている。ノブスイッチ12、ポテン
ショメータ13、および微操作モードスイッチ15とコ
ントローラ14はそれぞれ接続され、ノブスイッチ1
2、ポテンショメータ13、および微操作モードスイッ
チ15からの信号はコントローラ14に入力される。こ
の微操作モードスイッチ15には、「上げ位置」と「下
げ位置」および「切り位置(以下、OFFという。)」
とがある。
【0013】ノブスイッチ12は下方向に押されるとス
イッチが「ON」して後述する一回の所定の信号を出力
し、押され続けても一回だけの信号しか出力しない。従
って、所定回数の信号を出力する場合には、所定の回数
押す構成とされている。デテント16はローラ16a
と、ロッド16bと、バネ16cからなり、さらに、ロ
ッド16bにはスイッチ17が付設されている。ローラ
16aはバネ16cにより操作レバー11の中立位置の
溝11aに係止し、このとき、スイッチ17が接続(ス
イッチ閉)され、かつ、操作レバー11が操作されたと
きにローラ16aが中立位置の溝11aから外れ、スイ
ッチ17は解放(スイッチ開)される。
【0014】上記構成において、次に作動について図2
のフローチャート図により説明する。ステップ1にて、
微操作モードスイッチ15がOFFか、否かを判断し、
FFの場合には、ステップ2に行き、操作レバー11
の操作方向、操作量に応じた駆動信号を電磁切換弁3に
出力する。即ち、FFの場合には通常の作業であり、
従来と同様に作動し、操作レバー11の操作量に応じて
ポテンショメータ13で発生するレバー信号がコントロ
ーラ14に入力され、その出力である駆動信号によって
電磁切換弁3が所定量移動し、操作量に応じた油量が油
圧モータ4に送られ、操作量に応じた所定の速度で吊り
荷が操作レバー11の操作方向に応じて所定の方向に移
動する。
【0015】ステップ1でOFF以外に切り換えられて
いる場合には、ステップ3に行き、ノブスイッチ12が
ONされたか、OFFのままかを判断し、FFの場合
にはステップ4に行き、EGFLAGを0にしてエンド
に戻り、次の指令を待つ。このとき、EGFLAGと
は、ノブスイッチのN「1」からFF「0」のエッ
ジ検出用フラッグを示す。ステッブ3でノブスイッチ1
2がONにされた場合には、ステップ5に行き、EGF
LAGが「1」か、あるいは、「0」かを判断する。ス
テップ5で「1」の場合にはそのままエンドに戻る。
【0016】ステップ5で「0」の場合には、ステップ
6に行きEGFLAGを「1」にして、ステップ7に行
き、微操作モードスイッチ15が「上げ位置」か、「下
げ位置」かを判断する。ステップ7で「上げ位置」の場
合には、ステップ8に行き、コントローラ14より電磁
切換弁3に所定時間の上げ方向(A)の位置への駆動信
号を出力する。電磁切換弁3は駆動信号に応じて移動
し、所定時間の移動に応じた油量を油圧モータ4に送
る。これにより、吊り荷はノブスイッチ12のON操作
により、所定量だけ上げ方向に微小移動する。
【0017】ステップ7で「下げ位置」の場合には、ス
テップ9に行き、コントローラ14より電磁切換弁3に
所定時間の下げ方向(B)の位置への駆動信号を出力す
る。電磁切換弁3は駆動信号に応じて移動し、所定時間
の移動に応じた油量を油圧モータ4に送る。このため、
ウインチドラム5に巻装された図示しないワイヤロープ
は、ノブスイッチ12を「N」操作するごとに、指定
された方向へ微小距離だけ移動する。これにより、吊り
荷はノブスイッチ12のON操作により、所定量だけ下
げ方向に微小移動する。このときのノブスイッチ信号
と、電磁切換弁への駆動信号のタイムチャートを図3
に示す。
【0018】なお、このとき、微操作モードスイッチ1
5を操作して「上げ位置」又は「下げ位置」にすると、
コントローラ14はレバー信号による駆動信号を電磁切
換弁3に出力しないため、操作レバー11を操作して
も、ウインチドラム5は回転しない。
【0019】図4は、本考案に係るクレーンの操縦制御
装置20の第2実施例の構成図である。なお、第1実施
例と同一部品には同一符号を付して説明は省略する。こ
こでは、図1に示す第1実施例に対して電磁切換弁
の駆動信号の出力時間設定用のダイヤル21をコントロ
ール14に付設している。
【0020】出力時間設定用のダイヤル21を回転させ
ると、図3に示す電磁切換弁への駆動信号の時間Tの
長さが変わる。このダイヤル21を回転させると、図5
に示すフロチャート図では、ステップ18、19が図2
に示すフロチャートとは異なっている。ステップ18、
19では、コントロール14より電磁切換弁3に出力す
る時間が変わり、例えば、右方向に回転すると電磁切換
弁3に出力する時間が長くなり、これにより吊り荷等の
移動する微小距離間隔を長くとることができる。即ち、
一回のノブスイッチ12のON操作により、吊り荷等の
移動距離を可変に出来る。
【0021】次に、図6は、本考案に係るクレーンの操
縦制御装置30の第3実施例の構成図である。なお、第
1実施例と同一部品には同一符号を付して説明は省略す
る。ここでは、微操作モード切換えスイッチ31をコン
トローラ14に付設している。微操作モード切換えスイ
ッチ31は、通常操作と微操作のモード切換えだけを行
い、吊り荷の「上げ」又は「下げ」方向の選択は、操作
レバー11で行う。作動については、図7のフロチャー
ト図で示す。図7においては、ステップ27で操作レバ
ー11の位置が、「上げ位置」か、「下げ位置」か、
「中立位置」かを判断する。ステップ27で「上げ位
置」の場合にはステップ28に行き、また、「下げ位
置」の場合にはステップ29に行き、両者ともに第1実
施例と同様に作動する。
【0022】テップ27で「中立位置」の場合にはエ
ンドに行き次の指令を待つ。即ち、上記構成によれば、
微操作モード切換えスイッチ31を「ON」の微操作モ
ードとすれば、操作レバー11を「上げ位置」の方向へ
倒した状態でノブスイッチ12を「ON」にすれば、微
小巻上げを、また、逆に「下げ位置」の方向へ倒した状
態でノブスイッチ12を「ON」にすれば、微小巻下げ
を行うことが、手を離さずにできる。なお、当然のこと
であるが、本実施例において、第2実施例における駆動
信号の出力時間設定用のダイヤル21をコントローラ
に付加することも可能である。
【0023】また、前記の実施例では、ウインチの巻上
げ及び巻下げについて説明しているが、他の作動、たと
えば旋回、ブームの起伏・伸縮等について、このような
制御機構を適用することも可能である。また、上記にお
いては油圧モータを用いたが、電動モータを使用して直
にモータを制御してもも良い。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係わるク
レーンの操縦制御装置電子制御装置では、従来のような
操作レバーの微妙な操作ではなく、ノブスイッチの「O
N」、「OFF」という簡単な操作で行うことができる
ので、高度な熟練技術が不要となり、初心者等の未熟な
オペレータでも容易に操作ができるとともに、運転者の
負担が著しく軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るクレーンの操縦制御装置の第1実
施例の構成図である。
【図2】本考案の第1実施例のフローチャート図であ
る。
【図3】本考案のノブスイッチ信号と操作弁駆動信号の
タイミングチャート図である。
【図4】本考案に係るクレーンの操縦制御装置の第2実
施例の構成図である。
【図5】本考案の第2実施例のフローチャート図であ
る。
【図6】本考案に係るクレーンの操縦制御装置の第3実
施例の構成図である。
【図7】本考案の第3実施例のフローチャート図であ
る。
【図8】従来技術の油圧クレーンの操縦制御装置の実施
例の構成図である。
【符号の説明】
1 原動機 17 スイッ
チ、 2 油圧ポンプ 21 ダイヤル 3 電磁切換弁 31 微操作モ
ード切換えスイッチ 4 油圧モータ 5 ウインチドラム 11 操作レバー 12 ノブスイッチ、 13 ポテンショメータ 14 コントローラ、 15 微操作モードスイッチ 16 デテント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 13/00 - 15/06 B66D 1/44

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーに付設されたポテンショメー
    タにより検出した操作量に応じて出力される信号をコン
    トローラに入力し、その入力信号により吊り荷等の部材
    上昇駆動速度、あるいは下降駆動速度を制御する電磁
    切換弁に操作レバーの操作量に応じた信号を出力して駆
    動モータの回転速度を制御するクレーンの操縦制御装置
    において、操作レバーの操作量に応じた回転速度で駆動
    モータを回転させる中立(OFF)位置か、あるいは、
    吊り荷等の部材の上昇駆動速度を微小速度で移動させる
    上げ位置又は下降駆動速度を微小速度で移動させる下げ
    位置のうちのいずれかを選択するコントローラに接続さ
    れた微速度モードスイッチと、操作レバーに付設される
    とともにコントローラに接続され、押圧される度毎に吊
    り荷等の部材の上昇駆動速度又は下降駆動速度を微小速
    度で所定量移動させる指令を出力するノブスイッチと、
    微速度モードスイッチが上げ位置に選択されたとき、ノ
    ブスイッチのみの押圧に応じて吊り荷等の部材を微小速
    度で上昇駆動する指令を出力し、かつ、下げ位置に選択
    されたとき吊り荷等の部材を微小速度で下降駆動する指
    令を出力するコントローラと、コントローラから指令を
    受け、微速度モードスイッチが中立(OFF)位置にあ
    るとき操作レバーの操作量に応じた流量を流し駆動モー
    タを駆動し、かつ、微速度モードスイッチが上げ位置ま
    たは下げ位置に選択されたとき駆動モータを微小速度で
    駆動する流量を流す電磁切換弁と、コントローラに接続
    され、微小速度で駆動する駆動モータの駆動時間を可変
    にする指令を入力するダイヤルとからなることを特徴と
    するクレーンの操縦制御装置。
  2. 【請求項2】 操作レバーに付設されたポテンショメー
    タにより検出した操作量に応じて出力される信号をコン
    トローラに入力し、その入力信号により吊り荷等の部材
    上昇駆動速度、あるいは下降駆動速度を制御する電磁
    切換弁に操作レバーの操作量に応じた信号を出力して駆
    動モータの回転速度を制御するクレーンの操縦制御装置
    において、操作レバーの操作量に応じた回転速度で駆動
    モータを回転させる中立(OFF)位置か、あるいは、
    吊り荷等の部材を微小速度で移動させるか、のいずれか
    を選択するコントローラに接続された微速度モードスイ
    ッチと、操作レバーに付設されるとともにコントローラ
    に接続され、押圧される と吊り荷等の部材を微小速度で
    所定量移動させる指令を出力するノブスイッチと、微速
    度モードスイッチおよびノブスイッチとから吊り荷等の
    部材を微小速度で移動させる指令を受けたとき、操作レ
    バーの上げ操作の度毎に応じて吊り荷等の部材を微小速
    度で上昇駆動する指令を出力し、かつ、操作レバーの下
    げ操作の度毎に応じて吊り荷等の部材を微小速度で下降
    駆動する指令を出力するコントローラと、コントローラ
    から指令を受け、微速度モードスイッチが中立(OF
    F)位置にあるとき操作レバーの操作量に応じた駆動モ
    ータを駆動し、かつ、微速度モードスイッチ、ノブスイ
    ッチ、および、操作レバーが上げ位置または下げ位置に
    操作されたとき、操作レバーの上げ位置または下げ位置
    に応じて駆動モータを微小速度で駆動する流量を流す電
    磁切換弁と、コントローラに接続され、微小速度で駆動
    する駆動モータの駆動時間を可変にする指令を入力する
    ダイヤルとからなることを特徴とするクレーンの操縦制
    御装置。
JP1993005123U 1993-01-25 1993-01-25 クレーンの操縦制御装置 Expired - Lifetime JP2603269Y2 (ja)

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