JP3145792B2 - 舞台機構の制御装置 - Google Patents

舞台機構の制御装置

Info

Publication number
JP3145792B2
JP3145792B2 JP16928092A JP16928092A JP3145792B2 JP 3145792 B2 JP3145792 B2 JP 3145792B2 JP 16928092 A JP16928092 A JP 16928092A JP 16928092 A JP16928092 A JP 16928092A JP 3145792 B2 JP3145792 B2 JP 3145792B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scene data
input
unit
scene
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16928092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH067552A (ja
Inventor
信雄 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP16928092A priority Critical patent/JP3145792B2/ja
Publication of JPH067552A publication Critical patent/JPH067552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3145792B2 publication Critical patent/JP3145792B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舞台に備える吊り物機
構や床機構などの動作を制御する制御手段に関する。
【0002】
【従来の技術】舞台に備える吊り物機構や床機構などア
クチュエータによって駆動される舞台機構を場面に応じ
て適切に動作させるための方法として、例えば場面(シ
ーン)に応じて機構のセット位置や動作速度を定めたシ
ーンデータをあらかじめ作成してコントローラに記憶さ
せておき、実際の場面ではコントローラが記憶されたシ
ーンデータに従ってこれらのアクチュエータの駆動を制
御するという方法が知られている。
【0003】これらのシーンデータは、コントローラに
付設したテンキーなどの入力装置により数値として直接
入力したり、あるいは舞台機構を実際に動作させた上で
位置や速度の検出機構により数値を間接入力すること
で、コントローラ内部のメモリーに記憶されるようにな
っていた。
【0004】そして、試行やリハーサルを通じてデータ
の修正を積み重ねて、実際に本番で使用するシーンデー
タを確定していた。
【0005】
【発明の課題】しかしながら、こうした修正作業は舞台
機構ごとに行う必要があり、そのためのデータ入力に多
くの労力を要するという問題があった。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決すべくなさ
れたもので、シーンデータの入力や修正を容易にするこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を達成するための手段】本発明は、複数の舞台機
構を場面に応じた動作速度やセット位置へと動作させる
シーンデータの値に従って舞台機構を動作させるアクチ
ュエータを制御する制御装置において、シーンデータを
共通の変数を用いた複数の数式として記憶する手段と、
この変数に数値を入力する手段と、入力された数値と記
憶している数式とから演算を行ってシーンデータの値を
求める手段とを備えている。
【0008】
【作用】シーンデータを数式の状態で記憶しておき、入
力手段により変数に数値が入力されると演算手段が数式
を演算してシーンデータを数値化し、コントローラがこ
の数値化されたシーンデータに従ってアクチュエータの
駆動を制御する。同一の数値を必要とするシーンデータ
に同一の変数を用いた数式を適用することにより、複数
のシーンデータを一度の数値入力で更新できる。
【0009】
【実施例】図1及び図2に本発明の実施例を示す。
【0010】図1において、A1〜Anは舞台機構であ
り、それぞれ専用のアクチュエータB1〜Bnにより駆動
される。舞台機構A1〜Anのセット位置と駆動速度はシ
ーンデータ処理部2の出力信号に応動する制御部1によ
り制御される。
【0011】シーンデータ処理部2は入力部3、操作部
4、演算記憶部5、出力部6及び表示部7で構成され
る。
【0012】入力部3はテンキーを含むキーボードから
なり、これらの入力操作に対応した数値信号または文字
信号を演算記憶部5に出力することで、演算記憶部5に
対して数値と数式の入力を行う。
【0013】また、操作部4は制御部1に舞台機構A1
〜Anの動作開始や停止を指示するスイッチと状態表示
灯とを備え、これらの操作に応じた動作開始信号を演算
記憶部5と出力部6に出力する。
【0014】演算記憶部5は各舞台機構A1〜Anのセッ
ト位置と動作速度に関するシーンデータを数値あるいは
数式として記憶するメモリー5Aと、これらの数式内の
変数に具体的数値を代入するための対応表を記憶するメ
モリー5Bを備える。
【0015】演算記憶部5は操作部4から入力される舞
台機構A1〜Anの動作開始信号に対して、シーンデータ
が数値である場合はそれを出力部6に出力する。
【0016】また、シーンデータが数式の場合はメモリ
ー5Bの対応表から数式に使用された変数の数値を読み
取って数式に代入し、演算によりシーンデータを数値化
して出力部6に出力する。
【0017】出力部6は演算記憶部5から入力した数値
信号を制御部1に出力する。
【0018】表示部7はメモリー5Aに記憶された数式
とメモリー5Bの対応表を必要に応じて表示する。
【0019】次に作用を説明する。
【0020】この制御装置においては、シーンデータは
入力部3から演算記憶部5に入力される。
【0021】入力部3から数値データを入力する場合に
は、数値データのみがメモリー5Aにシーンデータとし
て記憶される。
【0022】さらに、入力部3からはシーンデータを変
数を用いた数式として入力することができる。入力され
た数式データはメモリー5Aに数式として記憶される。
【0023】シーンデータを数式で与える場合には、図
2のS1に示すようにあらかじめ数式をメモリー5Aに
入力しておき、実際に舞台機構A1〜Anを動作させる際
に数式内の変数の数値を入力部3から入力する(S
2)。この数値はメモリー5Bの対応表に記憶される。
【0024】そして、操作部4から舞台機構A1〜An
いずれかの動作開始信号が出力されると、演算記憶部5
はメモリー5Aに記憶されたシーンデータが数値の場合
はその数値をそのまま出力部6を介して制御部1に出力
する。
【0025】一方、メモリー5Aのシーンデータが数式
である場合には、演算記憶部5はメモリー5Bの対応表
に記憶されている変数の数値を数式に代入して演算を行
い、得られた数値を出力部6を介して制御部1に出力す
る。
【0026】制御部1はこのようにして出力された数値
信号に基づきアクチュエータB1〜Bnを駆動する。
【0027】このようにして試行もしくはリハーサルが
行われ(S3)、その結果シーンデータの修正が必要と
判断された場合は(S4)、入力部3から新たな数値を
入力するか、操作部4の手動操作でアクチュエータB1
〜Bnをメモリー5Aの内容とは無関係に作動させ、そ
の時の位置や速度をメモリー5Bの対応表へ入力する機
能を入力部3に付加し、その機能を利用することにより
対応表内の変数の数値を書き換える(S5)。入力部3
から数値を入力する場合には表示部7に対応表を表示さ
せて空欄を埋めるか、あるいは各シーンデータを表示部
7に表示してシーン毎に変数に数値を割り付ければ良
い。
【0028】この場合にはシーンデータ内の数式は修正
されず、対応表の変数の数値のみが修正される。本番で
はこのようにして修正された数値に基づくシーンデータ
を用いて舞台機構A1〜Anの動作が行われる。
【0029】したがって、例えば同一の位置や速度で動
作する舞台機構のアクチュエータについて同一の変数を
用いた数式を設定しておけば、一回の数値入力により同
一の変数を用いた数式を使用したすべての舞台機構のシ
ーンデータを修正することができる。
【0030】つまり、初期段階であらかじめ想定された
演出に応じて同一動作をする舞台機構を選び出し、これ
らのシーンデータについては同一の変数を用いた数式を
設定しておき、実際に道具や用具類をセットしてリハー
サルを行って舞台機構のセット位置や速度に関するシー
ンデータが確定した段階で、対応表の関連する数値を修
正すれば必要最小限の修正操作で大量のデータを更新す
ることができる。
【0031】なお、シーンデータの数式を入力部3から
入力せずに別ユニットの入力装置により作成し、通信装
置や記憶媒体を介して演算記憶部5に転送することも可
能であり、これにより時間や場所を限定せずにシーンデ
ータ入力作業を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、シーンデータを
変数を用いた数式として入力しておき、この変数の数値
をあとから入力するようにしたので、僅かな手間で大量
のシーンデータの入力や修正を行うことができ、シーン
データの作成に要する労力を大幅に削減する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す舞台機構制御装置のブロッ
ク図である。
【図2】シーンデータの入力プロセスを説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
n 舞台機構 Bn アクチュエータ 1 制御部 2 シーンデータ処理部 3 入力部 5 演算記憶部 5A メモリー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の舞台機構を場面に応じた動作速度
    やセット位置へと動作させるシーンデータの値に従って
    舞台機構を動作させるアクチュエータを制御する制御装
    置において、シーンデータを共通の変数を用いた複数の
    数式として記憶する手段と、この変数に数値を入力する
    手段と、入力された数値と記憶している数式とから演算
    を行ってシーンデータの値を求める手段とを備えたこと
    を特徴とする舞台機構の制御装置。
JP16928092A 1992-06-26 1992-06-26 舞台機構の制御装置 Expired - Fee Related JP3145792B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16928092A JP3145792B2 (ja) 1992-06-26 1992-06-26 舞台機構の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16928092A JP3145792B2 (ja) 1992-06-26 1992-06-26 舞台機構の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH067552A JPH067552A (ja) 1994-01-18
JP3145792B2 true JP3145792B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=15883591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16928092A Expired - Fee Related JP3145792B2 (ja) 1992-06-26 1992-06-26 舞台機構の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3145792B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH067552A (ja) 1994-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02100704A (ja) ロボットプログラミングチェック方式
JPH06309011A (ja) Faシステムの生産セル制御装置
JP3211422B2 (ja) ロボット制御装置
JP3145792B2 (ja) 舞台機構の制御装置
US5815399A (en) Multi-path synchronization system for CNC controller
WO1995001851A1 (fr) Systeme de commande concernant la puissance de sortie d'un laser
JP6470326B2 (ja) 制御装置
JPH06290877A (ja) 照明制御システム
JP2771701B2 (ja) 対話形数値制御装置
JP3182669B2 (ja) 工業用ロボット
WO1993019407A1 (en) Method of creating operative program and method of executing the same
JPH07120181B2 (ja) 表示方式
JP2533373B2 (ja) 制御プログラム作成方法
JPH06254264A (ja) 舞台装置の制御機構
JPS6143725B2 (ja)
JP2570733B2 (ja) サ−ボモ−タ制御装置
JPH07271418A (ja) Ncプログラムの編集方式
JP2001067110A (ja) ロボット装置の教示装置およびロボット装置の教示方法ならびにロボット装置の制御装置
JPH067551A (ja) 舞台機構の制御装置
JPH08328793A (ja) 機械制御装置
JP2628925B2 (ja) モーダル指令管理方式
JPH04372330A (ja) 放電加工方法及びその装置
JPH08263118A (ja) 位置誤差補正方式
JPH07334225A (ja) Cncのプログラム実行方式
JPH07104816A (ja) Cncのデータ設定画面表示方式

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees