JPH0674360A - 電磁比例制御弁の駆動装置 - Google Patents

電磁比例制御弁の駆動装置

Info

Publication number
JPH0674360A
JPH0674360A JP4228794A JP22879492A JPH0674360A JP H0674360 A JPH0674360 A JP H0674360A JP 4228794 A JP4228794 A JP 4228794A JP 22879492 A JP22879492 A JP 22879492A JP H0674360 A JPH0674360 A JP H0674360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
control valve
frequency
proportional control
electromagnetic coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4228794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumichi Tsutsumi
和道 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4228794A priority Critical patent/JPH0674360A/ja
Publication of JPH0674360A publication Critical patent/JPH0674360A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁比例制御弁の電磁コイルをディザ駆動す
る際、ヒステリシス量を低減するというディザ効果を損
なうことなく、該ディザ駆動に伴って発生する異音の音
量軽減を計る電磁比例制御弁の駆動装置を得る。 【構成】 電磁比例制御弁の電磁コイル21を流れる平
均電流が所定範囲外にある時の時間を計時するタイマ1
4と、その計時された時間が所定値以上に達した以降は
制御弁の電磁コイル21のディザ駆動周波数を、それ以
前の通常周波数と比較して高くする周波数設定器15と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁コイルへの通電
電流に比例して弁体を移動させることにより流量を制御
する電磁比例制御弁の駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、一般的な電磁比例制御弁を示す
構成図である。同図において、21は電磁コイル、22
は固定コア、23はヨーク、24はプランジャ、25は
このプランジャ24から同軸上に延びるシャフト、26
はこのシャフト25に継接された弁体、27はスプリン
グ、28は弁座、29は吸入ポート、30は排出ポート
である。
【0003】上記構成において、電磁コイル21が無通
電状態にある時、弁体26はスプリング27の力により
弁座28に着座しているので、吸入ポート29と排出ポ
ート30の間は遮断されている。他方、電磁コイル21
に電流を流すと、この電磁コイル21、固定コア22、
プランジャ24及びヨーク23の間に磁路が形成され、
プランジャ24と固定コア22の間に吸引力が発生する
ので、弁体26はスプリング27の力に抗して同図上左
方向に移動し、吸入ポート29と排出ポート30の間が
開通する。
【0004】この移動量は、上記吸引力とスプリング2
7の抗力とのつりあい点で定まるが、該吸引力は電磁コ
イル21に流す電流に比例するので、その結果、弁体2
6の移動量は電磁コイル21の通電電流に比例する。ま
た、弁体26には、同図に示す様に、テーパが設けられ
ているので、吸入ポート29と排出ポート30の間の開
通面積は、この弁体26の移動量に比例する。このよう
に、電磁比例制御弁においては、電磁コイル21に流す
電流に比例して吸入ポート29と排出ポート30との間
の開通面積が変化する。
【0005】ところで、この電磁比例制御弁において
は、プランジャ24、スプリング27、弁体26の各可
動部とその周壁との間に摩擦が生じるので、電磁コイル
21の通電電流と弁体26の移動量との関係はヒステリ
シス特性を有する。図5は、このヒステリシス特性を表
した図である。図5において、横軸は電磁コイル21の
通電電流、縦軸は弁体26の移動量を示している。この
ヒステリシスの幅を軽減する為、一般的には、電磁コイ
ル21の通電についてディザ駆動の手法が用いられる。
即ち、電磁コイル21の通電電流について交流分を重畳
させる。
【0006】図6(a),(b)はこのディザ駆動の様
子を示したものであって、横軸を時間にとり、電磁コイ
ル21の通電電流と、弁体26の移動量との関係を示し
ている。この交流分に応動して上記プランジャ24、ス
プリング27、弁体26の各可動部は微弱振動を生じる
ので、その周壁との摩擦は軽減され、その結果、ヒステ
リシスの幅は図5に破線にて示す様に軽減される。尚、
このディザ駆動を行った時の弁体26の移動量は、図6
(a)中に破線にて示す電磁コイル21の通電電流の平
均値に比例する。
【0007】以上の様に、電磁コイル21をディザ駆動
することにより、ヒステリシスの幅は減少されるが、そ
の反面、プランジャ24及び弁体26の微弱振動に伴う
異音が生じるという問題がある。即ち、電磁コイル21
への通電電流が小さく、弁体26が弁座28に近接する
領域では、弁体26が微弱振動することにより異音が発
生し、また、電磁コイル21への通電電流が大きく、プ
ランジャ24が固定コア22に近接する領域ではプラン
ジャ24の微弱振動により異音が発生する。
【0008】このディザ駆動に伴う異音発生という問題
を解決する為に、例えば特開昭57−157878号公報で
は、以下に述べる様に、異音が発生する駆動領域におい
ては、ディザ周波数を高く設定する方式が提示されてい
る。この方式においては、電磁コイル21を繰り返しパ
ルスにてON,OFF駆動する。
【0009】図7及び図8はこの様子を示すタイミング
チャートであって、同図において、(a)はON,OF
Fの駆動タイミングを示し、(b)は電磁コイル21の
電流を示している。このON駆動の間、電磁コイル21
の通電電流は該電磁コイル21の電流時定数に従って徐
々に増加し、OFF駆動の間、通電電流は徐々に減少
し、同図中破線にて示す平均電流は、このON駆動の期
間とOFF駆動の期間のデューティ比により定まる。
【0010】弁体26の移動量は、上記平均電流に比例
するので、ON,OFF駆動のデューティ比に比例し
て、該弁体26は移動する。電磁コイル21への通電電
流は、ON,OFF駆動に応じて増加、減少を繰り返す
ので、その結果、電磁コイル21はディザ駆動される
が、この電流の変化幅は、図8に示す様に、駆動パルス
の周波数を高くするし減少する。
【0011】すなわち、高い周波数では、パルス駆動の
ON期間、OFF期間とも短くなるので、それに応じて
電流の変化量は減少する。但し、弁体26の移動量は、
デューティ比により定まり、周波数には依存しないの
で、パルス周波数を高くした場合にも、この移動量は変
わらない。
【0012】この様に、駆動周波数を高くすることによ
り通電電流の交流分の振幅が減少するので、この交流分
によって生じるプランジャ24及び弁体26の微弱振動
の振動の純度も弱まり、これに起因して生じる異音の音
量は低減する。以上より、異音が生じる駆動領域、即
ち、プランジャ24又は弁体26がその移動端に位置す
る電流駆動領域においては、電磁コイル21のパルス駆
動周波数を高く設定することで異音の音量を低減するこ
とができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来例においては、異音が生じる駆動領域では、ディザ周
波数を高く設定することにより、制御弁の各可動部の振
動を軽減し、異音の音量を低減するようにしているの
で、異音対策としては有効であるものの、この駆動領域
では常時、振動を軽減している為に、電磁コイル21の
通電電流と、弁体26の移動量との関係のヒステリシス
の幅が増加し、ディザ駆動の効果が損なわれるという問
題がある。
【0014】この発明は、上記のような従来例の問題点
を解決する為になされたものであって、ヒステリシス幅
の増加を伴うことなく、異音を低減し得る電磁比例制御
弁の駆動装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電磁比例
制御弁の駆動装置は、電磁コイルへの通電電流に比例し
て弁体を移動させることにより流量を制御する電磁比例
制御弁の上記電磁コイルに所定のディザ周波数を有する
通電電流を給電してディザ駆動する電磁比例制御弁の駆
動装置において、上記電磁コイルに流れる電流を検出す
る検出部と、その検出電流の値が所定範囲外にあるとき
はセット信号を送出すると共に所定範囲内にあるときは
リセット信号を送出するタイマ制御部と、上記セット信
号及びリセット信号に基づきカウント動作するタイマ
と、このタイマのカウント値が所定値以上となったとき
は上記ディザ周波数を通常時よりも高く設定する周波数
制御手段とを備えたものである。
【0016】
【作用】この発明における電磁比例制御弁の駆動装置
は、制御弁の弁体がその移動端に留まっている時間をタ
イマ制御部により制御されるタイマによってカウント
し、移動端に留まっている時間が所定時間以上、すなわ
ちタイマのカウント値が所定値以上となったとき、周波
数制御手段により、ディザ周波数を高くする様にするこ
とにより、弁体が移動する間はヒステリシス量を低減す
るに十分な微弱振動を得て、ヒステリシス量低減効果を
損なうことなく異音の音量を低減させる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示すブロック図であ
る。同図において、21は電磁比例制御弁の電磁コイ
ル、3はこの電磁コイル21をON,OFF駆動するト
ランジスタ、4はこのトランジスタ3がOFFの状態に
ある時の電流通路を構成するフライホイールダイオード
である。
【0018】2は上記トランジスタ3のベースを駆動す
るバッファ、5は上記電磁コイル21の通電電流を検出
し、電圧に変換する電流検出抵抗、6はその検出された
電圧を増幅する増幅器、7はこの増幅器6の出力を平均
化して実平均電流IR を得る低域通過フィルタである。
【0019】また、10は上記電磁コイル21への通電
電流の目標電流IT を発生する目標電流発生器、11は
この目標電流IT と上記実平均電流IR との差から、例
えばPI制御の手法によりデューティを算出するフィー
ドバック演算器、12はこの算出されたデューティに従
って繰り返しパルスを発生するパルス発生器、13は上
記実平均電流IR の値に応じてその電流値が所定範囲外
にあるときはセット信号を送出すると共に所定範囲内に
あるときはリセット信号を送出するタイマ制御部であ
る。
【0020】14は上記セット信号及びリセット信号に
基づいてカウント動作するタイマ、15はこのタイマ1
4の計時結果に従って上記パルス発生器12のパルス周
波数を設定するする周波数設定器である。尚、同図中、
一点鎖線で囲んだ部分の機能ブロックは、マイクロコン
ピュータ1のソフトウェアによる機能構成を示したもの
である。
【0021】次に、電磁コイル駆動部及び通電電流検出
部の動作について説明する。トランジスタ3はマイクロ
コンピュータ1から出力されるパルスによってバッファ
2を介してON,OFF駆動される。電磁コイル21の
通電電流は、上述した従来例の図7及び図8で説明した
様に、トランジスタ3がONの期間は図1中実線にて示
す経路にて流れて徐々に増加し、該トランジスタ3がO
FFの期間は図1中破線にて示す経路にて流れて徐々に
減少する。パルスの駆動に応動したこの通電電流の増加
及び減少は、ディザ効果として、電磁比例制御弁のプラ
ンジャ24及び弁体26等可動各部に微弱振動を与え、
コイル通電電流と弁体移動量との関係のヒステリシス幅
を低減する。
【0022】上記電磁コイル21に流れた電流は、電流
検出抵抗5にて電圧に変換されて検出される。この検出
電圧は増幅器6にて増幅された後、低域通過フィルタ7
にて平均化される。この低域通過フィルタ7はコイル通
電電流の内の上述したパルス駆動に応動して生じる電流
の増加及び減少分を除去する為のフィルタで、その出力
として、図7及び図8に破線にて示した平均電流に相当
する実平均電流IR が得られる。
【0023】次に、マイクロコンピュータ1による電流
フィードバック制御の動作について説明する。上記低域
通過フィルタ7にて得られた実平均電流IR は、マイク
ロコンピュータ1にてA/D変換されて取り込まれる。
フィードバック演算器11は、この実平均電流IR が上
記目標電流発生器10にて発生された目標電流IT に一
致する様に、比例積分制御のアルゴリズムに従って駆動
パルスのデューティ比を算出する。パルス発生器12は
この算出されたデューティ比に従ってON,OFFする
繰り返しパルスを発生するが、そのパルス周波数は上記
周波数設定器15により定められる。
【0024】次に、タイマ14及び周波数設定器15の
動作について、図2のタイミングチャートに従って説明
する。同図にて、(a)は実平均電流IR 、(b)はタ
イマ14の係数結果、(c)はパルス発生器12で発生
するパルス周波数を示す。上述した様に、電磁比例制御
弁は、プランジャ24及び弁体26がその移動端に位置
する時に異音を発生するが、タイマ14はこれら可動部
がその移動端に停留している時間を計時する為のもので
ある
【0025】これら可動部の位置は、上述した様に、電
磁コイル21の通電電流の平均値によって定まるので、
上記実平均電流IR が所定の上限値IR1以上または所定
の下限値IR2以下の時、即ち所定範囲外にある時、該可
動部がその移動端に位置していることになる。
【0026】今、実平均電流IR がIR2<IR <IR1
範囲にある時、即ち該可動部が異音発生域に位置しない
時、タイマ制御部13によりタイマ14はリセットされ
ている。次に、実平均電流IR が増加し、IR >IR1
範囲、即ち異音範囲域に達するとタイマ制御部13によ
りタイマ14はセットされてカウントアップする。この
タイマ14による計時結果が所定値T1 以上に達した
時、即ち該可動部が異音発生域に所定時間以上停留した
時、上記周波数設定器15にてパルス周波数はそれ以前
の通常周波数f1 と比較して高い周波数f2 に設定され
る。
【0027】次に、実平均電流IR が減少し、IR <I
R1の範囲に入るとタイマ制御部13によりタイマ14は
リセットされ、パルス周波数は通常周波数f1 に設定さ
れる。実平均電流IR がさらに減少し、IR <IR2の範
囲、即ちもう一方の異音発生域に入ると、タイマ制御部
13によりタイマ14は再度カウントアップされる。こ
のタイマ14による計時結果が所定値T1 以上に達した
時、即ち該可動部がもう一方の異音発生域に所定時間以
上停留した時、パルス周波数は高い値f2 に設定され
る。
【0028】以上の様にして、電磁コイル21を駆動す
るパルスの周波数は、通常は、ヒステリシス量を低減す
るのに十分なディザ効果を得ることのできる低いディザ
周波数f1 に設定され、弁体26がその可動端に所定時
間以上停留した後は、異音を軽減するのに十分な高いデ
ィザ周波数f2 に設定される。
【0029】次に、マイクロコンピュータ1のプログラ
ムの構成について、図3のフローチャートに従って説明
する。まず、ステップS1にて、目標電流IT を発生す
る。次にステップS2にて、実平均電流IR を、該マイ
クロコンピュータに内蔵されたA/D変換器を介して取
り込む。次に、ステップS3にてこの実平均電流IR
目標電流IT に達する様に、比例積分制御のアルゴリズ
ムに従って駆動パルスのデューティ比を算出する。
【0030】次に、ステップS4にて、実平均電流IR
を参照してIR2<IR <IR1の時、タイマ14をインク
リメントし、それ以外の時、タイマ14をクリアする。
次に、ステップS5にて、このタイマ14の値が所定値
1 以下の時、パルス周波数を通常周波数f1 に設定
し、それ以外の時は高い周波数f2 に設定する。次に、
ステップS6にて、このパルス周波数と上記ステップS
3にて算出したデューティ比より、パルスのON時間及
びOFF時間を算出する。
【0031】以上のステップS1からステップS6まで
の一連の処理を所定周期にて繰り返し実行する。尚、上
記パルスのON時間、及びOFF時間の発生は、該マイ
クロコンピュータ1に内蔵されたタイマ処理機能にて行
われる。
【0032】
【発明の効果】以上の様に、この発明によれば、電磁コ
イルへの通電電流に比例して弁体を移動させることによ
り流量を制御する電磁比例制御弁の上記電磁コイルに所
定のディザ周波数を有する通電電流を給電してディザ駆
動する電磁比例制御弁の駆動装置において、上記電磁コ
イルに流れる電流を検出する検出部と、その検出電流の
値が所定範囲外にあるときはセット信号を送出すると共
に所定範囲内にあるときはリセット信号を送出するタイ
マ制御部と、上記セット信号及びリセット信号に基づき
カウント動作するタイマと、このタイマのカウント値が
所定値以上となったときは上記ディザ周波数を通常時よ
りも高く設定する周波数制御手段とを備えて、電磁比例
制御弁の弁体がその移動端、すなわち異音を発生する領
域に停留する時間を計測し、その結果、所定時間停留し
た場合には、上記電磁比例制御弁の電磁コイルのディザ
駆動周波数を高く設定し、それ以外の時、即ち該弁体が
移動範囲を移動している間は、該ディザ周波数を通常の
値に設定する様にしたので、ディザ駆動によるヒステリ
シス量の低減効果を損うことなく、このディザ駆動によ
って生じる異音の音量を低減し得る駆動装置が得られる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による電磁比例制御弁の駆
動装置を示すブロック図である。
【図2】図1のブロック図の各部動作を表すタイミング
チャートである。
【図3】図1のブロック図中のマイクロコンピュータの
プログラム構成を示すフローチャートである。
【図4】電磁比例制御弁の構造を示す模式断面図であ
る。
【図5】図4の電磁比例制御弁の動作を示す特性図であ
る。
【図6】図4の電磁比例制御弁の動作を示すタイミング
チャートである。
【図7】図4の電磁比例制御弁の電磁コイルの通電タイ
ミングと電流の関係を示すタイミングチャートである。
【図8】図4の電磁比例制御弁の電磁コイルの通電タイ
ミングと電流の関係を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
5 電流検出抵抗 13 タイマ制御部 14 タイマ 15 周波数設定器 21 電磁コイル 26 弁体
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】弁体26の移動量は、上記平均電流に比例
するので、ON,OFF駆動のデューティ比に比例し
て、該弁体26は移動する。電磁コイル21への通電電
流は、ON,OFF駆動に応じて増加、減少を繰り返す
ので、その結果、電磁コイル21はディザ駆動される
が、この電流の変化幅は、図8に示す様に、駆動パルス
の周波数を高くする減少する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】この様に、駆動周波数を高くすることによ
り通電電流の交流分の振幅が減少するので、この交流分
によって生じるプランジャ24及び弁体26の微弱振動
の振動の度も弱まり、これに起因して生じる異音の音
量は低減する。以上より、異音が生じる駆動領域、即
ち、プランジャ24又は弁体26がその移動端に位置す
る電流駆動領域においては、電磁コイル21のパルス駆
動周波数を高く設定することで異音の音量を低減するこ
とができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁コイルへの通電電流に比例して弁体
    を移動させることにより流量を制御する電磁比例制御弁
    の上記電磁コイルに所定のディザ周波数を有する通電電
    流を給電してディザ駆動する電磁比例制御弁の駆動装置
    において、上記電磁コイルに流れる電流を検出する検出
    部と、その検出電流の値が所定範囲外にあるときはセッ
    ト信号を送出すると共に所定範囲内にあるときはリセッ
    ト信号を送出するタイマ制御部と、上記セット信号及び
    リセット信号に基づきカウント動作するタイマと、この
    タイマのカウント値が所定値以上となったときは上記デ
    ィザ周波数を通常時よりも高く設定する周波数制御手段
    とを備えたことを特徴とする電磁比例制御弁の駆動装
    置。
JP4228794A 1992-08-27 1992-08-27 電磁比例制御弁の駆動装置 Pending JPH0674360A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4228794A JPH0674360A (ja) 1992-08-27 1992-08-27 電磁比例制御弁の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4228794A JPH0674360A (ja) 1992-08-27 1992-08-27 電磁比例制御弁の駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0674360A true JPH0674360A (ja) 1994-03-15

Family

ID=16881962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4228794A Pending JPH0674360A (ja) 1992-08-27 1992-08-27 電磁比例制御弁の駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0674360A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005317612A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Kayaba Ind Co Ltd ソレノイドのプランジャ位置検出装置およびソレノイドのプランジャ位置検出方法
JP2006278970A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Brother Ind Ltd ソレノイド制御装置及びソレノイド制御方法並びにミシンの糸調子装置
JP2009019683A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Hitachi Constr Mach Co Ltd 電磁比例弁駆動制御装置
JP2013253584A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Nippon Soken Inc 燃料圧力制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005317612A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Kayaba Ind Co Ltd ソレノイドのプランジャ位置検出装置およびソレノイドのプランジャ位置検出方法
JP2006278970A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Brother Ind Ltd ソレノイド制御装置及びソレノイド制御方法並びにミシンの糸調子装置
JP4692044B2 (ja) * 2005-03-30 2011-06-01 ブラザー工業株式会社 ミシンの糸調子装置
JP2009019683A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Hitachi Constr Mach Co Ltd 電磁比例弁駆動制御装置
JP2013253584A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Nippon Soken Inc 燃料圧力制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4897150B2 (ja) バーナー用制御装置
US6588385B2 (en) Engine valve drive control apparatus and method
JP2981835B2 (ja) 電磁比例制御弁の駆動制御装置及びその駆動制御方法
US4467775A (en) Method and apparatus for controlling recirculated quantities of exhaust gas in internal combustion engines
JPH0674360A (ja) 電磁比例制御弁の駆動装置
US6549390B1 (en) Actuator controller
JP3855209B2 (ja) サスペンション制御装置
JP3800361B2 (ja) サスペンション制御装置
JP4252647B2 (ja) 自動車の運転変数の制御方法および装置
US6292345B1 (en) Method for controlling an electromechanical actuator
JPH0997116A (ja) 電磁弁の駆動制御方法および空気圧レギュレータ
EP0416111B1 (en) Device for controlling electromagnetic device having a proportional solenoid
JP3555152B2 (ja) 車両の振動低減装置
JPH0766299B2 (ja) 比例ソレノイドを有する電磁装置の制御装置
JPH0348465Y2 (ja)
EP1371820B1 (en) Control apparatus for electromagnetically driven valve
JP3763492B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JPH09189370A (ja) 電磁切換弁の制御方法及び制御装置
JPH09329268A (ja) 電磁制御弁の駆動方法及び電磁制御弁用駆動装置
JP3269311B2 (ja) 電子天びん
JPH0642579A (ja) 車両の振動低減装置
JPWO2008075417A1 (ja) 電磁ブレーキ制御装置
JP2002309973A (ja) 内燃機関の電磁式弁駆動装置
JP2007085318A (ja) 電磁駆動弁の制御装置
CN113380491A (zh) 螺线管控制方法和螺线管控制器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080726

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110726

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees