JPH067469Y2 - 映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生装置

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JPH067469Y2
JPH067469Y2 JP10462285U JP10462285U JPH067469Y2 JP H067469 Y2 JPH067469 Y2 JP H067469Y2 JP 10462285 U JP10462285 U JP 10462285U JP 10462285 U JP10462285 U JP 10462285U JP H067469 Y2 JPH067469 Y2 JP H067469Y2
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JP
Japan
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variable delay
signal
mode
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circuit
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JP10462285U
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JPS6215142U (ja
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紫直 古居
信司 高田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複数の下変遅延回路が用いられるVTR等の映
像信号再生装置に関するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、動作モードに応じて選択的に用いられる複数
の可変遅延手段に対して共通に用いられる遅延量制御手
段を設け、この遅延量制御手段から得られる制御信号を
動作モードに応じて選択された可変遅延手段に供給する
ようにしたことにより、各可変遅延手段に対して夫々遅
延量制御手段を設けることなく、1個の制御手段で制御
を行えるようにしたものである。
〔従来の技術〕
スロー再生、スチル再生等の変速再生を行えるようにし
たVTRにおいては、一般にユーザが画質を調整するた
めの3つの調整用摘みが設けられている。即ち、ノーマ
ル再生モードで用いられるノーマルトラッキング調整用
摘み、スロー再生モードで用いられるスロートラッキン
グ調整用摘み及びスチル再生モードで用いられる擬似垂
直同期信号挿入位置微調整用摘みの3つの摘みが設けら
れている。これらの3つの摘みは夫々ボリュームに連動
され、さらに微調整用の半固定ボリュームが用いられる
こともある。
第4図は上記ノーマルトラッキング調整回路を示す。
図において、テープ速度に応じて30Hzを中心として変
動する再生CTL信号と、30Hzの基準信号を可変遅延
回路1で遅延した信号とが位相比較回路2において比較
され、その位相差に応じた比較出力が位相エラー信号と
してキャプスタンモータに加えられる。この回路におい
て、上記可変遅延回路1の遅延量を制御するための遅延
量コントロール信号が、上記ノーマルトラッキング調整
用摘みの操作により与えられる。このトラッキング調整
によって異るVTRで記録されたテープに記録されたC
TL信号の位置ずれに対して互換性を保証することがで
きる。尚、このトラッキング調整は、オートトラッキン
グを行うようにしたVTRでは用いられないこともあ
る。
第5図は上記スロートラッキング調整回路を示す。
図において、2個の回転ヘッドを切換えるためのヘッド
切換えパルスがアンドゲート3に加えられて、キャプス
タンドライブゲート信号によりゲートされる。このアン
ドゲート3の出力パルスは可変遅延回路4で遅延された
後、パルス発生回路5をトリガすることにより、キャプ
スタンモータのブレーキパルスが得られる。この回路に
おいては、上記可変遅延回路4の遅延量を制御するため
の遅延量コントロール信号が、上記スロートラッキング
調整用摘みの操作により与えられる。このトラッキング
調整によって、ノイズバーをブランキング期間に追い込
むことができる。
第6図は上記擬似垂直同期信号を作る回路を示す。
図において、ヘッド切換えパルスを遅延回路6で遅延し
た信号によりパルス発生回路7をトリガすると共に、ヘ
ッド切換えパルスをインバータ8で反転した信号を可変
遅延回路9で遅延した信号によりパルス発生回路7をト
リガする。これによってパルス発生回路7より擬似垂直
同期信号QVDが得られる。この回路においては、可変
遅延回路9の遅延量を制御するための遅延量コントロー
ル信号が、上記擬似垂直同期信号挿入位置微調整用摘み
の操作により与えられる。尚、2つの遅延回路6,9の
うち何れか一方の遅延量を制御すればよい。また上記ヘ
ッド切換えパルスの周期はNTSC方式では33.3ms、
CCIR方式では40msである。
変速再生時においては、垂直同期信号が正しく再生され
ないために、モニタ受像機の垂直同期信号が乱れること
があり、これを防ぐために上記のような擬似垂直同期信
号QVDを作るようにしている。この信号QVDの挿入
位置が受像機毎に異るため、この信号QVDの位置を微
調整するための摘みが必要となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の変速再生可能なVTRにおいては、前述したよう
に3つのユーザ調整用摘み、ボリューム及び半固定ボリ
ューム等が設けられているために、部品コストが高くつ
くと共に、これらの部品を配置するスペースを必要と
し、VTRの小型化を妨げていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案においては、動作モードに応じて選択的に用いら
れる複数の可変遅延手段と、上記複数の可変遅延手段に
対して共通に用いられる遅延量制御手段と、上記遅延量
制御手段から得られる制御信号を動作モードに応じて選
択された可変遅延手段に供給する手段とを設けている。
〔作用〕
従来設けられていた複数個の調整用摘みを1個の操作子
で共用することができる。
〔実施例] 前述した3つの調整用摘みは夫々ノーマル再生モード、
スロー再生モード、スチル再生モードで使用されるもの
であり、通常は同じモードで2つ以上の摘みが同時に使
用されることはない。本実施例においては上記の点に着
目し、上記3つの摘みを1組の調整用操作子で兼用する
ようにしている。これと共に上記1組の操作子によりマ
イコンを通じて、3つの可変遅延装置を各モードに応じ
て選択的に制御するようにしている。
第2図は可変遅延装置11の実施例を示す。
この可変遅延装置11は前述した第4〜6図における可
変遅延回路1,4,9に相当するもので、後述する第1
図の本考案の実施例においては、3つの可変遅延装置1
1a,11b,11cが用いられている。
第2図において、所定ビットのカウンタ12は制御回路
13により制御されると共に、初期値レジスタ14によ
りカウント初期値をプリセットされるように成されてい
る。
上記制御回路13に加えられる原信号は、第4〜6図に
おける可変遅延回路1,4,9の入力信号に相当する。
上記初期値レジスタ14には初期値データがデータセッ
ト信号により入力される。
この初期値データは上記可変遅延回路1,4,9を制御
する遅延量コントロール信号に相当する。上記原信号が
入力されると、例えばその立上りでカウンタ12に初期
値レジスタ14の初期値がプリセットされ、この初期値
からカウントスタートして所定周波数のクロックをカウ
ントする。カウンタ12のカウント値がオーバフローす
ると、制御回路13より遅延出力信号の例えば立上りの
エッジが出力される。そして原信号の立下りでカウント
ストップとなり、遅延出力信号が立下る。次に新たに初
期値データがセットされた後、同様の動作が繰り返され
る。以上によれば、原信号を遅延した上記可変遅延回路
1,4,9の出力に相当する遅延出力信号が得られる。
この場合の遅延量はカウンタ12にプリセットされる初
期値12に応じた大きさとなる。即ち、初期値が大きい
場合はカウンタ12がオーバーフローするまでの時間が
短くなって遅延量が小さくなり、初期値が小さい場合は
オーバーフローするまでの時間が長くなって遅延量が大
きくなる。
第1図は上述した可変遅延装置11を用いた本考案の実
施例を示す。
本実施例においては、第4図の可変遅延回路1に相当す
るノーマルトラッキング調整用可変遅延装置11aと、
第5図の可変遅延回路4に相当するスロートラッキング
調整用可変遅延装置11bと、第6図の可変遅延回路9
に相当する信号QVD調整用可変遅延装置11cとが用
いられている。各可変遅延装置11a,11b,11c
には第4〜6図の場合と同様に基準信号、再生CTL信
号、キャプスタンドライブゲート信号及びヘッド切換え
パルス、ヘッド切換えパルス等が加えられている。マイ
コン16は各可変遅延装置11a,11b,11cを制
御すると共に、初期値データを与える。また上記マイコ
ン16にはVTRのシステムコントローラからモード判
別信号が加えられ、VTRの現在のモードを知ることが
できるように成されている。なお、マイコン16は上記
システムコントローラのマイコンと共用するようにして
もよい。上記初期値データは共通のスイッチ17,18
により、全ての可変遅延装置11a,11b,11cに
対してモードに応じて選択的に与えられるように成され
ている。
スイッチ17,18は例えばタクトスイッチ等のよう
に、キーを1回押すことにより、初期値が「1」だけ変
るように成されたものが用いられる。この場合、スイッ
チ17は遅延量を増加する場合のプラスキーとして用い
られ、スイッチ18は遅延量を減少する場合のマイナス
キーとして用いられる。従って、スイッチ17或は18
は押された時に割込信号をマイコン16に送り、第3図
に示すフローチャートのプログラムを起動する。また不
揮発性メモリ19を設けることにより、電源OFF時に
遅延量を記憶するようにしている。
第3図は第1図の装置に用いられるプログラムのフロー
チャートを示すもので、以下このフローチャートに従っ
て第1図の動作を説明する。
先ず、ステップ(1)においては、上記スイッチ17,
18のキーが操作されたか否かを監視している。キー操
作があったときは、次にステップ(2)において、VT
Rが現在ノーマル再生モードにあるか否かを上記モード
判別信号により判別する。VTRがノーマル再生モード
であれば、フテップ(3)に進んで、スイッチ17のプ
ラスキーが操作されたか否かを調べる。プラスキーが操
作されたのであればステップ(4)において可変遅延装
置11aの初期値レジスタにセットされた初期値を1つ
減らす。従ってこの場合は遅延量が大きくなる。プラス
キーが押されなかった場合は、スイッチ18のマイナス
キーが押されたものとして、ステップ(5)により、上
記初期値を1つ増やす。従って、この場合は遅延量が小
さくなる。
上記ステップ(2)においてノーマル再生モードでなか
った場合は、ステップ(6)に進んでVTRが現在スロ
ー再生モードにあるか否かを上記モード判別信号により
判別する。スロー再生モードであれば、フテップ(7)
に進んで、上記プラスキーが操作されたか否かを調べ
る。プラスキーが操作されたのであればステップ(9)
において可変遅延装置11bの初期値レジスタにセット
された初期値を1つ減らす。プラスキーが押されなかっ
た場合は、ステップ(10)により、上記初期値を1つ
増やす。
上記ステップ(6)においてスロー再生モードでなかっ
た場合は、ステップ(11)に進んでVTRが現在スチ
ル再生モードにあるか否かを上記モード判別信号により
判別する。スチル再生モードであれば、ステップ(1
2)に進んで、上記プラスキーが操作されたか否かを調
べる。プラスキーが操作されたのであればステップ(1
3)において可変遅延装置11cの初期値レジスタにセ
ットされた初期値を1つ減らす。プラスキーが押されな
い場合は、マイナスキーが押されたものとして、ステッ
プ(14)により、上記初期値を1つ増やす。尚、上記
ステップ(11)において、スチル再生モードでなかっ
た場合は元へ戻る。また上記初期値レジスタの値を増減
する各ステップ(5)(4)(10)(9)(14)
(13)においては、不揮発性メモリ19のデータも同
時に書き換えるものとする。
以上述べた実施例によれば、3つの可変遅延装置11
a,11b,11cの遅延量を共通の1組のスイッチ1
7,18の操作によりモードに応じて夫々調整すること
ができる。従って、従来のように3つの調整用摘み、ボ
リューム及び半固定ボリューム等を設ける必要がなく、
VTRの1箇所に1組のタクトスイッチ等を設けるだけ
で済ますことができる。尚、タクトスイッチに代えて1
個のボリュームを用いるようにすることも考えられる
が、ボリュームは絶対値を持っているので調整が困難に
なる。即ち、例えばあるモードにおいてボリュームを調
整して最良の位置に得た場合、他のモードに切換えたと
きは、上記の位置は必らずしも、最良の位置とはならな
いので、各モード別に1個のボリュームを使い分けるこ
とが難しくなる。また実施例においては、3つの可変遅
延装置11a,11b,11cに対して共通のスイッチ
17,18を設けているが、スイッチ17,18は任意
の2つの可変遅延装置に対して共通にしてもよい。
〔考案の効果〕
従来用いられていた複数個の調整用摘み、ボリューム抵
抗器、半固定抵抗器等を省略することができ、このため
部品コストの削減、装置の小型化をはかる上で有利とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブロック図、第2図は第
1図における可変遅延装置の実施例を示すブロック図、
第3図は第1図の動作を示すフローチャート、第4図は
従来のノーマルトラッキング調整回路のブロック図、第
5図は従来のスロートラッキング調整回路の実施例を示
すブロック図、第6図は従来の擬似垂直同期信号を作る
回路のブロック図である。 なお図面に用いた符号において、 11a,11b,11c……可変遅延回路 16……マイコン 17,18スイッチ である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録時と同じ速度で再生するモードにおけ
    るトラッキング調整用の第1の可変遅延手段と、 記録時と異なる速度で再生するモードにおけるトラッキ
    ング調整用の第2の可変遅延手段と、 少なくとも第1及び第2の可変遅延手段からなる複数の
    可変遅延手段から動作モードに応じた可変遅延手段を選
    択する選択手段と、 上記複数の可変遅延手段に対して共通に用いられ、上記
    選択手段により選択された可変遅延手段の遅延量を設定
    する遅延量設定手段と、 上記遅延量設定手段から上記選択手段により選択された
    可変遅延手段に供給される制御信号に応じて上記可変遅
    延手段を制御する制御手段とを具備して成る映像信号再
    生装置。
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JPS6215142U JPS6215142U (ja) 1987-01-29
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