JPH0675193B2 - 層支持体上の感放射線レジスト層の製法 - Google Patents

層支持体上の感放射線レジスト層の製法

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JPH0675193B2
JPH0675193B2 JP61147259A JP14725986A JPH0675193B2 JP H0675193 B2 JPH0675193 B2 JP H0675193B2 JP 61147259 A JP61147259 A JP 61147259A JP 14725986 A JP14725986 A JP 14725986A JP H0675193 B2 JPH0675193 B2 JP H0675193B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は静電吹付被覆法による被覆に適用される感放射
線被覆に関する。
従来技術 感放射線層、特にフオトレジスト層に適用するために通
常使用される被覆法(浸漬被覆、ローラー塗、フローコ
ーチング)は被覆溶液を循環しなければならずこのこと
は粘度調整及び濾過のために相当な支出を伴うという欠
点を有している。これらの方法において被覆装置の清掃
及び維持は同様に非常に費用がかかる。更に、通常被覆
の厚さは溶液の固体含量又は粘度を変えることによつて
のみ調節される。圧縮空気を用いる回転被覆又は吹付被
覆のような他の被覆法においては、新鮮な溶液が常に使
用され、こうして粘度は一定に保持され、被覆液は濾過
されることはない、しかしこの方法においては層支持体
上に溶液の約55%より多くは到達せず、残りは被覆の間
に損失する。
静電法を用いるラツカーの吹付は金属工材又は導電性工
材の表面処理に適用され、大規模な工業スケールで使用
される。通常吹付被覆により適用されるラツカーは少な
くとも20μmの層厚を有し、比較的厚い層厚を得るため
に、できるだけ多くの固体を含有するラツカーが使用さ
れる。使用される溶剤は高い蒸発温度と低い蒸発率を有
している。乾燥及び硬化のためには、しばしば140℃を
大部越える熱処理温度が使用される。
感放射線被覆溶液、特にフオトレジスト溶液は一般に感
放射線成分および結合剤、所望であれば他の添加物又は
助剤を含有している。染色のためには溶解した染料が通
常添加される。多くの場合、感放射線化合物は強い極性
特性を有し、従つて、同様に極性である溶剤中に溶け
る。好適な溶剤は、例えばエステル、ケトン又はアルコ
ールである。一般に、感放射線物質は同様に感熱性であ
り、こうして乾燥温度は一般に100℃以下でなければな
らない。従つて、この種の溶液、例えば印刷回路板を製
造するためのエツチングレジスト溶液は有利に揮発性の
極性溶液中で製造される。しばしば異なる溶剤の混合物
が被覆溶液のレベリング性を得るために使用される。
感放射線被覆の感光性は層の厚さが減少すると共に上昇
する。従つて、例えばエツチングレジストとして、ちよ
うど目的の機能に必要なうすさである層を使用すること
が試みられる。この厚さは一般に1〜10μmである。
エレクトロニクス産業においては、レジスト溶液を常に
ポンプ循環及び濾過する必要がなく、同時に高いレジス
ト収率が得られ、層厚を変えることができる被覆法を得
ることが必要とされている。更に、装置の開始及び終了
の際又は被覆溶液を交換する際の時間の損失をできるだ
け短かくするために、被覆装置を維持し、清浄にするた
めの作業におけるロスが低いのがよい。このことは特に
連続法又は他の工程との組合わせで作動する装置におい
て特に要求される。
これらの利点は、被覆液又はラツカーが静電界中で吹付
けられ、かつ接地した導電性工材上に放射線束にそつて
運搬される静電吹付被覆法により提供される。初めに、
吹付は機械的に、例えば圧力又は遠心力により実施され
る。ラツカー粒子が充電され、かつ工材が接地される
時、非静電吹付被覆法と反対にラツカーの主要量、すな
わち使用される方法により約70〜98%が基体上に付着す
る。工材への途中で被覆溶液の小滴の表面からの溶剤の
蒸発が、欠点のないフイルムがもはや基質上に形成され
ることがない程までに達してはならないということが完
全な被覆を得るための必要条件である。他方、基体上に
乾燥粉末として存在する層が得られたり、又は表面がい
わゆる“オレンジ・ピール表面組織(orange-peel text
ure)”を有する。しばしば、すでに部分的に乾燥した
被覆は湿つた被覆層上にしみ又ははねとして付着する 西ドイツ国特許公開第1772976号公報中には印刷回路板
のための支持体にフオトレジスト溶液を適用するための
静電吹付被覆法が記載されている。該方法は純粋に静電
的に実施される、すなわち該溶液は機械的な手段、例え
ば吹付デイスク又は圧縮空気を用いることなく微細化さ
れる。該公開公報はそこで使用されたフオトレジスト溶
液の性質及び溶剤に関して全く記載していない。
西ドイツ国特許公開第3510220号公報(未公開)は溶剤
として1,2−プロパンジオールのモノアルキルエーテル
を含有するフオトレジスト被覆溶液を記載している。該
溶液は文献公知で使用されている任意の方法により適用
される。1つの例として静電吹付被覆が記載されてい
る。
静電吹付法が通常の感放射線溶液、例えば、フオトレジ
スト溶液のために使用されるならば、数マイクロメータ
の範囲の厚さの均質被覆層を得ることは一般に困難であ
る。使用される溶剤の多くは湿つた層の穏やかな乾燥を
可能にするために高い蒸発速度を有するので、該溶液の
大部分はすでに吹付の間に蒸発し、こうして該溶液は工
材上に衝突するとき湿つたフイルムの形でなく、むしろ
粉末又は部分的に乾燥した小滴の形を有している。この
ようにして、なめらかな湿つたフイルムを与えるために
もはや流れない乾燥した粉末様又は不均質な層が製造さ
れる。
従つて、感放射線溶液の適用に使用される静電吹付法の
ためには、湿潤不足なしになめらかな均質層を製造する
溶剤を得ることが所望される。該溶剤はできるだけ高い
濃度で感放射線化合物のための良好な溶解力を有し、か
つ穏やかな、すなわち100℃以下での乾燥を可能とする
べきである。更に、溶剤が強臭をはなたず、健康に全く
危害を与えずに取り扱かうことができるならば、このこ
とは方法に有利である。いくつかの公知の極性化合物用
の良好な溶剤、例えばエチレングリコールの誘導体は作
業場での周囲空気中に低い濃度でのみ認容され、その実
際の使用は限定される。
発明が解決しようとする問題点 従つて、本発明の目的は静電吹付法において適用するこ
とができる感放射線被覆溶液のための溶剤を供給するこ
とであり、該溶剤は一様で、きずのない層の形成に導び
き、100℃以下の温度での後ベーキングを可能とし、か
つ感放射線層に常用の任意成分に対して良好な可溶化力
を有している。
問題点を解決するための手段 本発明により静電吹付被覆による層支持体上の感放射線
レジスト層の製法が得られ、この製法は主成分として感
放射線化合物、感放射線化合物組合わせ又は光導電性化
合物を有機溶剤又は溶剤混合物中に溶解して含有する感
放射線被覆溶液を静電吹付被覆により層支持体に適用
し、かつ乾燥することにより層支持体上に感放射線レジ
スト層を製造する際に、有機溶剤又は溶剤混合物が3−
メトキシ−ブチルアセテートからなることを特徴とす
る。
溶剤として、3−メトキシ−ブチルアセテートは感放射
線溶液の静電吹付のために広く適用できる。使用可能な
感放射線溶液は特に感光性溶液、特にエツチングレジス
ト又は電気メツキレジスト及びハンダ付レジスト溶液の
製造のためのポジテイブ−及びネガテイブフオトレジス
ト溶液を包含し、かつ同様に凸版、グラビア及び平版印
刷版、スクリーン印刷ステンシル又は電子写真記録材料
を製造するための溶液をも包含する。
静電吹付法としては、微細化が主に機械的に、又は純粋
に静電的に行なわれる方法を使用することができる。機
械的に補助された微細化法、例えば高速遠心法が有利で
ある。それというのも、この方法で、例えば極性溶剤中
に強く極性の化合物を溶解する場合に形成される比較的
高い導電性の溶液を適用することが可能であるためであ
る。更に、機械的に補助された吹付法は、比較的厚い層
厚を製造するために、又は高い通過速度のために必要な
高い通過容量を処理することを可能とする。
3−メトキシ−ブチルアセテートが溶剤として使用され
ている層は本発明により乾燥フイルムの厚さ約1〜60μ
mの範囲に製造することができる。被覆されるべき層支
持体は、例えば印刷回路板を製造するための銅張り絶縁
板、LCD機素を製造するためのメタル化ガラス、ハイブ
リツド回路のためのセラミツク材料、シリコンウエフア
ー、構造回路板又は予処理アルミニウムシートからな
る。
3−メトキシ−ブチルアセテートは通常フオトレジスト
中に使用される化合物、例えばジアゾニウム塩、キノン
ジアジド、重合性モノマー、光導電体、結合剤、染料及
びラツカー助剤に関して良好な溶解力を有している。こ
のエステルは多くの溶剤と相溶性であるが、水を吸収し
ない。電気抵抗は約106〜108Ωcmの範囲であり、これは
静電吹付法に有利な程度の大きさに相応する。該溶剤は
僅かに固有の臭気を有する。その蒸発速度は数マイクロ
メーターの厚さを有するフオトレジスト層が80℃の温度
で乾燥される程高い。他方、溶剤の引火点は十分に21℃
を越えており、溶剤の吹付又は運搬における取扱いを容
易にする。3−メトキシ−ブチルアセテートの添加後、
回転被覆又はローラー塗用のいくつかの市販フオトレジ
スト溶液も静電的に吹付することができるということは
特に有利である。
被覆溶剤又は溶剤混合物は10〜100%、有利に20〜80%
の量で3−メトキシ−ブチルアセテートを含有する。本
発明による方法の利点は3−メトキシ−ブチルアセテー
トの含量が前記の量範囲より少量である場合にすでに明
らかである。添加してもよい他の溶剤は特にジオールモ
ノアルキルエーテル、アルカノール、アルカン酸アルキ
ルエステル、ケトン又はハロゲン化炭化水素を包含す
る。これらの溶剤の沸点は約50〜200℃、有利に70〜180
℃である。これらの溶剤を用いて、溶液のレベリング挙
動又は蒸発速度、混合溶剤の可溶化力又は積層した層の
脆性に所望なように影響を与えることができる。例とし
て挙げた化合物に加えて、2−エチル−ブタノール、3
−メチル−ブタノール及びメトキシ及びエトキシ−プロ
ピルアセテートが有利な溶剤の例である。
使用される結合剤のタイプ及び所望の層厚により、静電
被覆用感放射線溶液の固体含量は3〜35%の範囲であ
り、5〜28%の固体含量の溶液が有利である。
吹付は、例えば小滴が高スピードで回転する吹付ベル上
で遠心力によつて製造され、次いで静電界中で噴霧され
る機械的吹付法である高速遠心法により実施される。こ
の方法では、高圧(例えば40〜120kV)がベルに適用さ
れる。ベル上で充電された小滴は静電界中を接地された
工材に進む。その途中で、小滴は溶剤の大部分を失な
い、支持体表面に当たる時小滴の固体は富化している。
被覆付着率は85〜95%であり、こうして例えば圧縮空気
により補助される静電吹付法におけるより明らかに高
い。
一般に、工材は回転吹付ベルの前を通過する。垂直につ
るした工材に吹付けることも、水平に運ばれる工材に吹
付けることも可能である。垂直につるした工材は、1工
程で両面を被覆し、かつ乾燥させることができるという
利点を提供し、これは例えば両面回路板の製造に所望さ
れる。水平に案内される工材は付加的な接触なしに、導
電性コンベヤーベルト上で被覆することができるという
利点を有している。
導電性表面を有する層支持体、例えば金属板又は金属層
で被覆された絶縁板は一般に本発明方法により特に有利
に被覆されることができる。しかし、伝導性ベース、例
えばコンベヤーベルト上に、又は接地対応電極の前に設
置されているならば、表面がわずかに導電性である工材
を静電的に被覆することも可能である。
本発明の被覆溶液は付加的に感放射線又は感光性化合物
又は感放射線又は感光性化合物の組合わせを含有してい
る。ポジテイブ化合物、すなわち暴露により可溶性にな
る化合物が有利に使用される。そのような化合物は1,2
−キノンジアジド及び光分解酸供与体と、酸によつて分
裂される化合物、例えばオルトカルボン酸化合物及びア
セタール化合物との組合わせである。
1,2−キノンジアジドは文献公知であり、例えば西ドイ
ツ国特許第938233号及び同第1543721号明細書及び西ド
イツ国特許公開第2331377号、同第2547905号及び同第28
28037号公報に記載されている。有利な1,2−キノンジア
ジドは1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホ
ン酸の又は1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−5−ス
ルホン酸のエステル又はアミドからなる。これらのうち
のエステル、特にスルホン酸のエステルが特に有利であ
る。1,2−キノンジアジド化合物の量は、組成物の不揮
発性成分に対して通常3〜50重量%、有利に7〜35重量
%である。
酸によつて分裂する化合物を基礎とする被覆溶液も同様
に公知であり、米国特許第3779778号及び同第4101323号
明細書、西ドイツ特許第2718254号明細書及び西ドイツ
特許公開第2829512号及び同第2829511号公報中に記載さ
れている。これらの被覆溶液はオルトカルボン酸誘導
体、モノマー又はポリマーアセタール、エノールエーテ
ル又はアシルイミノカルボネートを酸により分裂する化
合物として含有する。感放射線形成化合物として、該溶
液は一般に有機ハロゲン化合物、特にハロゲノメチル基
により置換されているS−トリアジン又は2−トリクロ
ロメチル−1,3,4−オキサジアゾールを包含する。
米国特許第4101323号明細書中に記載されているオルト
カルボン酸誘導体のうち、脂肪族ジオールのビス−1,3
−ジオキサン−2−イルエーテルは特に有利に使用され
る。西ドイツ国特許第2718254号明細書中に記載された
ポリアセタールに関しては、脂肪族アルデヒドおよびジ
オール単位を有するものが有利である。
その他の好適な組成物は西ドイツ国特許第2928636号明
細書中に記載されており、ここでは主鎖中に反復するオ
ルトエステルを有するポリマーオルトエステルが酸によ
り分裂する化合物として指示されている。これらの基は
5又は6員で構成される1,3−ジオキサ−シクロアルカ
ンの2−アルキルエーテルからなる。反復する1,3−ジ
オキサ−シクロヘキス−2−イル−アルキルエーテル単
位を有するポリマーが特に有利であり、ここでアルキル
エーテル基はエーテル酸素原子により中断されていてよ
く、有利に隣接環の5位に結合する。
感光性組成物中の酸により分裂する化合物の量は、組成
物の不揮発性成分の一般に8〜65重量%、有利に14〜44
重量%である。酸形成化合物の量は0.1〜10重量%、有
利に0.2〜5重量%である。
本発明による被覆溶液は前記感光成分に加えて、ポリマ
ー結合剤を含有していてよい。有利なポリマーは水中に
不溶性であり、アルカリ水溶液に可溶性であるか又は膨
潤性である。
アルカリ液に可溶性であるか、又は膨潤性である結合剤
は、例えばセラツクおよびロジンのような天然樹脂及び
スチレン及びマレイン酸無水物のコポリマー又はアクリ
ル酸又はメタクリル酸と、特にアクリル酸又はメタクリ
ル酸エステルとのコポリマー及び特にノボラツク樹脂の
ような合成樹脂である。ノボラツク縮合樹脂としては、
ホルムアルデヒドの縮合成分として置換フエノールを有
する比較的高度に縮合した樹脂が特に有利であることが
わかつた。使用されるアルカリ可溶性樹脂のタイプ及び
量は目的とする適用により変えることができる;固体の
全量を基礎として、有利な量は30〜90重量%、特に有利
に55〜85重量%である。ポリ(4−ビニルフエノール)
のタイプのフエノール樹脂もノボラツクのかわりに、又
はノボラツクと混合物の形で有利に使用することができ
る。自体コモノマーにより改質されていてよいポリ酢酸
ビニル、ポリアクリレート、ポリビニルエーテル、及び
ポリビニルピロリドンのようなビニルポリマーからなる
他の多くの樹脂も有利に付加的に使用することが可能で
ある。これらの樹脂の最も有利な量は適用に関連する要
求及び現像条件へのその影響により決まり、通常アルカ
リ可溶性樹脂の20%以上ではない。例えば可撓性、付着
性、光沢等のような特別な要求に合わせるために、該感
光性組成物は少量の物質、例えばポリグリコール、セル
ロース誘導体、例えばエチルセルロース、湿潤剤、染料
及び微細な顔料及び、所望であればUV−吸収剤を含有し
ていてもよい。
感光性組成物としては光重合性組成物も好適である。こ
れらの組成物は主成分として、少なくとも2つの末端エ
チレン系不飽和二重結合を有する重合性化合物、ポリマ
ー結合剤及び化学線の作用下にエチレン系不飽和化合物
のフリーラジカル重合を開始させることを可能とする光
重合開始剤からなる。層中に含有されていてよいその他
の成分はモノマーの暗重合を防ぐための安定剤又は阻止
剤、水素供与体、湿潤剤、可塑剤、センシトメトリー調
節剤、染料及び無色又は有色顔料からなる。
光重合開始剤は光重合性層の成分を基礎として0.01〜10
重量%、有利に0.2〜5重量%の量で通常添加される。
本発明の目的に好適な光重合性モノマーは文献公知であ
り、例えば米国特許第2760863号及び同第3060023号明細
書中に記載されている。
好適なモノマーの有利な例はアクリル酸及びメタクリル
酸エステル、例えばポリエチレングリコールジメタクリ
レート、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパ
ン及びペンタエリトリトールのアクリルエステル及びメ
タクリルエステル及び脂環式多価アルコールのアクリル
エステル及びメタクリルエステルを包含する。多価アル
コールの部分はエステルとジイソシアネートとの反応生
成物は同様に有利に使用される。この種のモノマーは西
ドイツ国特許公開第2064079号及び同第2361041号公報中
に記載されている。
層中のモノマーの量は10〜80重量%、有利に20〜60重量
%である。
結合剤を含有する層は好適な水性アルカリ現像液で現像
されることができるので、使用される結合剤は有利に水
性アルカリ溶液中に可溶性であるか、又は少なくとも膨
潤性である。この種の結合剤は例えば次の基;-COOH,-P
O3H2,-SO3H,-SO2NH2,-SO2NH-CO-及び類似の基を包含す
る。好適な結合剤の例はマレエート樹脂、N−(p−ト
リル−スルホニル)−カルバミン酸−(β−メタクリロ
イルオキシ−エチル)エステルのポリマー及びこれら及
び類似のモノマーと他のモノマーとのコポリマー及びス
チレン/マレイン酸無水物コポリマーである。メチルメ
タクリレートとメタクリル酸とのコポリマー及びメタク
リル酸、アルキルメタクリレート及びメチルメタクリレ
ート及び/又はスチレン、アクリロニトリル等のコポリ
マーが有利であり、これらに関しては西ドイツ国特許公
開第2064080号及び同第2363806号公報中に記載されてい
る。
結合剤の量は層の成分を基礎として20〜90重量%、有利
に40〜80重量%である。
ジアゾニウム塩縮重合生成物を基礎とする感光成分を使
用することも可能である。
好適なジアゾニウム塩縮重合生成物は縮合性芳香族ジア
ゾニウム塩、例えばジフエニルアミン−4−ジアゾニウ
ム塩とアルデヒド、有利にホルムアルデヒドとの縮合生
成物からなる。ジアゾニウム塩単位に加えて、他の非感
光性単位を含有する共縮合生成物を使用することが特に
有利であり、この際非感光性単位とは縮合性化合物、特
に芳香族アミン、フエノール類、フエノールエーテル、
芳香族チオエーテル、芳香族炭化水素、芳香族複素環化
合物及び有機酸アミドから誘導される。これらの縮合生
成物は米国特許第3867147号明細書中に記載されてい
る。一般に、すべてのジアゾニウム塩縮重合生成物を使
用することができ、これらは米国特許第4186017号明細
書中に記載されている。
ジアゾニウム塩縮重合生成物を基礎とする感光性組成物
は付加的に結合剤、染料、指示薬、顔料、安定剤、湿潤
剤及び他の慣用の添加物を含有していてよい。結合剤は
水に可溶性であつても、水溶性であつてもよい。水不溶
性樹脂結合剤を、特にジアゾニウム塩の有利な共縮合生
成物と組合わせて使用することが有利である。好適な結
合剤は、例えばポリアルキルアクリレート、メタクリル
酸/アルキルメタクリレートコポリマー、スリホニルウ
レタン側基を有するポリマー、フエノール樹脂、尿素樹
脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリ
ビニルエステル、及びポリビニルアセタールである。
ジアゾニウム塩縮合生成物の量は一般に全層を基礎とし
て10〜100重量%、有利に20〜95重量%の範囲であり、
結合剤の量は0〜99重量%、有利に5〜80重量%であ
る。
本発明の方法は単層の形で、又は電荷キヤリヤー及び電
荷搬送層からなる2層の形であつてよい、光導電性層の
適用にも使用される。好適な層組成物は、例えば西ドイ
ツ国特許第1117391号、同第1522497号、同第1572312
号、同第2322046号及び同第2322047号明細書に記載され
ている。
本発明方法を用いて、薄い層の場合にも非常に均一で無
傷な被覆が得られる。これらの利点は例えばグリコール
半エーテル又は半エステルのような類似の構造を有する
他の溶剤では得られない。
本発明による被覆溶液又は被覆法の有利な実施態様を次
に実施例につき詳細に説明する。他に記載のないかぎ
り、量比及びパーセンテージは重量による単位に関す
る。重量部(p.b.w.)と容量部と(p.b.v.)はgとcm3
との関係である。
例1 3−メトキシ−ブチルアセテート 82重量部 中の、 DIN(ドイツ工業規格)53181による軟化点範囲105〜120
℃のクレゾール・ホルムアルデヒドノボラック 8.3重量
部 トルエン中のポリビニルメチルエーテル50%溶液 7.0重
量部及び 4−(2−フエニルプロプ−2−イル)−フエノールの
1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸エ
ステル 2.0重量部 の溶液を印刷回路板を製造するために使用した。この目
的のために、該溶液を銅35μm/グラスフイアバーエポキ
シ樹脂50μm/銅35μmのラミネートからなる基材上に次
のように適用した: 高速回転ベル(直径60mm)を該溶液を吹付けるために約
20000rpm及び直流電圧100kVで使用した。接地した基材
を25cm離して、1m/分のスピードで吹付ベルを通り過ぎ
て搬送する。層厚を計量型ポンプの設置により調節し、
乾燥後のレジスト層の厚さが約5μmとなるようにす
る。この範囲で、該層は引き続くエツチング工程におい
て抵抗性であることが示される。
80℃で10分間乾燥させた後、なめらかな光沢のある感放
射線層が得られ、これを暴露し、次いで 2−ブトキシ−エタノール 1.0%及び 脱イオン水 97.7% 中の NaOH 0.5%及び メタ珪酸ナトリウム×9H2O 0.8% の溶液で、印刷回路板の製造に常用な方法で現像した。
銅のエツチングの際に、レジスト被覆表面に全くピンホ
ールは生じなかつた。
例2 固体濃度18%の感放射線レジスト溶液は、 1−メトキシ−プロパン−2−オイル 35重量部及び 3−メトキシ−ブチルアセテート 55重量部 中に、 例1と同じノボラツク 14重量部、 ポリビニルメチルエーテル(ルタノール A25)1.8重量
部、 2−エチルブチルアルデヒド及びトリエチレングリコー
ルから製造したポリアセタール 4.1重量部及び 2−(6−メトキシ−ナフト−2−イル)−4,6−ビス
−トリクロロメチル−S−トリアジン 0.1重量部 を溶解することにより製造された。
厚さ約6μmの層をインジウム−酸化錫で被覆されたガ
ラス板上に静電的に吹付被覆したが、この板は25cm離し
て処理された。80℃で12分間乾燥させた後、該被覆板を
LCD機素を製造するためのポジテイブオリジナル下に暴
露した。
例1に示した現像液を現像のために使用し、非被覆のイ
ンジウム−酸化錫を5%塩酸でエツチングすることによ
つて除去した。
第2のテストにおいて、同じ成分の18%濃度溶液を3−
メトキシ−ブチルアセテートの添加なしに、1−メトキ
シ−プロパン−2−オール中に溶かすことにより製造し
た。同じテスト条件下に静電吹付を行なう際に、レジス
ト溶液の部分的に乾燥した部分がインジウム−酸化錫表
面に粘着性物質の形で突当たつた。均質なレジスト膜を
得ることはできなかつた。
例3 シリコンウエフアー上に集積回路を製造するために、レ
ジスト溶液を次のように製造した: 3−メトキシ−ブチルアセテート 53重量部及び 1−メトキシ−プロパン−2−オール 40重量部 中に、 例1によるノボラツク 6重量部及び 2,3,4−トリヒドロキシ−ベンゾフエノン1モルと1,2−
ナフトキノン−2−ジアジド−5−スルホン酸クロリド
2モルとの反応によつて得られるエステル組成物1重量
部 を溶かした。
シリコンウエフアーを金属性接地運搬キヤリジ上に置
き、垂直に配置した吹付ベル(直径42mm)の下方17cm離
して2.3m/分のスピードで搬送した。適用する高圧を70k
Vにあわせた。吹付ベルを約15000rpmのスピードで回転
させた。ポンプスピードを乾燥後2.0g/m2の層重量を製
造するように調節した。吹付ベルの下方を通過させた
後、被覆されたウエフアーの乾燥炉中80℃で3分間加熱
し、次いで更に5分間5cmの距離に配置した赤外線ラン
プ下に熱処理した。レジスト層は全くオレンジ・ピール
表面組織を示さなかつた。
暴露し、現像した後、マイクロエレクトロニクスにおけ
る常法で、導電路をエツチングにより製造することがで
きる。
例4 スルーホールメツキした両面印刷回路板を製造するため
に、ネガテイブ液体レジストの次の溶液を製造した: 3−メトキシ−ブチルアセテート 60.0重量部及び ブタノン 22.0重量部 中の 平均分子量33000及び酸価200のn−ヘキシルメタクリレ
ート60%、メタクリル酸30%及びスチレン10%からなる
ターポリマー 12.0重量部、 ポリプロピレングリコールジメタクリレート 6.0重量
部、 9−フエニルアクリジン 0.6重量部、 2,4−ジニトロ−6−クロルベンゼン−ジアゾニウム塩
と2−メトキシ−5−アセチルアミノ−N,N−ジエチル
アニリンとをカツプリングすることにより得られる青色
アゾ染料 0.05重量部。
両面銅積層した、穴をあけ、メツキされたスルーホール
を有する、寸法200×310mmで、厚さ1.5mmの回路板を内
径196×306mmの金属フレームの半部分2つの間に挾み、
クリツプで一緒に保持した。この金属フレームをその面
に存在する軸のまわりを回転することが可能であるよう
に搬送システム中に懸垂し、かつ接地した。回路板が16
cmの走行工程にかけて完全な1回転を行なうように運転
システムを使用した。吹付ヘツドは工材の中心から27cm
の距離に水平に配置され、20cmの縦のふれで1分あたり
5回上下に振動した。回転工材は1.5m/分のスピードで
振動吹付ヘツドの前方を搬送された。60kVの電圧で、レ
ジスト溶液の計量量を回路板の各面の乾燥層重量が6.5g
/m2のレジスト層を製造するように調節した。該板を空
気循環炉中75℃で懸垂した状態で9分間以内に乾燥させ
た。
乾燥させた後、回路板を金属フレームから取り去つた。
レジスト層の厚さを測定する時、板の前側と後側の層厚
が±10%よりわずかに異なつているということが判明し
た。レジスト層を導電路のネガテイブオリジナル下に真
空フレーム中で暴露し、0.8%炭酸ナトリウム溶液を吹
付けて現像した。現像工程において、スルーホールの縁
に吹付けられたレジスト粒子は銅メツキホールが非被覆
であるように除去される。
例5 次の被覆溶液を静電吹付被覆によりオフセツト印刷型の
製造のために使用した: 3−メトキシ−ブチルアセテート 550重量部、 1−メトキシ−プロパン−2−オール 400重量部及び 2−エトキシ−ヘキサノール 50重量部 中の、 例1におけると同じノボラツク 75重量部、 2,3,4−トリヒドロキシベンゾフエノン1モルと1,2−ナ
フトキノン−2−ジアジド−5−スルホン酸クロリド1
モルとを反応させることにより得られたエステル組成物
22重量部 1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸ク
ロリド 2重量部及び クリスタルバイオレツト 1重量部。
該溶液を電気化学的に粗にし、かつ陽極酸化した厚さ0.
3mmのアルミニウム板上に静電吹付被覆した。吹付ベル
は接地した搬送システム上垂直に25cmの距離で取り付け
られ、この搬送システム上で板を水平に2.0m/分の速度
でベルを通過する。該溶液を90kVの高圧で、2.2g/m2
乾燥層重量が得られるように計量ポンプで適用した。吹
付法において、均質で光沢のある湿潤フイルムが得ら
れ、これを85℃で8分間乾燥させた後、艶消フイルムに
なつた。
印刷板をポジテイブオリジナル下に暴露し、pHを水酸化
ナトリウムを加えて12.6に調節した、濃度3.5%の燐酸
三ナトリウムの溶液で現像し、次いで水ですすぎ、1%
燐酸で処理して印刷のために用意する。
例6 該例は3−メトキシ−ブチルアセテートなしには静電的
に吹付することのできない感光性溶液の静電吹付法にお
ける3−メトキシ−ブチルアセテートのプラスの影響を
示すためのものである。
1,1,1−トリクロルエタン 56重量部、 イソプロパノール 19重量部及び 酢酸ブチル 5重量部 中の、 例5に示したエステル組成物 3.3重量部 例1におけると同じノボラツク 15.7重量部及び 酢酸ビニルとクロトン酸(95:5)のコポリマー1重量部
の溶液を20cmはなして配置した高速回転ベル(直径42m
m)を用いて銅シート上に吹付けた。該溶液は粘着性の
粉末の形で及び粗なはねの形で基体上に付着した。連続
的な被覆膜は得ることができなかつた。
第2のテストにおいては、吹付溶液を次のように製造し
た: 1,1,1−トリクロロエタン 33重量部、 イソプロパノール 11重量部、 酢酸ブチル 3重量部、 3−メトキシ−ブチルアセテート 30重量部及び 3−メトキシ−ブタノール 3重量部 中の 前記エステル組成物 3.3重量部 例1におけると同じノボラツク 15.7重量部及び 前記コポリマー 1重量部。
該溶液を前記と同じ条件下に銅シート上に吹付けた。該
溶液は均質な湿潤フイルムとして付着し、乾燥させると
(80℃で5分間)、8g/m2の重量を有する光沢のある、
なめらかな均質なフイルムが得られた。
例7 電子写真記録材料は次のような方法により製造された: 酢酸ブチル 58.0重量部、 n−ブタノール 9.0重量部、 テトラヒドロフラン 8.3重量部、 2−エトキシ−エチルアセテート 8.3重量部及び キシレン 8.3重量部 中の 2,5−ビス−(4−ジエチルアミノ−フエニル)−オキ
サジアゾール 3.6重量部 スチレン及びマレイン酸無水物のコポリマー(酸価18
0) 4.4重量部 ローダミンB(C.I.45170) 0.1重量部 の溶液をアルミニウムで真空蒸着したポリエチレンテレ
フタレートのフイルムウエブを、高速度回転ベルを用い
て静電吹付被覆に関して使用した。アルミニウム層を接
地した。該溶液を27cmの距離から吹付け、ウエブの搬送
スピードは2m/分であつた。100℃の乾燥炉中で5分間乾
燥させると厚さ4〜5μmの層が残り、この層は明りよ
うなオレンジ・ピール表面組織を有し、白つぽいしみが
見られる。吹付ベルの縁は部分的に乾燥した被覆残分で
被覆され、これは吹付の間湿つた層上に放たれる。
他のテストにおいては、同じ成分を同量で含有する溶液
を次の混合溶剤中で製造した: n−ブチルアセテート 45.8重量部、 ブタノール 7.1重量部、 テトラヒドロフラン 6.6重量部、 2−エトキシ−エチルアセテート 6.6重量部、 キシレン 6.6重量部及び 3−メトキシ−ブチルアセテート 21.0重量部。
該溶液を吹付け、かつ前記と同様な条件下に乾燥させる
と、しみのない厚さ4〜5μmの光沢のある被覆層が得
られた。コロナ下に充電した後、該層は−345Vの暗充電
及び感光性(E1/2)22μJ/cm2を示した。
例8 2−メトキシ−エタノール 30重量部、 3−メトキシ−ブタノール 50重量部及び 3−メトキシ−ブチルアセテート 20重量部 中の、 85%燐酸中で製造され、メチレンスルホネートとして沈
殿した、3−メトキシ−ジフエニルアミン−4−ジアゾ
ニウムスルフエート1モル、4−メトキシメチル−4′
−メチル−ジフエニルエーテル1モル及び4,4′−ビス
−メトキシメチル−ジフエニルエーテル1モルからの縮
重合生成物 2.0重量部 燐酸(85%濃度) 0.17重量部及び 4−フエニルアゾ−ジフエニルアミン 0.034重量部 の溶液を電解的に粗とし、陽極酸化した厚さ0.27mmのア
ルミニウム板上に静電的に吹付被覆した。乾燥後、層重
量0.3〜0.4g/m2の非常に均質な感光性層が得られた。暴
露し、次の溶液: 水 89重量部 中の ウンデカン酸ナトリウム 5.0重量部、 プロピレンオキシド80%及びエチレンオキシド20%から
なるブロツクコポリマー 3.0重量部及び ピロリン酸四ナトリウム 3.0重量部 で現像し、平版印刷型が得られた。
前記縮合生成物のかわりに、3−メトキシ−ジフエニル
アミン1モル及び4,4′−ビス−メトキシ−メチルジフ
エニルエーテル1モルの縮重合物を含有する吹付溶液を
使用しても類似の結果が得られた。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主成分として感放射線化合物、感放射線化
    合物組合わせ又は光導電性化合物を有機溶剤又は溶剤混
    合物中に溶解して含有する感放射線被覆溶液を静電吹付
    被覆により層支持体に適用し、かつ乾燥することにより
    層支持体上に感放射線レジスト層を製造するための方法
    において、有機溶剤又は溶剤混合物が3−メトキシ−ブ
    チルアセテートからなることを特徴とする層支持体上の
    感放射線レジスト層の製法。
  2. 【請求項2】感放射線被覆溶液が更にポリマー結合剤を
    含有する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】感放射線被覆溶液が感放射線化合物として
    1,2−ナフトキノンジアジドを含有する特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】感放射線被覆溶液が感放射線化合物組合わ
    せとして、 a)酸により分裂可能なC-O-C結合少なくとも1つを有
    する化合物及び b)照射により強酸を形成する化合物 を含有する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 【請求項5】感放射線被覆溶液がポリマー結合剤、エチ
    レン系不飽和末端基少なくとも2つを有し、かつ常圧下
    に低くても100℃の沸点を有するフリーラジカル重合性
    化合物、及び照射の際にフリーラジカルを形成する重合
    開始剤からなる光重合性組成物を含有する特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
  6. 【請求項6】感放射線被覆溶液が感放射線化合物として
    ジアゾニウム塩縮合生成物を含有する特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
  7. 【請求項7】溶剤又は溶剤混合物がそれぞれ3−メトキ
    シ−ブチルアセテート10〜100%からなる特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
  8. 【請求項8】溶剤混合物が付加的な溶剤としてジオール
    モノアルキルエーテル、アルカノール、アルカン酸のア
    ルキルエステル、ケトン又はハロゲン化炭化水素を含有
    する特許請求の範囲第7項記載の方法。
  9. 【請求項9】被覆溶液の吹付を機械的手段を用いて補助
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  10. 【請求項10】層支持体が導電性表面を有する特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  11. 【請求項11】3〜30重量%の範囲で固体含量を有する
    溶液を使用する特許請求の範囲第1項記載の方法。
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DE3523176A1 (de) 1987-01-08
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