JPH0674858A - 加振装置 - Google Patents

加振装置

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JPH0674858A
JPH0674858A JP4254113A JP25411392A JPH0674858A JP H0674858 A JPH0674858 A JP H0674858A JP 4254113 A JP4254113 A JP 4254113A JP 25411392 A JP25411392 A JP 25411392A JP H0674858 A JPH0674858 A JP H0674858A
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JP
Japan
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vibration
electromagnet
vibrating
trestle
magnetic force
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Pending
Application number
JP4254113A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhide Watanabe
和英 渡辺
Yoichi Kanemitsu
陽一 金光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加振物に振動を印加する加振架台を、支
持、案内するためのロスのない加振装置を提供する。 【構成】 加振機3と、該加振機3に結合された加振架
台1とからなる加振装置において、前記加振架台1は磁
性体継鉄3を備え、設置床6に固定した浮上用電磁石1
1の磁気力により非接触で浮上支持されることを特徴と
する加振装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加振装置に係り、大振幅
から小振幅までの振動を加振架台上に搭載された被加振
物に加えることのできる加振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被加振物に振動を与え、耐振動性等をテ
ストする加振装置は、加振架台に被加振物が搭載され、
電磁加振機または油圧加振機により加振架台に振動を与
えることによって行われている。
【0003】図4は従来の加振装置の説明図である。加
振架台1は設置床6に固定されたガイドレール7上を、
リニアベアリング5により、または油圧軸受が用いら
れ、移動可能となっており、耐振動性のテストを受ける
被加振物は加振架台1上に搭載固定される。加振機3は
電磁加振機または油圧加振機であり、テストのための振
動を発生し、加振機3に結合された加振架台1に振動を
伝達する。したがって、加振機3によって発生される振
動は、移動自在な加振架台1に伝えられ、図の左右方向
に加振架台1上の被加振物2に振動を印加する。
【0004】このように、従来は加振装置における加振
架台の支持及び加振方向の案内は、設置床に固定された
リニアガイドレール7と加振架台に固定されたリニアベ
アリング5、又は油圧軸受によって行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ごとく加振架台をリニアベアリング、又は油圧軸受で支
持、案内した場合、リニアベアリング、又は油圧軸受の
ロスにより、加振したい振動波形(加速度、速度、変位
等)を精度良く加振架台上で模擬することが難しい。ま
た、案内レールにおけるロスも大きく、加振機の負担も
それだけ大きくなる。本発明は係る従来技術の問題点を
解決し、ロスのない、加振したい振動波形を精度良く加
振架台上で模擬することのできる加振装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明の加振装置は、加振機と、該加振機に結合
された加振架台とからなる加振装置において、前記加振
架台は磁性体継鉄を備え、設置床に固定した浮上用電磁
石の磁気力により非接触で浮上支持されることを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】加振架台は磁性体継鉄を備え、設置床に固定し
た浮上用電磁石はその磁気力により磁性体継鉄を非接触
浮上支持する。したがって、加振架台は非接触浮上支持
され、加振機により発生される振動はロスを生ずること
なく加振架台に伝達される。また、水平方向を非接触支
持する水平方向支持用電磁石により、加振方向の案内を
行うことができる。それ故、案内用のレールそしてリニ
アベアリング或いは油圧軸受等の必要がなく、非接触で
支持されるため、摩擦・摩耗がなく加振時のロスが殆ど
ない。それ故、加振機の振動を加振台上の被加振物にロ
ス無しに印加することにより、精度の良い振動を模擬す
ることができる。
【0008】また、加振機を別途に設けることなく、浮
上用又は水平方向に非接触支持する電磁石に加振したい
波形を励磁電流として印加し、電磁石そのものを加振機
として使うこともできる。この場合には、水平、鉛直両
方向について非常に微小な振動まで加振台上の被加振物
に与えることが可能であり、一層精度の良い振動を模擬
することが可能となる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の加振装置の説
明図である。加振装置は、加振機3で発生する振動が加
振機に結合された加振架台1に伝達され、加振架台上の
被加振物2に振動を印加する構成は従来の技術に示すも
のと同様である。なお図4に示す従来の加振装置と同一
の構成要素については、同一の符号を付してその説明を
省略する。
【0010】加振架台1は、磁性体継鉄3をその下面に
備えている。そして、設置床6に固定された浮上用電磁
石11は、磁性体継鉄3を磁気力により吸引して、加振
架台1を非接触で浮上させる。変位センサ14は、浮上
用電磁石11の磁極面とターゲットとなる磁性体継鉄3
の隙間gの相対的な変位を測定するものであり、浮上用
電磁石と磁性体継鉄の隙間gがある一定値となるように
浮上用電磁石の励磁、即ち、磁気力が制御される。
【0011】変位センサ14の出力はコントローラ15
に入力され、コントローラ15の出力により浮上用電磁
石11の励磁が制御される。そして、浮上用電磁石の磁
気力により磁性体継鉄3が吸引浮上され、一方被加振物
が搭載された加振台1の重量とバランスする点で、加振
台1は浮上支持される。コントローラ15は、補償回路
17、パワーアンプ16とから構成される。補償回路1
7は、変位センサの出力信号を受け、加振台1を安定に
浮上制御するための制御信号を生成するものであり、パ
ワーアンプ16は補償回路17の出力信号を増幅し、浮
上用電磁石11の励磁電流として浮上用電磁石11の励
磁コイルに印加される。
【0012】図2は水平方向を非接触支持する水平方向
支持用電磁石を更に備え、加振方向の案内を行う本発明
の第2の実施例の加振装置の説明図である。(A)は加
振方向であり、(B)は案内方向の説明図である。即
ち、水平方向支持用電磁石20を更に備え、水平方向変
位センサ21、コントローラ22により水平方向の案内
制御を行うものである。コントローラ22の補償回路2
3は、水平方向変位センサ21の出力信号を受け、加振
架台1の水平方向位置を安定に保つための制御信号を生
成するものであり、パワーアンプ24は補償回路23の
出力信号を受けて電力増幅し、水平方向支持用電磁石2
0のコイルに励磁電流として印加するものである。
【0013】従って、水平方向の加振架台1の位置は、
水平方向変位センサ21により検出され、コントローラ
22により制御電流が与えられ、水平方向支持用電磁石
20が励磁され、磁気吸引力により磁性体継鉄13の水
平方向位置を制御することによって、所定の案内方向に
制御される。
【0014】それ故、本加振装置の構成によれば、従来
の加振装置に見られるような案内レール及びリニアベア
リングまたは油圧軸受のような加振架台の支持、案内の
ための装置が必要なく、電磁石が加振架台1に固定され
た磁性体継鉄を非接触で吸引保持することにより、浮上
支持され、且つ案内方向が制御されている。非接触で浮
上支持される故、加振機に結合された加振架台1に加振
機3の振動をロスを生じることなく伝達することが可能
となる。
【0015】図4は本発明の第3の実施例の説明図であ
る。この実施例においては、従来の加振機に相当するも
のがなく、加振動作を浮上用電磁石または水平方向支持
用電磁石によって行うものである。図2、図3に示す本
発明の実施例の構成要素と同一のものは、同一の符号を
付してその説明を省略する。この実施例においては、加
振信号発生器25,26を備える。加振信号発生器25
は加振架台1に鉛直方向の振動を与える加振信号を生成
するものであり、加振信号発生器26は、水平方向の振
動を与える加振信号を生成するものである。加振信号発
生器25の出力は浮上用電磁石11のコントローラ15
の補償回路の出力に加算される。また、加振信号発生器
26の出力は、水平方向支持用電磁石20のコントロー
ラ22の補償回路23の出力信号に加算される。
【0016】従って、浮上用電磁石11のコントローラ
15に加振信号が印加された場合は、浮上用電磁石11
は加振架台1を一定位置に浮上させる変位センサ出力に
基づく制御に加え、加振信号発生器25の出力に基づく
鉛直方向の加振動作が加えられる。同様に、水平方向支
持用電磁石20には、加振信号発生器25の出力が印加
されると、水平方向変位センサに基づき、水平方向位置
を一定に保つ制御と、加振信号に基づく水平方向の加振
動作が加えられる。
【0017】それ故、加振信号発生器25,26により
鉛直方向または水平方向の加振信号を印加することによ
り、加振したい波形を任意に選択して、、電磁石そのも
のを加振機として水平または鉛直両方向に加振を行うこ
とができる。係る加振装置によれば、加振架台の支持、
案内のためのロスが全く生じないことから、任意の波形
の加振を高精度で効率的に行うことができる。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は電磁石
の磁気力により加振架台を浮上支持するものである。し
たがって、従来の加振装置の案内レール、リニアベアリ
ング、油圧軸受のようなロスの大きい支持、案内装置を
必要とせず、効率的な加振動作を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の加振装置の説明図。
【図2】本発明の第2の実施例を説明するものであり、
(A)は加振方向、(B)は案内方向の説明図である。
【図3】本発明の第3の実施例の加振装置の説明図。
【図4】従来の加振装置の説明図。
【符号の説明】
1 加振架台 2 被加振物 3 加振機 5 リニアベアリング 6 設置床 7 ガイドレール 11 浮上用電磁石 13 磁性体継鉄 14 変位センサ 15,22 コントローラ 16,24 パワーアンプ 17,23 補償回路 20 水平方向支持用電磁石 21 水平方向変位センサ 25,26 加振信号発生器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加振機と、該加振機に結合された加振架
    台とからなる加振装置において、前記加振架台は磁性体
    継鉄を備え、設置床に固定した浮上用電磁石の磁気力に
    より非接触で浮上支持されることを特徴とする加振装
    置。
  2. 【請求項2】 前記加振装置は、水平方向支持用電磁石
    をさらに備え、該電磁石の磁気力により加振方向の案内
    が行われることを特徴とする請求項1記載の加振装置。
  3. 【請求項3】 加振架台に固定した磁性体継鉄と、該磁
    性体継鉄を磁気力により非接触で浮上支持する設置床に
    固定した浮上用電磁石と、非接触で水平方向に支持する
    設置床に固定した水平方向支持用電磁石とからなり、前
    記浮上用電磁石または水平方向支持用電磁石に加振した
    い波形を励磁電流として印加し、前記電磁石の磁気力に
    より水平または鉛直方向に加振することができることを
    特徴とする加振装置。
JP4254113A 1992-08-28 1992-08-28 加振装置 Pending JPH0674858A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108760359A (zh) * 2018-06-22 2018-11-06 常州西南交通大学轨道交通研究院 一种配备垂向电磁激振器的滚轮试验台

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108760359A (zh) * 2018-06-22 2018-11-06 常州西南交通大学轨道交通研究院 一种配备垂向电磁激振器的滚轮试验台
CN108760359B (zh) * 2018-06-22 2024-01-02 常州西南交通大学轨道交通研究院 一种配备垂向电磁激振器的滚轮试验台

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