JPH0348465Y2 - - Google Patents

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JPH0348465Y2
JPH0348465Y2 JP1983073709U JP7370983U JPH0348465Y2 JP H0348465 Y2 JPH0348465 Y2 JP H0348465Y2 JP 1983073709 U JP1983073709 U JP 1983073709U JP 7370983 U JP7370983 U JP 7370983U JP H0348465 Y2 JPH0348465 Y2 JP H0348465Y2
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voltage
valve
circuit
voltage signal
reference wave
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JP1983073709U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は温度、圧力、温度変化に応じて制御す
る電磁式比例弁制御装置に関する。
電磁式比例制御弁は空気調和装置等において制
御すべき過熱温度に対応して冷媒等の供給量を制
御するものであるが、通常、前記弁にあつては、
弁体の動き始めは静摩擦力に打ち勝つ力が発生す
るまで動かず、弁体が止まる時は動摩擦力と駆動
力が一致した時点で止まつてしまい、摩擦力に見
合うだけの誤差が生じ正確な弁体の位置制御がで
きない。
そこで、弁体に微振動を与えて摩擦による誤差
を減少させた電磁比例弁の制御装置が従来公知で
ある。例えば実開昭49−104595号の従来例として
示された回路があり、これは第5図に示す如く、
交流電源1と、該交流電源1よりの交流を全波整
流するブリツジ整流器2と、該整流器2の直流側
に直列接続されたNPNトランジスタ3、プラン
ジヤ駆動コイル4(以下弁コイルという)および
抵抗5と、前記トランジスタ3のベースに接続さ
れ、制御対象の変位に対応してベース電位を調整
する電流調整回路8とより構成されている。
そして、その動作は制御対象が変位して電流調
整回路8より、該変位に応じた電流が送出される
ので、トランジスタ3は整流波形の所望振幅にお
いてオフ・オンし、弁コイル4に通電する。また
電流調整回路8よりの電流が小さくなると、トラ
ンジスタ3はオフとなり、弁コイル4への通電は
遮断される。
以下同様な動作によつて、トランジスタ3が電
流調整回路8よりの電流に対応した振幅でオン・
オフするので、弁コイル4にパルス信号が印加さ
れて、弁体は微振動することになる。
ところで、上記した方式等の従来方式にあつて
は、電源オフ時以外、常に弁体を微振動させると
共に該微振動の振幅を全領域に亘つて略弁閉度に
比例した振動又は略一定の振動としている。
しかし、通電閉型の電磁比例弁においては、弁
閉時、つまり印加電圧が最大の時に微振動を止め
る必要がある。弁開度が例えば10%等のように小
さい場合において、大振幅で振動させると弁が弁
座に当接し騒音を発すると共に両当接部が摩耗や
破損する等の不都合が生じ、また弁開度が例えば
90%等のように大きい場合は、弁開度に比べてヒ
ステリシスによる誤差の割合が小さく、ヒステリ
シスは殆ど影響しないので小振幅でも良いとこ
ろ、大振幅で振動させることは弁棒およびその軸
受間が摩擦によつて摩耗し、耐久性の点でも不都
合が生じた。
本考案は叙上の点に鑑みて成されたもので、そ
の目的とするところは、弁開度が小さい時、およ
び大きい時には弁体の振動幅を小さくし、中間の
領域において弁体の振動幅を大きくして充分なデ
イザー効果を得ることができる電磁式比例弁制御
装置を提供するにある。
次に本考案の一実施例を図面と共に説明する。
第1図においてコントローラ(図示せず)より
の弁開度設定信号(電圧)が入力される入力端、
2は該入力端1よりの全閉状態電圧信号のレベル
と、後述する基準波発生回路4よりの基準波ピー
クレベルとを一致させるための入力レベル調整用
の可変抵抗器、3は該レベル調整器2よりの電圧
信号を増幅するバツフアアンプ、4は一定周期の
基準波を出力する基準波発生回路であり、三角
波、台形波、のこぎり波等の波形を出力するが、
本実施例では三角波として説明する。5は前記ア
ンプ3よりの電圧信号と前記基準波発生回路4よ
りの三角波電圧信号とを比較する比較回路、6は
該比較回路5よりの電圧信号を波形整形する積分
回路、7は該積分回路6によつて波形整形された
電圧信号を電流信号に変換する電圧−電流変換回
路、8は電磁比例膨張弁のコイルである。なお、
9は定電圧回路である。
次に上記回路に基いて動作を、第2〜4図と共
に説明する。
まず、コントローラより弁開度0%の電圧信号
(最大値信号)を送出し、この電圧信号のレベル
と基準波発生回路4よりの三角波電圧のピーク値
とが等しくなるようにレベル調整器2で調整す
る。
次いで、コントローラより弁開度の信号が送出
されると、初めは弁開度が小さいので高い電圧信
号が送出され、アンプ3を介して出力される電圧
信号は、第2図aの3の如き電圧波形となる。一
方、基準波発生回路4よりの電圧信号は4の如き
電圧波形であるから、比較回路5にて比較された
出力は第2図bの如きパルス電圧となる。この電
圧信号は積分回路6で波形整形されて、第2図c
の如きバイアスの高い脈流電圧となり電圧−電流
変換器7にて電流に変換されて電磁式比例弁のコ
イル8に流れる。従つて、弁の振動幅が小さいの
で、弁と弁座とが大きな力で当接することがな
い。
そして、弁開度が30〜70%の安定状態になる
と、コントローラよりの電圧信号も下がり、アン
プ3よりの出力電圧は、第3図aの(3)の如き電圧
波形となる。従つて、比較回路5よりの出力は第
3図bの如きパルス電圧となり、これが積分回路
6を介して第3図cの如き振幅の大きな電圧信号
となる。この信号は電圧−電流変換回路7にて電
流に変換されてコイル8に流れるので、弁は大振
幅で振動され充分なデイザー効果が得られる。
また、弁開度が大きくなると、コントローラよ
りの電圧信号はさらに小さくなり、アンプ3より
の電圧信号は第4図aの(3)の如き出力波形となる
ので、比較回路5よりの出力は第3図bの如きパ
ルス電圧となる。従つて、積分回路6よりの電圧
信号は第4図cの如きバイアスの低い脈流電圧と
なる。この電圧信号は電圧−電流変換回路7によ
つて電流信号に変換され、コイル8に流れるの
で、弁は小振幅で振動される。この時は、弁開度
が大きいので、ヒステリシスには殆ど影響しな
い。
なお、積分回路の時定数は全開、全閉付近での
平滑効果および中間付近でのデイザー効果が充分
得られるように設定されていなければならない。
また上記した実施例は通電閉型電磁比例弁の場合
についての説明であるが、同様な原理によつて通
電開型電磁比例弁にも応用できる。
本考案は上記したように、系が安定している弁
開度の時には弁の振動幅が大きく、弁の開度が大
きい時あるいは小さい時には弁の振動幅を小さく
したことにより、弁が全開、全閉付近以外時には
充分なるデイザー効果を得ることができ、また弁
の開度が小さい場合には弁と弁室とが大きく当接
することがなく、特に通電閉型の電磁比例弁にお
いて弁の全閉が可能となり、また騒音の発生や弁
の破損を防止でき、さらに弁の開度が大きい場合
にも摩擦部分の摩耗を少なくして耐用年数の向上
が図れる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案に係る電磁式比例弁制御装
置の一実施例を示す、第1図は回路図、第2〜4
図は動作説明用のタイムチヤート図、第5図は従
来の回路図である。 1……入力端、2……レベル調整器、3……ア
ンプ、4……基準波発生回路、5……比較回路、
6……積分回路、7……電圧−電流変換回路、8
……電磁式比例弁のコイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一定周期の三角波、台形波あるいはのこぎり波
    等の基準波を出力する基準波発生回路と、 コントローラよりの弁開度0%の電圧信号を前
    記基準波発生回路よりの基準波電圧のピーク値と
    等しくなるように調整するレベル調整器と、 前記調整された前記レベル調整器を介して出力
    されるコントローラよりの弁開度に比例した電圧
    信号と前記基準波発生回路よりの基準波電圧とを
    比較する比較回路と、 該比較回路よりの出力電圧信号を波形整形する
    積分回路と、 該積分回路よりの電圧信号を電流信号に変換
    し、この電流を電磁比例弁に供給する電圧−電流
    変換回路とを具備したことを特徴とする電磁式比
    例弁制御装置。
JP7370983U 1983-05-19 1983-05-19 電磁式比例弁制御装置 Granted JPS59182715U (ja)

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JPS59182715U JPS59182715U (ja) 1984-12-05
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JPH0779212B2 (ja) * 1985-07-17 1995-08-23 エスエムシ−株式会社 電磁比例制御弁用パワ−アンプ
JPH066993B2 (ja) * 1986-12-02 1994-01-26 東陶機器株式会社 比例弁駆動制御回路
KR20170127059A (ko) * 2013-02-04 2017-11-20 쯔지앙 산후아 오토모티브 컴포넌츠 컴퍼니 리미티드 전자 팽창 밸브 및 이의 제어 방법

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JPS5060694A (ja) * 1973-09-29 1975-05-24
JPS57204381A (en) * 1981-06-12 1982-12-15 Saginomiya Seisakusho Inc Flow rate control method and apparatus

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