JPH0675222B2 - 感光体の帯電電位制御装置 - Google Patents
感光体の帯電電位制御装置Info
- Publication number
- JPH0675222B2 JPH0675222B2 JP58143118A JP14311883A JPH0675222B2 JP H0675222 B2 JPH0675222 B2 JP H0675222B2 JP 58143118 A JP58143118 A JP 58143118A JP 14311883 A JP14311883 A JP 14311883A JP H0675222 B2 JPH0675222 B2 JP H0675222B2
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- JP
- Japan
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- photoconductor
- charger
- potential
- grid
- constant
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
- G03G15/0266—Arrangements for controlling the amount of charge
Description
【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は複写機の感光体の帯電電位の制御装置に関する
ものである。
ものである。
（従来技術） 従来、この種帯電電位の制御装置としては以下のものが
公知となっている。
公知となっている。
１つは定電流コロナ放電装置であるがこれは感光体のバ
ラツキ、温度特性などにより電位が一定にならないとい
う欠点がある。
ラツキ、温度特性などにより電位が一定にならないとい
う欠点がある。
またスコロトロンチャージャー装置は帯電に十分時間を
かけてグリッド電位により決まる電圧まで帯電すれば帯
電電位は一定となるが時間がかかり過ぎるので複写機と
しては、実用的でないという欠点がある。尚この装置は
普通は上述の様な使い方をせず帯電ムラの防止として使
うので電位の制御としては不十分である。
かけてグリッド電位により決まる電圧まで帯電すれば帯
電電位は一定となるが時間がかかり過ぎるので複写機と
しては、実用的でないという欠点がある。尚この装置は
普通は上述の様な使い方をせず帯電ムラの防止として使
うので電位の制御としては不十分である。
さらに電位計を用い、この電位計の出力で高圧電源、露
光、現像バイアス制御などを行ない、電位が変わっても
複写画像の品質が一定になるように制御する方式も公知
である。しかしながらこの方式では電位計が高価なこ
と、バイアス電圧誘起電圧により感光体が汚れ易いこ
と、高入力インピーダンス回路なので電気的ノイズや雰
囲気の影響を受け易いこと等の欠点がある。また方式に
よってはチョッパーなどの機械的な振動部分があり、寿
命、信頼性に欠けるという欠点もある。
光、現像バイアス制御などを行ない、電位が変わっても
複写画像の品質が一定になるように制御する方式も公知
である。しかしながらこの方式では電位計が高価なこ
と、バイアス電圧誘起電圧により感光体が汚れ易いこ
と、高入力インピーダンス回路なので電気的ノイズや雰
囲気の影響を受け易いこと等の欠点がある。また方式に
よってはチョッパーなどの機械的な振動部分があり、寿
命、信頼性に欠けるという欠点もある。
（目的） 本発明は以上の様な従来例の欠点に鑑みてなされたもの
であり、電位計のように特別の装置を用いることなく、
感光体のバラツキの影響を受けることのない帯電電位制
御装置を提供することを目的とするものである。
であり、電位計のように特別の装置を用いることなく、
感光体のバラツキの影響を受けることのない帯電電位制
御装置を提供することを目的とするものである。
（構成） 以下、本発明の構成を図示の一実施例に基づき説明す
る。
る。
第１図は一実施例に係る制御装置の機能図である。チャ
ージャー１はスコロトロンと呼ばれているものと同じ構
造をもち、コロノード２、シールド３、グリッド４より
成る。この実施例ではグリッド４は感光体の表面電位を
検出する検出電極として作用する。このグリッド４はチ
ャージャー１の下流部にだけ設けてある。コロノード２
は高圧電源５の出力に接続される。シールド３は接地さ
れる。チャージャー１は感光体６に対向して置かれ、感
光体６を帯電させる。感光体６の背面電極は接地され、
感光体６を帯電するときに帯電させるための電流IPが流
れる。感光体６は矢印の方向に回転し、チャージャー１
により順次全面が帯電される。グリッド４は複数の導体
のワイヤよりなり、相互に電気的に接続されている。グ
リッド４は定電圧素子７に接続され、定電圧素子７の他
端は定電圧素子７を流れる電流を検出するための電流検
出抵抗８を介して接地される。電流検出抵抗８に現われ
る電圧を、定電圧素子７の電圧が数百から千ボルト程度
であるのに比較して、十分に低くなるようにする。この
ように抵抗値を選べば、直列抵抗を入れることによる定
電圧特性の悪化をさけられる。この電流検出抵抗８に発
生する電圧は、定電圧素子７を流れる電流に比例する。
この検出された信号は高圧電源５の比較回路９に入力さ
れる。コロナ放電により流れる電流は交流成分を含むの
で、実際の回路では信号の平均化処理をして直流に変換
後、比較回路９に入力している。比較回路９の基準を与
えるため、図で「電流設定」と書かれたブロック10から
基準電圧が比較回路９に入力される。「電流設定」から
の基準と電流検出抵抗８に発生する電圧の比較を行な
い、差の信号を取り出し、差の信号により高圧電源５の
出力を制御する。図のパルス幅制御回路11とDC-DCコン
バータ12により、このような制御を行っている。つま
り、グリッド４に接続された定電圧素子７を流れる電流
を一定にするフィードバック制御系が構成される。
ージャー１はスコロトロンと呼ばれているものと同じ構
造をもち、コロノード２、シールド３、グリッド４より
成る。この実施例ではグリッド４は感光体の表面電位を
検出する検出電極として作用する。このグリッド４はチ
ャージャー１の下流部にだけ設けてある。コロノード２
は高圧電源５の出力に接続される。シールド３は接地さ
れる。チャージャー１は感光体６に対向して置かれ、感
光体６を帯電させる。感光体６の背面電極は接地され、
感光体６を帯電するときに帯電させるための電流IPが流
れる。感光体６は矢印の方向に回転し、チャージャー１
により順次全面が帯電される。グリッド４は複数の導体
のワイヤよりなり、相互に電気的に接続されている。グ
リッド４は定電圧素子７に接続され、定電圧素子７の他
端は定電圧素子７を流れる電流を検出するための電流検
出抵抗８を介して接地される。電流検出抵抗８に現われ
る電圧を、定電圧素子７の電圧が数百から千ボルト程度
であるのに比較して、十分に低くなるようにする。この
ように抵抗値を選べば、直列抵抗を入れることによる定
電圧特性の悪化をさけられる。この電流検出抵抗８に発
生する電圧は、定電圧素子７を流れる電流に比例する。
この検出された信号は高圧電源５の比較回路９に入力さ
れる。コロナ放電により流れる電流は交流成分を含むの
で、実際の回路では信号の平均化処理をして直流に変換
後、比較回路９に入力している。比較回路９の基準を与
えるため、図で「電流設定」と書かれたブロック10から
基準電圧が比較回路９に入力される。「電流設定」から
の基準と電流検出抵抗８に発生する電圧の比較を行な
い、差の信号を取り出し、差の信号により高圧電源５の
出力を制御する。図のパルス幅制御回路11とDC-DCコン
バータ12により、このような制御を行っている。つま
り、グリッド４に接続された定電圧素子７を流れる電流
を一定にするフィードバック制御系が構成される。
第２図は感光体６の帯電過程を示す（縦軸は感光体電位
Vs、横軸は時間ｔ）。即ち、感光体６の一点に関して、
その帯電電位の時間による変化を示すものである。
Vs、横軸は時間ｔ）。即ち、感光体６の一点に関して、
その帯電電位の時間による変化を示すものである。
０〜toの時間は感光体６の一点がチャージャー１の開口
幅を通過する時間を示す。通常の複写機では感光体６と
チャージャー１の相対速度は帯電中一定であるから、第
２図の電位の立上りカーブは、０〜toをチャージャー１
の開口幅におきかえれば、チャージャー１で帯電中のチ
ャージャー１開口部に対応する感光体６の電位分布を示
す。つまり、チャージャー１の入口部ではOVであったも
のが、出口部で目標電位Voになっていることになる。し
たがってチャージャー１の開口部全域にグリッド４があ
っても、目標電位Voを一定にするための立上りカーブ
は、相対速度が一定という条件ならば同じであるから帯
電電位を制御するという目的は達せられるが、実際には
目標電位Voよりずっと低い電位の領域のグリッド４の電
流も流れるため電位の検出方法としてのS/Nが悪い。そ
こで第１図の実施例のようにグリッド４をチャージャー
１の下流部にだけ設ければ、感光体６の帯電電位の最終
値の近くだけで電位を検出することになり、S/Nが改善
される。
幅を通過する時間を示す。通常の複写機では感光体６と
チャージャー１の相対速度は帯電中一定であるから、第
２図の電位の立上りカーブは、０〜toをチャージャー１
の開口幅におきかえれば、チャージャー１で帯電中のチ
ャージャー１開口部に対応する感光体６の電位分布を示
す。つまり、チャージャー１の入口部ではOVであったも
のが、出口部で目標電位Voになっていることになる。し
たがってチャージャー１の開口部全域にグリッド４があ
っても、目標電位Voを一定にするための立上りカーブ
は、相対速度が一定という条件ならば同じであるから帯
電電位を制御するという目的は達せられるが、実際には
目標電位Voよりずっと低い電位の領域のグリッド４の電
流も流れるため電位の検出方法としてのS/Nが悪い。そ
こで第１図の実施例のようにグリッド４をチャージャー
１の下流部にだけ設ければ、感光体６の帯電電位の最終
値の近くだけで電位を検出することになり、S/Nが改善
される。
したがってより確実な感光体６の帯電電位の制御をする
ことが可能になる。同時に感光体６の帯電電位の低い部
分で、グリッド４に電流が流れないので、帯電の立上り
が速くなるという効果もある。
ことが可能になる。同時に感光体６の帯電電位の低い部
分で、グリッド４に電流が流れないので、帯電の立上り
が速くなるという効果もある。
さらに感光体６とチャージャー１の相対速度が変ったと
きでも電位を一定に維持できる。これはドレイブモータ
が負荷変動や入力電圧変動により速度が変っても、一定
の帯電電位を自動的に維持する。この特長を応用すれ
ば、感光体速度を変える形式の変倍機能をもつ複写機の
帯電用としても利用できる。
きでも電位を一定に維持できる。これはドレイブモータ
が負荷変動や入力電圧変動により速度が変っても、一定
の帯電電位を自動的に維持する。この特長を応用すれ
ば、感光体速度を変える形式の変倍機能をもつ複写機の
帯電用としても利用できる。
（効果） 以上本発明によれば電位計のように特別の装置を使わな
いので実装上の制限がなく、チャージャーの実装範囲内
で電位を検知し制御することが出来るし、検知部が単な
る導体であるから、コストも安く、汚れなどの影響も受
けにくい。
いので実装上の制限がなく、チャージャーの実装範囲内
で電位を検知し制御することが出来るし、検知部が単な
る導体であるから、コストも安く、汚れなどの影響も受
けにくい。
また高インピーダンス回路ではないので電気的ノイズ、
雰囲気の影響の少ない装置とすることが可能である。
雰囲気の影響の少ない装置とすることが可能である。
さらに本発明ではグリッドはチャージャーの下流部にだ
け設けてあるので、感光体の帯電電位の最終値の近くだ
けで電位を検出することになるからS/N比が改善され、
より確実な感光体の帯電電位の制御が可能となる。
け設けてあるので、感光体の帯電電位の最終値の近くだ
けで電位を検出することになるからS/N比が改善され、
より確実な感光体の帯電電位の制御が可能となる。
第１図は本発明の一実施例に係る装置の機能説明図、第
２図は感光体の帯電過程を示す図である。 １……チャージャー、２……コロノード、４……グリッ
ド、５……高圧電源、６……感光体、７……定電圧素
子、９……比較回路、11……パルス幅制御回路、12……
DC-DCコンバータ。
２図は感光体の帯電過程を示す図である。 １……チャージャー、２……コロノード、４……グリッ
ド、５……高圧電源、６……感光体、７……定電圧素
子、９……比較回路、11……パルス幅制御回路、12……
DC-DCコンバータ。
Claims (1)
- 【請求項１】感光体と対向し、その感光体に対して相対
的に移動しながら感光体を帯電させるチャージャと、 そのチャージャのコロノードと感光体との間で且つ相対
的移動方向下流に設けられたグリッドと、 そのグリッドとアースとの間に設置された定電圧素子
と、 その定電圧素子に流れる電流を検出する手段と、 その電流の検知結果に基づいて、帯電用の高圧電源の出
力を制御し、前記定電圧素子に流れる電流を一定に維持
する手段とを備えたことを特徴とする感光体の帯電電位
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58143118A JPH0675222B2 (ja) | 1983-08-06 | 1983-08-06 | 感光体の帯電電位制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58143118A JPH0675222B2 (ja) | 1983-08-06 | 1983-08-06 | 感光体の帯電電位制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6035760A JPS6035760A (ja) | 1985-02-23 |
| JPH0675222B2 true JPH0675222B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=15331330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58143118A Expired - Lifetime JPH0675222B2 (ja) | 1983-08-06 | 1983-08-06 | 感光体の帯電電位制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675222B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60107051A (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯電器の電位検出装置 |
| JP2658017B2 (ja) * | 1986-02-20 | 1997-09-30 | 三田工業株式会社 | 感光体の表面電位制御装置 |
| JPH02177100A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-07-10 | Nec Corp | 半導体記憶装置のテスト回路 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3909614A (en) | 1973-12-21 | 1975-09-30 | Xerox Corp | Scorotron power supply circuit |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5144181Y2 (ja) * | 1971-02-25 | 1976-10-27 | ||
| JPS5117419B2 (ja) * | 1972-04-05 | 1976-06-02 | ||
| JPS49112670A (ja) * | 1973-02-23 | 1974-10-26 | ||
| JPS49122378A (ja) * | 1973-03-23 | 1974-11-22 | ||
| JPS5412062B2 (ja) * | 1973-06-14 | 1979-05-19 | ||
| JPS50107815A (ja) * | 1974-01-30 | 1975-08-25 | ||
| JPS5430416A (en) * | 1977-08-10 | 1979-03-06 | Nippon Denso Co Ltd | Voltage regulator |
| JPS5621157A (en) * | 1979-07-26 | 1981-02-27 | Sharp Corp | Corona charger |
| JPS5688244U (ja) * | 1979-12-11 | 1981-07-15 | ||
| JPS56167353U (ja) * | 1980-05-13 | 1981-12-11 | ||
| JPS57163879A (en) * | 1981-04-01 | 1982-10-08 | Japan Storage Battery Co Ltd | Detector for decrease in capacity of storage battery |
-
1983
- 1983-08-06 JP JP58143118A patent/JPH0675222B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3909614A (en) | 1973-12-21 | 1975-09-30 | Xerox Corp | Scorotron power supply circuit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6035760A (ja) | 1985-02-23 |
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