JPH0675240U - キャスターの取付構造 - Google Patents

キャスターの取付構造

Info

Publication number
JPH0675240U
JPH0675240U JP1616293U JP1616293U JPH0675240U JP H0675240 U JPH0675240 U JP H0675240U JP 1616293 U JP1616293 U JP 1616293U JP 1616293 U JP1616293 U JP 1616293U JP H0675240 U JPH0675240 U JP H0675240U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caster
leg pipe
vertical
mounting structure
rotation shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1616293U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH085630Y2 (ja
Inventor
宏明 築地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP1993016162U priority Critical patent/JPH085630Y2/ja
Publication of JPH0675240U publication Critical patent/JPH0675240U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH085630Y2 publication Critical patent/JPH085630Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Legs For Furniture In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 家具等の脚部のデザインの自由度を高めると
ともに、家具等を安定して円滑に移動できるようにす
る。 【構成】 水平な床面6に対して所要角度を設けて傾斜
させて立設した脚管1の下端開口1a内に、キャスター受
け具2を下方より嵌合し、キャスター受け具2の水平と
した下面2aより穿設した垂直方向の取付孔3に、キャス
ター4の垂直回転軸5を嵌挿して取付けたことにより、
脚管1を傾斜させてもキャスター4の垂直回転軸5が常
に床面6と垂直となり、キャスター4は垂直回転軸5を
中心として円滑に回転することができ、方向転換が容易
に行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、家具やショッピングカート等の脚管の下端に設けられ、家具等を安 定して回転又は移動させるようにしたキャスターの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家具等の脚管の下端に取付けて、家具等を移動させるキャスターの取付 け構造としては、例えば図4に示すような構造のものがある。
【0003】 このものは、家具等を支持する脚管(01)の下端開口(01a)内に、プラスチック 等よりなるキャスター受け具(02)を下方より圧入し、このキャスター受け具(02) に設けた取付孔(03)に、キャスター(04)の垂直回転軸(05)を挿入または捩じ込む ことにより、キャスター(4)が取り付けられている。 そして、上記した取付け構造は、脚管(01)が床面(06)に対してほぼ垂直なもの に適用されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
キャスター(04)を脚管(01)に取付ける場合に、脚管(01)を床面に対してほぼ垂 直としたのは、仮に図5に示すように、水平な床面に対して傾斜させた脚管(01' )にキャスター受け具(02)の回転軸(05')を捩じ込むようにすると、キャスター(0 4)の回転軸(5')が脚管(01')と同方向に傾斜するので、キャスター(04)の回転軸( 05')に対する回転が阻害されて、キャスター(04)の方向転換ができなくなるため である。
【0005】 しかしながら、脚管(01)を床面に対して垂直とした場合には、キャスター(04) のデザインの自由度が制限されるという問題点がある。 また、前後の脚管(01)及びキャスター(04)の間隔を広くすることができないの で、家具等の安定性が悪くなるという問題があった。
【0006】 本考案は、上記した問題点を解消すべくなされたもので、家具等の脚部のデザ インの自由度を高めるとともに、家具等を安定して円滑に移動できるようにした キャスターの取付構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、水平な床面に対して所要角度を設けて 傾斜させて立設した脚管の下端開口内に、キャスター受け具を下方より嵌合し、 該キャスター受け具の水平とした下面より穿設した垂直方向の取付孔に、キャス ターの垂直回転軸を嵌挿して取付けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】
水平な床面に対して所要角度を設けて傾斜させて立設した脚管の下端開口内に 、キャスター受け具を下方より嵌合し、キャスター受け具の水平とした下面より 穿設した垂直方向の取付孔に、キャスターの垂直回転軸を嵌挿して取付けたこと により、脚管を傾斜させてもキャスターの垂直回転軸が常に床面と垂直となり、 キャスターは垂直回転軸を中心として円滑に回転することができ、方向転換が容 易に行える。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図1〜図3を参照して説明する。 なお、従来例で説明した部材と同一部材には、従来例の符号より冒頭の「0」 を除いたものと同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。 図1中(A)は、4本の円形断面の脚管(1)を備え、脚管(1)の上部に座部(7) 及び背もたれ部(8)を設けた椅子である。
【0010】 前部の1対の脚管(1)は、水平な床面(6)に対してほぼ垂直をなし、後部の1 対の脚管(1)は、床面(6)に対して前傾するように傾斜している。
【0011】 本考案のキャスターの取付構造は、前記床面(6)に対して傾斜させた脚管(1) の下端開口(1a)内に、キャスター受け具(2)を圧入するように嵌合し、該キャス ター受け具(2)の水平とした下面(2a)より垂直方向に穿設した取付孔(3)に、キ ャスター(4)の垂直回転軸(5)を嵌挿して取り付けたところに特徴がある。
【0012】 また、キャスター受け具(2)の下部には、鍔部(9)が突設され、この鍔部(9) の上面(9a)を、脚管(1)の傾斜角度に対して直角をなす傾斜面として、脚管(1) の下端面に当接させている。
【0013】 (10)は、脚管(1)の下端部の一部に設けた切欠き、(11)は、キャスター受け具 (2)の鍔部(9)の上面の一部に設けられ、前記切欠き(10)に係合させることによ り、脚管(1)に対して、キャスター受け具(2)を位置決めするようにした係合突 起である。
【0014】
【考案の効果】
本考案は下記の効果を奏する。 (a) 水平な床面に対して所要角度を設けて傾斜させて立設した脚管の下端開 口内に、キャスター受け具を下方より嵌合し、キャスター受け具の水平とした下 面より穿設した垂直方向の取付孔に、キャスターの垂直回転軸を嵌挿して取付け たことにより、脚管を傾斜させてもキャスターの垂直回転軸が常に床面と垂直と なり、キャスターは垂直回転軸を中心として円滑に回転することができ、方向転 換が容易に行える。
【0015】 (b) 脚管を床面に対して傾斜させることができるので、デザインの自由度が 増す。
【0016】 (c) 前後の脚管をハの字状に傾斜させることにより、キャスター相互の間隔 を広げ、家具等を安定して支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を適用した椅子の側面図であ
る。
【図2】同じく要部の拡大縦断側面図である。
【図3】同じく要部の分解斜視図である。
【図4】従来のキャスターの取付構造を示す側面図であ
る。
【図5】同じく脚管を傾斜させたときの縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
(1)脚管 (1a)下端開
口 (2)キャスター受け具 (2a)下面 (3)取付孔 (4)キャス
ター (5)垂直回転軸 (6)床面 (7)座部 (8)背もた
れ部 (9)鍔部 (9a)上面 (10)切欠き (11)係合突
起 (A)椅子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平な床面に対して所要角度を設けて傾
    斜させて立設した脚管の下端開口内に、キャスター受け
    具を下方より嵌合し、該キャスター受け具の水平とした
    下面より穿設した垂直方向の取付孔に、キャスターの垂
    直回転軸を嵌挿して取付けたことを特徴とするキャスタ
    ーの取付構造。
  2. 【請求項2】 キャスター受け具の下部に上面が脚管の
    下端面に当接する鍔部を突設し、この鍔部の上面を傾斜
    面とすることにより、脚管の下端面を脚管の傾斜角度に
    対して直角な面となるように形成したことを特徴とする
    請求項1記載のキャスターの取付構造。
JP1993016162U 1993-04-01 1993-04-01 キャスターの取付構造 Expired - Fee Related JPH085630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993016162U JPH085630Y2 (ja) 1993-04-01 1993-04-01 キャスターの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993016162U JPH085630Y2 (ja) 1993-04-01 1993-04-01 キャスターの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0675240U true JPH0675240U (ja) 1994-10-25
JPH085630Y2 JPH085630Y2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=11908821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993016162U Expired - Fee Related JPH085630Y2 (ja) 1993-04-01 1993-04-01 キャスターの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH085630Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272552A (ja) * 2001-03-15 2002-09-24 Takano Co Ltd 椅子のキャスター取付構造

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821245U (ja) * 1971-07-17 1973-03-10
JPS4927644U (ja) * 1972-06-15 1974-03-09
JPS5011004U (ja) * 1973-05-25 1975-02-04
JPS517210U (ja) * 1974-07-01 1976-01-20

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821245U (ja) * 1971-07-17 1973-03-10
JPS4927644U (ja) * 1972-06-15 1974-03-09
JPS5011004U (ja) * 1973-05-25 1975-02-04
JPS517210U (ja) * 1974-07-01 1976-01-20

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272552A (ja) * 2001-03-15 2002-09-24 Takano Co Ltd 椅子のキャスター取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH085630Y2 (ja) 1996-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3680174B2 (ja) 伸縮式自転車
US3934806A (en) Bi-level book stand
WO2006018629A1 (en) Furniture
JPH0675240U (ja) キャスターの取付構造
US5024407A (en) Adjustable support for loudspeaker
US10829139B2 (en) Horn for shopping cart
JP3987416B2 (ja) キャスターの取付構造
JP2003186412A (ja) 平面型ディスプレイ固定用スタンド
JP2002253379A (ja) 椅 子
JPH0732146Y2 (ja) 脚付き黒板
JP3558329B2 (ja) 収納家具における前傾防止構造
JP3409711B2 (ja)
JPH10146224A (ja) パソコン用デスク
JP2001037566A (ja) 家具のベース
JP3151452U (ja) 手押し台車
JP3016886U (ja) キャスター付き床上載置物転倒防止器及び転倒防止器付き椅子
JPS6017175Y2 (ja) 陳列棚における棚支持腕の横振れ防止装置
US20030136269A1 (en) Pyramid type handle with stable support function
JPH0427439Y2 (ja)
JPH0546661Y2 (ja)
JP2580234Y2 (ja) 幼児用テーブルチェア
JPH0445545Y2 (ja)
JPH0681338U (ja) 家具等へのローラ取付構造
JPH0272172U (ja)
JPH077529U (ja) テーブル

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980317

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees