JPH066606Y2 - 音量調整回路 - Google Patents
音量調整回路Info
- Publication number
- JPH066606Y2 JPH066606Y2 JP1985007490U JP749085U JPH066606Y2 JP H066606 Y2 JPH066606 Y2 JP H066606Y2 JP 1985007490 U JP1985007490 U JP 1985007490U JP 749085 U JP749085 U JP 749085U JP H066606 Y2 JPH066606 Y2 JP H066606Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- output
- power supply
- amplifier
- volume
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はパルス信号の増幅器の音量調整回路に関する。
(従来技術) 低周波増幅器の音量調整は、入力レベルを調整して行う
のが普通である。例えば第3図に示すようにパルス信号
などの信号源51の出力は可変抵抗器52に供給され、
その調整出力がトランジスタ53、54で構成される増
幅器に加えられ、その出力がスピーカ55で音響出力さ
れる。この増幅器において、トランジスタ53、54の
入力信号レベルが変化すると、トランジスタ53、54
の内部抵抗とコレクタ電流が変化するので、入力信号レ
ベルが比較的大きいとき及び小さいときはトランジスタ
53、54の消費電力は少ないが、入力信号レベルが中
間のとき、消費電力が大きく、発熱量も大きい。このた
め放熱板を必要とする。
のが普通である。例えば第3図に示すようにパルス信号
などの信号源51の出力は可変抵抗器52に供給され、
その調整出力がトランジスタ53、54で構成される増
幅器に加えられ、その出力がスピーカ55で音響出力さ
れる。この増幅器において、トランジスタ53、54の
入力信号レベルが変化すると、トランジスタ53、54
の内部抵抗とコレクタ電流が変化するので、入力信号レ
ベルが比較的大きいとき及び小さいときはトランジスタ
53、54の消費電力は少ないが、入力信号レベルが中
間のとき、消費電力が大きく、発熱量も大きい。このた
め放熱板を必要とする。
上記問題点を改善するため、出力トランジスタの動作時
間巾(デューティ)をコントロールして音量調整するも
のが提案されているが、出力信号の波形が変形して音質
が変化するという問題が生じる。
間巾(デューティ)をコントロールして音量調整するも
のが提案されているが、出力信号の波形が変形して音質
が変化するという問題が生じる。
(考案の目的) 本考案はトランジスタの飽和領域で動作する増幅器に供
給する直流電源電圧を変化させて出力レベルを変化さ
せ、トランジスタの消費電力を小さくすることを目的と
する。従って放熱板面積を小さくすることを目的とす
る。
給する直流電源電圧を変化させて出力レベルを変化さ
せ、トランジスタの消費電力を小さくすることを目的と
する。従って放熱板面積を小さくすることを目的とす
る。
また本考案は音量を変化させたときも出力の信号波形を
変形させず、従って歪が小さいとともに音質の変化がな
い音量調整回路を提供することを目的とする。
変形させず、従って歪が小さいとともに音質の変化がな
い音量調整回路を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は出力増幅器用の電源回路を備え、この電源回路
で音量調整に応じた電圧を発生し、増幅器に供給する電
源電圧を変化させるものである。
で音量調整に応じた電圧を発生し、増幅器に供給する電
源電圧を変化させるものである。
(実施例) ウーウー音、ファンファン音、カンカン音、ピーピー音
など警報音をパルス周波数とパルス巾の変化によって発
生するアラームホーンのパルス信号源1は可変抵抗2、
抵抗3及びコンデンサ4よりなる接続回路を介してトラ
ンジスタ5に接続される。トランジスタ5の出力はエミ
ッタから出力トランジスタ6のベースに供給される。ト
ランジスタ6のコレクタはスピーカ7に接続され、スピ
ーカ7から音響出力される。トランジスタ6は入力信号
が比較的低レベルの一定以上のレベルが加わるとき、電
源電圧の大きにかかわらず飽和領域で動作し、オンオフ
動作するよう設定されている。トランジスタ5のコレク
タは周知の直流電圧源(図示しない。)に接続される
が、出力トランジスタ6のコレクタは次に説明する電源
回路に接続される。
など警報音をパルス周波数とパルス巾の変化によって発
生するアラームホーンのパルス信号源1は可変抵抗2、
抵抗3及びコンデンサ4よりなる接続回路を介してトラ
ンジスタ5に接続される。トランジスタ5の出力はエミ
ッタから出力トランジスタ6のベースに供給される。ト
ランジスタ6のコレクタはスピーカ7に接続され、スピ
ーカ7から音響出力される。トランジスタ6は入力信号
が比較的低レベルの一定以上のレベルが加わるとき、電
源電圧の大きにかかわらず飽和領域で動作し、オンオフ
動作するよう設定されている。トランジスタ5のコレク
タは周知の直流電圧源(図示しない。)に接続される
が、出力トランジスタ6のコレクタは次に説明する電源
回路に接続される。
電源回路は商用交流電源端子11、12を有し、端子1
1、12に交流電圧が印加される。端子11、12間の
交流は4個のダイオード13〜16で全波整流され、第
2図(A)の出力を得る。抵抗17と可変抵抗18は制
御トランジスタ19のベース電流を可変する回路であっ
て、可変抵抗18の調整により、その出力端子20に第
2図(B)の信号を得る。第2図(B)の出力によって
制御トランジスタ19のコレクタの出力は、第2図
(B)のレベルが一定以上のときオンとなり、第2図
(C)の通りなる。この第2図(C)の信号によりトラ
ンジスタ21のオンオフが制御されて、その出力はコン
デンサ22、23によって平滑されて、第2図(D)と
なる。この第2図(D)の直流電圧が出力トランジスタ
6に供給され、トランジスタ6を動作させる。
1、12に交流電圧が印加される。端子11、12間の
交流は4個のダイオード13〜16で全波整流され、第
2図(A)の出力を得る。抵抗17と可変抵抗18は制
御トランジスタ19のベース電流を可変する回路であっ
て、可変抵抗18の調整により、その出力端子20に第
2図(B)の信号を得る。第2図(B)の出力によって
制御トランジスタ19のコレクタの出力は、第2図
(B)のレベルが一定以上のときオンとなり、第2図
(C)の通りなる。この第2図(C)の信号によりトラ
ンジスタ21のオンオフが制御されて、その出力はコン
デンサ22、23によって平滑されて、第2図(D)と
なる。この第2図(D)の直流電圧が出力トランジスタ
6に供給され、トランジスタ6を動作させる。
本考案の上記回路において、可変抵抗18を調整する
と、トランジスタ6に印加される直流電圧の大きさが変
化し、このためトランジスタ6の出力信号レベルは直流
電圧値に制限されてレベルが変化するので、結果として
音量調整されることとなる。実施例において可変抵抗2
を備えているが、これは必ずしも必要でない。また可変
抵抗18と連動させて音量調整範囲を大きくすることが
できる。
と、トランジスタ6に印加される直流電圧の大きさが変
化し、このためトランジスタ6の出力信号レベルは直流
電圧値に制限されてレベルが変化するので、結果として
音量調整されることとなる。実施例において可変抵抗2
を備えているが、これは必ずしも必要でない。また可変
抵抗18と連動させて音量調整範囲を大きくすることが
できる。
(考案の効果) 本考案は出力トランジスタ6を飽和領域で動作させてオ
ンオフ動作させ、出力トランジスタ6に供給する電源電
圧値を変化させ、トランジスタ6の出力信号レベルをこ
の電源電圧値で制限するから、出力トランジスタ6はい
つもオンオフ動作を行い、従って出力トランジスタ6の
消費電力は小さく、出力レベルが変化するともほぼ一定
である。この結果、放熱板は不要になるか、小さくでき
る。本考案の場合、トランジスタのオンオフ動作は出力
レベルが変化するときも同じであるから、音質の変化は
ない。
ンオフ動作させ、出力トランジスタ6に供給する電源電
圧値を変化させ、トランジスタ6の出力信号レベルをこ
の電源電圧値で制限するから、出力トランジスタ6はい
つもオンオフ動作を行い、従って出力トランジスタ6の
消費電力は小さく、出力レベルが変化するともほぼ一定
である。この結果、放熱板は不要になるか、小さくでき
る。本考案の場合、トランジスタのオンオフ動作は出力
レベルが変化するときも同じであるから、音質の変化は
ない。
本考案の実施例において、音量調整に応じて電源電圧値
を調整する電源回路は、トランジスタ21のオンオフ動
作によって構成されているから、この電源回路での消費
電力も小さい。
を調整する電源回路は、トランジスタ21のオンオフ動
作によって構成されているから、この電源回路での消費
電力も小さい。
なお電源回路は上記実施例に限らず、その他の電圧調整
回路を使用することができる。
回路を使用することができる。
第1図は本考案の音量調整回路の回路図、第2図は第1
図の回路の動作を説明するタイムチャート、第3図は従
来の音量調整回路の回路図である。 5、6はトランジスタ、18は可変抵抗、 21はトランジスタ
図の回路の動作を説明するタイムチャート、第3図は従
来の音量調整回路の回路図である。 5、6はトランジスタ、18は可変抵抗、 21はトランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】入力パルス信号をトランジスタの飽和領域
で増幅する増幅器において、交流電源を整流して得られ
る脈流波形の導通角を制御する手段を備え、上記手段に
より、上記増幅器に供給する直流電源電圧の値を変化さ
せて出力信号レベルを調整し、音量調整することを特徴
とする音量調整回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985007490U JPH066606Y2 (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | 音量調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985007490U JPH066606Y2 (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | 音量調整回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61124112U JPS61124112U (ja) | 1986-08-05 |
JPH066606Y2 true JPH066606Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=30485889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985007490U Expired - Lifetime JPH066606Y2 (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | 音量調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066606Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS602651Y2 (ja) * | 1978-05-18 | 1985-01-25 | パイオニア株式会社 | パルス巾変調増幅器の出力調整装置 |
-
1985
- 1985-01-22 JP JP1985007490U patent/JPH066606Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61124112U (ja) | 1986-08-05 |
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