JPH0674733U - 支持脚 - Google Patents

支持脚

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JPH0674733U
JPH0674733U JP1550993U JP1550993U JPH0674733U JP H0674733 U JPH0674733 U JP H0674733U JP 1550993 U JP1550993 U JP 1550993U JP 1550993 U JP1550993 U JP 1550993U JP H0674733 U JPH0674733 U JP H0674733U
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JP
Japan
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support
base plate
floor
floor panel
hole
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Pending
Application number
JP1550993U
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Inventor
淳司 荒谷
Original Assignee
株式会社ニチア
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 OAフロアシステムやシステムフロア等と通
称される二重床システムに用いられる支持脚に於て、高
さ調節作業を簡単化して施工性を向上させる。 【構成】 基板2、支柱3、台板4、ボルト5、支持ナ
ット6とで構成し、とりわけ複数のボルト5を台板4に
立設すると共に、これに螺合される螺孔12と床パネル
Bの受孔Cに挿入される突部13と床パネルBを支持す
る鍔部14と床パネルBの挿入孔Dから回動可能な廻止
孔15を備えた支持ナット6を設け、複数の床パネルB
をその上側から個別に高さ調節できる様にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばOAフロアシステムやシステムフロア等と通称される二重床 システムに用いられる支持脚の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の支持脚としては、例えば図3に示したものが知られている。 当該支持脚50は、基本的には、床面Aに設置される基板51と、これに立設 された支柱52と、これの上部に設けられて床パネルBを支持する台板53と、 これに設けられて床パネルBの受孔Cに挿入されて位置決めをする複数の突部5 4と、から構成されている。支柱52は、支持ボルト55と、これに螺合された 調整ナット56と、支持ボルト55に外嵌されて調整ナット56に当合するパイ プ57と、調整ナット56とパイプ57を夫々支持ボルト55に固定するストッ プボルト58とから成っている。台板53の上面には、床パネルBを弾性支持す る緩衝材59が設けられている。 而して、この様なものは、支持ボルトと調整ナットとパイプ等で支柱が構成さ れているので、調整ナットを回動する事に依り全体の高さを調節する事ができる 。 ところが、この様なものは、台板に支持された複数の床パネルを同時に高さ調 節できるのの、個々には高さ調節ができず、然も、支柱の側方で調節作業を行な わねばならなかったので、高さ調節作業が煩雑で施工性が悪かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その 目的とする処は、高さ調節作業を簡単化して施工性を向上させる様にした支持脚 を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案の支持脚は、基本的には、床面に設置される基板と、基板に立設された 支柱と、支柱の上部に設けられた台板と、台板に立設された複数のボルトと、ボ ルトに螺合される螺孔と床パネルの受孔に挿入される突部と床パネルを支持する 鍔部と床パネルの挿入孔から回動可能な廻止孔を備えた支持ナットと、から構成 した事に特徴が存する。
【0005】
【作用】
ボルトに対して支持ナットを個別に螺動させると、当該支持ナットに支持され た床パネルの高さを個別に変える事ができる。この時、工具を床パネルの挿入孔 から挿入した後、支持ナットの廻止孔に嵌合させて廻す。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の第一実施例に係る支持脚を示し、右半分を縦断した側面図で ある。 支持脚1は、基板2、支柱3、台板4、ボルト5、支持ナット6とからその主 要部が構成されて居り、この例では、二重床システムに適用している。 二重床システムは、オフィス等の床面Aに設置された支持脚1と、これに依り 支持されて床面Aとの間にOA機器等のケーブル類を収納する為の空間を形成す る床パネルBとから構成されている。床パネルBは、内部が中空で、下側に形成 された受孔Cと、上側に形成された挿入孔Dとを備えている。 基板2は、床面Aに設置されるもので、この例では、平面四角形を呈し、四つ の貫孔7が穿設され、接着剤等(図示せず)に依り床面Aに固定される。 支柱3は、基板2に立設されたもので、この例では、基板2に立設されたパイ プ8と、これに挿入される支持ボルト9と、これに螺合してパイプ8に当合する 調整ナット10と、パイプ8と調整ナット10を夫々支持ボルト9に固定するス トップボルト11とから成っている。 台板4は、支柱3の上部に設けられたもので、この例では、平面四角形を呈し 、支持ボルト9の上部に固定されている。 ボルト5は、台板4に立設された複数のもので、この例では、四つのものにし てある。 支持ナット6は、ボルト5に螺合される螺孔12と床パネルBの受孔Cに挿入 される突部13と床パネルBを支持する鍔部14と床パネルBの挿入孔Dから回 動可能な廻止孔15を備えたもので、この例では、ボルト5と同数だけあり、ボ ルト5に螺合される螺孔12とスパナ等の工具(図示せず)が嵌合されて廻され る廻止部(六角部)16とが形成された段付ナットと、これの段部に挿入されて 床パネルBを支持する鍔部14となるワッシャと、段付ナットの上半に圧入され てワッシャを挾持固定すると共に床パネルBの受孔Cに下から挿入される突部1 3と床パネルBの挿入孔Dからプラスドライバやマイナスドライバ等の工具Eが 嵌合されて廻される廻止孔15とが形成されたキャップと、ワッシャの上面に貼 着されて床パネルBの下面に当合される不織布製等の緩衝材17とで構成されて いる。 次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。 基板2は、四つの角が基印として利用され、所定の方向に向けられて床面Aの 載置され、接着材等に依り固定される。 各支持ナット6には、床パネルBの受孔Cが嵌合され、四つの床パネルBの隅 角部が一つの支持脚1に依り支持される。 支柱3の支持ボルト9に対して調整ナット10を螺動させると、支柱3の高さ が変わり、支持ナット6に支持される全ての床パネルBの高さを同時に変える事 ができる。 ボルト5に対して支持ナット6を個別に螺動させると、当該支持ナット6に支 持された床パネルBの高さを個別に変える事ができる。この時、隣接する床パネ ルBがない場合には、支持ナット6の廻止部16にスパナ等の工具を嵌合させて 廻したり、プラスドライバやマイナスドライバ等の工具Eを床パネルBの挿入孔 Dから挿入した後、支持ナット6の廻止孔15に嵌合させて廻す。隣接する床パ ネルBがある場合には、工具Tを床パネルBの挿入孔Dから挿入した後、支持ナ ット6の廻止孔15に嵌合させて廻す。 接着剤(図示せず)を挿入孔Dから支持ナット6の廻止孔15を経て螺孔12 とボルト5との間に滴下すれば、ボルト5に対する支持ナット6の緩止めを行な う事ができる。
【0007】 次に、本考案の第二実施例を、図2に基づいて説明する。 第二実施例は、支柱3を、基板2と台板4との間に介設される所定長さのパイ プ18だけで構成した点、支持ナット6を、螺孔12と突部13と鍔部14と廻 止孔15とで構成して廻止部16を省略した点、が第一実施例と異なる。 この様なものは、支柱3の高さが調整できないと共に、支持ナット6の回動を 廻止孔15だけでしか行なえないものの、それだけ構成が簡単になり、コストの 低減を図る事ができる。
【0008】 尚、基板2と台板4は、先の実施例では、平面四角形であったが、これに限ら ず、例えば平面円形等でも良い。 支柱3は、第一実施例では、パイプ8を下に支持ボルト9を上にしたが、これ に限らず、例えば図3の様にこれらを逆にしても良い。 ボルト5、支持ナット6、床パネルBは、先の実施例では、四つであったが、 これに限らず、例えば二つでも良い。 支持ナット6の廻止孔15は、先の実施例では、プラス孔であったが、これに 限らず、例えばマイナス孔や六角孔等でも良い。
【0009】
【考案の効果】
以上、既述した如く、本考案に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができ る。 (1) 基板、支柱、台板、ボルト、支持ナットとで構成し、とりわけ複数のボ ルトを台板に立設すると共に、これに螺合される螺孔と床パネルの受孔に挿入さ れる突部と床パネルを支持する鍔部と床パネルの挿入孔から回動可能な廻止孔を 備えた支持ナットを設け、複数の床パネルをその上側から個別に高さ調節できる 様にしたので、高さ調節作業が簡単化されて施工性が大幅に向上する。 (2) 複数の床パネルをその上側から個別に高さ調節できる様にしたので、床 面に凹凸があったり傾斜していてもこれに関係なく複数の床パネルを水平状態等 の所定の状態に支持する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例に係る支持脚を示し、右半
分を縦断した側面図。
【図2】本考案の第二実施例を示す同様図。
【図3】従来の支持脚を示す同様図。
【符号の説明】
1,50…支持脚、2,51…基板、3,52…支柱、
4,53…台板、5…ボルト、6…支持ナット、7…貫
孔、8,18,57…パイプ、9,55…支持ボルト、
10,56…調整ナット、11,58…ストップボル
ト、12…螺孔、13,54…突部、14…鍔部、15
…廻止孔、16…廻止部、17,59…緩衝材、A…床
面、B…パネル、C…受孔、D…挿入孔、E…工具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に設置される基板と、基板に立設さ
    れた支柱と、支柱の上部に設けられた台板と、台板に立
    設された複数のボルトと、ボルトに螺合される螺孔と床
    パネルの受孔に挿入される突部と床パネルを支持する鍔
    部と床パネルの挿入孔から回動可能な廻止孔を備えた支
    持ナットと、から構成した事を特徴とする支持脚。
JP1550993U 1993-03-31 1993-03-31 支持脚 Pending JPH0674733U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1550993U JPH0674733U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 支持脚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1550993U JPH0674733U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 支持脚

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0674733U true JPH0674733U (ja) 1994-10-21

Family

ID=11890786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1550993U Pending JPH0674733U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 支持脚

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JP (1) JPH0674733U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019152050A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 大建工業株式会社 二重床用の接合木質複合材と該複合材を用いた二重床構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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