JPH0674435A - 流動床炉の燃焼制御方法および装置 - Google Patents

流動床炉の燃焼制御方法および装置

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JPH0674435A
JPH0674435A JP22862492A JP22862492A JPH0674435A JP H0674435 A JPH0674435 A JP H0674435A JP 22862492 A JP22862492 A JP 22862492A JP 22862492 A JP22862492 A JP 22862492A JP H0674435 A JPH0674435 A JP H0674435A
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Masato Hayashi
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英隆 宮崎
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博 藤山
Eiichiro Nanbu
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Kinya Takemoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 都市ごみを焼却する流動床炉のCO濃度を抑
制すること。 【構成】 流動床炉に都市ごみをスクリュコンベアによ
って供給し、そのスクリュコンベアを駆動するモータの
負荷電流を検出し、負荷電流の検出時から、その供給さ
れる都市ごみが流動床炉で燃焼する予め定める時間TD
経過後の炉内ガス温度を検出し、負荷電流の増大時に、
炉内ガス温度が高いほど、フリーボードへの2次空気流
量を増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ごみなどの焼却物
を流動床によって燃焼する流動床炉の燃焼制御方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は、本件出願人による
平成1年11月6日付特許出願(特開平1−28810
0)に開示されている。この先行技術では、流動床炉の
炉内における火炎の輝度を検出し、燃焼用の2次空気流
量を自動制御し、これによってCO濃度を抑制する。こ
の輝度の検出は、テレビカメラを用いる画像処理装置、
または照度計によって行われる。
【0003】このような先行技術では、流動床炉からの
排ガス中のO2を分析して2次空気流量を制御する構成
に比べて、時間遅れを抑制するという利点はあるけれど
も、この輝度の検出は、焼却物の燃焼開始後であり、し
たがって流動床に大量の焼却物が供給されて炉の過負荷
状態となった後での2次空気流量を増大するだけでは、
その対応に限界があり、CO濃度を抑制することは不充
分である。
【0004】他の先行技術としては、平成3年12月1
8日付日刊工業新聞第3/10頁にダイオキシンの発生
を抑制する流動床式焼却炉に関する記事がある。この先
行技術では、焼却物を緩慢燃焼させ、燃焼のマイルド化
を実現して完全燃焼を行うために、炉内の砂の流動化の
ON/OFFを反復して繰返す。
【0005】このような先行技術では、流動化のON/
OFFを行うので、流動床の燃焼は、不安定、非定常性
を増加させる方向となり、したがって燃焼のマイルド化
を図っても、充分な効果が得られない。特にそのような
焼却炉に熱回収装置が付設されたときには、流動化のO
N/OFFによる非定常性の悪影響が強く表れる。
【0006】一般的に、流動床炉に供給される都市ごみ
の組成は、常に変化しており、したがってたとえごみの
供給流量が一定であったとしても、流動床炉内での燃焼
状態が変化し、そのため都市ごみなどの焼却物を完全燃
焼することが困難であり、CO濃度を充分に抑制するこ
とが従来では困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、流動
床炉のCO濃度およびそれに起因したダイオキシンの発
生を抑制することができるようにして連続した安定な操
業を行うことができるようにした流動床炉の燃焼制御方
法および装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、流動床に焼却
物を供給する供給手段の駆動用モータの負荷電流を検出
し、負荷電流の検出時から予め定める時間TD経過後の
炉内ガス温度を検出し、負荷電流の増大時に、炉内ガス
温度が高いほど、2次空気流量を増大させることを特徴
とする流動床炉の燃焼制御方法である。
【0009】また本発明は、モータの回転速度Nを一定
に保つことを特徴とする。
【0010】また本発明は、前記予め定める時間TD
は、2次空気流量を一定に保ったとき、モータの負荷電
流が変化してから炉内圧の変動が生じるまでの時間にほ
ぼ等しいことを特徴とする。
【0011】また本発明は、前記予め定める時間は、2
次空気流量を一定に保ったとき、モータの負荷電流が変
化してからCO濃度の変動が生じるまでの時間にほぼ等
しいことを特徴とする。
【0012】さらにまた本発明は、駆動用モータを備
え、流動床に焼却物を供給する焼却物供給手段と、フリ
ーボードに2次空気を、その流量を制御可能に、供給す
る2次空気供給手段と、モータの負荷電流を検出する電
流検出手段と、炉内ガス温度を検出する温度検出手段
と、電流検出手段と温度検出手段との各出力に応答し
て、負荷電流に対応する焼却物の投入流量と、負荷電流
の検出時から予め定める時間TD経過後の炉内ガス温度
とに基づいて、2次空気供給手段による2次空気流量を
制御する手段とを含むことを特徴とする流動床炉の燃焼
制御装置である。
【0013】
【作用】以上のように本発明によれば、駆動用モータに
よってスクリュコンベアなどの供給手段から都市ごみな
どの焼却物を流動床に供給し、そのモータの負荷電流
は、焼却物の供給流量および焼却物の組成などに対応し
て変化し、そのため負荷電流を検出した時点から、予め
定める時間TD経過後に炉内ガス温度、すなわちフリー
ボードの温度を検出し、こうして負荷電流の検出時から
予め定める時間TD経過した時点において前記検出され
た負荷電流と炉内ガス温度とに基づき、2次空気流量を
決定する。これによって良好な応答速度で2次空気の流
量を制御することができ、そのため焼却物を完全燃焼さ
せ、COおよびダイオキシンの発生を抑制することが可
能になる。負荷電流が増大したときには、焼却物が大量
に流動床に供給されたこと、またはその焼却物の完全燃
焼に時間がかかる組成に変化したことを表し、したがっ
てこのような負荷電流の増大時に、炉内温度が高けれ
ば、2次空気流量を増大させて完全燃焼を行い、炉内ガ
ス温度が低いならば2次空気流量の増大を抑制して流動
床の温度低下を防ぐ。こうして良好な応答速度で、安定
して流動床炉の燃焼運転を連続して行うことができ、完
全燃焼によって、CO濃度を低く抑えてダイオキシンの
発生を抑制することが可能になる。
【0014】本発明に従えば、前記予め定める時間は、
2次空気流量を一定に保ったとしたとき、モータの負荷
電流が変化してから炉内圧の変動が生じるまでの時間、
あるいはまたCO濃度の変動が生じるまでの時間にほぼ
等しく選び、これによって上述のようにCOおよびダイ
オキシンの濃度の抑制を行うことができる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の全体の系統図で
ある。流動床炉1の炉体2の下部には分散板3が配置さ
れ、その下方の風箱4には、送風機5から管路6を経て
1次空気が供給される。この管路6の途中には流量制御
弁であるダンパ7が介在される。分散板3上には砂など
の層物質8が設けられ、その上方にフリーボード9が形
成される。層物質8上には、焼却物供給手段10から、
都市ごみなどの焼却物が供給される。この焼却物供給手
段10は、焼却物が投入されるシュート11と、このシ
ュート11からの焼却物を搬送するスクリュコンベア1
2と、スクリュコンベア12からの焼却物を炉体2内に
導くシュート13と、スクリュコンベア12のスクリュ
を駆動するモータ14とを含む。炉体2の層物質8より
も上方でフリーボード9には、送風機15から管路16
を経て2次空気が供給される。この管路16の途中には
流量制御弁であるダンパ17が介在される。炉体2の上
部からのガスは煙道18を経て導かれ、この煙道18の
排ガスのCO濃度は、CO濃度計19によって検出さ
れ、制御回路20に与えられる。
【0016】焼却物供給手段10に備えられているモー
タ14の回転速度Nは、回転速度検出手段21によって
検出され、制御回路22によって、その回転速度Nが予
め定める一定の値になるように、モータ14が制御され
る。このモータ14の負荷電流は電流検出器23によっ
て検出される。焼却物投入流量予測手段24は、電流検
出手段23の出力に応答し、焼却物供給手段10から炉
体2に供給される流量を予測し、その出力を処理回路2
5に与える。処理回路25にはまた、回転速度検出手段
21の出力が与えられる。
【0017】焼却物供給手段10の負荷特性は数1によ
って表わされる。
【0018】
【数1】
【0019】ここでQは焼却物供給手段10によって供
給される焼却物の供給流量(単位kg/sec)、φは
スクリュコンベア12の焼却物による充満率、γsは焼
却物の比重量(単位kg/m3)、Ds2はスクリュコ
ンベア12のスクリュケーシング内径、Ds1はスクリ
ュコンベア12のスクリュ軸の外径、Lはスクリュ長、
Iは電流検出手段23によって検出されるモータ14の
負荷電流、Eはモータ14に印加される電圧、Nはモー
タ14の回転速度、TLはむだ時間である。回転速度N
を一定となるように制御しているとき、焼却物の供給流
量および比重量などが外乱となって、負荷電流Iに変動
が表れ、焼却物の供給流量Qが変化する。したがって焼
却物の供給流量Qの変化を、負荷電流Iによって、その
焼却物が炉体2内に投入される前に、検出して、その投
入遅れを考慮のうえ、流動床炉1の過負荷および過小負
荷に見合った2次空気流量を、ダンパ17の開度の制御
によって、自動的に調整する。1次空気のダンパ7の開
度は、一定に保たれていてもよい。
【0020】図2は、図1の処理回路25の動作を説明
するためのフローチャートである。ステップa1からス
テップa2に移り、電流検出手段23によってモータ1
4の負荷電流Iが検出され、次にステップa3では、遅
れ時間TDが設定される。この遅れ時間TDは、ダンパ
17による2次空気流量を一定に保ったとしたとき、負
荷電流Iが変化してから炉内圧の変動が生じるまでの時
間にほぼ等しく選び、あるいはまたそのダンパ17の開
度を一定に保って2次空気流量を一定に保ったとしたと
き、負荷電流Iが変化してからCO濃度の変動が生じる
までの時間にほぼ等しく選ぶ。
【0021】図3は、本件発明者の実験結果を示す。こ
の図3の横軸は時間経過を示し、ライン27は負荷電流
Iを示す。ライン27で示す負荷電流が変化した後、C
O濃度は、ライン28で示すように、TDで示す約3分
の時間が経過して、負荷電流27とほぼ同期した変化が
表れることが、本件発明者の実験によって確認された。
この時間TDは、スクリュコンベア12のスクリュの回
転速度、したがってモータ14の回転速度Nに応じて変
化するものである。この図3では、ライン28aで示さ
れるCO濃度は、負荷電流Iを示すライン27に対して
約3分である遅れ時間TDだけ、ライン28を図3の左
方に偏位して示したものである。
【0022】図2のステップa4では、遅れ時間TDが
経過したかどうかが判断され、その時間が経過した時点
では、次のステップa5に移り、炉体2のフリーボード
に設けられた温度検出手段28による炉内ガス温度が測
定される。この温度検出手段28の出力は、処理回路2
5に与えられる。ステップa6では、遅れ時間TDだけ
前に検出された負荷電流Iと、前述のステップa5にお
いて測定された炉内ガス温度とに基づいて、ファジィ推
論によって演算を行い、次のステップa7においてダン
パ17によって供給すべき2次空気の流量を設定し、こ
うしてステップa8では一連の動作を終了する。
【0023】次の表1には、焼却物供給手段10による
供給流量、したがってモータ14の負荷電流Iと、温度
検出手段28によって検出される炉内ガス温度とに依存
するファジィ規則を示す。
【0024】
【表1】
【0025】ここでファジィ集合のラベルは、 NB=Negative Big NS=Negative Small ZO=Zero PS=Positive Small PB=Positive Big を意味する。
【0026】図4(1)は、ファジィ推論の前件部であ
る焼却物の供給流量、したがって負荷電流Iのメンバシ
ップ関数、PS,PBを示す。また図4(2)は前伴部
である炉内ガス温度のメンバシップ関数PS,PBを示
す。このように図4(1)および図4(2)は、ファジ
ィ推論の前件部のメンバシップ関数を示している。図4
(3)はファジィ推論の後件部のメンバシップ関数P
S,PBを示している。
【0027】図5は、ファジィ推論の推論過程を示す。
ごみ供給量急大に対する制御ルールは、数2および数3
にそれぞれ示される。
【0028】
【数2】If A11&A12 Then B1
【0029】
【数3】If A21&A22 Then B2 ここで数2で表される制御ルールというのは、モータ1
4の負荷電流Iが非常に大(PB)であり、かつ炉内ガ
ス温度が大(PS)であるとき、2次空気流量の補正は
非常に大(PB)であることを表す。また数3で示され
る制御ルールは、モータ14の負荷電流Iが標準(Z
O)であり、かつ炉内ガス温度が非常に大(PB)であ
るとき、2次空気流量の補正は大(PS)であることを
表す。
【0030】図5(1)および図5(4)にそれぞれ示
されるように、前提としての焼却物供給流量に対応する
モータ14の負荷電流Iが、たとえば8Aであるとき、
適合度Ωは、図5(1)において0.8であり、図5
(4)において0.25である。また図5(2)および
図5(5)に示されるように、もう1つの前提である炉
内ガス温度が950℃であるとき、各適合度ω1,ω2
は、図5(2)では0.75であり、図5(5)では
0.4である。これによって、図5(1)に示される適
合度0.8と図5(2)に示される適合度0.75との
うち、最小値である0.75を適合度Ω1として求め
る。また図5(4)の適合度0.25と図5(5)の適
合度0.4とを比較し、最小値である適合度0.25を
選ぶ。こうして図5(3)および図5(6)に示される
2次空気の流量の推論結果B1,B2をそれぞれ求め
る。図5(7)では、このような推論結果B1,B2を
たとえば加算などして合成し、図5(7)に示される2
次空気流量の補正値が、その図5(7)の図形の重心の
値として求めることができる。こうしてファジィ推論の
規則の全体の推論結果y0として、2次空気流量220
0Nm3/Hを得ることができる。処理回路25におい
て得られた2次空気流量を表す信号は、制御回路20に
与えられ、ダンパ17の開度が調整され、これによって
フリーボード9における完全燃焼が行われ、黒煙の発生
などが防がれるのは勿論、CO濃度の低減およびダイオ
キシンの発生が抑制されることになる。なおCO濃度検
出手段19によって検出されるCO濃度が、予め定める
値を越えて異常に高濃度になったときには、制御手段2
0は、ダンパ17を開き、フリーボード9における完全
燃焼を達成するために、その開度が開かれる。これによ
ってCO濃度の低減が図られる。モータ14の負荷電流
Iから焼却物の供給流量Qを、ファジィ推論で求める方
法を簡単に述べる。このために表2に示されるファジィ
規則が用いられる。
【0031】
【表2】
【0032】このファジィ推論のメンバシップ関数は、
図6に示される。図6(1)は負荷電流Iのメンバシッ
プ関数を示し、図6(2)は回転速度Nのメンバシップ
関数を示し、図6(3)は、焼却物の投入される供給流
量のメンバシップ関数を示す。このような図6(1)お
よび図6(2)に示されるメンバシップ関数のAND演
算を行うことによって、図6(3)に示される焼却物の
供給流量Qを得ることができる。このようなファジィ推
論の演算は、前述のように負荷電流I、したがって焼却
物の供給流量と炉内ガス温度とから2次空気流量を求め
る演算と同様である。このような負荷電流Iと回転速度
Nとから、供給手段10による焼却物の供給流量を上述
のようにファジィ推論によって予測する。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、流動床に
焼却物を供給する供給手段を駆動するモータの負荷電流
を検出し、この負荷電流の検出時から、予め定める時間
TD経過後の炉内ガス温度を検出して、負荷電流の増大
時には、炉内ガス温度が高いほど、2次空気流量を増大
させ、これによってCO濃度を抑制し、ダイオキシンの
発生を抑制することができるとともに、安定した連続操
業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体のブロック図である。
【図2】処理回路25の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】モータ14の負荷電流を表すライン27とCO
濃度28とが、遅れ時間TDだけずれていることを示す
ための本件発明者の実験によるグラフである。
【図4】モータ14の負荷電流、したがって焼却物の供
給流量と炉内ガス温度とから2次空気流量を求めるメン
バシップ関数を示す図である。
【図5】ファジィ推論の演算を説明するための図ある。
【図6】モータ14の負荷電流Iと回転速度Nとから、
焼却物の供給流量をファジィ推論によって求めるための
メンバシップ関数を示すグラフである。
【符号の説明】
1 流動床炉 2 炉体 3 分散板 4 風箱 5 1次送風機 7 ダンパ 10 焼却物供給手段 12 スクリュコンベア 14 モータ 15 2次送風機 17 ダンパ 21 回転速度検出手段 22 制御手段 23 電流検出手段 24 焼却物供給流量予測手段 25 処理手段 28 温度検出手段
フロントページの続き (72)発明者 林 正人 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 宮崎 英隆 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 藤山 博 大阪市北区天神橋2丁目3番25号 川崎重 工業株式会社大阪設計事務所内 (72)発明者 南部 栄一郎 大阪市北区天神橋2丁目3番25号 川崎重 工業株式会社大阪設計事務所内 (72)発明者 竹本 欽也 大阪市北区天神橋2丁目3番25号 川崎重 工業株式会社大阪設計事務所内 (72)発明者 高田 友昭 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動床に焼却物を供給する供給手段の駆
    動用モータの負荷電流を検出し、 負荷電流の検出時から予め定める時間TD経過後の炉内
    ガス温度を検出し、 負荷電流の増大時に、炉内ガス温度が高いほど、2次空
    気流量を増大させることを特徴とする流動床炉の燃焼制
    御方法。
  2. 【請求項2】 モータの回転速度Nを一定に保つことを
    特徴とする請求項1記載の流動床炉の燃焼制御方法。
  3. 【請求項3】 前記予め定める時間TDは、2次空気流
    量を一定に保ったとき、モータの負荷電流が変化してか
    ら炉内圧の変動が生じるまでの時間にほぼ等しいことを
    特徴とする請求項1記載の流動床炉の燃焼制御方法。
  4. 【請求項4】 前記予め定める時間は、2次空気流量を
    一定に保ったとき、モータの負荷電流が変化してからC
    O濃度の変動が生じるまでの時間にほぼ等しいことを特
    徴とする請求項1記載の流動床炉の燃焼制御方法。
  5. 【請求項5】 駆動用モータを備え、流動床に焼却物を
    供給する焼却物供給手段と、 フリーボードに2次空気を、その流量を制御可能に、供
    給する2次空気供給手段と、 モータの負荷電流を検出する電流検出手段と、 炉内ガス温度を検出する温度検出手段と、 電流検出手段と温度検出手段との各出力に応答して、負
    荷電流に対応する焼却物の投入流量と、負荷電流の検出
    時から予め定める時間TD経過後の炉内ガス温度とに基
    づいて、2次空気供給手段による2次空気流量を制御す
    る手段とを含むことを特徴とする流動床炉の燃焼制御装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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