JPH0674958A - 分注装置の自動制御システム - Google Patents

分注装置の自動制御システム

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JPH0674958A
JPH0674958A JP24597192A JP24597192A JPH0674958A JP H0674958 A JPH0674958 A JP H0674958A JP 24597192 A JP24597192 A JP 24597192A JP 24597192 A JP24597192 A JP 24597192A JP H0674958 A JPH0674958 A JP H0674958A
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rack
dispensing
dispensed
liquid
petri dish
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Minoru Atake
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 比較的簡単でコンパクトな機械的構成と、コ
ンピュータなどを組み込んだ制御系とで、被分注液を分
注でき、しかも、自動化に際して、分注作業のフレキシ
ビリティが確保され、外部検査機器への連続作業性、汎
用性を持っている分注装置における自動制御システムを
提供する。 【構成】 ラック11などを正面から出入れできる分類
棚架20と、分注作業ステージ30と、分類棚架20の
各領域から指定されたラックなどを分注作業ステージ3
0に搬送し、また、ステージから指定領域にラック11
などを搬送する搬送手段と、別の指定ラックの所要のテ
ストチューブ13などに上記被分注液を分注する分注手
段50と、被分注液を収納したテストチューブ用ラック
などにおける上記被分注液の分配先、分配順序を記憶領
域に読み込み、その情報に従って、上記搬送手段および
分注手段50を制御する制御手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、血液検査な
どで使用される分注装置における自動制御システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の検査は、作業員がビールス性肝
炎、エイズなどに感染するのを避けるため、できるだけ
被分注液、被検査液(検体)に直接、触れない状態で、
分注、検査を実現できることが望まれており、また、作
業の効率化のために、自動化が要望されている。特に、
分注作業では、個々の被分注液(検体)は、個別に異な
る検査項目が要求されており、これに対応する複数種類
の検査セクションを選択しながら、分注する必要がある
場合が多く、これを作業員によって行なうと、しばし
ば、誤った検査セクションへの分注をなし、検査結果の
判定に際して、重大な過ちを冒すことになる。
【0003】しかるに、今迄の分注装置は、所要のテス
トチューブなどからディスペンサ・チップに吸い上げた
被分注液(検体)を、所定量づつ、1つのラックに収め
た複数のテストチューブに順次分注する程度のものであ
り、これら分注されたテストチューブについて各検査セ
クション毎への分類には、作業員の手作業が必要であっ
た。
【0004】そこで、シリアルに配列された機械的構成
と、コンピュータなどを組み込んだ制御系とで、ラック
あるいはシャーレ単位で、検査セクション毎に、上記ラ
ックに装備したテストチューブあるいは/および上記シ
ャーレに形成した分担受け皿部に、被分注液を分注する
ことで、作業員による直接の分類手作業を回避し、ま
た、自動化によって、検査結果の判定に際して、検体と
の照合に誤りを生じないように構成した大規模な分注装
置における自動制御システムが、既に提唱されている。
【0005】この自動制御システムでは、所要のステー
ジから、空のテストチューブを装填したラックあるいは
/およびシャーレを、例えば、各検査セクション毎の搬
送ラインに載せ、分注作業領域を経由して、該当の検査
セクションに搬送するようになっており、上記分注作業
領域では、ディスペンサを用いて、個別に被分注液(検
体)を収納したテストチューブ(これは、上記分注作業
領域に置かれたラックに、例えば、検査順序に従って、
予め装填されている)から上記被分注液を吸い上げ、そ
の被分注液について必要な検査項目に対応する検査セク
ション用のラックのテストチューブあるいはシャーレの
分担受皿部に分注するのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような自動制御シ
ステムでは、搬送ラインにコンベアなどの搬送手段を用
いるシリアルな機械的構成になっているために、以下の
ような欠点がある。 (1)自動制御システム全体が、平面的になり、相当な
占有空間を必要とするため、狭い空間での適応性に欠け
る。また、被分注液の移動領域が広いので、安全性確保
のための監視領域が広がり、そのための対策も大規模な
ものとなる。 (2)搬送ラインに適合するために、専用のテストチュ
ーブ用ラックあるいは/およびシャーレを用いなければ
ならない。また、これを検査セクションにそのまま搬送
して、被分注液の検査を行なうには、各検査セクション
での検査機器も、上記ラックあるいは/およびシャーレ
に適応するものにしなければならない。このため、他機
種との組合わせによるシステム構成が不可能である。 (3)検査項目によっては、外部検査機関を利用する必
要があるが、この場合には、検査機関で採用する専用の
ラックへの、テストチューブの移替えが必要になる。こ
れは、機械的に行なうことができず、作業員の手作業と
なるから、安全対策の上で、不利であり、また、自動化
の本来の目的に反する。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記事情に基いてなされたもの
で、比較的簡単でコンパクトな機械的構成と、コンピュ
ータなどを組み込んだ制御系とで、所望のラックあるい
はシャーレ単位で、検査セクション毎に、上記ラックに
装備したテストチューブあるいは/および上記シャーレ
に形成した分担受け皿部に、被分注液を分注でき、しか
も、その自動化に際して、分注作業のフレキシビリティ
が確保され、外部検査機器への連続作業性、汎用性を持
っている分注装置における自動制御システムを提供しよ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
テストチューブ用ラックあるいは/およびシャーレを載
せるための複数に分けられた領域を持つと共に上記ラッ
クあるいは/およびシャーレを正面から出入れできるよ
うに構成した分類棚架と、上記分類棚架に並んで配置さ
れた分注作業ステージと、上記分類棚架の背面側に上下
・左右の動作領域を持ち、上記分類棚架の各領域から指
定されたラックあるいは/およびシャーレを分注作業ス
テージに搬送し、また、上記ステージから上記分類棚架
の指定領域に上記ラックあるいは/およびシャーレを搬
送する搬送手段と、上記ステージ上で被分注液を指定ラ
ックの所要のテストチューブあるいは指定シャーレの所
要分担受け皿部からシリンジに装着したディスペンサ・
チップに吸引すると共に、上記シリンジの働きで別の指
定ラックの所要のテストチューブあるいは/および別の
指定シャーレの所要の分担受け皿部に上記被分注液を分
注する分注手段と、上記分類棚架に置かれた、被分注液
を収納したテストチューブ用ラックあるいはシャーレに
おける上記被分注液の分配先、分配順序を記憶領域に読
み込み、その情報に従って、上記搬送手段および分注手
段を制御する制御手段とを具備している。
【0009】この場合、上記分注作業ステージ上で被分
注液をディスペンサ・チップを介して分注される側の各
ラックあるいは/およびシャーレは、検査セクション別
に用意されており、上記制御手段は、各検査セクション
毎のラックあるいはシャーレにおける各テストチューブ
あるいは分担受け皿部に、その配列順序で被分注液を分
注するためのアドレスおよび被分注液の個体番号あるい
は/および名称などを記録する記録手段を具備している
とよい。
【0010】
【作用】これにより、分注作業者は、直接、テストチュ
ーブあるいはシャーレに触れることなく、検査セクショ
ン別に、被分注液(検体)の分注ができることになる。
これは、ビールス性肝炎、エイズ感染などの予防に関す
る作業の安全性確保の上で有効である。しかも、分類棚
架の各領域へのテストチューブ用ラックあるいは/およ
びシャーレの出入れを、分類棚架の正面から行なえ、そ
の背面で搬送手段が分注作業ステージと上記分類棚架と
の間で、上記ラックあるいは/およびシャーレの搬送作
業を、制御手段の指示に従って、行なうように構成して
いるので、全体としての構成が立体的で、占有空間が小
さくて済み、狭い場所でも、設置できる。また、安全性
確保のための監視領域が小さく、作業状態の視認が仕易
い利点がある。更に、分類棚架に置かれるラックあるい
は/およびシャーレは、その大きさ、形状について制限
を受けないので、外部検査機器で採用している専用ラッ
クあるいは/およびシャーレを、直接、この分注装置に
採用でき、ラック間でのテストチューブの移替え作業が
不要である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照し
て、具体的に説明する。本発明に係る分注装置の制御シ
ステムは、テストチューブ用ラック11あるいは/およ
びシャーレ12(マイクロプレート)を載せるための複
数に分けられた領域21A、21B、21C・・・を持
つ分類棚架20と、分注作業ステージ30と、分類棚架
20の各領域から指定されたラック11あるいは/およ
びシャーレ12を分注作業ステージ30に搬送し、ま
た、ステージ30から分類棚架20の指定領域にラック
11およびシャーレ12を搬送する搬送手段40と、ス
テージ30上で被分注液(血清などの検体)を指定ラッ
ク11の所要のテストチューブ13あるいは指定シャー
レ12の所要分担受け皿部14からシリンジ51に連通
したディスペンサ・チップ52に吸引すると共に、シリ
ンジ51の働きで別の指定ラックの所要のテストチュー
ブあるいは/および別の指定シャーレの所要の分担受け
皿部に被分注液を分注する分注手段50と、分類棚架2
0に置かれた、被分注液を収納したテストチューブ用ラ
ック11あるいはシャーレ12における被分注液の分配
先、分配順序を記憶領域61に読み込み、その情報に従
って、搬送手段40および分注手段50を制御する制御
手段60とを具備している。
【0012】更に詳述すれば、この実施例では、テスト
チューブ用ラック11およびシャーレ12の両方が採用
されており、これらは、それぞれ、被分注液(検体)を
収容したテストチューブ13Y、分担受け皿部14Yを
有するもの(図中、符号11Yおよび12Yで示す)
と、ディスペンサ・チップ52を介して被分注液を分注
されるテストチューブ13A、13B、13C・・・、
分担受け皿部14A、14B、14C・・を有するもの
(図中、符号11A、11B、11C・・・および12
A、2B、12C・・・で示す)とに仕分されている。
また、被分注液毎に使い捨てされるディスペンサ・チッ
プ52は、チップ・ラック15に収納されている。
【0013】また、この実施例では、分類棚架20は、
その領域21A〜21Gを、例えば、RI検査、生化学
検査などの検査セクション毎にテストチューブ用ラック
11およびシャーレ12(これらは、それぞれ、分注さ
れた被分注液(検体)を収容したテストチューブ13
X、分担受け皿部14Xを有する)を載置するために、
その領域21Hを、被分注液用のラック11およびシャ
ーレ12(これらは、それぞれ、分注前の被分注液を収
容したテストチューブ13Y、分担受け皿部14Yを有
する)を載置するために、その領域21I〜21Kを、
新規のテストチューブ用ラック11およびシャーレ12
(これらは、それぞれ、空のテストチューブおよび分担
受け皿部を有する)を載置するために、また、その領域
21Lを、新しいディスペンサ・チップ52を収納した
チップ・ラック15を載置するために、それぞれ、分割
使用している。そして、この分類棚架20の領域21A
〜21Lは、その正面から上記ラックおよびシャーレの
出入れができるようになっている。
【0014】分注作業ステージ30は、この実施例で
は、分類棚架20の頂部に設けられていて、搬送手段4
0は、分類棚架20の背面側に、移動領域を持ってい
て、その移動領域おいて上下・左右に移動される搬送台
41を備えている。搬送台41の左右移動のために、分
類棚架20と一体の後部フレーム70には、その頂部お
よび底部に、左右方向に延びるガイドレール71、72
が設けてあり、このガイドレールに沿って移動するキャ
リッジ42が用意されている。キャリッジ42は、後部
フレームに対して軸支された状態でガイドレール72と
平行に配置された送りねじ42Aと、ガイドレール71
で案内される上部ブロック42Bと、送りねじ42Aに
螺合して、その回転でガイドレール72に沿って案内さ
れる下部ブロック42Cと、キャリッジ42上において
搬送台41を上下動作可能に支持するために上・下部ブ
ロック42Bおよび42Cの間に設けた上下ガイド支柱
42Dとを具備しており、また、搬送台41の昇降動作
のためキャリッジ42上に設けられたベルト伝導機構4
3Aと、その駆動モータ43Bとより構成された昇降搬
送手段43を装備している。なお、送りねじ42Aは、
駆動モータ42Eで駆動される。
【0015】また、搬送台41には、テストチューブ用
ラック11あるいはシャーレ12、もしくは、チップ・
ラック15を着脱可能に挟持できるクランプ機構44が
配置してあり、また、クランプ機構44を前後に進退動
作するベルト伝導機構45およびその駆動モータ45A
が装備してあって、これにより、ラック11、シャーレ
12、もしくは、チップ・ラック15を、分類棚架20
の各領域、および、分注作業ステージ30から搬送台4
1上に引き取り、あるいは、逆に、搬送台41から分類
棚架20の各領域、および、分注作業ステージ30へ送
り出しできるようになっている。
【0016】なお、この実施例では、分類棚架20の各
領域には、この分注装置で使用されるテストチューブ用
ラック11あるいはシャーレ12、もしくは、チップ・
ラック15の搭載位置を決定するため、その大きさ、形
状に適合した位置決め溝などの位置決め手段22Aを有
するパレット22が、正確な定位置で載せられるように
なっている。なお、要すれば、テストチューブ用ラック
11、シャーレ12あるいは/およびチップ・ラック1
5を、パレット22ごと、各領域に対して出入れできる
ように、パレット22に把手22Bを設けておくと便利
である。
【0017】搬送手段40の搬送領域の上方に位置し
て、後部フレーム70の頂部には、分注手段50の移動
操作機構53が設けられている。移動操作手段53は、
その両端を後部フレーム70の側壁に固定して左右に平
行に延びる一対のガイドレール53Aと、ガイドレール
53Aに沿って横移動できる数個(この実施例では1
個)の分注用キャリッジ53Bと、上記横移動のための
駆動モータ53Cと、キャリッジ53Bから前方に延び
るガイドビーム53Dと、分注作業ステージ30の上方
に位置してガイドビーム53Dに支持され、これに沿っ
て前後移動できる分注ヘッド53Eと、上記前後移動の
ための駆動モータ53Fとを具備している。また、分注
ヘッド53Eには、上述のシリンジ51が前後に向けて
取付けられており、また、分注ヘッド53Eには、垂直
に延びる昇降ロッド54が設けられていて、これには可
撓チューブ55を介してシリンジ51に連通するノズル
56が取付けられている。そして、ノズル56は、駆動
モータ54Aが駆動される時に、分注ヘッド53Eに対
して昇降ロッド54と共に昇降される。なお、要すれ
ば、ノズル56脇に位置して昇降ロッド54の下端に
は、ノズル56の下端に嵌合されたディスペンサ・チッ
プ52を外すためのリムーバ54Aが昇降動作可能に装
備されていると良い。
【0018】また、シリンジ51は、例えば、本件出願
人の特願昭3ー355517号明細書に示すような構成
になっているとよい。すなわち、上記シリンジは、図3
および図4に示すように、ディスペンサ・チップ52に
被分注液を吸い上げ、あるいは、所定量ずつ分離吐出す
るためのシリンダ51Aと、シリンダ51Aに摺動自在
に嵌合するピストン51Bとで構成されており、シリン
ダ51Aは分注ヘッド53Eに固定されている。また、
分注ヘッド53Eには、ピストン51Bを往復動作する
往復駆動手段として、ステッピングモーター57および
ねじ軸57Aが装備してある。すなわち、ねじ軸57A
は、分注ヘッド53Eに対して、ピストン51Bの動作
方向(この実施例では前後方向)に向けて軸支してあ
り、これには駆動素子58が螺合してある。駆動素子5
8は、ねじ軸57Aに回動自在に螺合する螺合駒58A
と、ねじ軸57Aと平行になるように螺合駒58Aの前
端に設けた一対の連結ロッド58Bと、ねじ軸57Aの
前方に位置して連結ロッド58Bの前端に取付けられた
ピストン連結駒58Cとより構成されており、連結ロッ
ド58Bは、スリーブ59を介して、分注ヘッド53E
に設けた支持ブラケットに摺動自在に嵌合している。
【0019】そして、ステッピングモータ57は、制御
手段60の制御で、所要のプログラムに従って間欠的
(あるいは連続的)に駆動され、制御手段60からの指
令信号に基いて、ディスペンサ・チップへの被分注液の
吸い上げ、および、分注のための各切出し毎に、ねじ軸
57Aを所要量、正・逆方向に回動することが出来る。
その結果、ピストン51Bの往復方向の動作が制御さ
れ、ディスペンサ・チップ52に被分注液を吸い上げ、
あるいは、所定量ずつ分離吐出する分注動作ができる。
なお、上記シリンダ51Aには内部圧力を検知するスト
レン・ゲージなどの計測手段(図示せず)が併設してあ
り、その検知情報が制御手段60に与えられる。
【0020】制御手段60は、この実施例では、インタ
ーフェイス62を介して、搬送手段40の各駆動モータ
42E、43B、クランプ機構44、駆動モータ45
A、分注手段50の駆動モータ53C、53Fおよび5
4A、および、ステッピングモーター57を制御する信
号を出力するコンピュータの構成をなしている。ここで
は、外部記憶手段63から読み込んだプログラムに従っ
て、例えば、後述するようなプロセスで、同じく、外部
記憶手段62から読取ったデータ情報に基づいて、上述
の分注装置を駆動制御することになる。なお、符号64
は上記プロセスの過程で割り込みなどの入力操作を行な
うキーボードである。
【0021】このような構成の分注装置の自動制御シス
テムは、例えば、以下のようにして使用される。なお、
上記自動制御システムに対応するために、この実施例で
は、予め、次のような準備がなされている。すなわち、
各ラック11およびシャーレ12(要すれば、チップ・
ラック15)、および/もしくは、これらを最初に載置
したパレット22には、バーコード(図示せず)が設け
てあって、クランプ機構44に設けたリーダー(図示せ
ず)で、これを読取り、制御手段60に個別の情報を与
えられるようになっている。
【0022】一方、ディスクあるいはテープなどの外部
記憶媒体(図示せず)には、各バーコードに対応する情
報が書き込んである。例えば、ラック11については、
それが汎用ラックであるか、外部機器のための専用ラッ
クであるかの判別情報、ラック11に対するテストチュ
ーブ13の本数、配列、配列ピッチなどの情報、シャー
レ12については、それが汎用シャーレであるか、外部
機器のための専用シャーレであるかの判別情報、各シャ
ーレ12における分担受け皿部14の個数、配列、配列
ピッチなどの情報、特に、被分注液を収容したテストチ
ューブ13Yを保持するラック11、あるいは、被分注
液を収容した分担受け皿部14Yを備えたシャーレ12
については、その配列順序に従った各被分注液の個別情
報が、外部記憶媒体に書き込まれている。上記個別情報
としては、例えば、被検者のコード番号、検査項目対応
のコード番号などが挙げられる。
【0023】しかして、制御手段60では、予め、セッ
トされたプログラムに従って、例えば、この実施例で
は、搬送手段40のクランプ機構44を、分類棚架20
の領域21Hにアクセスして、そこに載置してあるラッ
ク11あるいはシャーレ12を保持し、分注作業ステー
ジ30に搬送し、載置する。同時に、そのラック11あ
るいはシャーレ12に関するバーコードをリーダーで読
出し、制御手段60に送る。制御手段60では当該バー
コードに対応する情報(被分注液を収容したテストチュ
ーブ13Y、分担受け皿部14Yの個別情報も合せて)
を外部記憶手段62で外部記録媒体から読出し、内部メ
モリ(記憶領域61)に読み込む。また、上記同様に、
搬送手段40によって、分注に必要な空のテストチュー
ブをセットしたラック11A・・・および/あるいは分
担受け皿部を備えたシャーレ12A・・・を所要数個
(例えば、所要検査項目に対応する個数)、分類棚架2
0の領域21I〜21Kから分注作業ステージ30に搬
送、載置し、また、領域21Lから分注のための新しい
ディスペンサ・チップ52を収容したチップ・ラック1
5を取出し、分注作業ステージ30に搬送し、載置す
る。この場合、分注作業ステージ30上の各ラック、シ
ャーレのバーコードはリーダーで読出され、制御手段に
与えられる。
【0024】次に、分注手段50の働きで、分注作業が
開始される。先ず、制御手段60の指令で、移動操作機
構53が動作し(すなわち、駆動モータ53C、53F
および54Aを駆動し)、前後、左右の2次元方向に分
注ヘッド53Eを移動し、また、上下方向にノズル56
を動作する。これによって、分注作業ステージ30上で
は、チップ・ラック15から新しいディスペンサ・チッ
プ52がノズル56に着脱自在に装着される。次に、移
動操作機構53を動作し、プログラムに従った順序で、
ラック11の最初の列の最初のテストチューブ13Yに
ディスペンサ・チップ52が対応するように、前後、左
右の2次元方向の移動を行ない、次いで、上下方向の移
動で、ディスペンサ・チップ52の先端を該当テストチ
ューブ13Yに挿入する。この状態で、シリンジ51を
吸い上げ動作して、被分注液(検体)を所定量、ディス
ペンサ・チップ52に吸い上げる。一方、制御手段30
では、当該被分注液の個別情報をバッファに確保すると
ともに、その被分注液の検査項目を読取り、判別する。
【0025】次の段階では、制御手段30により検査項
目別に指定された、分注作業ステージ30上の空のラッ
ク11あるいはシャーレ12に対して、移動操作機構5
3の働きで、分注ヘッド53Eをアクセスし、ディスペ
ンサ・チップ52を降下し、シリンジ51の働きで、例
えば、ラック11の最初の列の最初のテストチューブ1
3にディスペンサ・チップ52から被分注液を所定量、
分注する。同時に、制御手段30では、予め検査項目対
応で確保したメモリに対して、当該ラック11のコード
番号についての最初のアドレス(分注されたテストチュ
ーブ13Xに対応)に被分注液の個別情報を書き込む。
更に、分注作業ステージ30上に別に用意された、別の
検査項目に対応する空のラック11あるいはシャーレ1
2に対しても、上述同様に、上記被分注液の分注がなさ
れ、また、制御手段30では、当該検査項目についての
メモリに対して、被分注液の個別情報が書き込まれる。
【0026】このようにして、当該被分注液について必
要な検査項目別のラックの対応テストチューブあるいは
シャーレの対応分担受け皿部に対して、分注した後、当
該ディスペンサ・チップ52は、移動操作機構53の働
きおよびリムーバの働きで、所要の個所、この実施例で
は、元のチップ・ラック15の元のテストチューブ位置
に戻される。このサイクルを、次の被分注液(次の順番
のテストチューブ13Yあるいは分担受け皿部14Y)
についても、繰返すのである。このように、上記制御手
段では、各検査項目別に、その配列順序で被分注液を分
注するためのアドレスおよび被分注液の個体番号あるい
は/および名称などと共に個別情報を内部メモリに記憶
して置くのである。
【0027】分注作業が進行し、所要の検査項目につい
ての対応ラックの全てのテストチューブ13Xあるいは
対応シャーレの分担受け皿部14Xに対して、分注が完
了したならば、もしくは、分注作業それ自体が終了した
ならば、分注作業ステージ30上の、当該ラック11あ
るいはシャーレ12は、搬送手段40の働きで、分類棚
架20の領域21A〜21Gに搬送され、載置される。
また、分注されるべき被分注液を最初から収納していた
テストチューブ13Yあるいは分担受け皿部14Yを保
持するラック11あるいはシャーレ12は、その全ての
被分注液の分注作業が完了したならば、搬送手段40の
働きで、分類棚架20の領域21Hに戻される。そし
て、上記搬送手段40の働きで、そこから、次の分注す
べき被分注液を収納したテストチューブ13Yのラック
11あるいは分担受け皿部14Yのシャーレ12を分注
作業ステージ30に移送するのである。なお、チップ・
ラック15におけるディスペンサ・チップ52の全てが
使用済みとなったなら、当該ラック15を搬送手段40
の働きで、領域21L(他に指定した廃棄領域でも良
い)に戻し、新たなディスペンサ・チップ52を収納し
たチップ・ラック15を分注作業ステージ30に移送す
る。この場合の判断、搬送手段40の動作制御の指令
は、プログラムに従った制御手段60によって行なわれ
る。
【0028】分類棚架20の領域21A〜21Gにある
検査項目別のラック11あるいはシャーレは、分類棚架
20の正面で、作業員により取出され、所望の検査場所
に移動される。この時、制御手段60側で当該検査項目
別にメモリに対して記憶させた被分注液の個別情報は、
ディスクあるいはテープなどの外部記憶媒体に記録さ
れ、当該ラック11あるいはシャーレ12と一緒に移動
され、上記検査場所で、被分注液との対応で、コンピュ
ータの外部記録装置に装填され、検査に際して、検査結
果などの個別情報の追記を行なうのである。なお、検査
場所が外部検査所などである場合、上記分注作業におい
て、検査機器対応の専用ラックあるいは専用シャーレが
使用されるとよい。
【0029】従って、全ての被分注液の移動は、分類棚
架20、分注作業ステージ30およびその裏側の搬送領
域内に留止り、また、分注作業は、上記ステージで行な
われるので、ベルトコンベアなどを用いてシリアルにラ
ックおよび/あるいはシャーレを移動しながら、分注
し、検査セクションに分岐搬送する従来方式に比べ、以
下のようなメリットが得られる。 (1)自動制御システム全体が、立体的でコンパクトに
まとまり、占有空間を小さくできるので、作業空間が狭
い条件でも適応できる。また、被分注液の移動領域が狭
いので、安全性確保のための監視領域が狭く、視認しや
すい。 (2)搬送手段が制御手段の指令による3次元動作なの
で、外部検査機器に適用される専用のテストチューブ用
ラックあるいは/およびシャーレにも適応性があり、こ
のラックあるいは/およびシャーレを検査セクションに
そのまま搬送して、被分注液の検査を行なうことができ
るから、従来のようなテストチューブなどのラック入換
えが不要であり、作業工数を削減でき、その際の安全性
も確保できる。このため、他機種との組合わせによるシ
ステム構成が可能である。
【0030】なお、上記実施例では、分類棚架20の各
領域にパレット22を置いて、パレット上で、ラック1
1、15あるいはシャーレ12の位置決めを行なうよう
にしているが、各領域自体に位置決め手段があっても良
く、また、搬送手段40がアクセスする時、上記ラック
あるいはシャーレの定まった位置で、クランプ機構44
により、ラック11、15あるいはシャーレ12の保持
ができるようにしてもよい。これによって、分注作業ス
テージに載置される時のラック11、15あるいはシャ
ーレの位置決めも行なえることになる。また、上記実施
例では、分注作業ステージ30には、1つの分注装置が
対応しているが、複数の分注装置が並列配置してあり、
上記分注作業ステージを分割使用して、同時進行の形
で、分注作業しても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、比
較的簡単でコンパクトな機械的構成と、コンピュータな
どを組み込んだ制御系とで、所望のラックあるいはシャ
ーレ単位で、検査セクション毎に、上記ラックに装備し
たテストチューブあるいは/および上記シャーレに形成
した分担受け皿部に、被分注液を分注でき、しかも、そ
の自動化に際して、分注作業のフレキシビリティが確保
され、外部検査機器への連続作業性、汎用性を持つこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分注装置の1実施例を示す正面図であ
る。
【図2】上記実施例の側面図である。
【図3】上記実施例の一部を拡大して示す部分縦断平面
図である。
【図4】同じく、側面図である。
【図5】本発明の制御手段の概略構成図である。
【図6】本発明のパレットの概略構成図である。
【符号の説明】 11 ラック 12 シャーレ 13 テストチューブ 14 分担受け皿部 20 分類棚架 21A〜 領域 30 分注作業ステージ 40 搬送手段 50 分注手段 51 シリンジ 52 ディスペンサ・チップ 60 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストチューブ用ラックあるいは/およ
    びシャーレを載せるための複数に分けられた領域を持つ
    と共に上記ラックあるいは/およびシャーレを正面から
    出入れできるように構成した分類棚架と、上記分類棚架
    に並んで配置された分注作業ステージと、上記分類棚架
    の背面側に上下・左右の動作領域を持ち、上記分類棚架
    の各領域から指定されたラックあるいは/およびシャー
    レを分注作業ステージに搬送し、また、上記ステージか
    ら上記分類棚架の指定領域に上記ラックあるいは/およ
    びシャーレを搬送する搬送手段と、上記ステージ上で被
    分注液を指定ラックの所要のテストチューブあるいは指
    定シャーレの所要分担受け皿部からシリンジに装着した
    ディスペンサ・チップに吸引すると共に、上記シリンジ
    の働きで別の指定ラックの所要のテストチューブあるい
    は/および別の指定シャーレの所要の分担受け皿部に上
    記被分注液を分注する分注手段と、上記分類棚架に置か
    れた、被分注液を収納したテストチューブ用ラックある
    いはシャーレにおける上記被分注液の分配先、分配順序
    を記憶領域に読み込み、その情報に従って、上記搬送手
    段および分注手段を制御する制御手段とを具備している
    ことを特徴とする分注装置の自動制御システム。
  2. 【請求項2】 上記分注作業ステージ上で被分注液をデ
    ィスペンサ・チップを介して分注される側の各ラックあ
    るいは/およびシャーレは、検査セクション別に用意さ
    れており、上記制御手段は、各検査セクション毎のラッ
    クあるいはシャーレにおける各テストチューブあるいは
    分担受け皿部に、その配列順序で被分注液を分注するた
    めのアドレスおよび被分注液の個体番号あるいは/およ
    び名称などを記録する記録手段を具備している請求項1
    に記載の分注装置における自動制御システム。
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