JPH0674518U - 内装ボードの取付構造 - Google Patents

内装ボードの取付構造

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Publication number
JPH0674518U
JPH0674518U JP2083793U JP2083793U JPH0674518U JP H0674518 U JPH0674518 U JP H0674518U JP 2083793 U JP2083793 U JP 2083793U JP 2083793 U JP2083793 U JP 2083793U JP H0674518 U JPH0674518 U JP H0674518U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interior board
finisher
body side
locking
locking hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP2083793U
Other languages
English (en)
Inventor
聖樹 岳野
偉良 余
Original Assignee
日産車体株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産車体株式会社 filed Critical 日産車体株式会社
Priority to JP2083793U priority Critical patent/JPH0674518U/ja
Publication of JPH0674518U publication Critical patent/JPH0674518U/ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内装ボードの取付側部材への取付作業が能率
的になり、固着具が不要になって安価になる内装ボード
の取付構造を提供することにある。 【構成】 ボディサイドフィニッシャー(内装ボード)
5に係止孔10を設け、このボディサイドフィニッシャ
ー5が取り付けられる上部インナーサイドパネル(取付
部材)3Aに、前記係止孔10に挿入された後折り曲げ
ることにより係止が行われる係止片9aを設け、上部イ
ンナーサイドパネル3Aに、前記係止片9aが係止孔1
0に挿入された時、ボディサイドフィニッシャー5の上
縁部5aに当接する突起部(位置決め手段)7を形成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のボディサイドトリムのような内装ボードの取付構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車体の側部構造は図4に示すようにアウターサイドパネル20と、イン ナーサイドパネル30と、ボディサイドフィニッシャー40とを備え、そして、 前記インナーサイドパネル30に前記ボディサイドフィニッシャー40を取り付 ける場合には、このボディサイドフィニッシャー40を手に持ってインナーサイ ドパネル30に近付けて、ボディサイドフィニッシャー40に取り付けたクリッ プのような固着具50をインナーサイドパネル30に形成した係止孔31に挿入 係止して行われていた。なお、この従来技術に類似するものとして実開昭60− 44850号公報がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のボディサイドフィニッシャー40のインナーサイド パネル30への取り付けに、クリップのような固着具50を使用するために、こ のボディサイドフィニッシャー40の上下および左右方向の位置決めが難しく、 特に、大型バスのボディサイドフィニッシャー40の取り付けでは係止孔31と の孔ずれにより固着具50が挿入できないこともあり、その取付作業が非能率的 であり、固着具50の使用により高価になるという問題点があった。
【0004】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とすると ころは、内装ボードを取付部材への取付作業が能率的、かつ取付構造の向上を図 り、固着具が不要になって安価になる内装ボードの取付構造を提供することにあ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、内装ボードに係止孔を設け、この内 装ボードが取り付けられる取付部材に、前記係止孔に挿入された後、折り曲げる ことにより係止が行われる係止片を設け、取付部材と内装ボードとのいずれか一 方に、前記係止片が係止孔に挿入された時、他方の縁部に当接する位置決め手段 を形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
かかる構成により、前記取付部材に前記内装ボードを取り付ける場合には、前 記係止片を前記係止孔に挿入して取付部材に内装ボードを引っ掛け、この係止片 の係止孔への挿入により、前記内装ボードの左右方向の位置決めをし、また、取 付部材と内装ボードとのいずれか一方に形成した位置決め手段が、前記係止片が 係止孔に挿入された時、他方の縁部に当接することにより内装ボードの上下方向 の位置決めをし、この状態で、前記係止片を折り曲げて内装ボードを取付部材に 係止固定すればよい。
【0007】 したがって、内装ボードの取付部材への取り付けがクリップ等の固着具を使用 することなく簡単に行えて、その取付作業が能率的になり、また、固着具が不要 になって安価になるし、また、前記係止片の曲げ具合により内装ボードの上下方 向の調整ができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係わる内装 ボードの取付構造を備えた車体の側部構造の一部省略した斜視図、図2は同分解 斜視図、図3は同断面図である。
【0009】 車体1の側部構造は図1に示すようにアウターサイドパネル2と、取付側部材 Aである上、下部インナーサイドパネル3A、3Bと、アッパーサイドレール4 と、内装ボードBであるボディサイドフィニッシャー5と、ウェストフィニッシ ャー6とを備えている。
【0010】 そして、前記上部インナーサイドパネル3Aの側面3aには内側に突出する位 置決め手段である突起部7が水平に形成してあり、この突起部7はビードであり 、補強を兼ねている。また、上部インナーサイドパネル3Aの面部3aには突起 部7より下方に位置させて係止部8が複数形成してある。この係止部8は上部イ ンナーサイドパネル3Aの側面3aに切り起こし片部9を形成し、この切り起こ し片部9を直角に曲げてその係止片9aを内側に突出させたものである。そして 、前記上部インナーサイドパネル3Aは、前記アウターサイドパネル2にアッパ ーサイドレール4を介して固着してある。
【0011】 また、前記ボディサイドフィニッシャー5には係止孔10が複数形成してある 。この場合、ボディサイドフィニッシャー5の上縁部5aと係止孔10の上周縁 部10a間の寸法L1は、前記突起部7と係止部8の切り起こし片部9の係止片 9aとの間の寸法L2にほぼ等しくしてある。
【0012】 そして、前記上部インナーサイドパネル3Aに前記ボディサイドフィニッシャ ー5を組み付ける場合には、このボディサイドフィニッシャー5を上部インナー サイドパネル3Aに近付けて、これらの係止片9aを前記係止孔10に挿入して 係止片9aにボディサイドフィニッシャー5を引っ掛ける。
【0013】 この場合、前記ボディサイドフィニッシャー5の上縁部5aと係止孔10の上 周縁部10a間の部位5bは前記突起部7と係止片部9aとの間に挿入されてボ ディサイドフィニッシャー5の上縁部5aに前記突起部7が接する。前記切り起 こし片部9の係止片9aを前記ボディサイドフィニッシャー5の係止孔10への 挿入により、前記ボディサイドフィニッシャー5の左右方向の位置決めがなされ 、また、このボディサイドフィニッシャー5の上縁部5aの前記突起部7への当 接により、ボディサイドフィニッシャー5の上下方向の位置決めがなされる。
【0014】 また、前記ボディサイドフィニッシャー5の下部では、前記下部インナーサイ ドパネル3Bとの間にフロアカーペット11の端末部11aを挟みつける。この 状態で、前記切り起こし片部9の係止片9aを上方に折り曲げて上部インナーサ イドパネル3Aにボディサイドフィニッシャー5を係止し、ボディサイドフィニ ッシャー5の下部をスクリューねじ12で前記カーペット11の端末部11aと 一緒に前記下部インナーサイドパネル3Bに固定する。そして、前記ボディサイ ドフィニッシャー5の上部に前記ウェストフィニッシャー6を固着する。尚、符 号12aはキャップである。
【0015】 上記の実施例にあっては、前記ボディサイドフィニッシャー5の前記上部イン ナーサイドパネル3Aへの取り付けがクリップ等の固着具を使用することなく行 えて簡単になり、その取付作業が能率的になり、固着具が不要になって安価にな るし、また、前記係止片部9aの曲げ具合によりボディサイドフィニッシャー5 の上下方向の調整ができる。また、ボディサイドフィニッシャー5は上部で上部 インナーサイドパネル3Aに固定されて下部が自由になるために、この下部で容 易にフロアカーペット11の端末部11aを挟着することができる。
【0016】 なお、上記の実施例では、前記位置決め手段である突起部7を上部インナーサ イドパネル3Aに設けて、この突起部7を前記ボディサイドフィニッシャー5の 上縁部5aに当接させて、このボディサイドフィニッシャー5の位置決めを行っ たことを説明したが、この実施例に限定することなく例えば突起部70を前記ボ ディサイドフィニッシャー5の車外側面に形成し、このボディサイドフィニッシ ャー5の上部インナーサイドパネル3Aへの組み付け時に突起部70を上部イン ナーサイドパネル3Aの上側部の下縁部3aに当てるようにしてもよい(図1、 図3参照)。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、内装ボードに係止孔を設け、この内装ボード が取り付けられる取付部材に、前記係止孔に挿入された後、折り曲げることによ り係止が行われる係止片を設け、取付部材と内装ボードとのいずれか一方に、前 記係止片が係止孔に挿入された時、他方の縁部に当接する位置決め手段を形成し たから、前記取付部材に前記内装ボードを取り付ける場合には、前記係止片を前 記係止孔に挿入して取付部材に内装ボードを引っ掛け、この係止片の係止孔への 挿入により、前記内装ボードの左右方向の位置決めをし、また、取付部材と内装 ボードとのいずれか一方に形成した位置決め手段が、前記係止片が係止孔に挿入 された時、他方の縁部に当接することにより内装ボードの上下方向の位置決めを し、この状態で、前記係止片を折り曲げて内装ボードを取付部材に係止固定すれ ばよい。
【0018】 したがって、内装ボードの取付部材への取り付けがクリップ等の固着具を使用 することなく行えて簡単になり、その組み付け作業が能率的で、また組付精度が 向上し固着具が不要になって安価になるし、また、前記係止片の曲げ具合により 内装ボードの上下方向の調整ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる内装ボードの取付構造を備えた
車体の側部構造の一部省略した斜視図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】同断面図である。
【図4】従来の内装ボードの取付構造の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
3A 上部インナーサイドパネル(取付部材) 5 ボディサイドフィニッシャー(内装ボード) 7、70 突起部(位置決め手段) 9a 係止片 10 係止孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内装ボードに係止孔を設け、この内装ボ
    ードが取り付けられる取付部材に、前記係止孔に挿入さ
    れた後、折り曲げることにより係止が行われる係止片を
    設け、取付部材と内装ボードとのいずれか一方に、前記
    係止片が係止孔に挿入された時、他方の縁部に当接する
    位置決め手段を形成したことを特徴とする内装ボードの
    取付構造。
JP2083793U 1993-03-31 1993-03-31 内装ボードの取付構造 Pending JPH0674518U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2083793U JPH0674518U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 内装ボードの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2083793U JPH0674518U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 内装ボードの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0674518U true JPH0674518U (ja) 1994-10-21

Family

ID=12038189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2083793U Pending JPH0674518U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 内装ボードの取付構造

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JP (1) JPH0674518U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010100222A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Toyota Boshoku Corp 内装材の移動規制部材及び移動規制構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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